JPH0199704A - 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 - Google Patents
金属ストリップまたは箔の積層圧延方法Info
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- JPH0199704A JPH0199704A JP62254776A JP25477687A JPH0199704A JP H0199704 A JPH0199704 A JP H0199704A JP 62254776 A JP62254776 A JP 62254776A JP 25477687 A JP25477687 A JP 25477687A JP H0199704 A JPH0199704 A JP H0199704A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/40—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling foils which present special problems, e.g. because of thinness
-
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- B21B1/38—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling sheets of limited length, e.g. folded sheets, superimposed sheets, pack rolling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は金属ストリップまたは箔の積層圧延方法、特
に厚みがたとえばlO〜300umの薄い金属ストリッ
プまたは箔を製造する積層圧延法に関する。
に厚みがたとえばlO〜300umの薄い金属ストリッ
プまたは箔を製造する積層圧延法に関する。
(従来の技術)
従来、アルミ箔の製造に積層圧延法が用いられている。
たとえば、特公昭57−7303号公報は積層圧延法に
よる反射板用アルミニウム箔の製造方法を開示している
。
よる反射板用アルミニウム箔の製造方法を開示している
。
この積層圧延法では、予め金属ストリップA。
Bをそれぞれ圧延限界近くまで薄く通常圧延により圧延
し、コイルに巻き取る。これら金属ストリップA、Bは
板幅、板厚および変形抵抗がそれぞれ大体において等し
い。金属ストリップA、 Hのコイルは、それぞれ第4
図に示すように第1@戻り−ル31および第2巻戻リー
ル32にセットする。ついで、第1巻戻リール31およ
び第2巻戻リール32からそれぞれ金属ストリップA、
Bを巻き戻し、2条重ね合せて圧延機5により圧下率5
0を程度で圧延しながら1条の積層ストリップCとして
巻取り−ル33で巻き取る。圧延はlパスである。巻き
取った金属ストリップA、Bを巻き戻しながら分離する
と、2条の薄い金属ストリップまたは箔が得られる。積
層圧延法は薄い金属ストリップまたは箔を効率よく製造
することができる。
し、コイルに巻き取る。これら金属ストリップA、Bは
板幅、板厚および変形抵抗がそれぞれ大体において等し
い。金属ストリップA、 Hのコイルは、それぞれ第4
図に示すように第1@戻り−ル31および第2巻戻リー
ル32にセットする。ついで、第1巻戻リール31およ
び第2巻戻リール32からそれぞれ金属ストリップA、
Bを巻き戻し、2条重ね合せて圧延機5により圧下率5
0を程度で圧延しながら1条の積層ストリップCとして
巻取り−ル33で巻き取る。圧延はlパスである。巻き
取った金属ストリップA、Bを巻き戻しながら分離する
と、2条の薄い金属ストリップまたは箔が得られる。積
層圧延法は薄い金属ストリップまたは箔を効率よく製造
することができる。
(発明が解決しようとする問題点)
従来技術ではlパス以上、1冷延工程で圧延、すなわち
多パス連続圧延することは、以下に示す理由から不可能
であった。
多パス連続圧延することは、以下に示す理由から不可能
であった。
たとえば、ステンレス、チタンなどの変形抵抗が60k
gf/ff1m2以上の硬質板材を重ねて、材料温度が
300℃以下で冷間または温間圧延しようとすると、取
り得る圧下量はlパス当り30%程度が限界となる。こ
れはヒートストリークなど冷延製品の表面性状を劣化さ
せる問題が生じるからである。
gf/ff1m2以上の硬質板材を重ねて、材料温度が
300℃以下で冷間または温間圧延しようとすると、取
り得る圧下量はlパス当り30%程度が限界となる。こ
れはヒートストリークなど冷延製品の表面性状を劣化さ
せる問題が生じるからである。
また、重ね合わされてコイル状に巻かれた2条のストリ
ップは、外側のストリップが内側のものより板厚だけ巻
取り径が大きくなっている。したがって、コイルを巻き
戻す際、外側のストリップは内側のものより若干長く巻
き戻されるので、外側のストリップに作用する張力は内
側のものに比べて小さくなる。一方、圧延時の張力の大
きさは板厚に影響する。しかし、従来の積層圧延では2
条のストリップに張力差がある状態で圧延がなされてい
たので、板厚精度の高い製品を得ることは困難であった
。
ップは、外側のストリップが内側のものより板厚だけ巻
取り径が大きくなっている。したがって、コイルを巻き
戻す際、外側のストリップは内側のものより若干長く巻
き戻されるので、外側のストリップに作用する張力は内
側のものに比べて小さくなる。一方、圧延時の張力の大
きさは板厚に影響する。しかし、従来の積層圧延では2
条のストリップに張力差がある状態で圧延がなされてい
たので、板厚精度の高い製品を得ることは困難であった
。
そこで、この発明は硬質の材料であっても、表面性状に
優れ、高い板厚精度をもった薄い金属ストリップまたは
箔を製造することができる積層圧延法を提供しようとす
るものである。
優れ、高い板厚精度をもった薄い金属ストリップまたは
箔を製造することができる積層圧延法を提供しようとす
るものである。
(問題点を解決するための手段)
この発明による金属ストリップまたは箔の積層圧延方法
は、板幅、板厚および変形抵抗がそれぞれ大体において
等しい2条の金属ストリップを互いに重ね合せ、1条の
積層ストリップとして巻き取ったコイルを出発材料とす
る。リバーシブルミルの前後にぞれぞれ配置した巻取・
巻戻機の一方から前記コイルを2条のストリップに分離
して繰り出し、各ストリップを上下対となフたデフレク
タ−ロールでそれぞれ案内する。ついで、2条のストリ
ップの間の張力差を検出し、この検出値に基づいて前記
張力差を消去するようにデフレクタ−ロールの高さ位置
を調節する。そして、前記ストリップを再び重ね合せた
状態で前記リバーシブルミルにより圧延し、積層した2
条のストリップを他方の巻取・巻戻機でコイルを巻き取
る。前記圧延は少くとも2パス行なう。
は、板幅、板厚および変形抵抗がそれぞれ大体において
等しい2条の金属ストリップを互いに重ね合せ、1条の
積層ストリップとして巻き取ったコイルを出発材料とす
る。リバーシブルミルの前後にぞれぞれ配置した巻取・
巻戻機の一方から前記コイルを2条のストリップに分離
して繰り出し、各ストリップを上下対となフたデフレク
タ−ロールでそれぞれ案内する。ついで、2条のストリ
ップの間の張力差を検出し、この検出値に基づいて前記
張力差を消去するようにデフレクタ−ロールの高さ位置
を調節する。そして、前記ストリップを再び重ね合せた
状態で前記リバーシブルミルにより圧延し、積層した2
条のストリップを他方の巻取・巻戻機でコイルを巻き取
る。前記圧延は少くとも2パス行なう。
上記圧延において、バス数は2〜8程度である。各バス
の圧下率は大体において5〜25%であり、トータル圧
下率は50〜80%である。
の圧下率は大体において5〜25%であり、トータル圧
下率は50〜80%である。
張力差を検出するには、ロードセル式、磁気増幅式など
公知の張力検出器を用いる。デフレクタ−ロールの高さ
位置の調節は、ロールを支持するロールチョックを油圧
、電動などで変位させて行なう。デフレクタ−ロールの
高さ位置の調節は上下対のデフレクタ−ロールのいずれ
か一方であってもよい。
公知の張力検出器を用いる。デフレクタ−ロールの高さ
位置の調節は、ロールを支持するロールチョックを油圧
、電動などで変位させて行なう。デフレクタ−ロールの
高さ位置の調節は上下対のデフレクタ−ロールのいずれ
か一方であってもよい。
・(作用)
この発明では、前後にぞれぞれ巻取・巻戻機が配置され
たリバーシブルミルにより圧延するので、lパス以上の
圧延を連続して行なうことができる。したがって、各バ
スの圧下率は小さくてすみ、ヒートストリークなどを生
じない。
たリバーシブルミルにより圧延するので、lパス以上の
圧延を連続して行なうことができる。したがって、各バ
スの圧下率は小さくてすみ、ヒートストリークなどを生
じない。
また、2条のストリップの間の張力差を検出し、この検
出値に基づいて張力差を消去するようにデフレクタ−ロ
ールの高さ位置を調節する。したがって、2条のストリ
ップは共に等しい張力で圧延されるので、両ストリップ
の板厚は互いに等しくなる。
出値に基づいて張力差を消去するようにデフレクタ−ロ
ールの高さ位置を調節する。したがって、2条のストリ
ップは共に等しい張力で圧延されるので、両ストリップ
の板厚は互いに等しくなる。
(実施例)
板幅150n+m、板厚0.2mmのステンレス鋼(S
O5430)のストリップを積層圧延する場合を例とし
て実施例を説明する。なお、このストリップの引張試験
から求めた降伏応力式は、 a、 = 90.04 (e + 0.003)” I
8’ kgf/mm2である。
O5430)のストリップを積層圧延する場合を例とし
て実施例を説明する。なお、このストリップの引張試験
から求めた降伏応力式は、 a、 = 90.04 (e + 0.003)” I
8’ kgf/mm2である。
ただし、ε=−交n(1−rt)
rも ニド−タル圧下率
第1図に示すように、予めストリップAのコイルを巻戻
リール1に、ストリップBのコイルをもう一つの巻戻リ
ール2にセットする。ついで、ストリップAとBを重ね
合せて一条の積層ストリップCとし、巻取り−ル3で巻
き取り、出発コイルを準備する。また、第1図の中には
示していはいないが、ストリップAとBは板幅がずれな
いようにして巻取り−ル3で巻き取る。
リール1に、ストリップBのコイルをもう一つの巻戻リ
ール2にセットする。ついで、ストリップAとBを重ね
合せて一条の積層ストリップCとし、巻取り−ル3で巻
き取り、出発コイルを準備する。また、第1図の中には
示していはいないが、ストリップAとBは板幅がずれな
いようにして巻取り−ル3で巻き取る。
第2図は、この発明の方法を実施するりパージングミル
の一例を示している。
の一例を示している。
圧延機5は、ワークロール6およびバックアップロール
7よりなるリバーシブル4段圧延機である。ワークロー
ルの直径は165mm 、胴長は400mmであり、バ
ックアップロールの直径は480mm 、胴長は400
mmである。圧延機5の入側および出側にそれぞれ巻取
・巻戻リール8,9を配置している。また、圧延機5の
入側と出側にそれぞれデフレクタ−ロール11,12,
17.18を設置している。
7よりなるリバーシブル4段圧延機である。ワークロー
ルの直径は165mm 、胴長は400mmであり、バ
ックアップロールの直径は480mm 、胴長は400
mmである。圧延機5の入側および出側にそれぞれ巻取
・巻戻リール8,9を配置している。また、圧延機5の
入側と出側にそれぞれデフレクタ−ロール11,12,
17.18を設置している。
第3図に示すように、上側のデフレクタ−ロール17.
18を保持するロールチョック21は、板幅方向にスラ
イド可能なベース22に油圧シリンダー23を介して支
持されている。また、ロールチョック21にはハウジン
グ (図示しない)に固定された油圧シリンダー25が
連結されている。この油圧シリンダー25の駆動により
、ロールチョック21はデフレクタ−ロール17.18
と一体となって板幅方向にスライドする。また、各ロー
ルチョック21にはロードセル2フが組み込まれている
。ロードセル27はストリップA、Hの張力を検出し、
張力信号aを制御装置29に出力する。制御装置29は
張力信号aに基づきストリップA、B間の張力差および
ワークサイドとドライブサイドとの間の張力差を検出を
求め、上側のデフレクタ−ロール17.18の所要の高
さ位置および板幅方向位置を演算する。
18を保持するロールチョック21は、板幅方向にスラ
イド可能なベース22に油圧シリンダー23を介して支
持されている。また、ロールチョック21にはハウジン
グ (図示しない)に固定された油圧シリンダー25が
連結されている。この油圧シリンダー25の駆動により
、ロールチョック21はデフレクタ−ロール17.18
と一体となって板幅方向にスライドする。また、各ロー
ルチョック21にはロードセル2フが組み込まれている
。ロードセル27はストリップA、Hの張力を検出し、
張力信号aを制御装置29に出力する。制御装置29は
張力信号aに基づきストリップA、B間の張力差および
ワークサイドとドライブサイドとの間の張力差を検出を
求め、上側のデフレクタ−ロール17.18の所要の高
さ位置および板幅方向位置を演算する。
演算結果は油圧シリンダー、23.25へ操作信号すと
して出力される。
して出力される。
上記制御において、たとえば上側のストリップAの張力
が下側のストリップBのものより大きいとすると、上側
のデフレクタ−ロール17.18の位置を下げる。スト
リップA、B間の張力差をなくすことにより、ストリッ
プA、Bは等しい張力のもとて圧延され、等しい板厚の
ストリップA、 Bを得ることができる。
が下側のストリップBのものより大きいとすると、上側
のデフレクタ−ロール17.18の位置を下げる。スト
リップA、B間の張力差をなくすことにより、ストリッ
プA、Bは等しい張力のもとて圧延され、等しい板厚の
ストリップA、 Bを得ることができる。
また、ワークサイドとドライブサイドとの間の張力差に
より、ストリップA、Hの板幅方向のずれを知ることが
できる。たとえば、ストリップA、Bのエツジがパスラ
インから遠ざかるようにずれた側の張力は、反対側の張
力よりも小さい。
より、ストリップA、Hの板幅方向のずれを知ることが
できる。たとえば、ストリップA、Bのエツジがパスラ
インから遠ざかるようにずれた側の張力は、反対側の張
力よりも小さい。
したがって、ワークサイドとドライブサイドとの間の張
力差がストリップA、Bとの間で異なっていると、スト
リップA、Hの間に板幅方向のずれがあることになる。
力差がストリップA、Bとの間で異なっていると、スト
リップA、Hの間に板幅方向のずれがあることになる。
板幅方向のずれがあると、ストリップA、Hのエツジ部
が第5図に示すように切断、剥111eする。そして、
切断あるいは剥離したチップが中間ロールに噛み込んだ
り、あるいはフープ状で圧延ロールに巻き付いたりして
、場合によっては圧延を中断しなければならない。そこ
で、この実施例では上記のように上側のデフレクタ−ロ
ール17.18の板幅方向位置も制御するようにしてい
る。すなわち、油圧シリンダー25を駆動して、ずれが
生じた側とは反対側にデフレクタ−ロール17.18を
スライドさせ、ストリップA、 Bのずれを解消する
。なお、張力差とずれとの関係を予め実機で実験により
求めることができ、この結果を制御コンピューターに記
憶させておく。
が第5図に示すように切断、剥111eする。そして、
切断あるいは剥離したチップが中間ロールに噛み込んだ
り、あるいはフープ状で圧延ロールに巻き付いたりして
、場合によっては圧延を中断しなければならない。そこ
で、この実施例では上記のように上側のデフレクタ−ロ
ール17.18の板幅方向位置も制御するようにしてい
る。すなわち、油圧シリンダー25を駆動して、ずれが
生じた側とは反対側にデフレクタ−ロール17.18を
スライドさせ、ストリップA、 Bのずれを解消する
。なお、張力差とずれとの関係を予め実機で実験により
求めることができ、この結果を制御コンピューターに記
憶させておく。
上記設備において、圧延機入側の巻取・巻戻リール8に
前記コイルをセットし、ついでコイルを8バス、リバー
ス圧延した。圧延速度は low/win 、張力は2
0〜40 kgf/i+m2.各バスの圧下率は5〜2
0にであった。また、潤滑油として鉱物油を用いた。
前記コイルをセットし、ついでコイルを8バス、リバー
ス圧延した。圧延速度は low/win 、張力は2
0〜40 kgf/i+m2.各バスの圧下率は5〜2
0にであった。また、潤滑油として鉱物油を用いた。
このような方法で圧延したところ、0.2mmから0.
05mmまで板厚149.5 Ilmの製品を安定して
製造することができた。なお、従来法による場合、板厚
0.1mm程度で圧延限界に入り、これよりも薄い板は
製造できなかった。
05mmまで板厚149.5 Ilmの製品を安定して
製造することができた。なお、従来法による場合、板厚
0.1mm程度で圧延限界に入り、これよりも薄い板は
製造できなかった。
この発明は上記実施例に限られるものではなく、たとえ
ばデフレクタ−ロールの高さ位置のみを制御するように
してもよい。
ばデフレクタ−ロールの高さ位置のみを制御するように
してもよい。
また、上記デフレクタ−ロールを水平面内で回転可能と
し、ストリップA、Bのずれを解消するようにしてもよ
い。すなわち、デフレクタ−ロールが水平面内で回転す
るように、ロールチョックをサーボモーターなどにより
変位させる。また、回転角検出器によってデフレクタ−
ロールの回転角を検出する。ストリップA、Bにずれが
生じた場合、圧延機入側または出側において検出したス
トリップA、Bの板幅方向の位置に基づいてデフレクタ
−ロールの所要の回転角を求め、サーボモーターにより
デフレクタ−ロールの回転角を調節し、ずれを消去する
。回転方向は、ストリップのエツジがパスラインから遠
ざかるようにずれた側のロールチョックが圧延機に向か
って前進し、反対側のチョックが後退するような方向で
ある。
し、ストリップA、Bのずれを解消するようにしてもよ
い。すなわち、デフレクタ−ロールが水平面内で回転す
るように、ロールチョックをサーボモーターなどにより
変位させる。また、回転角検出器によってデフレクタ−
ロールの回転角を検出する。ストリップA、Bにずれが
生じた場合、圧延機入側または出側において検出したス
トリップA、Bの板幅方向の位置に基づいてデフレクタ
−ロールの所要の回転角を求め、サーボモーターにより
デフレクタ−ロールの回転角を調節し、ずれを消去する
。回転方向は、ストリップのエツジがパスラインから遠
ざかるようにずれた側のロールチョックが圧延機に向か
って前進し、反対側のチョックが後退するような方向で
ある。
さらにまた、各ストリップの板幅方向の位置をイメージ
センサ−1空気式位置センサー゛などにより検出するよ
うにしてもよい。
センサ−1空気式位置センサー゛などにより検出するよ
うにしてもよい。
(発明の効果)
この発明では、前後にぞれぞれ巻取・巻戻機を配置した
リバーシブルミルにより圧延するのて、2パス以上の圧
延を連続して行なうことができる。したがって、各パス
の圧下率は小さくてすみ、ビートストリークなどを生し
ることなく、スデンレス、チタン等の変形抵抗が高い硬
質材料であっても、表面性状に優れた薄い金属ストリッ
プまたは箔を効率よく製造することができる。
リバーシブルミルにより圧延するのて、2パス以上の圧
延を連続して行なうことができる。したがって、各パス
の圧下率は小さくてすみ、ビートストリークなどを生し
ることなく、スデンレス、チタン等の変形抵抗が高い硬
質材料であっても、表面性状に優れた薄い金属ストリッ
プまたは箔を効率よく製造することができる。
また、2条のストリップは共に等しい張力で圧延される
ので、両ストリップの板厚は互いに等しくなり、板厚精
度の高い金属ストリップまたは箔を得ることができる。
ので、両ストリップの板厚は互いに等しくなり、板厚精
度の高い金属ストリップまたは箔を得ることができる。
第1図は2条のストリップを一つのコイルに巻き取る方
法を説明する図面、第2図はこの発明の方法を実施する
りパージングミルの一例を示すミル構成図、第3図はこ
の発明の方法を実施に用いられるデフレクタ−ロールお
よびロールスライド装置の例を示す斜視図、第4図は従
来法を実施するミルの一例を示すミル構成図、ならびに
第5図はストリップの板幅方向のずれ晴とトータル圧下
率との関係およびエツジ部の切断あるいは剥離状況の一
例を示す線図である。 1・・・第1巻戻リール、2・・・第2巻戻リール、3
・・・巻取リール、5・・・リバーシブル圧延機、6・
・・ワークロール、7・・・バックアップロール、8.
9・・・巻取・巻戻リール、11,12,17.18・
・・デフレクタ−ロール、21・・・ロールチョック、
23.25・・・油圧シリンダー、27・・・張力検出
器、29・・・制御装置、A、B・・・ストリップ、C
−・・積層ストリップ。
法を説明する図面、第2図はこの発明の方法を実施する
りパージングミルの一例を示すミル構成図、第3図はこ
の発明の方法を実施に用いられるデフレクタ−ロールお
よびロールスライド装置の例を示す斜視図、第4図は従
来法を実施するミルの一例を示すミル構成図、ならびに
第5図はストリップの板幅方向のずれ晴とトータル圧下
率との関係およびエツジ部の切断あるいは剥離状況の一
例を示す線図である。 1・・・第1巻戻リール、2・・・第2巻戻リール、3
・・・巻取リール、5・・・リバーシブル圧延機、6・
・・ワークロール、7・・・バックアップロール、8.
9・・・巻取・巻戻リール、11,12,17.18・
・・デフレクタ−ロール、21・・・ロールチョック、
23.25・・・油圧シリンダー、27・・・張力検出
器、29・・・制御装置、A、B・・・ストリップ、C
−・・積層ストリップ。
Claims (1)
- 板幅、板厚および変形抵抗がそれぞれ大体において等し
い2条の金属ストリップを互いに重ね合せ、1条の積層
ストリップとして巻き取ったコイルを圧延する方法にお
いて、リバーシブルミルの前後にぞれぞれ配置した巻取
・巻戻機の一方から前記コイルを2条のストリップに分
離して繰り出し、各ストリップを上下対となったデフレ
クターロールでそれぞれ案内し、2条のストリップの間
の張力差を検出し、この検出値に基づいて前記張力差を
消去するようにデフレクターロールの高さ位置を調節し
、前記ストリップを再び重ね合せた状態で前記リバーシ
ブルミルにより圧延し、積層した2条のストリップを他
方の巻取・巻戻機でコイルを巻き取り、前記圧延を少く
とも2パス行なうことを特徴とする金属ストリップまた
は箔の積層圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62254776A JPH0199704A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62254776A JPH0199704A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0199704A true JPH0199704A (ja) | 1989-04-18 |
Family
ID=17269725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62254776A Pending JPH0199704A (ja) | 1987-10-12 | 1987-10-12 | 金属ストリップまたは箔の積層圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0199704A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016074005A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | アルミ箔ダブリング圧延設備の制御装置 |
EP3363551A1 (de) * | 2017-02-15 | 2018-08-22 | Primetals Technologies Germany GmbH | Steuerverfahren zum walzen von geschichtetem stahl |
-
1987
- 1987-10-12 JP JP62254776A patent/JPH0199704A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016074005A (ja) * | 2014-10-07 | 2016-05-12 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | アルミ箔ダブリング圧延設備の制御装置 |
EP3363551A1 (de) * | 2017-02-15 | 2018-08-22 | Primetals Technologies Germany GmbH | Steuerverfahren zum walzen von geschichtetem stahl |
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