JPH0245925B2 - Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho - Google Patents
KinzokuseidaibanshiitozainoshodonhohoInfo
- Publication number
- JPH0245925B2 JPH0245925B2 JP25989986A JP25989986A JPH0245925B2 JP H0245925 B2 JPH0245925 B2 JP H0245925B2 JP 25989986 A JP25989986 A JP 25989986A JP 25989986 A JP25989986 A JP 25989986A JP H0245925 B2 JPH0245925 B2 JP H0245925B2
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- JP
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- sheet material
- large sheet
- annealing
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- stacking
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Links
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- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims description 16
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、LNGタンク及び新幹線ボデイ等に
使用される純アルミ及びアルミ合金の大板シート
材の焼鈍方法に関する。
使用される純アルミ及びアルミ合金の大板シート
材の焼鈍方法に関する。
かかる純アルミ及びアルミ合金の大板シート
は、第3図に示すようにコイル材を厚材スリツタ
ーシヤーラインのペイオフリール1にセツトし、
ペイオフリール1から巻戻されていく板材は、厚
板シヤー2で幅方向に切断され成形される。
は、第3図に示すようにコイル材を厚材スリツタ
ーシヤーラインのペイオフリール1にセツトし、
ペイオフリール1から巻戻されていく板材は、厚
板シヤー2で幅方向に切断され成形される。
このように切断された部材である大板シート材
10はまだコイル状態での巻きぐせが残り、ソリ
を有するものであるが、後面のパイリング装置で
巻戻された向きのまま凸状面を上にしてパレツト
3上に積重ねられていく。
10はまだコイル状態での巻きぐせが残り、ソリ
を有するものであるが、後面のパイリング装置で
巻戻された向きのまま凸状面を上にしてパレツト
3上に積重ねられていく。
そして、1コイルの処理終了後、大板シート材
10はパレツト3ごとクレーン8で運び、同じ向
きに積重ねられたままで、台車(図示せず)へ乗
せて焼鈍炉7へ装入し、ここで焼鈍を行う。この
焼鈍の際に、大板シート材10のコイル時につい
た巻ぐせを取るために積重ねた大板シート材10
の上面に重り6を載せている。
10はパレツト3ごとクレーン8で運び、同じ向
きに積重ねられたままで、台車(図示せず)へ乗
せて焼鈍炉7へ装入し、ここで焼鈍を行う。この
焼鈍の際に、大板シート材10のコイル時につい
た巻ぐせを取るために積重ねた大板シート材10
の上面に重り6を載せている。
しかし、前記従来例のごとく、コイルを巻戻し
たままパイリングされた状態では、大板シート材
10のソリの向上が同一方向なので、シート材相
互が密に当接し、焼鈍時に次工程における加工精
度向上及び製品価値を上げるために歪を矯正する
目的で重りを載せているが、歪み取りの効果が薄
い。
たままパイリングされた状態では、大板シート材
10のソリの向上が同一方向なので、シート材相
互が密に当接し、焼鈍時に次工程における加工精
度向上及び製品価値を上げるために歪を矯正する
目的で重りを載せているが、歪み取りの効果が薄
い。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、
効果的に歪の矯正が得られる金属製大板シート材
の焼鈍方法を提供することにある。
効果的に歪の矯正が得られる金属製大板シート材
の焼鈍方法を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するため、コイル状態
からペイオフリールで引出して厚板シヤーでペイ
オフリールでコイル状態から引出して幅方向に切
断した部材を、パイリング装置でソリ方向を合わ
せて積重ねてから、または積重ねなしにそのま
ま、1枚又は数枚毎に反転機にかけてソリ方向が
対向するように積重ね、その積重ね上部に重りを
載せて焼鈍炉へ装入することを要旨とするもので
ある。
からペイオフリールで引出して厚板シヤーでペイ
オフリールでコイル状態から引出して幅方向に切
断した部材を、パイリング装置でソリ方向を合わ
せて積重ねてから、または積重ねなしにそのま
ま、1枚又は数枚毎に反転機にかけてソリ方向が
対向するように積重ね、その積重ね上部に重りを
載せて焼鈍炉へ装入することを要旨とするもので
ある。
本発明によれば、大板シート材を1枚又は複数
枚毎にソリ方向を対向して積重ねることにより大
板シート材同士に隙間が出来る。
枚毎にソリ方向を対向して積重ねることにより大
板シート材同士に隙間が出来る。
この隙間が出来ることにより、焼鈍炉において
昇温された大板シート材の硬度が低下してきて隙
間が狭くなり大板シート材全体の歪が矯正され
る。
昇温された大板シート材の硬度が低下してきて隙
間が狭くなり大板シート材全体の歪が矯正され
る。
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明の金属製大板シート材の焼鈍方
法の実施例を示す工程説明図で、前記従来例を示
す第3図と同一構成要素には同一参照番号を付し
たものである。
法の実施例を示す工程説明図で、前記従来例を示
す第3図と同一構成要素には同一参照番号を付し
たものである。
純アルミ及びアルミ合金のコイル材を厚材スリ
ツターシヤーラインのペイオフリール1にセツト
して、このペイオフリール1で巻戻しながら引き
出したものを、厚板シヤー2で幅方向に切断成形
する。
ツターシヤーラインのペイオフリール1にセツト
して、このペイオフリール1で巻戻しながら引き
出したものを、厚板シヤー2で幅方向に切断成形
する。
このように切断した大板シート材10は、パイ
リング装置でパレツト3上に積重ねられる。この
場合、大板シート材10はコイル時での巻きぐせ
を有し、一方向に湾曲するものであるが、前記積
重ねはソリを同一向きに合わせて行なわれる。
リング装置でパレツト3上に積重ねられる。この
場合、大板シート材10はコイル時での巻きぐせ
を有し、一方向に湾曲するものであるが、前記積
重ねはソリを同一向きに合わせて行なわれる。
次いで、パレツト3ごとクレーン8で搬送し、
フイード装置4で1枚又は数枚毎に送り出し、反
転機5にかける。
フイード装置4で1枚又は数枚毎に送り出し、反
転機5にかける。
第2図はこの反転機5の一例を示すもので、両
後端が開口し、この開口から大板シート材10を
内部に取入れる偏平なボツクス5aを架台5b上
に軸支し、該ボツクス5a内に取込み及び送り出
し用のローラ5cを設け、またボツクス5aの外
側に前記ローラ5cの駆動用モータ5dの裏側対
称位置にもう一対取付けるものとする。
後端が開口し、この開口から大板シート材10を
内部に取入れる偏平なボツクス5aを架台5b上
に軸支し、該ボツクス5a内に取込み及び送り出
し用のローラ5cを設け、またボツクス5aの外
側に前記ローラ5cの駆動用モータ5dの裏側対
称位置にもう一対取付けるものとする。
ボツクス5a側の支軸に回動用ギヤ5eを設
け、このギヤ5eと反転駆動用モータ5fのギヤ
5gとを噛合させた。
け、このギヤ5eと反転駆動用モータ5fのギヤ
5gとを噛合させた。
この反転機5では、モータ5dの回転により大
板シート材10を1枚毎又は数枚毎にボツクス5
a内に取入れる。
板シート材10を1枚毎又は数枚毎にボツクス5
a内に取入れる。
大板シート材10がボツクス5aに入つてしま
つたら、シート反転駆動用のモータ5fが作動し
ボツクス5aを180度回転させる。ボツクス5a
が反転後、ローラ駆動用のモータ5dが駆動し、
大板シート材10を送り出す。
つたら、シート反転駆動用のモータ5fが作動し
ボツクス5aを180度回転させる。ボツクス5a
が反転後、ローラ駆動用のモータ5dが駆動し、
大板シート材10を送り出す。
また、反転を必要としない場合にはボツクス5
aを回転させずにおいて大板シート材10をボツ
クス5a内に単に通過させればよい。
aを回転させずにおいて大板シート材10をボツ
クス5a内に単に通過させればよい。
このようにして、反転機5にかけられた大板シ
ート材10は、ソリ方向が凹状面同士、凸状面同
士が対向するように積重ねてから、その上部に重
り6を載せて、台車(図示せず)で焼鈍炉7へ装
入し、歪み取りを行う。
ート材10は、ソリ方向が凹状面同士、凸状面同
士が対向するように積重ねてから、その上部に重
り6を載せて、台車(図示せず)で焼鈍炉7へ装
入し、歪み取りを行う。
他の実施例として、厚板シヤー2で切断された
部材を、パイリング装置等での積重ねなしにその
ままライン状において反転機5にかけることも可
能であり、また、さらに他の実施例として反転機
5の使用法も、反転させてソリ方向を変える大板
シート材10のみをこの反転機5にかけ、そのま
まのソリの向きで積重ねるシート材10について
はこの反転機5をバイパスさせてから積重ねるこ
とも考えられる。
部材を、パイリング装置等での積重ねなしにその
ままライン状において反転機5にかけることも可
能であり、また、さらに他の実施例として反転機
5の使用法も、反転させてソリ方向を変える大板
シート材10のみをこの反転機5にかけ、そのま
まのソリの向きで積重ねるシート材10について
はこの反転機5をバイパスさせてから積重ねるこ
とも考えられる。
以上述べたように、本発明の金属製大板シート
材の焼鈍方法は、焼鈍炉へ装入する場合に、大板
シート材同士に隙間を確保でき、この隙間を介し
て大板シート材全体の歪を効果的に矯正できるも
のである。
材の焼鈍方法は、焼鈍炉へ装入する場合に、大板
シート材同士に隙間を確保でき、この隙間を介し
て大板シート材全体の歪を効果的に矯正できるも
のである。
なお、従来方法では矯正後のシート材のうねり
測定値が3mm程度であつたものが、本発明では
1.2mm程度と大巾に矯正度を高めるものとなる。
測定値が3mm程度であつたものが、本発明では
1.2mm程度と大巾に矯正度を高めるものとなる。
第1図は本発明の金属製大板シート材の焼鈍方
法の実施例を示す工程説明図、第2図は本発明で
使用する反転機の一例を示す斜視図、第3図は従
来例を示す工程説明図である。 1……ペイオフリール、2……厚板シヤー、3
……パレツト、4……フイード装置、5……反転
機、5a……ボツクス、5b……架台、5c……
ローラ、5d……モータ、5e……ギヤ、5f…
…モータ、5g……ギヤ、6……重り、7……焼
鈍炉、8……クレーン、10……大板シート材。
法の実施例を示す工程説明図、第2図は本発明で
使用する反転機の一例を示す斜視図、第3図は従
来例を示す工程説明図である。 1……ペイオフリール、2……厚板シヤー、3
……パレツト、4……フイード装置、5……反転
機、5a……ボツクス、5b……架台、5c……
ローラ、5d……モータ、5e……ギヤ、5f…
…モータ、5g……ギヤ、6……重り、7……焼
鈍炉、8……クレーン、10……大板シート材。
Claims (1)
- 1 コイル状態からペイオフリールで引出して厚
板シヤーで幅方向に切断した部材を、パイリング
装置でソリ方向を合わせて積重ねてから、または
積重ねなしにそのまま、1枚又は数枚毎に反転機
にかけてソリ方向が対向するように積重ね、その
積重ね上部に重りを載せて焼鈍炉へ装入すること
を特徴とした金属製大板シート材の焼鈍方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989986A JPH0245925B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25989986A JPH0245925B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115617A JPS63115617A (ja) | 1988-05-20 |
JPH0245925B2 true JPH0245925B2 (ja) | 1990-10-12 |
Family
ID=17340481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25989986A Expired - Lifetime JPH0245925B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | Kinzokuseidaibanshiitozainoshodonhoho |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0245925B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4410835B2 (ja) | 2008-03-28 | 2010-02-03 | 株式会社神戸製鋼所 | アルミニウム合金厚板およびその製造方法 |
CN101979172B (zh) * | 2010-11-29 | 2012-07-04 | 哈尔滨商业大学 | 一种渐进式变形板材矫平装置 |
JP5807615B2 (ja) * | 2012-06-06 | 2015-11-10 | 住友金属鉱山株式会社 | 電気コバルト板の曲がり矯正方法 |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP25989986A patent/JPH0245925B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63115617A (ja) | 1988-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |