JPS6311455Y2 - - Google Patents

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JPS6311455Y2
JPS6311455Y2 JP7202381U JP7202381U JPS6311455Y2 JP S6311455 Y2 JPS6311455 Y2 JP S6311455Y2 JP 7202381 U JP7202381 U JP 7202381U JP 7202381 U JP7202381 U JP 7202381U JP S6311455 Y2 JPS6311455 Y2 JP S6311455Y2
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JP
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gas
gas pipe
air
valve
ignition
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JP7202381U
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JPS57183446U (ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス燃焼制御装置に関し、特に高負荷
燃焼と低負荷燃焼との2つの燃焼状態が切換え自
在のガス燃焼器において点火時と定常燃焼時との
空気比を変えるようにしたガス燃焼制御装置に関
する。
従来から表面燃焼を行なうガス燃焼器において
は、空気比を比較的大すなわち約1.3〜1.5にして
燃焼すると、NOXの発生量が低減することが知
られている。ところが、点火時においては空気比
を比較的小さくすなわち約0.9〜1.1程度に抑えな
いと点火が困難である。したがつて、点火時には
空気比を比較的小にするとともに定常燃焼時には
空気比を比較的大にするようにした制御装置があ
れば便利であろう。
このような点火を容易にするための先行技術
は、特開昭52−67823に示されている。この先行
技術では、燃焼用空気を供給するバーナモータに
よつて、点火前にガス燃焼装置に燃焼用空気を供
給し、燃焼室内に残留する未燃焼ガスを排除す
る。その後、一旦バーナモータへの通電を停止し
て、モータの慣性による回転中に点火を行なう。
これによつて燃焼用空気を減じ、混合濃度を高め
て良好な点火を行なう。
このような先行技術の新たな問題は、燃焼用空
気がモータの慣性回転中に行なわれるので、その
モータの慣性の状態が経年変化などによつて変化
したときには、希望する燃焼用空気を点火のため
に供給することができなくなるおそれが生じる。
本考案の目的は、点火を一層確実に行なうこと
ができるようにするようにしたガス燃焼制御装置
を提供することである。
本考案は、ガス燃焼器には、送風量を点火時お
よび低負荷時に小さく、高負荷時に大きく、切換
え自在の送風機が接続されるとともに、前記小量
送風時において空気比を比較的大にするだけのガ
ス燃料を供給する第1ガス管路と、前記大量送風
時に開弁する開閉弁を備え第1ガス管路からのガ
ス燃料と合わせて空気比を比較的大にするだけの
ガス燃料を供給する第2ガス管路とが並列に接続
され、第1ガス管路の途中から分岐してガス燃焼
器に接続された第3ガス管路が設けられ、その分
岐位置には、点火時に前記ガス燃料の第1ガス管
路および第3ガス管路への流通を許容する状態
と、点火後に第1ガス管路のみへの流通を許容す
る状態とが切換え自在の制御弁が設けられたこと
を特徴とするガス燃焼制御装置である。
以下、図面によつて本考案の実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例の系統図である。
表面燃焼を行なうガス燃焼器を備える暖房機1に
は、空気供給管2の一端部が接続され、空気供給
管2の他端部は送風機3に接続される。この送風
機3は、高速回転と低速回転との2状態が切換可
能なモータ4によつて駆動され、したがつて送風
機3から供給される風量は大小に切換え自在であ
る。また暖房機1には、ガス供給管5の一端部が
接続され、ガス供給管5の他端部には、第1ガス
管路6および第1ガス管路6と並列の第2ガス管
路7の各一端部が共通に接続される。第1および
第2ガス管路6,7の各他端部はガス供給管8を
介してガス燃料たとえば都市ガス供給源9に接続
される。
第1ガス管路6の途中から分岐してガス供給管
5の途中に接続する第3ガス管路10が設けら
れ、前記分岐位置には制御弁11が設けられる。
第2ガス管路7の途中には開閉弁としての電磁弁
12が備えられ、ガス供給管8の途中には電磁弁
13が備えられる。制御弁11は、都市ガス供給
源9からの都市ガスを、第1および第3ガス管路
6,10にそれぞれ流通させる状態と、第1ガス
管路6のみに流通させる状態と、第1、第2ガス
管路6,10へのガスの流通を遮断する状態とを
任意に切換え自在である。第1ガス管路6を流通
する都市ガス量は、送風機3からの送風量が小で
あるときに暖房機1における空気比が比較的大た
とえば約1.3〜1.5程度となるように設定されてい
る。電磁弁12が開弁したときに第2ガス管路7
を流通する都市ガス量は、送風機3からの送風量
が大であるときに、第1ガス管路6からの都市ガ
ス量と合せて、暖房機1における空気比が約1.3
〜1.5程度となるように設定されている。
モータ4の回転速度を大小に制御する制御手段
14は、電磁弁12,13の開閉制御をも行な
う。制御弁11にはマイクロスイツチが備えられ
ており、このマイクロスイツチは制御弁11を点
火のために開弁したときに導通し、そのマイクロ
スイツチの導通によつて制御手段14に入力され
る信号に応じてモータ4が低速回転されるととも
に電磁弁13が開弁する。制御手段14には、高
負荷燃焼を設定するための設定器15からの信号
が入力され、設定器15によつて高負荷燃焼を設
定したときには、電磁弁12が開弁されるととも
に、モータ4の回転速度が大とされる。
第2図は制御弁11の断面図である。この制御
弁11は、たとえばいわゆる押し回し式コツクと
呼ばれるものであり、マイクロスイツチ(図示せ
ず)を備える。制御弁11の本体16内に形成さ
れたガス流路17の一端部には第1ガス管路6の
上流側の部分6aが接続され、ガス流路17の他
端部には第1ガス管路6の下流側の部分6bが接
続される。ガス流路17の途中には回転自在の弁
体18が設けられており、この弁体18には弁孔
19が形成されている。弁体18を回転駆動して
弁孔19が第2図で示すように第1ガス管路部分
6bと同一軸線上に位置したときに、ガス流路1
7が連通する。
弁体18の回転軸線延長上には、ガス流路17
と弁孔20を介して連通するガス室21が形成さ
れており、このガス室21には第3ガス管路10
が接続される。弁孔20を閉塞するための弁体2
2は、ガス室21内に収納されており、ばね23
によつて閉弁方向に付勢されている。
弁体18を回転駆動するには、つまみ24を矢
符25の方向に押し付けながら回転すればよく、
つまみ24を矢符25の方向に押圧すると、駆動
棒26の先端部26aが弁体22の弁棒27に当
接し、それに応じて弁体18がばね23のばね力
に抗して弁座28から離反し、弁孔20が開放さ
れる。つまみ24の矢符25方向への押圧力を解
放すると、駆動棒26はばね29のばね力によつ
て弁棒27から離反し、それに応じて弁体22が
ばね23のばね力によつて弁孔20を塞ぐ。
したがつて、つまみ24を押し回すと、ガス流
路17が連通するとともに弁孔20が開放され、
第1ガス管路部分6aから供給される都市ガスが
第2ガス管路部分6bに導かれるとともに第3ガ
ス管路10に導かれる。
暖房機1の運転を開始するにあたつては、制御
弁11のつまみ24を押し回す。そうすると制御
弁11のマイクロスイツチが導通し、モータ4が
低速回転されるとともに電磁弁13が開弁する。
そのため暖房機1には送風機3から小風量の空気
が供給され、都市ガス供給源9から第1ガス管路
部分6aに都市ガスが導かれる。制御弁11にお
いては、その押し回し操作によつて弁孔19,2
0が開放されているので、第1ガス管路部分6a
からの都市ガスは、第1ガス管路部分6bおよび
第3ガス管路10にそれぞれ導かれる。第1ガス
管路部分6bから供給される都市ガス量は、送風
機3から供給される小風量の空気に対応して空気
比が約1.3〜1.5程度になるように設定されてい
る。そのため、第3ガス管路10から供給される
都市ガス量と第1ガス管路部分6bから都市ガス
量とを加えた量の都市ガスが暖房機1に供給され
るので、暖房機1における空気比は低下して約
0.9〜1.1程度になる。このようにして運転開始時
においては空気比が比較的小に抑えられるので、
暖房機1の表面燃焼を行なう燃焼器が確実かつ安
全に着火する。
前記着火終了後においては、制御弁11のつま
み24から手を離して押圧力を開放する。そうす
ると、弁孔20が弁体22で塞がれるので、第3
ガス管路10が遮断され、第1ガス管路6を介し
てのみ都市ガスが暖房機1に供給される。この定
常燃焼時においては、空気比が約1.3〜1.5程度と
なつているので、NOXの発生量が低減される。
暖房機1における負荷を増大するには設定器1
5によつて高負荷に設定すればよく、そうすれば
モータ4が高速回転されるとともに電磁弁12が
開弁する。それによつて、送風機3からは大風量
の空気が供給されるとともに、第1および第2ガ
ス管路6,7から都市ガスが暖房機1に供給され
る。この高負荷運転時において、暖房機1におけ
る空気比は約1.3〜1.5程度に保たれており、した
がつてNOXの発生量は低く抑えられている。
上述の実施例では、表面燃焼を行なうガス燃焼
器を備える暖房機1に関連して説明したが、本考
案は高負荷燃焼と低負荷燃焼とが切換え自在のガ
ス燃焼器に関連して広く実施することができる。
上述のごとく本考案によれば、簡単な構成によ
り、ガス燃焼器の着火時における空気比を比較的
小にして着火を安全かつ確実に行なうとともに、
低負荷および高負荷の定常燃焼時には空気比を比
較的大にしてNOXの発生量を低減することがで
きる。
また本考案によれば、送風機は点火時および低
負荷時には、小さい送風量で燃焼用空気を供給
し、したがつて点火に適した空気比で点火を行な
うことが可能である。そのため点火を前述の先行
技術に比べて、一層確実に行なうことができるよ
うになる。
また本考案によれば、点火後における低負荷時
には、制御弁から第1ガス管路にのみガス燃料が
供給され、このとき送風機の送風量は小さく開閉
弁は閉じている。点火後において高負荷時には、
制御弁は第1ガス管路にのみガス燃料を供給する
とともに、開閉弁を介してガス燃料が供給され、
このとき送風機の送風量が大きい。こうして点火
時、低負荷時および高負荷時における燃焼状態の
制御を、比較的簡単な構成によつて実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の系統図、第2図は
制御弁11の断面図である。 1……暖房機、3……送風機、6……第1ガス
管路、7……第2ガス管路、10……第3ガス管
路、11……制御弁、12……電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス燃焼器には、送風量を点火時および低負荷
    時に小さく、高負荷時に大きく、切換え自在の送
    風機が接続されるとともに、前記小量送風時にお
    いて空気比を比較的大にするだけのガス燃料を供
    給する第1ガス管路と、前記大量送風時に開弁す
    る開閉弁を備え第1ガス管路からのガス燃料と合
    わせて空気比を比較的大にするだけのガス燃料を
    供給する第2ガス管路とが並列に接続され、第1
    ガス管路の途中から分岐してガス燃焼器に接続さ
    れた第3ガス管路が設けられ、その分岐位置に
    は、点火時に前記ガス燃料の第1ガス管路および
    第3ガス管路への流通を許容する状態と、点火後
    に第1ガス管路のみへの流通を許容する状態とが
    切換え自在の制御弁が設けられたことを特徴とす
    るガス燃焼制御装置。
JP7202381U 1981-05-18 1981-05-18 Expired JPS6311455Y2 (ja)

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JP7202381U JPS6311455Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7202381U JPS6311455Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18

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Publication Number Publication Date
JPS57183446U JPS57183446U (ja) 1982-11-20
JPS6311455Y2 true JPS6311455Y2 (ja) 1988-04-04

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ID=29867811

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JP7202381U Expired JPS6311455Y2 (ja) 1981-05-18 1981-05-18

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JP6831285B2 (ja) * 2017-04-19 2021-02-17 リンナイ株式会社 予混合装置

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JPS57183446U (ja) 1982-11-20

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