JPS6029512A - ガス燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭において使用するたとえばヘアーカー
ラ−、ヘアードライヤー、ヘアーアイロン等のガス燃焼
装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 一般にヘアーカーラ−等においては第１図に示すように
タンク（図示せず）内の液化ガスを気化し、その燃料ガ
スを触媒部１に供給し、いわゆる触媒燃焼して所繁の部
分を加熱するものであるが、燃料ガスを制御するだめの
弁操作体２と、着火スイッチ操作体３を備えている。な
お図中の４は弁作動子、５はレバー、６は着火スイッチ
、７は点火ヒーター、８は本体を示す。

ところで前記弁操作体２は本体８に対し周方向のスライ
ドによってカム部９を介してレノ（−６を動作するよう
にしてあり、一方、点火スイッチ操３ページ 作体３は前記弁操作体２に組み合わされているものの、
押込み式であり、すなわち、２つの操作体の作動方向が
異なり、その操作に両手を使わなければならなく、操作
性が悪い。

また、第２図に示すように点火スイッチ操作体３′を本
体８の先端部に設けるものも見られるが、２つの操作体
が離れた位置にあることから同じく操作性が悪く、組立
性も悪いという問題があった。

発明の目的 本発明は前記従来の問題に留意し、ガス供給および点火
の２つの操作体部の組立性および操作性のよいガス燃焼
装置を提供することを目的とするものである。

発明の構成 前記目的を達成するため、本発明は燃料ガス供給路中に
設けられ、スプリングによって開弁方向に付勢された弁
体と、この弁体に係合し、前記開弁方向のスプリングよ
り強い力で閉弁方向に付勢されたレバーと、第１のスラ
イドにより前記レバーを駆動する操作体と、前記操作体
の第２のスラｔｉｌａＢ３ＧＯ−２９５１２（２） イドによって開閉制御される点火用スイッチを備え、前
記操作体とレバーの遊端部の係合構成は、操作体の内側
にレバーの遊端が当接するカム面を設け、このカム面は
、操作体が点火スイッチを閉成する方向に第１のスライ
ドをするとき、レバーを開弁方向に移動させる第１の傾
斜面を設け、この傾斜面に続き、レバーで操作体をスラ
イド復帰する第２の傾斜面によって形成した構成とした
ものである。この構成により、一つの操作体で燃料ガス
を供給する弁体と点火スイッチの開閉制御ができ、かつ
、点火後においては操作体が継続燃焼に自動復帰すると
とから、操作性がよく、その使い勝手がよく、ま、た、
部品点数を減らして組立性もよくする等の効果をもつも
のである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を第３図〜第７図にもとづき説明
する。

第３図において１０はへアーカーラーの本体であり、図
示下方には液体ガスを入れたタンク（図示せず）がセッ
トされ、上部の内部には燃焼用の５ページ 触媒１１が設けられている。前記タンクの上部には気化
装置１２が設けられ、弁座１３２通気孔１４およびノズ
ル１５を有する弁体１６．空気混合部１７を介して燃料
ガスが触媒１１に供給されるようになっている。前記弁
体１６はスプリング１８によって図示上方に、すなわち
開弁する方向に付勢されている。本体１ｏ内には一端を
枢着したレバー１９が設けられており、このレバー１９
は弁体１６に係合し、スプリング２ｏにより前記弁体１
６を閉弁する方向に付勢している。なお、前記スプリン
グ２０はスプリング１８より力が大きいものとしである
。また本体１ｏにおける弁体１６の一側方部には外部に
つまみ部２１が突出した円弧状の操作体２２が周方向に
回動自在に設けられている。

前記本体１０における操作体２２の一端部に対向した部
分には、前記操作体２２の一端部２２１Ｌによって押圧
されて閉成する点火用スイッチ２３が設けられている。

前記操作体２２の内側には第４図に示すように６、、−
〕・ 前記レバー１９の遊端部が当接し、前記レバー１９を駆
動するためのカム面２４を設けている。このカム面２４
は操作体２２のスイッチを押圧する端部２２＆側が低く
なる２つの傾斜面２４ｉａと２４ｂよりなり、前記２つ
の傾斜面２４ａ、２４ｂ間に前記傾斜面と反対方向に傾
斜したストップ面２４０よシなっており、傾斜面２４ａ
の一端部２２ｉＬ側の端部には立下り面２４ｄを設けで
ある。なお、前記傾斜面２４ｂは２４Ｌより傾斜角度を
犬としている。前記カム面２４に当接するレバー１９の
遊端部には円筒状の転動部材２６が設けられている。な
お、図中の２６はつまみスライド孔、２７は点火ヒータ
、２８は電場電池である。

上記構成において、燃料ガスを送る操作および点火操作
は次のようにして行なわれる。通常はレバー１９がスプ
リングｚ３によって弁体１６を押圧して閉弁している。

このとき操作体２２は第５図に示すようにその一端２２
ｂが点火用スイッチ２３より離れており、点火用スイッ
チ２３はオフとなっている。ここで操作体２２を第１の
スライ７・・−シ ト操作するとレバー１９は傾斜面２４ａで持ち上げられ
、弁体１６はスプリング１８の力で開弁し、燃料ガスを
供給する。次に第６図に示すように操作体２２を第２の
スライドをさせることにより、点火スイッチ２３は操作
体２２の一端２２ａで押されてオンとなり、点火ヒータ
２７は発熱する。

この第６図の点火時に、レバー１９の遊端側は操作体２
２のカム面２４における２４ｂの左端位置にあり、すな
わち斜面２４ｂのもっとも高い位置に押し上げられてい
る。そして前記スイッチ２３の閉成によって点火ヒータ
２７が赤熱し、供給される燃料ガスに点火して触媒燃焼
を行う。

つぎにこの状態において操作体２２より手を離すと、レ
バー１９はスプリング２ｏで強く押されていることから
その遊端部の転動部材２５が傾斜面２４ｂを押す。そし
て分力により操作体２２を左方に押し返し、第７図の状
態となる。すなわち、前記斜面２４ｂと反対の傾斜をも
つストップ面２４０の部分でストップされ、操作体２２
の一端２２１Ｌは点火スイッチ２３から離れ、前記点火
スイッチ２３はオフとなる。この状態ではレバー１９は
斜面２４ｂの右端位置において保持され、弁体１６は完
全に押し下げられていなく、燃料ガスは継続して触媒１
１に供給され、触媒燃焼も継続される。

次に前記第７図の状態より操作体２２を左方に手動スラ
イドすると、レバー１９の遊端はストップ面２４０を乗
シ上げ、第５図の状態にもどる。

このとき、前記レバー１９の遊端は斜面２４ａの端部よ
りはずれるため、スプリング２ｏのカで弁体１６を押し
さげて閉弁し、燃料ガスの供給を断って触媒燃焼を停止
させる。

々お、前記実施例においてストップ面２４０は曲面とし
てもよく、まだ、レバー１９の遊堺を円柱状に形成すれ
ば転動部材２５は省略してもよい。

また、この実施例においては触媒燃焼をさせるものであ
るが、本発明は触媒を用いないガス燃焼装置にも適用で
きるものである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明の９ベー〕
ｊ ガス燃焼装置は一つの操作体の第１．第２のスライド操
作によって弁体の開閉制御と点火スイッチの開閉制御が
できるとともに、点火スイッチを閉成して点火した後に
おいては、弁体を押し下けるレバーの付勢力によって操
作体が点火スイッチを開成する位置でしかも弁体を完全
にしめ切らない位置まで移動し、継続して燃焼ができる
ものであり、その操作性がよく、また、部品点数も少く
、組立が容易であるという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれ従来のガス燃焼装置の要
部断面図、第３図は本発明の一実施例のガス燃焼装置の
要部断面図、第４図は同装置の操１０・・・・・・本体
、１３・・・・・・弁座、１６・・・・・・弁体、１１
８・・・・・・スフリング、１９・川・・レバー、２０
・・・・・・スプリング、２２・・・・・・操作体、２
３・・・・・・点火用スイッチ、２４・・・・・・カム
面。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 ３′ 第３図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）燃料ガス供給路中に設けられ、スプリングによっ
   て開弁方向に付勢された弁体と、前記弁体に係合すると
   ともに一端を枢着され、前記開弁方向に付勢するスプリ
   ングよシ強い力のスプリングで閉弁方向に付勢されたレ
   バーと、第１のスライド動作によシ前記レバーを介して
   弁体を開閉制御する操作体と、前記操作体の第２のスラ
   イドによりこの操作体の一端部で押圧されて開閉制御さ
   れる点火用スイッチを備え、前記操作体は内側に前記レ
   バーの遊端が当接するカム面を有し、前記カム面は、操
   作体が点火スイッチ閉成方向に第１のスライドをすると
   きレバーを開弁方向に移動させる第１の傾斜面と、この
   第１の傾斜面に続き、レバーにより操作体を復帰スライ
   ドさせるだめの第２の傾斜面よりなるガス燃焼装置。 ２ページ
2. （２）カム面における第２の傾斜面は第１の傾斜面より
   傾斜を犬とした特許請求の範囲第１項に記載のガス燃焼
   装置。