JPS63113928A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS63113928A JPS63113928A JP26128886A JP26128886A JPS63113928A JP S63113928 A JPS63113928 A JP S63113928A JP 26128886 A JP26128886 A JP 26128886A JP 26128886 A JP26128886 A JP 26128886A JP S63113928 A JPS63113928 A JP S63113928A
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- JP
- Japan
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- magnetic alloy
- roll
- magnetic recording
- magnetic
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- Pending
Links
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、VTR(ビデオテープレコーダ)、ATR(
オーディオテープレコーダ)、コンピュータ用MT(マ
グネティックテープ)等における磁気記録再生装置に用
いられる磁気記録媒体に関するものである。
オーディオテープレコーダ)、コンピュータ用MT(マ
グネティックテープ)等における磁気記録再生装置に用
いられる磁気記録媒体に関するものである。
従来の技術
近年、磁気記録媒体は、VTR,ATR、コンピュータ
用MT等の分野で盛んに利用されるようになってきた。
用MT等の分野で盛んに利用されるようになってきた。
そして磁気記録媒体は磁気記録密度の向上が要求され、
磁性粉の微粒子化や、磁気記録媒体の磁性層の充填率向
上などの検討がなされている。一方、高記録密度を実現
するための有力な磁気記録媒体として、基板上に磁性合
金を蒸着した磁気記録媒体の検討が進められ、既に一部
September 1984 に記載されている製造
方法及び構成が知られている。以下、第2図および第3
図を参照して上記従来の磁気記録媒体について説明する
。
磁性粉の微粒子化や、磁気記録媒体の磁性層の充填率向
上などの検討がなされている。一方、高記録密度を実現
するための有力な磁気記録媒体として、基板上に磁性合
金を蒸着した磁気記録媒体の検討が進められ、既に一部
September 1984 に記載されている製造
方法及び構成が知られている。以下、第2図および第3
図を参照して上記従来の磁気記録媒体について説明する
。
第2図は、磁気記録媒体の製造装置の概略を示す側面図
である。真空容器31中で、供給ロール32より送り出
された基体33が円筒状キャン34に沿って送られ、巻
取ロール35に巻き取られる。
である。真空容器31中で、供給ロール32より送り出
された基体33が円筒状キャン34に沿って送られ、巻
取ロール35に巻き取られる。
その途中で、るつぼ36内の蒸発源37より蒸発した磁
性合金がマスク38.39によって入射角を制御され、
基体33に付着する。この際、符号40で示すマスク3
8によって制御される最小入射角θ、−は、蒸発源37
が例えば、Co−Ni合金である場合、θmm)Q°に
することが通常行なわれている。
性合金がマスク38.39によって入射角を制御され、
基体33に付着する。この際、符号40で示すマスク3
8によって制御される最小入射角θ、−は、蒸発源37
が例えば、Co−Ni合金である場合、θmm)Q°に
することが通常行なわれている。
このようにして製造された磁気記録媒体は、第3図に示
すようなコラムナー構造を持つことが知られている。す
なわち、基体33上に設けられた磁性合金蒸着膜41中
のコラムナーグレイン42は、法線43とロール巻取走
力向44とのなす決勝面45内で傾斜している。
すようなコラムナー構造を持つことが知られている。す
なわち、基体33上に設けられた磁性合金蒸着膜41中
のコラムナーグレイン42は、法線43とロール巻取走
力向44とのなす決勝面45内で傾斜している。
発明が解決しようとする問題点
しかし、以上のようにコラムナー構造が傾斜している磁
気記録媒体では、第3図に示す法線面45内での磁気特
性が左右対称でないため、磁気記録媒体を走行させて使
用する場合に第3図に示す2方の媒体走行方向47のい
ずれかにおいて、磁気記録再生特性が著しく異なるとい
う問題を有していた。
気記録媒体では、第3図に示す法線面45内での磁気特
性が左右対称でないため、磁気記録媒体を走行させて使
用する場合に第3図に示す2方の媒体走行方向47のい
ずれかにおいて、磁気記録再生特性が著しく異なるとい
う問題を有していた。
本発明は、上記問題を解決するもので、傾斜したコラム
ナー構造を持った磁性合金蒸着膜を有するものであって
、磁気記録再生特性の媒体走行方向依存性を極めて小さ
くすることができ、従って用途を拡大することができる
ようにした磁気記録媒体を提供しようとするものである
。
ナー構造を持った磁性合金蒸着膜を有するものであって
、磁気記録再生特性の媒体走行方向依存性を極めて小さ
くすることができ、従って用途を拡大することができる
ようにした磁気記録媒体を提供しようとするものである
。
問題点を解決するための手段
そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、基体と、この基体上に形成され、基体法線に対し
て傾斜したコラムナー構造を有する第1の磁性合金蒸着
膜と、この第1の磁性合金蒸着膜上に形成され、上記コ
ラムナー構造の傾斜方向とは基体法線に対して対称的に
傾斜したコラムナー構造を有する第2の磁性合金蒸着膜
とより構成されたものである。
段は、基体と、この基体上に形成され、基体法線に対し
て傾斜したコラムナー構造を有する第1の磁性合金蒸着
膜と、この第1の磁性合金蒸着膜上に形成され、上記コ
ラムナー構造の傾斜方向とは基体法線に対して対称的に
傾斜したコラムナー構造を有する第2の磁性合金蒸着膜
とより構成されたものである。
作 用
本発明は上記構成により、磁気特性をロール巻き取り走
行方向に平行な基体法線面内で、基体法線に関して左右
対称に近づけることができ、従って磁気記録再生特性の
媒体走行方向依存性を極めて小さくすることができる。
行方向に平行な基体法線面内で、基体法線に関して左右
対称に近づけることができ、従って磁気記録再生特性の
媒体走行方向依存性を極めて小さくすることができる。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第1図は本発明の一実施例における磁り、記録媒
体を示す断面図である。
する。第1図は本発明の一実施例における磁り、記録媒
体を示す断面図である。
第1図において、■は基体、2は基体1上に形成された
第1の磁性合金蒸着膜、3は第1の磁性合金蒸着膜2上
に形成された第2の磁性合金蒸着膜である。第1の磁性
合金蒸着膜2のコラムナーグレイン4と第2の磁性合金
蒸着膜3のコラムナーグレイン5は法線と走行方向との
なす法線面内で対称的に傾斜されている。
第1の磁性合金蒸着膜、3は第1の磁性合金蒸着膜2上
に形成された第2の磁性合金蒸着膜である。第1の磁性
合金蒸着膜2のコラムナーグレイン4と第2の磁性合金
蒸着膜3のコラムナーグレイン5は法線と走行方向との
なす法線面内で対称的に傾斜されている。
次に上記磁気記録媒体の製造方法について説明する。第
2図に示した装置を用い、るつぼ36内の蒸発源37よ
り蒸発した磁性合金の最小入射角θmmが40°になる
ようにマスク38を設定した。
2図に示した装置を用い、るつぼ36内の蒸発源37よ
り蒸発した磁性合金の最小入射角θmmが40°になる
ようにマスク38を設定した。
そして供給ロール32より送り出された基体1を円筒状
キャン34に沿って送り、巻取りロール35に巻取り、
この間、基体1上に磁性合金を蒸着して第1の磁性合金
蒸着膜2を形成した。次に上記最小入射角0頭が−40
0になるようにマスク38を設定した。そして巻取ロー
ル35、円筒状キャン34及び供給ロール32を逆回転
させ、巻取ロール35より送り出された基板1を円筒状
キャン34に沿って送り、供給ロール32に再度巻き取
り、この間、第1の磁性合金蒸着膜2上に磁性合金を蒸
着して第2の磁性合金蒸着膜3を形成した。
キャン34に沿って送り、巻取りロール35に巻取り、
この間、基体1上に磁性合金を蒸着して第1の磁性合金
蒸着膜2を形成した。次に上記最小入射角0頭が−40
0になるようにマスク38を設定した。そして巻取ロー
ル35、円筒状キャン34及び供給ロール32を逆回転
させ、巻取ロール35より送り出された基板1を円筒状
キャン34に沿って送り、供給ロール32に再度巻き取
り、この間、第1の磁性合金蒸着膜2上に磁性合金を蒸
着して第2の磁性合金蒸着膜3を形成した。
なお、第1の磁性合金蒸着膜2を形成した後、マスク設
定はそのままで、巻取ロール35と供給ロール32を交
換し、再度連続蒸着してもよい。
定はそのままで、巻取ロール35と供給ロール32を交
換し、再度連続蒸着してもよい。
以上のようにして得られた磁気記録媒体をロール巻取方
向に平行にテープ状に裁断し、走行方向を逆転させなが
ら磁気記録再生特性を調べた結果、記録波長0.8μm
で、走行方向の出力差が1dB以内であった。
向に平行にテープ状に裁断し、走行方向を逆転させなが
ら磁気記録再生特性を調べた結果、記録波長0.8μm
で、走行方向の出力差が1dB以内であった。
発明の効果
以上述べたように本発明によれば、基体上に基体法線に
対して傾斜したコラムナー構造を有する第1の磁性合金
蒸着膜を形成し、この第1の磁性合金蒸着膜上に上記コ
ラムナー構造の傾斜方向とは基体法線に対して対称的に
傾斜したコラムナー構造を有する第2の磁性合金蒸着膜
を形成しているので、磁気記録再生における走行方向依
存性を極めて小さくすることができる。従ってオートリ
バース機構への適用を可能にするなど、用途を拡大する
ことができる。
対して傾斜したコラムナー構造を有する第1の磁性合金
蒸着膜を形成し、この第1の磁性合金蒸着膜上に上記コ
ラムナー構造の傾斜方向とは基体法線に対して対称的に
傾斜したコラムナー構造を有する第2の磁性合金蒸着膜
を形成しているので、磁気記録再生における走行方向依
存性を極めて小さくすることができる。従ってオートリ
バース機構への適用を可能にするなど、用途を拡大する
ことができる。
第1図は本発明の一実施例における磁気記録媒体を示す
断面図、第2図は連続真空磁着装置の概略図、第3図は
従来の磁気記録媒体の一部破断斜ネア図である。 1・・・基体、2・・・第1の磁性合金蒸着膜、3・・
・第2の磁性合金蒸着膜、4.5・・・コラムナーグレ
イン。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
断面図、第2図は連続真空磁着装置の概略図、第3図は
従来の磁気記録媒体の一部破断斜ネア図である。 1・・・基体、2・・・第1の磁性合金蒸着膜、3・・
・第2の磁性合金蒸着膜、4.5・・・コラムナーグレ
イン。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図
Claims (1)
- 基体と、この基体上に形成され、基体法線に対して傾斜
したコラムナー構造を有する第1の磁性合金蒸着膜と、
この第1の磁性合金蒸着膜上に形成され、上記コラムナ
ー構成の傾斜方向とは基体法線に対して対称的に傾斜し
たコラムナー構造を有する第2の磁性合金蒸着膜とより
構成されたことを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26128886A JPS63113928A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26128886A JPS63113928A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63113928A true JPS63113928A (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=17359722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26128886A Pending JPS63113928A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63113928A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0516086A2 (en) * | 1991-05-30 | 1992-12-02 | Sony Corporation | Magnetiic recording medium |
US8241699B2 (en) | 2007-03-09 | 2012-08-14 | Panasonic Corporation | Deposition apparatus and method for manufacturing film by using deposition apparatus |
US20230111296A1 (en) * | 2021-10-07 | 2023-04-13 | Western Digital Technologies, Inc. | Longitudinal Sensor Bias Structures and Method of Formation Thereof |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP26128886A patent/JPS63113928A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0516086A2 (en) * | 1991-05-30 | 1992-12-02 | Sony Corporation | Magnetiic recording medium |
KR100263020B1 (ko) * | 1991-05-30 | 2000-08-01 | 이데이 노부유끼 | 비트래킹 데이터 재생시스템용 자기테이프 |
US8241699B2 (en) | 2007-03-09 | 2012-08-14 | Panasonic Corporation | Deposition apparatus and method for manufacturing film by using deposition apparatus |
US20230111296A1 (en) * | 2021-10-07 | 2023-04-13 | Western Digital Technologies, Inc. | Longitudinal Sensor Bias Structures and Method of Formation Thereof |
US11631535B1 (en) * | 2021-10-07 | 2023-04-18 | Western Digital Technologies, Inc. | Longitudinal sensor bias structures and method of formation thereof |
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