JPS6311188Y2 - - Google Patents

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JPS6311188Y2
JPS6311188Y2 JP1984169520U JP16952084U JPS6311188Y2 JP S6311188 Y2 JPS6311188 Y2 JP S6311188Y2 JP 1984169520 U JP1984169520 U JP 1984169520U JP 16952084 U JP16952084 U JP 16952084U JP S6311188 Y2 JPS6311188 Y2 JP S6311188Y2
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JP
Japan
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speed
ring rail
bunching
lowering
adjustment circuit
Prior art date
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JP1984169520U
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JPS6186474U (ja
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は精紡機のコツピング機構において、ボ
ビン満管から次回に巻始めまでの間に昇降作動す
るリングレールの昇降速度を可変調節する装置に
関するものである。
(従来の問題点) 精紡機のコツピング作動は第2図のようなタイ
ムスケジユールで行われることが周知である。
第2図の各点の操作説明は次の通りである。
1:満管予報、2:満管指令、2′:機台モー
タOFF、3:リングレール降下開始、4:リン
グレール尻巻位置、5:機台完全停止、6:リン
グレールドツフイング位置、6〜7:ドツフイン
グ、7:ラペツト復転、8:リングレールバンチ
ング上昇開始、9:リングレールバンチング上端
位置、10:リングレールバンチング下降開始、
11:機台モータON、12:リングレール巻始
位置となる。そして、Aがリングレールの満管降
下作動、Bがドツフイングのためのリングレール
の上昇及びバンチングのための再上昇作動、Cが
リングレールのバンチング降下作動である。
従来では該A,B,Cの各作動におけるリング
レールの昇降速度が一定であるため糸番手を変更
した場合、満管降下作動で行われる胴巻数或は第
2図4〜5点で行われる尻巻数が適切にできない
欠点があつた。
また、リングレール上昇作動における上昇速度
も満管下降速度と同じためにトラベラーから糸が
外れたり、上昇による糸の抵抗で糸が切れること
もあつた。
さらに、バンチング下降速度も同一なため次回
の巻始めのクロス点の選定ができず、始動の際に
糸切れを生じる欠点もあつた。
そこでリングレールの昇降用モータのポールチ
エンジによつて速度を可変するものもあるが、そ
の変化率が一定であつて自由可変ではなく且つ変
化状態も少ないため上記問題の解決にならないも
のであつた。
(考案の目的) そこで本考案は満管降下作動から次回の巻始め
位置までのリングレールの各昇降作動における速
度を自由に可変調節できるようにして上記の問題
点を解決した装置を提供するものである。
(実施例) 以下、本考案の詳細を図示実施例について説明
する。第1図で示す本例の回路図において、Mは
リングレールの昇降用モータでありインバータが
組み込まれて接続してある。該インバータにはリ
ングレールの満管降下時の速度を調節できる満管
下降速度調節回路Sと、ドツフイング及びバンチ
ングのためのリングレールの上昇速度を調節でき
る上昇速度調節回路Kと、リングレールのバンチ
ング降下速度を調節するバンチング下降速度調節
回路Tとを接続している。これらにはコツピング
機構における自動化装置のリレーによつて作動す
るA接点リレーX,Y及びそのB接点リレーX′,
Y′が介在接続してある。該リレーX,X′はドツ
フイングのためのリングレールの上昇指令及びバ
ンチングのためのリングレールの再上昇指令によ
つて作動するリレーである。またリレーY,
Y′はバンチング下降指令によつて作動するリレ
ーである。したがつて上昇速度調節回路Kとバン
チング下降速度調節回路Tは夫々その指令によつ
てのみ作動してリングレールを昇降させるのであ
る。また、満管下降速度調節回路Sはそれらの指
令がない状態において前記自動化装置のリングレ
ール下降指令E2によつて作動するのである。な
お、FはモータMの可逆回転回路であり、またN
はモータMのブレーキ回路、Rは安全回路であ
る。このため夫々の満管下降速度調節回路S,上
昇速度調節回路K,バンチング下降速度調節回路
Tの速度調節設定つまみSa,Ka,Taで予め速度
設定をすれば夫々の状態でリングレールが最適速
度で昇降できることになる。
(考案の構成) 本例は前記のように構成したが本考案において
はこれに限定されず、満管下降速度調節回路,上
昇速度調節回路及びバンチング下降速度調節回路
の回路構成或いはその接続構成も問わない。ま
た、速度設定部の設定機構も任意であつて回動つ
まみやスライドレバー等でもよい。要するに本考
案はリングレールの昇降用モータにインバータを
接続し、リングレールの満管降下速度を可変でき
る満管下降速度調節回路と、ドツフイング及びバ
ンチング上昇のためのリングレールの上昇速度を
可変できる上昇速度調節回路と、リングレールの
バンチング降下速度を可変できるバンチング下降
速度調節回路とを該インバータに接続して成り、
夫々の速度調節回路を夫々単独で速度設定できる
ようにしたことを特徴とする精紡機のコツピング
機構における満管降下から巻始位置までのリング
レールの昇降速度調整装置である。
(考案の効果) したがつて本考案によると次のような効果があ
る。
(イ) 満管下降速度調節回路によりリングレールの
満管降下速度が単独で無段階で可変調節できる
ため、同糸番手巻きの場合に胴巻数及び尻巻数
の増減が容易に設定できるのである。
(ロ) また、糸番手変更の場合でも胴巻数及び尻巻
数の選定が簡単にでき、夫々に合つた適切な胴
巻数及び尻巻数となるのであり、事後処理に支
障をきたすことがない。
(ハ) 上昇速度調節回路によりリングレールのドツ
フイング及びバンチング時の上昇速度を単独で
無段階で調節できるため、トラベラから糸が外
れたり或いは上昇時に糸の抵抗による糸切れが
生じるのを防止できるのである。即ち、上昇速
度を遅く設定すればよい。
(ニ) バンチング下降速度調節回路によりリングレ
ールのバンチング降下速度を単独で無段階で調
節できるため、始巻のクロス点の選定が自由に
決定でき、これにより始動時に生じ易い糸切れ
を防止できることになるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
リングレールの作動位置を示す図である。 S:満管下降速度調節回路、K:上昇速度調節
回路、T:バンチング下降速度調節回路、M:モ
ータ、X,X′,Y,Y′:リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リングレールの昇降用モータにインバータを接
    続し、リングレールの満管降下速度を可変できる
    満管下降速度調節回路と、ドツフイング及びバン
    チング上昇のためのリングレールの上昇速度を可
    変できる上昇速度調節回路と、リングレールのバ
    ンチング降下速度を可変できるバンチング下降速
    度調節回路とを該インバータに接続して成り、
    夫々の速度調節回路を夫々単独で速度設定できる
    ようにしたことを特徴とする精紡機のコツピング
    機構における満管降下から巻始位置までのリング
    レールの昇降速度調節装置。
JP1984169520U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPS6311188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984169520U JPS6311188Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984169520U JPS6311188Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6186474U JPS6186474U (ja) 1986-06-06
JPS6311188Y2 true JPS6311188Y2 (ja) 1988-04-01

Family

ID=30727250

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JP1984169520U Expired JPS6311188Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512971A (ja) * 1974-06-27 1976-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Insatsuhaisenbanyokonekuta
JPS55128024A (en) * 1979-03-23 1980-10-03 Zinser Textilmaschinen Gmbh Fiber machine working as ring fine spinning frame and ring yarn twisting machine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS512971A (ja) * 1974-06-27 1976-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd Insatsuhaisenbanyokonekuta
JPS55128024A (en) * 1979-03-23 1980-10-03 Zinser Textilmaschinen Gmbh Fiber machine working as ring fine spinning frame and ring yarn twisting machine

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6186474U (ja) 1986-06-06

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