JPS6311175B2 - - Google Patents
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- JPS6311175B2 JPS6311175B2 JP57212193A JP21219382A JPS6311175B2 JP S6311175 B2 JPS6311175 B2 JP S6311175B2 JP 57212193 A JP57212193 A JP 57212193A JP 21219382 A JP21219382 A JP 21219382A JP S6311175 B2 JPS6311175 B2 JP S6311175B2
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- JP
- Japan
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- elastic body
- displacement
- vehicle
- bracket
- differential gear
- Prior art date
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Links
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 4
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/04—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing
- B60K17/16—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles characterised by arrangement, location, or kind of gearing of differential gearing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/42—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing
- F16F1/52—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers characterised by the mode of stressing loaded in combined stresses
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2236/00—Mode of stressing of basic spring or damper elements or devices incorporating such elements
- F16F2236/12—Mode of stressing of basic spring or damper elements or devices incorporating such elements loaded in combined stresses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Child & Adolescent Psychology (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、後輪独立懸架式サスペンシヨンのデ
イフアレンシヤルギヤハウジング支持装置に関す
る。
イフアレンシヤルギヤハウジング支持装置に関す
る。
従来のデイフアレンシヤルギヤハウジング支持
装置としては、例えば特開昭56−63141にて知ら
れている第１図、第２図及び第３図に示すような
装置が知られているもので、その構成は、第３図
に示すように、内筒ブラケツト１と外筒ブラケツ
ト２との間に水平方向のゴム弾性体３を加硫接着
し、該ゴム弾性体３と外筒ブラケツト２とは上下
位置にストツパクリアランス４，４を形成し、第
１図及び第２図に示すように、内筒ブラケツト１
を車体側であるデフクロスメンバ５に取付け、外
筒ブラケツト２をデイフアレンシヤルギヤハウジ
ング６の後端面に取付けることで該デイフアレン
シヤルギヤハウジング６を支持していたものであ
つた。
装置としては、例えば特開昭56−63141にて知ら
れている第１図、第２図及び第３図に示すような
装置が知られているもので、その構成は、第３図
に示すように、内筒ブラケツト１と外筒ブラケツ
ト２との間に水平方向のゴム弾性体３を加硫接着
し、該ゴム弾性体３と外筒ブラケツト２とは上下
位置にストツパクリアランス４，４を形成し、第
１図及び第２図に示すように、内筒ブラケツト１
を車体側であるデフクロスメンバ５に取付け、外
筒ブラケツト２をデイフアレンシヤルギヤハウジ
ング６の後端面に取付けることで該デイフアレン
シヤルギヤハウジング６を支持していたものであ
つた。
しかしながら、かかる従来装置における車両上
下方向の変位に対するバネ特性をみると、車両上
下方向変位がストツパクリアランス４，４までの
変位であればゴム弾性体３が主に剪断変形して対
応するために柔らかなバネ特性となるが、ストツ
パクリアランス４，４を超えて上下方向に変位し
た場合は、ゴム弾性体３が外筒ブラケツト２の内
面と当接するためのゴム弾性体３の圧縮変形で変
位に対応し、バネ特性が急激に硬くなつて、バネ
特性上においても明白な屈曲変位点があらわれて
いたものであつた。
下方向の変位に対するバネ特性をみると、車両上
下方向変位がストツパクリアランス４，４までの
変位であればゴム弾性体３が主に剪断変形して対
応するために柔らかなバネ特性となるが、ストツ
パクリアランス４，４を超えて上下方向に変位し
た場合は、ゴム弾性体３が外筒ブラケツト２の内
面と当接するためのゴム弾性体３の圧縮変形で変
位に対応し、バネ特性が急激に硬くなつて、バネ
特性上においても明白な屈曲変位点があらわれて
いたものであつた。
従つて、上下方向変位量の大きな急加減速時等
にはゴム弾性体３と外筒ブラケツト２の内面との
当接により大きな打音を発生するという問題点を
有するものであつたし、また車両上下方向に加わ
る荷重に対して柔らかなバネ特性で対応し、かつ
円滑な立上りで変位規制をする必要があるデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を十分に満足し得ないものであつた。
にはゴム弾性体３と外筒ブラケツト２の内面との
当接により大きな打音を発生するという問題点を
有するものであつたし、また車両上下方向に加わ
る荷重に対して柔らかなバネ特性で対応し、かつ
円滑な立上りで変位規制をする必要があるデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を十分に満足し得ないものであつた。
本発明は、上述のような問題点を解消せんとな
されたもので、その目的とするところは、上下方
向変位量が大きく急激である際に発生する打音を
解消し、かつ上下方向の荷重に対して柔らかで円
滑な立上りのバネ特性で対応でき、さらにデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を満足させることができるデイフアレンシヤルギ
ヤハウジング支持装置を提供することに存する。
されたもので、その目的とするところは、上下方
向変位量が大きく急激である際に発生する打音を
解消し、かつ上下方向の荷重に対して柔らかで円
滑な立上りのバネ特性で対応でき、さらにデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を満足させることができるデイフアレンシヤルギ
ヤハウジング支持装置を提供することに存する。
即ち、この目的を達成するために本発明は、弾
性体として車幅方向に対向配置された両ブラケツ
ト間に介在した第１弾性体と第２弾性体とを有
し、第１弾性体を、車両上下方向変位及び車両前
後方向変位に対して剪断変形し、車幅方向変位に
対して圧縮変形する縦方向に配置し、第２弾性体
を、車両上下方向の変位に対して主に剪断変形す
る状態から徐々に圧縮変形が加わつて最終的には
主に圧縮変形する状態へと移行し、車両前後方向
変位に対して剪断変形し、車幅方向変位に対して
圧縮変形する斜め方向に配置した。
性体として車幅方向に対向配置された両ブラケツ
ト間に介在した第１弾性体と第２弾性体とを有
し、第１弾性体を、車両上下方向変位及び車両前
後方向変位に対して剪断変形し、車幅方向変位に
対して圧縮変形する縦方向に配置し、第２弾性体
を、車両上下方向の変位に対して主に剪断変形す
る状態から徐々に圧縮変形が加わつて最終的には
主に圧縮変形する状態へと移行し、車両前後方向
変位に対して剪断変形し、車幅方向変位に対して
圧縮変形する斜め方向に配置した。
従つて、かかる本発明の装置にあつては、車両
上下方向に加わる荷重が小さな間は第１弾性体の
剪断変形と第２弾性体の変形のうち主に剪断変形
とによつて変位に対応し、上下方向に加わる荷重
が大きくなると第２弾性体の変形のうち主に圧縮
変形によつて変位に対応するものであるために、
荷重が大きくなるにつれて次第に硬くなるバネ特
性で対応でき、従来のように変曲点を境として急
激にバネ特性が硬くなつたり、また打音を発生し
たりすることがなく、柔らかなバネ特性と変位規
制という相反する特性を円滑な立上りのバネ特性
により達成し得る効果を奏する。
上下方向に加わる荷重が小さな間は第１弾性体の
剪断変形と第２弾性体の変形のうち主に剪断変形
とによつて変位に対応し、上下方向に加わる荷重
が大きくなると第２弾性体の変形のうち主に圧縮
変形によつて変位に対応するものであるために、
荷重が大きくなるにつれて次第に硬くなるバネ特
性で対応でき、従来のように変曲点を境として急
激にバネ特性が硬くなつたり、また打音を発生し
たりすることがなく、柔らかなバネ特性と変位規
制という相反する特性を円滑な立上りのバネ特性
により達成し得る効果を奏する。
また、車両上下方向荷重に対しては前述のよう
に柔らかなバネ特性と一定以上の変位については
規制するという特性で対応し、車両前後方向荷重
に対しては第１弾性体と第２弾性体との剪断変形
による防振上好ましい柔らかなバネ特性で対応
し、車両左右方向荷重（車幅方向荷重）に対して
は第１弾性体と第２弾性体とにより操縦安定性上
好ましい硬いバネ特性で対応するものであるため
に、デイフアレンシヤルギヤハウジング支持装置
に求められる要求特性をいずれも満足し得る効果
を奏する。
に柔らかなバネ特性と一定以上の変位については
規制するという特性で対応し、車両前後方向荷重
に対しては第１弾性体と第２弾性体との剪断変形
による防振上好ましい柔らかなバネ特性で対応
し、車両左右方向荷重（車幅方向荷重）に対して
は第１弾性体と第２弾性体とにより操縦安定性上
好ましい硬いバネ特性で対応するものであるため
に、デイフアレンシヤルギヤハウジング支持装置
に求められる要求特性をいずれも満足し得る効果
を奏する。
尚、弾性体を剪断変形と圧縮変形とで用いる場
合を比べると、第１に、同じ容積の弾性体では剪
断変形の方が圧縮変形よりバネ定数が非常に小さ
くなるし、第２に、剪断変形の方が荷重−変位特
性において線形性が高くなる。このために、前述
のように剪断変形による場合には、防振上好まし
い柔らかなバネ特性が得られる。
合を比べると、第１に、同じ容積の弾性体では剪
断変形の方が圧縮変形よりバネ定数が非常に小さ
くなるし、第２に、剪断変形の方が荷重−変位特
性において線形性が高くなる。このために、前述
のように剪断変形による場合には、防振上好まし
い柔らかなバネ特性が得られる。
以下、本発明の一実施例を図により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、後輪独立懸
架式サスペンシヨンのデイフアレンシヤルギヤハ
ウジング支持装置Ａを例にとり、従来の構成と同
一部分に同一符号を付して説明する。
尚、この実施例を述べるにあたつて、後輪独立懸
架式サスペンシヨンのデイフアレンシヤルギヤハ
ウジング支持装置Ａを例にとり、従来の構成と同
一部分に同一符号を付して説明する。
第４図〜第６図は本発明装置の一実施例を示す
もので、その構成を図により説明すると、７，７
は第１ブラケツトであつて、細長い金属板を折曲
加工した左右対称のブラケツトを背中合せに溶接
して略Ｘ字状に形成したもので、上部の水平板部
７ａ，７ａは車体側であるデフクロスメンバ５に
ボルト８及びナツト９で取付け固定するようにし
ている。
もので、その構成を図により説明すると、７，７
は第１ブラケツトであつて、細長い金属板を折曲
加工した左右対称のブラケツトを背中合せに溶接
して略Ｘ字状に形成したもので、上部の水平板部
７ａ，７ａは車体側であるデフクロスメンバ５に
ボルト８及びナツト９で取付け固定するようにし
ている。
また、１０，１０は第２ブラケツトであつて、
前記第１ブラケツト７とほぼ同間隔で平行に沿う
ような形状に細長い金属板を折曲加工したもの
で、中央部には取付用ブラケツト部１０ａ，１０
ａが直交方向に折曲して形成され、該ブラケツト
部１０ａ，１０ａとデイフアレンシヤルギヤハウ
ジング６の後端面とをボルト１１，１１により取
付け固定するようにしている。
前記第１ブラケツト７とほぼ同間隔で平行に沿う
ような形状に細長い金属板を折曲加工したもの
で、中央部には取付用ブラケツト部１０ａ，１０
ａが直交方向に折曲して形成され、該ブラケツト
部１０ａ，１０ａとデイフアレンシヤルギヤハウ
ジング６の後端面とをボルト１１，１１により取
付け固定するようにしている。
また、１２，１２は第１弾性体であつて、第１
ブラケツト７と第２ブラケツト１０間のうち上下
方向に平行で対向する部位にゴム弾性体を加硫接
着させたもので、車両の上下及び前記方向の変位
に対しては剪断変形をし、車両の左右方向（車幅
方向）の変位に対しては圧縮変形をする方向の取
付状態となつている。
ブラケツト７と第２ブラケツト１０間のうち上下
方向に平行で対向する部位にゴム弾性体を加硫接
着させたもので、車両の上下及び前記方向の変位
に対しては剪断変形をし、車両の左右方向（車幅
方向）の変位に対しては圧縮変形をする方向の取
付状態となつている。
また、１３，１３は第２弾性体であつて、第１
ブラケツト７と第２ブラケツト１０間のうち傾斜
方向に平行で対向する部位にゴム弾性体を加硫接
着させたもので、車両の上下及び左右方向の変位
に対しては剪断及び圧縮変形をし、車両の前後方
向の変位に対しては剪断変形をする方向の取付状
態となつており、実施例では前記第１弾性体１２
の上下方向に延設した一体的な弾性体で形成され
ている。
ブラケツト７と第２ブラケツト１０間のうち傾斜
方向に平行で対向する部位にゴム弾性体を加硫接
着させたもので、車両の上下及び左右方向の変位
に対しては剪断及び圧縮変形をし、車両の前後方
向の変位に対しては剪断変形をする方向の取付状
態となつており、実施例では前記第１弾性体１２
の上下方向に延設した一体的な弾性体で形成され
ている。
また、１４は補助弾性体であつて、第１ブラケ
ツト７と第２ブラケツト１０間のうち上下方向に
平行で対向する端部にゴム弾性体１４を加硫接着
させたもので、この補助弾性体１４はデイフアレ
ンシヤル装置の重量増加に対して耐久性を向上さ
せ、しかも車両左右方向変位に対してより硬いバ
ネ特性で変位規制をし、操縦安定性を向上させる
ために設けられたものである。そして、前記補助
弾性体１４と第２弾性体１３との間にはスグリ１
５が形成されているもので、このスグリ１５によ
つて車両上下方向荷重に対して必要以上の硬いバ
ネ特性にならないようにしている。
ツト７と第２ブラケツト１０間のうち上下方向に
平行で対向する端部にゴム弾性体１４を加硫接着
させたもので、この補助弾性体１４はデイフアレ
ンシヤル装置の重量増加に対して耐久性を向上さ
せ、しかも車両左右方向変位に対してより硬いバ
ネ特性で変位規制をし、操縦安定性を向上させる
ために設けられたものである。そして、前記補助
弾性体１４と第２弾性体１３との間にはスグリ１
５が形成されているもので、このスグリ１５によ
つて車両上下方向荷重に対して必要以上の硬いバ
ネ特性にならないようにしている。
尚、第４図及び第５図において、１６で示すも
のはサイドメンバ、１７はリヤサスペンシヨンメ
ンバ、１８はホイールセンタ、１９は駆動輪、２
０は駆動軸である。
のはサイドメンバ、１７はリヤサスペンシヨンメ
ンバ、１８はホイールセンタ、１９は駆動輪、２
０は駆動軸である。
従つて、車体側であるデフクロスメンバ５又は
デイフアレンシヤルギヤハウジング６から上下方
向の荷重が実施例装置Ａに加わり、該実施例装置
Ａの第１弾性体１２及び第２弾性体１３が上下方
向に変位する場合について述べると、まず車両上
下方向に加わる荷重が小さな間は第１弾性体１２
及び補助弾性体１４の剪断変形と第２弾性体１３
の変形のうち主に剪断変形とによつて変位に対応
するものであるために、柔らかなバネ特性とな
り、車両上下方向荷重の増加に対して大きな変位
量を示す。そして、車両上下方向に加わる荷重が
大きくなると第２弾性体１３の変形のうち主に圧
縮変形によつて変位に対応するものであるため
に、次第に硬さが増すバネ特性となり、車両上下
方向荷重が大きくなればなる程変位量が小さくな
つて一定以上の変位を規制するという変位規制機
能を示す。
デイフアレンシヤルギヤハウジング６から上下方
向の荷重が実施例装置Ａに加わり、該実施例装置
Ａの第１弾性体１２及び第２弾性体１３が上下方
向に変位する場合について述べると、まず車両上
下方向に加わる荷重が小さな間は第１弾性体１２
及び補助弾性体１４の剪断変形と第２弾性体１３
の変形のうち主に剪断変形とによつて変位に対応
するものであるために、柔らかなバネ特性とな
り、車両上下方向荷重の増加に対して大きな変位
量を示す。そして、車両上下方向に加わる荷重が
大きくなると第２弾性体１３の変形のうち主に圧
縮変形によつて変位に対応するものであるため
に、次第に硬さが増すバネ特性となり、車両上下
方向荷重が大きくなればなる程変位量が小さくな
つて一定以上の変位を規制するという変位規制機
能を示す。
つまり、第７図の車両上下方向荷重に対するバ
ネ特性の比較グラフからも明らかなように、従来
装置のバネ特性曲線Ｂはストツパクリアランス
４，４を超えた上下方向変位に対して急激にバネ
特性が硬くなり、特性曲線上においても明確な変
曲点ｂがあらわれるものであるが、実施例装置Ａ
のバネ特性曲線Ｃは剪断変形から圧縮変形へと明
らかな段階を経て変位に対応するものではなく、
主に剪断変形する状態から徐々に圧縮変形が加わ
つて最終的には主に圧縮変形する状態へと移行し
ていくものであるために、円滑な立上りのバネ特
性曲線を示すものである。
ネ特性の比較グラフからも明らかなように、従来
装置のバネ特性曲線Ｂはストツパクリアランス
４，４を超えた上下方向変位に対して急激にバネ
特性が硬くなり、特性曲線上においても明確な変
曲点ｂがあらわれるものであるが、実施例装置Ａ
のバネ特性曲線Ｃは剪断変形から圧縮変形へと明
らかな段階を経て変位に対応するものではなく、
主に剪断変形する状態から徐々に圧縮変形が加わ
つて最終的には主に圧縮変形する状態へと移行し
ていくものであるために、円滑な立上りのバネ特
性曲線を示すものである。
また、車両上下方向荷重に対しては前述のよう
に柔らかなバネ特性で対応して防振効果を発揮
し、一定以上の変位については規制することで車
体等との干渉を防止できる特性で対応し、車両前
後方向荷重に対しては第１弾性体１２と第２弾性
体１３と補助弾性体１４との剪断変形による防振
上好ましい柔らかなバネ特性で対応し、車両左右
方向荷重に対しては第１弾性体１２と補助弾性体
１４との圧縮変形及び第２弾性体１３の変形のう
ち圧縮変形により操縦安定性上好ましい硬いバネ
特性で対応するものであるために、デイフアレン
シヤルギヤハウジング支持装置に求められる要求
特性をいずれも満足することができる。
に柔らかなバネ特性で対応して防振効果を発揮
し、一定以上の変位については規制することで車
体等との干渉を防止できる特性で対応し、車両前
後方向荷重に対しては第１弾性体１２と第２弾性
体１３と補助弾性体１４との剪断変形による防振
上好ましい柔らかなバネ特性で対応し、車両左右
方向荷重に対しては第１弾性体１２と補助弾性体
１４との圧縮変形及び第２弾性体１３の変形のう
ち圧縮変形により操縦安定性上好ましい硬いバネ
特性で対応するものであるために、デイフアレン
シヤルギヤハウジング支持装置に求められる要求
特性をいずれも満足することができる。
このように、かかる実施例にあつては、従来の
ように急激な大荷重が加わつても打音を発生する
ことなく、車両上下方向荷重に対して柔らかで円
滑な立上りのバネ特性で対応でき、さらにデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を満足させることができる。
ように急激な大荷重が加わつても打音を発生する
ことなく、車両上下方向荷重に対して柔らかで円
滑な立上りのバネ特性で対応でき、さらにデイフ
アレンシヤルギヤハウジング支持装置の要求特性
を満足させることができる。
また、実施例装置Ａの場合には、結果的に取付
状態において従来装置に比較して支持位置が下方
位置となるために、操縦安定性上から好ましいも
のである。
状態において従来装置に比較して支持位置が下方
位置となるために、操縦安定性上から好ましいも
のである。
以上、本発明の一実施例を図により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば第１ブラケツトと第２ブラケツ
トの形状や第１弾性体と第２弾性体の介在位置等
は実施例以外にも各種の形状や位置が考えられ
る。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、例えば第１ブラケツトと第２ブラケツ
トの形状や第１弾性体と第２弾性体の介在位置等
は実施例以外にも各種の形状や位置が考えられ
る。
第１図は従来のデイフアレンシヤルギヤハウジ
ング支持装置を装備した状態を示す側面図、第２
図は従来装置を装備した状態を示す背面図、第３
図は従来装置を示す一部切欠正面図、第４図は本
発明の実施例装置を装備した状態を示す側面図、
第５図は本発明の実施例装置を装備した状態を示
す背面図、第６図は本発明の実施例装置を示す正
面図、第７図は従来装置と実施例装置との上下方
向バネ特性比較グラフである。 ７……第１ブラケツト、１０……第２ブラケツ
ト、１２……第１弾性体、１３……第２弾性体。
ング支持装置を装備した状態を示す側面図、第２
図は従来装置を装備した状態を示す背面図、第３
図は従来装置を示す一部切欠正面図、第４図は本
発明の実施例装置を装備した状態を示す側面図、
第５図は本発明の実施例装置を装備した状態を示
す背面図、第６図は本発明の実施例装置を示す正
面図、第７図は従来装置と実施例装置との上下方
向バネ特性比較グラフである。 ７……第１ブラケツト、１０……第２ブラケツ
ト、１２……第１弾性体、１３……第２弾性体。
Claims (1)
- １ 第１ブラケツトと第２ブラケツトとの間に弾
性体を介在させ、該第１ブラケツト及び第２ブラ
ケツトのうちいずれか一方を車体側に他方をデイ
フアレンシヤルギヤハウジングに取付けることに
より該デイフアレンシヤルギヤハウジングを支持
するデイフアレンシヤルギヤハウジング支持装置
において、前記弾性体として車幅方向に対向配置
された両ブラケツト間に介在した第１弾性体と第
２弾性体とを有し、第１弾性体を、車両上下方向
変位及び車両前後方向変位に対して剪断変形し、
車幅方向変位に対して圧縮変形する縦方向に配置
し、第２弾性体を、車両上下方向の変位に対して
主に剪断変形する状態から徐々に圧縮変形が加わ
つて最終的には主に圧縮変形する状態へと移行
し、車両前後方向変位に対して剪断変形し、車幅
方向変位に対して圧縮変形する斜め方向に配置し
たことを特徴とするデイフアレンシヤルギヤハウ
ジング支持装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21219382A JPS59102624A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | デイフアレンシヤルギアハウジング支持装置 |
| GB08331103A GB2131367B (en) | 1982-12-03 | 1983-11-22 | Vehicle differential gear housing supporting apparatus |
| DE19833342502 DE3342502A1 (de) | 1982-12-03 | 1983-11-24 | Vorrichtung zur abstuetzung des differentialgehaeuses eines fahrzeugs an der fahrzeugkarosserie |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21219382A JPS59102624A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | デイフアレンシヤルギアハウジング支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59102624A JPS59102624A (ja) | 1984-06-13 |
| JPS6311175B2 true JPS6311175B2 (ja) | 1988-03-11 |
Family
ID=16618460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21219382A Granted JPS59102624A (ja) | 1982-12-03 | 1982-12-03 | デイフアレンシヤルギアハウジング支持装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59102624A (ja) |
| DE (1) | DE3342502A1 (ja) |
| GB (1) | GB2131367B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0335916U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-08 |
Families Citing this family (8)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6117339U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-01-31 | 富士重工業株式会社 | ４輪駆動車用駆動装置 |
| JPS6135036U (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-04 | マツダ株式会社 | 自動車のデフアレンシヤルケ−スのマウント装置 |
| JPH019696Y2 (ja) * | 1984-12-19 | 1989-03-17 | ||
| JPS61205821U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-25 | ||
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| DE19817930A1 (de) * | 1998-04-17 | 1999-10-28 | Mannesmann Ag | Drehmomentenstütze |
| DE102004004417A1 (de) * | 2004-01-29 | 2005-08-18 | Bayerische Motoren Werke Ag | Lagerung eines Kraftfahrzeug-Achsgetriebes |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS57134328A (en) * | 1981-02-09 | 1982-08-19 | Nissan Motor Co Ltd | Supporting device of final driving gear |
Family Cites Families (5)
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|---|---|---|---|---|
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| FR1401275A (fr) * | 1964-04-09 | 1965-06-04 | Commerciale Paulstra Soc | Perfectionnements aux supports élastiques antivibrants |
| FR1431821A (fr) * | 1965-02-02 | 1966-03-18 | Commerciale Paulstra Soc | Perfectionnements apportés aux dispositifs de suspension des véhicules |
| GB1371248A (en) * | 1973-02-15 | 1974-10-23 | Fenner Co Ltd J H | Resilient mountings for engines |
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-
1982
- 1982-12-03 JP JP21219382A patent/JPS59102624A/ja active Granted
-
1983
- 1983-11-22 GB GB08331103A patent/GB2131367B/en not_active Expired
- 1983-11-24 DE DE19833342502 patent/DE3342502A1/de active Granted
Patent Citations (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0335916U (ja) * | 1989-08-17 | 1991-04-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2131367A (en) | 1984-06-20 |
| GB2131367B (en) | 1986-08-28 |
| GB8331103D0 (en) | 1983-12-29 |
| JPS59102624A (ja) | 1984-06-13 |
| DE3342502C2 (ja) | 1989-03-23 |
| DE3342502A1 (de) | 1984-06-14 |
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