JPH019696Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH019696Y2 JPH019696Y2 JP1984192689U JP19268984U JPH019696Y2 JP H019696 Y2 JPH019696 Y2 JP H019696Y2 JP 1984192689 U JP1984192689 U JP 1984192689U JP 19268984 U JP19268984 U JP 19268984U JP H019696 Y2 JPH019696 Y2 JP H019696Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- reduction gear
- final reduction
- mounting
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Springs (AREA)
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、構造が簡単で確実に取付けられる
ようにした自動車用終減速機の支持装置に関する
ものである。
ようにした自動車用終減速機の支持装置に関する
ものである。
一般にフロントエンジン・リヤドライブ(FR)
の自動車では、第1図に示すように、車体前部に
搭載のエンジン1で発生した動力を、変速機、ク
ラツチおよびプロペラシヤフト2を経て、終減速
機(デイフアレンシヤル歯車装置)3に伝えて、
左右の後輪を駆動するようになつている。
の自動車では、第1図に示すように、車体前部に
搭載のエンジン1で発生した動力を、変速機、ク
ラツチおよびプロペラシヤフト2を経て、終減速
機(デイフアレンシヤル歯車装置)3に伝えて、
左右の後輪を駆動するようになつている。
この終減速機を車体に支持する装置として、た
とえば実開昭55−25553号公報に示すように、
種々の構造のものが案出されている。しかし通常
の従来例の構造は、第6図および第7図に示すよ
うになつている。
とえば実開昭55−25553号公報に示すように、
種々の構造のものが案出されている。しかし通常
の従来例の構造は、第6図および第7図に示すよ
うになつている。
すなわち車体のフロア5の下面車幅方向に固設
してあるフレーム(クロスメンバ)6に、ブラケ
ツト8を固着し、さらにブラケツト8の内方にU
字状のブラケツト9を固着する。そしてブラケツ
ト8の左右(車幅方向)の端部には、サスペンシ
ヨンアーム34を回動自由に連結する。
してあるフレーム(クロスメンバ)6に、ブラケ
ツト8を固着し、さらにブラケツト8の内方にU
字状のブラケツト9を固着する。そしてブラケツ
ト8の左右(車幅方向)の端部には、サスペンシ
ヨンアーム34を回動自由に連結する。
一方、外筒12の内にクツシヨンラバー13を
介して内筒14を支持するブツシユマウント10
を設ける。外筒12は終減速機3に一体的に固着
する。また内筒14はその内孔に取付ボルト16
を挿通し、この取付ボルト16をU字状のブラケ
ツト9に掛け渡し、ナツト17で固定して、ブツ
シユマウント10をブラケツト9に固着する。
介して内筒14を支持するブツシユマウント10
を設ける。外筒12は終減速機3に一体的に固着
する。また内筒14はその内孔に取付ボルト16
を挿通し、この取付ボルト16をU字状のブラケ
ツト9に掛け渡し、ナツト17で固定して、ブツ
シユマウント10をブラケツト9に固着する。
この構造において、取付ボルト16をブツシユ
マウント10に差し込むために、U字状のブラケ
ツト9の両側に取付ボルト16の長さに見合う空
所Eを必要とする。すなわち空所Eを内方に設け
るブラケツト8は、それだけ大型になり過大のス
ペースを占めるという問題点がある。また取付ボ
ルト16にナツト17を掛けるとき、取付ボルト
の軸心に対し直角方向から工具を差し込むことに
なるから、取付の作業性や締込み効果に問題点が
残る。
マウント10に差し込むために、U字状のブラケ
ツト9の両側に取付ボルト16の長さに見合う空
所Eを必要とする。すなわち空所Eを内方に設け
るブラケツト8は、それだけ大型になり過大のス
ペースを占めるという問題点がある。また取付ボ
ルト16にナツト17を掛けるとき、取付ボルト
の軸心に対し直角方向から工具を差し込むことに
なるから、取付の作業性や締込み効果に問題点が
残る。
この考案は前記の問題点に対し、これを解消し
た終減速機の支持装置を提供するようにしたもの
である。
た終減速機の支持装置を提供するようにしたもの
である。
この考案は、車体に固設したブラケツトの左右
の端部にサスペンシヨンアームを回動自由に連結
するとともに、該ブラケツトの中央の凹部に終減
速機を支えるブツシユマウントを取付けるものに
おいて、該ブツシユマウントの内筒の両端に、ほ
ぼ水平方向に延びる偏平な取付部を形成し、該取
付部を前記ブラケツトの凹部両側の取付面に固着
するようにしたことを特徴とする自動車用終減速
機の支持装置である。
の端部にサスペンシヨンアームを回動自由に連結
するとともに、該ブラケツトの中央の凹部に終減
速機を支えるブツシユマウントを取付けるものに
おいて、該ブツシユマウントの内筒の両端に、ほ
ぼ水平方向に延びる偏平な取付部を形成し、該取
付部を前記ブラケツトの凹部両側の取付面に固着
するようにしたことを特徴とする自動車用終減速
機の支持装置である。
この考案の詳細を、第2図〜第5図に示す実施
例について説明すると、次の通りである。
例について説明すると、次の通りである。
車体のフロア5の下面に車幅方向に固設してあ
るフレーム6に、ブラケツト20を固着する。
るフレーム6に、ブラケツト20を固着する。
一方、外筒23の内にクツシヨンラバー24を
介して内筒25を支持するブツシユマウント22
を設ける。外筒23およびクツシヨンラバー24
は、前記の従来例の外筒12およびクツシヨンラ
バー13と同様に形成される。(外筒23はこれ
と一体に成形したフランジ部26をもつて、終減
速機3に一体的に固着される。)そして内筒25
はその両端を、それぞれほぼ水平方向に偏平に成
形して取付部27を形成する。取付部27は、内
筒25の両端をプレス加工により偏平に成形して
もよく、偏平形状の両面に平担な取付面28が形
成される。
介して内筒25を支持するブツシユマウント22
を設ける。外筒23およびクツシヨンラバー24
は、前記の従来例の外筒12およびクツシヨンラ
バー13と同様に形成される。(外筒23はこれ
と一体に成形したフランジ部26をもつて、終減
速機3に一体的に固着される。)そして内筒25
はその両端を、それぞれほぼ水平方向に偏平に成
形して取付部27を形成する。取付部27は、内
筒25の両端をプレス加工により偏平に成形して
もよく、偏平形状の両面に平担な取付面28が形
成される。
そして、ブラケツト20には、内筒25の取付
面28に接面する取付面30を設ける。この取付
面30は、外筒23を収めるブラケツト20の中
央の凹部37の両側に形成され、これに取付面2
8を当接させ、取付ボルト32を下方から取付部
27挿通孔を通して取付面30のネジ孔にねじ込
めば、ブツシユマウント22はブラケツト20に
固着される。
面28に接面する取付面30を設ける。この取付
面30は、外筒23を収めるブラケツト20の中
央の凹部37の両側に形成され、これに取付面2
8を当接させ、取付ボルト32を下方から取付部
27挿通孔を通して取付面30のネジ孔にねじ込
めば、ブツシユマウント22はブラケツト20に
固着される。
この構造ではブツシユマウント22の取付けに
あたり、取付ボルト32を下方から差し込むか
ら、従来例のようにブラケツトの内に空所Eを設
ける必要がなく、ブラケツト20の強度保持に有
利になる。
あたり、取付ボルト32を下方から差し込むか
ら、従来例のようにブラケツトの内に空所Eを設
ける必要がなく、ブラケツト20の強度保持に有
利になる。
なお第5図においては、車体に固設したブラケ
ツト20に、左右の後車輪を支えるサスペンシヨ
ンアーム34を回動自由に連結し、またブツシユ
マウント22の外筒23を一体的に固着する終減
速機3には、ジヨイントを介して左右の後車輪を
回すアクスルシヤフト35を連結することが示さ
れている。
ツト20に、左右の後車輪を支えるサスペンシヨ
ンアーム34を回動自由に連結し、またブツシユ
マウント22の外筒23を一体的に固着する終減
速機3には、ジヨイントを介して左右の後車輪を
回すアクスルシヤフト35を連結することが示さ
れている。
この考案は、前述のように構造が簡単であるか
ら、安価に構成することができる。
ら、安価に構成することができる。
そしてブラケツト20の内に、取付ボルトを差
し込むための過大な空所(従来例の空所E)を設
けないで済むから、ブラケツト20の強度保持に
有利である。
し込むための過大な空所(従来例の空所E)を設
けないで済むから、ブラケツト20の強度保持に
有利である。
また取付ボルトのねじ込みにあたり、工具を取
付ボルトの軸心に沿つて差し込むようになるか
ら、取付の作業性や締込み効果の向上を図ること
ができる。
付ボルトの軸心に沿つて差し込むようになるか
ら、取付の作業性や締込み効果の向上を図ること
ができる。
さらにブラケツト20には、外筒23を収める
凹部37を設けて、地上高を充分に保持するよう
にしてあるが、ブラケツト20の左右の端部に
は、サスペンシヨンアーム34を連結してあり、
アーム34の作動により左右の端部には左右方向
(車軸方向)の外力が掛かるようになる。従つて
凹部37のまわりが脆弱部になるが、これに対し
て内筒25に偏平な取付部を設けて、ブラケツト
20に沿わせて固着するから、ブラケツト20に
対して補強部材的な効果を持たせることができ
る。
凹部37を設けて、地上高を充分に保持するよう
にしてあるが、ブラケツト20の左右の端部に
は、サスペンシヨンアーム34を連結してあり、
アーム34の作動により左右の端部には左右方向
(車軸方向)の外力が掛かるようになる。従つて
凹部37のまわりが脆弱部になるが、これに対し
て内筒25に偏平な取付部を設けて、ブラケツト
20に沿わせて固着するから、ブラケツト20に
対して補強部材的な効果を持たせることができ
る。
なお前述の説明では、後車輪側の終減速機の支
持装置について述べたが、前車輪側に終減速機を
設けるものにおいても、この考案を適用すること
ができる。
持装置について述べたが、前車輪側に終減速機を
設けるものにおいても、この考案を適用すること
ができる。
第1図は自動車の要部側面図、第2図はこの考
案の実施例による終減速機支持のブツシユマウン
トまわりの構造を示す第1図A部の説明図、第3
図は第2図のブツシユマウントまわりの構造を側
方から見た説明図、第4図は第2図のブツシユマ
ウントの斜視図、第5図は車体後方から見た第2
図のブツシユマウントまわりの各連結構造を示す
説明図、第6図は従来例による終減速機支持のブ
ツシユマウントまわりの構造を示す第1図A部の
説明図、第7図は第6図のブツシユマウントの斜
視図である。 3…終減速機、5…フロア、20…ブラケツ
ト、22…ブツシユマウント、23…外筒、24
…クツシヨンラバー、25…内筒、27…取付
部、37…凹部。
案の実施例による終減速機支持のブツシユマウン
トまわりの構造を示す第1図A部の説明図、第3
図は第2図のブツシユマウントまわりの構造を側
方から見た説明図、第4図は第2図のブツシユマ
ウントの斜視図、第5図は車体後方から見た第2
図のブツシユマウントまわりの各連結構造を示す
説明図、第6図は従来例による終減速機支持のブ
ツシユマウントまわりの構造を示す第1図A部の
説明図、第7図は第6図のブツシユマウントの斜
視図である。 3…終減速機、5…フロア、20…ブラケツ
ト、22…ブツシユマウント、23…外筒、24
…クツシヨンラバー、25…内筒、27…取付
部、37…凹部。
Claims (1)
- 車体に固設したブラケツトの左右の端部にサス
ペンシヨンアームを回動自由に連結するととも
に、該ブラケツトの中央の凹部に終減速機を支え
るブツシユマウントを取付けるものにおいて、該
ブツシユマウントの内筒の両端に、ほぼ水平方向
に延びる偏平な取付部を形成し、該取付部を前記
ブラケツトの凹部両側の取付面に固着するように
したことを特徴とする自動車用終減速機の支持装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984192689U JPH019696Y2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984192689U JPH019696Y2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61106434U JPS61106434U (ja) | 1986-07-05 |
JPH019696Y2 true JPH019696Y2 (ja) | 1989-03-17 |
Family
ID=30750095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984192689U Expired JPH019696Y2 (ja) | 1984-12-19 | 1984-12-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH019696Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7373130B2 (ja) * | 2020-01-29 | 2023-11-02 | スズキ株式会社 | 車両後部構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59102624A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-13 | Nissan Motor Co Ltd | デイフアレンシヤルギアハウジング支持装置 |
-
1984
- 1984-12-19 JP JP1984192689U patent/JPH019696Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59102624A (ja) * | 1982-12-03 | 1984-06-13 | Nissan Motor Co Ltd | デイフアレンシヤルギアハウジング支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61106434U (ja) | 1986-07-05 |
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