JPS6310124Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6310124Y2 JPS6310124Y2 JP1982013763U JP1376382U JPS6310124Y2 JP S6310124 Y2 JPS6310124 Y2 JP S6310124Y2 JP 1982013763 U JP1982013763 U JP 1982013763U JP 1376382 U JP1376382 U JP 1376382U JP S6310124 Y2 JPS6310124 Y2 JP S6310124Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- rice
- container
- humidifying means
- water reservoir
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、保温機能を有する電気ジヤー、具
体的には、保温だけかあるいは炊飯および保温の
両方を行う電気ジヤー(いわゆる電気ジヤーや電
子ジヤーの双方を含む)に関する。
体的には、保温だけかあるいは炊飯および保温の
両方を行う電気ジヤー(いわゆる電気ジヤーや電
子ジヤーの双方を含む)に関する。
一般にジヤーにおける電気的保温上、御飯の温
度についてだけ制御し、湿度に関しては制御され
なかつた。しかし、御飯の温度が適切に維持され
ても、御飯を収容している飯器内湿度は、保温中
に飯器内で蒸発する蒸気が、特に蓋を開いたとき
に外部へ逃げ、御飯の炊きたて時における適正な
湿度を低下させる。この湿度低下は、湿気を発散
し易い御飯の上層部ほど顕著で、乾燥の進行と共
に褐色化現象をも来す。
度についてだけ制御し、湿度に関しては制御され
なかつた。しかし、御飯の温度が適切に維持され
ても、御飯を収容している飯器内湿度は、保温中
に飯器内で蒸発する蒸気が、特に蓋を開いたとき
に外部へ逃げ、御飯の炊きたて時における適正な
湿度を低下させる。この湿度低下は、湿気を発散
し易い御飯の上層部ほど顕著で、乾燥の進行と共
に褐色化現象をも来す。
この考案は、飯器内かそれに通じるジヤー内空
間がなす保湿領域において、飯器内御飯の特に上
層部へ加湿する加湿手段と、水溜め部に水を補給
する給水タンクとを、飯器と共に同一空間に設け
て、内容器と外装体との空間を有効利用でき、給
水タンクを保温時の熱で加熱することによつて効
率よく御飯の加湿を行うことができる電気ジヤー
を提供することを目的とするものである。
間がなす保湿領域において、飯器内御飯の特に上
層部へ加湿する加湿手段と、水溜め部に水を補給
する給水タンクとを、飯器と共に同一空間に設け
て、内容器と外装体との空間を有効利用でき、給
水タンクを保温時の熱で加熱することによつて効
率よく御飯の加湿を行うことができる電気ジヤー
を提供することを目的とするものである。
第1図、第2図に示される実施例について説明
すれば、保温のみを行う場合の一例を示してお
り、飯器1を収容する器体2は、その口部一側に
栓着3して開閉自在とした器体蓋4が設けられて
いる。器体蓋4は、自由端側に器体2の係止部5
と弾性係合して器体蓋4を閉じ状態に係止するロ
ツクレバー6が設けられている。器体2はさらに
器体蓋4裏面へピン7により着脱自在に吊持され
器体蓋4と共に開閉される金属製の内蓋8が設け
られ、器体蓋4が閉じられたとき内蓋8を器体2
の口縁段部9に着座させて、閉鎖した保湿領域1
0を形成するようにしている。器体2に収容され
る飯器1は、その保湿領域10内にあつて、口部
と内蓋8との間の隙間によつて飯器1内外が連通
するようにされている。11は内蓋8をピン7に
対し着脱自在に装着するよう内蓋8の中央孔に装
着された縁パツキング、12はピン7に嵌着され
器体蓋4閉じ状態で内蓋8を段部9に押し付ける
と共に内蓋8に対するピン7の挿通部を縁パツキ
ング11と共にシールする押えパツキングであ
る。
すれば、保温のみを行う場合の一例を示してお
り、飯器1を収容する器体2は、その口部一側に
栓着3して開閉自在とした器体蓋4が設けられて
いる。器体蓋4は、自由端側に器体2の係止部5
と弾性係合して器体蓋4を閉じ状態に係止するロ
ツクレバー6が設けられている。器体2はさらに
器体蓋4裏面へピン7により着脱自在に吊持され
器体蓋4と共に開閉される金属製の内蓋8が設け
られ、器体蓋4が閉じられたとき内蓋8を器体2
の口縁段部9に着座させて、閉鎖した保湿領域1
0を形成するようにしている。器体2に収容され
る飯器1は、その保湿領域10内にあつて、口部
と内蓋8との間の隙間によつて飯器1内外が連通
するようにされている。11は内蓋8をピン7に
対し着脱自在に装着するよう内蓋8の中央孔に装
着された縁パツキング、12はピン7に嵌着され
器体蓋4閉じ状態で内蓋8を段部9に押し付ける
と共に内蓋8に対するピン7の挿通部を縁パツキ
ング11と共にシールする押えパツキングであ
る。
器体2は、その金属製内容器16がなす口縁段
部9の裏側に保温用のヒータ13が当てがわれ、
金具14およびビス15により円周上数箇所で保
持し、内容器16から飯器1と内蓋8とに熱伝導
が行われるようにしている。内容器16の裏面に
は、ヒータ13を通電制御する感温リードスイツ
チ17が設けられ、器体2内空間と器体蓋4内空
間とには、断熱材が装填されている。
部9の裏側に保温用のヒータ13が当てがわれ、
金具14およびビス15により円周上数箇所で保
持し、内容器16から飯器1と内蓋8とに熱伝導
が行われるようにしている。内容器16の裏面に
は、ヒータ13を通電制御する感温リードスイツ
チ17が設けられ、器体2内空間と器体蓋4内空
間とには、断熱材が装填されている。
内容器16の底部一部に形成した凹陥部18
に、加湿手段19が設けられている。加湿手段1
9は、水溜め部20と、該水溜め部20内の水か
ら水煙を発生させる超音波装置21とからなり、
スイツチ22の動作信号によつてタイマー23の
設定時間だけ作動されるようにしている。タイマ
ー23は、手動操作自動復帰式スイツチ22がオ
ンされる都度作動され、超音波装置21を設定時
間だけ作動させるようにしている。超音波装置2
1が作動すると、水溜め部20内の水に超音波振
動が作用し、水煙を発生させる。水煙は水中から
噴出して超音波装置21の水煙吹出口24から飯
器1と器体内容器16との間に吹き出され、飯器
1口部と内蓋8とのの隙間から飯器1内に及び、
飯器1内の御飯に対しその乾燥し易い上層部から
加湿する。
に、加湿手段19が設けられている。加湿手段1
9は、水溜め部20と、該水溜め部20内の水か
ら水煙を発生させる超音波装置21とからなり、
スイツチ22の動作信号によつてタイマー23の
設定時間だけ作動されるようにしている。タイマ
ー23は、手動操作自動復帰式スイツチ22がオ
ンされる都度作動され、超音波装置21を設定時
間だけ作動させるようにしている。超音波装置2
1が作動すると、水溜め部20内の水に超音波振
動が作用し、水煙を発生させる。水煙は水中から
噴出して超音波装置21の水煙吹出口24から飯
器1と器体内容器16との間に吹き出され、飯器
1口部と内蓋8とのの隙間から飯器1内に及び、
飯器1内の御飯に対しその乾燥し易い上層部から
加湿する。
超音波で発生する水煙の水粒子は極く微細であ
つて、常温室内でも発生直後に自然蒸発してしま
う程度であるから、保温中の器体2内では即座に
蒸発されると共に器体2内温度にまで達して、御
飯をその雰囲気中の既存蒸気と共に極く自然に加
湿する。従つて、必要の都度、スイツチ22をオ
ンさせて加湿手段19を作動させると、御飯を適
正ないしは所望の湿度に保つことができる。タイ
マー23はまた、設定時間調整ダイヤル25によ
つてその作動時間を変えられるようにしても便利
である。加湿手段19は、その水溜め部20を安
定した水煙発生に必要最小限の水量を溜める大き
さにして、超音波作用をより効率よく受け、ま
た、水温の上昇で発生した水煙が蒸発および保温
温度にまで昇温し易くなるようにしており、前記
必要最小限の水量を保ちながら自動給水する水位
調整弁26付きの給水タンク27を着脱自在に付
設しており、給水の補給はタンク27を取り出
し、それに水を満たすことで簡単に行えるように
している。28はメインスイツチである。
つて、常温室内でも発生直後に自然蒸発してしま
う程度であるから、保温中の器体2内では即座に
蒸発されると共に器体2内温度にまで達して、御
飯をその雰囲気中の既存蒸気と共に極く自然に加
湿する。従つて、必要の都度、スイツチ22をオ
ンさせて加湿手段19を作動させると、御飯を適
正ないしは所望の湿度に保つことができる。タイ
マー23はまた、設定時間調整ダイヤル25によ
つてその作動時間を変えられるようにしても便利
である。加湿手段19は、その水溜め部20を安
定した水煙発生に必要最小限の水量を溜める大き
さにして、超音波作用をより効率よく受け、ま
た、水温の上昇で発生した水煙が蒸発および保温
温度にまで昇温し易くなるようにしており、前記
必要最小限の水量を保ちながら自動給水する水位
調整弁26付きの給水タンク27を着脱自在に付
設しており、給水の補給はタンク27を取り出
し、それに水を満たすことで簡単に行えるように
している。28はメインスイツチである。
スイツチ22は、第3図に示されるような端子
a,b間で切替えられる切替スイツチタイプと
し、それら両端子a,b間にリセツト端子cを設
け、スイツチ22が端子aからbへ、またbから
aへ切替えられる際、スイツチ22がリセツト端
子cに一時的に接続されてタイマー23にリセツ
ト信号を与えてタイマー23をリセツトし、その
後、端子aまたはbを閉成することによつてタイ
マー23を作動させ、タイマー23は設定時間だ
け超音波装置21を作動させ、次にスイツチ22
によるリセツト信号の後のオン信号が与えられる
まで停止しているようにしてもよい。この場合、
リセツト端子cを省略し、スイツチ22が端子
a,b間で切り替わる際、途中端子a,bのどち
らかをも閉成しないオフ状態となることによるオ
フ信号でタイマー23がリセツトするようにする
こともできる。
a,b間で切替えられる切替スイツチタイプと
し、それら両端子a,b間にリセツト端子cを設
け、スイツチ22が端子aからbへ、またbから
aへ切替えられる際、スイツチ22がリセツト端
子cに一時的に接続されてタイマー23にリセツ
ト信号を与えてタイマー23をリセツトし、その
後、端子aまたはbを閉成することによつてタイ
マー23を作動させ、タイマー23は設定時間だ
け超音波装置21を作動させ、次にスイツチ22
によるリセツト信号の後のオン信号が与えられる
まで停止しているようにしてもよい。この場合、
リセツト端子cを省略し、スイツチ22が端子
a,b間で切り替わる際、途中端子a,bのどち
らかをも閉成しないオフ状態となることによるオ
フ信号でタイマー23がリセツトするようにする
こともできる。
第4図は、スイツチ22を器体2に設け、器体
蓋4が開かれたときオフしてタイマーにリセツト
信号を与え、器体蓋4が閉じられたときオンして
タイマーを作動させるようにしている。これによ
り、保温中蓋が開けられた後閉じられる都度タイ
マーが作動して、加湿手段を一定時間自動的に働
かせることができる。従つて、前記実施例のよう
に、加湿の必要を察知しながら必要の都度スイツ
チ22を手操作しなければならないような不便が
ない。しかも、加湿は、保湿領域10内の蒸気が
外部へ大量に逃げる器体開放後に必ず行われ、御
飯の湿度を適正ないし所望の程度に充分保つこと
ができる。
蓋4が開かれたときオフしてタイマーにリセツト
信号を与え、器体蓋4が閉じられたときオンして
タイマーを作動させるようにしている。これによ
り、保温中蓋が開けられた後閉じられる都度タイ
マーが作動して、加湿手段を一定時間自動的に働
かせることができる。従つて、前記実施例のよう
に、加湿の必要を察知しながら必要の都度スイツ
チ22を手操作しなければならないような不便が
ない。しかも、加湿は、保湿領域10内の蒸気が
外部へ大量に逃げる器体開放後に必ず行われ、御
飯の湿度を適正ないし所望の程度に充分保つこと
ができる。
スイツチ22は、器体2外面に固着された係止
部5に対するカバー29の内部に設け、器体蓋4
が閉められた際カバー29の天板に開設されてい
る孔30を通じ、器体蓋4の自由端部下面に形成
された操作突起31により押動操作されてオンす
るようにしている。
部5に対するカバー29の内部に設け、器体蓋4
が閉められた際カバー29の天板に開設されてい
る孔30を通じ、器体蓋4の自由端部下面に形成
された操作突起31により押動操作されてオンす
るようにしている。
加湿手段19は、第5図に示されるように、電
源に対しプラグ32およびコンセント33等の着
脱自在な接続具により接続して、加湿手段19全
体が着脱自在なよう凹陥部18へ嵌め付けるよう
にすれば、加湿手段19の保全管理や水溜め部2
0の洗浄等に便利である。水溜め部20を覆う水
煙吹出口24付き蓋体34も着脱自在にし、水溜
め部20の洗浄が容易であるようにしている。
源に対しプラグ32およびコンセント33等の着
脱自在な接続具により接続して、加湿手段19全
体が着脱自在なよう凹陥部18へ嵌め付けるよう
にすれば、加湿手段19の保全管理や水溜め部2
0の洗浄等に便利である。水溜め部20を覆う水
煙吹出口24付き蓋体34も着脱自在にし、水溜
め部20の洗浄が容易であるようにしている。
なお、加湿手段19全体ではなく、水溜め部2
0を着脱できるようにしてもその洗浄が楽になり
便利である。
0を着脱できるようにしてもその洗浄が楽になり
便利である。
加湿手段19は、水溜め部と、該水溜め部内の
水を蒸発させるヒータとからなるものでもよくヒ
ータのオン、オフをスイツチとタイマーにより前
記超音波装置に対すると同様に行えばよい。
水を蒸発させるヒータとからなるものでもよくヒ
ータのオン、オフをスイツチとタイマーにより前
記超音波装置に対すると同様に行えばよい。
第6図は、炊飯と保温を行う場合の一例を示す
もので、飯器1は、器体2内底部に設けられた炊
飯ヒータ35内蔵の熱盤36上に受載され、口部
を内蓋8によつて閉ざされ、飯器1内は保温時に
保湿領域10となり、炊飯時に内蓋8に設けられ
ている蒸気パイプ37を通じたある制限下での蒸
気放出によつて調圧炊飯領域を兼ねるようにして
いる。蒸気パイプ37内には、炊飯中の蒸気放出
時に押し開かれ、保温中は閉じて内部熱や蒸気が
外部に逃げないようにする弁38が設けられてい
る。
もので、飯器1は、器体2内底部に設けられた炊
飯ヒータ35内蔵の熱盤36上に受載され、口部
を内蓋8によつて閉ざされ、飯器1内は保温時に
保湿領域10となり、炊飯時に内蓋8に設けられ
ている蒸気パイプ37を通じたある制限下での蒸
気放出によつて調圧炊飯領域を兼ねるようにして
いる。蒸気パイプ37内には、炊飯中の蒸気放出
時に押し開かれ、保温中は閉じて内部熱や蒸気が
外部に逃げないようにする弁38が設けられてい
る。
加湿手段19の水溜め部20は、飯器1内底部
の外周付近最低位部としており、飯器1内中で生
じる温度差等に起因した結露水が一部蒸発され乍
らも下方へ移行して水溜め部20に溜る極く少量
の水を、ヒータ39により蒸発させて、飯器1の
上部へ戻し、御飯の上層部を加湿できるようにし
ている。ヒータ39は熱盤36の外周上面に埋設
して水溜め部20の下部に接するようにしてい
る。水溜め部20へ自然に溜る水分では不充分な
場合、炊飯後外部から水を補給してもよい。外部
から水を補給する場合は特に、水溜め部の開口部
に多孔板の水切蓋を設けて、水溜め部20に御飯
が落ちないようにするとか、水溜め部20への独
立した補給水路を形成するとかすれば、御飯が水
と直接接するような不都合がなくなる。40は蓋
ヒータ、41は炊飯−保温自動切換感温手段で、
炊飯終了時の水分減少によつて温度が急上昇する
のを検知し、炊飯から保温にヒータ回路を切替え
る。保温用ヒータ13は内容器16の上部外周に
巻着している。
の外周付近最低位部としており、飯器1内中で生
じる温度差等に起因した結露水が一部蒸発され乍
らも下方へ移行して水溜め部20に溜る極く少量
の水を、ヒータ39により蒸発させて、飯器1の
上部へ戻し、御飯の上層部を加湿できるようにし
ている。ヒータ39は熱盤36の外周上面に埋設
して水溜め部20の下部に接するようにしてい
る。水溜め部20へ自然に溜る水分では不充分な
場合、炊飯後外部から水を補給してもよい。外部
から水を補給する場合は特に、水溜め部の開口部
に多孔板の水切蓋を設けて、水溜め部20に御飯
が落ちないようにするとか、水溜め部20への独
立した補給水路を形成するとかすれば、御飯が水
と直接接するような不都合がなくなる。40は蓋
ヒータ、41は炊飯−保温自動切換感温手段で、
炊飯終了時の水分減少によつて温度が急上昇する
のを検知し、炊飯から保温にヒータ回路を切替え
る。保温用ヒータ13は内容器16の上部外周に
巻着している。
この考案によれば、飯器内上部に通じる水溜め
部およびこの水溜め部内の水から蒸気か水煙を発
生させるヒータまたは超音波装置とからなる加湿
手段と、水溜め部に水を補給する給水タンクとを
飯器と共に同一空間に設けて、通常の飯器設置空
間を加湿手段および給水タンクの設置に必要なだ
け器体の内容器と外装体との空間部へ拡張するだ
けで簡単に、しかも内容器と外装体とデツドスペ
ースを有効利用することができる。よつて大型化
を招かず、外観にも影響しない。
部およびこの水溜め部内の水から蒸気か水煙を発
生させるヒータまたは超音波装置とからなる加湿
手段と、水溜め部に水を補給する給水タンクとを
飯器と共に同一空間に設けて、通常の飯器設置空
間を加湿手段および給水タンクの設置に必要なだ
け器体の内容器と外装体との空間部へ拡張するだ
けで簡単に、しかも内容器と外装体とデツドスペ
ースを有効利用することができる。よつて大型化
を招かず、外観にも影響しない。
また給水タンクも飯器と同一空間に設けられて
保温時の熱を受けて加温されるので、加湿時の蒸
気化を促進でき応答性のよいものになるし、露化
加湿方式の場合でも露化後の蒸発を促進してベタ
ツキを回避することができる。
保温時の熱を受けて加温されるので、加湿時の蒸
気化を促進でき応答性のよいものになるし、露化
加湿方式の場合でも露化後の蒸発を促進してベタ
ツキを回避することができる。
第1図は一実施例の縦断面図、第2図は加湿手
段作動回路図、第3図は第2図のものの変形例を
示す加湿手段作動回路図、第4図は別の実施例を
示す一部の縦断面図、第5図は加湿手段全体を着
脱自在とした実施例の一部縦断面図、第6図は他
の実施例を示すほぼ半部の縦断面図である。 1……飯器、2……器体、4……器体蓋、8…
…内蓋、13……保温用ヒータ、35……炊飯用
ヒータ、{20……水溜め部、21……超音波装
置、39……ヒータ、}19……加湿手段、26
……水位調整弁、27……給水タンク。
段作動回路図、第3図は第2図のものの変形例を
示す加湿手段作動回路図、第4図は別の実施例を
示す一部の縦断面図、第5図は加湿手段全体を着
脱自在とした実施例の一部縦断面図、第6図は他
の実施例を示すほぼ半部の縦断面図である。 1……飯器、2……器体、4……器体蓋、8…
…内蓋、13……保温用ヒータ、35……炊飯用
ヒータ、{20……水溜め部、21……超音波装
置、39……ヒータ、}19……加湿手段、26
……水位調整弁、27……給水タンク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 飯器内上部に通じる水溜め部およびこの水溜
め部の水から蒸気か水煙を発生させるヒータま
たは超音波装置とからなる加湿手段と、水溜め
部に水を補給する給水タンクとを、飯器と共に
同一空間に設けた ことを特徴とする保温機能を有する電気ジヤ
ー。 (2) 給水タンクは水位調整弁付きである実用新案
登録請求の範囲第1項記載の保温機能を有する
電気ジヤー。 (3) 加湿手段は、全体が着脱自在なように設けら
れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
保温機能を有する電気ジヤー。 (4) 水溜め部は、着脱自在とされている実用新案
登録請求の範囲第1項記載の保温機能を有する
電気ジヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1376382U JPS58117235U (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 保温機能を有する電気ジヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1376382U JPS58117235U (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 保温機能を有する電気ジヤ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117235U JPS58117235U (ja) | 1983-08-10 |
JPS6310124Y2 true JPS6310124Y2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=30026256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1376382U Granted JPS58117235U (ja) | 1982-02-03 | 1982-02-03 | 保温機能を有する電気ジヤ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117235U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4330708Y1 (ja) * | 1965-07-08 | 1968-12-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55101518U (ja) * | 1979-01-05 | 1980-07-15 |
-
1982
- 1982-02-03 JP JP1376382U patent/JPS58117235U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4330708Y1 (ja) * | 1965-07-08 | 1968-12-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58117235U (ja) | 1983-08-10 |
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