JPH0716148A - 保温式炊飯器 - Google Patents

保温式炊飯器

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Publication number
JPH0716148A
JPH0716148A JP16161993A JP16161993A JPH0716148A JP H0716148 A JPH0716148 A JP H0716148A JP 16161993 A JP16161993 A JP 16161993A JP 16161993 A JP16161993 A JP 16161993A JP H0716148 A JPH0716148 A JP H0716148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
time
inner pot
control material
humidity control
Prior art date
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Pending
Application number
JP16161993A
Other languages
English (en)
Inventor
Noritake Sumida
憲武 隅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0716148A publication Critical patent/JPH0716148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 内鍋5を内蔵する本体1と該内鍋5および本
体1を開閉自在に覆う蓋体3を有する保温式炊飯器にお
いて、前記蓋体3内面に一定の湿度を保持するための調
湿材13および米飯の臭いの脱臭を行うための脱臭剤1
4を配設してなるものである。 【効果】 保温時における米飯の乾燥を防止するととも
に、米飯の臭いを効率よく脱臭することが可能になり、
従って、保温中に米飯が乾燥することのない、また臭い
が発生することのない高品位な保温式炊飯器を提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保温機能を有する炊飯
器に関し、特に炊飯後の保温時おける米飯の乾燥,褐
変,臭いを少なくした保温式炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の保温式炊飯器は、釜底の
ヒーターで加熱し、炊飯後保温に切り替えるように構成
するものであり、この場合は、一般に保温温度は、温度
センサーにより70℃程度の高温を保持するように保温
ヒーターで温度制御されているが、時間の経過と共に米
飯の状態は、乾燥,褐変,臭いの発生等を生じ、味を低
下させる欠点があった。
【0003】このような欠点を解決するために、温度セ
ンサーの精度を向上させて、保温の温度を正確に管理し
たり、内鍋あるいは本体に加湿タンクを取り付ける構成
が取られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の構成においても、米飯の乾燥に対する効果は不
足しており、長時間保温すると米飯が乾燥するという欠
点があり、また保温時における臭いの問題に対しては何
ら対策はなされていなかった。
【0005】本発明は上記事項を解決するためになされ
たもので、保温時における米飯の乾燥を確実に防止する
ことができるとともに、保温時に米飯から発生する臭い
を効率良く脱臭することができる保温式炊飯器を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、内鍋および本体を開閉自在に覆う蓋体の内
面に湿度を一定に保持するための調湿材と、加熱により
再生可能で米飯の臭いの脱臭を行うための脱臭剤とを配
設して構成してなるものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成により、炊飯時にに発生する
水蒸気の一部が蓋体内面に配設された調湿材に吸収さ
れ、保温時に内鍋内の湿度を一定に保つために徐々に放
出され、米飯の乾燥を防止する。一方、脱臭剤は、保温
時に発生する米飯の酸敗臭を吸着あるいは分解し、保温
米飯の臭気を低減する。
【0008】また、この調湿材に水蒸気透過性のフィル
ムで覆われているものを用いると、炊飯時に米から発生
する米飯の煮汁(おねば)が付着することなく効率よく
水蒸気を吸収することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の保温式炊飯器の一実施例を図面
とともに説明する。
【0010】図1は本発明の保温式炊飯器の一実施例を
示す要部断面図であり、図1ににおいて、1は正面が開
口した本体(炊飯器本体)であり、発熱体2を配置して
あり、その上に内鍋5を挿入自在にしている。その本体
1の上部開口面は蓋体3で覆われており、この蓋体3を
本体1の後側縁部で支持軸4により係止され、したがっ
て蓋体3は前後方向に開閉するようになっている。内鍋
5の上面はシールパッキン6を介して内蓋7で覆われて
おり、この内蓋7は蒸気孔を有し、蓋体3に取り付けら
れている。
【0011】また、蓋体3の内面には、上面に蓋ヒータ
ー10が配設された内蓋7が取着され、さらに蓋ヒータ
ー10の上部は断熱材9aを収容した断熱層で形成され
ている。前記内蓋7の下面には、調湿材13および脱臭
剤14が取着されている。蒸気ガイド11は、内蓋7の
蒸気孔8から前記断熱層を垂直に貫通するように形成さ
れている。
【0012】内鍋5の外面には、内鍋5に密接するよう
に内容器15が配設され、内容器15の側面には側面ヒ
ーター16が取り付けられ、側面ヒーター16の周囲に
は断熱材9bを収容した断熱層で形成されている。
【0013】尚、図1において、12は調湿材13に炊
飯時の米から発生する米飯のおねばの付着するのを防止
するための水蒸気透過性のフィルムであり、また17は
鍋温度センサー18にて内鍋5の温度を検知して発熱体
2への通電をオン・オフ制御するとともに、保温ヒータ
ー16および蓋ヒーター10への通電をオン・オフ制御
する制御回路である。
【0014】次に上記のように構成された保温式炊飯器
の動作について説明する。
【0015】まず、米を入れた内鍋5を本体1の内鍋収
容部の発熱体2の上に載せ、蓋体3で本体1に蓋をした
後、スイッチを入れると、制御回路17は発熱体2に通
電する。そして、発熱体2が加熱されると内鍋5の水温
が上昇し、炊飯が開始する。このときに発生した蒸気
は、内蓋7の蒸気孔8および蓋体3の蒸気ガイド11を
通って排出される。
【0016】炊飯が進行すると、内鍋5の水分がなくな
り、内鍋5温度が急上昇する。そして内鍋5の温度が所
定の温度になると、鍋温度センサー18がこれを検知
し、制御回路17は、発熱体2への通電を停止し、炊飯
が完了する。
【0017】炊飯時において、調湿材13は、水蒸気透
過フィルム12によっておねばが付着することなく、効
率的に炊飯時に発生する蒸気を吸収する。一方脱臭剤1
4は、水蒸気透過フィルム12の作用によって、おねば
の付着による脱臭性能の低下もなく、炊飯時の蒸気によ
り加熱再生され、臭気物質の吸着機能を回復する。
【0018】このようにして炊飯が完了した後、蓋体3
を開放すると、内鍋5が露呈し、給仕を行うことができ
る。
【0019】炊飯後、米飯の温度が低下すると鍋温度セ
ンサー18がこれを検知し、制御回路17は保温ヒータ
ー16および蓋ヒーター10に通電を開始し、米飯の温
度は70℃程度に保温される。
【0020】保温時、米飯の給仕による蓋体3の開閉に
よって、内鍋5内の蒸気が揮散し、内鍋5内の湿度が低
下すると、調湿材13から炊飯時に吸湿した水分が内鍋
5内に供給され米飯の乾燥は防止される。一方、長時間
保温によって米飯から発生する臭いは、脱臭剤14に吸
着される。
【0021】
【発明の効果】本発明の保温式炊飯器は、蓋体の内面
に、内鍋内の湿度を一定に保つ調湿材および加熱により
再生可能な脱臭剤を配設することによって、保温時にお
ける米飯の乾燥を防止するとともに、米飯の臭いを効率
よく脱臭することが可能になる。また、調湿材を水蒸気
透過フィルムで覆うことによって、炊飯時におねばが付
着することなく、効率よく調湿、脱臭を行うことが可能
となるとともに、長寿命化も可能である。
【0022】従って、保温中に米飯が乾燥することのな
い、また臭いが発生することのない高品位な保温式炊飯
器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保温式炊飯器の一実施例を示す要部断
面図である。
【図2】本発明の保温式炊飯器の一実施例を示す要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 発熱体 3 蓋体 4 支持軸 5 内鍋 6 シールパッキン 7 内蓋 8 蒸気孔 9a 断熱材 9b 断熱材 10 蓋ヒータ 11 蒸気ガイド 12 水蒸気透過性フィルム 13 調湿材 14 脱臭剤 15 内容器 16 保温ヒータ 17 制御回路 18 鍋温度センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内鍋を内蔵する本体とその内鍋および本
    体を開閉自在に覆う蓋体を有する保温式炊飯器におい
    て、前記蓋体内面に一定の湿度を保持するための調湿材
    を配設したことを特徴とする保温式炊飯器。
  2. 【請求項2】 前記蓋体内面に加熱により再生可能な脱
    臭剤を配設したことを特徴とする請求項1記載の保温式
    炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記調湿材を水蒸気透過性フィルムで被
    覆したことを特徴とする請求項1記載の保温式炊飯器。
JP16161993A 1993-06-30 1993-06-30 保温式炊飯器 Pending JPH0716148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16161993A JPH0716148A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 保温式炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16161993A JPH0716148A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 保温式炊飯器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716148A true JPH0716148A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15738625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16161993A Pending JPH0716148A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 保温式炊飯器

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JP (1) JPH0716148A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7902988B2 (en) 2007-10-01 2011-03-08 Denson Corporation Illuminance sensor for vehicle
JP2013144092A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Midea Holding Co Ltd 上蓋アセンブリ及びこれを備える電気炊飯器
JP2018116611A (ja) * 2017-01-20 2018-07-26 株式会社クボタ 自動走行作業車

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7902988B2 (en) 2007-10-01 2011-03-08 Denson Corporation Illuminance sensor for vehicle
JP2013144092A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Midea Holding Co Ltd 上蓋アセンブリ及びこれを備える電気炊飯器
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