JPS6028335Y2 - 保温式炊飯器 - Google Patents

保温式炊飯器

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Publication number
JPS6028335Y2
JPS6028335Y2 JP10129981U JP10129981U JPS6028335Y2 JP S6028335 Y2 JPS6028335 Y2 JP S6028335Y2 JP 10129981 U JP10129981 U JP 10129981U JP 10129981 U JP10129981 U JP 10129981U JP S6028335 Y2 JPS6028335 Y2 JP S6028335Y2
Authority
JP
Japan
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lid
rice
heat
inner lid
receiving plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP10129981U
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English (en)
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JPS57140211U (ja
Inventor
積一 中村
洋宣 岡本
貞幸 土井
勇 山崎
Original Assignee
三洋電機株式会社
鳥取三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は所謂ジャ一式炊飯器と称される様な炊飯完了時
に保温式炊飯器に関し特に保温時長時間に亘り御飯に適
度な水分を付与して最適な保温状態を維持せしめるため
に露受板の改良に係るものである。
一般にジャー炊飯器の最適保温時間は約8〜12時間と
されており、その保温温度は約70度に保持される様に
設定されている。
ところが、保温開始後約8〜1満陥が経過すると御飯表
面にパサツキ及び黄変異臭を生じる欠点があった。
これは長時間の保温に伴ない特に御飯表面の水分が蒸発
し、御飯粒内の組織が破壊されるためである。
この様な欠点を改良すべく鍋の開口部を覆う内蓋の下面
に適宜水を入れて加湿するものが提唱されたが、保温機
能のみであるために使用の都度水を加え混血に注入する
必要があり面倒であると共に蓋体の開放時に加湿皿内の
水が御飯の一部に多量に浸透し水臭い御飯となったり、
悪臭を生ずる一因となった。
本考案は上記の点に鑑み炊飯時に発生する水分を貯め保
温時に適度に蒸発せしめて御飯に付与せしめると共に蓋
体の開放時に水分が溢れない様にすることを目的とする
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1は円筒状のフレーム、2は該フレームに内装した有底
筒状の収納ケース、3は収納ケースの上周縁とフレーム
1の上周縁を嵌合固定するフレームカバー、4は前記収
納ケース1内の内底部に露呈状態で固定した主熱源(以
下炊飯ヒーターと称す)、5は前記収納ケース2に収納
した上周縁のフランジ6を前記収納ケースに載置して吊
持状態とした鍋、7は前記収納ケース1の上部外側壁に
密着して固定した第1補助熱源(以下第1保温ヒーター
と称す)、8は前記フレームに枢支して回動自在とした
蓋体、9は蓋体の裏板を構成する熱伝導の良好な外蓋、
10は該外蓋の上面に設けられ前記第1保温ヒーター7
に比べ発熱量を小さくした第2補助熱源(以下第2保温
ヒーターと称す)で、炊飯完了後の保温状態に移行して
から発熱する。
11は前記外蓋9の下面中央部に垂設し、下端に係止部
12を設けた支持軸、13は中央部を前記支持軸11に
挿通せしめ外周縁を前記鍋5の上周縁に密着して鍋の開
口部を覆う熱伝導の良好な内蓋、14は該内蓋の中央部
に嵌合し上周縁に薄肉の弁15を一体成形した内蓋バッ
キング、16は前記支持軸11に挿通し外蓋9内蓋13
間に介装して常時内蓋13を下方に押圧するスプリング
、17は前記支持軸11の係止部12に嵌合固定して前
記内蓋13の下方に位置せしめた周縁に立上がり部18
を有する皿状の露受板で、中央部にゴムバッキング19
を嵌め支持軸11との密封を行なうと共に着脱を容易に
している。
20は露受板17の外周縁である立上がり部18の端縁
に設けたリング状のバッキング、21.21は前記露受
板17の上方に位置する内蓋13の適所に設けた複数個
の蒸気抜き孔で、炊飯時は内蓋5内の蒸気圧により弁1
5を押し上げて開口状態となり、保温時は蒸気圧の低下
により弁15が閉塞する。
22は内蓋バッキング14とスプリング16間に介在せ
しめた内蓋バッキング14の押え金具、23は外蓋9の
適所に設けられ外蓋9の内蓋13間の空間Sと外気とを
連通せしめる蒸気案内筒、24は外蓋の周縁に設けた蓋
バッキング、25はフレームの下部に設けた裏板である
次に動作について述べると、今、鍋5内に米、水を入れ
収納ケース2に収納し蓋体8を閉める。
この時、内蓋13の外周縁が鍋5の上周縁に密着するた
めに内蓋13はスプリング16を抗して押上げられ露受
板17は内M13の裏面より離れその外周縁との間の全
周に隙間1を形成する。
そして、炊飯ヒーター4に通電し加熱炊飯すると、炊飯
の進行に伴ない鍋5内より発生した蒸気は第2図の矢印
実線の様に隙間1より入いり重い水分と軽い蒸気とに分
離せしめ重い水分は露受板17内に貯め軽い蒸気はその
蒸気圧により弁15を押上げ蒸気抜き孔21,21を介
して空間S内に入いり蒸気案内筒23より外気中に放出
する。
やがて、御飯内の水分がなくなり炊飯が完了すると、サ
ーモスタット(図示せず)により炊飯ヒーター4を断電
状態にした御飯温度が約70度に低下した時点で夫々の
保温ヒーター7.10に通電して御飯温度を約70度に
維持する。
この保温状態の移行に伴ない保温ヒーター7.10の熱
は収納ケース2、鍋5、内蓋13を介して、又外蓋9、
内蓋13を介して露受板17部を加熱し炊飯時に貯溜し
た水を加熱し第2図の矢印破線の様に徐々に御飯全面に
付与する。
蒸気抜き孔21は蒸気圧の低下により弁15が復帰する
ため閉塞されている。
そして、御飯の取出しによる蓋体8の開放時には、蓋体
8の開放に伴ない内蓋13が鍋5から離れるため第3図
の様にスプリング16によって内M13が押下げられ露
受板17のバッキング20に密着する。
この結果露受板17内の水は完全に密閉状態となる。
尚、露受板は必要に応じて手で持ち支持軸より取外して
水洗い等を行なうことができる。
以上の様に本考案は構成したものであるから、炊飯時に
発生する水分を貯め保温時に適宜蒸発せしめて御飯に付
与するため長時間に亘り最適な保温状態を維持すること
ができる。
又、使用の都度、水を補給する必要がないため使用勝手
が頗る良好であると共に鍋内の水を有効に利用でき噴き
溢れ等を防止できる。
とくに、開蓋時には露受板の外周縁に設けたバッキング
が内蓋に密着するために露受板より水が溢れることがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の保温式炊飯器の部分断面図、第2図及
び第3図は動作説明図を示す要部断面図である。 4・・・・・・主熱源、5・・・・・・鍋、7,10・
・・・・・補助熱源、9・・・・・・外蓋、11・・・
・・・支持軸、13・・・・・・内蓋、17・・・・・
・露受板、20・・・・・・バッキング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主熱源にて加熱された補助熱源にて保温される鍋と、常
    時下方に付勢された外周縁を前記鍋の上面開口縁に密着
    して該鍋の開口部を覆う内蓋と、該内蓋の上面を覆う外
    蓋と、前記内蓋を挿通せる支持軸に該内蓋裏面に圧接目
    在となる如く取り付けられる露受板と、該露受板の外周
    縁に固定されるリング状のパツキンとよりなり、前記外
    蓋の施蓋時に前記内蓋裏面と前記パツキンとの間に隙間
    を形威し開放時に前記パツキンを前記内蓋の裏面に圧接
    したことを特徴とする保温式炊飯器。
JP10129981U 1981-07-07 1981-07-07 保温式炊飯器 Expired JPS6028335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10129981U JPS6028335Y2 (ja) 1981-07-07 1981-07-07 保温式炊飯器

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JP10129981U JPS6028335Y2 (ja) 1981-07-07 1981-07-07 保温式炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS57140211U JPS57140211U (ja) 1982-09-02
JPS6028335Y2 true JPS6028335Y2 (ja) 1985-08-28

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ID=29895968

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JP10129981U Expired JPS6028335Y2 (ja) 1981-07-07 1981-07-07 保温式炊飯器

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