JPS63100051A - 磁器シ−トの製造方法 - Google Patents

磁器シ−トの製造方法

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JPS63100051A
JPS63100051A JP61132751A JP13275186A JPS63100051A JP S63100051 A JPS63100051 A JP S63100051A JP 61132751 A JP61132751 A JP 61132751A JP 13275186 A JP13275186 A JP 13275186A JP S63100051 A JPS63100051 A JP S63100051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric
porcelain
manufacturing
slurry
sheet
Prior art date
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Application number
JP61132751A
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English (en)
Inventor
昭一 岩谷
正 小笠原
哲司 丸野
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、誘電体磁器シートを用いるセラミック電子部
品を対象とする磁器シートの製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 誘電体磁器シートを用いたセラミックコンデンサ、積層
コンデンサ等が知られているが、Xt休体体である誘電
体グリーンシートの製造方法は従来第4図に示すような
工程によって行われている。
先ず工程(a)において、所望の誘電体グリーンシート
となる誘電体磁器粉末、熱硬化型樹脂及び溶剤を用意し
て各々を混合し、工程(b)で混合体を適当に撹拌して
スラリー状となし、工程(C)で所望の基板上にスラリ
ーを塗布し成膜となす。
次に工程(d>で加熱乾燥処理して硬化させた後誘電体
グリーンシートとなしている。
ところでこのような製造方法は出発材料として熱硬化型
樹脂を用いているために、これを乾燥。
硬化させるための工程(d>の処理時間を比較的長く必
要とするので、作業性が悪くなっている。
また熱処理による熱履歴が残る欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来の製造方法においては、出発材料として
熱硬化型樹脂を用いているので硬化時問が長くなるとい
う問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためなされたもので
、硬化時間を短くできる磁器シートの製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、誘電体磁器粉末と
紫外線硬化型樹脂とを混合したスラリーを形成し、紫外
線を照射することにより前記紫外線硬化型樹脂を硬化さ
せて誘電体グリーンシートを形成することを特徴として
いる。
(作 用) 出発材料として紫外線硬化型樹脂を用いることにより、
紫外線を照射するだけで樹脂の硬化が行われる。従って
硬化時間を短くすることができる。
(実施例) 第1図は本発明実施例の磁器シートの製造方法を示すブ
ロック図で、以下工程順に説明する。
先ず工程(a)において、誘電体磁器粉末として例えば
チタン酸バリウムの粉末10Qfi1部を用意し、これ
に対してポリメタクリル酸イソブチル20重量部、メタ
クリルr!i2−ヒドロキシエチル80fflff1部
及び2−メチルアントラキノン2重量部が各々加えられ
て成る溶液50重量部を用意し、両者を混合した。
次に工程(b)で混合体を適当に撹拌してスラリー状と
なした。
続いて工程(C)でルミラーフィルムを用意しこのフィ
ルム上にスラリーを約50μmの厚さのシート状に塗布
した。
次に工程(d)でルミラーフィルムの上部的30αの高
さから2KWの高圧水銀灯を用いて紫外線を照射した。
これによってペーストは約10秒間で乾燥し硬化した。
この時点で硬化膜の引張強度を測定したところルミラー
フィルムから剥した状態で約1に!J/!N!12の値
が得られた。
続いてこの硬化膜を大気中で1300〜1400℃で焼
成処理し、不要物を除去することにより磁器誘電体基板
を得た。この時点で抗折強度を測定したところ約900
に3/cmの値が得られた。
第2図は本発明実施例によって得られた磁器誘電体基板
を示すもので、誘電体グリーンシートを1300〜14
00℃の大気中で本焼成して、得られた磁器誘電体基板
1上に電極2を多数形成し、誘電体基板1を点線位置で
個々に分離することにより、第3図のように一対の電極
2a、2bを有する回路素子としてのチップ状セラミッ
クコンデンサが得られる。
次に本実施例に対して得られた比較例について説明する
比較例 チタン酸バリウムの粉末を100重量部用意し、これに
対して熱硬化型樹脂としてエチルセルロース20mm部
及びブチルセロソルブ80重量部が各々加えられて成る
ビヒクル50重量部を用意し、両者を混合した。
次に混合体を適当に撹拌してスラリー状となした。続い
てこのスラリーをルミラーフィルム上に約50μmの厚
さのシート状に塗布した。次にルミラーフィルムを約1
00℃で熱処理した。これによってペーストは約1分3
0秒で乾燥し硬化した。本実施例に比較し約9倍の硬化
時間を必要としている。
この時点で硬化膜の引張強度はルミラーフィルムから剥
した状態で0.01 Kl/am2の値が得られた。続
いてこの硬化膜を大気中で1300〜1400℃で焼成
処理し、磁器誘電体基板を得た。
この時点で抗折強度は約800Kff/cmの値が得ら
れた。
数表は本発明実施例で使用される誘電体スラリーの構成
例を示すもので、いずれも優れたシート強度を示してい
る。(ただしNQIOを除く)(以下余白) このように本発明実施例によれGf紫外線?E、!:1
”lを行うことにより熱処理による乾燥tま不要となる
ので、短時間で硬化を行うことができるため作業性が改
善される。また熱処理は不要なので熱履歴も残らなくな
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、出発材郭lとして紫
外線硬化型樹脂を用いて紫外線硬化を行うので、硬化時
間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は本発明実施例の磁器シートの製
造方法を示すブロック図、第2図及び第3図は本発明実
施例によって冑られた磁器誘電体基板及びチップ状セラ
ミックコンデンサを示す断面図、第4図(a)〜(e)
は従来製造方法を示すブロック図である。 1・・・磁器誘電体基板、 2a、2b・・・電極。 2Q電極 第8図 手続補正占(方式) 昭和62年11月26日 特許庁長官 殿            ゛、ノ1、事
件の表示 昭和61年特許願第132751号 2、発明の名称 磁器シートの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 5、補正命令の日付 7、補正の内容 (1)明細書第8頁第4行目から5行目にかけて記載の
「第1図(a)〜(e)は本発明実施例の磁器シートの
製造方法を示すブロック図、」を「第1図は本発明実施
例の磁器シートの製造方法を(a>乃至(e)の異なっ
た工程順に示すブロック図、」に訂正する。 (2)明細書第8頁第8行目から9行目にかけて記載の
[第4図(a)〜(e)は従来製造方法を示すブロック
図である。」を「第4図は従来製造方法を(a>乃至(
e)の異なった工程順に示すブロック図である。」に訂
正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体磁器粉末と紫外線硬化型樹脂とを混合した
    スラリーを形成し、紫外線を照射することにより前記紫
    外線硬化型樹脂を硬化させて誘電体グリーンシートを形
    成することを特徴とする磁器シートの製造方法。
  2. (2)前記スラリーを所望の基板上に塗布しこの基板上
    部から紫外線を照射する特許請求の範囲第1項記載の磁
    器シートの製造方法。
JP61132751A 1986-06-10 1986-06-10 磁器シ−トの製造方法 Pending JPS63100051A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345548A (ja) * 1989-07-13 1991-02-27 Murata Mfg Co Ltd セラミクスシート用組成物およびセラミクスシートの製造方法
US5605630A (en) * 1993-03-24 1997-02-25 Scitec Kabushiki Kaisha Blood flow direction changeover device and method for hemodialyzer
US7344612B2 (en) * 2004-07-27 2008-03-18 Tdk Corporation Production method of multilayer electronic device
JP2008189530A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Sekisui Chem Co Ltd セラミックグリーンシート用セラミックペースト、セラミックグリーンシート及び積層セラミックコンデンサ
WO2008131831A2 (de) * 2007-04-25 2008-11-06 Rainer Ronniger Verfahren zur herstellung von keramischen folien und vorrichtung zur ausführung dieses verfahrens

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WO2008131831A2 (de) * 2007-04-25 2008-11-06 Rainer Ronniger Verfahren zur herstellung von keramischen folien und vorrichtung zur ausführung dieses verfahrens
WO2008131831A3 (de) * 2007-04-25 2009-05-07 Rainer Ronniger Verfahren zur herstellung von keramischen folien und vorrichtung zur ausführung dieses verfahrens

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