JPS6299763A - 磁性トナ− - Google Patents

磁性トナ−

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JPS6299763A
JPS6299763A JP60240755A JP24075585A JPS6299763A JP S6299763 A JPS6299763 A JP S6299763A JP 60240755 A JP60240755 A JP 60240755A JP 24075585 A JP24075585 A JP 24075585A JP S6299763 A JPS6299763 A JP S6299763A
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magnetic
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iron content
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Seiichi Takagi
誠一 高木
Hiroshi Fukumoto
博 福本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真法、静電記録法などに用いられるトナ
ーに関し、特に絶縁性の磁性トナーに関する。
従来電子写れ法としては米国特許第2,297.691
号明細書、特公昭42−23910号公報(米国特許第
3,666.363号明細書)及び特公昭43−247
48号公報(米国特許第4,071,361号明細書)
等に記載されている如く、多数の方法が知られているが
、一般には光導電性物質を利用し、種々の手段により感
光体上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像をトナーで
現像を行なって可視像とし、必要に応じて、紙等の転写
材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力等により定着
し、複写物を得るものである。
静電潜像をトナーを用いて可視像化する現像方法も種々
知られている。例えば米国特許第2.874,063号
明細書に記載されている磁気ブラシ法、同第2,618
,552号明細3に記載されているカスケード現像法及
び同i2,221,776号明細書に記載されているパ
ウダークラウド法、ファーブラシ現像法。
液体現像法等、多数の現像法が知られている。
これらの現像法において、特にトナー及びキャリヤーを
主体とする現像剤を用いる磁気ブラシ法、カスケード法
、液体現像法などが広く実用化されている。これらの方
法はいずれも比較的安定に良画像の得られる優れた方法
であるが、反面キャリヤーの劣化、トナーとキャリヤー
の混合比の変動という2成分現像剤にまつわる共通の問
題点を有する。
かかる問題点を回避するため、トナーのみよりなるl成
分系現像剤を用いる現像方法が各種提案されているが、
中でも、磁性を有するトナー粒子より成る現像剤を用い
る方法に優れたものが多い。
米国特許第3,909,258号明細書には電気的に導
電性を有する磁性トナーを用いて現像する方法が提案さ
れている。これは内部に磁性を有する円筒状の導電性ス
リーブ上に導電性磁性トナーを支持し、これを静電像に
接触せしめ現像するものである。この際、現像部におい
て、記録体表面とスリーブ表面の間にトナー粒子により
導電路が形成され、この導電路を経てスリーブよりトナ
ー粒子に電荷が導かれ、静電像の画像部との間のクーロ
ン力に”よりトナー粒子が画像部に付着して現像される
。この導電性磁性トナーを用いる現像方法は従来の2成
分現像方法にまつわる問題点を回避した優れた方法であ
るが、反面トナーが導電性であるため、現像した画像を
、記録体から普通紙等の最終的な支持部材へ静電的に転
写する事が困難であるという問題点を有している。
静電的に転写をする事が可能な高抵抗の磁性トナーを用
いる現像方法として、トナー粒子の、Im分極を利用し
た現像方法がある。しかし、かかる方法は本質的に現像
速度がおそい、現像画像の濃度が十分に得られない等の
問題点を有しており、実用上困難である。
高抵抗の磁性トナーを用いるその他の現像方法として、
トナー粒子相互の摩擦、トナー粒子とスリーブ等との摩
擦等によりトナー粒子を摩擦帯電し、これを静電像保持
部材に接触して現像する方法が知られている。しかしこ
れらの方法は、トナー粒子と摩擦部材との接触回数が少
なく摩擦帯電が不十分となり易い、帯電した ・トナー
粒子はスリーブとの間のクーロン力が強まりスリーブ上
で凝集し易い、等の問題点を有しており、実用上困難で
あった。
ところが、特開昭55−18656号公報等において、
上述の問題点を除去した新規な現像方法が提案された。
これはスリーブ上に磁性トナーをきわめて薄く塗布し、
これを摩擦帯電し、次いでこれを静電像にきわめて近接
して現像するものである。この方法は、磁性トナーをス
リーブ上にきわめて薄く塗布する事によりスリーブとト
ナーの接触する機会を増し、十分な摩擦帯電を可能にし
た事、磁力によってトナーを支持し、かつ磁石とトナー
を相対的に移動させる事によりトナー粒子相互の凝集を
とくとともにスリーブと十分に摩擦せしめている事。
トナーを磁力によって支持し又これを静電像に接する事
なく対向させて現像する事により地力ブリを防止してい
る事等によって優れた画像が得られるものである。
で発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、かかる−成分現像に用いる磁性トナーは
、静電気的性質、電気的性質、磁気的性質などが適当で
なければならない。
特に帯電量の制御、安定化、磁気特性などがトナー粒子
一つ一つで同等でなく適当でないと、使っている間にも
しくは環境の変動で、画像濃度が高くなりすぎたり、は
とんど読めない位に薄くなったりする。さら番こ、画質
が劣化し、パックグランドが汚れるカブリ現象を生じる
こともある。これは、トナーの現像性、転写性が変化し
て生じるものであるが、トナーの性質との関係が明確に
なっていない点がある。
特に、トナーの磁気特性、電気抵抗などの物性は基本的
にトナー性能に大きな影響を及ぼすはずであるが、充分
検討されていない。特に、単独の物性のみでトナー性能
を改善することは難かしい。例えば、単に、トナーの荷
電を安定させるために比抵抗を下げれば、転写性が悪く
なり、画像濃度の低下と細線再現性が悪くなる。
また、磁気特性としての飽和磁気σsをトナーの搬送性
を改善するため高くしようと考え、磁性体の含有量を増
加すると、当然のように比抵抗が低下し1画像が悪化す
る。
く問題点を解決するための手段〉 上述の事情に鑑み、本発明者らは、トナーの物性、特に
磁性体含有量、FM磁気特性比抵抗などの相互作用、相
乗効果に着目し、鋭意検討をおこなったところ、磁性体
含有量と、磁気特性cn[和磁気σsさらに、トナーの
バルク比抵抗がある関係において、画像性、画像濃度の
良い、すなわち、現像性、転写性のすぐれたトナーの得
られることを見い出し、本発明に到達したものである。
すなわち本発明の目的は、上述の如き問題点を解決した
磁性トナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、画像濃度が高く、細線再現性、
階調性の優れた磁性トナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、長期間の使用で性能の変化のな
い磁性トナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、環境変動に対して性能の変化の
ない磁性トナーを提供するものである。
さらに本発明の目的は、転写性の優れた磁性トナーを提
供するものである。
本発明は、トナーにおける磁性体含有量W(重量%)が
20〜60重量%であり、トナーの飽和磁気σsがW 
e m u / g以上であり、粉体比抵抗が1013
Ω−0m以上であることを特徴とする磁性トナーにある
何ら理論にとられれるわけではないが、本発明者らは、
磁性トナーの特性を検討する中で、物性などの相互の関
わりの、ある関係を満した場合、性能が良くなることを
見いだした。特に改善するために変えた物性により、他
の性質が悪化し、実用上使用できない、あるいは性能が
従来のものよりも劣るということのない、相互関係を見
い出した。
磁性体含有量W(重量%)が20〜60であるとき、ト
ナー(7) (r SがW e m u / g (1
0に6e磁場で測定)以下になると、画像性特に階調性
、細線再現性が充分でなくなる。これは、磁極上での穂
の大きさ、形状などが不ぞろいになるため、トナー粒子
一つずつの性質が不均一となることが原因と考えられる
。そして、穂の形成は、トナーの磁性体含有量すなわち
、トナー粒子の重さとσsに関係すると推定することが
できる。こ、れは、理論的に究明されているわけではな
いが、好ましくはσsが1.IW e m u / g
以上が良い。
さらにこのとき、バルク比抵抗が1Q13Ω・cm以下
であると、転写性が悪くなり、画像性が低下する。この
比抵抗も磁性体含有量と密接な関係がある。
好ましくは1014Ω・0m以上、さらに好ましくは1
015Ω・Cm以上であるのが良い。
トナー粉体比抵抗は、後述する磁性体の粉体含量も磁性
体含有量との関係において重要である。本発明において
は、トナーの全鉄含有量が0.75W重量%以上であり
且つ金属鉄含有量が0、6 W =i 量5以上である
磁性トナーが好ましい、トナー中の全鉄含有量が0.7
5W重量%以下であり且つ金属鉄含有量が0.6 W 
w t%以下になるとトナーの荷電性に悪影響を及ぼし
、画像性、特にバックグラウンドの汚れなどを悪くする
傾向が高まる。これは磁性体中の酸化物、値化合物が影
響していると思われるが、今だ充分明確にはなっていな
い、しかし、傾向は明確に出ており、特に、全鉄含有量
と金属鉄含有量の片方だけが本発明の範囲になっている
場合よりも、両方を満足した方が好ましい結果を得るこ
とが出来る。そして好ましくは全鉄含有量が0、85 
W重量%以上であり、金属鉄含有量が0、75 W重量
%以上であるのが良く、さらに好ましくは、前者が0.
9W重量%以上、後者は0.8W重量%以上がより良い
そして同時に該磁性体の粒度は、1.0ルm以下である
ことが良く、1.OILm以上であると、長期間の使用
により、画像性、転写性が劣化し、画像濃度の低下、及
び転写不良による細線再現性の低下が生ずる。これは、
好ましくは。
0.8μm以下が良く、さらに好ましくは、0.6μm
以下が良く、特に好ましくは、0.5 g m以下が良
い。粒度の決定は、電子顕微鏡の10.000〜30,
000倍の写真からランダムに100個を選び同じ軸に
対しての粒子径をものさしで計り、平均化したものであ
る。
そして、さらに同時に以下の電気抵抗の値を満足するこ
とが重要である。
従来−成分絶縁性磁性トナーでそれに含有される磁性粒
子の電気抵抗に関して注意はされていなかった。この理
由はこれらの磁性粒子がマグネタイトやマグネタイトに
代表される比較的バルクとしての比抵抗が高い材質より
構成されていたためと推゛定される。
本発明者は本発明に好適例である金属鉄含有率の高い磁
性体では、従来みすごされていた磁性粒子の電気抵抗が
特性に著しい影響をおよぼすことを見出した。
周知のように絶縁性磁性トナーのバルク比抵抗は少なく
とも1Q13Ω・cm以上が必要と云われている。しか
し、この抵抗値は主として磁性粒子を被覆または含有し
ている樹脂の特性によるものであって、仮りに磁性粒子
が著しく低い抵抗値の材料であっても、トナーの抵抗値
にはほとんど影響しないものであり、そのトナーを充分
摩擦等によって活性化した状態での電荷保持能力(トリ
ポ)にもほとんど形容しないといわれている。しかし乍
ら、実際の複写機の現像器の中のような動的過程ではこ
のような低い電気抵抗をもつ磁性粒子を含有するトナー
では現像能力が著しく低下する場合があることを本発明
者らは知見した。この理由は充分明確ではないが恐らく
低抵抗物質を含有するために生ずるトリポの時定数の低
下が主因と推定される。
上記現象は、本発明の好適例である金属鉄含有量の多い
ものにおいてもみられる。該磁性体のバルク比抵抗はマ
イクロオームセンチメートルと低いことが知られている
が実際の該磁性体は微清な酸化物及び不純物、他金属の
含有によりこの値よりずれることが多い。このため本発
明では該磁性粒子のバルク抵抗は該磁性粒子に数百K 
g / c m 2以−ヒ、好ましくは数トン/cm2
以上の圧力をかけプレスした錠剤成形物(直径2cm厚
さ1〜3mm)の電気抵抗値を採用している。この方法
による比抵抗値(バルク)はマグネタイトなどの通常の
酸化鉄粉では106〜103オーム1センチメートルと
なり金属鉄含有量の多い磁性体では104オーム・セン
ナ以下の値を示す。
磁性粒子の粉体としての電気抵抗の測定法を以下に示す
。安藤電気製粉体用電極(型式5E−43)に横河ヒュ
レットパッカード製ピコアンメーター/DCボルテージ
ソース(型式4140B)を接続し、露点−50°C以
下の高純度空気の雰囲気下で測定する。測定は電圧を0
.1Vステツプ(印加時間約1秒)で徐々に上昇し1o
ovでの電流値を採用する。磁性粒子は上記電極(面積
2 cm2)内に0.2〜Igr充てんし、厚さが0.
5〜2mm見掛は密度1.0〜3、0 g r / c
 m 3 (7)軽く充てんされた状7m テ上記電圧
、電流値から粉体見掛は比抵抗を算出する。
以上であると長期間の使用あるいは環境の変動、特に低
湿下において、画像濃度の低下、もしくは、パックグラ
ンドの汚れなどを発生する傾向が強い。また、粉体比抵
抗が105Ω・cm以下であると1画像源度がひじょう
に低くなり、かといって1012Ω・cm以上であると
、バックグランドの汚れを発生する傾向が強い。より好
ましくは、バルク比抵抗103Ωφcm以下が良く、さ
らに好ましくは102る Ω・cm以下であ聾。
また、粉体比抵抗は好ましくは106〜1010Ω・c
mであり、さらに好ましくは106〜109である。
さらに、磁性体に弗化鉄を含有すると荷電性が良くなり
、特に環境依存性、中でも高湿下での荷電性が良くなり
1画質が変動しない。弗化鉄としてはFe 2 F5、
FeF3、FeF2がある。含有量としては、0.1〜
40重量%が良く、さらに好ましくは、0.5〜20重
量%、特に好嶌しくは2〜10重量%が良い。そして特
にFeF2が弗化鉄としては良く、含有量としては、O
,1〜30重量%が良く、好ましくは0.5〜20重量
%、特に好ましくは2〜10重量%が良い。
磁性体に弗化鉄を含有させる方法としては、例えば磁性
体が、酸化物である場合は前処理として、還元し金属鉄
にある程度しておくか、還元と同時にHFあるいはNH
a F 、NH4HF2を反応させる。金属鉄が多けれ
ば、そのまま該磁性体とHFあるいはNHa Fまたは
NH4HF2を反応させることにより得ることができる
。反応温度は300〜650°Cであるが、好ましくは
350〜600°である。本発明に使用する磁性体は、
芯が金属鉄であり外表面部が弗化鉄である構造を有して
いるものが、環境安定性、電気的特性の点で好ましい。
また、耐温性を向上させる目的で外表面が弗化鉄で被覆
されている磁性体を、さらにシランカップリング剤また
はチタンカップリング剤等の疎水化剤で表面処理するこ
とも好ましい。尚、シランカップリング剤よりもチタン
カップリング剤の方が疎水化能力は高い。
トナーの結着樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−
クロルスチレン、ポリビニルトルエン、スチレン−p−
クロルスチレン−1合体。
スチレン−ビニルトルエン共重合体等のスチレン及びそ
の置換体の単独重合体及びそれらの共重合体:スチレン
−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エ
チル共重合体、スチレン−アクリル酸n−ブチル共重合
体等のスチレンとアクリル酸エステルとの共重合体;ス
チレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸n−
ブチル共重合体等のスチレンとメタクリル酸エステルと
の共毛合体;スチレンとアクリル酸エステル及びメタク
リル酸エステルとの多元共重合体;その他スチレンーア
クリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエー
テル共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−アクリロ
リトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸エ
ステル共重合体、スチレン−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート共重合体等のスチレンと他のビニル系モノマ
ーとのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート
、ポリブチルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル、ポリエ
ステル、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラ
ール、ポリアクリル酸、フェノール樹脂、脂肪族又は脂
環族炭化水素樹脂、石油樹脂、塩素化パラフィン、等が
単独または混合して使用出来る。
用いる重合体、共重合体、あるいはポリマーブレンドは
、スチレンに代表されるビニル芳香族系またはアクリル
系のモノマーを40wt%以上の仙で含有すると、より
望ましい結果が得られる。
さらに圧力定着方式に供せられるトナー用の結着樹脂と
して、低分子ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
各種の天然W a x合成WaX、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸ニスチル共重合体、
高級脂肪酸、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等が単
独または混合して使用出来る。特にパラフィンワックス
、マイクロクリスタリンワックス等のパラフィンを主成
分とするワックス、ポリエチレンポリプロプレン等のオ
レフィンを主成分とするポリオレフィン、モンクンワッ
クス、カルナバワックス等の天然ワックス等を結着樹脂
中の50wt%以上の量で使用するとより好ましい結果
が得られる。
トナー中には、必要に応じて、荷電制御剤、着色剤、流
動性改質剤を添加することが好ましく、荷電制御剤、流
動性改質剤はトナー粒子中に配合(内添)してもトナー
粒子と混合(外添)して用いても良く、または両者を併
用してもよい。この荷電制御剤としては、含金属染料、
ニグロシン等があり1着色剤としては従来より知られて
いる染料、顔料が使用可能であり、流動性改質剤として
は、コロイダルシリカ、脂肪M金属塩などがある。また
増量の目的で、炭酸カルシウム、微粉状シリカ等の充填
剤を、0.5〜20wt%の範囲でトナー中に配合する
ことも出来る。更にトナー粒子相互の凝集を防止して、
その流動性を向上させるために、テフロン微粉末のよう
な流動性向上剤を配合しても良く、熱ロール定着時の離
型性を良くする目的で低分子量ポリエチレン、低分子量
ポリプロピレン、マイクロクリスタリンワックス、カル
ナバワックス、サゾールワックス、パラフィンワックス
等のワックス状物質を0.5〜5wt%程度加えること
も本発明の好ましい形態の1つである。
トナーの製造にあたっては、熱ロール、ニーダ−1:ク
ストルーダー等の熱混練機によって構成材料を良く混練
した後、機械的な粉砕、分級によって得る方法、あるい
は結着樹脂溶液中に磁性粉等の材料を分散した後、噴霧
乾燥することにより得る方法、あるいは、結着樹脂を構
成すべき単量体に所定材料を混合して乳化懸濁液とした
後に重合させて磁性トナーを得る重合法トナー製造法等
、それぞれの方法が応用出来る。
く合成例1〉 平均粒径0.8μmのマグネタイト(Fe30a)IK
gをレトルト炉の中に装入し、N2ガス。
の存在下で400℃まで昇温し、N2ガスをN2ガスに
切り換えた。N2ガスの流量を45!;L/分に調節し
、約4時間、通気した。こののち、N2ガスをN2ガス
に切り換えたのち、N2ガスとHFガスを1. L対1
.0の割合で混合し、4文/分で25分通気した。その
後、N2ガスのみにし、室温まで降温し、磁性粉Aを得
た。
磁性粉Aは、X線分析装置により弗化鉄を含イ1してい
ることが確認された。また、全鉄含有量が91wt%で
、金属鉄含有量は86wt%であった・ そして、走査型′電子WJ微鏡による測定で、粒度が約
0.9μmであり、バルク比抵抗が102Ω・cm、粉
体抵抗106Ω・cmであった。
上記とほぼ同じ方法で以下の磁性粉を作成した。それぞ
れの条件及び物性をまとめて第1表および第2表に示す
従来の粉砕法と同様の方法でおこなった。
上記処方を全体で2Kgになるように計量し、10文の
ヘンシェルミキサーで粉体混合する。
これを設定温度約150 ’Cのロールミルで約20分
間混練する。これを、2mmメツシュのスピードミルで
粗粉砕し、さらにジェットミルにより、微粉砕する。こ
れを風力分級機(アルビネ社製)で所定の粒度に分級す
る。
得られたトナーは、体積平均径が11.5μmで、20
.2 u、 m以上が約1.0%、個数分布の6.35
μm以下が18%であった。粉度分布の測定はコールタ
−カウンタT A −II型で100ILのアパーチャ
ーを用いて行った。
このトナーに1 アエロシール社のコロイダルシリカR
A−200Hを0.5%粉体混合した。
1015Ω・cmであった。また全鉄含有績は約31w
t%、金属鉄含有量的29wt%であった。
このトナーをキャノンNP−150で約5万枚長期間画
像出しした。
その結果、反射濃度計(マクベス)による画像1蛤は1
.3±0.5を維持し1陽像力も6.3木/ m mで
あった。また、高温高湿、(32,5℃90%)、およ
び低温低湿(15℃10%)と環境条件を変えても、性
能の変化は実質的になかった。さらに、転写性も良く、
重量比で約95%であったゆ く比較例1〉 実施例1における磁性体に市販のEPT−1000(戸
田工業型)を用い、実施例1と同様に作成した。できた
トナーは、粒度が体積平均径11.6Bm、20.2μ
m以上が0.851個数分布で6.35μm以下が16
%であった。これは実施例1とほぼ同じ粒度分布と考え
て良く、このトナーは、飽和磁気かSが、20 e m
 u / gで、あり、W(すなわち、34)より小さ
かった。
これを、NP−150により、長期間画像出しを行った
ところ、画像濃度の変動があり、特に、初め画像濃度が
1.3であったが、5000枚位で1.1まで低下した
。また、解像力は、4.0木/ m mであり、転写性
も80wt%であり。
実施例1の場合と比較して明らかに劣っていた。
〈実施例2〉 上記の処方で実施例1と同様にトナーを作成した。
尚、粒度は、実施例1とほぼ同様になった。
このトナーにアエロシール社製R−972をこのトナー
の飽和磁気%sは、約40emu/gであり比抵抗は8
.9X1014Ω・Cm、全鉄含有130wt%、金属
鉄含有量26wt%であった。
このトナーをNP−300RHにおいて、7万枚長期間
画像出しを行なったところ9画像濃度は、1.2±0.
05を維持し、また、高温高湿、低温低湿においても、
はぼ性能の変動がなかった。
また解像力も6.3木/ m mと高く、転写性も93
wt%と良かった。
く比較例2〉 実施例2の磁性体をBL−100(チタン工業製)に変
え、同様にトナーを作成した。このトい ナーは、務S、全鉄含有量、全金属含有量において、本
発明の範囲外であった。
実施例2と同様にNP−300REで長期間画像出しを
行ったところ、画像濃度が1.05とやや低く、解像力
も4.0木/ m mとやや劣った。
また、特に高温高湿においては、画像濃度が0.93に
下がった。
〈実施例3〉 400gのスチレンと、60gのジメチルアミノエチル
メタクリレートと240gのチタンカップリング剤で表
面処理された磁性体Cヒ8gとTK−ホモミキサー(特
殊工業(株)製)の如き高剪断力混合装置を備えた容器
の中で約20分間一様に混合した。その間に、温度は約
50°Cに昇温した。この時間で上記磁性体がモノマー
中に分散した。30gのラウロイルパーオキサイドを−
1−記磁性体含有モツマー中に攪拌混合した。4gのコ
ロイダルシリカ#200(アエロジル社製)を分散した
600gの水を70℃に保ち、ホモミキサー攪拌下に上
記スラリーを投入し、4000rpmで30分間攪拌・
した。この反応混合系をパドル刃攪拌で攪拌し正合を完
結させた。水洗、濾過、乾燥し、体積平均径12.7μ
(コールタ−カウンター100Wアパーチヤー使用)の
トナーを得た。
このトナーを市販の乾式電子写真複写機NP−200J
の反転現像によって長期間両出しをし  た 。
このトナーの飽和磁気は36 e m u / gであ
り、比抵抗は2.5X1015Ω・Cm、全鉄含有量3
0wt%、金属鉄含有量20wt%であった。
その結果、画像濃度は、1.2±0.05を維持し、環
境特性、転写性、解像力も充分であった。
〈実施例4〉 上記処方を実施例1と同様にトナー化した。
これに、アエロシール社製RA−200HO,5w t
%、ステアリン酸Z n 0.03 w t%、酸化セ
リウム1. Ow t%を粉体混合した。
い このトナーの養Sは39emu/gであり。
比抵抗は2.8X1014Ω・cmであり、全鉄含有量
は27wし%であり、金属鉄含有量は24wt%であっ
た。
このトナーをNP−1502を用い長期間画像出しを行
った。5万枚まで行ったが、画像濃度の変動がなく、1
.3±0.05であり、環境特性、転写性も良好であっ
た。特に解像力は6.3木/ m m以上であり、写真
画像もひじように良く再現した。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トナーにおける磁性体含有量W(重量%)が20
    〜60重量%であり、トナーのσsがWemu/g以上
    であり、バルク比抵抗が10^1^3Ω・cm以上であ
    ることを特徴とする磁性トナー。
  2. (2)トナーの全鉄含有量が、0.75W重量%以上で
    あり且つ金属鉄含有量が0.6W重量%以上である特許
    請求の範囲第1項記載の磁性トナー。
  3. (3)磁性体における全鉄含有量が75重量%以上であ
    り、金属鉄含有量が60重量%以上であり、粒度が1.
    0μm以下であり、バルク比抵抗が10^4Ω・cm以
    下であり、粉体比抵抗が10^5〜10^1^2Ω・c
    mである磁性体を含有する特許請求の範囲第1項記載の
    磁性トナー。
  4. (4)磁性体粒子の芯部が金属鉄であり該粒子表面が鉄
    の化学反応物で被覆されている特許請求の範囲第1項記
    載の磁性トナー。
  5. (5)鉄の化学反応物が弗化鉄である特許請求の範囲第
    4項記載の磁性トナー。
  6. (6)弗化鉄がFeF_2である第4項記載の磁性トナ
    ー。
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