JP2885409B2 - 静電荷像現像方法 - Google Patents
静電荷像現像方法Info
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Description
方法に関するものであり,特に磁性キャリアと磁性トナ
ーとからなる現像剤を使用して,磁気ブラシ法によって
現像する方法に関する。
は,一般に磁気ブラシ法が使用されている。而して磁気
ブラシ現像に使用される現像剤としては,磁性キャリア
と非磁性トナーとを混合した二成分系現像剤が多い。一
方現像剤として樹脂と磁性粉による一成分系現像剤を使
用する方法もある。前者の二成分系現像剤を使用する方
法においては,画像濃度および解像度の良好な画像が得
られる反面,中間調の再現性が劣るという問題点があ
る。一方後者の一成分系現像剤を使用する方法において
は,トナー帯電量の増加に伴うトナーの帯電凝集現像の
惹起,スリーブ上のトナー不足による現像不足等の問題
点がある。これらの問題点を解決する手段として,例え
ば特開昭59−162563号および同59−216149号公報に記載
のような磁性キャリアと磁性トナーとを混合した現像剤
が提案されており,前記従来の二成分現像剤および一成
分現像剤の両者の長所を併有するものとされている。
現像剤を使用する静電荷像の現像方法においては,二成
分系および1成分系の各現像剤を使用する方法の各長所
を併有する一方において,磁性トナーの保磁力が低い場
合,若しくは磁性トナー中の磁性粉の含有量が少ない場
合には,画像が不鮮明となる問題点がある。すなわち,
画像担体表面に対向して配置し,かつ内部に永久磁石等
の磁界発生部材を備えた非磁性スリーブによる現像剤の
搬送性が低いため,磁気ブラシの画像担体表面の摺擦に
より消費される磁性トナーの補給が不足し,磁性キャリ
ア濃度が高くなるためである。この問題点を解消するた
めに,単に現像剤供給手段であるスリーブ若しくは磁界
発生部材の回転数を増大することは,騒音発生等事務環
境を著しく悪化させるため不都合であり、一方スリーブ
若しくは磁界発生部材の外径を大にすることは,近年の
現像装置に対する小型化,薄型化若しくは軽量化等の要
請に反するため採用できない。
磁性トナーを保磁力が50〜600Oeの範囲にありかつ磁性
粉の含有量が10〜75重量%の範囲にあるように構成する
と共に,磁性粉の含有量が50重量%未満の保持力が150O
e以上でありかつ磁性粉の含有量が50重量%以上の時は
保持力が250Oe以下であるように構成する,という内容
の発明について特許出願をした(特願昭62−17756号明
細書および特開昭62−275280号公報参照)。
ーを使用する静電荷像現像方法において,従来技術に存
在する問題点を解消し,転写性および定着性に優れた鮮
明な画像を得ることができた。しかしながら,上記の改
良発明を以てしてもなお尾引き現象,すなわち画像の後
端部に若干量の磁性トナーが付着する現象が発生するこ
とがあり,特にベタ黒の画像の場合に顕著であり,更に
若干の改善の要あることが判明した。
決することは勿論,その後の改良発明における若干の要
改善点を解決し,転写性および定着性に優れると共に,
尾引き現象のない鮮明な画像を得ることができる静電荷
像現像方法を提供することを目的とするものである。
担体表面に静電荷像を形成し,前記画像担体表面に対向
して配置しかつ内部に磁界発生部材を備えた非磁性スリ
ーブ上に磁性キャリアと磁性トナーとを混合してなる現
像剤を供給し,前記非磁性スリーブ上に形成した磁気ブ
ラシで前記画像担体表面を摺擦することによって前記静
電荷像を現像する静電荷像現像方法において,磁界発生
部材と非磁性スリーブとを各々相対回転自在に支持する
と共に,磁性トナーにおける磁性粉の含有量を30〜50重
量%とし,かつ磁性トナーの保磁力を15〜60Oeとなるよ
うに構成する,という技術的手段を採用した。
量%未満であると解像度が低下すると共に,カブリ濃度
が増大する。また磁性トナーの飽和磁化が大幅に低下
し,非磁性スリーブ上から磁性トナーが離脱し易くな
り,トナー飛散を生じる。一方磁性粉の含有量が50重量
%を越えると,定着性および画像濃度が低下すると共
に,尾引き現像,すなわち画像の後端部に余剰の磁性ト
ナーが付着する現象が増大するため好ましくない。
現象が顕著に現われるため不都合である。また現像ロー
ルを構成する磁界発生部材と非磁性スリーブのうち,少
なくとも磁界発生部材を回転させる場合,磁性トナーの
保磁力が15Oe未満であると回転磁場の効果が現われず,
磁性トナーが非磁性スリーブ上において自転しないた
め,帯電特性および搬送性が低下するため好ましくな
い。
が,画質の点からは,マグネタイトやソフトフェライト
(Ni−Zn系,Mg−Zn系,Cu−Zn系,Ba−Ni−Zn系等)から
なる酸化鉄を含むキャリアが好ましい。
平均粒径で20〜200μm(好ましくは50〜150μm)の範
囲とするのがよい。
性粉と,必要に応じ種々の添加物(電荷制御剤,抵抗調
節剤,流動性改質剤等)を加えて,調整される。
よい(例えば特開昭57−97545号公報参照)。一例とし
て熱ロール定着方式の場合は,スチレン・アクリル系共
重合体,スチレン・ブタジェン共重合体,ポリエステル
樹脂,エポキシ樹脂及びそれらの混合樹脂が挙げられ
る。
じめとする鉄,コバルト,ニッケルなどの強磁性を示す
元素を含む合金あるいは化合物が使用できるが,トナー
中に含有せしめるために平均粒径が0.1〜3μm程度の
ものが望ましい。そしてトナーの保磁力は実質的に磁性
粉の保磁力により定まるもので,磁性粉の種類を変える
ことによりトナーの保磁力を調整できる。
電荷制御剤としては,正の荷電特性を有するニグロシン
染料や負の荷電特性を有する含金属(Cr)アゾ染料など
が一般的である。また抵抗調節剤としては,カーボンブ
ラックが一般的である。また,流動性改質剤としては,
疎水性シリカがよく用いられている。これらの添加量
は,多すぎるとトナーの定着性を損なうので,一般には
15重量%以下とされる。
同様に5〜30μm(好ましくは10〜20μm)の平均粒径
に調整される。
して調整されるが,トナーの混合比率(トナー濃度)を
10〜90重量%とすることが望ましい。トナー濃度が90重
量%を越えると,トナーが飛散し易くなり,又スペント
トナー量が増える。一方トナー濃度が10重量%未満であ
ると,画像のキレが甘くなり,チリ,ニジミが発生す
る。トナー濃度は現像条件等に応じて適宜定められる
が,好ましい範囲は20〜80重量%で,より好ましい範囲
は30〜80重量%である。
めに,少なくともスリーブを回転させる方式が望まし
い。またスリーブと磁界発生部材,例えば永久磁石ロー
ルとを同方向もしくは逆方向に回転させる方式でもよ
い。
保するために1.0mm以下が適当であるが,磁気ブラシが
感光体に軟かく接触するために0.2mm以上が望ましく,
好ましい範囲は0.3〜0.6mmである。ドクターギャップ
は,現像ギャップに応じて設定すればよい。
料型磁力計(東英工業製VSM−3型)を用いて最大10kOe
の磁場で測定するものとする。
図である。図において1はトナー槽であり,磁性トナー
2を収容する。トナー槽1の底部には表面にNS磁極を有
する永久磁石ロール3を設けると共に,永久磁石ロール
3と同軸的にスリーブ4を設け,かつ両者を相対回転自
在に設ける。スリーブ4は例えばステンレス鋼その他の
非磁性材料により,中空円筒状に形成する。次に5は感
光体であり,前記スリーブ4と現像ギャップDを介して
矢印方向に回転自在に設ける。6はスリーブ4に接続さ
れるバイアス電圧源であり,キャリアと同極性に帯電す
る磁性トナーが静電荷像に付着して他カブリを発生する
のを防止するために印加する。バイアス電圧としては周
波数が2kHz以下の低周波交流電圧が望ましい。
を相互に逆方向に回転させると,トナー槽1内に収容さ
れた磁性トナー2は,ドクターギャップdを経て攪拌作
用を受けながらスリーブ4によって搬送され,永久磁石
ロール3表面の磁極による磁気ブラシを形成して,感光
体5の表面を摺擦する。従って感光体5の表面に形成し
た静電荷像を現像することができるのである。
1014Ω・cm以上,ブローオフ帯電量−15〜−25μc/g) 磁性トナーは,スチレンn−ブチルアクリレート共重
合体(Mw=20万,Mn=3万),マグネタイト(戸田工業
製,含有量および保磁力は後記の表を参照)および荷電
制御剤(オリエント化学製 ボントロンE81)3重量部
を配合して作製する。すなわち夫々の配合の混合物を20
0℃で混練,冷却固化後,粉砕処理し,シリカ(日本ア
エロジル製 R972)を0.1重量部添加して120℃で熱処
理,分級等の処理をして,粒径5〜20μmの磁性トナー
とした。
ライトキャリアを混合してなる現像剤を使用して画像評
価を行った。まず感光体5としてOPCドラム(周速60mm/
秒)を使用し,−600Vに一様帯電後,半導体レーザで分
割露光して表面に静電荷像を形成した。現像装置には外
径28mm,10極着磁,表面磁束密度700Gの永久磁石ロール
3および外径29.5mmのステンレス製スリーブ4を使用し
た。ここで現像ギャップDを0.4mm,ドクターギャップd
を0.3mmに設定し,スリーブ4を反時計方向に200r.p.m.
で,かつ永久磁石ロール3をスリーブ4と逆方向に1000
r.p.m.で回転させた。この場合バイアス電圧を−500Vと
した。現像後普通紙に転写し,ヒートロールにより,定
着温度180℃,定着圧力0.5kg/cmの条件で定着した。な
お環境条件は20℃,60%R.H.とした。
の含有量を変化させて作製したトナーによる現像剤を使
用した画像評価結果を第1表に示す。
してのマグネタイトを比較的多量に含有することに起因
して,画像濃度が低いと共に,尾引きが顕著である。な
お,No.2においては,画像濃度,解像度およびカブリは
良好であるが,尾引きが若干大となっている。またNo.6
においてはマグネタイトの含有量が少ないため,解像度
が若干低下すると共に,トナー飛散によるカブリが極め
て大である。これに対してNo.3〜5においては,尾引き
が少ないのみならず,他の画像特性においても優れた結
果を示している。
性粉の含有量を50重量%とした磁性トナーによる現像剤
を使用して,前記同様の画像評価結果を第2表に示す。
されている保磁力の比較的大なるものであるが,尾引き
が極めて大であり大幅に画質を低下させている。これに
対してNo.2〜4においては,尾引きが極めて小であるの
みならず,他の画像特性においても優れた結果を示して
いる。
よび作用であるから,転写性および定着性に優れると共
に,他の画像特性を損うことなく尾引き現象のない鮮明
かつ高品質の画像を得ることができるという効果があ
る。
である。 3:永久磁石ロール,4:スリーブ。
Claims (1)
- 【請求項1】画像担体表面に静電荷像を形成し,前記画
像担体表面に対向して配置しかつ内部に磁界発生部材を
備えた非磁性スリーブ上に磁性キャリアと磁性トナーと
を混合してなる現像剤を供給し,前記非磁性スリーブ上
に形成した磁気ブラシで前記画像担体表面を摺擦するこ
とによって前記静電荷像を現像する静電荷像現像方法に
おいて,磁界発生部材と非磁性スリーブとを各々相対回
転自在に支持すると共に,磁性トナーにおける磁性粉の
含有量を30〜50重量%とし,かつ磁性トナーの保磁力を
15〜60Oeとなるように構成したことを特徴とする静電荷
像現像方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP1033302A JP2885409B2 (ja) | 1989-02-13 | 1989-02-13 | 静電荷像現像方法 |
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Family
ID=12382759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (2)
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1990
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Also Published As
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