JPS6299274A

JPS6299274A - 自動車のドア開閉装置

Info

Publication number: JPS6299274A
Application number: JP60238620A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Ishizaka; 石坂　敏彦
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1985-10-26
Filing date: 1985-10-26
Publication date: 1987-05-08
Anticipated expiration: 2005-10-26
Also published as: JPH0249951B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、作業ステーションに搬入する自動単車体のド
アを開いて本体内部に防錆ワックスを塗布する場合等に
使用される自動車のドア開閉装置に関する。

（従来の技術〕従来、作業ステーションの車体搬入位置の側方に、ドア
の適所例えば窓ガラス挿通溝に係合する係合子を取付け
たドア開閉用のロボットを配置し、車体搬入位置ロゼツ
トを作動させてドアを開閉するようにしたものは知られ
、この場合該ロゼツトは、第１旋回アームとこれに軸設
した第２旋回アームとを有するスカラ型ロゼツトで構成
されるものとし、該両アームの合成した動きで＠２旋回
アームの先端の保合子にドアヒンジを中心にした円弧運
動を与え、ドア開閉時の該係合子のドアに対する係合位
置を一足とし、ドアの塗膜に係合子による擦り傷が付か
ないようにしている。又、車体搬送中に振動等でドアが
勝手に開き、作業ステーションに搬入停止させたときの
ドアの位置が一定せず、そのため従来はアーム先端に係
合子に加え視党センサ全取付け、ドアの位１ｔ’を核セ
ンサにより確認して保合子をドアに係合させるようにし
ている。

（発明が解決しようとする問題点）上記のものでは、高価なスカラ型ロボットに用い、且つ
これに視覚センサを取付けるため、設備費が嵩む問題が
ある。

本発明は、かかる問題点全解決すべく、１軸構成の旋回
アームにより視覚センサを用いることなく確実にドアを
開閉し得るようにした安価な装置ｔ’Ｔｈ提供すること
をその目的とする。

（問題点を解決するための手段）本発明は、上記目的全達成すべく、自動車車体の上方又
は下方の機枠にドアヒンジと同一軸線上に位置する軸を
中心にして旋回自在の水平アームを軸設すると共に、該
水平アームの先端に上下方向にのびる垂直アームを固設
し、該垂直アームに上下動自在の保合子と、ドアの外面
に対向するドア押圧部材とを堆付けて、該水平アームの
所定の閉じ位置への旋回でドアが該押圧部材に押されて
閉じられるようにし、該閉じ位置での該保合子の上下動
により該係合子をドアの適所に係脱自在とした。

（作用）作業ステーションに自動車車体全搬入して停止させた後
、旋回アームを閉じ位置に旋回させるもので、これによ
れば搬入時ドアが半開き状態になっていても、ドア押圧
部材によりドアは確実に閉じ状態に抑圧保持されてドア
の位置が一定になり、この位置に合わせて係合子を設け
ておけば、該係合子の上下動によりこれを確実にドアに
保合できる。

次いで、旋回アームを開き位置に旋回させれば、係合子
を介してドアが開かれ、この場合該旋回アームはドアヒ
ンジと同一軸線上の軸を中心にして旋回されるから、該
保合子にドアヒンジを中心した円弧運動が与えられ、ド
ア開閉時に該係合子はドアに対し動かず、従ってドアの
塗膜に該係合子による擦り傷が付くこともない。

（実施例〕第１図乃至第３図を参照して、（１）は自動単車体〜Ｖ
に防錆ワックスに！布する作業ステーションヲ示し、該
ステーション（１）に搬送レール（２ａ）（２ａ）上を
走行する台車（２）により塗装済みの自動車車体Ｗを搬
入して定位置停止させるようにし、該ステーション（１
）の前部に車体Ｗの上方に位置する機枠（３）を設けて
、該機枠（３）にボンネット開閉装置（４）を搭載し、
該装置（４）によりボンネットＷａを開いた状態で該ス
テーション（１）の前部両側に配置した多軸ロゼツトか
ら成るワックス塗布装置ｉｔ　（５１）によりエンジン
ルーム内に防錆ワックスを塗布すると共に、該機枠（３
）の後部両側にドア開閉装！（６）を設けて、該装置（
６）により車体Ｗの左右各側のドアｗｂを開き、この状
態で該ステーション（１）の中間部両側に配置したワッ
クス塗布装装置（５□）により車体内部に防錆ワックス
を塗布するようにした。

該ドア開閉装置ｆ　（６）は、第４図乃至第６図に明示
する如く、定位置停止された状態での自動車車体ＷのＰ
アヒンジＷｂ１の位置に合わせてその軸線に合致するよ
うに前記機枠（３）上のブラケット（３ａ）に軸（７）
を立設し、該軸（７）にシリンダ（８）により内方の閉
じ位置と外方の開き位置との間に所定角度で旋回される
水平アーム（９）を軸支し、該水平アーム（９）の先端
に下方にのびる垂直アーム叫を固設して、該垂直アーム
側にドアｗｂの適所、例えば窓ガラス挿通溝Ｗｂ２に係
合する係合子ｑ１）を上下動自在に設けると共に、該垂
直アーム（［（Ｊにドアｗｂの外面、例えば窓枠ｗｂ３
の外面に対向するドア押圧部材Ｑｌ設けて成るもので、
これを更に詳述するに、該垂直アーム四にこれに固定の
ガイドスリーブ（ハ）に案内されて上側のシリンダα徨
により上下動される昇降ロッドＱＱを取付けて、該ロッ
ドαＯの下端にラバーブツシュ（ｌｌａ）付きのビンか
ら成る該保合子圓をベアリング（ｌｌｂ）を介して回転
自在に連結し、又該垂直アームｑ１に固定のブラケット
（転）に該押圧部材＠をこれに一体のロッド（１２ａ）
において摺動自在に且つばね（１２ｂ）によりドアｗｂ
側に付勢して設けた。

そして、水平アーム（９）の閉じ位置への旋回により被
押圧部材（ハ）を窓枠Ｗｂ３に当接させて、ドアｗｂを
該押圧部材■を介して閉じ状態に抑圧保持せしめるよう
にし、この状態で該係合子α℃を下動させて窓ガラス挿
通溝Ｗｂ２に上方から挿入係合させるようにした。

而して、以後該水平アーム（９）を閉じ位置から開き位
置に旋回すれば、該係合子αυに該水平アーム（９）の
軸（７）従ってこれと同心のドアヒンジＷｂ１を中心に
した円弧運動が与えられ、これに伴ってドアｗｂが開か
れる。

ここで、ドアヒンジＷｂ１の軸線と軸（７）の軸線とが
正確に合致していれば、ドア開閉時に該保合子θＤの窓
ガラス挿通溝Ｗｂ２の長手方向への動きは全く生じない
がドアヒンジＷｂ１の取付位置や車体停止位置の誤差等
により、ドアヒンジＷｂ１の軸線と軸（７）の軸線とが
ずれて、核係合子（１１）が該挿通溝ｗｂ２の長手方向
に多少移動することがあり、この場合上記の如く該保合
子α１）全回転自在としておけば、該保合子αηがその
移動に際し該挿通ｍＷｂ２の縁部に沿って転動するから
、塗膜に傷が付きにくくなり有利である。回、エル実施
例では水平アーム（９）を自動車車体Ｗの上方の機枠（
３）に軸設したが、車体Ｗより下方に機枠を設けて、こ
れに水平アーム（９）全軸設し、該アーム（９）に上方
にのびる垂直アーム（ｌｔ）を立設しても勿論良い。

（発明の効果）以上の如く本発明によるときは、作業ステーションに自
動車車体を搬入したときのドアの位置が一定でなくとも
、水平アームの閉じ位置への旋回でドア押圧部材を介し
てドアを閉じ状態に抑圧保持でき、ドアの位置が一定と
なって、視覚センナを用いずに保合子を確実にドアに保
合でき、而も水平アームの軸はドアヒン・りと同一軸線
上に設けられるため、スカラ型ロボットのような２軸構
造のアームを用いずに係合子にドアヒンジを中心にした
円弧運動を与えることができ、塗膜に傷を付けずにドア
を確実に開閉できる構造簡単にして安価な装置を得られ
、設備費の大巾な削減を図れる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置を具備する作業ステーションの平面
図、第２図及び第３図は夫々その側面図と正面図、第４
図は要部の拡大平面図、第５図及び第６図は夫々第４図
の■−ｖ線及び■−■線哉線面断面図る。（１）・・・作業ステーション　（３）・・・機枠（６
）・・・ドア開閉装置　　（７）・・・軸（９）・・・
水平アーム　　　αＱ・・・垂直アームＣ１υ・・・係
合子　　　　　（６）・・・押圧部材Ｗ・・・自動車車
体　　　ｗｂ・・・ドアｗｂ１・・・ドアヒンジ特許出願人　本田技研工業株式会社外２名第１図第２［！１第４図豆」第５図

Claims

【特許請求の範囲】

自動車車体を搬入する作業ステーションに設けるドア開
閉装置において、自動車車体の上方又は下方の機枠にド
アヒンジと同一軸線上に位置する軸を中心にして旋回自
在の水平アームを軸設すると共に、該水平アームの先端
に上下方向にのびる垂直アームを固設し、該垂直アーム
に上下動自在の係合子と、ドアの外面に対向するドア押
圧部材とを取付けて、該水平アームの所定の閉じ位置へ
の旋回でドアが該押圧部材に押されて閉じられるように
し、該閉じ位置での該係合子の上下動により該係合子を
ドアの適所に係脱自在としたことを特徴とする自動車の
ドア開閉装置。