JPS6011255Y2 - スライド式自動開閉扉の開閉装置 - Google Patents

スライド式自動開閉扉の開閉装置

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JPS6011255Y2
JPS6011255Y2 JP9747579U JP9747579U JPS6011255Y2 JP S6011255 Y2 JPS6011255 Y2 JP S6011255Y2 JP 9747579 U JP9747579 U JP 9747579U JP 9747579 U JP9747579 U JP 9747579U JP S6011255 Y2 JPS6011255 Y2 JP S6011255Y2
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JP
Japan
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Expired
Application number
JP9747579U
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English (en)
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JPS5614169U (ja
Inventor
正則 冨岡
彰 竹中
Original Assignee
新東工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新東工業株式会社 filed Critical 新東工業株式会社
Priority to JP9747579U priority Critical patent/JPS6011255Y2/ja
Publication of JPS5614169U publication Critical patent/JPS5614169U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種錫琴楊械のケーシングの窓部等に使用され
るスライド式自動開閉扉の開閉装置に関するものである
一般に、スライド式自動開閉扉の開閉は別々の駆動装置
によって扉主体をそれぞれ水平および垂直方向に移動さ
せて行うか、または窓部に沿って摺動移動させて行うか
のどちらかであるが、前者の開閉装置では水平および垂
直移動させる2種類の駆動装置が必要となって機構が複
雑化するとともに大掛りなものとなり、また、後者の開
閉装置では摺動移動による摺動面の摩耗が早くてシール
部材等を頻繁に交換せねばならぬというような欠点があ
る。
本考案は以上のような欠点のないスライド式自動開閉扉
の開閉装置を目的として完成されたもので、以下、図示
の実施例について詳細に説明する。
1は各種処理機械のケーシングなどの壁体2に設けられ
る窓部で、該窓部1の周縁に形成される窓枠3にはシー
ル部材4が環状に埋設されている。
5は一方を前端部5′とするとともに他方を後端部5″
とする窓部1開閉用の板状の屏主体で、該扉主体5の窓
部1に面する側である側面の周囲には前記窓枠3に対応
する形状の枠体6が突設してあり、また、扉主体5の前
端部5′側の背面上方の両端にはガイドローラ7が軸受
8に軸支されて回転自在に設けられ、さらに、ガイドロ
ーラ7より所定の間隔をおいた扉主体5の後端部5′寄
りの背面中央部には、リンク9がその一端を扉主体5に
設けられる支持部材10のピン11に連結されて該ピン
11を中心として回動自在とされており、該リンク9の
他端は駆動装置である開閉シリンダの一本のピストンロ
ッド12先端のピン13に回動自在に連結されて扉主体
5は回動自在なリンク9を介でピストンロッド12に連
結された構成とされ、さらに、リンク9の中間部には支
持軸14が貫通して固定された状態に設けてあり、その
両端部にはガイドローラ15がそれぞれ回転自在に軸支
されて扉主体5の後端部5″側の背面上方の両側に位置
して設けられ、また、支持軸14の両端近くには扉主体
5の背面に回転自在に一端を支持された補強用の連結部
材16の他端が回転自在に連結されている。
17は壁体2より立設される複数個の支持脚18により
支持されて窓部1の両側上方に互に平行に設けられる2
条のガイドレールで、該ガイドレール17は窓部1を開
閉するための扉主体5の移動に必要な長さとされるとと
もに壁体2と略平行とされて先端部のみ壁体2側へ若干
傾斜させてあり、このような一対のガイドレール17の
対向する側面は先端側の壁体2側へ若干傾斜する傾斜案
内部19′とこれに続く残りを壁体2と略平行な平行案
内部19″とする案内溝19がそれぞれ形成され、扉主
体5の前端部5′側および後端部5″側にそれぞれ設け
られた前記のガイドローラ7.15が摺動自在に係合さ
れている。
20は一端を扉主体5の背面に、また、他端をリンク9
の一側に取付けられて該リンク9を第2図における時計
回り方向に回動させるように作用するばねで、これは窓
部1を閉じるためにピストンロッド12を前進させて扉
主体5を前進させる場合において、途中で前端部5′の
ガイドローラ7に異常な摺動抵抗等を生じて扉主体5の
前進が阻止され、その位置でピストンロッド12の押出
力によりリンク9が反時計回り方向に回動することによ
り生ずる扉主体5の窓部1側へ向かう下降動作を防止す
る作用をするもので、すなわち、前記の摺動抵抗より大
きい力をピストンロッド12の押出力に抗して加えるこ
とによりリンク9は反時計回り方向に回動することなく
、ピストンロッド12の押出力はリンク9、扉主体5等
を介でガイドローラ7に確実に伝達されて扉主体5の前
進が続行されることになり、一方、窓部1を開くために
ピストンロッド12を後退させて扉主体5を後退させる
場合には、前記ばね20は扉主体5を積極的に開くよう
に使用する・こととなるもので、21,22はリンク9
の回動を所定の位置で停止させるために第2図に示すよ
うに扉主体5の背面にそれぞれ立設されるストッパ、2
3は所定の回動位置でストッパ21に当接されるように
リンク9に突設される当て部材である。
このように構成れたものは、扉主体5が窓部1を閉じた
状態の第2図にわいて駆動装置である開閉シリンダを作
動させてそのピストンロッド12を後退させると、まず
、リンク9は時計回り方向へ回動されるとともにガイド
ローラ15がガイドレール17の案内溝19の平行案内
部19″に沿って後方へ移動し、これによりリンク9の
ピン11側は窓部1側より離れる方向の上昇移動して支
持部材10およびピン11を介て連結されている扉主体
5の後端部5“側も上昇移動し、該後端部5#側の枠体
6表面は窓部1の対応する窓枠3表面より離隔されて窓
部1より持ち上げられ、従って、扉主体5は窓部1上に
おいてその前端部5′側の枠体6の端部を窓枠3上に接
触させて後端部5″側を持ち上げた傾斜状とされる。
このようにピストンロッド12の後退によりリンク9の
回動が進んでその下部側面がストッパ22に当接するト
該リンク9の回動は阻止され、さらに続くピストンロッ
ド12の後退により扉主体5は回動を阻止されたリンク
9を介して後退を開始し、その前端部5′は軸受8に軸
支されたガイドローラ7がガイドレール17の案内溝の
傾斜案内部19′に沿って斜め上方へ移動されることに
より窓部1より持ち上げられて斜め上方に移動し、続い
て、ガイドローラ7が平行案内部19“に達すると第3
図に示すように扉主体5は窓部1上方に間隔をおいて略
平行状態に保持され、すなわち、扉主体5はまず、後端
部5″が窓部1に対し略直角に上方へ持ち上げられて全
体として傾斜状態とされたのち前端部5′が傾斜案内部
19′に案内されて傾斜上昇し、次いで、ガイドローラ
7が平行案内部19″に達することにより扉主体5は窓
部1と略平行状態とされ、さらに、ピストンロッド12
の後退につれて平行案内部19″に案内されて窓部1上
より後方へ退去し、窓部1側方の所定の位置で停止され
て該窓部1の開放が行われるもので、以上の扉主体5の
後退移動に際し扉主体5の枠体6表面と窓部1の窓枠3
に埋設されたシール部材4や壁体2表面の間等には摺動
状態が存在せず、従って、これらの間には摺動摩耗は発
生しない。
次に開閉シリンダを逆作動させてそのピストンロッド1
2を前進させると、ガイドレール17の平行案内部19
“にガイドローラ7.15をそれぞれ係合されて窓部1
側方上部に間隔をおいて保持されている扉主体5は前進
して窓部1上へ平行移動され、前端部5′のガイドロー
ラ7が平行案内部19′部に入ると扉主体5の前端部5
′は該傾斜案内部19′に案内されて斜めに窓部1方向
へ向けて下降されて扉主体5は傾斜状とされ、次いで、
前端部5′における枠体6の表面がシール部材4を介で
窓部1の窓枠3表面に当接されるとともにガイドローラ
7が傾斜案内部19′の終端に当接されて扉主体5の前
進が停止され、さらに続くピストンロッド12の前進に
よりリンク9はばね20の弾発力に抗して反時計回り方
向に当て部材23がストッパ21に当接するまで回動し
、これにより扉主体5は前記の窓部1開放の場合の逆の
作動をしてその後端部5″は窓部1側へ向かって下降さ
れ、扉主体5の枠体6表面はシール部材4を介して窓部
1の窓枠3表面に全面的に当接されて窓部1は気密状に
閉鎖されるもので、このような扉主体5の前進移動に際
しても前記同様に扉主体5の枠体6表面と窓部1のシー
ル部材4や壁体2表面の間には摺動状態が存在しないの
で、これらの間の摺動摩耗は発生しない。
以上の説明によって明らかなように、本考案によれば、
単一の駆動装置により摺動することなく窓部の開閉が可
能であるから、構造は極めて簡単で開閉作動が円滑であ
るとともにシール部材等の摺動摩耗はなくなって従来の
欠点は解消され、実用的価値の極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもで、第1図は一部切欠平
面図、第2図は一部切欠側面図、第3図は状態を異にし
て示す一部切欠側面図である。 1:窓部、2:壁体、5:扉主体、5′:前端部、5″
:後端部、7:ガイドローラ、9:リンク、12:ピス
トンロッド、14:支持軸、15ニガイドローラ、17
:ガイドレール、19:案内溝、19′:傾斜案内部、
19″:平行案内部、20:ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁体2に設けられる窓部1を開閉する扉主体5の前端部
    5′側の両側にガイドローラ7を回転自在に設け、また
    、扉主体5の前端部5″側の中央部を回転自在とされる
    リンク9を介して一本のピストンロッド12に連結する
    とともに該リンク9の中間部を貫通で支持軸14を設け
    てその両端にガイドローラ15′を回転自在に設け、さ
    らに、窓部1の両側上方に2条のガイドレール17を互
    に平行に設けて該ガイドレール17の対向する側面に先
    端側を前記壁体2側へ傾斜する傾斜案内部19′とする
    とともに残りを壁体2に略平行な平行案内部19″とす
    る案内溝19を形成して前記ガイドローラ7.15を摺
    動自在に係合させ、さらに、扉主体5の背面とリンク9
    との間には扉主体5を開かせる方向にリンク9を弾発す
    るばね20を取付けたことを特徴とするスライド式自動
    開閉扉の開閉装置。
JP9747579U 1979-07-13 1979-07-13 スライド式自動開閉扉の開閉装置 Expired JPS6011255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9747579U JPS6011255Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 スライド式自動開閉扉の開閉装置

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JP9747579U JPS6011255Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 スライド式自動開閉扉の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5614169U JPS5614169U (ja) 1981-02-06
JPS6011255Y2 true JPS6011255Y2 (ja) 1985-04-15

Family

ID=29330273

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9747579U Expired JPS6011255Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 スライド式自動開閉扉の開閉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106241026A (zh) * 2016-08-30 2016-12-21 常州嘉业智能装备科技有限公司 电池注液生产线密封舱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5460095A (en) * 1977-10-21 1979-05-15 Sakata Kikai Kk Folding device
JP6486054B2 (ja) * 2014-10-07 2019-03-20 株式会社井筒造船所 開閉装置及び開閉方法

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JPS5614169U (ja) 1981-02-06

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