JPS6299052A - 溝工具の補正制御装置 - Google Patents

溝工具の補正制御装置

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JPS6299052A
JPS6299052A JP23819785A JP23819785A JPS6299052A JP S6299052 A JPS6299052 A JP S6299052A JP 23819785 A JP23819785 A JP 23819785A JP 23819785 A JP23819785 A JP 23819785A JP S6299052 A JPS6299052 A JP S6299052A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はNC工作機械特にNC旋盤における溝加工用工
具すなわち溝工具の補正制御装置に関し、溝工具で溝加
工を行う際自動的に溝工具の刃先点を変換し、溝工具の
巾を座標シフトするようにした溝工具の補正制御装置に
関する。
〈従来の技術〉 NC工作機械特にNC旋盤において、刃物台に取付けら
れた溝工具でワークの溝加工を施す際、溝工具の刃先点
は一定巾を有した両側端にあるため、NC加工プログラ
ムに特別な配慮がなされていた。言うまでもなく溝加工
では、ワークの溝11を指定寸法どうりに加工する必要
がある。このため、溝工具によるNC加工では以下に述
べる事項について指定しなければならなかった。
(1)刃先点の変更に関わるノーズR補正方向の指定 (り 溝工具の巾に関わる工具オフセント(座標シフト
)の指定 すなわち(1)については、加工準備機能として一般に
使用されているGコードで指定し、(2)については工
具の指定機能であるTコードを使用しTコードのオフセ
ット嵐で指定していた。第7図は、従来の溝工具で加工
する場合のNC加工プログラムの一例を示す見本図であ
る。第7図は第5図(イ)で示すようなワークWの外周
溝加工を施すNC加工プログラムである。なお、第7図
のブロック隘(■〜[株])は本発明で使用する第5図
(イ)の動作淘とは一致していない。
第7図において、準備機能であるGコードのうちrGO
Ojは早送りによる位置決め指令であり、rGOIJは
切削送り指令である。X及びZを文頭に付されたコード
はそれぞれの軸方向に移動させる終点座標値を示す。■
はTコード指令のT0300であるが、刃物台のタレン
ト面Na3の溝工具を加工位置に呼出す。呼び出した溝
工具はプログラム原点からのX座標値50.0.2座標
値−12,5の位置へ早送りで位置決めさせる(■)。
ところで、この座標値は工具の刃先を鋭利な点と見なす
仮想の刃先点でプログラミングしたものであり、実際の
工具の刃先は超硬チップ等の刃先中心から所要のノーズ
Rを有する量的な面であるので、実際にはその面に対す
る接線で加工作業を行う。
従って、前述したノーズR補正が必要になる。第7図に
示す如く、プログラム中にノーズR補正用の指令のコー
ドとしてrG40J  (補正なし、もしくは補正キャ
ンセル)、rG41J  (進行方向左側へ補正)、r
G42J  (進行方向右側へ補正)を設定し、溝工具
のノーズRに対する補正量を演算していたのでブロック
■、■、@1等のようにNC加工プログラムに補正の指
令データとして入力しなければならなかった。
また、溝工具は加工中に両側端の切刃における刃先点を
変換し、上記のノーズR補正を行ないつつワークの溝巾
加工を施すため、一方の刃先点から加工を進める際、ま
ず一方の刃先点におけるTコード指令、第7図ではブロ
ック■のTO305を入力し、工具オフセン)Iko 
5を指定する。次に、他方の刃先点に変換されて加工が
行なわれるが、この場合にはブロック[相]のTo 3
15を入力し、工具オフセット阻15を指定し、溝工具
の巾の寸法を一方の刃先点から他方の刃先点へ座標シフ
トする処理(以下、溝工具巾補正という)を施す必要が
あった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の如き従来のノーズR補正指令および溝工具巾補正
指令を行うと、NC加工プログラム自体もその処理も、
複雑なものになり、しかも例えば3つの移動ブロック間
で微少鋭角をなす場合(特に工具呼出し時)にノーズR
との関係で途中停止になって刃物台インデックス時に干
渉を生じるなど、微細な注意を払わなければプログラム
ミスが多発し易く、NC加工技術にも熟練したプログラ
マを必要とすることになる。
本発明の目的は、このような問題点を解決し、プログラ
ムが節単でかつプログラムミスをなくし、未熟練者でも
容易にプログラミングできる対話形式の自動プログラミ
ングに最適なNC工作機械の溝工具の補正制御装置を提
供することにある。
〈問題点を解決するための手段と作用〉本発明は記憶手
段に格納されたNC加工プログラムおよび刃物台タレツ
トの工具レイアウトに基づき、溝工具のノーズR補正と
溝工具巾補正を自動的に処理する溝工具の補正制御装置
であって、その具体的な手段は、溝工具巾補正指令によ
って指定された一方の刃先点データを他方の刃先点デー
タに変換する刃先点変換回路と、前記指定された一方の
刃先点データと溝工具の加工内容を判別し溝工具巾の座
標シフトの方向を定める座標シフト方向判別手段と、該
座標シフト方向判別手段の結果に基づいてNC加工プロ
グラムの移動指令データを溝工具巾によって座標シフト
し補正移動指令データを求める溝工具巾補正演算処理手
段と、ノーズR補正指令によって前記変換された刃先点
データ、補正移動指令データおよびノーズR半径により
ノーズR補正を行なうノーズR補正演算処理手段とから
構成される。
而して、本発明の装置により溝工具による溝加工を施す
際、ノーズRの補正処理を行なうと共に、自動的に溝工
具巾加工による刃先点のデータを変換し、溝工具巾補正
を行なえるようにした。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて詳細に説明
する。
+11  まず、本発明における溝工具補正制御の基本
的な考え方について説明する。
すなわち、NC加工プログラム内にノーズR補正指令と
溝工具巾補正指令の入力データを溝工具補正の認知指令
のみで自動処理する。制御装置に設けられた工具データ
を登録する。工具ファイルに溝工具の巾と刃先点のデー
タを入れておく。溝工具中の補正指令によって溝工具の
巾を座標シフトし且つ刃先点を変換する。
例えば準備機能の0151で溝工具巾補正指令を発し、
G150で溝工具巾補正指令をキャンセルするデータを
入力する。
また、溝工具には外周用溝工具、内周用溝工具。
端面用溝工具および裏端面用溝工具の4つに大別される
。外周または内周溝工具巾補正を行なう場合、第2図(
イ)に示す如く、内周溝工具は加工中に刃先点1と2を
変換し、溝工具中mをZ軸の座標方向に十mあるいは−
mの座標シフトをする。
外周溝工具中は加工中に刃先点3と4を変換し溝工具中
mを2軸の座標方向に十mあるいは−mの座標シフトを
する。
端面または裏端面溝工具111補正を行なう場合、第2
図(11)に示す如く、端面溝工具は刃先点2と3を変
換し、溝工具中mをX軸の座標方向に+2mあるいは一
2mの座標シフトをする。裏端面溝工具は刃先点1と4
を変換し溝工具中mをX軸の座標方向に+2mあるいは
一2mの座標シフトをする。なお、端面および裏端面溝
工具巾の補正はX軸方向にあるため、2倍の直径値とし
てシフト量を求める。
上述した基本的な考え方のもとにワーク溝加工をする際
、溝工具によるノーズR補正と共に溝工具巾補正を自動
的に行なわせようとするものである。
なお、ノーズR補正制御装置についてはその基本を本願
出願人がすでに特願昭60−83450号として出願し
であるから、詳細な点について参照願いたい。
(2)  次に本発明の具体的な構成について説明する
第1図は、本発明を実施したNCM盤における溝工具の
補正制御装置の一例を示す制御ブロック図である。
第1図において、CPUI  (中央処理装置)にはN
C加工プログラムの入力媒体としての紙テープ2が祇テ
ープリーダ2aによって読取られ、入出力回路3を介し
て入力される。また、画面付キーボード4より他の加工
データやNC加工プログラムの編集データ等が入出力回
路3を介して入出力される。
入力されたNC加工プログラムデータはNC加工プログ
ラムメモリ5に記憶される。
また、補間器および位置制御回路6aからアンプ6bを
介してX、Z軸のサーボモータ6Cが接続され、X、Z
軸サーボモータ6Cの駆動によりNC旋盤の刃物台に取
付けられた工具が2方向に位置制御される。
ノーズR補正方向テーブルメモリ7、工具レイアウトメ
モリ8および工具ファイル9がCPUIに接続される。
工具レイアウトメモリ8は、第3図(イ)に示す如く刃
物台のタレット面丸毎に砲付けられた工具に関する情報
が記憶されている。また工具ファイル9には第3図(ロ
)に示す如く所有する工具の必要な情報が全て格納され
ていて、工具別にファイルされており工具ファイル隘が
付与されて登録される。工具の情報として工程欄中の溝
工具については第2図(() 、 (II)で示した内
周溝、外周溝、端面溝および裏端面溝の加工工程が指定
され、−例として第3図(0)では工具ファイルN11
LO3で示す如く、外周溝工具の情報がファイルされて
いる。
工程欄毎の項目中溝工具中、ノーズR半径および ′刃
先点のデータを使用してノーズR補正と溝工具巾補正が
行なわれる。NC加工プログラムに従って、工具ファイ
ル9から加工に使用する工具のりレフト面隘毎の工具レ
イアウトメモリ8へデータが転送され、編集し直されて
その内容が第3図(イ)の如く表示される。補正に使用
されるデータは前述のとおり、刃先点、ノーズR半径お
よび溝工具巾の3項目である。
ノーズR補正方向テーブルメモリ7は第4図(イ)に示
す如く刃先点と移動方向との関係におけるノーズR補正
方向が記憶されている。既に説明したように、NC加工
プログラムは仮想刃先点でプログラミングされているが
、実際の工具ばノーズRを有し、ワークに接する刃先は
仮想刃先点とは異なった座標値にある。また、ノーズR
の補正方向は工具の種類と移動方向によって夫々規定さ
れる。
例えば、座標系を第4図(ロ)に示されるX、Z軸とし
て、外径バイトの場合はノーズRの中心0に対して図中
、3のフォードラント(4分角領域)で刃先点は作業し
、内径バイトの場合は図中、2のフォードラントで刃先
点は作業する。第3図(イ)の工具レイアウトメモリの
項目中で刃先点として記憶されるのは、このフォードラ
ント番号で、TOlは外径バイトなので刃先点3であり
、TO2は内径バイトなので刃先点2ということになる
そして、この刃先点がどのフォードラントに配置されて
いるかにより、工具の移動方向に対して、いずれの側(
右か左か)でワークを加工しているか決定される。例え
ば、第4図(ハ)では、ワークWに対し工具の移動方向
に対して右側であり、第4図(ニ)では、左側である。
この刃先点と移動方向との対応関係をテーブルメモリと
して格納するのが、第4図(イ)に示されるノーズR補
正方向メモリで、矢印で示される移動方向に対して、各
フォードラント(1〜4)およびその境界線(5〜8)
の刃先点の補正方向を「右」または「左」で示し、移動
方向と平行な前方または後方の場合は「−」で補正なし
と同様である。刃先点番号のOは補正そのものをキャン
セルして行わない場合であり、9はいずれの方向にも補
正の必要がない場合で、いずれもテーブルは「−」のみ
になる。
第1図において、まず溝工具のノーズR補正の手段につ
いて説明する。なお、溝工真中補正指令は、まだ発せら
れていない状態である。NC加工プログラムメモリ5か
ら移動データ処理回路10へ移動指令および移動データ
が入力される。該移動データ処理回路10へ入力された
第1移動データ、第2移動データおよび第3移動データ
がベクトル演算回路11に取り込まれてベクトル演算処
理がなされて移動データを含んだ移動方向データが出力
される。移動方向データはノーズR補正方向判別回路1
2に取り込まれる。
また、工具レイアウトメモリ8に記憶されているノーズ
R半径と刃先点データが夫々ノーズR半径レジスタ14
.刃先点データレジスタ15に取り込まれて一時的に記
憶される。
移動データ処理回路10に取り込まれた第1移動データ
はベクトル演算回路11に入力されると同時にアンド・
ゲート18,19および20の夫々に取り込まれる。
ノーズR補正のセットアツプ指令(例えば、Tコード指
令によって溝工具のタレット面隘3が呼出された直後の
移句1データに対し指令を発するようにする)が出され
ると、その信号がアンド・ゲ−)18および21に取り
込まれる。刃先点データレジスタ15に一時的に記憶さ
れた刃先点データはセットアンプ指令によってアンド・
ゲート21が開くことにより刃先点データが通過しオア
・ゲート25を介してノーズR補正方向判別回路12に
取り込まれる。
ノーズR補正方向判別回路I2は、求められた移動方向
データと取り込まれた刃先点データに基づいて、前記ノ
ーズR補正方向テーブルメモリ7のテーブルデータから
ノーズRの補正方向を判別する。また、アンド・ゲート
I8には第1移動データがセットアツプ指令によってア
ンド・ゲート18を通過し、オア・ゲート23を介して
ノーズR補正演算回路13に取り込まれると共に、さら
にノーズR半径しジスタエ4に一時的に記憶されている
ノーズR半径もノーズR補正演算回路13に取り込まれ
る。
而してノーズR補正演算回路13にはセントアップ指令
後の第1移動データとノーズR補正方向判別回路12か
らのノーズR補正方向データと、ノーズR半径レジスタ
14からのノーズR半径とが人力されて方向と半径から
算出されたノーズR補正量を移動データに加算すること
によりノーズR補正移動データが算出され、オア・ゲー
ト27を通過してノーズR補正移動データレジスタ28
へ送り保留する。該ノーズR補正移動データレジスタ2
8に保留された座標値XI、ZRに基づいて、軸移動が
実行される。ノーズR補正のキャンセル指令(例えば、
Tコード指令によって溝工具のタレント面11h3が呼
出される直前の移動データに対し、指令を発するように
する)あるいは後述する溝工具巾補正キャンセル指令の
いずれかがオア・ゲート17を通過してアンド・ゲート
19に取り込まれると、アンド・ゲート19に取り込ま
れている第1移動データはノーズR補正演算回路13を
経由せず、直接オア・ゲート27に接続されているので
、オア・ゲート27は分岐手続の自動判別に従って、ノ
ーズRが、補正されていないままの移動データをノーズ
R補正移動データレジスタ28へ送り保留する。該ノー
ズR補正移動データレジスタ28に保留された座標値X
aおよびZRに基づいて軸移動が実行される。
次に溝工具111補正指令が発せられた時の手段につい
て説明する。溝工具巾補正指令が出されると、その信号
がアンド・ゲート20および22に取り込まる。アンド
・ゲート22には刃先点データレジスタ15に一時的に
記憶されている刃先点データが取り込まれており、溝工
具巾補正指令によって、アンド・ゲート22を開かせ、
刃先点データが通過し刃先点変換回路26に取り込まれ
る。刃先点変換回路26では工具レイアウトメモリ (
第3図(イ))の工程欄により外周または内周溝加工指
令の信号あるいは端面または裏端面溝加工指令の信号が
取り込まれ、前述の第2図(イ)あるいは第2図(u)
の如く刃先点変換回路26で刃先点が変換されてオア・
ゲート25に取り込まれる。例えば、第3図(イ)の工
具レイアウトメモリにおいて、タレント面11hTO3
の外周溝加工では、当初の加工に対する刃先点は3であ
る。NCC加工プロダラムよって、溝工具巾補正指令(
G151)が発せられた時、第2図(イ)の如く、刃先
点3を刃先点4に変換する処理がなされる。
オア・ゲー]・25に取り込まれた変換後の刃先点デー
タはノーズR補正方向判別回路12に取り込まれ、前述
と同様ノーズR補正方向テーブルメモリ7に記憶されて
いるテーブルメモリデータもノーズR補正方向判別回路
12に取り込まれる。
従ってノーズR補正方向判別回路12には移動方向デー
タ、変換された刃先点データおよびテーブルメモリデー
タが取り込まれたことによりノーズR補正方向を判別し
、ノーズR補正方向データが出力されてノーズR補正演
算回路13に入力される。また、外周もしくは内周溝加
工指令の信号がアンド・ゲート29に、端面もしくは裏
端面溝加工指令の信号がアンド・ゲート30に夫々取り
込まれる。溝工具巾補正指令により、すでに取り込まれ
た刃先点データは、上記のいずれかの信号によって、比
較器31,32,33.34のどれかで比較される。外
周もしくは内周溝加工指令があった時には比較器31.
32に刃先点データが取り込まれて刃先点の位置を比較
する。比較器31では刃先点CP=2であるか、比較器
32では刃先点CP=3であるかどうか比較される。端
面もしくは裏端面加工指令があった時にはアンド・ゲー
ト30に取り込まれた刃先点データが比較器33.34
に取り込まれて刃先点の位置を比較する。比較2=33
では刃先点CP=1であるか。
比較器34では刃先点CP=2であるかどうか比較され
る。
比較器31.32に取り込まれた刃先点データによって
刃先点CP=2あるいは刃先点CP=3のいずれか一方
が一致すれば、ビット信号が出力され、オア・ゲート3
5を介してアンド・ゲート37.38に取り込まれる。
比較器33.34に取り込まれた刃先点データによって
刃先点CP=1、あるいは刃先点CP=2のいずれか一
方が一致すればビット信号が出力され、オア・ゲート3
6を介してアンド・ゲート39.4.0に取り込まれる
工具レイアウトメモリ8からすでに溝工具巾データレジ
スタ16に取り込まれている溝工具巾データは夫々アン
ド・ゲート37.38.39および40に取り込まれて
いる。
アンド・ゲート37に比較器31もしくは32によって
ビット信号が出力された場合溝工具巾データmが通過し
て演算回路41に入力される。
アンド・ゲート38では比較器31もしくは32によっ
て不一致としてビット信号が出力されなかった際溝工具
巾データmが通過して演算回路42に入力される。
アンド・ゲート39に比較器33もしくは34によって
ビット信号が出力された場合、オア・ゲート36を通過
し溝工具巾データmが通過して演算回路43に入力され
る。
アンド・ゲート40では比較器33もしくは34によっ
て不一致としてビット信号が出力されなかった際溝工具
巾データmが通過して演算回路44に入力される。
溝工具「[1補正指令の信号は、アンド・ゲート20に
も取り込まれ、第1移動データを通過させ第1移動デー
タレジスタ24に一時的に記憶される。第1移動データ
レジスタ24に記憶されたX軸方向の座標tEZが演算
回路41.42に取り込まれ、X軸方向の座標値Xが演
算回路43.44に取り込まれる。
演算回路41ではZ十mの演算処理がなされ、演算回路
42ではZ −mの演算処理がなされる。
また、演算回路43ではX−2mの演算処理がなされ、
演算回路44ではX+2mの演算処理がなされる。
各演算回路41.42.43および44で演算処理され
た値Z+m、Z−m、X−2mあるいはX+2mのいず
れかの値がオア・ゲート45.オア・ゲート23を通過
し、溝工具巾補正値すなわち座標シフトされた補正移動
指令データが第1移動データに変わってノーズR補正演
算回路13に取り込まれ、以降前述した処理がなされる
本発明の装置による溝工具による溝加工の実例をあげれ
ば、第5図(イ)の如き経路■から順に溝工具(TO3
)を移動し経路■で溝巾加工が終了する。NC加工プロ
グラムは第5図(0)に示す如くで、外ブロック隘は第
5図(イ)の動作隘と対応する。rG40J、rG41
JおよびrG42J等の補正用指令コードを一切省きG
151の溝工真中補正指令コード1つだけが使用されて
、溝工真中補正処理が行なわれる。
本発明の動作を第6図のフローチャートにより説明する
第6図において、本発明の補正制御装置は、第0段で溝
工具巾補正指令であるかどうかの判断が行なわれ、溝工
具11補正指令である時、第0段で第1移動データ(X
、Z)、刃先点データ(CP)および溝工具「11デー
タ(m )を夫々第1移動データレジスタ24.刃先点
データレジスタ15および溝工具11データレジスタ1
6を取り込む。
第0段で外周あるいは内周溝加工であるかどうかの判断
がなされる。第0段で外周あるいは内周溝加工であると
判断されると、第0段で刃先点データが2か又は3かの
判断が比較器31.32で行なわれる。第0段の判断で
刃先点データが2か又は3であれば第0段で演算回路4
1でZ+mの演算処理すなわちX軸方向の溝工具巾補正
処理がなされて座標シフトし補正移動指令データを求め
る。第0段の判断で刃先点データが2か又は3でない時
すなわちlか又は4であれば第0段で演算回路42でZ
−mの演算処理すなわちX軸方向の溝工真中補正処理が
なされて座標シフトし補正移動指令データを求める。
第0段で外周あるいは内周溝加工でないと判断された場
合すなわち端面あるいは裏端面溝加工であると判断され
ると、第0段で刃先点データが1か又は2かの判断が比
較器33.34で行なわれる。第0段の判断で刃先点デ
ータが1か又は2であれば第0段で演算回路43でX−
2mの演算処理すなわちX軸方向の溝工真中補正処理が
なされて座標シフトし補正移動指令データを求める。第
0段の判断で刃先点データが1か又は2でない時すなわ
ち3か又は4であれば第0段で演算回路44でX+2m
の演算処理すなわちX軸方向の溝工具中補正処理がなさ
れて座標シフトし補正移動指令データを求める。
第[相]段で刃先点変換回路26で刃先点データが変換
処理され、第0段でノーズR補正方向判別回路12に変
換処理された刃先点データが取り込まれて、移動方向デ
ータと共にノーズR補正方向の判別処理が行なわれる。
第0段でノーズR補正方向データと溝工具巾補正処理さ
れた補正移動指令データがノーズR補正演算回路13に
取り込まれてノーズR補正演算処理が行なわれる。
第0段で移動データレジスタ28に取り込まれたノーズ
R補正処理後の軸移動データにより軸移動が行なわれる
。第0段で終りかどうかの判断すなわち、溝工具巾補正
キャンセル指令(GL50)があるかどうかの判断がな
されて、終りでないと判断されると、第0段の手前にフ
ィードバックされて同様の処理が行なわれる。第0段で
終りと判断されると終了する。
〈効 果〉 以上、説明したとおり、本発明によれば、溝工具による
NC加工において、ノーズR補正指令および溝工具巾補
正指令の入力データを極小にすることができたのでNC
加工プログラムが而単になり、ノーズR補正および溝工
具111補正に伴なうプログラム・ミスがなくなって、
熟練者でなくてもプログラミングが可能となって対話形
式の自動プログラミングに最適なNC工作機械の溝工具
の補正制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的な構成を示す制御ブロック図で
ある。第2図(イ)および(0)は本発明の主要部であ
る溝工具巾補正の説明図である。第3図(イ)は工具レ
イアウトおよび第3図(n)は工具ファイルの見本図で
ある。第4図(イ)〜(ニ)はノーズR補正方向メモリ
の説明図である。第5図(イ)および([1)は本発明
の溝工具による溝加工を行なう一例である。第6図は本
発明の詳細な説明するフローチャート図である。第7図
は従来の溝工具による溝加工を行なうNCプログラムの
一例である。 l・・・CPtJ       4・・・画面付キーボ
ード5・・・NC加工プログラムメモリ 7・・・ノーズR補正方向テーブルメモリ8・・・工具
レイアウトメモリ 9・・・工具ファイルlO・・・移
動データ処理回路 11・・・ベクトル演算回路 12・・・ノーズR補正方向判別回路 13・・・ノーズR補正演算回路 14・・・ノーズR半径レジスタ I5・・・刃先点データレジスタ 16・・・7簿巾データレジスタ 24・・・第1移動データレジスタ 26・・・刃先点変換回路 28・・・ノーズR補正移動データレジスタ31〜34
・・・比較器  41〜44・・・演算回路特許出願人
  口立精機株式会社  。 第2図 (イ) 第3図 (イ) 第3図 (ロ) 第4図 (イ) 牙5図 (ロ) オ6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. NC工作機械における溝加工用工具のノーズR補正と溝
    工具巾補正を自動的に処理する溝工具の補正制御装置で
    あって、溝工具巾補正指令によって指定された一方の刃
    先点データを他方の刃先点データに変換する刃先点変換
    回路と、前記指定された一方の刃先点データと溝工具の
    加工内容を判別し溝工具巾の座標シフトの方向を定める
    座標シフト方向判別手段と、該座標シフト方向判別手段
    の結果に基づいてNC加工プログラムの移動指令データ
    を溝工具巾によって座標シフトし補正移動指令データを
    求める溝工具巾補正演算処理手段と、ノーズR補正指令
    によって前記変換された刃先点データ、補正移動指令デ
    ータおよびノーズR半径によりノーズR補正を行なうノ
    ーズR補正演算処理手段とからなり、溝工具のノーズR
    補正を行なうと共に溝工具の巾を座標シフトするように
    したことを特徴とする溝工具の補正制御装置。
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