JPS6296134A - アウタスライドル−フ装置 - Google Patents

アウタスライドル−フ装置

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JPS6296134A
JPS6296134A JP23586485A JP23586485A JPS6296134A JP S6296134 A JPS6296134 A JP S6296134A JP 23586485 A JP23586485 A JP 23586485A JP 23586485 A JP23586485 A JP 23586485A JP S6296134 A JPS6296134 A JP S6296134A
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tilt
roof
guide
slide
guide rail
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JP23586485A
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Munetoshi Totori
十鳥 宗敏
Hiroshi Imai
弘 今井
Masayuki Kikuchi
雅之 菊地
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Nissan Shatai Co Ltd
Johnan Manufacturing Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
Johnan Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スライドルーフがルーフの外側をスライドす
るようにしたアウタスライドルーフ装置に関する。
(従来の技術) 従来のアウタスライドルーフ装置としては、例えば、特
開昭58−85713号公報に記載されたものが知られ
ているつ ところがこの従来装置は、車体強度に劣り、スライドル
ーフの支持及び作動が非常に不安定であり、レールにゴ
ミが詰まり安いという問題点があった。
そこで、このような問題点を解決する先行技術として本
願出願人は、特願昭59−136136号明細書に記載
されたスライドルーフ装置を提案した。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、特願昭59−136136号記載のスラ
イドルーフ装置にあっては、開放感に富み、スライドル
ーフの支持が安定しており、ゴミ詰まりによる作動不良
も起こり難い、という利点を有しているが、スライドル
ーフを昇降させる機構とスライドさせる機構のそれぞれ
に別々の駆動ワイヤを介して駆動力を伝えるようにして
いるために、駆動ワイヤの取回しにより装置が複雑にな
ってしまうという問題点を残していた。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は上述の問題点を解決するために、車体
ルーフに開口部が形成され、該開口部には、駆動ワイヤ
を介し゛て駆動装置に接続されたスライドルーフが、ル
ーフの外側をスライド可能に設けられ、該スライドルー
フと車体との間には、前記スライドルーフの後部を上下
させるチルト機構が設けられ、前記スライドルーフと駆
動ワイヤとの連結部分には、前記チルト機構の作動中に
は駆動ワイヤがスライドルーフに対して遊動して駆動力
が伝わらないようにする遊動部が設けられたアウタスラ
イドルーフ装置において、前記駆動ワイヤと並列に、車
体に設けられた一チルトガイドレールにスライド可能に
チルトガイドが設けられ、該チルトガイドにはチルトガ
イドレール内を転動する前後に配置された2個のローラ
が設けられ、前記チルト機構が、チルトガイドのスライ
ドを介して作動可能に形成され、前記駆動ワイヤに、チ
ルトガイドに前後方向に係合されたチルト駆動伝達片が
設けられ、前記チルトガイドレールの後部に、駆動ワイ
ヤのスライドルーフに対する後方遊動が終了する前、も
しくは終了と同時にチルトカイトの後側ローラを上方に
導いて、チルトカイトをチルト駆動伝達片に対して前方
向に係合可能で後方向に保合が外れるリリース状態にさ
せるリリース部が、チルトガイドレールを上方に折曲さ
せて形成された手段とした。
(作 用) 本発明のアウタスライドルーフ装置では、以下に述べる
ように作動する。
まず、チルトアップ時及びスライドルーフ開放時には、
駆動ワイヤを駆動装置により後方へ駆動させると、駆動
ワイヤはスライドルーフに対して遊動すると共に、チル
ト駆動片と係合状態のチルトガイドを後方スライドさせ
てチルト機構を作動させ、スライドルーフの後部が1貸
される。
そして、チルトカイトがチルトガイドレール後端部のリ
リース部に達すると後側ローラが上方へ導かれ、チルト
ガイドはチルト駆動伝達片に対して前方向に係合可能で
後方向に保合が外れるリリース状態に傾動されて、チル
ト駆動伝達片との保合が外れ、チルト機構の上昇作動が
停止されスライドルーフはチルトアップ状態となる。
その後、駆動ワイヤのスライドルーフに対する遊動が終
了すると、スライドルーフへ駆動力が伝えられ開方向へ
スライドされる。
次に、スライドルーフ閉時及びチルトダウン時には、駆
動ワイヤを駆動装置により前方へ駆動させると、まず、
スライドルーフが閉方向へスライドされる。
そして、スライドルーフが開口部の前端に達しチルトア
ップ状態となると駆動ワイヤはスライドルーフに対して
遊動し、それと共に、チルト駆動伝達片は前方向に係合
可能なリリース状態に傾いているチルトガイドに係合状
態となって、チルトガイドを後側のローラをリリース部
から下方へ導き、かつ、前方へスライドさせ、チルト機
構を作動させてスライドルーフの後部を下降させる。
従って1本発明のアウタスライドルーフ装置では、−木
の駆動ワイヤでチルト機構を作動させると共に、スライ
ドルーフをスライドさせることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第10図に示す実施例の構成について説
明する。
Aは本発明実施例のアウタスライドルーフ装置であって
、開口部10.スライドルーフ20.メインフレーム3
0.ガイドフレーム40.チルトフレー1.50.チル
ト機構60.電動モータ70、駆動ワイヤ80を備えて
いる。
前記開口部10は、第2図の全体図に示すように、車体
100のルーフ101に車幅全幅に亘って形成されたも
ので、この開口部10の前後には、前側固定ルーフ10
2と後側固定ルーフ103とが設けられている。
また、第3図の断面図に示すように、前記前側固定ルー
フ102の後端部と後側固定ルーフ103の前端部とに
はそれぞれドリップ104.105が形成され、かつ、
該ドリップ104,105の開口部側にはインナシール
106,107かスライドルーフ20の裏面に当接する
ようにして設けられ、その反対側には前記スライドルー
フ20の前後の外端に設けられたアウタシール21と当
接する段部108,109が形成されている。
よって、車室内はインナシール106,107とアウタ
シール21とによって2重にシールされる。
尚、前記段部108,109は、スライドルーフ20の
前後端の厚さとほぼ同じ寸法に形成され、アウタシール
21の下に隙間が生じないようになっている。
また、ドリップ104,105にはピラー112.11
3(第2図)内に配管されたドレーン(図示省略)が設
けられ、ドリップ104,105内の水は車外へ排水さ
れる。
前記スライドルーフ20は、前記開口部10を開閉する
もので、閉状態において、両固定ルーフ102.103
と同一面となるように形成されると共に、開状態では後
部固定ルーフ103の上側に位置されるようスライドさ
れる。
また、第1図、第8図に示すように前記スライドルーフ
20の車体左右両側部分にはルーフサイトレール部22
.22が形成されている。このルーフサイトレール部2
2の端部には、ドア内に出入りするドアガラス(図示省
略)の上端と当接して該部をシールするサイドシール2
7が設けられている。
また、前記スライドルーフ20の前部裏面には、第3図
、第6図に示すように、2枚のルーフブラケット23.
23が並設され、かつ、第1図、第8図に示すようにル
ーフサイトレール部22.22の裏面にはサイドガイド
レール24,24が設けられている。
前記ルーフブラケット23には、前部下端部に前部ガイ
ドローラ25が回転可能に設けられ、第3図、第4図に
示すように中央部分に後方に行くにしたがって下がるよ
う傾斜した遊動部としての遊動長孔26が形成されてい
る(遊動長孔26に関しては後に詳細に説明する)。
前記メインフレーム30は、前側固定ルーフ102と後
側固定ルーフ103とを連結して車体100の強度を保
持すると共に、前記スライドルーフ20やガイドフレー
ム40.チルトフレーム50.チルト機構60.電動モ
ータ70等のスライドルーフ20をスライドさせるため
の機構を支持するもので、このメインフレーム30は、
第1図、第2図に示すように、開口部10の中央部で車
体前後方向に延設され、スライダガイドレール31.駆
動ワイヤガイドレール32及びチルトガイドレール33
が設けられた主フレーム部34と、左右に延設された腕
フレーム部35と、で十字形に形成され、また、第5図
に示すように主フレーム部34の前後端はそれぞれイン
ナシール106.107間で該インナシール106,1
07より車室内側で両固定ルーフ102,103のイン
ナパネル110,111に固着されている。
このように実施例装置Aの電動モータ70等の駆動機構
がインナシール106,107よりも室内側に設けられ
ているため、この駆動機構を防水構造にする等の防水対
策が不要である。
図中36は取付ブラケットであって、インナパネル11
0に溶着され、該取付ブラケット36にメインフレーム
30がボルト止めされている。
尚、メインフレーム30はブラケットを介さずに直接側
固定ルーフ下面(インチパネル110)に固定してもよ
い。
また、前記チルトガイドレール33は、第1図及び第1
0図に示すように短いレールで後部には上方に立ち上げ
られるように折曲されたリリース部37が形成されてい
る。
また、スライダガイドレール31と駆動ワイヤカイトレ
ール32とは、第1図及び第6図に示すように、一体に
形成され、後端にストッパ38が設けられている。
また、前記メインフレーム3o及び両固定ルーフ102
,103の車室内側は天井部材(図示省略)で覆われて
いる。
前記ガイドフレーム40は、スライドルーフ20のスラ
イドをカイトするもので、このガイドフレーム40は、
第1図に示すように、後部の左右両側に腕部41が形成
されたT字型をしており、前端部がスライドルーフ20
の前端よりも後下方位置のメインフレーム30の前端部
に支持ブラケット42と取付ブラケット43により支軸
431を中心に回動可能に支持され(第5図)、かつ、
腕部41の両端はチルト機構60の後記チルトリンク6
1の中間部に回動可能に支持されている。
また、このガイドフレーム40には、第1図。
第7図に示すように、左右両側にルーフガイドレール4
4が設けられ、中央上部にチルトフレームガイドレール
45が設けられ、このチルトフレームガイドレール45
の前部両側には取付ブラケット挿通穴46.46が形成
され、この取付ブラケット挿通穴46の後方にはスプリ
ング係止穴47が形成され、また、腕部41の先端には
チルトリンク結合ビン48が設けられている(第8図)
尚、前記ルーフガイドレール44の前端部には丁方へ折
曲された折曲部49が形成されている。
このルーフガイドレール44(含折曲部49)に後述の
スライド伝達ピン835の先端のガイドローラ836及
びルーフブラケット23のガイドローラ25が挿入され
ている。
市1記ルーフガイドレール44とスライドル−フ20の
ルーフブラケット23に形成された遊動長孔26とは、
第3図に示すように、スライドルーフ20を閉した状態
で、遊動長孔26の方が下側に配置され、かつ、が動長
孔26の前端がルーフカイトレール44と重なるように
して交差するよう形成されている。
そして、この遊動長孔26の後端位置でのルーフガイド
レール44との上下差は、前記チルト機構60によって
スライドルーフ20の後部を上昇させた際に生じるスラ
イドルーフ20の回動(ちなみに、スライドルーフ20
はガイドフレーム4゜に支持されているために、後部の
みを上昇させた場合には、カイトフレーム40と共に支
軸431を中心に回動される)が、支軸431を中心と
せずにスライドルーフ20前端のアウタシール21の付
近位置を中心に行なわれるために必要な前部の上昇量と
なるように形成されている。
また、ルーフブラケット23前部のガイドローラ25は
、第4図に示すように、前記遊動長孔26の後端がルー
フガイドレール44と重なったときには、ルーフカイト
レール44の折曲部49の上端に位置されるような位置
関係で取付けられている。
前記チルトフレーム50は、カイトフレーム40にスラ
イド可能に設けられ、そのスライドによって前記チルト
機構60を作動させるもので。
このチルトフレーム50は、前記ガイドフレーム40と
同様に左右に腕部51が延設されたT字型状に形成され
、また、前端部の取付ブラケット52を取付ブラケット
挿通穴46から挿通させて前記チルトガイドレール33
に設けられたチルトガイド90に連結され、かつ、腕部
51の先端には前記スライドルーフ20裏面、部ち、ル
ーフサイトレール22の内側に設けられたサイドガイド
レール24内を転動するローラ53.53及びローラ5
3,53を支持する支持ピン54.54が設けられ(第
8図)、また、裏面には前記ガイドフレーム40上面の
チルトフレームガイドレール45に嵌め合わされてスラ
イドするスライダレール55が設けられている(S7図
)。
前記チルトガイド90は、駆動ワイヤ80かも入力され
た駆動力をチルトフレーム50へ伝達してチルトフレー
ム50をスライドさせてチルト機構60を作動させるも
ので、このチルトガイド90は、第10図に示すように
、−側に前記メインフレーム30のチルトガイドレール
33内を転動する2個のチルトガイドローラ921,9
21が1没けられ、他側に伝達ローラ922.922が
設けられたローラリンク92と、該ローラリンク92に
一端を、前記チルトフレーム50の取付ブラケット52
に他端を軸着された、L字形のチルトガイドリンク93
と、から構成されている。
また、前記チルトガイドリンク93は、その折曲部分に
一端が取り付けられ、他端が前記ガイドフレーム40の
スプリング係止穴47に係止されたスプリング94によ
り、後方斜上方、即ち、ガイドフレーム40側へ引張ら
れ、かつ、回動付勢されており、第5図、第10図に示
すように、前記ローラリンク92の後部チルトガイドロ
ーラ921がチルトガイドレール33のリリース部37
に達したときには、チルトガイドリンク93はスプリン
グ94によって上方へ引き上げられると共に回動される
尚、前記リリース部37は、後側のチルトガイドローラ
921を上方に導くことで、同軸に設けられた伝達ロー
ラ922,922を後記チルト駆動伝達片84に対して
前方向へ係合可能で後方向へ係合が外れて離脱可能なロ
ーラリンク92が傾いた状態にさせるものである。
前記チルト機構60は、スライドルーフ20の後部両側
に設けられ、スライドルーフ20の後部を上下させてス
ライドルーフ20をチルトアンプさせたり、チルトリン
ブ位置からチルトダウンさせたりするもので、このチル
トa構60は、チルトリンク61を備えている。
前記チルトリンク61は、スライドルーフ20とメイン
フレーム30の腕フレーム部35の先端部との間に回動
可能に設けられ、略水平状態から起立側へ、また、起立
状態から水平側へ回動じてスライドルーフ20の後部を
上昇及び下降させるもので、このチルトリンク61は、
第4図及び第8図の断面図に示すように、中間部が前記
ガイドフレーム40のチルトリンク結合ピン48に回動
可能に軸着されると共に、前記チルトフレーム50の腕
部51の先端に設けられたチルトブラケット62にスラ
イド可能に支持され、かつ、下端部が下側ピン611に
より前記腕フレーム部35の先端部に固定されたメイン
フレーム側ブラケット63にスライド可能に軸支され、
かつ、上端部が上側ピン612で前記チルトブラケット
62にスライド可能に支持されている。
前記メインフレーム側ブラケット63は、チルトリンク
61を前後方向へスライドガイドする下側ピンスライド
孔631が形成されている。
前記チルトブラケット62は、チルトフレーム50に対
して前記支持ピン54.54によって固定され、かつ、
チルトフレーム50のスライドに伴う移動によって前記
チルトリンク61を回動させるための結合ピンスライド
孔621及びガイド長孔としての上側ピンスライド孔6
22とが形成されている。
この上側ピンスライド孔622は前側上向きに形成され
、結合ビンスライド孔621とは前側に行くほど距離が
離れるように形成されている。
ここでさらに、チルト機構60の作動について説明する
前記チルトリンク61は、スライドルーフ20の閉状態
で、第3図に示すように上側ピン612及びチルトリン
ク結合ピン48がそれぞれ上側ピンスライド孔622及
び結合ビンスライド孔621の後端部に位置され、下側
ピン611が下側ビンスライド孔631の後端部に位置
されている。
そこで、チルトフレーム50が後方スライドされてチル
ドプラケント62が後方移動されると、上側ピン612
.チルトリンク結合ピン48はそれぞれ両孔622,6
21に対して前方側へスライドされ、上側ピンスライド
孔622が前側上向きで結合ピンスライド孔621から
離れて行くよう形成されているためチルトリンク61は
、ガイドフレーム40に固定されたチルトリンク結合ピ
ン48を中心に上側ピン612が上方移動されるよう回
動され、チルトブラケット62を持ち上げ、それと共に
、スライドルーフ20の後部を持ち上げる。
尚、チルトリンク結合ピン48は、ガイドフレーム40
の後部上昇回動に伴って回動され、下側ピン611は下
側ピンスライド孔631を前方へスライドされる。
その後、第4図に示すように、下側ビン611及び上側
ピン612がそれぞれ両スライド孔631.622の前
端に達したところで、チルトリンク61の回動が停止さ
れ、スライドルーフ20の」−Hも停止トされるもので
ある。
以上のように、チルトリンク61は単に下端を中心とす
る回動とは異なって下側ビン611が前後にスライドす
るようにしてチルトリンク結合ピン48を中心に回動す
るために、第3図、第4図を比較して解るように、その
下端位置を中心に単に揺動するリンクに比べると、その
起立姿勢から閉になるとき第3図のように下側ビン61
1の後方スライド量だけ後側固定ルーフ103下にもぐ
り込ませることもできるので室内側への突出量が少なく
なり、また、このチルトリンク61の回動スペースは下
端を中心に回動するリンクの回動スペースに比べて回動
半径が小さい分小さくなる。
前記電動モータ70は、このアウタスライドルーフ装置
Aの駆動源となるもので、この電動モータ70はメイン
フレーム30の後端部の後側固定ルーフ103の下方に
配置され、駆動ワイヤ80.80を引張り、押し出し可
能に設けられている。
前記駆動ワイヤ80は、電動モータ70の駆動力をスラ
イドルーフ20やチルトフレーム50笠へ伝えるもので
、この駆動ワイヤ8oは、外周に螺線状にワイヤが巻か
れギヤが形成されたワイヤが用いられ、かつ、前記メイ
ンフレーム30の駆動ワイヤガイドレール32内をスラ
イド可能に+jQけられ、先端にはスライダ81が設け
られている。
前記スライダ81は、第6図、第7図、第9図に示すよ
うに、駆動ワイヤ80に連結されるプレート部82と、
該プレート部82の外側に設けられたリンク部83と、
から構成され、プレート部82の下部にはローラ821
,822が設けられている。
前記プレート部82の車体中央側には、前記チルトガイ
ド90の伝達ローラ922.922に係合可能なチルト
駆動伝達片84が立設されている。
該伝達片84は前述のローラリンク92に設けられた一
対の伝達ローラ922.922の間に出入り可能に設け
られ、かつ、上部が後方にゆくにしたがって下がるよう
に傾斜面が設けられている。そして、駆動ワイヤ80が
遊動状態のスライドル−フ20が閉力)らチルドア・ン
プ、チルトアンプから閉の間は該伝達片84はローラ9
22 、922間にあり、駆動ワイヤ80がスライドル
ーフ20に対して係合状態のスライド中はリリース部3
7に位置した後方のローラ922を前記傾斜面によって
押し上げローラ922.922間から外れている。
また、前記リンク部83は、スライダブラケット831
、スライダリンク832.833から構成され、該スラ
イダブラケット831には長孔834が形成され、該長
孔834に、スライダリンク832の下端に設けられた
ピンがスライド可能に挿入され、該ピンの先端に前記ロ
ーラ821が設けられている。
また、前記スライダブラケット831の先端にはスライ
ダリンク833が枢支され、スライダリンク833の先
端がスライダリンク832の中間に枢支される。
前記スライダリンク832の先端には、前記ルーフブラ
ケット23に形成された遊動長孔26に挿通されて前記
カイトフレーム40のルーフガイドレール44に挿し込
まれるローラ836が先端に設けられたスライド伝達ビ
ン835が設けられている。
次に、実施例の作動について説明する。
まず、スライドルーフ20を開く場合について説明する
・1[動モータ70を開駆動させると、駆動ワイヤ80
が引張られ、第3図の状態からスライダ81が車体後方
へスライドされる。
スライダ81の後方スライドに伴ない、スライド伝達ビ
ン835がルーフガイドレール44及び遊動長孔26内
をスライドし、同時に、スライダ81のチルト駆動伝達
片84に伝達ローラ922で係合されたチルトガイド9
0も後方へスライドされる。
このスライド伝達ビン835のスライドによって、ルー
フガイドレール44及び遊動長孔26の両者が重なり合
う位置が後方へ移動し、それにより、遊動長孔26側の
ルーフブラケット23は上昇されて行く。
また、チルトガイド90の後方スライドによって、チル
トガイド90が連結されたチルトフレーム50はガイド
フレーム40に沿って後方へスライドされ、このチルト
フレーム50の後方スライドによって、前述したように
、チルト機構60がチルトアップ作動を行い、チルトリ
ンク61が起立方向へ回動される。
上述のルーフブラケット23の上昇を伴うチルト機構6
0のチルトアップ作動により、スライドルーフ20は前
端位置を中心に回動して後部が旧昇される。
そして、チルトリンク61が完全に回動してチルト機構
60のチルドア、プ作動が終了した時点で、第4図に示
すように、チルトガイド90は、ローラリンク92の後
端がリリース部37に達し、該リリース部37の折曲形
状にガイドされて上方へ回動され、さらにチルト駆動伝
達片84の上部の傾斜面に後方のローラ922が押し上
げられ該伝達片84との係合が外れた状yムになると共
に、スプリング94によってその状態を保持されており
、また、ルーフブラケット23は、スライド伝達ビン8
35が遊動長孔26の後端に達して遊動関係を終えると
共に、上昇が終了され、また、ガイドローラ25が折曲
部49の上端に位置されている。
尚、このスプリング94によるチルトガイド90の姿勢
保持によって、チルトフレーム50のチルト駆動伝達片
84によらない前方へのスライドが規制されている。
このチルト機構60のチルトアップ作動が終了したとこ
ろで、を動モータ70を停止させれば、アウタスライド
ルーフ装置1Aはチルトアップ状態が保持される。
従って、スライドルーフ20の後部の上昇に伴ない、ス
ライドルーフ20のチルトアップ時の回動中心がその前
端のアウタシール21の付近に位置されるように、スラ
イドルーフ20の前部も上昇されるため、アウタシール
21やインナシール106が過大な力で押圧されたり、
チルト42構60に過負荷がかかったすせず、しかも、
スライドルーフ20の前端と前側固定ルーフ102との
間に隙間が生じることもない。
上述のチルトアップ状態からさらに電動モータ70を駆
動させると、スライダ81のスライダリンク832,8
33が起立されながら、スライド伝達ビン835はルー
フガイドレール44内を後方へ移動され、既にスライド
伝達ビン835と遊動関係でなくなっているルーフブラ
ケット23を介して伝達される駆動力によって、スライ
ドルーフ20は後方へスライドを開始する。
尚、スライドルーフ20のスライドに際して、スライド
ルーフ20の中央前部はルーフブラケット23に設けら
れたガイドローラ25とガイドフレーム40のルーフガ
イドレール44とによってスライドガイドされ、また、
左右両側はルーフサイトレール部22に設けられたサイ
ドガイドレール24とチルトフレーム50に設けられた
ローラ53.53によりスライドガイドされる。
そして、スライダ81がスライダガイドレール31の後
端に設けられたストッパ38に当接したところで、スラ
イドルーフ20のスライドが停止され電動モータ70の
駆動が停止される。
次に、スライドルーフ20を閉じる場合について説明す
る。
電動モータ70を閉駆動させると駆動ワイヤ80が押さ
れ、スライダ81がスライダガイドレール31内を前方
へスライドされる。
スライダ81の前方スライドに伴ない、スライド伝達ピ
ン835からルーフブラケット23へ駆動力が伝達され
てスライドルーフ20は前方へスライドされ始める。こ
のとき、遊動長孔26の位置がルーフガイドレール44
に対して下方へ移動すると、スライド伝達ピン835は
遊動長孔26内を遊動じてしまうが、ガイドローラ25
によってルーフブラケット23がルーフガイドレール4
4に対して下降するのが妨げられるため、スライド伝達
ピン835は、遊動することなく駆動力を伝達する。
その後、スライドルーフ20の前端が前側固定ルーフ1
02の段部に達して、チルトアンプ状態になったところ
で、ルーフブラケット23のガイドローラ25はルーフ
ガイドレール44の折曲部49の上端に達し、また、チ
ルト駆動伝達片84はローラリンク92の前側の伝達ロ
ーラ922に当接する。
そして、チルト駆動伝達片84が伝達ローラ922を押
圧するとローラリンク92及びチルトガイドリンク93
はスプリング94の付勢力に抗して回動及び前方移動さ
れ、それによって、チルトガイドローラ921がリリー
ス部37から離れるとチルトフレーム50に対する位置
規制力が無くなり、チルトガイド90及びチルトフレー
ム50は前方へスライドされ、チルト機構60がチルト
ダウン作動を開始してスライドルーフ20の後部が下降
する。
また、スライドルーフ20の前部においては、ガイドロ
ーラ25が折曲部49に達したことでルーフブラケット
23の前方スライドが規制されると共に、下方移動可能
となり、スライド伝達ピン835は遊動長孔26内の遊
動を開始して、その伝達駆動力はスライドルーフ20の
前部を下降させるよう作用される。
その後、チルトガイド90がチルトガイドレール33の
前端に達し、かつ、スライド伝達ピン835が遊動長孔
26の前端に達したところで、スライドルーフ20は完
全に閉じられて、電動モータ70の駆動が停止される。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があって
も本発明に含まれる。
例えば、チルトガイドのチルト駆動伝達片との係合部分
はチルト駆動伝達片と前後方向に係合可能であれば伝達
ローラに限らない。
また、チルトガイドからの駆動力をチルト機構へ伝える
ものであれば実施例のチルトフレームに限らすロッド等
を用いてもよい。
また、チルト駆動伝達片を設ける位置は駆動ワイヤの先
端部に限られない。
また、実施例では駆動装置として電動モータを用いたが
、電気以外のものを駆動源とするモータ等他の装置を用
いてよいし、駆動装置を用いずに手動により作動するよ
うにしてもよい。
また、チルト機構は、走行中のガタつき防止等のために
複数のリンクで支持するものを用いてもよいし、パンタ
グラフ状のもの等地のものを用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のアウタスライドルーフ装
置では、−木の駆動ワイヤでチルト機構を作動させると
共に、スライドルーフをスライドさせることができるた
めに、駆動ワイヤの取回しが簡単で装置を単純化するこ
とができ、しかも、チルト機構の作動とスライドルーフ
のスライドのタイミングも確実になるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のアウタスライドルーフ装置の主
要部を示す分解斜視図、第2図は実施例装置を示す全体
図、第3図〜第5図は実施例装置の作動を示す断面図、
第6図1ま第4図のx−x断面図、第7図は第4図のY
−Y断面図、第8図は第4図のZ−Z断面図、第9図は
実施例装置の要部を示す側面図、第10図は実施例装置
の要部を示す斜視図である。 10・・・開口部 20・・・スライドルーフ 26・・・遊動長孔(遊動部) 33・・・チルトガイドレール 37・・・リリース部 60・・・チルト機構 80・・・駆動ワイヤ 84・・・チルト駆動伝達片 90・・・チルトガイド 101・・・ルーフ 921・・・チルトガイドローラ(ローラ)特  許 
 出  願  人 日産車体株式会社 株式会社城南製作所 第2図 第9図 クス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)車体ルーフに開口部が形成され、 該開口部には、駆動ワイヤを介して駆動装置に接続され
    たスライドルーフが、ルーフの外側をスライド可能に設
    けられ、 該スライドルーフと車体との間には、前記スライドルー
    フの後部を上下させるチルト機構が設けられ、 前記スライドルーフと駆動ワイヤとの連結部分には、前
    記チルト機構の作動中には駆動ワイヤがスライドルーフ
    に対して遊動して駆動力が伝わらないようにする遊動部
    が設けられたアウタスライドルーフ装置において、 前記駆動ワイヤと並列に、車体に設けられたチルトガイ
    ドレールにスライド可能にチルトガイドが設けられ、 該チルトガイドにはチルトガイドレール内を転動する前
    後に配置された2個のローラが設けられ、 前記チルト機構が、チルトガイドのスライドを介して作
    動可能に形成され、 前記駆動ワイヤに、チルトガイドに前後方向に係合され
    たチルト駆動伝達片が設けられ、 前記チルトガイドレールの後部に、駆動ワイヤのスライ
    ドルーフに対する後方遊動が終了する前、もしくは終了
    と同時にチルトガイドの後側ローラを上方に導いて、チ
    ルトガイドをチルト駆動伝達片に対して前方向に係合可
    能で後方向に係合が外れるリリース状態にさせるリリー
    ス部が、チルトガイドレールを上方に折曲させて形成さ
    れたことを特徴とするアウタスライドルーフ装置。
JP23586485A 1985-10-22 1985-10-22 アウタスライドル−フ装置 Granted JPS6296134A (ja)

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JPH0425885B2 JPH0425885B2 (ja) 1992-05-06

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060766A (en) * 1988-02-23 1991-10-29 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Disc brake assembly
JPH0526556U (ja) * 1991-09-11 1993-04-06 いすゞ自動車株式会社 サンルーフユニツト

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57164922U (ja) * 1981-04-14 1982-10-18

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