JPS6296117A - 車輌用車高調整装置 - Google Patents

車輌用車高調整装置

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JPS6296117A
JPS6296117A JP23565685A JP23565685A JPS6296117A JP S6296117 A JPS6296117 A JP S6296117A JP 23565685 A JP23565685 A JP 23565685A JP 23565685 A JP23565685 A JP 23565685A JP S6296117 A JPS6296117 A JP S6296117A
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JP
Japan
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vehicle
working fluid
control
deviation
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Application number
JP23565685A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Yamato
大和 信隆
Yasuji Arai
荒井 靖二
Osamu Yasuike
修 安池
Hiroyuki Ikemoto
池本 浩之
Shunichi Doi
俊一 土居
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Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/016Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
    • B60G17/0162Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input mainly during a motion involving steering operation, e.g. cornering, overtaking

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に組込まれる車高調整装置に
係り、史に詳細にはロール制御機能を有す゛る車高調整
装置に係る。
従来の技術 自動中等の車輌が所定値以上の車速にて旋回する場合に
は、車体が旋回外輪側へ傾わ1する車体のロールがイコ
外し、車輪の操縦性が損われ易いという問題がある。か
かる問題に対処する一つの方法トシテ、特17i1 #
I 559−120509号公報や特願昭59−172
416号τj細古に記載されている如く、車輌の曲線走
行時にショックアブソーバの減衰力(枝びサスペンショ
ンスプリングのばね定数)を高・C?lることが既に行
われている。しかしかかるb法に於ては減衰力(ばね定
数)が増大されない場合に比して車体のロールが低減さ
れるにすぎず、車体のロールを必ずしも有効に阻thす
ることはできない。
かかる問題に対処ずべく、車輌の各車輪にそれぞれ対応
して設けられ容積可変の作動流体基に対し作動流体が給
排されることにより各車輪に対応する位1aの車高を増
減する複数個のアクチュエータと、各アクチュエータに
対応して設けられ対応するアクチュエータに対し作動流
体の給排を行′う複数個の作動流体給排手段と、車高を
検出する車高検出手段と、車高検出手段の検出結果に基
き作動流体給排手段を制御して車高を所定の車高に調整
制御2aする制御手段とを含む車高調整装置をuliえ
た車輌に於Cは、例えば本願出願人と同一の出願人の出
願にかかる特願昭60−     号明細jlに於て提
案されている如く、車輌の曲線走1j時には積極的に車
高調整を行って車体のロールを完全に回避することが試
られている。
発明が解決しようとする問題点 上述の如き車高調整装置を備えた車輌に於て車高調整に
より車体のロールを阻止するためには、上)ホの特願昭
60−     号明細書に記載されている如く、車輌
が停止F状態又は実質的に直進走行状態にある場合に各
アクチュエータの作動流体室に対し給排される作動流体
の噴よりも、車輪の曲線走行時には多重の作動流体が迅
速に給排されな(プればならない。そのため車高調整装
置を利用して曲線走行時の車体のロールを抑制する場合
には、車高の増減調整が基準車高を越えて過剰に行われ
る所謂オーバーシュートが生じ易く、特に作動流体室に
空気ばねが連通接続されたハイドロニューマチックサス
ペンションの場合には、空気ばねの内圧も過剰に上背又
は下降するため、車体のロールの制御が完了した後にも
作a)流体室内圧力及び空気ばねの内圧が所定の平衡圧
に到達するまでその上下に繰返し変動し、その結果車高
が基へ(車高より上下に繰返し変動してしまうという問
題がある。
本発明は、車高調整装置を利用して車体のロールを用土
する場合に於ける上述の如き問題に鑑み、オーバーシュ
ートを生じることなく車体のロールを確実に阻止して車
輌の操縦安定性を向」−ざぼることができるだ【ブでな
く、車体のロール制御時にアクチュエータの作すノ流体
室内1F力が変動することに起因して車高が基準車高の
上下に繰返し変化することをllJ′1.lI−シ、こ
れにより速やかに車高を最適車高に制御しくqるよう改
良された車輌用車高調整装置を提供することを目的とし
ている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、車輌の各車輪にそ
れぞれ対応して設けられ作動流体室に対し作動流体が給
排されることにより各車輪に対応する位置の車高を増減
する複数個のアクチュエータと、各アクチュエータに外
1応して設(〕られ21応するアクチュエータの前記作
動流体室に対し作動流体の給排を行う複数個の作動流体
給排手段と、各車輪に対応する位置の車高を検出する複
数個の車高検出手段と、車速を検出する車速検出手段と
、操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記小高検出手
段により検出された実際の車高と基準車高との偏差を演
算する演鋒制御千〇とを有し、前記演算制御手段は前記
車速検出手段により検出された車速及び前記操舵角検出
手段により検出された操舵角の絶対値が所定値以上の時
には前記車高の偏差に応じた第一の駆動デユーティにて
前記作動流体給排手段を制御して車高の偏差を所定の範
囲内に調整制御し、前記調整制御の完了後には前記調整
制御とは作動流体の給排が逆の態様にてその時の車高の
変化速度に応じた第二の駆動アユ−ティにて前記作動流
体給排手段を制御するよう構成された車輌用車高調整装
置、及び車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動
流体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に
対応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータ
と、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアク
チュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行
う複数個の作動流体給排手段と、各車輪に対応する位置
の車高を検出する複数個の車高検出手段ど、車速を検出
ザる車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段
と、前記車高検出手段により検出された実際の車高と基
準車高との偏差を演算する演算11i111211手段
とを何し、前記演算制御手段は前記操舵角検出手段によ
り検出された操舵角が所定値以」−の範囲にて減少する
■4には11G記車高の偏差に応じた第一の駆動デユー
ティにて前記作動流体給排手段を制御して車高の偏差を
所定の範囲内に調整制御し、1)0記調整制御の完了後
には前記調整制御とは作動流体の給排が逆の態1〕hに
てその時の車高の変化速度に応じた第二の駆動デコーデ
ィにて前記作動流体給1j[手段を制御りる。1、)構
成された車輌用車高調整装置aによって達成される。
発明の作用及び効果 上述の前者の構成によれば、演算制御手段は中速及び操
舵角が所定値以上の時にGet車高の偏差に応じた第一
の駆動デユーティにて作動流体給排手段手段を制御して
車高の偏差を所定の範囲内に調整制御し、該調整制御の
完了iりにはその調整制御とは作動流体の給排が逆の態
様にてその時の車高の変化速度に応じた第二の駆動デコ
ーティにて所定時間にEり作動流体給排手「Qを制御し
、従って申休の[J−ルを有効に阻止すへく第一の駆動
デユーティが比較的大ぎい値に設定される場合にも、第
二の駆動デユーティによる制御により車高の増減調整が
過剰に行われることが確実に防止されるので、車輌が直
進走行状態より曲線走行状態に移行する際の車体のロー
ルを確実に且オーバーシュートを伴うことなく閉止する
ことができ、また各アクチュエータの作動流イホ室内圧
力が繰返し増減覆ることに起因し・て車高が基準車高よ
り上下に繰返し変WjJ することを確実に阻止し、こ
れにより車高を最適車高に迅速に制御することができる
また上述の後者の構成によれは、演算制御手段は操舵角
が所定値以上の範囲にて減少する時に(″ま、即ち車輌
が曲線走行状jぷより直線走行状態に戻る場合に(、工
、車高の偏差に応じた第一の駆動デユーディにて作動流
体給排手段を制砥して車高の(−差を所定の範囲内に調
整制御し、該調整制御の完了後にはその調整ルリυ1と
は作動流体の給排が逆の態様にてその時の車高の変化速
度に応じた第二の駆動デユーティにて作動流体給排手段
を制御するようになっており、従って車輌が曲線走行状
態より直線走行状態へ移行する場合の車体のロールを自
効に阻止リベく、第一の駆動デユーティが比較的大きい
値に設定される場合にも、車高の増減調整が過剰に行わ
れることが確実に防止されるので、車輌が曲線走行状態
より直線走行状態に移行する場合に於ける車体のロール
を確実に且オーバーシュートを伴うことなく閉止するこ
とができるだけでなく、各アクチュエータの作動流体室
内圧力が繰返し増減することに起因して車高が基準車高
より上下に繰返し変動することをf171 +7= シ
、これにより車高をR適車高に迅速に制御することがで
きる。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、上述の前者及び後
者の何れの構成に於ても、演算制御手段は車高の変化速
度が所定値未満に低下した時には第二の駆動デユーティ
による制御を終了するよう構成される。
本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、上述の前者の
構成に於ては、演算制御手段は車高の偏差の絶対値が第
一の所定値未満の時には第一及び第二の駆動デア−ティ
による制御を行わず、第一の駆動デユーティよりも小さ
い第三の駆動デユーディにて作動流体給排手段を制御し
て車高の偏差を低減するよう構成される。
本発明の他の一つの詳細な特徴によれば、上述の面考の
構成に於ては、演算制御手段は車高の偏差の絶対値が第
一の所定値よりも小さい第二の所定圃未届の時には第三
の駆動デユーティによる制御を行わないよう構成される
本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述の前
者の構成に於ては、演算制御手段は操舵角の絶ス・I 
(IJ /)K第二の所定値以−トの範囲に於て減少す
る時には作動流体給排手段に対するル1 illを停止
卜するよう構成される。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、上述の後者の構成
に於ては、演算制御手段は車高の偏差の絶対値が第一の
所定値未満の時には第一及び第二の駆動デユーディによ
るN+’l illを行わないよう構成される。
1ス下に添イ4の図を参照しつつ、本発明を実7hai
例について詳細に説明する。
実施例 第1図は本発明による車輌用車高調整装置の一つの実施
′例の車高調整機構を示す概略構成図、第2図は第1図
に示された車高調整機構を制12111する電子$り御
装置を示すブロック線図である。
これらの図に於て、1は作動流体としてのオイルを貯容
するリザーブタンクを示しており、2f1゛、2fl、
2rr、2rlはそれぞれ図には示されていない車輌の
右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応して設けられた
アクチュエータを示している。各7クヂユエータは図に
は示されていない車輌の車体及びサスペンションアーム
にそれぞれ連結されたシリンダ3とピストン4とよりな
っており、これらにより郭定された作動流体室としての
シリンダ室5に対しオイルが給排されることによりそれ
ぞれ対応する位置の車高を増減しくqるようになってい
る。尚アクチュエータは作動流体室に対しオイルの如き
作動流体が給排されることにより対応する位置の車高を
ノ)η減し、また車輪のバウンド及びリバウンドに応じ
てそれぞれ作動流体室内の圧力が増減するよう構成され
たものである限り、例えば油圧ラム装置の如き任意の装
置であってよい。
リドアープタンク1は途中にオイルポンプ6、流量制御
弁7、アンロード弁8、逆止弁9を有する導管10によ
り分岐点11に連通接続されている。
ポンプ6はエンジン12により駆動されることによりリ
ザーブタンク1よりオイルを汲み上げて高圧のオイルを
吐出するようになっており、流量制御弁7はそれよりも
下流側の導管10内を流れるオイルの流量を制御するよ
うになっている。アンロード弁8は逆止弁9よりも下流
側の導管10内の圧力を検出し、該圧力が所定値を越え
た時には導管13を経てポンプ6よりも上流側の導管1
0ヘオイルを戻すことにより、逆1ト弁9よりも下流側
の導管10内のオイルの圧力を所定値以下に維持りるよ
うになっている。逆上伜9は分岐点11よりアンロード
弁8へ向けて導管10内をオイルが逆流することを閉止
するようになっている。
分岐点11はそれぞれ途中に逆止弁14及び15、電磁
開閉弁16及び17、電磁流半制御弁18及び19を右
する導管20及び21によりアクチュエータ2fr及び
2[1のシリンダ室5に連通接続されている。また分岐
点11は導管22により分岐点23に接続されており、
分岐点23はそれぞれ途中に逆止弁24及び25、電磁
開閉か26及び27、電磁流量制御弁28及び29を右
1)る導管30及び31によりそれぞれアクチュエータ
2rr及び2rlのシリンダ室5に連通接続されている
かくしてアクチュエータ2fr、2[1,2rr、2r
1のシリンダ室5には導管10.20〜22.30.3
1を経てリザーブタンク1より選択的にオイルが供給さ
れるようになっており、その場合のオイルの供給及びそ
の流量は、後に詳細に説明する如く、それぞれ開閉弁1
6.17.26.27及び流量制御弁18.19.28
.29が制御されることにより適宜に制御される。
導管20及び21のそれぞれ流量制御弁18及び19と
アクチュエータ2fr及び2flとの間の部分は、それ
ぞれ途中に電磁流層制御I # 32及び33、電磁開
閉弁34及び35を有する導管36及び37により、リ
ザーブタンク1に連通ずる復帰導管38に連通接続され
ている。同様にS管30及び31のそれぞれ流量制御弁
28及び2つとアクチュエータ2rr及び2rlとの間
の部分は、それぞれ途中に電磁流半制御弁39及び40
、電磁開閉弁41及び42をイ1する導管43及び44
により、復帰導管38に連通接続されている。
かくシテアクヂュエータ2f1・、2f1.2rr、2
1゛1のシリンダ5内のオイルは4管3c〜38.43
.44を経て選択的にリザ−ブタンク1へ排出されるよ
うになっており、その場合のオイルの排出及びその流m
は、後に詳細に説明する如く、それぞれ開閉弁34.3
5.41.42及び流量制御弁32.33.39、=+
0が制御されることにより適宜に制御される。
図示の実施例に於ては、開閉弁16.17.2G、27
.34.35.41.42は常閉型の開閉弁であり、そ
れぞれil応するソレノイドに通電が行われていない時
には図示の如< /Vl t?状態を督を持して対応す
る導管の連通を鴻断じ、対応するソレノイドに通電が行
われている時には開弁じて対応する導管の連通を許すよ
うになっている。また流量制御弁18.19.28.2
9.32.33.39.40はそれぞれ対応するソレノ
イドに通電される駆動電流の電圧又は電流のデコーティ
が変化されることにより絞り度合を変化し、これにより
対応する導笛内を流れるオイルの流量をa+’J il
lするようになっている。
導管20.21.30.31にはそれぞれ逆止弁14.
15.24.25よりも上流側の位:賀にてアキュムレ
ータ45〜48が連通接続されている。各アキュムレー
タはクィヤフラムにより豆いに分離されたオイル至49
と空気室50 、!: 、J:りなっており、ポンプ6
によるオイルの脈動、アンロード弁8の作用に伴なう導
管10内の圧力変化を補ずaし、対応する導管20.2
1.30.31内のオイルに対し蓄圧作用を<rすよう
になっている。
導’tfr 20.21.30.31(7)そttぞh
流!i mill御弁18.19.28.29と対応す
るアクチュエータとの間の部分には、それぞれ途中に可
変絞り装置51〜54を有する導管55〜58により主
ばね59〜62が接続されており、また導管55〜58
のそれぞれ可変絞り装置と主ばねとの間の部分には、そ
れぞれ途中に常開型の開閉弁63〜66を有する導管6
7〜70により副ばね71〜74が接続されている。主
ばね59〜62はそれぞれダイヤフラムにより互いに分
離されたオイル室75と空気室76とよりなっており、
同様に副ばね71〜74はそれぞれダイヤフラムにより
互いに分離されたオイル全77と空気室78とよりなっ
ている。
かくして第1図には示されていない車輪のバウンド及び
リバウンドに伴ない各アクチュエータのシリンダ苗5の
容積が変化すると、シリンダ至及びオイル室75.77
内のオイルが可変絞り装置51〜54を経て相互に流通
し、その際の流通抵抗により振動減衰作用が発揮される
。この場合各可変絞り装はの絞り度合がそれぞれ対応す
るモータ79〜82によって制御されることにより、減
衰力が高、中、低の三段階に切換えられるようになって
おり、また開閉弁63〜66がそれぞれ対応するモータ
83〜86によって選択的に開閉されることにより、ば
ね定数が高、低の二段階に切換えられるようになってい
る。尚モータ79〜82及びモータ83〜86は車輌の
ノーズダイブ、スフオート、ロールを低減すべく、後に
説明する如く、車速センサ95、操舵角センナ96、ス
ロットル開度センサ97、制動センサ98よりの信号に
基き、電子制御装置102により制御されるようになっ
ている。
更に各アクチュエータ2fr、2N、2rr、2r+に
対応する位置には、それぞれ車高センサ87〜90′t
fi設けられている。これらの車高センサはそれぞれシ
リンダ3とピストン4又は図には示されていないサスペ
ンションアームとの間の相対変位を測定することにより
、対応する位置の車高を検出し、該車高を示す信号を第
2図に示された電子制御装置102へ出力するようにな
っている。
電子制御0装置102は第2図に示されている如く、マ
イクロコンビコータ103を含んでいる。
マイクロコンピュータ103は第2図に示されている如
き一般的な構成のものであってよく、中央処理ユニット
(CPIJ)104と、リードオンリメモリ(Iマ○M
)105ど、ランダムアクセスメ七り(RAM)106
と、入力ポート装置107及び出力ポート装置108と
を有し、これらは双方性のコモンバス109により互い
に接続されている。
入力ポート装置107には、車室内に設【プられ運転音
により操作される車高選択スイッチ110より、選択さ
れた車高がハイ(H)、ノーマル(N)、ロー(L)の
何れであるかを示すスイッチ1′IO数の信号が入力さ
れるようになっている。また入力ポート装買107には
、車高ヒンサ87.88.89.90によりそれぞれ検
出された実際の車高Hrr、1−1n、)−1rr、 
Hrlf示す信号、車速センサ95、操舵角センサ96
、ス1」ットル開度センサ97、制動センサ98により
それぞれ検出された車速v1操舵角α、スロットル開度
θ、制動状態を示す信号がそれぞれ対応する増幅器87
a〜90a195a〜98a、マルチプレクサ111、
△/Dコンバータ112を経て入力されるようになって
いる。
ROM105は車高選択スイッチ110がハイ、ノーマ
ル、ローに設定されている場合に於ける前輪及び後輪の
目標車高としての基準車高Hhf及びHhr、 Hnf
及びHnr、l−11f及びHlr (l−I M> 
Hnr>1−(1f、Hhr> Hnr> )−11r
)を記憶しており、また後に説明する第5図及び第6図
に示されたグラフに対応するマツプ等を記憶している。
CPU 104は演算結果に基づき、各アクチュエータ
に対応して設番プられた開閉弁及び流1i1制御弁へ出
力ポート装置108、それぞれ対応するD/Aコンバー
タ117a〜117h及び118a 〜118h、増幅
器119a 〜119h及び120a 〜12011を
経て選択的に制御信号を出力し、また可変絞り装置51
〜54を駆動するモータ79〜82及び開閉弁63〜6
6を駆動するモータ83〜86へ出力ポート装置108
、それぞれ対応するO/ADンバータ121a 〜12
1h及び123a〜123h、増幅器122a 〜12
2h及び124a〜124hを経て選択的に制御信号を
出力するようになっている。
出力ポート装置108に接続された表示器116には車
高選択スイッチ110により選択された基準車高がハイ
、ノーマル、ローの何れであるかが表示され、また図に
は示されていない減衰力選択スイッチの選択が、減衰力
が低(ノーマル)に固定的に制御されるノーマルのマニ
ュアルモード、減衰力が中(スポーツ〉に固定的に制御
されるスポーツのマニュアルモード、車輌の走行状態に
応じて減衰力が低と高どの間に自動的に制御されるノー
マルベースのオートモード、減衰力が中と高(ハード)
との間に自動的に制御されるスポーツベースのオートモ
ードの何れであるかが表示されるようになっている。
次に第3図及び第4図に示されたフローチャートを参照
して第1図及び第2図に示された車高調整装置の作動に
ついて説明する。尚第4図は第3図に示されたフローチ
ャートのステップ4〜7に於てそれぞれ実行されるルー
チンを示すフローチャートである。
まず最初のステップ1に於ては、車高はンサ87〜90
により検出された車高1−1i  (i =fr、 N
、rr、 rl)を示す信号、車速センサ95、操舵角
センサ96、スロワ(−ル開度センサ97、制動センサ
98それぞれにより検出された中速、操舵角α、スロッ
トル開度θ、制動状態を示す信号、車高選択スイッチ1
10より入力されるスイッチ関数Sの信号、及び図には
示されていない減衰力選択スイッチより入力されるスイ
ッチ関数の信号の読込みが行われ、しかる後ステップ2
へ進む。
ステップ2に於ては、スイッチ関数S IJ< l−1
である場合には、前輪の基準車高Hbl’r及びl−1
bflが1−1hfに設定され且後輸の基準車高Hbr
r及び1−11〕r1がl−1hrに設定され、スイッ
チ関数SがNである場合には、前輪の基準車高1−1b
fr及びHbf l /JC1−1n「に設定され且後
輪の基準車高ト1brr及びHbrlがHnrに設定さ
れ、スイッチ関数Sがしである場合には前輪の基準車高
ト1 bfr及びHbflが1−11fに設定され且後
輪の基t$屯高l−1brr及びHbrlが1」Irk
、設定され、しかる後ステップ3へ進む。
ステップ3に於ては、各車輪について実際の車高t−+
 r と基準車高t−1biとの間の偏差△HI、車高
の変化速度V()li)及び操舵速度V(α)がそれぞ
れ下記の式に従って溜筒される。
Δ)li =)−1i −1−1bi V()li)=  ト1  !n−1−1 1n−1V
α−αn −αη−1 (Vin−+、αn−1はそれぞれVi4、αhの検出
より所定の短時間以前に検出さ れた車高及び操舵角) 車高の偏差△1−1i、車高の変化速度V (Hi)及
び操舵速度V(α)が搾出された後にはステップ4へ進
む。
ステップ4に於ては、第4図に示された制御フローが1
=irとして実行されることにより、右110輪につい
て車高調整が行われ、しかる後ステップ5へ進む。
ステップ5に於ては、第4図に示された制御フローが1
−flとして実行されることにより、左前輪についてD
I高謂整が行われ、しかる後ステップ6へ進む。
ステップ6に於ては、第4図に示された制御フローが1
=rrとして実行されることにより、右後輪について車
高調整が行われ、しかる後ステップ7へ進む。
ステップ7に於ては、第4図に示された制御フローが1
−rlとして実行されることにより、左後輪について車
高調整が行われる。ステップ7が行われた後にはステッ
プ1へ戻り、イグニッションスイッチがオフにされるま
でステップ1〜7が繰返される。
次にステップ4〜7に於てそれぞれ実行される第4図に
示されたフローヂ17−1へについて説明する。尚第4
図に示されたフラグF1iはロール制御のための車高調
整制御が行われているが否かに関するフラグであり、0
は車高の増減調整が行われていない状態を、1は車高の
増大調整(アップail制御)が行われている状態を、
2は車高の低減調整(ダウン制御)が行われている状態
を各々示している。フラグFUi は供給側の流出制御
弁18.19.28.29及び開閉弁16.17.26
.27へ駆動電流が供給されているか否かに関するらの
であり、Oは駆動電流が供給されていないことを、1は
駆動電流が供給されていることを各々示している。フラ
グFDiは排出側の流量制御弁32.33.39.40
及び開閉弁34.35.41.42へ駆8電流が供給さ
れているか否かに関するものであり、0は駆動電流が供
給されていない状態を、1は駆動電流が供給されている
状態を各々示している。更にフラグF1はこれらのフラ
グFli 、FUi 、FDiを総称するものである。
まず最初のステップ101に於ては、フラグF11がO
〜2の何れであるかの判別が行われ、F11=○である
旨の判別が行われた時にはステップ102へ進み、Fl
i =1である旨の判別が行われた時にはステップ10
6へ進み、F1i=2である旨の判別が行われた時には
ステップ116へ進む。
ステップ102に於ては、車高の偏差△H1が制御のし
きい値△Ho以上であるか否かの判別が行われ、△Hi
≧△Hoではない旨の判別が行われた時にはステップ1
03へ進み、△Hi≧△HOである旨の判別が行われた
時にはステップ121へ進む。
ステップ103に於ては、車高の偏差△1−1iが一△
Ho以下であるか否かの判別が行われ、△H1≦−△H
oではない旨の判別が行われた時にはステップ104へ
進み、△Hi≦−△H0である旨の判別が行われた時に
はステップ111へ進む。
ステップ104に於ては、全てのフラグ「iがOにリセ
ットされ、しかる後ステップ105へ進む。
ステップ105に於ては、車高調整が実行される。尚ス
テップ104よりステップ105へ移行した時にはFi
−〇であるので、現実には車高の増減調整は行われない
ステップ106に於ては、ΔH2を逆出力制御のしきい
値として車高の偏差ΔHiが−へH2未満であるか否か
の判別が行われる。△1−1i<−△1」2ではない旨
の判別が行われた時にはステップ107へ進み、△ト(
1く一△H2である旨の判別が行われた時にはステップ
114へ進む。
ステップ107に於ては、V(t−h)を車高の変化速
度の制御のしきい値として車高の変化速度Vの絶対値が
V(H+)を越えているか否かの判別が行われる。l 
V(Hi)l > V()−11)である旨の判別が行
われた時にはステップ108へ進み、l V(Hi)l
 >V(1−1+)ではイiい旨の判別が行われた時に
はステップ110へ進む。
ステップ108に於ては、第5図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の変化速度V 
(1−fi)に対応する賄として逆出力制御の際のく排
出側の)各流出制御弁の駆動デユーティD2iが演締さ
れ、しかる後ステップ109へ進む。
ステップ109に於ては、フラグFUiが○にリセット
され、フラグFD1が1にセットされ、しかる後ステッ
プ105へ進む。この場合ステラ7105に於ては、駆
動デユーティD2iにて排出側の流量制御弁へ駆動電流
が供給され、これと同時に対応する排出側の開閉弁へ駆
動電流が供給され、これにより車高の過剰増大(オーバ
ーシュート)を防止する逆出力制御が実行される。
ステップ110に於ては、全てのフラグFiが0にリセ
ットされ、しかる後ステップ105へ進む。尚この場合
ステップ105に於ては逆出力制御が停止される。
ステップ111に於ては、車輌が車体のロール発生条件
、即ちvo、α1、△1−1iをそれぞれ車速、操舵角
、車高の制御のしきい値として、の条件下にあるか否か
の判別が行われる。車輌がロール条件下にはない旨の判
別が行われた時にはステップ112へ進み、ロール条件
下にある旨の判別が行われた時にはステップ114へ進
む。
ステップ112に於ては、第6図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の偏差△H1に
対応する供給側の流量制御弁の駆動デユーティDO1が
演算され、しかる後ステップ113へ進む。
ステップ113に於ては、フラグFUiが1にセットさ
れ、しかる後ステップ105へ進む。この場合ステップ
105に於ては、車高1−1 rを増大して△Hi>−
△H0とすべく、供給側の流量制御弁へ駆動デユーティ
DO1にて駆動電流が供給され、これと同時に対応する
開閉弁へ駆動電流が供給され、これにより車高のアップ
制御が実行される。
ステップ114に於ては、第6図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の偏差△H1に
対応する供給側の流量制御弁の駆動デユーティD1i 
 (>DOi >が演算され、しかる後ステップ115
へ進む。
ステップ115に於ては、フラグE11及びFUiが1
にセットされ、フラグFDiがOにリセットされ、しか
る後ステップ105へ進む。この場合ステップ105に
於ては、車体のロールを阻IL−すべく、供給側の流量
制御弁へ駆動デユーティDliにて駆動電流が供給され
、これと同時に対応する開閉弁へ駆動電流が供給され、
これにより車高のアップ制御が実行される。
ステップ116に於ては、ΔH2を逆出力制御のしきい
値として車高の偏差ΔHiが△1−12を越えているか
否かの判別が行われる。ΔHi>八H2ではない旨の判
別が行われた時にはステップ117へ進み、△H1〉△
H2である旨の判別が行われた時にはステップ124へ
進む。
ステップ117に於ては、車高の変化速度V()(;)
の絶対値がV()−11)を越えているか否かの判別が
行われる。I V(Hi)l > v()−11)であ
る旨の判別が行われた時にはステップ118へ進み、]
V(Hl)1〉V()−i+)ではない旨の判別が行わ
れた時にはステップ120へ進む。
ステップ118に於ては、第5図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の変化速度V(
1−10に対応する値として逆出力制御の際の(供給側
の)各流量制御弁の駆動デユーティD21が演算され、
しかる後ステップ119へ進む。
ステップ119に於ては、フラグFDiがOにリセット
され、フラグFUiが1にセットされ、しかる後ステッ
プ105へ進む。この場合ステップ105に於ては、駆
動デユーティD21にて供給側の流量υj御弁へ駆動電
流が供給され、これと同時に対応する供給側の開閉弁へ
駆動電流が供給され、これにより車高の過剰低g(オー
バーシュート)を防止する逆出力制御が実行される。
ステップ120に於ては、全てのフラグFiが0にリセ
ットされ、しかる後ステップ105へ進む。尚この場合
ステップ105に於ては逆出力制御が停止される。
ステップ121に於ては、車輌が車体のロール発生条件
、即ち上記条件1の条件下にあるか否かの判別が行われ
る。車輌がロール条件下にはなない旨の判別が行われた
時にはステップ122へ進み、ロール条件下にある旨の
判別が行われた時にはステップ124へ進む。
ステップ122に於ては、第6図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の偏差△Hjに
対応する排出側の流ffi 1liIj御弁の駆動デユ
ーティDOiが演算され、しかる後ステップ123へ進
む。
ステップ123に於ては、フラグFDiが1にセットさ
れ、しかる後ステップ105へ進む。この場合ステップ
105に於ては、車高H1を低減してΔH1〈ΔHoと
すべく、排出側の流量制御弁へ駆動デユーティDOiに
て駆動電流が供給され、これと同時に対応する開閉弁へ
駆動電流が供給され、これにより車高のダウン制御が実
行される。
ステップ124に於ては、第6図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより、車高の偏差Δト11
に対応する排出側の流…制御弁の駆動デユーティD1i
が演算され、しかる後ステッブ125へ進む。
ステップ125に於ては、フラグF11及びFDlがそ
れぞれ2及び1にセラ1〜され、フラグFU1がOにリ
セットされ、しかる後ステップ105へ進む。この場合
ステップ105に於ては、車体のロールを阻止すべく、
排出側の流量制御弁へ駆動デユーティ011にて駆動電
流が供給され、これと同時に対応する開閉弁へ駆動電流
が供給され、これにより車高のダウン制御が実行される
第4図には示されていないが、フラグEUi又はFDi
が1の時には、モータ79〜82へ通電を行って可変絞
り装置51〜54の絞り度合を高くし、またモータ83
〜86へ通電を行って開閉弁63〜66を閉弁すること
により、減衰力及びばね定数が高に切換られる。またこ
の実施例に於ては、ノーズダイブ及びスフオートが生じ
る条件が検出された時には、これらを抑制すべく、可変
絞り装置51〜54の絞り度合を高くして減衰力を高に
切換え、また開閉弁63〜66を閉弁してばね定数を高
に切換える制御ルーチンが割込みにより実行される。
次にハンドルの巻き戻し時、即ち車輌が曲線走行状態よ
り直線走行状態に戻る場合について説明する。
ハンドルの巻き戻しが検出された時には、第7図及び第
8図に示されたフローチャートによる割込み処理が行わ
れることにより、ハンドルの巻き戻しの際にオーバーシ
ュートが生じること及び車高が基準車高より上下に繰返
し変動することが阻止される。尚ハンドルの巻き戻しの
検出は例えば第9図に於て右操舵を正(α>O)とし、
操舵角センサ96の出力を5outとし、C1及びC2
をそれぞれ正の定数とすれば、 右操舵時の巻き戻し 3out≧C1且V(α)≦−C2 左操舵時の巻き戻し 5Out≧C1且V(α)≧C2 の条件を検出することにより行われてよい。
また第7図に於て、第3図に示されたステップに対応す
るステップには第3図のステップ番号と−の位が同一の
ステップ番号が付されており、第8図に於ては、第4図
に示されたステップに対応するステップにはそれぞれダ
ッシュ付きの同一のステップ番号が付されている。
第7図のステップ11〜13は第3図のステップ1〜3
と同一であり、従ってこれらについての詳細な説明は省
略する。またステップ14〜17は第3図のステップ4
〜7と実質的に同一であり、ステップ17の次に行われ
るステップ18に於ては、フラグFi’=Oであるか否
かの判別が行われ、FI’=Oではない旨の判別が行わ
れた時にはステップ11へ戻り、フラグF1′−〇であ
る旨の判別が行われた時にはそのまま第7図の割込み処
理がリセットされ、第3図に示されたフローチャートの
ステップ1へ戻る。
ステップ14〜17に於てそれぞれ実行される第8図に
示されたフローチャートは、第4図のフラグF1i 、
FUi 、FDiがそれぞれF11′、FUl、FDi
’に置き換えられ、車高の制御のしきい値△Ho及び△
I」1、△1−12がそれぞれ△H1、へト12′に置
き換えられ、流■制御弁の駆動デユーティDOi 、D
li 、D2iがそれぞれD01′、Dli’、D 2
 i’に置き換えられ、車高の変化速度の制御のしきい
値V(H+)がV(R2)に罫き換えられており、ステ
ップ102′及び103′に於てはそれぞれ△Hi≧八
ト1へ′、△Hi ≦−△)−11であるか否かの判別
が行われ、これらに於てノーの判別が行われた時にはス
テップ104′へ進み、逆にイエスの判別が行われた時
にはロール条件の判別が行われることなくそれぞれステ
ップ124′及び114′へ進むようになっている点を
除き、第4図に示されたフローチャートと同一であり、
従ってこれについての詳到な説明は省略する。
次に第10図に示されたタイムチャート及び第3図、第
4図、第7図、第8図のフローチャートを参照して、車
輌が右旋回する場合に於Cプる第1図及び第2図に示さ
れたTif高調整装置の作動について具体的に説明する
。尚第10図に於て、(S)部は操舵角αを示しており
、(R1)部、〈R2)部、(R3)部はそれぞれ右前
輪に対応する位置の車高の偏差△l−1fr、右前輪用
の流m制御弁18(上半分)及び流出制御弁32(下半
分)へ供給される駆動電流の駆動デユーティ、右前輪用
の開閉弁16(上半分)及び開閉弁34(下半分)へ供
給される駆動電流のオン−オフを示しており、(しり部
、〈L2)部、くし。)部はそれぞれ左tj輪に対応す
る位置の車高の偏差△1」tl、左前輪の流m制御弁1
つ(上半分)及び流量制御弁33(下半分)へ供給され
る駆動電流の駆動デユーティ、右前輪用の開閉弁17(
上半分)及び流量制御弁35(下半分)へ供給される駆
動電流のオン−オフを示している。また第10図に於て
、破線は車高調整によるa−ル抑f11ノ及び減衰力及
びばね定数制御によるロール抑制が行われない場合に於
(プる車高の変化を示して、l13つ、一点鎖線は本発
明の車高調整装置により実行される逆出力制御が行われ
ない場合に於番プる車高の変化を示している。
第10図に於て、時点t1に於てハンドルの右操舵が開
始され、時点t2に於て操舵角がα1になるものとすれ
ば、時点t2近傍に於て右前輪の車高の偏差△Hfrは
増大し、逆に左前輪の車高の偏差Δ]」[1は減少し始
める。時点t3に於てΔHfrが△Hoになると、第4
図のステップ102に於てΔl−1fr≧ΔI(oであ
る旨の判別が行われ、次のステップ121に於てV≧V
Osα≧α電であるがΔlfr’≧ΔトIIではないの
でノーの判別が行われ、これによりステップ122へ進
む。ステップ122に於ては流量制御弁32の駆動デユ
ーティD Ofrが演算され、ステップ123に於てフ
ラグF[)frが1にセットされ、しかる後ステップ1
05に於て駆動デユーティD Q frにて流m制御弁
32へ駆動電流が供給され、また開閉弁34へ駆動電流
が供給され、これによりアクチュエータ2frのシリン
ダ室5より所定量のオイルが排出され、これにより右前
輪の車高の増大が抑制される。
時点t4に於てΔHfrがΔト1電 になると、ステッ
プ121に於てイエスの判別が行われ、これによりステ
ップ124へ進む。ステップ124に於ては流m制御弁
32の駆動デユーティQ 1frが演口され、ステップ
125に於てフラグF 1 frが2にセットされ口F
Dfrが1にセットされ、しかる後ステップ105に於
て流量制御弁32へ供給される駆動電流の駆動デユーテ
ィがD 1 f’rに修正Δれ、これによりアクチュエ
ータ2frのシリンダ室5より比較的多量のオイルが排
出され、これによりfE前輪の車高が低減される。
時点t5に於て△トlfrがΔ1」2になると、第4図
のステップ116に於て△Hfr>△H9ではない旨の
判別が行われ、次のステップ117に於てI VCH&
)I > V (出)である旨の判別が行われ、ステッ
プ118に於て流■制御弁18へ供給される駆動電流の
駆動デユーティD 2 frが演算され、ステップ11
9へ進む。ステップ119に於てはフラグFDfrが○
にリセットされ、フラグF U frが1にセットされ
、しかる後ステップ105に於て流m制御弁32及び開
閉弁34への通電が停止され、これによりアクチュエー
タ2f1・のシリンダ室5よりのオイルの排出が停止さ
れると共に、駆動デコーティD2frにて流m制御弁1
ε3へ通電が行われ、また開閉弁16へ駆#J電流が供
給され、これによりアクチュエータ2frのシリンダ室
5ヘオーイルが供給される逆出力制御が実行される。こ
のオイルの供給はステップ117に於てノーの判別が行
われ、ステップ120に於て全てのフラグF「rが0に
リセットされるまで、即ちl V (Hfr)1≦V 
(H+)となる時点℃6まで継続される。かくして例え
ば時点t7に於て△HfrがOになる。
尚右後輪もこれと同様に制御される。
右前輪については、時点t3に於て△Hflが一△Ha
になると、第4図のステップ103に於て△Hfr≦−
△Hoである旨の判別が行われ、次のステップ111に
於てV≧VQ、α≧α1であるが△l−1fl≦−△H
+ではないのでノーの判別が行われ、これによりステッ
プ112へ進む。ステップ112に於ては流m制御弁1
つの駆動デユーティDoffが演算され、ステップ11
3に於てフラグF U flが1にセットされ、しかる
後ステップ105に於て駆動デユーティ[)Qflにて
流m制御弁19へ駆動電流が供給され、また開閉弁17
へ駆動電流が供給され、これによりアクチュエータ2f
1のシリンダ室5へ所定量のオイルが供給され、これに
より左前輪の車高の減少が抑制される。
時点14に於て△Hflが一へH1になると、ステップ
111に於てイエスの判別が行われ、これによりステッ
プ114へ進む。ステップ114に於ては流出制御弁1
9の駆動デユーティ[) 1flが演算され、ステップ
115に於てフラグ「1f1及びF IJ flが1に
セラ1へされ、しかる後ステップ105に於て流i11
制陣弁1つへ供給される駆動電流の駆動デユーティがD
 1 flに修正され、これによりアクチュエータ2f
lのシリンダ室5へ比較的多重のオイルが供給され、こ
れにより左前輪の車高が増大される。
時点[5に於て△l−1flが−△1−1.になると、
第4図のステップ106に於て△l−1f l <−Δ
H2ではない旨の判別が行われ、次のステップ107に
於てl V (HCjl > V(HX)r アル旨(
7) 判別力h ワh、ステップ108に於て流量制御
弁33へ供給される駆動電流の駆動デユーティD21’
lが演算され、ステップ109へ進む。ステップ109
に於てはフラグl”UflがOにリセツ1〜され、フラ
グ[Dflが1にセラ]・され、しかる後ステップ10
5に於て流量制御弁19及び開閉弁17への通電が停止
され、これによりアクチュエータ2目のシリンダ室5へ
のオイルの供給が停止されると共に、駆動デユーティ1
)2flにて流量制御弁33へ通電が行われ、また開閉
弁35へ駆動電流が供給され、これによりアクチュエー
タ2Hのシリンダ室5よりオイルが排出される逆出力制
御が実行される。このオイルの排出はステップ107に
於てノーの判別が行われ、ステップ110に於て全ての
フラグFflがOにリセットされるまで、即ち1(Hf
))1≦vO−1+)となる時点t6まで継続される。
かくして例えば時点[Tに於て△ト1[1が○になる。
尚左後輪もこれと同様に制御される。
次に右旋回状態より直進状態に戻る場合について説明す
る。
第10図に於て、時点t8に於てハンドルの巻き戻しが
開始され、時点[9に於てハンドルの巻き戻しが検出さ
れると、第7図及び第8図に示されたフローチャートに
よる割込み処理が開始される。時点t9近傍に於て右前
輪の車高(@frが減少し、逆に左前輪のHJE高ト1
[1が増大し始める。時点tτGに於て△Hfrが−△
H1になると、第8図のステップ103′に於て△Hf
r≦−△HI′である旨の判別が行われ、次のステップ
114′に於て流出制御弁18の駆動デコーティI) 
1fr’が演算され、ステップ115′に於てフラグF
 1 fr及びF U frが1にセットされ、しかる
後ステップ105′に於て駆動デユーティQ 1fr’
 にて流出制御弁18へ駆動電流が供給され、また開閉
弁16へ駆動電流が供給され、これによりアクチュエー
タ2rrのシリンダ室5へ所定tトのオイルが供給され
、これにより右前輪の車高が増大される。
時点t I+に於て△1(frが−Δl−12’になる
と、ステップ106′に於て△Hf r <−△1−1
2’ではない旨の判別が行われ、次のステップ107′
に於てI V(1−1fh)l > V()−12)r
アル旨(7)’FJI別カ行ワh、ステップ108′に
於て流i11制御30 it 32へ供給される駆動電
流の駆動デユーティ[)2fr’が演算され、ステップ
109″へ進む。ステップ109′に於てはフラグFU
frがOにリセットされ、フラグ「Orrが1にセット
され、しかる後ステップ105′に於て流出制御弁18
及び開閉弁16への通電が停止されてこれらが閉弁され
、駆動デユーティ1)2fr′ にて流量制御弁32へ
通電が行われ、また開閉弁34へ駆動電流が供給され、
これによりアクチュエータ2frのシリンダ室5よりオ
イルが排出される逆出力制御が実行される。このオイル
の排出はステップ107′に於てノーの判別が行われ、
ステップ110′に於て全てのフラグ「fr’ hoo
にリセットされるまで、即らl V(Hb)1≦V(H
2)となる時点t 12まで継続される。かくして例え
ば時点t lftに於て△HfrがOになる。
尚右後輪もこれと同様に制御される。
また左前輪については、時点t toに於て△Hflが
△H+’になると、第8図のステップ102′に於て△
Hfl≧1」1である旨の判別が行われ、次のステップ
124′に於て流出制御弁33の駆動デ、1−ティ01
 rl’ が演算され、ステップ125′に於てフラグ
F 1 fl及びFDflがそれぞれ2及び1にセラ1
−され、しかる後ステップ105′に於て駆動デユーテ
ィD1fビにて流量制御弁33へ駆動電流が供給され、
また開閉弁35へ駆!!I]電流が供給され、これによ
りアクヂ」エータ2[1のシリンダ室5より所定層のオ
イルが排出され、これにより左前(・λの車高が低減さ
れる。
時点t 11に於て△HflがΔ1」2′になると、ス
テップ116′に於て△Hf + >△1−12ではな
い旨の判別が行われ、次のステップ117′に於てIV
(Hf1)l > V(H2)である旨の判別が行われ
、ステップ118′に於て流量制御弁19へ供給される
駆動電流の駆動デコーディD 2 fl’ が演算され
、ステップ119′へ進む。ステップ119′に於ては
フラグFDflがOにリセットされ、フラグFU[1が
1にセットされ、しかる後ステップ105′に於て流■
制御弁33及び開閉弁35への通電が停止されてこれら
が閉弁され、駆動デユーティD2f1′ にて流量制御
弁19へ通電が行われ、また開閉弁17へ駆動電流が供
給され、これによりアクチュエータ2flのシリンダ室
5へΔイルが供給される逆出力制御が実行される。この
オイルの供給はステップ117′に於てノーの判別が行
われ、ステップ120′に於て全てのフラグF[1′ 
がOにリセットさレルマテ、即’i l V (HJI
 ≦V (H2)となる時点t 12まで継続される。
かくして例えば時点t IGに於て△)−1flがOに
なる。
尚左後輪もこれと同様に制御される。また左旋回の場合
にも上述の右旋回の場合と同様に制御される。
かくして図示の実施例によれば、車輌が実質的に直進走
行状態にある場合であって、各車輪に対応する位置の車
高の基準車高よりの偏差△1−11が±△Ho未満であ
る場合には、車高調整は行われず、従って流量制御弁や
開閉弁を開閉駆動するに必要な電気エネルギな節減する
ことができ、また微小な範囲内にて車高の増減調整が繰
返し行われる所謂ハンチング現象が生じる虞れを低減す
ることができ、車輌が実質的に直進走行状態にある場合
であって、各車輪に対応する位置の車高の偏差△H1が
士△Ha以上ぐあり且士△1」1未満である場合には、
各輪の車高1−11が目標車高領域(]」b1±△Ha
 )に調整され、車輌が旋回の如ぎ曲線走行をする場合
には、曲線走行開始時及び終了時に於ける車体のロール
が効果的に阻止されると共に、オーバーシュー1〜に起
因して各輪の車高が基準車高の上下に繰返し変動するこ
とが阻止され、これにより車輌の操縦安定性が向上され
る。
尚一般に車輌が曲線走行状態より直線走行状態に戻る際
の操舵速度は直線走行状rぶより曲線走行状態へ移行す
る場合に比して小ざいので、ハンドルの巻き戻しが検出
された場合に実行されるυj込み処理は第11図に示さ
れたフローチャートに従って行われてもよい。第11図
に示びれたフローチャートに於ては、ハンドルの務き戻
しが検出されると、まず最初のステップ21に於て第4
図に示されたフローチャートに於けるフラグFiがOに
リセッ1〜され、しかる後ステップ22に於て流量制御
弁及び開閉jtへの駆動電流の全ての出力が停止され、
これにより車高調整によるロール制御が停止され、しか
る後第3図のステップ1へ戻る。
この場合フラグ「iはOにリセットされるが、所定時間
減衰力及びばね定数が高に維持されることが好ましい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能で
あることは当業古にとって明らかであろう。例えば第6
図のグラフの△1」1以上の領域は破線の如く設定され
ても、よく、また△H1はト1oと図示の△1=11 
との間の任意の(i2 ’?tに設定されてもよい。ま
た第4図の)[1−ヂャー1〜のステップ111及び1
21のロール条(Qの判別に於ては、1△H11≧△l
−1+の条件は省略されでもよい。更に上述の実施例に
於ては、車輌の旋回時には減衰力及びばね定数が高に切
換えられるようになっているが、旋回外輪側の減衰力及
びばね定数が高に設定され、旋回内輪側の減衰力及びば
ね定数がそれぞれベースモード及び低に設定されるよう
構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車輌用車高調整装置の一つの実施
例の車高調整機構を示す概略構成図、第2図は第1図に
示された車高調整機構を制御する電子制御装置を示すブ
ロック線図、第3図は第1図及び第2図に示された実施
例の制御フローを示すフ[1−チャート、第4図は第3
図に示された)[1−ヂ↑1−トのステップ4〜7に於
てそれぞれ実行されるルーチンを示すフローチャート、
第5図は車高v!J?I!によるD−ル制陣に於t)る
オーバーシュートを防止するために各アクチュエータの
流量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティと車
高の変化速度との関係を示すグラフ、第6図は車高調整
及び車高調整によるロール制御のために各アクチュエー
タの流量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティ
と車高の偏差との関係を示すグラフ、第7図は車輌の曲
線走行中にハンドルの巻き戻しが検出された場合に割込
み処理により実行される制御フ(コーを示すフローチャ
ート、第8図は第7図に示されたフローチャートのステ
ップ14〜17に於てそれぞれ実行されるルーチンを示
すフローチャート、第9図はハンドルの巻き戻しを検出
する要領を示ず解団的グラフ、第10図は第1図乃至第
9図に示された実施例の作動を右操舵の場合を例にとり
説明するためのタイムチャート、第11図は車輌が曲線
走行状態にある場合に於てハンドルの巻き戻しが検出さ
れた場合に実行されてよい他の制御フローを示すフロー
チャートである。 1・・・リザーブタンク、  2fr、 2fl、2r
r、2rl・・・アクチュエータ、3・・・シリンダ、
4・・・ピストン。 5・・・シリンダ室、6・・・オイルポンプ、7・・・
流量制御弁、8・・・アンロード弁、9・・・逆止弁、
10・・・導管、11・・・分岐点、12・・・エンジ
ン、13・・・導管。 14.15・・・逆止弁、16.17・・・電磁開閉弁
。 18.1つ・・・電磁流量制御弁、20〜22・・・導
管。 23・・・分岐点、24.25・・・逆止弁、26.2
7・・・電磁開閉弁、28.29・・・電磁流量制御弁
、30131・・・導管、32.33・・・電磁流量制
御弁。 34.35・・電磁量r■弁、36.37・・・導管、
38・・・復帰導管、3つ、40・・・電磁流量制御弁
、41.42・・・電磁開閉弁、43.44・・・導管
、45〜48・・・アキュムレータ、4つ・・・オイル
室、50・・・空気室、51〜54・・・可変絞り装置
、55〜58・・・導管、59〜62・・・主ばね、6
3〜66・・・開閉弁、67〜70・・・導管、71〜
74・・・fWIばね。 75・・・オイル室、76・・・空気室、77・・・オ
イル室。 78・・・空気室、79〜86・・・モータ、87〜9
0・・・車高センサ、87a〜91a・・・増幅器、9
5・・・車速センサ、95a・・・増幅器、96・・・
操舵角センサ、96a・・・増幅器、97・・・スロッ
トル開度センサ、97a・・・増幅器、98・・・制#
Jt?ンサ、98a・・・増幅器、102・・・電子制
御装置、1o3・・・マイクロコンピュータ、104・
・・中央処pl+ユニット(CPU)、105−=’J
−ドiン’)メモ’)(ROM)、106・・・ランダ
ムアクセスメモリ(RAM)、107・・・入カボート
l装置、108・・・出力ボート装置、109・・・コ
モンバス、11o・・・車高選択スイッチ、111・・
・マルヂプレクリー、116・・・表示a、  1 1
7a  〜1 17h、  1 18a  〜1 18
h−・・D/A:]ンバータ、  119a 〜119
h 、 120a〜12011・・・増幅器、 121
a 〜121h−D/Aコンバータ、122a〜122
h・・・増幅器。 123a 〜123h ・D/A−11ンバータ、12
4a〜124h・・・増幅器 特 許 出 願 人 トヨタ自動車株式会社同    
 株式会社 豊田中央研究所代   理   人 弁理
士  明石 昌毅第 3 図 第 5 図 第11図 第6図 第9図 (−α)      慄能月 α       (+α
)第 7 図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
    体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
    応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
    、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
    ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
    複数個の作動流体給排手段と、各車輪に対応する位置の
    車高を検出する複数個の車高検出手段と、車速を検出す
    る車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段と
    、前記車高検出手段により検出された実際の車高と基準
    車高との偏差を演算する演算制御手段とを有し、前記演
    算制御手段は前記車速検出手段により検出された車速及
    び前記操舵角検出手段により検出された操舵角の絶対値
    が所定値以上の時には前記車高の偏差に応じた第一の駆
    動デューティにて前記作動流体給排手段を制御して車高
    の偏差を所定の範囲内に調整制御し、前記調整制御の完
    了後には前記調整制御とは作動流体の給排が逆の態様に
    てその時の車高の変化速度に応じた第二の駆動デューテ
    ィにて前記作動流体給排手段を制御するよう構成された
    車輌用車高調整装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記演算制御手段は車高の変化速度が所定値未満に
    低下した時には前記第二の駆動デューティによる制御を
    終了するよう構成されていることを特徴とする車輌用車
    高調整装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項の車輛用車高調
    整装置に於て、前記演算制御手段は前記車高の偏差の絶
    対値が第一の所定値未満の時には前記第一及び第二の駆
    動デューティによる制御を行わず、前記第一の駆動デュ
    ーティよりも小さい第三の駆動デューティにて前記作動
    流体給排手段を制御して前記車高の偏差を低減するよう
    構成されていることを特徴とする車輌用車高調整装置。
  4. (4)特許請求の範囲第3項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記演算制御手段は前記車高の偏差の絶対値が前記
    第一の所定値よりも小さい第二の所定値未満の時には前
    記第三の駆動デューティによる制御を行わないよう構成
    されていることを特徴とする車輌用車高調整装置。
  5. (5)特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかの車輌
    用車高調整装置に於て、前記演算制御手段は前記操舵角
    検出手段により検出された操舵角の絶対値が第二の所定
    値以上の範囲にて減少する時には前記作動流体給排手段
    に対する制御を停止するよう構成されていることを特徴
    とする車輌用車高調整装置。
  6. (6)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
    体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
    応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
    、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
    ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
    複数個の作動流体給排手段と、各車輪に対応する位置の
    車高を検出する複数個の車高検出手段と、車速を検出す
    る車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段と
    、前記車高検出手段により検出された実際の車高と基準
    車高との偏差を演算する演算制御手段とを有し、前記演
    算制御手段は前記操舵角検出手段により検出された操舵
    角が所定値以上の範囲にて減少する時には前記車高の偏
    差に応じた第一の駆動デューティにて前記作動流体給排
    手段を制御して車高の偏差を所定の範囲内に調整制御し
    、前記調整制御の完了後には前記調整制御とは作動流体
    の給排が逆の態様にてその時の車高の変化速度に応じた
    第二の駆動デューティにて前記作動流体給排手段を制御
    するよう構成された車輌用車高調整装置。
  7. (7)特許請求の範囲第6項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記演算制御手段は車高の変化速度が所定値未満に
    低下した時には前記第二の駆動デューティによる制御を
    終了するよう構成されていることを特徴とする車輌用車
    高調整装置。
  8. (8)特許請求の範囲第6項又は第7項の車輌用車高調
    整装置に於て、前記演算制御手段は前記車高の偏差の絶
    対値が第一の所定値未満の時には前記第一及び第二の駆
    動デューティによる制御は行わないよう構成されている
    ことを特徴とする車輌用車高調整装置。
JP23565685A 1985-10-22 1985-10-22 車輌用車高調整装置 Pending JPS6296117A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23565685A JPS6296117A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 車輌用車高調整装置
EP86114688A EP0219866B1 (en) 1985-10-22 1986-10-22 System for vehicle body roll control with overshoot prevention
US06/921,468 US4809176A (en) 1985-10-22 1986-10-22 System for vehicle body roll control with overshoot prevention
DE8686114688T DE3676420D1 (de) 1985-10-22 1986-10-22 System zur begrenzung der rollbewegung eines fahrzeugaufbaus bei vermeidung von ueberkompressierungen.

Applications Claiming Priority (1)

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JP23565685A JPS6296117A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 車輌用車高調整装置

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JPS6296117A true JPS6296117A (ja) 1987-05-02

Family

ID=16989244

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JP23565685A Pending JPS6296117A (ja) 1985-10-22 1985-10-22 車輌用車高調整装置

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JP (1) JPS6296117A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10982329B2 (en) 2015-03-27 2021-04-20 Jfe Steel Corporation Insulation-coated oriented magnetic steel sheet and method for manufacturing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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