JPS6296119A - 車輌用車高調整装置 - Google Patents

車輌用車高調整装置

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Publication number
JPS6296119A
JPS6296119A JP23565885A JP23565885A JPS6296119A JP S6296119 A JPS6296119 A JP S6296119A JP 23565885 A JP23565885 A JP 23565885A JP 23565885 A JP23565885 A JP 23565885A JP S6296119 A JPS6296119 A JP S6296119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
vehicle height
steering angle
working fluid
adjustment device
Prior art date
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Pending
Application number
JP23565885A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Yamato
大和 信隆
Hiroyuki Ikemoto
池本 浩之
Yasuji Arai
荒井 靖二
Osamu Yasuike
修 安池
Shunichi Doi
俊一 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP23565885A priority Critical patent/JPS6296119A/ja
Publication of JPS6296119A publication Critical patent/JPS6296119A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に組込まれる車高調整装置に
係り、更に詳細にはロール制御機能を有する車高調整装
置に係る。
従来の技術 自動車等の車輌が所定値以上の車速にて旋回ザる場合に
は、車体が旋回外輪側へ傾斜する車体のロールが発生し
、車輌の操縦性が10われ易いという問題がある。
かかる問題に対処すべく、車輌の各車輪にそれぞれ対応
して設けられ容積可変の作動流体室に対し作動流体が給
排されることにより各車輪に対応する位置の車高を増減
する複数個のアクチュエータと、各アクチュエータに対
応して設けられ対応するアクチュエータに対し作動流体
の給排を行う複数個の作動流体給排手段と、車高を検出
する車高検出手段と、車高検出手段の検出結果に基さ作
動流体給排手段を制御して車高を所定の車高に調整制御
する制御手段とを含む車高調整装置を備えた車輌に於て
は、例えば本願出願人と同一の出願人の出願にかかる特
願昭60−     号明細占に於て提案されている如
く、実際の車高と基準車高との偏差に基づき作動流体給
排手段を制御することにより、車高を目標車高に制御す
るだ()Cなく、車輌の曲線走行時には積極的に車高調
整を行って車体のロールを完全に回避することが試られ
ている。
しかし−Fj本の如き車高調整装置を備えた車輌に於て
は、車輌の曲線走行時にはΦ体に作用する遠心力による
vi手移動に起因して各車輪の支持筒Φが大きく変化す
るため、車輌が停車状態又は実質的に直進走行状態にあ
る場合に比して多量の作動流体が迅速に給排されな【プ
ればならないのに対し、車輌の停車状態等に於ては乗員
が車高のB′aな変化による不安感を覚えないよう、作
動流体室に対し給排される作動流体の流量は比較的小さ
く設定されているため、車体のロールを確実に阻止する
ことが困難であるという問題がある。
本願出願人は、車高調整装置を利用して車体のロールを
阻止する場合に於ける上述の如き問題に鑑み、本願出願
人と同一の出願人の出願にかかる特願昭60−    
   号明細書に於て、車速及び操舵角の変化率、又は
車速及び操舵角より車輌の状態、即ち車輌が停車状態、
走行状態、ロール状態の何れにあるかを判定し、その判
定結果に基づさ車高の偏差に応じたそれぞれの場合に固
有の駆動デユーティにて作動流体給排手段を制御し、こ
れによりそれぞれの場合に適した流量にて各アクチュエ
ータの作動流体室に対し作ljI流体を給排することに
より、車輌が停車状態又は走行状態にある場合には車高
を目標車高領域に適正に調整し得ると共に、車輌の曲線
走行時には車体のロールを所定量以下に阻止し得るよう
改良された車輌用車高調整装置を提案した。
発明が解決しようとする問題点 しかしこの先の提案にかかる車輌用車高調整装置に於て
は、車高の偏差に応じて駆動デユーティが設定され、従
って車体のロールに起因する車高の偏差が成る程度生じ
た時点に於て車高調整によるロール制御が開始されるよ
うになっているため、急操舵の如き場合には必ずしも有
効に車体のロールを阻止することができないという不具
合がある。
本発明は、従来の車高調整v装置及び上述の先に提案に
かかる車高調整装置に於ける上述の如き問題に鑑み、車
高及び操舵角の変化率、又は車速及び操舵角より車輌が
所定量以上の[1−ルを生じる旋回状態にあるか否かを
判定し、その判定結果に基づき実際に車高の偏差が生じ
ているか否かに拘らず、車体のロールを阻止するに足る
駆動デユーティにて作動流体給排手段を制御し、これに
より急操舵の如き場合にも車体のロールを未然に且確実
に阻止しくりるよう改良された車輌用車高調整装置を提
供することを目的としている。
本発明の他の一つの目的は、上述の如き機能に加えて、
車輌が所定量以上のロールを生じる旋回状jfにない場
合には、車高を目標車高領域に適正に調整し得る機能を
備えた車輌用車高調整装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 に)ボの如き目的は、本発明によれば、■車輌の各車輪
にそれぞれ対応して設けられ作動流体室に対し作動流体
が給排されることにより各車輪に対応する位置の車高を
増減する複数個のアクチュエータと、各アクチュエータ
に対応して設けられ対応するアクチュエータの前記作動
流体室に対し作動流体の給排を行う複数個の作動流体給
排手段と、車速を検出する車速検出手段と、操舵角の変
化率を求める手段と、前記車速検出手段により検出され
た車速及び前記操舵角の変化率を求める手段により求め
られた操舵角の変化率の絶対値より車輌が所定隋以旧の
ロールを生じる状態にあるか否かを判定し、車輌が前記
ロールを生じる状態にある時には車体のロールを阻止す
るに足る駆動デユーティにて所定時間前記作動流体給排
手段を制御する演算制御手段とを含む車輌用車高調整装
置、■車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
複数個の作動流体給排手段と、車速を検出する車速検出
手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記巾j
*検出手段により検出された車速及び前記操舵角検出手
段により検出された操舵角の絶対1直より車輌が所定量
以上のロールを生じる状態にあるか否かを判定し、車輌
が前記ロールを生じる状態にある時には車体のロールを
阻止するに足る駆動デユーティにて所定時間前記作動流
体給排手段を制御する演算制911手段とを含む車輌用
車高調整装置装買、■車輌の各車輪にそれぞれ対応して
設りられ作動流体室に対し作動流体が給IJ)されるこ
とにより各車輪に対応ずる位置の車高を増減する複数個
のアクチュエータと、各アクチュエータに対応して設け
られ対応するアクチュエータの前配作IJノ流体室に対
し作動流体の′給排を行う複数側の作動流体給排手段と
、各車輪に対応する位置の車高を検出する複数個の車高
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、操舵角の
変化率を求める手段と、前記車高検出手段により検出さ
れた実際の車高と基準車高との偏差を演紳する演算制御
手段とを有し、前記演算制御手段は前記車速検出手段に
より検出された車速及び前記操舵角の変化率を求める手
段により求められた操舵角の変化率の絶対値より車輌が
実質的に停車の状態、実質的に直進の走行状態、所定量
未満のロールしか生じない第一の旋回状態、前記所定量
以上のロールを生じる第二の旋回状態の何れにあるかを
判定し、車輌が前記停車の状態にある時には前記車高の
偏差に応じた第一の駆動デユーティにて前記作動流体給
排手段を制御して車高の偏差を第一の範囲内に調整制御
し、車輌が前記走行状態にある時には前記第一の駆動デ
ユーティよりち大きい前記車高の偏差に応じた第二の駆
動デユーティにて前記作動流体給排手段を制御して車高
の偏差を第二の範囲内に調整ル11罪し、車輌が前記第
一の旋回状態にある時には前記第二の駆動デユーティよ
りも大きい前記車高の偏差に応じた第三の駆動デユーテ
ィにて前記作動流体給排手段を制御して車高の偏差を第
三の範囲内に調整制御し、車輌が前記第二の旋回状態に
ある時には車体のロールを阻止するに足る第四の駆動デ
ユーディにて所定時間に亙り前記作動流体給排手段を制
御するよう構成された車輌用車高調整g置、及び■車輌
の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流体室に対し
作動流体が給排されることにより各車輪に対応する位置
の車高を増減する複数個のアクチュエータと、各アクチ
ュエータに対応して設けられ対応するアクチュエータの
前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う複数個の作
動流体給排手段と、各車輪に対応する位置の車高を検出
する槽数個の車高検出手段と、車速を検出する車速検出
手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記車高
検出手段により検出された実際の車高と基準車高との偏
差を演算する演算制御手段とを有1ノ、前記演算制御手
段は前記車速検出手段により検出された車速及び前記操
舵角検出手段により検出されIζ操舵角の絶対値より車
輌が実質的に停車の状(ぶ、実質的に直進の走行状態、
所定桁未満の[1−ルしか生じない第一の旋回状態、前
記所定量以上のロールを生じる第二の旋回状態の何れに
あるかを判定し、車輌が前記停車の状態にある時には前
記車高の偏差に応じた第一の駆動デユーティにて前記作
動流体給排手段を制御して車高の偏差を第一の範囲内に
調整υ1罪し、車輌が前記走行状態にある時には前記第
一の駆動デユーティよりも大きい前記車高の偏差に応じ
た第二のEi:肋デユーティにて前記作動流体給排手段
を制御して車高の偏差を第二の範囲内に調整ら11罪し
、車輌が前記第一の旋回状態にある時には前記第二の駆
動デユーティよりも大きい前記ll高の偏差に応じた第
三の駆動デユーティにて前記作動流体給排手段を制御し
て車高の偏差を第三の範囲内に調整制役口し、車輌が前
記第二の旋回状態にある時には車体のロールを阻止する
に足る第四の駆動デユーテイにて所定時間にnり前記作
動流体給排手段を$制制御るよう構成された車輌用車高
調整装置によってj構成される。
発明の作用及び効果 上述の■及び■の構成によれば、演算制御手段は■の構
成の場合には車速及び操舵角の変化率の絶対値より、■
の構成の場合には車速及び操舵角の絶対値より車輌が所
定量以上のロールを生じる状態にあるか否かを判定し、
車輌が所定量以上のロールを生じる状態にある時には、
実際に車高の偏差が生じているか否かに拘らず、車体の
ロールを阻止するに足る駆動デユーティにて作動流体給
排手段を制御するようになっているので、急操舵の如き
場合にも車体のロールを未然に且確実に阻止することが
できる。
上述の■及び■の(14成によれば、演算制御手段は■
の構成の場合には車速及び操舵角の変化率の絶対値より
、■の構成の場合には車速及び操舵角の絶対値より車輌
が停車状態、走行状態、ロール状態の何れにあるかを判
定し、車輌が停車の状態にある111には車高の偏差に
応じた第一の駆動デユーティにて作動流体給排手段を制
御して車高の偏に−を第一の範囲内に調整ルイl1il
シ、車輌が走行状態にある時には第一の駆動デユーティ
よりも大きい車高の偏差に応じた第二の駆動デユーティ
にて作動流体給排手段を制御して車高の偏差を第二の範
囲内に調整I11罪し、車輌が第一の状態にある時には
第二の駆動デユーティよりも大きい車高の偏差に応じた
第三の駆動デユーティにて作動流体給排手段を制御して
車高の偏差を第三の範囲内に調整制御し、車輌が第二の
旋回状態にある時には車体のロールを阻止するに足る第
四の駆動デユーティにて所定時間作動流体給排手段を制
御するようになっているので、車輌が停車の状態又は走
行状態にある場合には小高を目標車高に適正に制御する
ことができ、車輌が第一の旋回状態にある時には比較的
大きい第三の駆動デユーティにて作動流体給排手段を制
御することにより、車高を目標車高に適正に制御しつつ
車体が大きくロールすることを1lJ1止することがで
き、更に車輌が第二の旋回状態にある時には実際に車高
のa差が生じているか否かに拘らず、車体のロールを阻
止するに足る流量にて作動流体が作動流体室に対し給排
され、これにより急操舵の如き場合にも車体のロールを
未然に且確実に開広することができる。
本発明の一つの詳細な特徴によれば、上)ボの■及び■
の何れの構成に於ても、操舵角の変化率は操舵速)gで
あり、操舵角の変化率を求める手段は操舵角検出手段と
、該操舵角検出手段により検出された操舵角からその検
出より所定の短時間以館に検出された操舵角を減障する
ことにより操舵速度を演P3する演算手段とより構成さ
れる。
本発明の伯の一つの詳細な特徴によれば、上1本の■及
び■の何れの構成に於ても、操舵角の変化率は操舵角速
度であり、操舵角の変化率を求める手段は操舵角速度検
出手段である。
本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述の■
及び■の何れの構成に於ても、演算制御手段は車輌が停
車の状態にある場合に於て車高の偏差が第一の範囲内に
ある時には第一の駆動デユーディによる制(社)を行わ
ないよう構成される。
本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば・1−iボ
の■及び■の何れの構成に於ても、演節制御手段は車輌
が走行状態にある場合に於て車高の偏差が第二の範囲内
にある時には第二の駆動デユーティによる制御を行わな
いよう構成される。
本発明の更に他の一つの詳細な特徴によれば、上述の■
及び■の何れの構成に於ても、演り制御手段は車輪が第
一の旋回状態にある場合に於て車高の偏差が第三の範囲
内にある時には第三の駆動デユーティによる制御を行わ
ないよう構成される。
尚車高の偏差の第一乃至第三の範囲は同一の範囲であっ
てもよいが、車輌が停車状態にある場合には車輌が最適
の車高状態により正確に制御されるよう、第一の範囲は
第二の範囲よりも小さく、また第二の範囲は第三の範囲
よりも小さく設定されることが好ましい。
以下に添(qの図を参照しつつ、本発明を実施例につい
て詳細に説明づる。
実施例 第1図は本発明による車輌山車高調?!!装置の一つの
実施例の車高調整機構を示す概略構成図、第2図は第1
図に示された車高調整機構をZl制御する電子制御装置
を示すブロック線図である。
これらの図に於て、1は作動流体としてのオイルを貯容
するリザーブタンクを示してJ5す、2fr、2「1.
2rr、2rlはぞれぞれ図には示されていない車輌の
右前輪、左前輪、右後輪、左後輪に対応して設けられた
アクチュエータを示している。各アクチュエータは図に
は示されていない車輌の車体及びサスペンションアーム
にそれぞれ連結されたシリンダ3とピストン4とよりな
っでJ5す、これらにより郭定された作動流体仝とじて
のシリンダ室5に対しオイルが給排されることによりそ
れぞれ対応する位置の車高を増減し得るようになってい
る。尚アクチュエータは作動流体交に対しオイルの如き
作動流体が給排されることにより対応する位置の車高を
増減し、また車輪のバウンド及びリバウンドに応じてそ
れぞれ作動流体室内の圧力が増減するよう構成されたも
のである限り、例えば油圧ラム装置の如き任意の装置で
あってよい。
リザーブタンク1は途中にオイルポンプ6、流量制御弁
7、アンロード弁8、逆止弁9を有する導管10により
分岐点11に連通接続されている。
ポンプ6はエンジン12により駆動されることによりリ
ザーブタンク1よりオイルを汲み上げて高圧のオイルを
吐出するようになっており、流量制御弁7はそれよりも
下流側の導管10内を流れるオイルの流量を制御するよ
うになっている。アンロード弁8は逆止弁9よりも下流
側の導管10内の圧力を検出し、該圧力が所定値を越え
た時には導管13を経てポンプ6よりも上流側の導管1
0ヘオイルを戻すことにより、逆止弁9よりも下流側の
導管10内のオイルの圧力を所定値以下に維持するよう
になっている。逆止弁9は分岐点11よりアンロード弁
8へ向けて導管1o内をオイルが逆流することを阻止す
るようになっている。
分岐点11はそれぞれ途中に逆止弁14及び15、電磁
開閉弁16及び17、電磁流量制御I弁18及び19を
有する導管20及び21によりアクチュエータ2rr及
び2[1のシリンダ室5に連通接続されている。また分
岐点11は導管22により分岐点23に接続されており
、分岐点23はそれぞれ途中に逆止弁24及び25、電
磁開閉弁26及び27、電磁流量制御弁28及び29を
有する導管30及び31によりそれぞれアクチュエータ
2rr及び2「1のシリンダ室5に連通接続されている
カクシテアクチュエータ2fr、2fl、2rr、2r
1のシリンダ室5には導管10.20〜22.3013
1を経てリザーブタンク1より選択的にオイルが供給さ
れるようになっており、その場合のオイルの供給及びそ
の流量は、後に詳細に説明する如く、それぞれ開閉弁1
6.17.26.27及び流層制御弁18.19.28
.29が制御されることにより適宜に制御される。
導管20及び21のそれぞれ流量制御弁18及び19と
アクチュエータ2rr及び2flとの間の部分は、それ
ぞれ途中に電磁流量制御弁32及び33、電磁開閉弁3
4及び35を有する導管36及び37により、リザーブ
タンク1に連通ずる復帰導管38に連通接続されている
。同様に導管30及び31のそれぞれ流は制御弁28及
び2つとアクチュエータ2rr及び2rlとの間の部分
は、それぞれ途中に電磁流半制御弁39及び40、電磁
開閉弁41及び42を有する導管43及び44により、
復帰i9管38に連通接続されている。
かくしてアクチュエータ2fr、2fl、2rr、2r
1のシリンダ5内のオイルは導管36〜38.43.4
4を経て選択的にリザーブタンク1へ排出されるように
なっており、その場合のオイルの排出及びその流量は、
後に詳細に説明する如く、それぞれ開閉弁34.35.
41.42及び流量制御弁32.33.39、/IOが
υ1罪されることにより適宜に制御される。
図示の実施例に於ては、開閉弁16.17.26.27
.34.35.41.42は常閉型の開閉弁であり、そ
れぞれ対応づるソレノイドに通電が行われていない時に
は図示の如く閉弁状態を維持して対応する導管の連通を
遮断し、対応するソレノイドに通電が行われている時に
は閉弁じて対応する導管の連通を許すようになっている
。また流量制御弁18.19.28.29.32.33
.39.40はそれぞれ対応するソレノイドに通電され
る駆117I電流の電圧又は電流のデユーティが変化さ
れることにより絞り度合を変化し、これにより対応する
導管内を流れるオイルの流量を制tit Tるようにな
っている。
導管20.21.30.31にはそれぞれ逆[ト弁14
.15.24.25よりも上流側の位置にてアキュムレ
ータ45〜48が連通接続されている。各アキュムレー
タはダイヤフラムにより!jいに分離されたオイル室4
9と空気室50とよりなっており、ポンプ6によるオイ
ルの脈動、アンロード弁8の作用に伴なう導管10内の
圧力変化を補償し、対応する導管20.21.30.3
1内のオイルに対し蓄圧作用をなすようになっている。
導管20.21.30.31のそれぞれ流市制部片18
.19.28.29と対応するアクチュエータとの間の
部分には、それぞれ途中に可変絞り装置51〜54を有
する導管55〜58により主ばね59〜62が接続され
てJ3す、また導管55〜58のそれぞれ可変絞り装置
と主ばねとの間の部分には、それぞれ途中に常開型の開
閉弁63〜66を有する導管67〜70により副ばね7
1〜74が接続されている。主ばね59〜62はそれぞ
れダイヤフラムにより互いに分離されたオイル室75と
空気室76とよりなっており、同様に副ばね71〜74
はそれぞれダイヤフラムにより互いに分離されたオイル
室77と空気室78とよりなっている。
かくして第1図には示されていない車輪のバウンド及び
リバウンドに伴ない各アクチュエータのシリンダ室5の
容積が変化すると、シリンダ室及びオイル室75.77
内のオイルが可変絞り装置51〜54を経て相互に流通
し、その際の流通抵抗により振動減衰作用が発揮される
。この場合各可変絞り装置の絞り度合がそれぞれ対応す
るモータ79〜82によって制御されることにより、減
衰力Cが高、中、低の三段階に切換えられるようになっ
ており、また開閉弁63〜66がそれぞれ対応するモー
タ83〜86によって選択的に開閉されることにより、
ばね定数Kが高、低の二段階に切換えられるようになっ
ている。尚モータ79〜82及びモータ83〜86は車
輌のノーズダイブ、スフオート、ロールを低減すべく、
後に説明する如く、車速センサ95、操舵角ヒンυ96
、スロットル開度センサ97、制動センサ98よりの信
号に基き、電子制御装置102により制御されるように
なっている。
更に各アクテコ1−夕2fr、2fl、2rr、2r1
に対応する位置には、それぞれ車高センサ87〜90が
設けられでいる。これらの車高センサはそれぞれシリン
ダ3とピストン4又は図には示されていないサスペンシ
ョンアームとの間の相対変位を測定することにより、対
応する位置の車高を検出し、該車高を示す信号を第2図
に示された電子制御装置102へ出力するようになって
いる。
電子制御装置102は第2図に示されている如く、マイ
クロコンピュータ103を含んでいる。
マイクロコンピュータ103は第2図に示されている如
き一般的な構成のものであってよく、中央処理ユニット
(CPU)104と、リードオンリメモリ(ROM)1
05と、ランダムアクセスメモリ(RAM)106と、
入力ボート装置107及び出力ポー1−装置108とを
有し、これらは双方性のコモンバス109により互いに
接続されている。
入力ボート装置107には、車室内に設けられ運転者に
より操作される車高選択スイッチ110より、選択され
た車高がハイ(H)、ノーマル(N)、ロー(L)の何
れであるかを示すスイッチ関数の信号が入力されるよう
になっている。また人力ポー1〜装置107には、車高
センサ87.88.89.90によりそれぞれ検出され
た実際の車高f−Dr、1−IN、Hrr、Hrlを示
す信号、車速センサ95、操舵角センサ96、ス[コツ
ドル間度センサ97、制動センサ98によりそれぞれ検
出された車速V、操舵角α、スロットル開度θ、制動状
態を示す信号がそれぞれ対応する増幅器87a〜90a
、95a〜98a、マルチプレクサ111 、 A/D
コンバータ112を経て入力されるようになっている。
ROM105は車高選択スイッチ110がハイ、ノーマ
ル、ローに設定されている場合に於ける前輪及び後輪の
目標車高としての基準車高HM及び)−1hrXl−1
nf及びHnr、Hlr及びHlr(Hhf>Hnr〉
ト11「、l−1hr> Hnr>ト11r)を記憶し
ており、また後に説明する第5図及び第6図に示された
グラフに対応するマツプ等を記憶している。cpu i
O4は演算結果に基づき、各アクチュエータに対応して
設けられた開閉弁及び流量♂1 ill弁へ出力ボート
装置108、それぞれ対応するD/Aコンバータ117
a 〜117h及び118a〜118h、増幅器119
a 〜119h及び120a〜120hを経て選択的に
制御信号を出力し、また可変絞り装置51〜54を駆動
するモータ79〜82及び開閉弁63〜66を駆動する
モータ83〜86へ出力ボート装置108、それぞれ対
応づるD/Aコンバータ121a〜121h及び123
a〜123h、増幅器122a 〜122h及び124
a〜124hを経て選択的に制御信号を出力づるように
なっている。
出力ボート装置108に接続された表示器116には車
高選択スイッチ110により選択された基型車高がハイ
、ノーマル、ローの何れであるかが表示され、また図に
は示されていない減衰力選択スイッチの選択が、減衰力
Cが低(ノーマル)に固定的に制御されるノーマルのマ
ニュアルモード、減衰力が中〈スポーツ)に固定的に制
御されるスポーツのマニュアルモード、車輌の走行状態
に応じて減衰力が低と高との間に自動的に制御されるノ
ーマルベースのオートモード、減衰力が中と高くハード
)との間に自動的に制御されるスポーツベースのオート
モードの何れであるかが表示されるようになっている。
第5図に於て、■は車速■が■0 (0に近い一定値)
未満である車輌の停車状態の領域を示しており、■は車
速VがVo以上であり実質的に旋回状態ではない車輌の
走行状態の領域を示しており、■は車体が比較的大ぎく
ロールすることのない車輌の旋回状態の領域を示してお
り、■は車輌のロール状態、即ち車体が比較的大きくロ
ールする領域を示している。尚図示の実M例に於ては、
■の状態より■の状態へ、■の状態より■の状態へ、■
の状態より■の状態へそれぞれ移行する時には実線が境
界となり、逆に■の状態より■の状態へ、■の状態より
■の状態へ、■の状態より■の状態へそれぞれ移行する
時には一点鎖線が境界となり、従って各状態の間にはオ
ーバーラツプ領域が存在し、これにより車輌の状態が二
つの状態の間にて相互に繰返し変化することに起因して
、車高調整モード及び減衰力及びばね定数の制御モード
が繰返し変化することが回避されるようになっているが
、かかるオーバーラツプ部は省略されてもよい。
次に第3図及び第4図に示されたフローチャートを参照
して第1図及び第2図に示された車高調整装置の作動に
ついて説明する。
尚第4図は第3図に示されたフローチャートのステップ
6〜9に於てそれぞれ実行されるルーチンを示すフロー
チャートである。また第3図及び第4図に示されたフラ
グFRは車輌が第5図の■の状態にあるか否かに関する
ものであり、Oは■のロール状態にはないことを、1は
■のロール状態にあることを各々示している。フラグF
Ui(i =fr、 fl、rr、 rl)は供給側の
流量制御弁18.1つ、2B、2つ及び開閉弁16.1
7.26.27へ駆動電流が供給されているか否かに関
するものであり、0は駆動電流が供給されていないこと
を、1は駆動電流が供給されていることを各々示してい
る。フラグFDiはJJr出側の流量制御弁32.33
.39.40及び開閉弁34.35.41.42へ駆動
電流が供給されているが否かに関するものであり、0は
駆fIJ電流が供給されていない状態を、1は駆動電流
が供給されている状態を各々示している。フラグFTi
は減衰力C及びばね定数K(7)設定に関するフラグで
あり、0は減衰力Kがベースモード(ノーマルベースの
場合には低、スポーツベースの場合には中)にあり、ば
ね定数Kが低の状態にあることを、1は減衰力及びばね
定数が高の状態にあることを各々示している。更にフラ
グFiはこれらのフラグFR,FUl 、FDi 、F
Tiを総称するものである。
まず最初のステップ1に於ては、車高セン4F87〜9
0により検出された車高1−1i(i=rr、「1、r
r、 rl)を示す信号、車速センサ95、操舵角セン
サ96、スロットル開度はンサ97、制動センサ98そ
れぞれにより検出された車速V、操舵角α、スロットル
開度θ、制動状態を示す信号、車高選択スイッチ110
より入力されるスイッチ関数Sの信号、及び図には示さ
れていない減衰力選択スイッチより入力されるスイッチ
関数の信号の読込みが行われ、しかる後ステップ2へ進
む。
ステップ2に於ては、スイッチ関数Sが1−1である場
合には、前輪の基べ(車高ト1bfr及びHbflがH
hfl、:設定され且後輪の基準車高1−1+)rr及
びHbrlがHhrtc設定され、スイッチ関数SがN
である場合には、前輪の1;!準用13Hbfr及びl
−1brlがHnrに設定されf1後輪の基準車高1−
1brr及びHbrlが1−1nrに設定され、スイッ
チ関数Sがしてある場合には前輪の基準車高1−11〕
rr及びHb f lが1」1fに設定され且後輪の基
べ」車高ト1brr及びHbrlがHlrに設定され、
しかる後ステップ3へ進む・ステップ3に於ては、各車
輪について実際の車高Hiと基準車高1−1biとの間
の偏差△Hi及び操舵速度V(α]がそれぞれ下記の式
に従って演算される。
△l−1i = I−1i −Hbi ■(αン一 a、L  −α7−1 (α、−4はα4の検出より所定の短時間以前に検出さ
れた操舵角) 車高の偏差△ト11及び操舵速度V(α)が口出された
後にはステップ4へ進む。
ステップ4に於てはフラグFRが1であるが否かの判別
が行われ、FR=1である時にはステップ17へ進み、
F R= 1ではない時にはステップ5へ進む。
ステップ5に於ては、ステップ1に於て読込まれた車速
V及びステップ3に於て演算された操舵速度V(αンに
基づき、第5図に対応するROM105のマツプより、
車輌が第5図の■のロール状態にあるか否かの判別が行
われる。ロール状態にある旨のII別が行われた時には
ステップ10へ進み、ロール状態にはない旨の判別が行
われた時にはステップ6へ進む。
ステップ6に於ては、第4図に示された制御フローが1
=frとして実行されることにより、右前輪について車
高調整が行われ、しかる後ステップ7へ進む。
ステップ7に於ては、第4図に示された制御フローがi
=Nとして実行されることにより、左前輪について車高
調整が行われ、しかる後ステップ8へ進む。
ステップ8に於ては、@4図に示された制御フローが1
=rrとして実行されることにより、右後輪について車
高調整が行われ、しかる後ステップ9へ進む。
ステップ9に於ては、第4図に示された制御)ローカ1
=rlどして実行されることにより、右後輪について車
高調整が行われる。ステップ7が行われた後にはステッ
プ1へ戻る。
ステップ10に於て(よ、全てのフラグ「1がOにり廿
ツ1−され、しかる後ステップ11へ進む。
ステップ11に於ては、車体のロールを阻止すべく m
 a”t tl制御弁へ供給される駆動電流の比較的大
きい駆動デユーティDr  (一定1tlI >及び通
電時間−[「(一定値)がROM 105 ヨリ1iF
i 込マn、しかる後ステップ12へ進む。ステップゴ
2に於ては、操舵角αが正であるか否か、即ち右旋回で
あるか否かの判別が行われる。α〉0である旨の判別が
行われた時にはステップ13へ進み、α〉0ではない旨
の判別が行われた時にはステップ14へ進む。
ステップ13に於ては、フラグFR,FDfr。
Furl、Furl、FDrr、FIJrl、FTiが
1にセットされ、しかる後ステップ15へ進む。
ステップ14に於てはフラグFR1FUfr、FDN、
[二LJ rr、 F” D 「腰FTiが1にセット
され、しかる後ステップ15へ進む。
ステップ15に於ては、流Ft)υJn弁等へ通電され
る時間に関するカウンタにのカラン[へがスタートされ
、しかる後ステップ16へ進む。
ステップ16に於ては、ステップ13を経由している場
合には、左前輪及び左後輪用の供給側の流め制御弁19
及び2つへ駆動デユーティ[)rにて通電が行われ、右
前輪及び右後輪用の排出側の流出制御弁32及び39へ
駆動デユーティQrにて駆!7J電流が通電され、これ
と同時に対応16間閉弁へ駆動電流が供給され、これに
より左側の車高の増大調整及び右側の車高低減調整が行
われ、逆にステップ14を経由している場合には、右前
輪及び右(υ幅用の供給側の流出制御弁18及び28へ
駆動デユーティ[)rにて駆動電流が供給され、左前輪
及び左後輪用の排出側の流出制御弁33及び40へ駆動
デユーティDrにて駆動電流が供給され、これと同時に
対応する開閉弁へ駆動電流が供給され、これにより右側
の車高の増大調整及び左側の車高の低減調整が行われる
。またこのステツブに於ては、ステップ13及び14の
何れを経由づ−る場合にも、モータ79〜82及び83
〜86への通電が利lIOされることにより、減衰力C
及びばね定数Kが高に設定される。ステップ16の後に
はステップ1へ戻る。
ステップ17に於ては、操舵角がニュートラル領域を通
過したか否かの判別が行われ、ニュートラル領域を通過
していない旨の判別が行われた時にはステップ1Bへ進
み、ニュートラル領域を通過した旨の判別が行われた時
にはステップ21へ進む。
ステップ18に於てはカウンタのカウント値がTr以上
であるか否かの判別が行われ、K≧丁rではない旨の判
別が行われた時にはステップ1へ房り、K≧Trである
旨の判別が行われた時にはステップ19へ進む。
ステップ19に於ては、グラフFui、 Fo*、[:
T1がOにリセットされ、しかる後ステップ20へ進む
ステップ20に於ては、流量制御弁及び開閉弁への通電
が停止されることにより、車高の増減調整が停止され、
また減衰力Cがベースモードに設定され、ばね定数Kが
低に設定され、しかる後ステップ21へ進む。
ステップ21に於ては、フラグFR及びカウンタのカウ
ント値が0にリセットされ、しかる後ステップ21へ戻
る。
面図には示されていないが、この実施例に於ては、ノー
ズダイブ及びスフオートが生じる条件が検出された時に
は、これらを抑制すべく、可変絞り装M51〜54の絞
り度合を高くして減衰力を高に切換え、また開閉弁63
〜66を閉弁じてばね定数を高に切換える制御ルーチン
が割込みにより実行される。
次にステップ6−9に於てそれぞれ実行される第4図に
示されたフローチャートについて説明する。
まず最初のステップ101に於ては、第3図のステップ
1に於て読込まれた車速V及びステップ3に於て演算さ
れた操舵速度V(αンの絶対値に基づき、第5図に示さ
れたグラフに対応するROMIO3のマツプより車輌が
■の旋回状態にあるか否かのギリ別が行われ、旋回状態
にない場合にはステラ7102へ進み、旋回状態にある
時にはステップ123へ進む。
ステップ102に於ては、車速V及び操舵速度V(αン
の絶対値に基づき、同じく第5図に示されたグラフに対
応するROM105のマツプより車輌が■の走行状態に
あるか否かの判別が行われ、走行状態にある旨の判別が
行われた時にはステップ113へ進み、走行状態にはな
い旨の判別、即ち■の停車状態にある旨の判別が行われ
た時にはステップ103へ進む。
ステップ103に於ては、車高の偏差Δ1−(iが制御
のしきい値△Hoを越えているか否かの判別が行われ、
△Hi>八Heではない旨の判別が行われた時にはステ
ップ104へ進み、ΔHi>△)−11,’rある旨の
11別か行われた時にはステップ107へ進む。
ステップ104に於てシよ、車高の偏差△H+が一△H
a未満であるか否かの判別が行われ、△)−11く−△
Haではない旨の判別が行われた時にはステップ105
へ進み、Δト11<−△Haである旨の判別が行われた
時にはステップ110へ進む。
ステップ105に於ては、全てのフラグ[iが0にリセ
ットされ、しかる後ステップ106へ進む。
ステップ106に於ては、流量制御弁18.19.28
.29.32.33.39.40及び開閉弁16.17
.26.27.34.35.41.42への通電が停止
され、これにより車高調整が停止され、またモータ79
〜82及び83〜86への通電が制御されることにより
、減衰力Cがベースモードに設定され、ばね定数Kが低
に設定される。
ステップ107に於ては、車高の偏差△H1に基づき第
6図に示されたグラフに対応するROM105のマツプ
より流量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティ
DO1が演算され、しかる後ステップ108へ進む。
ステップ108に於ては、フラグFDiが1にセットさ
れ、フラグFTiがOにリセットされ、しかる後ステッ
プ109へ進む。
ステップ109に於ては、対応する排出側の流量制御弁
へ駆動デユーティDO1にて駆動電流が供給され、これ
と同時に対応するy口131)弁へ駆動電流が供給され
、これにより車高の低減調整が実行され、また減衰力C
がベースモードに設定され、ばね定数Kが低に設定され
る。
ステップ110に於ては、車高の偏差Δ1−11に基づ
き第6図に示されたグラフに対応するROM105のマ
ツプより供給側の流量υ制御弁へ供給される駆動電流の
駆動デユーティDOiが演算され、しかる後ステップ1
11へ進む。
ステップ111に於ては、フラグFU1が1にセラ1へ
され、フラグFTiがOにリセットされ、しかる後ステ
ップ112へ進む。
ステップ112に於ては、対応する供給側の流は制御弁
へ駆動デユーティDO1にて駆動電流が供給され、これ
と同時に対応する開閉弁へ駆動電流が供給され、これに
より車高の増大調整が実(テされ、また減衰力C及びば
ね定数Kが高に設定される。
かくしてステップ103〜112に於ては、車輌が停車
状態、即ち車速がV。未満である場合に於ける車高の偏
差へH1が±AHa以内に低減される。
第4図に示されたステップ113〜122ば車体のロー
ルが発生しない状態で車輌が車速V。以上にて走行して
いる場合に於て車高の偏差△I〜11を士△H1(〉へ
Ho)以内に低減するためのステップであり、ステップ
103及び104に対応するステップ113及び114
に於ては、△H。
が△H1の置換えられており、ステップ107及び11
0に対応するステップ117及び120に於ては、車高
の偏差へト11に基づき第6図に示されたグラフに対応
するROM105のマツプより、流量制御弁へ供給され
る駆動電流の駆動デユーティD1iが演算されるように
なっている点を除斥、上)本のステップ103〜112
と同一であり、従つでこれらのステップについての詳m
な説明は省略可る。
同様に、第4図のステップ123〜132は車体の大き
いロールが発生していない状態にて車輌が旋回している
場合に於て車高の偏差Δ1−1iを±△1−(2(>△
H+ )の範囲に低減するためのステップであり、ステ
ップ103及び104に対応するステップ123及び1
24に於ては、△HoがΔト12に置換えられており、
ステップ107及び110に対応するステップ127及
び130に於ては、車高の偏差ΔH1に基づき第6図に
示されたグラフに対応するROM105のマツプより、
流量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティD2
1が演算されるようになっており、ステップ108及び
111に対応するステップ128及び131に於ては、
フラグFTiがOにリセットされるのではなく1にセッ
トされる点を除き、上述のステップ103〜112と同
一であり、従ってこれらのステップについての詳細な説
明も省略する。
第3図のステップ6へ・8に於けるステップ106.1
09.112.116.119.122.126、′1
29.132の完了後にはそれぞれ第3図の次のステッ
プ7〜9に於ける第4図のステップ101へ進み、第3
図のステップ9に於けるステップ106等の完了後には
第3図のステップ1へ戻り、イグニッションスイッチが
オフに切換えられるまでステップ1〜24が繰返される
、。
尚第4図には示されていないが、ステップ108.11
8.128に於てはフラグFIJiがQにリセットされ
、ステップ111.121.131に於てはフラグFD
iが0にリセットされる。
かくして図示の実旅例に於て、車輌が第5図の■の停車
状態にある場合には、ステップ101及び102に於て
ノーの判別が行われ、車高の偏差△Hiが目標車高領域
Hbi±△1−10にある場合には、ステップ103及
び104に於てノーの判別が行われ、これにより車高の
増減調整は行われず、減衰力がベースモードに設定され
、ばね定数が低に設定される。また車高の偏差△ト(1
が△Hoを越えている場合には、ステップ103に於て
イエスの判別が行われ、ステップ107に於て駆動デユ
ーティDOiが演算され、この駆動デユーティにて排出
側の流量制御弁へ駆動電流が供給され、これと同時に対
応するI?tl m1弁へ駆動電流が供給され、これに
より車高が目標車高領域1−(bi±ΔH。
に低減調整される。また車高の偏差△1−11が一△H
o未満である場合には、ステップ104に於てイエスの
判別が行われ、ステップ110に於て駆動デユーティD
O1が演算され、この駆動デ冬−ナイにて供給側の流量
制御弁へ駆動電流が供給され、これと同時に対応する開
閉弁へ駆動電流が供給され、これにより車高が目標車高
領域ト1bi±ΔHoに増大all整される。
また車輌が第5図に示された■の走行状態にある場合に
は、ステップ102に於てイエスの判別が行われ、車高
の偏差ΔH1が目標車高領域)−1bi士△H+にある
場合には車高の増減調整は行われず、車高の偏差が八H
+を越えている場合及び−△H1未満である場合には、
それぞれ駆動デユーティD11にて排出側及び供給側の
供給制御弁へ駆動電流が供給され、対応する開閉弁へ駆
動電流が供給され、これにより車高が目標車高額b1.
1−(bt±△f−1+ にそれぞれ低減調整及び増大
調整される。
また車輌が第5図に示された■の旋回状態にある場合に
は、ステップ101に於てイエスの判別が行われ、車高
が目標車高領域1−1bi±△H2にある時には車高の
増減調整は行われず、車高の偏差が車体のロールに起因
してΔト12を越えている場合及び−△H2未満である
場合には、駆動デユーティD21にてそれぞれ排出側及
び供給側の流量制御弁へ駆り電流が供給され、これと同
時に対応する開閉弁へ駆動電流が供給され、これにより
車高が目標車高領域Hbi±△H2にそれぞれ低減調整
及び増大調整されると共に、減衰力及びばね定数が高に
切換え設定され、これにより車体のロールが確実に阻止
される。
更に急操舵の場合の如く、車輌が第5図に示された■の
ロール状態になった場合には、車体が実際にロールする
前に、即ち車高の偏差ΔHiが成るfrff以上になる
か否かに拘らず、ステップ5に於てイエスの判別が行わ
れ、ステップ11に於て読込まれた大きい駆動デユーテ
ィ[)rにて通電時間下rに亙り流量制御弁へ駆aN流
が供給され、これにより旋回外輪側の車高が迅速に且有
効に増大調整され、旋回内輪側の車高が迅速且有効に低
減され、またこれと同時に減衰力及びばね定数が高に設
定されるので、急激に大きく操舵される場合に於ける車
体のロールが未然に且確実に阻止される。
尚駆動デユーティD「によるロール制御は車体のロール
を予測した制御であり、実質的に直進の走行状態から急
操舵された場合のロールを未然に防止するための制御で
あるので、駆動デユーティDrによるロール制御が行わ
れた後は、操舵角がニュートラル領域に戻るまでは再度
駆動デユーティQrによるロール制御を行わないことが
必要である。そこで図示の実施例に於ては、ステップ1
7及び18に於てノーの判別が行われた時にはステップ
6〜9に於て駆動デユーティDr以外の駆動デユーティ
による車高調整が行われることはあっても、駆動デユー
ティ[)rによるロール制御Iは行われないようになっ
ている。また時間下rに亙る駆動デユーティ[)rによ
るロール制御が完了しないうちにステアリングホイール
が@激にニュートラル領域に巻き戻される場合も考えら
れ、その場合には駆動デユーティDrによるロール制御
を終了する必要があるので、ステップ17に於て操舵角
がニュートラル領域を通過した旨の判別が行われた時に
はステップ21に於てフラグ「R及びカウンタのカウン
ト値が0にリセットされることにより、駆動デユーティ
Drによるロール制御が終了される。
以上の説明より、図示の実施例によれば、実際の車速及
び操舵速度に基づき、ROM105のマツプより、車輌
が停車状態、走行状態、旋回状態、ロール状態の何れに
あるかが判別され、前三者の場合にはそれぞれに適した
駆動デユーティDOi〜D2iにて流量制御弁が駆動さ
れることにより、車高が目標車高領域に調整され、また
車体が太きくロールし易い曲線走行時には荷重移動に起
因して車体が実際にロールする前に比較的大きい駆動デ
ユーティ[)rにて流量制御弁が駆動βれることにより
・車体のロールが未然に且確実に阻止されることが理解
されよう。
尚上述の実施例に於ては、マイクロコンピュータ103
のROM105には車輌が停車状態、走行状態、旋回状
態にある場合に対応する三種類のマツプが記憶されてい
るが、駆動デユーティDOi、[)It、D2iは第7
図に示されている如く、車高の偏差△H1がそれぞれ△
Ho、△HIMΔH2である場合のオフセット0〜2を
変更することにより演算されてもよい。またROM10
5の第5図に対応するマツプは車速Vと操舵角αとより
車輌の状態を判定するマツプに置換えられてもよく、ま
た第2図の操舵角センサ96が操舵角速度センサに置換
えられ、ROM105の第5図に対応するマツプが車速
Vと操舵角速度ωとより車輌の状態を判定するマツプに
置換えられてもよい。
更にステップ16.129.132に於ては、旋回外輪
側の減衰力及びばね定数が高1.m設定され、旋回内輪
側の減衰力及びばね定数がそれぞれベースモード及び低
に設定されるよう構成されてもよい。
更に上)本の実施例に於ては、駆動デユーティDr及び
通電時間下rは共に一定値であるが、これらは車速及び
操舵速度又は操舵角速度又は操舵角の大小に応じて増減
されるよう構成されてもよい。
以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内にて池の種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による車輌用車高調整装置の一つの実施
例の車高調整機構を示す概略構成図、第2図は第1図に
示された車高調整機構をai11!iilする電子制御
装置を示すブロック線図、第3図(よ第゛1図及び第2
図に示された実施例の制御)U−を示すフローチャート
、第4図は第3図に示されたノローヂト一トのステップ
6〜9に於てそれぞれ実行されるルーチンを示すフロー
チャート、第5図は車速V及び操舵速度V(α)と車輌
の状態との関係を示すグラフ、第6図は車高調整及び車
高調整によるロール制御のために各アクチュエータの流
量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティと車高
の偏差との関係を示すグラフ、第7図は車高調整及び車
高調整によるロールυJlllのために各アクチュエー
タの流量制御弁へ供給される駆動電流の駆動デユーティ
と車高の偏差との関係を示す第6図と同様のグラフであ
る。 1−1)ザーブタンク、2fr、 2N、2rr、2r
l・・・アクチュエータ、3・・・シリンダ、4・・・
ピストン。 5・・・シリンダ室、6・・・オイルポンプ、7・・・
i ffi &4制御弁、8・・・アンロード弁、9・
・・逆止弁、10−導管、11・・・分岐点、12・・
・エンジン、13・・・導管。 14.15・・・逆止弁、16.17・・・電磁開閉弁
。 18.19・・・電磁流fflυj部片、20〜22・
・・導管。 23・・・分岐点、24.25・・・逆止弁、26.2
7・・・電磁開閉弁、28.2つ・・・電磁流量$11
罪弁、3O、31・・・導 管 、  32 、 33
 ・・・ 電琺壬流 b)ルリ 捷D 片 、34.3
5・・・電磁開閉弁、3G、37・・・導管1,38・
・・復帰導管、3つ、40・・・電磁流量制胛弁941
.42・・・電磁開閉弁、43.44・・・11.45
〜48・・・アキュムレータ、4つ・・・オイル!、5
0・・・空気室、51〜54・・・可変絞り装M、55
−・58・・・導管、59〜62・・・主ばね、63−
6f3・・・間開弁、67〜70・・・導管、71〜7
4・・・副ばね675・・・オイル室、76・・・空気
室、77・・・オイル室。 78・・・空気室、79〜86・・・モータ、8ン’−
90・・・車高センサ、87a〜91a・・・増幅−・
器、95・・車速センサ、95a・・・増幅器、96・
・・操舵角セッサ、96a・・・増幅器。97・・・ス
ロットル間叶し・ンサ、97a・・・増幅器、98・・
・制動センサ、98a・・・増幅器5102・・・電子
制御装置、103・・・マイクロコンピュータ、104
・・・中央処理ユニソ【・(CPU)、105・・・リ
ードオンリメモリ(ROM)、106−ランダムプ7ク
ゼスメ1ニリ(R7!1. Iv+ >、107・・・
入力ボート装置、108・・・出力、トート装置、10
9・・・コモンハス、110・・・rJ高選択スィッチ
、111・・・マルチプレクサ、116・・・表示器、
117a 〜117h、118a 〜118h−・・D
/A:]ンバータ、119a 〜119h、120′a
〜120h、、・増幅器、121a 〜121h・D/
△コンバータ、122a〜122h・・・増幅器。 123a 〜123h−D/A:]:/バータ、124
a〜124h・・・増幅器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
    体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
    応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
    、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
    ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
    複数個の作動流体給排手段と、車速を検出する車速検出
    手段と、操舵角の変化率を求める手段と、前記車速検出
    手段により検出された車速及び前記操舵角の変化率を求
    める手段により求められた操舵角の変化率の絶対値より
    車輌が所定量以上のロールを生じる状態にあるか否かを
    判定し、車輌が前記ロールを生じる状態にある時には車
    体のロールを阻止するに足る駆動デューティにて所定時
    間前記作動流体給排手段を制御する演算制御手段とを含
    む車輌用車高調整装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記操舵角の変化率は操舵速度であり、前記操舵角
    の変化率を求める手段は操舵角検出手段と、該操舵角検
    出手段により検出された操舵角からその検出より所定の
    短時間以前に検出された操舵角を減算することにより操
    舵速度を演算する演算手段とより構成されていることを
    特徴とする車輌用車高調整装置。
  3. (3)特許請求の範囲第1項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記操舵角の変化率は操舵角速度であり、前記操舵
    角の変化率を求める手段は操舵角速度検出手段であるこ
    と特徴とする車輌用車高調整装置。
  4. (4)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
    体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
    応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
    、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
    ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
    複数個の作動流体給排手段と、車速を検出する車速検出
    手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段と、前記車速
    検出手段により検出された車速及び前記操舵角検出手段
    により検出された操舵角の絶対値より車輌が所定量以上
    のロールを生じる状態にあるか否かを判定し、車輌が前
    記ロールを生じる状態にある時には車体のロールを阻止
    するに足る駆動デューティにて所定時間前記作動流体給
    排手段を制御する演算制御手段とを含む車輌用車高調整
    装置。
  5. (5)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動流
    体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に対
    応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータと
    、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアクチ
    ュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行う
    複数個の作動流体給排手段と、各車輪に対応する位置の
    車高を検出する複数個の車高検出手段と、車速を検出す
    る車速検出手段と、操舵角の変化率を求める手段と、前
    記車高検出手段により検出された実際の車高と基準車高
    との偏差を演算する演算制御手段とを有し、前記演算制
    御手段は前記車速検出手段により検出された車速及び前
    記操舵角の変化率を求める手段により求められた操舵角
    の変化率の絶対値より車輌が実質的に停車の状態、実質
    的に直進の走行状態、所定量未満のロールしか生じない
    第一の旋回状態、前記所定量以上のロールを生じる第二
    の旋回状態の何れにあるかを判定し、車輌が前記停車の
    状態にある時には前記車高の偏差に応じた第一の駆動デ
    ューティにて前記作動流体給排手段を制御して車高の偏
    差を第一の範囲内に調整制御し、車輌が前記走行状態に
    ある時には前記第一の駆動デューティよりも大きい前記
    車高の偏差に応じた第二の駆動デューティにて前記作動
    流体給排手段を制御して車高の偏差を第二の範囲内に調
    整制御し、車輌が前記第一の旋回状態にある時には前記
    第二の駆動デューティよりも大きい前記車高の偏差に応
    じた第三の駆動デューティにて前記作動流体給排手段を
    制御して車高の偏差を第三の範囲内に調整制御し、車輌
    が前記第二の旋回状態にある時には車体のロールを阻止
    するに足る第四の駆動デューティにて所定時間に亙り前
    記作動流体給排手段を制御するよう構成された車輌用車
    高調整装置。
  6. (6)特許請求の範囲第5項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記操舵角の変化率は操舵速度であり、前記操舵角
    の変化率を求める手段は操舵角検出手段と、該操舵角検
    出手段により検出された操舵角からその検出より所定の
    短時間以前に検出された操舵角を減算することにより操
    舵速度を演算する演算手段とより構成されていることを
    特徴とする車輌用車高調整装置。
  7. (7)特許請求の範囲第5項の車輌用車高調整装置に於
    て、前記操舵角の変化率は操舵角速度であり、前記操舵
    角の変化率を求める手段は操舵角速度検出手段であるこ
    と特徴とする車輌用車高調整装置。
  8. (8)特許請求の範囲第5項乃至第7項の何れかの車輌
    用車高調整装置に於て、前記演算制御手段は車輌が前記
    停車の状態にある場合に於て前記車高の偏差が前記第一
    の範囲内にある時には前記第一の駆動デューティによる
    制御を行わないよう構成されていることを特徴とする車
    輌用車高調整装置。
  9. (9)特許請求の範囲第5項乃至第8項の何れかの車輌
    用車高調整装置に於て、前記演算制御手段は車輌が前記
    走行状態にある場合に於て前記車高の偏差が前記第二の
    範囲内にある時には前記第二の駆動デューティによる制
    御を行わないよう構成されていることを特徴とする車輌
    用車高調整装置。
  10. (10)特許請求の範囲第5項乃至第9項の何れかの車
    輌用車高調整装置に於て、前記演算制御手段は車輌が前
    記第一の旋回状態にある場合に於て前記車高の偏差が前
    記第三の範囲内にある時には前記第三の駆動デューティ
    による制御を行わないよう構成されていることを特徴と
    する車輌用車高調整装置。
  11. (11)車輌の各車輪にそれぞれ対応して設けられ作動
    流体室に対し作動流体が給排されることにより各車輪に
    対応する位置の車高を増減する複数個のアクチュエータ
    と、各アクチュエータに対応して設けられ対応するアク
    チュエータの前記作動流体室に対し作動流体の給排を行
    う複数個の作動流体給排手段と、各車輪に対応する位置
    の車高を検出する複数個の車高検出手段と、車速を検出
    する車速検出手段と、操舵角を検出する操舵角検出手段
    と、前記車高検出手段により検出された実際の車高と基
    準車高との偏差を演算する演算制御手段とを有し、前記
    演算制御手段は前記車速検出手段により検出された車速
    及び前記操舵角検出手段により検出された操舵角の絶対
    値より車輌が実質的に停車の状態、実質的に直進の走行
    状態、所定量未満のロールしか生じない第一の旋回状態
    、前記所定量以上のロールを生じる第二の旋回状態の何
    れにあるかを判定し、車輌が前記停車の状態にある時に
    は前記車高の偏差に応じた第一の駆動デューティにて前
    記作動流体給排手段を制御して車高の偏差を第一の範囲
    内に調整制御し、車輌が前記走行状態にある時には前記
    第一の駆動デューティよりも大きい前記車高の偏差に応
    じた第二の駆動デューティにて前記作動流体給排手段を
    制御して車高の偏差を第二の範囲内に調整制御し、車輌
    が前記第一の旋回状態にある時には前記第二の駆動デュ
    ーティよりも大きい前記車高の偏差に応じた第三の駆動
    デューティにて前記作動流体給排手段を制御して車高の
    偏差を第三の範囲内に調整制御し、車輌が前記第二の旋
    回状態にある時には車体のロールを阻止するに足る第四
    の駆動デューティにて所定時間に亙り前記作動流体給排
    手段を制御するよう構成された車輌用車高調整装置。
  12. (12)特許請求の範囲第11項の車輌用車高調整装置
    に於て、前記演算制御手段は車輌が前記停車の状態にあ
    る場合に於て前記車高の偏差が前記第一の範囲内にある
    時には前記第一の駆動デューティによる制御を行わない
    よう構成されていることを特徴とする車輌用車高調整装
    置。
  13. (13)特許請求の範囲第11項又は第12項の車輌用
    車高調整装置に於て、前記演算制御手段は車輌が前記走
    行状態にある場合に於て前記車高の偏差が前記第二の範
    囲内にある時には前記第二の駆動デューティによる制御
    を行わないよう構成されていることを特徴とする車輌用
    車高調整装置。
  14. (14)特許請求の範囲第11項乃至第13項の何れか
    の車輌用車高調整装置に於て、前記演算制御手段は車輌
    が前記第一の旋回状態にある場合に於て前記車高の偏差
    が前記第三の範囲内にある時には前記第三の駆動デュー
    ティによる制御を行わないよう構成されていることを特
    徴とする車輌用車高調整装置。
JP23565885A 1985-10-22 1985-10-22 車輌用車高調整装置 Pending JPS6296119A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0306819A2 (en) * 1987-09-03 1989-03-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electronic controlled fluid suspension system with an advance control and a feedback control of a vehicle attitude
JPH02162111A (ja) * 1988-12-15 1990-06-21 Mitsubishi Motors Corp 車高調整式サスペンションの制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0306819A2 (en) * 1987-09-03 1989-03-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electronic controlled fluid suspension system with an advance control and a feedback control of a vehicle attitude
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