JPS6295639A - プロセス入出力診断方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプロセス入出力システムにおけるプロセス入出
力診断方式に関し、特にプロセス出力装置の出力データ
に異常が認められた場合にこの出力データをプロセス入
力装置に自動的に折り返すことによりプロセス出力装置
の診断を行う方式に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種のプロセス入出力システムにおけるプロセ
ス入力装置およびプロセス出力装置は外部機器との接続
のためにケーブルを使用しているが、プロセス出力装置
からの出力データが外部機器側で異常と認められた場合
にデータ出力装置側の異常によるものかあるいは外部機
器のデータ入力側の異常によるものかを診断するために
は、外部機器に接続されているケーブルを外して折り返
し試験用ケーブルとの交換を手作業で行い、プロセス出
力装置からのデータをプロセス入力装置に人力すること
により診断を行う必要があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のプロセス入出力システムにおけるプロセ
ス入出力診断方式では、プロセス出力装置がドライバレ
シーバ回路からの出力データを外部機器に対して出力す
るためのコネクタしか有していないので、異常発生時ま
たは保守診断時にはシステム全体への電源供給を停止し
、折り返し試験のためにプロセス出力装置を折り返し試
験用ケーブルを介してプロセス入力装置に再接続しなけ
ればならないという欠点がある。

本発明は、上述の点に鑑み、折り返し試験用ケーブルの
再接続を行うことなくプロセス入力装置へのデータの折
り返しによるプロセス出力装置の診断ができるようにし
たプロセス入出力診断方式を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のプロセス入出力診断方式は、外部機器に対して
ディジタル系またはアナログ系のデータの入出力を行う
プロセス入出力システムのプロセス入出力診断方式にに
おいて、前記データの異常検出時に中央処理装置からの
命令を受け取るためのバス制御手段と、このバス制御手
段より出力されたデータの内容をデコードし出力データ
の制御を行うデータ制御手段と、このデータ制御手段か
らの出力によりコネクタ切換え手段に対するデータライ
ンの接続および切断を行う第１のドライバレシーバ手段
と、前記データ制御手段からの出力により外部機器接続
用コネクタに対するデータラインの接続および切断を行
う第２のドライバレシーバ手段と、前記データ制御手段
からの出力に基づいて前記第１のドライバレシーバ手段
からの出力データを前記外部機器接続用コネクタ側に出
力するか折り返し試験用コネクタ側に出力するかを切り
換える前記コネクタ切換え手段と、このコネクタ切換え
手段により前記外部機器接続用コネクタ側から前記折り
返し試験用コネクタ側に切り換えた場合の外部機器に対
する前記データライン上の動作を保障するためのデータ
を保持するレジスタ手段と、前記折り返し試験用コネク
タに一端が接続された折り返し試験用ケーブルと、この
折り返し試験用ケーブルの他端が接続されたプロセス入
力装置とを含む。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロフク図である。本
実施例のプロセス入出力診断方式は、中央処理装置１、
この中央処理装置１が接続されたシステムバス２、この
システムバス２に接続されたプロセス出力装置３、同じ
くシステムバス２に接続されたプロセス入力装置４、プ
ロセス出力装置３とプロセス入力装置４との間で折り返
し試験を行うための折り返し診断用ケーブル５、プロセ
ス出力装置３からの出力データを外部機器７に対して伝
えるための外部ａ器接続用ケーブル６、プロセス出力装
置３と外部機器接続用ケーブル６を介して接続される外
部機器７、外部機器９からの出力データをプロセス入力
装置４に対して伝えるための外部機器接続用ケーブル８
および外部機器接続用ケーブル８を介してプロセス入力
装置４と接続される外部機器９から構成されている。

プロセス出力装置３およびプロセス人力装置４は、中央
処理装置１からの入出力命令に基づいて外部機器接続用
ケーブル６および８を介して独立に外部機器７および９
に対してデータの出力および入力を行う。

第２図は、第１図に示した本実施例のプロセス入出力診
断方式を、特にプロセス出力装置３について詳細に示し
たブロック図である。プロセス出力装置３は、システム
バス２の一部をなすアドレスバス１０９、コントロール
バス１１０およびデータバス１１１　と、システムバス
２とのインタフェースを行うバス制御回路１１２と、バ
ス制御回路１１２からの出力データの内容をデコードし
データバス１１１上の制御を行うデータ制御回路１１３
と、コネクタ切換え時の外部機器７へのデータを保障す
るためのレジスタ１１４と、データ制御回路１１３から
の制御出力に基づいてデータラインの接続および切断を
行うための第１のドライバレシーバ回路１１７および第
２のドライバレシーバ回路１１５と、データ制御回路１
１３からの制御出力に基づいて第１のドライバレシーバ
回路１１７からの出力データを外部機器接続用コネクタ
１１６に供給するか折り返し試験用コネクタ１１９に供
給する・かの切換えを行うコネクタ切換え回路１１Ｂと
、外部機器接続用ケーブル６を介して外部機器７に接続
された外部機器接続用コネクタ１１６と、折り返し試験
用ケーブル５を介してプロセス入力装置４に接続された
折り返し試験用コネクタ１１９とから構成されている。

次に、このように構成された本実施例のプロセス入出力
診断方式の動作について説明する。

プロセス出力装置３が外部機器７に対してデータの出力
を行う場合には、中央処理袋Ｗｌからの命令に基づいて
データ制御回路１１３から制御データが出力され、コネ
クタ切換え回路１１８によりデータバス１１１は外部機
器接続用コネクタ１１６側に接続される。また、データ
制御回路１１３から出力された制御データに基づいてド
ライバレシーバ回路１１７はイネーブル状態となってデ
ータラインはコネクタ切換え回路１１８に接続され、ド
ライバレシーバ回路１１５はディセーブル状態になって
レジスタ１１４からのデータは外部機器７に対して切断
状態に設定される。したがって、プロセス出力装置３か
ら外部機器７へのデータ出力が可能となる。

次に、プロセス出力装置３から外部機器７に対してデー
タを出力しているときに外部機器７でデータの異常が認
められた場合には、中央処理装置ｌからプロセス出力装
置３に対して異常が発生したことが通知され、この通知
内容はバス制御回路１１２によって受け取られてデータ
制御回路１１３に対して出力される。バス制御回路１１
２からの出力データを受け取ったデータ制御回路１１３
は、ドライバレシーバ回路１１７に対してデータライン
の切断のための制御データを出力すると同時に、ドライ
バレシーバ回路１１５に対してレジスタ１１４によ　。

って保存されているデータライン保障用のデータをデー
タラインに出力させるための制御データを出力する。こ
の結果、外部機器７に対してはレジスタ１１４からのデ
ータライン保障用のデータが出力されることになり、外
部機器７に対する動作は保障される。

次に、コネクタ切換え回路１１８は、データ制御回路１
１３からの制御信号に基づいてドライバレシーバ回路１
１７からのデータラインを外部機器接続用コネクタ１１
６側から折り返し試験用コネクタ１１９側へと切り換え
るとともに、ドライバレシーバ回路１１７をイネーブル
状態とする。このため、プロセス出力装置３からの出力
データは折り返し試験用ケーブル５を介してプロセス人
力装置４に入力されるようになり、このプロセス人力装
置４に入力されたデータとプロセス出力装置３が出力し
たデータとを中央処理装置１によって比較する折り返し
診断により発生したデータの異常がプロセス出力装置３
に因るものなのか、あるいは外部機器接続用ケーブル６
または外部機器７に因るものなのかを診断することが可
能となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、プロセス出力装置側でド
ライバレシーバ回路からのデータを外部機器接続用コネ
クタ側から折り返し試験用コネクタ側に人手の介入なし
に切り換えることにより、折り返し試験用ケーブルの再
接続を行うことなくプロセス入力装置へのデータの折り
返しによるプロセス出力装置の診断を行うことができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図に示した実施例を、特にプロセス出力装置につい
てさらに詳細に示したブロック図である。 図において、 １・・・・・中央処理装置、 ２・・・・・システムバス、 ３・・・・・プロセス出力装置、 ４・・・・・プロセス入力装置、 ５・・・・・折り返し試験用ケーブル、６．８・・・外
部機器接続用ケーブル、７．９・・・外部機器、 １０９　　・・・・アドレスバス、 １１０　　・・・・コントロールバス、１１１　　・・
・・データバス、 １１２　　・・・・バス制御回路、 １１３　　・・・・データ制御回路、 １１４　　・・・・レジスタ、 １１５　　・・・・ドライバレシーバ回路、１１６　　
・・・・外部機器接続用コネクタ、１１７　　・・・・
ドライバレシーバ回路、１１８　・・・・コネクタ切換
え回路、１１９　　・・・・折り返し試験用コネクタで
ある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 外部機器に対してディジタル系またはアナログ系のデー
   タの入出力を行うプロセス入出力システムのプロセス入
   出力診断方式ににおいて、 前記データの異常検出時に中央処理装置からの、命令を
   受け取るためのバス制御手段と、 このバス制御手段より出力されたデータの内容をデコー
   ドし出力データの制御を行うデータ制御手段と、 このデータ制御手段からの出力によりコネクタ切換え手
   段に対するデータラインの接続および切断を行う第１の
   ドライバレシーバ手段と、 前記データ制御手段からの出力により外部機器接続用コ
   ネクタに対するデータラインの接続および切断を行う第
   ２のドライバレシーバ手段と、前記データ制御手段から
   の出力に基づいて前記第１のドライバレシーバ手段から
   の出力データを前記外部機器接続用コネクタ側に出力す
   るか折り返し試験用コネクタ側に出力するかを切り換え
   る前記コネクタ切換え手段と、 このコネクタ切換え手段により前記外部機器接続用コネ
   クタ側から前記折り返し試験用コネクタ側に切り換えた
   場合の外部機器に対する前記データライン上の動作を保
   障するためのデータを保持するレジスタ手段と、 前記折り返し試験用コネクタに一端が接続された折り返
   し試験用ケーブルと、 この折り返し試験用ケーブルの他端が接続されたプロセ
   ス入力装置と、 を含むことを特徴とするプロセス入出力診断方式。