JPH07240770A - 回線切り換え制御装置 - Google Patents
回線切り換え制御装置Info
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- JPH07240770A JPH07240770A JP6028675A JP2867594A JPH07240770A JP H07240770 A JPH07240770 A JP H07240770A JP 6028675 A JP6028675 A JP 6028675A JP 2867594 A JP2867594 A JP 2867594A JP H07240770 A JPH07240770 A JP H07240770A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は回線切り換え制御装置に関し、回線
制御アダプタの回線の出口までの診断を、回線切り換え
部の機能を用いて、電源投入時やシステム運用中でも、
待機系の回線制御アダプタに対して行う。 【構成】 例えば、二重化されたデータ処理装置であっ
て、別筺体, 又は、同一筺体内の入出力バスに接続され
た複数の回線制御アダプタから共用回線に回線切り換え
部を経由してアクセスする回線切り換え制御装置が複数
個具備されているシステムにおいて、それぞれの回線制
御アダプタ内, 又は、別の切り換え指示アダプタからの
指示により、いずれかの回線制御アダプタを回線と接続
しているとき、他方を回線制御アダプタでループテスト
ができるように接続し、上位装置で走行する診断プログ
ラムにより、上記複数の回線制御アダプタの内部テス
ト, 又は回線ループテストを実施する。
制御アダプタの回線の出口までの診断を、回線切り換え
部の機能を用いて、電源投入時やシステム運用中でも、
待機系の回線制御アダプタに対して行う。 【構成】 例えば、二重化されたデータ処理装置であっ
て、別筺体, 又は、同一筺体内の入出力バスに接続され
た複数の回線制御アダプタから共用回線に回線切り換え
部を経由してアクセスする回線切り換え制御装置が複数
個具備されているシステムにおいて、それぞれの回線制
御アダプタ内, 又は、別の切り換え指示アダプタからの
指示により、いずれかの回線制御アダプタを回線と接続
しているとき、他方を回線制御アダプタでループテスト
ができるように接続し、上位装置で走行する診断プログ
ラムにより、上記複数の回線制御アダプタの内部テス
ト, 又は回線ループテストを実施する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化データ処理シス
テムにおいて、外部回線との接続をスイッチにより切り
換え制御する回線切り換え制御装置に関する。
テムにおいて、外部回線との接続をスイッチにより切り
換え制御する回線切り換え制御装置に関する。
【0002】近年、例えば、二重化されたデータ処理シ
ステムで、回線をスイッチにより共用し、運用系のデー
タ処理装置の内部の、どこかの故障時に、待機系のデー
タ処理装置へ切り換えるデータ処理システムや、高信頼
化の為にデータ処理システムの内部を、高度に二重化
し、いずれの故障も系を切り換えることにより処理継続
していくようなデータ処理システムに対して、24時間
運転や, ノーダウン運転とかの要求が高まり、遠隔オン
ライン化との関連からも、回線切り換えの技術が重要と
なってきている。
ステムで、回線をスイッチにより共用し、運用系のデー
タ処理装置の内部の、どこかの故障時に、待機系のデー
タ処理装置へ切り換えるデータ処理システムや、高信頼
化の為にデータ処理システムの内部を、高度に二重化
し、いずれの故障も系を切り換えることにより処理継続
していくようなデータ処理システムに対して、24時間
運転や, ノーダウン運転とかの要求が高まり、遠隔オン
ライン化との関連からも、回線切り換えの技術が重要と
なってきている。
【0003】
【従来の技術】図4は、従来の回線切り換え制御装置を
説明する図である。複数の回線制御アダプタ 10a,10bと
回線切り換え部 11 により、どちらかの回線制御アダプ
タ 10a, 又は10b と外部回線 2を接続して運用し、もう
一方の回線制御アダプタ 10b,又は10a を電源投入して
待機状態としておき、いずれかの運用系の側で異常が発
生したときに、待機系の回線制御アダプタ 10b, 又は10
a と外部回線 2を接続するように切り換えて処理を続行
することが、高信頼化システム等で一般に行われてい
る。
説明する図である。複数の回線制御アダプタ 10a,10bと
回線切り換え部 11 により、どちらかの回線制御アダプ
タ 10a, 又は10b と外部回線 2を接続して運用し、もう
一方の回線制御アダプタ 10b,又は10a を電源投入して
待機状態としておき、いずれかの運用系の側で異常が発
生したときに、待機系の回線制御アダプタ 10b, 又は10
a と外部回線 2を接続するように切り換えて処理を続行
することが、高信頼化システム等で一般に行われてい
る。
【0004】このときの回線を切り換える指示は、上位
CPUで走行するソフトウェア (診断プログラム) から
指示{図示の回線切換指示部 101における切り換え信号
A,又はB}が与えられ、回線制御アダプタ 10a,10b経
由, 又は別個の切り換えアダプタ等を経由して回線切り
換え部 11 に指示が伝達される。
CPUで走行するソフトウェア (診断プログラム) から
指示{図示の回線切換指示部 101における切り換え信号
A,又はB}が与えられ、回線制御アダプタ 10a,10b経
由, 又は別個の切り換えアダプタ等を経由して回線切り
換え部 11 に指示が伝達される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、こういった
データ処理システムは24時間運転されることが前提
で、該データ処理システムの電源投入時のみしか、回線
制御アダプタ 10a,10bが搭載されているボードの診断を
行っていないシステムだと、電源投入時には正常でも、
その後故障が待機側の回線制御アダプタ 10b等で発生し
てしまっていたとしたら、運用側の故障により、待機側
の回線制御アダプタ 10bに切り換えたとしても、待機系
も故障していて動作できないということが切り換えるま
で認識できないという問題があった。
データ処理システムは24時間運転されることが前提
で、該データ処理システムの電源投入時のみしか、回線
制御アダプタ 10a,10bが搭載されているボードの診断を
行っていないシステムだと、電源投入時には正常でも、
その後故障が待機側の回線制御アダプタ 10b等で発生し
てしまっていたとしたら、運用側の故障により、待機側
の回線制御アダプタ 10bに切り換えたとしても、待機系
も故障していて動作できないということが切り換えるま
で認識できないという問題があった。
【0006】また、回線制御アダプタ 10a,10bの出口ま
でのチェックは、回線に影響を与えずに回線ループテス
トを行うためには、外部に折り返しコネクタを接続する
しかなく、通常の電源投入時 (電源投入時には、誤って
コマンドが回線に送出されることがある) やシステム運
用時にはできないでいた。
でのチェックは、回線に影響を与えずに回線ループテス
トを行うためには、外部に折り返しコネクタを接続する
しかなく、通常の電源投入時 (電源投入時には、誤って
コマンドが回線に送出されることがある) やシステム運
用時にはできないでいた。
【0007】本発明は上記従来の欠点に鑑み、回線制御
アダプタの回線の出口までの診断を、回線切り換え部の
機能を用いて、電源投入時等における初期診断時と、運
用中でも、待機系の回線制御アダプタに対しても実行す
る回線切り換え制御装置を提供することを目的とするも
のである。
アダプタの回線の出口までの診断を、回線切り換え部の
機能を用いて、電源投入時等における初期診断時と、運
用中でも、待機系の回線制御アダプタに対しても実行す
る回線切り換え制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図である。上記の問題点は、下記の如くに構成した回
線切り換え制御装置によって解決される。
成図である。上記の問題点は、下記の如くに構成した回
線切り換え制御装置によって解決される。
【0009】(1) 例えば、2重化されたデータ処理装置
が、バス 3を介して接続された複数の回線制御アダプタ
から共用回線 2にアクセスする回線切り換え制御装置 1
において、 回線切換指示部 101 からの指示により、
いずれかの回線制御アダプタを、前記共用回線 2と接続
しているとき、前記共用回線 2と接続されない回線制御
アダプタを待機系にして、ループテストができるように
接続する回線切り換え部 11 を設け、上位装置 5で走行
する診断プログラムにより、該待機系の回線制御アダプ
タの内部テスト, 又は回線ループテストを実行するよう
に構成する。
が、バス 3を介して接続された複数の回線制御アダプタ
から共用回線 2にアクセスする回線切り換え制御装置 1
において、 回線切換指示部 101 からの指示により、
いずれかの回線制御アダプタを、前記共用回線 2と接続
しているとき、前記共用回線 2と接続されない回線制御
アダプタを待機系にして、ループテストができるように
接続する回線切り換え部 11 を設け、上位装置 5で走行
する診断プログラムにより、該待機系の回線制御アダプ
タの内部テスト, 又は回線ループテストを実行するよう
に構成する。
【0010】(2) 例えば、2重化されたデータ処理装置
がバス 3を介して接続された複数の回線制御アダプタか
ら共用回線 2にアクセスする回線切り換え制御装置 1に
おいて、回線切換指示部 101からの指示により、いずれ
かの回線制御アダプタを、前記共用回線 2と接続してい
るとき、前記共用回線 2に接続されない回線制御アダプ
タを待機系にして、ループテストができるように接続す
る回線切り換え部 11 を設け、前記回線切り換え部 11
が前記共用回線 2と接続された回線制御アダプタを、該
待機系の回線制御アダプタと切り換える直前に、上位装
置 5で走行する診断プログラムにより、該待機系の回線
制御アダプタの内部テスト, 又は回線ループテストを実
行するように構成する。
がバス 3を介して接続された複数の回線制御アダプタか
ら共用回線 2にアクセスする回線切り換え制御装置 1に
おいて、回線切換指示部 101からの指示により、いずれ
かの回線制御アダプタを、前記共用回線 2と接続してい
るとき、前記共用回線 2に接続されない回線制御アダプ
タを待機系にして、ループテストができるように接続す
る回線切り換え部 11 を設け、前記回線切り換え部 11
が前記共用回線 2と接続された回線制御アダプタを、該
待機系の回線制御アダプタと切り換える直前に、上位装
置 5で走行する診断プログラムにより、該待機系の回線
制御アダプタの内部テスト, 又は回線ループテストを実
行するように構成する。
【0011】
【作用】即ち、本発明は、回線切り換え部 11 におい
て、外部回線 2と接続していない回線制御アダプタ 10
b, 〜側の口を回線ループモードの接続にしておくこと
により、上位CPU 5上のソフトウェア (診断プログラ
ム) からの指示により、好きなときに回線制御アダプタ
10b, 〜の内部ハードウェア診断, 及び回線ループ診断
を実施できるようにしたものである。
て、外部回線 2と接続していない回線制御アダプタ 10
b, 〜側の口を回線ループモードの接続にしておくこと
により、上位CPU 5上のソフトウェア (診断プログラ
ム) からの指示により、好きなときに回線制御アダプタ
10b, 〜の内部ハードウェア診断, 及び回線ループ診断
を実施できるようにしたものである。
【0012】このとき、該複数個の回線制御アダプタ 1
0a,10b, 〜 において、運用系から待機系に切り換える
直前に、該待機系の回線制御アダプタ 10b, 〜に対し
て、該診断プログラムの実行を行うようにする。
0a,10b, 〜 において、運用系から待機系に切り換える
直前に、該待機系の回線制御アダプタ 10b, 〜に対し
て、該診断プログラムの実行を行うようにする。
【0013】このように構成することにより、待機系の
回線制御アダプタ 10b, 〜においても、運用系から待機
系に切り換える直前に、回線制御アダプタの出口、即
ち、送受信回路を含む、回線制御回路の診断が可能にな
り、運用系かち待機系に切り替わるときの、該待機系の
ハードウェア動作の保証が可能となる効果がある。
回線制御アダプタ 10b, 〜においても、運用系から待機
系に切り換える直前に、回線制御アダプタの出口、即
ち、送受信回路を含む、回線制御回路の診断が可能にな
り、運用系かち待機系に切り替わるときの、該待機系の
ハードウェア動作の保証が可能となる効果がある。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理構成図であり、図2,
図3は、本発明の一実施例を示した図であって、図2
は、回線系を含むデータ処理装置の全体構成の概略を示
し、図3は、回線切り換え部の詳細実施例を示してい
る。
る。前述の図1は、本発明の原理構成図であり、図2,
図3は、本発明の一実施例を示した図であって、図2
は、回線系を含むデータ処理装置の全体構成の概略を示
し、図3は、回線切り換え部の詳細実施例を示してい
る。
【0015】本実施例においては、例えば、2重化され
たデータ処理装置であって、別筺体, 又は、同一筺体内
の入出力バス(I/Oバス) 3 に接続された複数の回線制御
アダプタ 10a,10b, 〜から、例えば、一本の共用回線 2
に回線切り換え部 11 を経由してアクセスする回線切り
換え制御装置 1が複数個具備されているデータ処理シス
テムにおいて、それぞれの回線制御アダプタ 10 内, 又
は、別の回線切換指示部 101からの指示により、いずれ
かの回線制御アダプタ 10a〜を回線 2と接続していると
き、他方を待機系にして、該待機系の回線制御アダプタ
10bでループテストができるように接続し、該データ処
理システムの電源投入時に、上位装置(CPU) 5 で走行す
る診断プログラムにより、上記複数の回線制御アダプタ
10a,10b, 〜に対して、順次, 又は、複数個同時に選択
して、該選択した待機系の回線制御アダプタ 10a,10b,
〜の内部テスト, 又は回線ループテストを実行する手
段、又は、上記複数の回線制御アダプタ 10a,10b, 〜に
対して、順次, 又は、複数個同時に、該待機系の回線制
御アダプタ 10a,10b, 〜の内部テスト, 及び回線ループ
テストを実行する際、一定の周期で,又は、該複数個の
回線制御アダプタ 10a,10b, 〜において、運用系から待
機系に切り換える直前に、該待機系の回線制御アダプタ
10b, 〜に対して、該診断プログラムの実行する手段
が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図
を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
たデータ処理装置であって、別筺体, 又は、同一筺体内
の入出力バス(I/Oバス) 3 に接続された複数の回線制御
アダプタ 10a,10b, 〜から、例えば、一本の共用回線 2
に回線切り換え部 11 を経由してアクセスする回線切り
換え制御装置 1が複数個具備されているデータ処理シス
テムにおいて、それぞれの回線制御アダプタ 10 内, 又
は、別の回線切換指示部 101からの指示により、いずれ
かの回線制御アダプタ 10a〜を回線 2と接続していると
き、他方を待機系にして、該待機系の回線制御アダプタ
10bでループテストができるように接続し、該データ処
理システムの電源投入時に、上位装置(CPU) 5 で走行す
る診断プログラムにより、上記複数の回線制御アダプタ
10a,10b, 〜に対して、順次, 又は、複数個同時に選択
して、該選択した待機系の回線制御アダプタ 10a,10b,
〜の内部テスト, 又は回線ループテストを実行する手
段、又は、上記複数の回線制御アダプタ 10a,10b, 〜に
対して、順次, 又は、複数個同時に、該待機系の回線制
御アダプタ 10a,10b, 〜の内部テスト, 及び回線ループ
テストを実行する際、一定の周期で,又は、該複数個の
回線制御アダプタ 10a,10b, 〜において、運用系から待
機系に切り換える直前に、該待機系の回線制御アダプタ
10b, 〜に対して、該診断プログラムの実行する手段
が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図
を通して同じ符号は同じ対象物を示している。
【0016】以下、図1を参照しながら、図2,図3に
よって、本発明の回線切り換え制御装置の構成と動作を
説明する。図2は、本発明の実施例の簡略化したデータ
処理システムの全体のブロック図である。CPU 5, メ
モリ(MM) 6, 内部バス 4, 及びI/Oバス 3も、例え
ば、二重化され、CPU/回線制御アダプタ等の各モジ
ュールも内部で二重化や, 多数決論理等により高信頼化
されているが、これらの高信頼度構成は、本発明とは直
接は関係ないので、その説明を省略する。
よって、本発明の回線切り換え制御装置の構成と動作を
説明する。図2は、本発明の実施例の簡略化したデータ
処理システムの全体のブロック図である。CPU 5, メ
モリ(MM) 6, 内部バス 4, 及びI/Oバス 3も、例え
ば、二重化され、CPU/回線制御アダプタ等の各モジ
ュールも内部で二重化や, 多数決論理等により高信頼化
されているが、これらの高信頼度構成は、本発明とは直
接は関係ないので、その説明を省略する。
【0017】本実施例においては、例えば、別筺体に搭
載されているI/Oバス 3上に接続された2個の独立し
た回線制御アダプタ 10a,10bの回線対応口が、回線切り
換え部 11 において一個の外部回線 2に切り換え制御さ
れている。
載されているI/Oバス 3上に接続された2個の独立し
た回線制御アダプタ 10a,10bの回線対応口が、回線切り
換え部 11 において一個の外部回線 2に切り換え制御さ
れている。
【0018】前述の図1は、本発明の実施例の回線切り
換え制御装置 1の概念ブロックである。図1に示すよう
に、本実施例では、どちらの回線対応口を外部回線 2に
接続するかという指示を、回線切り換え部 11 に与える
回線切換指示部 101を、各回線制御アダプタ 10a,10b内
に置いたが、図1の点線で示されているように、その回
線切換指示部 101だけが独立したアダプタで、上記各I
/Oバス 3上に搭載されていても構わない。
換え制御装置 1の概念ブロックである。図1に示すよう
に、本実施例では、どちらの回線対応口を外部回線 2に
接続するかという指示を、回線切り換え部 11 に与える
回線切換指示部 101を、各回線制御アダプタ 10a,10b内
に置いたが、図1の点線で示されているように、その回
線切換指示部 101だけが独立したアダプタで、上記各I
/Oバス 3上に搭載されていても構わない。
【0019】回線切換指示部 101からの信号と、切り換
え制御の論理についても、本発明とは独立しているので
説明を省く。簡略化すると、本図のように回線切換指示
部 101からの指示にて、A側/B側のどちらの回線制御
アダプタ 10a/10bを外部回線2と接続するかという信号
が、切り換え制御部 110から出力されることになる。
え制御の論理についても、本発明とは独立しているので
説明を省く。簡略化すると、本図のように回線切換指示
部 101からの指示にて、A側/B側のどちらの回線制御
アダプタ 10a/10bを外部回線2と接続するかという信号
が、切り換え制御部 110から出力されることになる。
【0020】上位CPU 5上を走行するソフトウェア
(通信制御プログラム, 診断プログラム) とは、論理的
に、上記I/Oバス 3を経由してインタフェースをと
り、一般回線データの送受信制御の他に、回線切り換え
指示の変更コマンド/診断スタートコマンド/診断結果
通知等のインタフェースを持つ。
(通信制御プログラム, 診断プログラム) とは、論理的
に、上記I/Oバス 3を経由してインタフェースをと
り、一般回線データの送受信制御の他に、回線切り換え
指示の変更コマンド/診断スタートコマンド/診断結果
通知等のインタフェースを持つ。
【0021】図3は、本発明の核となる回線切り換え部
11 のスイッチの制御の詳細例を示したものである。回
線の信号としては、本図の示すものの他に、多々あり、
又接続手順毎に異なるが、簡略化のため送信データ(SD)
と受信データ(RD)のみを表現している。外部と接続する
側 (例えば、回線制御アダプタ 10a) のSD/RDの信
号が、上記切り換え制御部 110からの制御信号によっ
て、外部回線 2のSD/RDと接続され、そうでない方
(例えば、回線制御アダプタ 10b) のSDとRDがルー
プ接続されるように制御される。これにより、外部と接
続していない側 (回線制御アダプタ 10b) はループテス
トモードの接続となっていることになる。
11 のスイッチの制御の詳細例を示したものである。回
線の信号としては、本図の示すものの他に、多々あり、
又接続手順毎に異なるが、簡略化のため送信データ(SD)
と受信データ(RD)のみを表現している。外部と接続する
側 (例えば、回線制御アダプタ 10a) のSD/RDの信
号が、上記切り換え制御部 110からの制御信号によっ
て、外部回線 2のSD/RDと接続され、そうでない方
(例えば、回線制御アダプタ 10b) のSDとRDがルー
プ接続されるように制御される。これにより、外部と接
続していない側 (回線制御アダプタ 10b) はループテス
トモードの接続となっていることになる。
【0022】まず、電源投入時等に行う初期診断時に
は、動作開始する前に、上位CPU 5上の初期診断プロ
グラムにより、図示のB側の回線制御アダプタ 10b側
を、上記の如きループテストモードとし、該回線制御ア
ダプタ 10bに対して診断指示を発行し、診断結果、例え
ば、該回線制御アダプタ 10bを構成しているプロセッ
サ,メモリ(MM), 回線制御回路 (入出力回路を含む),入
出力バスインタフェーサ等の正常性チエック結果、或い
は、上記図3で示したループスイッチによるループテス
ト{送信データ(SD)を受信側で期待値と比較して一致し
ているか否かの比較結果等をチェック}する。次に、A
側の回線制御アダプタ 10aについても、同様に回線切り
換え部 11 をループテストモードとし診断を行う。
は、動作開始する前に、上位CPU 5上の初期診断プロ
グラムにより、図示のB側の回線制御アダプタ 10b側
を、上記の如きループテストモードとし、該回線制御ア
ダプタ 10bに対して診断指示を発行し、診断結果、例え
ば、該回線制御アダプタ 10bを構成しているプロセッ
サ,メモリ(MM), 回線制御回路 (入出力回路を含む),入
出力バスインタフェーサ等の正常性チエック結果、或い
は、上記図3で示したループスイッチによるループテス
ト{送信データ(SD)を受信側で期待値と比較して一致し
ているか否かの比較結果等をチェック}する。次に、A
側の回線制御アダプタ 10aについても、同様に回線切り
換え部 11 をループテストモードとし診断を行う。
【0023】例えば、A側の回線制御アダプタ 10aが外
部回線と接続して運用している場合、B側の回線制御ア
ダプタ 10bの回線の口はループモードになっている。該
アダプタを制御できるCPU 5上に、運用中でもアダプ
タに対する診断指示を発行できるオンライン診断プログ
ラムを所持し、周期的に該当アダプタに対して診断指示
を発行し、結果をチェックすることで、運用中に待機側
の回線制御アダプタ 10bがエラーになったことを発見す
ることができる。さらに、何らかの異常で待機系に切り
換える時にも、実際に切り換える直前に、本診断を実施
することで、切り換えた後に、待機系のボードが異常で
動作できない等の問題を防ぐことができる。
部回線と接続して運用している場合、B側の回線制御ア
ダプタ 10bの回線の口はループモードになっている。該
アダプタを制御できるCPU 5上に、運用中でもアダプ
タに対する診断指示を発行できるオンライン診断プログ
ラムを所持し、周期的に該当アダプタに対して診断指示
を発行し、結果をチェックすることで、運用中に待機側
の回線制御アダプタ 10bがエラーになったことを発見す
ることができる。さらに、何らかの異常で待機系に切り
換える時にも、実際に切り換える直前に、本診断を実施
することで、切り換えた後に、待機系のボードが異常で
動作できない等の問題を防ぐことができる。
【0024】尚、上記実施例においては、2個の回線制
御アダプタ 10a,10bについて、待機側の回線制御アダプ
タ 10b, 〜を診断する例で説明したが、該一つの共通の
回線2を、複数個の回線制御アダプタ 10b, 〜で共用し
ている場合には、待機系が複数個存在することになるの
で、それらを、順に, 或いは、複数個同時にループテス
トモードにして、診断するようにしても良いことは言う
迄もないことである。
御アダプタ 10a,10bについて、待機側の回線制御アダプ
タ 10b, 〜を診断する例で説明したが、該一つの共通の
回線2を、複数個の回線制御アダプタ 10b, 〜で共用し
ている場合には、待機系が複数個存在することになるの
で、それらを、順に, 或いは、複数個同時にループテス
トモードにして、診断するようにしても良いことは言う
迄もないことである。
【0025】又、該運用系と複数個の待機系の回線制御
アダプタ 10a,10b, 〜からなる回線切り換え制御装置 1
が、上記1/Oバス 3に複数個接続され、複数個の回線
2と回線制御を行っている場合についても、それぞれの
回線切り換え制御装置 1の待機系の回線制御アダプタ 1
0b, 〜について、順次, 或いは、複数個同時に、ループ
テストモードにして、上記診断を行う。
アダプタ 10a,10b, 〜からなる回線切り換え制御装置 1
が、上記1/Oバス 3に複数個接続され、複数個の回線
2と回線制御を行っている場合についても、それぞれの
回線切り換え制御装置 1の待機系の回線制御アダプタ 1
0b, 〜について、順次, 或いは、複数個同時に、ループ
テストモードにして、上記診断を行う。
【0026】又、上記実施例において、上位のCPU 5
は二重化されている例で説明したが、一般に、多重化さ
れていても良いことは言う迄もないことである。このよ
うに、本発明は、例えば、二重化されたデータ処理装置
であって、別筺体, 又は、同一筺体内の入出力バスに接
続された複数の回線制御アダプタから一本の共用回線に
回線切り換え部を経由してアクセスする回線切り換え制
御装置が複数個具備されているシステムにおいて、それ
ぞれの回線制御アダプタ内, 又は、別の切り換え指示ア
ダプタからの指示により、いずれかの回線制御アダプタ
を回線と接続しているとき、他方を回線制御アダプタで
ループテストができるように接続し、装置の電源投入時
に、上位装置で走行する診断プログラムにより、上記複
数の回線制御アダプタを順次, 又は、複数個同時に選択
し、該選択した回線制御アダプタの内部テスト, 及び回
線ループテストを実施する。又、上記内部テスト, 及び
回線ループテストを、一定の周期, 又は、運用系から待
機系に切り換える直前に実施するようにしたところに特
徴がある。
は二重化されている例で説明したが、一般に、多重化さ
れていても良いことは言う迄もないことである。このよ
うに、本発明は、例えば、二重化されたデータ処理装置
であって、別筺体, 又は、同一筺体内の入出力バスに接
続された複数の回線制御アダプタから一本の共用回線に
回線切り換え部を経由してアクセスする回線切り換え制
御装置が複数個具備されているシステムにおいて、それ
ぞれの回線制御アダプタ内, 又は、別の切り換え指示ア
ダプタからの指示により、いずれかの回線制御アダプタ
を回線と接続しているとき、他方を回線制御アダプタで
ループテストができるように接続し、装置の電源投入時
に、上位装置で走行する診断プログラムにより、上記複
数の回線制御アダプタを順次, 又は、複数個同時に選択
し、該選択した回線制御アダプタの内部テスト, 及び回
線ループテストを実施する。又、上記内部テスト, 及び
回線ループテストを、一定の周期, 又は、運用系から待
機系に切り換える直前に実施するようにしたところに特
徴がある。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、待機中の回線制御アダ
プタにおいても定期的に回線の出口までを含めた診断が
可能で、運用系から待機系に切り替わるときの待機側の
ハード動作の保証が可能である。また、電源投入時にお
いても、回線の出口まで含めたハードテストが実施可能
である。
プタにおいても定期的に回線の出口までを含めた診断が
可能で、運用系から待機系に切り替わるときの待機側の
ハード動作の保証が可能である。また、電源投入時にお
いても、回線の出口まで含めたハードテストが実施可能
である。
【図1】本発明の原理構成図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】従来の回線切り換え制御装置を説明する図
1 回線切り換え制御装置 10,10a,10b 回線制御アダプタ, 回線制御アダプ
タA,B 100 回線制御部 101 回線切換
指示部 11 回線切り換え部 110 切り換え
制御部 2 回線 3 I/O バス 4 内部バス 5 中央処理装置(CPU) 6 メモリ(M
M)
タA,B 100 回線制御部 101 回線切換
指示部 11 回線切り換え部 110 切り換え
制御部 2 回線 3 I/O バス 4 内部バス 5 中央処理装置(CPU) 6 メモリ(M
M)
Claims (2)
- 【請求項1】多重化されたデータ処理装置が、バス(3)
を介して接続された複数の回線制御アダプタから共用回
線(2) にアクセスする回線切り換え制御装置(1) におい
て、 回線切換指示部(101) からの指示により、いずれかの回
線制御アダプタを、前記共用回線(2) と接続していると
き、前記共用回線(2) と接続されない回線制御アダプタ
を待機系にして、ループテストができるように接続する
回線切り換え部(11)を設け、 上位装置(5) で走行する診断プログラムにより、該待機
系の回線制御アダプタの内部テスト, 又は回線ループテ
ストを実行することを特徴とする回線切り換え制御装
置。 - 【請求項2】多重化されたデータ処理装置がバス(3) を
介して接続された複数の回線制御アダプタから共用回線
(2) にアクセスする回線切り換え制御装置(1) におい
て、 回線切換指示部(101) からの指示により、いずれかの回
線制御アダプタを、前記共用回線(2) と接続していると
き、前記共用回線(2) に接続されない回線制御アダプタ
を待機系にして、ループテストができるように接続する
回線切り換え部(11)を設け、 前記回線切り換え部(11)が前記共用回線(2) と接続され
た回線制御アダプタを、該待機系の回線制御アダプタと
切り換える直前に、上位装置(5) で走行する診断プログ
ラムにより、該待機系の回線制御アダプタの内部テス
ト, 又は回線ループテストを実行することを特徴とする
回線切り換え制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028675A JPH07240770A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 回線切り換え制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028675A JPH07240770A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 回線切り換え制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240770A true JPH07240770A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12255080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028675A Withdrawn JPH07240770A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 回線切り換え制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07240770A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357033B1 (en) | 1998-03-06 | 2002-03-12 | Nec Corporation | Communication processing control apparatus and information processing system having the same |
US7271299B2 (en) | 2002-06-11 | 2007-09-18 | Basf Aktiengesellschaft | Two-stage method for producing butanediol with intermediated separation of succinic anhydride |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6028675A patent/JPH07240770A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6357033B1 (en) | 1998-03-06 | 2002-03-12 | Nec Corporation | Communication processing control apparatus and information processing system having the same |
US7271299B2 (en) | 2002-06-11 | 2007-09-18 | Basf Aktiengesellschaft | Two-stage method for producing butanediol with intermediated separation of succinic anhydride |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010508 |