JPH04280314A - 信号出力装置 - Google Patents

信号出力装置

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JPH04280314A
JPH04280314A JP4353691A JP4353691A JPH04280314A JP H04280314 A JPH04280314 A JP H04280314A JP 4353691 A JP4353691 A JP 4353691A JP 4353691 A JP4353691 A JP 4353691A JP H04280314 A JPH04280314 A JP H04280314A
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JP4353691A
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Masaaki Ishiguro
正昭 石黒
Katsuhiko Toda
戸田 克彦
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いたプラン
ト制御装置などの監視・制御システムに好適なアナログ
信号またはディジタル信号の信号出力装置に係り、特に
信号出力処理の高度化に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機を用いた監視・制御システムにお
ける従来のアナログ信号出力装置は、例えば8点の電圧
信号のD/A(ディジタル/アナログ)変換等を行うの
みであった。従来、この種のアナログ信号出力装置にお
ける信号出力処理の信頼性を向上させる方式として、外
部の操作器等に出力した信号を並列に再び同一システム
の別のアナログ入力装置を介して読み込み、自ら出力し
た信号値とこれを比較し、ある許容偏差を超えた場合に
異常とする方式が知られていた。
【0003】一方、計算機を用いた監視・制御システム
における従来のディジタル信号出力装置は、例えば64
点のディジタル信号の出力を行うのみであった。従来、
この種のディジタル信号出力装置における信号出力処理
の信頼性を向上させる方式として、主として次の2つが
知られていた。
【0004】第1の方式は、外部の操作器等に出力した
信号を並列に再び同一システムの別のディジタル入力装
置を通して読み込み、自ら出力した値と比較し、一致せ
ぬ場合は異常とするものである。第2の方式は、1つの
信号を異なった3点のディジタル信号出力点より出力し
、外部で多数決、即ち2点以上がオンとなった時にオン
とするようなハ−ドウェア(電磁リレ−により構成する
ことが多い)を設け、1点の出力を取り出すものである
【0005】次に、アナログ信号出力装置内の電源の異
常に関しては、従来は外部よりその出力装置に供給され
る電源の電圧を監視する程度にとどまり、出力装置内部
に設けられた直流電圧変換器あるいは内部回路の短絡等
の異常を検出する機能を保有するものは無かった。これ
は、従来のディジタル信号出力装置についても全く同様
であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、計算機を用いた
監視・制御システムに対する信頼性向上の要求がますま
す高まってきている。このような要求を受けて、計算機
そのものに対しては、これの多重化により対処すること
が多いが、アナログ信号またはディジタル信号の信号出
力装置に対しては、先に従来の技術で示した程度の対応
が一般的であった。  本発明は上記事情に鑑みてなさ
れたものでその目的は、出力装置それ自体に種々の異常
検出機能、並びにその検出結果の通知機能を付与し、装
置の高度化を実現して信頼性の一層の向上が図れる信号
出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、信号出
力処理、例えばアナログ信号出力装置のアナログ信号出
力処理をより確実にするために、外部出力用にD/Aコ
ンバータにより電圧信号(アナログ信号)に変換された
信号を装置内でA/Dコンバータにより再びディジタル
信号に戻して読み込み、(D/Aコンバータによる変換
に供された)もとのディジタル信号の値と読み込んだデ
ィジタル信号の値とをそれぞれ相互比較する構成として
いる。両信号の経路間には、数段の信号処理回路が入る
ので、両信号の値が完全に一致するとは限らないため、
両信号の値の偏差がある範囲内に入っていれば正常とし
、入っていなければ異常とする。この異常検出動作は、
例えばメイン計算機とは別に設けられたロ−カルCPU
(マイクロコンピュータ)の処理によって行われる。
【0008】また本発明は、上記の異常検出動作で異常
が検出された場合には、その旨を通知する異常信号(出
力装置異常信号)を該当する両信号(両ディジタル信号
)とともにメイン計算機に送るとともに、警報信号を発
する構成としている。この警報信号は状態表示手段に供
給され、警報表示が行われる。
【0009】また本発明は、本装置より外部に対して信
号を出力する箇所に用いられるコネクタの脱落の有無を
検出する手段(コネクタ接続監視手段)、並びに装置内
の電源の異常を検出する手段(DC/DCコンバータ出
力異常監視手段)を設け、コネクタあるいは電源の異常
検出時にも、状態表示手段に警報信号が発せられて、警
報表示が行われる構成としている。
【0010】また本発明は、異常検出時の解析を容易と
するために信号出力装置前面にパネルを設けて、複数個
の表示ランプ(例えばLED)を取り付け、状態表示手
段により、異常内容に応じて表示ランプの切り替えを行
うことにより、異常発生装置の識別、更には異常の内容
の判定を行い易くしている。
【0011】更に本発明は、ディジタル信号出力装置の
ディジタル信号出力処理をより確実にするために、外部
出力用に出力バッファから出力された電圧信号(ディジ
タル信号)を装置内で入力バッファを通して読み込み、
(出力バッファによる出力に供された)もとのディジタ
ル信号の値と読み込んだディジタル信号の値とをそれぞ
れ相互比較し、両信号の値の偏差がある範囲内に入って
いれば正常とし、入っていなければ異常とする。その他
の構成については、上記したアナログ信号出力装置の場
合と同様である。
【0012】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を、監視・制御シ
ステムにおけるアナログ信号出力装置に実施した場合を
例に、図1及び図2を参照して説明する。
【0013】図1はアナログ信号出力装置の構成を示す
ブロック図である。図1において、1は監視・制御シス
テムの主たる演算処理を行うための計算機(メイン計算
機)であり、本装置(アナログ信号出力装置)に対し必
要な出力信号を送るとともに、本装置等により送られる
種々の異常発生情報をもとに、例えば計算機が多重化さ
れたシステムにおいては、制御系となる計算機の切替え
処理等を行う。2は標準的な例えば、IEEE796準
拠の計算機バスである。
【0014】3は計算機バス2と本装置上のロ−カルバ
ス5との間をインタ−フェイスするためのレジスタ・バ
ッファ&バス・コントロ−ラである。4はメイン計算機
1より計算機バス2、レジスタ・バッファ&バス・コン
トロ−ラ3、ロ−カルバス5を介して送られてくる出力
すべき信号(ディジタル信号)を受け取り、D/Aコン
バータ6にてアナログ信号7に変換して外部へ出力する
ロ−カルCPU(マイクロコンピュータ)である。ロ−
カルCPU4はまた、出力したアナログ信号7をマルチ
プレクサ8、A/Dコンバータ9を介して再度読み込み
、メイン計算機1から受け取ったもとのディジタル信号
と読み込んだディジタル信号との偏差を比較し、偏差が
所定値外であれば異常信号をレジスタ・バッファ&バス
・コントロ−ラ3を介してメイン計算機1へ伝達すると
ともに、警報信号を異常処理ロジック&状態表示回路1
3へ出力する。
【0015】5は本装置上のCPU回路を構成するため
のロ−カルバスである。6はロ−カルバス5を介して送
られる出力すべき信号をディジタル信号からアナログ信
号に変換するD/A(ディジタル/アナログ)コンバー
タ、7はD/Aコンバータ6の出力信号、即ち外部へ出
力される電圧信号等のアナログ信号(アナログ出力)で
ある。
【0016】8は複数点(本実施例では16点)のアナ
ログ信号7を順次切り替えてA/Dコンバータ9に送る
ためのマルチプレクサ、9はマルチプレクサ8によって
切り替え出力されるアナログ信号(7)をディジタル信
号に変換してロ−カルバス5に出力するためのA/D(
アナログ/ディジタル)コンバータである。
【0017】10は外部から供給される直流電源を受け
て、内部回路で必要な電圧の直流電源を生成するために
設けられたDC/DCコンバータ(直流電圧変換器)で
ある。本実施例おいて、DC/DCコンバータ10は、
外部からの+5Vの電源を受けて、±15Vの電源を生
成する。
【0018】11はDC/DCコンバータ10の出力(
±15V)を監視してその正常/異常を判定するDC/
DCコンバータ出力異常監視部である。この出力異常監
視部11は、DC/DCコンバータ10の出力が基準値
(±15V)に対して所定値以上外れている異常時に、
警報信号を異常処理ロジック&状態表示回路13に出力
する。12はコネクタ(アナログ出力コネクタ)14の
接続状態を監視・判定するためのコネクタ接続監視部で
ある。コネクタ接続監視部12は、コネクタ14が正確
に接続されていることを示すアナログ出力コネクタ挿入
信号が無い場合、警報信号を異常処理ロジック&状態表
示回路13に出力する。
【0019】13は装置内各部からの警報信号を受けて
、装置のフロントパネルへの警報表示(点灯)を行う異
常処理ロジック&状態表示回路である。異常処理ロジッ
ク&状態表示回路13は、異常発生時の解析処理を容易
にするため異常発生の情報を内部保持するようになって
おり、この情報が不要となった場合に、これをクリアす
るための警報リセット信号を受けるようにしている。 14は本装置と外部のアナログ信号送出先とをケーブル
等を介して接続するためのコネクタ(アナログ出力コネ
クタ)である。
【0020】図2は図1のアナログ信号出力装置のフロ
ントパネルの例を示す図である。図2において、21は
警報リセット用の押しボタンスイッチ、22は装置内電
源が正常である場合には点灯し、異常時に消灯する表示
ランプ(通常LEDを使用することが一般的)である。 23は警報発生時に点灯する表示ランプ(出力デ−タ状
態表示ランプ)であり、複数個設け異常の内容に応じて
点灯させるランプを分けることにより早期の異常内容の
把握を可能としている。
【0021】次に、図1のアナログ信号出力装置(第1
実施例)の動作を説明する。まずメイン計算機1は、計
算機バス2、レジスタ・バッファ&バス・コントロ−ラ
3を介して本装置(アナログ信号出力装置)に対し、演
算処理の結果等を示す出力すべきディジタル信号を送る
【0022】ロ−カルCPU4は、メイン計算機1によ
り送られた出力すべき信号をロ−カルバス5を介して受
け取り、D/Aコンバータ6によって電圧信号等のアナ
ログ信号7に変換せしめ、コネクタ14から外部へ出力
させる。同時にロ−カルCPU4は、D/Aコンバータ
6により変換出力されるアナログ信号7をマルチプレク
サ8により順次切り替えてA/Dコンバータ9に送り、
同コンバータ9にてディジタル信号に戻した後、ロ−カ
ルバス5を介して読み込む。
【0023】次にロ−カルCPU4は、メイン計算機1
から送られて受け取ったディジタル信号(即ち、D/A
コンバータ6によってアナログ信号7に変換される前の
もとの信号)の値と、上記読み込んだディジタル信号(
即ち、A/Dコンバータ9によって出力アナログ信号7
から変換されたディジタル信号)の値との偏差を求める
。そしてロ−カルCPU4は、求めた偏差が所定値以上
であるか否かを調べる。
【0024】もし、求めた偏差が所定値以上の異常時に
は、ロ−カルCPU4は出力装置異常を示す出力装置異
常信号を上記両信号とともにレジスタ・バッファ&バス
・コントロ−ラ3、計算機バス2を介してメイン計算機
1に出力する。ここで、出力装置異常信号を割り込み信
号として用い、例えば計算機バス2に通常に設けられて
いる割り込み信号ラインを用いてメイン計算機1に異常
検出の割り込みをかけることも可能である。
【0025】またロ−カルCPU4は、メイン計算機1
への出力装置異常信号の出力と同時に、警報信号をロ−
カルバス5経由で異常処理ロジック&状態表示回路13
へ出力する。異常処理ロジック&状態表示回路13は、
このロ−カルCPU4からの警報信号(の状態)をその
出力元に対応して異常発生情報として内部保持するとと
もに、図2に示すフロントパネルに取り付けられた複数
の表示ランプ23のうち、異常内容に対応したランプを
点灯させる。
【0026】さて、図1のアナログ信号出力装置におい
て、DC/DCコンバータ10は外部電源から供給され
る例えば+5Vの直流電源から、内部で使用する±15
V電源を生成している。DC/DCコンバータ出力異常
監視部11は、このDC/DCコンバータ10の出力を
監視しており、所定値より外れているか否かにより、±
15V電源(DC/DCコンバータ10)の正常/異常
を判定する。そして、異常判定時には、出力異常監視部
11は異常処理ロジック&状態表示回路13にその旨の
警報信号を出力する。異常処理ロジック&状態表示回路
13は、出力異常監視部11からの警報信号(の状態)
をその出力元に対応して異常発生情報として内部保持す
るとともに、図2に示すフロントパネルに取り付けられ
た表示ランプ22を消灯し、装置内電源の異常を通知す
る。
【0027】また、図1のアナログ信号出力装置におい
て、コネクタ接続監視部12は、コネクタ(アナログ出
力コネクタ)14が脱落せずに正常に接続されているか
否かを、コネクタ14からのアナログ出力コネクタ挿入
信号を監視して判定する。もし、アナログ出力コネクタ
挿入信号が検出されない場合には、コネクタ接続監視部
12はコネクタ14が正常に接続されていないものとし
て、異常処理ロジック&状態表示回路13にその旨の警
報信号を出力する。異常処理ロジック&状態表示回路1
3は、コネクタ接続監視部12からの警報信号(の状態
)をその出力元に対応して異常発生情報として内部保持
するとともに、図2に示すフロントパネルに取り付けら
れた複数の表示ランプ23のうち、異常内容に対応した
ランプを点灯させる。
【0028】さて、図2に示すフロントパネルの表示状
態等をもとに異常発生時の解析処理を行い、異常処理ロ
ジック&状態表示回路13に保持されている異常発生情
報が不要となった場合には、操作員はフロントパネル上
の押しボタンスイッチ21をON操作して、警報リセッ
ト信号を発生させる。この警報リセット信号は異常処理
ロジック&状態表示回路13に供給され、これにより同
回路13内に保持されていた異常発生情報はクリアされ
る。
【0029】なお、異常処理ロジック&状態表示回路1
3に警報信号を出力する手段として、外部から供給され
る電源(ここでは+5V)の正常/異常を監視する監視
手段等を更に設けることも可能である。
【0030】次に、本発明の第2実施例を、監視・制御
システムにおけるディジタル信号出力装置に実施した場
合を例に、図3及び図4を参照して説明する。図3はデ
ィジタル信号出力装置の構成を示すブロック図である。 図3において、31はメイン計算機、32はメイン計算
機31のバス(計算機バス)である。33はレジスタ・
バッファ&バス・コントロ−ラ、34はロ−カルCPU
、35はロ−カルバスである。
【0031】上記のメイン計算機31、計算機バス32
、レジスタ・バッファ&バス・コントロ−ラ33、ロ−
カルCPU34、ロ−カルバス35は、それぞれ図1の
メイン計算機1、計算機バス2、レジスタ・バッファ&
バス・コントロ−ラ3、ロ−カルCPU4、ロ−カルバ
ス5に相当する。ここで、ロ−カルCPU34は、メイ
ン計算機31より計算機バス32、レジスタ・バッファ
&バス・コントロ−ラ32、ロ−カルバス35を介して
送られてくる出力すべき信号(ディジタル信号)を受け
取り、出力バッファ36にて安定した電圧信号(ディジ
タル信号)に変換するとともに、この信号を入力バッフ
ァ39を通して再度読み込み、メイン計算機31から受
け取った信号と読み込んだ信号の偏差を比較し、偏差が
所定値外であれば異常信号をレジスタ・バッファ&バス
・コントロ−ラ33を介してメイン計算機31へ伝達す
るとともに、警報信号を異常処理ロジック&状態表示回
路43へ出力するようになっている。
【0032】36はメイン計算機31から送られた出力
すべきディジタル信号を安定した電圧信号(ディジタル
信号)に変換するための出力バッファ、37は出力バッ
ファ36より出力された電圧信号をフォトカプラ&オー
プンコレクタドライバ38と入力バッファ39とへ送る
ための信号伝送回路である。38は信号伝送回路37を
介して送られる電圧信号を外部に対し電気的に絶縁され
たディジタル信号41として出力するためのフォトカプ
ラ&オ−プンコレクタ(トランジスタ)ドライバ、39
は信号伝送回路37を介して送られる電圧信号をロ−カ
ルCPU34にて読み込むための入力バッファである。 なお、外部へのディジタル信号41の出力をオープンコ
レクタ出力とする代わりに、必要に応じてリレー接点出
力等にすることも可能である。
【0033】42はコネクタ44が正確に接続されてい
るか否かを判定するための(図1のコネクタ接続監視部
12と同様の)コネクタ接続監視部、43は装置内各部
からの警報信号を受けて、装置のフロントパネルへの警
報表示(点灯)を行う(図1の異常処理ロジック&状態
表示回路13と同様の)異常処理ロジック&状態表示回
路である。44は本装置と外部のディジタル信号送出先
とをケーブル等を介して接続するためのコネクタ(ディ
ジタル出力コネクタ)である。
【0034】図4は図3のディジタル信号出力装置のフ
ロントパネルの例を示す図である。図4において、51
は警報リセット用の押しボタンスイッチ、52,53は
表示ランプであり、図2の押しボタンスイッチ21、表
示ランプ22,23と同様に用いられる。54は表示ラ
ンプ55の群に対し、どの信号のグル−プを表示するか
を切り替えるために使用するロ−タリ・スイッチ、55
は出力信号の状態を例えば8点のグル−プにて表示する
ための表示ランプ(出力デ−タ状態表示ランプ)である
【0035】次に、図3のディジタル信号出力装置(第
2実施例)の動作を、図1のアナログ信号出力装置との
相違点を中心に説明する。まずメイン計算機31は、計
算機バス32、レジスタ・バッファ&バス・コントロ−
ラ33を介して本装置(ディジタル信号出力装置)に対
し、演算処理の結果等を示す出力すべきディジタル信号
を送る。
【0036】ロ−カルCPU34は、メイン計算機31
により送られた出力すべき信号を受け取り、出力バッフ
ァ36にて安定した電圧信号(ディジタル信号)に変換
せしめて信号伝送回路37からフォトカプラ&オープン
コレクタドライバ38に送り、外部に対し電気的に絶縁
されたディジタル信号41としてコネクタ44から出力
させる。同時にロ−カルCPU4は、出力バッファ36
により変換されて信号伝送回路37により送られた安定
した電圧信号を、入力バッファ39、ロ−カルバス35
を介して読み込む。
【0037】次にロ−カルCPU34は、メイン計算機
31から送られて受け取ったディジタル信号の値と、上
記読み込んだディジタル信号の値との偏差を求め、その
偏差が所定値以上であるか否かを調べる。もし、求めた
偏差が所定値以上の異常時には、ロ−カルCPU34は
出力装置異常を示す出力装置異常信号を上記両信号とと
もにレジスタ・バッファ&バス・コントロ−ラ33、計
算機バス32を介してメイン計算機31に出力する。同
時にロ−カルCPU34は、警報信号をロ−カルバス3
5経由で異常処理ロジック&状態表示回路43へ出力す
る。なお、コネクタ接続監視部42によりコネクタ44
が正常に接続されていないことが検出された場合の、異
常処理ロジック&状態表示回路43の動作は、図1にお
けるコネクタ接続監視部12による異常検出時の異常処
理ロジック&状態表示回路13の動作と同様であるので
説明を省略する。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、装
置内蔵のD/Aコンバータ(アナログ信号出力装置の場
合)あるいは出力バッファ(ディジタル信号出力装置)
を介して出力される信号を装置内においてA/Dコンバ
ータまたは入力バッファを介して読み込み、もとの信号
と読み込んだ信号との偏差をもとに異常検出を行う異常
検出機能、更には装置内の電源の異常検出機能、出力コ
ネクタの接続不良の検出機能などを設けるとともに、そ
の異常検出結果を警報表示等により通知する機能を設け
るようにしたので、信号出力装置の信号出力処理の高度
化が実現でき、信頼性の一層の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すアナログ信号出力装
置のブロック構成図。
【図2】図1のアナログ信号出力装置のフロントパネル
図。
【図3】本発明の第2実施例を示すディジタル信号出力
装置のブロック構成図。
【図4】図3のディジタル信号出力装置のフロントパネ
ル図。
【符号の説明】
1,31…メイン計算機、2,32…計算機バス、4,
34…ロ−カルCPU、5,35…ロ−カルバス、6…
D/Aコンバータ、8…マルチプレクサ、9…A/Dコ
ンバータ、10…DC/DCコンバータ、11…DC/
DCコンバータ出力異常監視部、12,42…コネクタ
接続監視部、13,43…異常処理ロジック&状態表示
回路、14,44…コネクタ、21,51…押しボタン
スイッチ、22,23,52,53,55…表示ランプ
、54…ロ−タリ・スイッチ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  D/Aコンバ−タを介してアナログ出
    力される信号をA/Dコンバ−タにより装置内でディジ
    タル信号に変換して読み込む経路を設けるとともに、ア
    ナログ出力されたもとのディジタル信号と読み込まれた
    ディジタル信号との偏差を求め所定値以上の場合は出力
    装置異常信号をメイン計算機へ出力し、且つ警報信号を
    出力する処理手段と、少なくとも、上記処理手段からの
    警報信号を入力して警報表示する状態表示手段とを設け
    たことを特徴とするアナログ信号出力装置。
  2. 【請求項2】  上記アナログ出力される信号を外部に
    伝達するためのコネクタの接続状態を監視して、異常接
    続時には警報信号を出力するコネクタ接続監視手段を更
    に設け、上記状態表示手段は、このコネクタ接続監視手
    段からの警報信号を入力して警報表示することを特徴と
    する請求項1記載のアナログ信号出力装置。
  3. 【請求項3】  装置内蔵のDC/DCコンバ−タの出
    力を監視して、所定値より外れた場合には警報信号を出
    力するDC/DCコンバ−タ出力監視手段を更に設け、
    上記状態表示手段は、このDC/DCコンバ−タ出力監
    視手段からの警報信号を入力して警報表示することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のアナログ信号出
    力装置。
  4. 【請求項4】  出力バッファを介して出力されるディ
    ジタル信号を装置内で入力バッファを介して読み込む経
    路を設けるとともに、もとのディジタル信号と読み込ま
    れたディジタル信号との偏差を求め所定値以上の場合は
    出力装置異常信号をメイン計算機へ出力し、且つ警報信
    号を出力する処理手段と、少なくとも、上記処理手段か
    らの警報信号を入力して警報表示する状態表示手段とを
    設けたことを特徴とするディジタル信号出力装置。
  5. 【請求項5】  上記ディジタル出力される信号を外部
    に伝達するためのコネクタの接続状態を監視して、異常
    接続時には警報信号を出力するコネクタ接続監視手段を
    更に設け、上記状態表示手段は、このコネクタ接続監視
    手段からの警報信号を入力して警報表示することを特徴
    とする請求項4記載のディジタル信号出力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057460A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi Ltd エンジンコントロールユニット
JP2017038791A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 Necエンベデッドプロダクツ株式会社 回路基板及び信号解析システム

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