JP2017038791A - 回路基板及び信号解析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機において、回路基板を改造しなくても回路基板内の信号をモニタして、プログラムのデバッグを行うことができる回路基板を提供する。
【解決手段】回路基板は、第1の回路と、第2の回路と、接続端子と、を備える。前記第1の回路は、同一の基板に搭載された第1のCPUの出力と第2のCPUの入力とを接続する。前記第2の回路は、前記第2のCPUの出力と前記第1のCPUの入力とを接続する。前記接続端子は、前記第1の回路及び前記第2の回路の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板及び信号解析システムに関する。
さまざまな装置において、CPU(Central Processing Unit)などの制御回路を用いて制御が行われている。CPUなどの制御回路を用いて制御を行う場合、プログラムによりその制御における処理内容が決定される。そのため、CPUなどの制御回路を用いて制御を行う装置を開発する際には、プログラムの誤りを探して取り除く、一般的に「デバッグ」と呼ばれる作業が行われる。
特許文献1には、関連する技術として、ハンディターミナルにおけるデバッグに関する技術が記載されている。
特開平4−304534号公報
ところで、ぱちんこや回胴式遊技機などの遊技機では、抽選時にユーザに大当たりの期待感を持たせるなどの演出が行われている。遊技機におけるそのような演出は、年々複雑になっており、CPUが行う制御も複雑になっている。そのため、遊技機における演出に遅延が生じないように、演出の制御に複数のCPUを用いて、CPUのそれぞれが処理するデータ量が所定のデータ量を超えないような工夫がなされている場合がある。
そのような制御を行うCPUのそれぞれが別々の回路基板に搭載されている場合には、回路基板同士が接続されるそれぞれの接続部でCPUの各信号をモニタすることでプログラムのデバッグを行うことができる。しかしながら、複数のCPUが同一の回路基板に搭載されている場合には、CPUの各信号をモニタするためには回路基板から信号を取り出す必要がある。そのため、プログラムのデバッグを行う際に、回路基板内の信号をモニタできるように回路基板を改造することが考えられるが、ぱちんこや回胴式遊技機などの遊技機では、一旦検定に合格した基板を改造すると再度検定する必要があるため、検定を受ける状態の回路基板でプログラムのデバッグを行う必要がある。
そのため、遊技機において、回路基板を改造しなくても回路基板内の信号をモニタして、プログラムのデバッグを行うことのできる技術が求められていた。
そこでこの発明は、上記の課題を解決することのできる回路基板及び信号解析システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、同一の基板に搭載された第1のCPUの出力と第2のCPUの入力とを接続する第1の回路と、前記第2のCPUの出力と前記第1のCPUの入力とを接続する第2の回路と、前記第1の回路及び前記第2の回路の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続された接続端子と、を備える回路基板である。
また、本発明は、上述の回路基板と、前記回路基板が備える前記接続端子から取得した信号を解析する信号解析装置と、を備える信号解析システムである。
本発明の回路基板により、遊技機において、回路基板を改造しなくても回路基板内の信号をモニタして、プログラムのデバッグを行うことができる。
本発明の回路基板の最小構成を示す図である。 本発明の第一の実施形態による回路基板の構成を示す図である。 本実施形態による信号解析システムの構成を示す図である。 本実施形態による信号解析システムの設計を説明するための図である。 本発明の第二の実施形態による信号解析システムの構成を示す図である。 本実施形態による信号解析システムの設計を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。
まず、本発明の最小構成の回路基板10について説明する。
本発明の回路基板10は、図1で示すように、少なくとも第1の回路(以下、「第1回路」と記載)100と、第2の回路(以下、「第2回路」と記載)200と、接続端子300と、を備える。
第1回路100は、同一の基板に搭載された第1のCPUの出力と第2のCPUの入力とを接続する。
第2回路200は、第2のCPUの出力と第1のCPUの入力とを接続する。
接続端子300は、第1回路100及び第2回路200の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続される。
<第一の実施形態>
まず、本発明の第一の実施形態による回路基板10の構成について説明する。
本実施形態による回路基板10は、図2に示すように、第1回路100と、第2回路200と、接続端子300と、第1の端子回路401と、第2の端子回路402と、第1のバッファ501と、第2のバッファ502と、第3のバッファ503と、第4のバッファ504と、を備える。
第1回路100は、第1の回路パターン(以下、「第1回路パターン」と記載)101と、第2の回路パターン(以下、「第2回路パターン」と記載)102と、第1の抵抗(以下、「第1抵抗」と記載)103と、を備える。
第1回路パターン101は、第1のバッファ(以下、「第1バッファ」と記載)501を介して第1のCPUの出力に接続される。
第2回路パターン102は、第2のバッファ(以下、「第2バッファ」と記載)502を介して第2のCPUの入力に接続される。
第1抵抗103は、第1回路パターン101と第2回路パターン102とを接続する。
第2回路200は、第3の回路パターン(以下、「第3回路パターン」と記載)201と、第4の回路パターン(以下、「第4回路パターン」と記載)202と、第2の抵抗(以下、「第2抵抗」と記載)203と、を備える。
第3回路パターン201は、第3のバッファ(以下、「第3バッファ」と記載)503を介して第1のCPUの入力に接続される。
第4回路パターン202は、第4のバッファ(以下、「第4バッファ」と記載)504を介して第2のCPUの出力に接続される。
第2抵抗203は、第3回路パターン201と第4回路パターン202とを接続する。
接続端子300は、第1の端子(以下、「第1端子」と記載)301と、第2の端子(以下、「第2端子」と記載)302と、第3の端子(以下、「第3端子」と記載)と、第4の端子(以下、「第4端子」と記載)と、を備える。
第1端子301は、第1回路パターン101に接続される。
第2端子302は、第2回路パターン102に接続される。
第3端子303は、第3回路パターン201に接続される。
第4端子304は、第4回路パターン202に接続される。
図2で示した回路基板10は、接続端子300を基板の端部に備えている。回路基板10は、接続端子300を基板の端部に備えている場合、第1の端子回路(以下、「第1端子回路」と記載)401(401a、401b)と、第2の端子回路(以下、「第2端子回路」と記載)402(402a、402b)と、を備える。
第1端子回路401は、第1回路100から接続端子300まで延びる。具体的には、第1端子回路401aは、第1回路パターン101から第1端子301まで延びる。また、第1端子回路401bは、第2回路パターン102から第2端子302まで延びる。
第2端子回路402は、第2回路200から接続端子300まで延びる。具体的には、第2端子回路402aは、第3回路パターン201から第3端子303まで延びる。また、第2端子回路402bは、第4回路パターン202から第4端子304まで延びる。
このように、回路基板10において、第1回路100と第2回路200の位置は固定である。回路基板10における接続端子300の位置に応じて、第1回路100から接続端子300まで第1端子回路401が延び、第2回路200から接続端子300まで第2端子回路402が延びる。
ただし、回路基板10における接続端子300の位置は、第1回路100及び第2回路200に直接接続される位置であってよい。その場合には、第1端子回路401及び第2端子回路402は、不必要である。
第1バッファ501は、入力が第1のCPUに接続され、出力が第1回路パターン101に接続される。
第2バッファ502は、入力が第2回路パターン102に接続され、出力が第2のCPUに接続される。
第3バッファ503は、出力が第1のCPUに接続され、入力が第3回路パターン201に接続される。
第4バッファ504は、出力が第4回路パターン202に接続され、入力が第2のCPUに接続される。
ただし、図2で示した回路基板10は、第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504のそれぞれを備えるが、第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504のそれぞれは、回路基板10の外部に存在してもよい。
回路基板10は、プログラムのデバッグを行われない場合、すなわち、接続端子300がオープン状態である場合に、第1バッファ501が受信した信号を第1回路100を介して第2バッファ502に伝送する。また、回路基板10は、プログラムのデバッグを行われない場合、第4バッファ504が受信した信号を第2回路200を介して第3バッファ503に伝送する。
次に、本実施形態による回路基板10を備える信号解析システム1の構成について説明する。
本実施形態による信号解析システム1は、図3に示すように、回路基板10と、コンピュータ(信号解析装置)20(20a、20b)と、インターフェース30(30a、30b)と、を備える。なお、図3には、第1のCPU(以下、「第1CPU」と記載)40と、第2のCPU(以下、「第2CPU」と記載)50とが示されている。
コンピュータ20は、コンピュータ20aと、コンピュータ20bと、を備える。コンピュータ20は、接続端子300からインターフェース30を介して取得した信号を解析する。具体的には、コンピュータ20aは、第1CPU40が出力する信号s1を第1端子301から後述する第5のバッファ31を介して取得し、解析する。また、コンピュータ20bは、第2CPU50が出力する信号s2を第4端子304から後述する第8のバッファ34を介して取得し、解析する。
インターフェース30は、第5のバッファ(以下、「第5バッファ」と記載)31と、第6のバッファ(以下、「第6バッファ」と記載)32と、第7のバッファ(以下、「第7バッファ」と記載)33と、第8のバッファ(以下、「第8バッファ」と記載)34と、を備える。インターフェース30は、回路基板10とコンピュータ20とを接続する。具体的には、第5バッファ31は、第1端子301とコンピュータ20aとを接続する。また、第6バッファ32は、第2端子302とコンピュータ20bとを接続する。また、第7バッファ33は、第3端子303とコンピュータ20aとを接続する。また、第8バッファ34は、第4端子304とコンピュータ20bとを接続する。
次に、本実施形態による信号解析システム1における信号の送受信について説明する。
ここでは、信号解析システム1において、第1CPU40が実行する第1のプログラム(以下、「第1プログラム」と記載)と、第2CPU50が実行する第2のプログラム(以下、「第2プログラム」と記載)のそれぞれのデバッグが別々に行われる場合の信号の送受信について説明する。
なお、コンピュータ20aは、第1CPU40が実行する第1プログラムのデバッグに使用する信号s3を第7バッファ33に出力しているものとする。また、コンピュータ20bは、第2CPU50が実行する第2プログラムのデバッグに使用する信号s4を第6バッファ32に出力しているものとする。
また、第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504、第5バッファ31、第6バッファ32、第7バッファ33、第8バッファ34のそれぞれは、入力インピーダンスが無限大、出力インピーダンスがゼロ、出力における電流シンク/ソース能力が無限大の理想的なバッファであるものとする。
コンピュータ20aは、信号s3を第7バッファ33に出力する。
第7バッファ33は、コンピュータ20aから信号s3を入力する。第7バッファ33は、理想バッファであるため、第7バッファ33の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s3を第3端子303に出力する。このとき、第2端子回路402aと第3回路パターン201のそれぞれは、第3端子303と同一ノードであるため、第3端子303と同電位である。
第3バッファ503は、信号s3を入力する。第3バッファ503は、理想バッファであるため、第3バッファ503の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s3を第1CPU40の入力端子in1に出力する。
第1CPU40は、第3バッファ503から信号s3を入力する。第1CPU40は、第1プログラムに基づいて、入力した信号s3に応じた信号s1を出力端子out1から第1バッファ501に出力する。
第1バッファ501は、理想バッファであるため、第1バッファ501の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s1を第1回路パターン101に出力する。このとき、第1端子回路401aと第1端子301のそれぞれは、第1回路パターン101と同一ノードであるため、第1回路パターン101と同電位である。
第5バッファ31は、信号s1を入力する。第5バッファ31は、理想バッファであるため、第5バッファ31の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s1をコンピュータ20aに出力する。
コンピュータ20aは、第5バッファ31から信号s1を入力する。コンピュータ20aは、入力した信号s1が第7バッファ33に出力した信号s3に対応した信号であるか否かに基づいて、第1プログラムのデバッグを行う。具体的には、コンピュータ20aは、入力した信号s1が第7バッファ33に出力した信号s3に対応した信号であると判定した場合、第1プログラムは正しいと判定する。また、コンピュータ20aは、入力した信号s1が第7バッファ33に出力した信号s3に対応した信号でないと判定した場合、第1プログラムが間違っていると判定する。コンピュータ20aは、第1プログラムが間違っていると判定した場合、表示、音、振動などを制御して、ユーザに第1プログラムが間違っていることを報知してよい。
同様に、コンピュータ20bは、信号s4を第6バッファ32に出力する。
第6バッファ32は、コンピュータ20bから信号s4を入力する。第6バッファ32は、理想バッファであるため、第6バッファ32の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s4を第2端子302に出力する。このとき、第1端子回路401bと第2回路パターン102のそれぞれは、第2端子302と同一ノードであるため、第2端子302と同電位である。
第2バッファ502は、信号s4を入力する。第2バッファ502は、理想バッファであるため、第2バッファ502の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s4を第2CPU50の入力端子in2に出力する。
第2CPU50は、第2バッファ502から信号s4を入力する。第2CPU50は、第2プログラムに基づいて、入力した信号s4に応じた信号s2を出力端子out2から第4バッファ504に出力する。
第4バッファ504は、理想バッファであるため、第4バッファ504の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s2を第4回路パターン202に出力する。このとき、第2端子回路402bと第4端子304のそれぞれは、第4回路パターン202と同一ノードであるため、第4回路パターン202と同電位である。
第8バッファ34は、信号s2を入力する。第8バッファ34は、理想バッファであるため、第8バッファ34の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s2をコンピュータ20bに出力する。
コンピュータ20bは、第8バッファ34から信号s2を入力する。コンピュータ20bは、入力した信号s2が第6バッファ32に出力した信号s4に対応した信号であるか否かに基づいて、第1プログラムのデバッグを行う。具体的には、コンピュータ20bは、入力した信号s2が第6バッファ32に出力した信号s4に対応した信号であると判定した場合、第1プログラムは正しいと判定する。また、コンピュータ20bは、入力した信号s2が第6バッファ32に出力した信号s4に対応した信号でないと判定した場合、第2プログラムが間違っていると判定する。コンピュータ20bは、第2プログラムが間違っていると判定した場合、表示、音、振動などを制御して、ユーザに第2プログラムが間違っていることを報知してよい。
なお、第1バッファ501、第2バッファ502、第5バッファ31、第6バッファ32は、理想バッファであるため、第1抵抗103の一端の電位は第1バッファ501の出力により決定され、第1抵抗103の他端の電位は第6バッファ32の出力により決定される。第2バッファ502と第5バッファ31のそれぞれの入力インピーダンスは無限大であるため、第2バッファ502と第5バッファ31のそれぞれの入力には電流が流れない。
したがって、第1バッファ501、第2バッファ502、第5バッファ31、第6バッファ32のそれぞれが理想バッファである場合、その瞬間毎に第1抵抗103の両端の電位差を第1抵抗103の抵抗値で除算して算出される電流が、第1バッファ501の出力から第6バッファ32の出力へ、または、第6バッファ32の出力から第1バッファ501の出力へ流れるのみである。この場合、第1バッファ501が出力する信号s1は、第2回路パターン102に伝送されない。
また同様に、第3バッファ503、第4バッファ504、第7バッファ33、第8バッファ34は、理想バッファであるため、第2抵抗203の一端の電位は第4バッファ504の出力により決定され、第2抵抗203の他端の電位は第7バッファ33の出力により決定される。第3バッファ503と第8バッファ34のそれぞれの入力インピーダンスは無限大であるため、第3バッファ503と第8バッファ34のそれぞれの入力には電流が流れない。
したがって、第3バッファ503、第4バッファ504、第7バッファ33、第8バッファ34のそれぞれが理想バッファである場合、その瞬間毎に第2抵抗203の両端の電位差を第2抵抗203の抵抗値で除算して算出される電流が、第4バッファ504の出力から第7バッファ33の出力へ、または、第7バッファ33の出力から第4バッファ504の出力へ流れるのみである。この場合、第4バッファ504が出力する信号s2は、第3回路パターン201に伝送されない。
なお、本実施形態における第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504、第5バッファ31、第6バッファ32、第7バッファ33、第8バッファ34のそれぞれは、理想的なバッファとして説明したが、実際のバッファは、有限の入力インピーダンス、ゼロではない出力インピーダンス、出力における有限の電流シンク/ソース能力を有する。バッファの出力インピーダンスがゼロでない場合、バッファから負荷に伝達される信号は、バッファの出力インピーダンスと負荷との分圧比によって決まる信号に減衰するが、負帰還の技術やバッファサイズを適切に決定するなど適切な設計を行うことで、バッファの入力インピーダンス、出力インピーダンス、出力における電流シンク/ソース能力などの特性を理想的なバッファに近づけることができ、理想的なバッファとみなすことができる。また、回路基板10における第1抵抗103及び第2抵抗203をバッファの出力インピーダンスに比べて大きくすることで、バッファの有限の出力インピーダンスを第1抵抗103及び第2抵抗203に対して相対的に小さくすることができ、第1バッファ501が出力する信号s1は、第2回路パターン102に伝送されない。また、回路基板10における第1抵抗103及び第2抵抗203をバッファの出力インピーダンスに比べて大きくすることで、バッファの有限の出力インピーダンスを第1抵抗103及び第2抵抗203に対して相対的に小さくすることができ、第4バッファ504が出力する信号s2は、第3回路パターン201に伝送されない。回路基板10及び信号解析システム1のより詳細な設計は、回路シミュレーションや実験などに基づいて、行えばよい。
また、実際の回路基板10及び信号解析システム1の設計では、電源電圧、信号振幅、ロジック回路におけるHighレベル、Lowレベル、ノイズマージンなどに制限がある場合が考えられる。また、実際の回路基板10及び信号解析システム1の設計では、バッファの入力インピーダンスや出力インピーダンスが無視できない、出力における電流シンク/ソース能力が不足気味であるなど、理想的なバッファとみなすことができない場合がある。そのような場合、例えば、図4に示すように、第1回路パターン101、第2回路パターン102、第3回路パターン201、第4回路パターン202のそれぞれの抵抗値を変更することで分圧比を変更し、ロジック回路の動作が適切になるよう調整してもよい。
以上、本発明の第一の実施形態による信号解析システム1について説明した。上述の信号解析システム1において、第1回路100は、同一の基板に搭載された第1CPU40の出力と第2CPU50の入力とを接続する。第2回路200は、第2CPU50の出力と第1CPU40の入力とを接続する。接続端子300は、第1回路100及び第2回路200の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続される。
こうすることで、遊技機において、回路基板を改造しなくても回路基板内の信号をモニタして、プログラムのデバッグを行うことができる。
<第二の実施形態>
本発明の第二の実施形態による回路基板10の構成について説明する。
本実施形態による回路基板10は、図2で示した第一の実施形態による回路基板10と同様に、第1回路100と、第2回路200と、接続端子300と、第1の端子回路401と、第2の端子回路402と、第1のバッファ501と、第2のバッファ502と、第3のバッファ503と、第4のバッファ504と、を備える。
次に、本実施形態による回路基板10を備える信号解析システム1の構成について説明する。
本実施形態による信号解析システム1は、図5に示すように第一の実施形態による信号解析システム1と同様に、回路基板10と、コンピュータ20(20a、20b)と、インターフェース30(30a、30b)と、を備える。
ただし、インターフェース30aが備える第7バッファ33は、第3端子303に接続されていない。また、インターフェース30bが備える第6バッファ32は、第2端子302に接続されていない。
次に、本実施形態による信号解析システム1における信号の送受信について説明する。
ここでは、信号解析システム1において、第1CPU40と第2CPU50とが連動して動作し、第1CPU40が実行する第1プログラムと、第2CPU50が実行する第2のプログラムのデバッグが並行して行われる場合の信号の送受信について説明する。
なお、第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504、第5バッファ31、第6バッファ32、第7バッファ33、第8バッファ34のそれぞれは、入力インピーダンスが無限大、出力インピーダンスがゼロ、出力における電流シンク/ソース能力が無限大の理想的なバッファであるものとする。
また、信号解析システム1の起動時には第1CPU40が出力端子out1から出力する信号s1が決定しているものとする。
第1CPU40は、信号解析システム1の起動時に第1プログラムに基づいて、信号s1を出力端子out1から第1バッファ501に出力する。
第1バッファ501は、理想バッファであるため、第1バッファ501の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s1を第1回路パターン101に出力する。第2バッファ502の入力インピーダンスは無限大であるため、第1抵抗103には電流が流れない。そのため、このとき、第1端子回路401a、第1端子301、第1抵抗103、第2回路パターン102、第1端子回路401b、第2端子302のそれぞれは、第1回路パターン101と同電位である。
第5バッファ31は、信号s1を入力する。第5バッファ31は、理想バッファであるため、第5バッファ31の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s1をコンピュータ20aに出力する。
コンピュータ20aは、第5バッファ31から信号s1を入力する。コンピュータ20aは、入力した信号s1を記録する。コンピュータ20aは、記録した信号s1が適切な信号であるか否かに基づいて、第1プログラムのデバッグを行う。具体的には、コンピュータ20aは、記録した信号s1が予め定まった信号解析システム1の起動時からの所定の信号と一致する場合、第1プログラムは正しいと判定する。また、コンピュータ20aは、記録した信号s1が予め定まった信号解析システム1の起動時からの所定の信号と一致しない場合、第1プログラムが間違っていると判定する。コンピュータ20aは、第1プログラムが間違っていると判定した場合、表示、音、振動などを制御して、ユーザに第1プログラムが間違っていることを報知してよい。
また、第2バッファ502は、信号s1を入力する。第2バッファ502は、理想バッファであるため、第2バッファ502の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s1を第2CPU50の入力端子in2に出力する。
第2CPU50は、第2バッファ502から信号s1を入力する。第2CPU50は、第2プログラムに基づいて、入力した信号s1に応じた処理を行う。または、第2CPU50は、第2プログラムに基づいて、入力した信号s1に応じた信号s2を出力端子out2から第4バッファ504に出力する。
第4バッファ504は、理想バッファであるため、第4バッファ504の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s2を第4回路パターン202に出力する。第3バッファ503の入力インピーダンスは無限大であるため、第2抵抗203には電流が流れない。そのため、このとき、第2端子回路402b、第4端子304、第2抵抗203、第3回路パターン201、第2端子回路402a、第3端子303のそれぞれは、第4回路パターン202と同電位である。
第8バッファ34は、信号s2を入力する。第8バッファ34は、理想バッファであるため、第8バッファ34の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s2をコンピュータ20bに出力する。
コンピュータ20bは、第8バッファ34から信号s2を入力する。コンピュータ20bは、入力した信号s2を記録する。コンピュータ20bは、記録した信号s2が適切な信号であるか否かに基づいて、第2プログラムのデバッグを行う。具体的には、コンピュータ20bは、記録した信号s2が予め定まった信号解析システム1の起動時からの所定の信号と一致する場合、第2プログラムは正しいと判定する。また、コンピュータ20bは、記録した信号s2が予め定まった信号解析システム1の起動時からの所定の信号と一致しない場合、第2プログラムが間違っていると判定する。コンピュータ20bは、第2プログラムが間違っていると判定した場合、表示、音、振動などを制御して、ユーザに第2プログラムが間違っていることを報知してよい。
また、第3バッファ503は、信号s2を入力する。第3バッファ503は、理想バッファであるため、第3バッファ503の負荷がゼロオーム以外の場合には、信号s2を第1CPU40の入力端子in1に出力する。
第1CPU40は、第3バッファ503から信号s2を入力する。第1CPU40は、第1プログラムに基づいて、入力した信号s2に応じた処理を行う。または、第1CPU40は、第1プログラムに基づいて、入力した信号s2に応じた信号s1を出力端子out1から第1バッファ501に出力する。以降、信号解析システム1において起動後と同様の上述の動作が繰り返される。
なお、本実施形態における第1バッファ501、第2バッファ502、第3バッファ503、第4バッファ504、第5バッファ31、第6バッファ32、第7バッファ33、第8バッファ34のそれぞれは、理想的なバッファとして説明したが、実際のバッファは、有限の入力インピーダンス、ゼロではない出力インピーダンス、出力における有限の電流シンク/ソース能力を有する。バッファの出力インピーダンスがゼロでない場合、バッファから負荷に伝達される信号は、バッファの出力インピーダンスと負荷との分圧比によって決まる信号に減衰するが、負帰還の技術やバッファサイズを適切に決定するなど適切な設計を行うことで、バッファの入力インピーダンス、出力インピーダンス、出力における電流シンク/ソース能力などの特性を理想的なバッファに近づけることができる。回路基板10及び信号解析システム1の詳細な設計は、回路シミュレーションや実験などに基づいて、行えばよい。
また、実際の回路基板10及び信号解析システム1の詳細な設計では、電源電圧、信号振幅、ロジック回路におけるHighレベル、Lowレベル、ノイズマージンなどに制限がある場合も考えられる。そのような場合、例えば、図6に示すように、第1回路パターン101、第2回路パターン102、第3回路パターン201、第4回路パターン202のそれぞれの抵抗値を変更することで分圧比を変更し、ロジック回路の動作が適切になるよう調整してもよい。
以上、本発明の第二の実施形態による信号解析システム1について説明した。上述の信号解析システム1において、第1回路100は、同一の基板に搭載された第1CPU40の出力と第2CPU50の入力とを接続する。第2回路200は、第2CPU50の出力と第1CPU40の入力とを接続する。接続端子300は、第1回路100及び第2回路200の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続される。
こうすることで、遊技機において、回路基板を改造しなくても回路基板内の信号をモニタして、プログラムのデバッグを行うことができる。
なお、本発明の実施形態における記憶部は、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていてもよい。また、記憶部やメモリは、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していてもよい。
なお、本発明の実施形態における処理は、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わってもよいし、並行に行われてもよい。
なお本発明の実施形態について説明したが、上述の信号解析システム1は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記憶部に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記憶部とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができるものである。
10・・・回路基板
20、20a、20b・・・コンピュータ
30、30a、30b・・・インターフェース
31・・・第5のバッファ
32・・・第6のバッファ
33・・・第7のバッファ
34・・・第8のバッファ
40・・・第1のCPU
50・・・第2のCPU
100・・・第1の回路
101・・・第1の回路パターン
102・・・第2の回路パターン
103・・・第1の抵抗
200・・・第2の回路
201・・・第3の回路パターン
202・・・第4の回路パターン
203・・・第2の抵抗
300・・・接続端子
301・・・第1の端子
302・・・第2の端子
303・・・第3の端子
304・・・第4の端子
401、401a、401b・・・第1の端子回路
402、402a、402b・・・第2の端子回路
501・・・第1のバッファ
502・・・第2のバッファ
503・・・第3のバッファ
504・・・第4のバッファ

Claims (5)

  1. 同一の基板に搭載された第1のCPUの出力と第2のCPUの入力とを接続する第1の回路と、
    前記第2のCPUの出力と前記第1のCPUの入力とを接続する第2の回路と、
    前記第1の回路及び前記第2の回路の途中にそれぞれ抵抗回路を介して接続された接続端子と、
    を備える回路基板。
  2. 前記第1の回路は、
    前記第1のCPUの出力に接続される第1の回路パターンと、
    前記第2のCPUの入力に接続される第2の回路パターンと、
    前記第1の回路パターンと前記第2の回路パターンとを接続する第1の抵抗と、
    を備え、
    前記第2の回路は、
    前記第1のCPUの入力に接続される第3の回路パターンと、
    前記第2のCPUの出力に接続される第4の回路パターンと、
    前記第3の回路パターンと前記第4の回路パターンとを接続する第2の抵抗と、
    を備え、
    前記接続端子は、
    前記第1の回路パターンに接続された第1の端子と、
    前記第2の回路パターンに接続された第2の端子と、
    前記第3の回路パターンに接続された第3の端子と、
    前記第4の回路パターンに接続された第4の端子と、
    を備える、請求項1に記載の回路基板。
  3. 前記第1の回路パターンと前記第1のCPUの出力の間に第1のバッファを備え、
    前記第2の回路パターンと前記第2のCPUの入力の間に第2のバッファを備え、
    前記第3の回路パターンと前記第1のCPUの入力の間に第3のバッファを備え、
    前記第4の回路パターンと前記第2のCPUの出力の間に第4のバッファを備える、
    請求項2に記載の回路基板。
  4. 前記接続端子が前記基板の端部に備えられている場合、
    前記第1の回路から前記接続端子まで延びる第1の端子回路と、
    前記第2の回路から前記接続端子まで延びる第2の端子回路と、
    を備える請求項1から請求項3の何れか一項に記載の回路基板。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の回路基板と、
    前記回路基板が備える前記接続端子から取得した信号を解析する信号解析装置と、
    を備える信号解析システム。
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