JPH06197153A - 回線切り換え装置 - Google Patents

回線切り換え装置

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JPH06197153A
JPH06197153A JP4358360A JP35836092A JPH06197153A JP H06197153 A JPH06197153 A JP H06197153A JP 4358360 A JP4358360 A JP 4358360A JP 35836092 A JP35836092 A JP 35836092A JP H06197153 A JPH06197153 A JP H06197153A
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line
control device
communication control
communication
switching
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JP4358360A
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English (en)
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Kazuyoshi Suzuki
一義 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線切り換え装置自身に障害検出機能を持た
せることによって汎用性のある構成にすると共に、通信
制御装置を接続したままで通信制御装置の動作試験等を
行なうことを可能にする。 【構成】 例えば運用系通信制御装置13が通信回線1
に接続されている場合、その送信データ線13−1と送
信制御線13−3の信号を回線切り換え装置20が監視
する。即ち、運用系通信制御装置13自体には障害検出
用の信号を出力する機能を持たせず、通信回線から得ら
れる信号を監視することによって障害を検出する。切り
換え制御部21は障害を検出すると、リレー22を動作
させ、接続の切換えを行なう。これにより、回線切り換
え装置20はシステム制御装置の介在なしに通信制御装
置の障害を直接検出して、接続の切換えを行なうことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化された通信制御
装置のうち1つの通信制御装置を通信回線に接続すると
共に、その障害を検出し接続の切り換えを行なう機能を
持つ回線切り換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信回線を利用して通信処理を行なう場
合、一般に通信制御装置が使用される。この通信制御装
置が障害を発生すると、通信が不能になる。そこで、通
信制御装置を多重化し、通信の信頼性を確保するように
している。この場合には、多重化された通信制御装置の
いずれかを通信回線に接続し、障害が発生した場合に、
その接続を切り換える回線切り換え装置が使用される。
【0003】図2に従来の回線切り換え装置ブロック図
を示す。通信回線1は、図に示すように送信データ線1
−1、受信データ線1−2、送信制御線1−3及び受信
制御線1−4から構成されている。この通信回線1に
は、回線切り換え装置2を介して2台の通信制御装置、
即ち運用系通信制御装置3と予備系通信制御装置4とが
接続されている。また、運用系通信制御装置3の監視線
6と予備系通信制御装置4の監視線7とは、いずれもシ
ステム制御装置5に接続されている。このシステム制御
装置5は、システムの動作を監視し制御するための装置
で、2本の監視線6、7から入力する信号によって、運
用系通信制御装置3と予備系通信制御装置4の状態を監
視し、例えば運用系通信制御装置3に障害が発生した場
合、これを検出して、回線切り換え装置2を切り換え制
御線8を通じて制御する構成となっている。
【0004】回線切り換え装置2には、システム制御装
置5に対し切り換え制御線8を介して接続された駆動部
11と、リレー12とが設けられている。駆動部11は
リレー12を制御するための回路である。即ち、システ
ム制御装置5から切り換え制御線8を通じて切り換え制
御のための信号が入力すると、リレー12に設けられた
4個のスイッチ12−1〜12−4を切り換えるように
制御を行なう構成となっている。これらの4個のスイッ
チ12−1〜12−4は、いずれもc端子を通信回線1
に接続し、a端子を運用系通信制御装置3に接続し、b
端子を予備系通信制御装置4に接続している。上記スイ
ッチ12−1〜12−4は、通信回線1をいずれか一方
の通信制御装置に接続し、その通信制御装置に障害が発
生した場合、他方の通信制御装置に接続を切り換える構
成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のシステムにおいては、例えば運用系通信制御装
置3が通信回線1に接続され、何らかの障害が発生した
場合、運用系通信制御装置3から監視線6を通じて障害
発生の旨の信号がシステム制御装置5に入力する。シス
テム制御装置5は、その信号を受信して、運用系通信制
御装置3の障害を認識し、切り換え制御線8を通じて回
線切り換え装置2に接続の切換えを指示する。回線切り
換え装置2のリレー12は、駆動部11の制御によって
4個のスイッチ12−1〜12−4の接続を予備系通信
制御装置4の側に切り換える。
【0006】こうして予備系通信制御装置4が動作を開
始するが、運用系通信制御装置3は、その後障害発生原
因の診断等が行なわれ、必要に応じて修理や交換が実施
される。なお、このような修理作業の際には、運用系通
信制御装置3は回線切り換え装置2から切り離され、修
理作業等が終了した後は、運用系通信制御装置3の送信
データ線と受信データ線を直接接続するためのループコ
ネクタを使用し、運用系通信制御装置3の動作試験を行
なう。こうして正常な動作が確認されるとループコネク
タが取り外され、運用系通信制御装置3を回線切り換え
装置2に接続する。その後、システム制御装置5に対し
監視線6を通じて運用系通信制御装置3の復旧を通知す
ると、回線切り換え装置2のリレー12を動作させ、運
用系通信制御装置3に通信回線1が再び接続される。
【0007】しかしながら、上記のような従来のシステ
ムでは、次のような解決すべき課題が生じていた。ま
ず、図2に示したシステムを構成する回線切り換え装置
2や、運用系通信制御装置3、予備系通信制御装置4及
びシステム制御装置5は、いずれも互いに相互に接続さ
れる相手方の装置を意識して設計されなければならな
い。例えば、運用系通信制御装置3はシステム制御装置
5に対し必要な障害発生の通知を行なうための監視線6
等を備える必要があり、またシステム制御装置5は何台
かの通信制御装置から監視線を通じて障害発生情報を受
け取り、これを回線切り換え装置2に通知するための回
路構成を必要とする。また、回線切り換え装置2は、シ
ステム制御装置5から切り換え制御線8を通じて切り換
え制御のための信号を受け入れる回路を設ける必要があ
る。従って、例えばシステム制御装置5に対し監視線6
を通じて障害発生を通知する構成の通信制御装置でなけ
れば、このようなシステムに組み入れることはできな
い。こうしたことから、各装置に汎用性が無いという問
題があった。
【0008】また、障害発生の検出には、まず運用系通
信制御装置3が障害を発生し、更にシステム制御装置5
がその通知を受けて障害発生を認識し、これを回線切り
換え装置2に通知することが条件となる。従って、これ
らの装置やその障害を通知するための信号線のいずれか
1つにでも別の障害が発生すれば、回線切り換え装置2
は切り換え動作をしない。従って、回線切り換え装置2
の切り換え制御のための回路に高い信頼性が要求される
という問題があった。
【0009】また、障害が発生した通信制御装置につい
ては、先に説明した通り、回線切り換え装置2に接続す
る前に、送信データ線と受信データ線との間を直接接続
するループコネクタを使用して動作テストを行なうこと
になる。しかしながら、このようなテストのためにルー
プコネクタを用意したり、またループコネクタの着脱や
回線切り換え装置2に対する着脱作業等、障害復旧のた
めの作業が煩雑になるという問題があった。しかも、単
独での動作試験は、このようにループコネクタを接続す
る必要があるため、例えば定期的な検査を行なおうとす
るような場合にも、一旦通信制御装置を回線切り換え装
置から切り離し、ループコネクタを接続するといった煩
雑な作業を伴うという問題があった。
【0010】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、回線切り換え装置自身に障害検出機能を持たせるこ
とによって汎用性のある構成にすると共に、通信制御装
置を接続したままで通信制御装置の動作試験等を行なう
ことを可能にした回線切り換え装置を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、通
信回線を介して行なわれる通信の制御をする運用系の通
信制御装置と、この運用系の通信制御装置に障害が発生
したとき前記通信の制御を代行する予備系の通信制御装
置とに接続され、前記運用系の通信制御装置と予備系の
通信制御装置の何れか一方を、前記通信回線に接続する
ように切り換え制御を行なうものであって、前記通信制
御装置側の通信回線から得られる信号を監視して、障害
の発生を検出したとき、前記通信回線の接続を切り換え
る切り換え制御部を有することを特徴とする回線切り換
え装置に関する。
【0012】本発明の第2発明は、通信回線を介して行
なわれる通信の制御をする運用系の通信制御装置と、こ
の運用系の通信制御装置に障害が発生したとき前記通信
の制御を代行する予備系の通信制御装置とに接続され、
前記運用系の通信制御装置と予備系の通信制御装置の何
れか一方を、前記通信回線に接続するように切り換え制
御を行なうものであって、障害の発生した通信制御部の
送信線と受信線とを相互に接続する折り返し接続手段を
有することを特徴とする回線切り換え装置に関する。
【0013】
【作用】この回線切り換え装置は、例えば運用系通信制
御装置が通信回線に接続されている場合、その送信デー
タ線と送信制御線の信号を監視する。即ち、運用系通信
制御装置自体には障害検出用の信号を出力する機能を持
たせず、通信回線から得られる信号を監視することによ
って障害を検出する。切り換え制御部は障害を検出する
と、リレーを動作させ、接続の切換えを行なう。これに
より、回線切り換え装置はシステム制御装置の介在なし
に通信制御装置の障害を直接検出して、接続の切換えを
行なうことができる。また、回線切り換え装置の内部
に、従来のループコネクタの機能を有する折り返し接続
手段を設ける。この折り返し接続手段は、例えば運用系
通信制御装置が通信回線に接続されている場合、予備系
通信制御装置の送信データ線と受信データ線とを直接接
続する。即ち、動作していない通信制御装置の送信デー
タ線と受信データ線とが、常に相互に接続される。従っ
て、動作していない通信制御装置は、いつでも自己の動
作診断を実行できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の第1発明の装置実施例を示す
ブロック図である。図の回線切り換え装置20は、運用
系通信制御装置13と予備系通信制御装置14とに接続
され、そのいずれか一方を通信回線1に接続する構成と
されている。この回線切り換え装置20には、切り換え
制御部21と、駆動部23及びリレー22とが設けられ
ている。リレー22には、4個のスイッチ22−1〜2
2−4が設けられている。各スイッチのc端子は通信回
線1に接続され、a端子は運用系通信制御装置13に接
続され、b端子は予備系通信制御装置14に接続されて
いる。
【0015】図のような接続状態では、運用系通信制御
装置13の送信データ線13−1と、受信データ線13
−2と、送信制御線13−3と、受信制御線13−4
は、それぞれ通信回線1の送信データ線1−1と、受信
データ線1−2と、送信制御線1−3と、受信制御線1
−4に接続されている。切り換え制御部21は、運用系
通信制御装置13の送信データ線13−1と、送信制御
線13−3に接続され、運用系通信制御装置13の動作
を監視する構成となっている。
【0016】図3に、切り換え制御部具体例結線図を示
す。図1に示した回線切り換え装置20の切り換え制御
部21は、具体的にはこの図のような回路構成とされ
る。即ち、送信データ線13−1を入力端子に受け入れ
るエクスクルーシブオア回路41には、そのもう一方の
端子に送信データ線13−1の出力を一定時間遅延する
遅延回路42が接続されている。また、エクスクルーシ
ブオア回路41の出力はノアゲート43の一方の端子に
入力し、このノアゲート43の他方の端子には送信制御
線13−3が接続されている。
【0017】また、ノアゲート43の出力はカウンタ
(CNT)44のイネーブル端子に入力されている。即
ち、このノアゲート43の出力がハイレベルになった場
合に、カウンタ44が動作する構成となっている。クロ
ック発生器(CLK)45は、このカウンタ44及びJ
Kフリップフロップ(F/F)46に対し、基準クロッ
ク信号を供給するために設けられている。カウンタ44
のキャリー出力は、JKフリップフロップ46のJ端子
に入力する。このJKフリップフロップ46のK端子に
はスイッチ47が接続されている。JKフリップフロッ
プ46の出力はオアゲート48の一方の端子に入力し、
このオアゲート48の出力が切り換え制御部21の出力
端子51、52に接続される構成となっている。なお、
オアゲート48のもう一方の端子には制御端子53が接
続されている。
【0018】図4に、切り換え制御部動作タイミングチ
ャートを示す。図3に示した切り換え制御部は、この図
に示すようなタイミングで動作する。即ち、図4(a)
に示すように、クロック発生器45は基準クロック信号
を所定の周期で発生している。ここで、送信データ線1
3−1と送信制御線13−3からは、図4(b)あるい
は(c)に示す信号が入力する。即ち、時刻t1に送信
制御線13−3の信号がロウレベルになり、この時点以
後送信データ線13−1の送信データが有効になる。こ
の信号は、直接エクスクルーシブオア回路41に入力す
る他、遅延回路(DLY)42によって一定時間遅延さ
れて、エクスクルーシブオア回路41のもう一方の端子
に入力する。この遅延出力は、図4(d)に示すような
ものである。この例では、遅延時間を基準クロック信号
の周期の2分の1程度に設定している。
【0019】エクスクルーシブオア回路41は、入力信
号が共にロウレベルあるいは共にハイレベルになった場
合に、その出力をロウレベルにする。図に示すように、
もとの信号と一定時間遅延された信号が共にエクスクル
ーシブオア回路41に入力すると、エクスクルーシブオ
ア回路41の出力は、周期的にハイレベルとロウレベル
の値を繰り返す。しかしながら、送信データが通信制御
装置の障害等のために時刻t2にハイレベルになったま
まその変化を停止させると、エクスクルーシブオア回路
の出力は、図4(e)に示すように時刻t3以後ロウレ
ベルになったまま変化を停止する。そして、これによっ
てノアゲート43の出力は、図4(f)に示すように時
刻t3以降ハイレベルになる。
【0020】こうして、カウンタ44がクロック発生器
45の出力するクロックのカウントを開始する。カウン
タ44には、正常動作中にエクスクルーシブオア回路4
1の出力がロウレベルを継続させる時間以上の時間が設
定されている。例えば、送信データが5秒間程度停止す
るのは、通常の通信の区切りにおいて起こり得るとした
場合には、カウンタ44の最大カウント値を10秒間程
度の値に設定しておく。こうすれば、異常が発生した場
合に、カウンタ44が最大カウント値となり、図4
(g)に示すように時刻t4において、カウンタ44か
らキャリーが出力され、そのレベルが1クロックの間ハ
イレベルになる。これによって、JKフリップフロップ
46は、時刻t5からその出力をハイレベルに反転する
(図4(h))。こうして、図4(i)に示すように、
オアゲート48に接続された出力端子51あるいは52
からハイレベルの出力信号が取り出される。この信号が
ハイレベルになると、図1に示す駆動部23が動作し、
リレー22のスイッチを切り換える。
【0021】その後、運用系通信制御装置13を修理し
復旧した場合には、図4(j)に示すように、スイッチ
47を動作させてJKフリップフロップ46のK端子入
力をロウレベルにする。これによって、JKフリップフ
ロップ46の出力信号は、図4(h)に示すように、時
刻t7においてロウレベルになる。従って、図4(i)
に示すように、オアゲート48の出力もロウレベルにな
って、図1に示す切り換え制御部21の出力端子51が
ロウレベルになる。駆動部23は、これを受けてリレー
22を動作させ、運用系通信制御装置13を通信回線1
に対して接続するようにスイッチを切り換える。
【0022】以上のような動作によって、図4(k)に
示すように、図1に示すシステムの動作モードは、時刻
t5まで運用系通信制御装置13が動作し、時刻t5か
ら時刻t7まで予備系通信制御装置14が動作し、時刻
t7以降は、再び運用系通信制御装置13が動作するよ
うにモードが順次切り換えられる。なお、図3に示すよ
うに、制御端子53はオアゲート48のもう一方の入力
端子に接続されている。従って、この制御端子53の入
力信号をハイレベルに切り換えれば、出力端子51や5
2もハイレベルに切り換わる。これによって、外部装置
からも回線切り換え装置20のリレー22を切り換え制
御することができる。
【0023】図5に、本発明の第2発明の装置実施例ブ
ロック図を示す。この回線切り換え装置30は、図1に
示した実施例と同様に運用系通信制御装置13と予備系
通信制御装置14に接続され、これらのいずれか一方を
通信回線1に接続する構成となっている。また、切り換
え制御部21、駆動部23の構成は、図1に示した実施
例と変わるところはない。ここで、この実施例のリレー
32には、図1に示したものと同様の切り換えスイッチ
32−1、32−2、32−3及び32−4に加えて、
更に4個のスイッチ33−1、33−2、33−3、3
3−4から成る折り返し接続手段33が設けられてい
る。
【0024】例えば、図の状態では、運用系通信制御装
置13の送信データ線13−1、受信データ線13−
2、通信制御線13−3、受信制御線13−4は、それ
ぞれ通信回線1の送信データ線1−1、受信データ線1
−2、送信制御線1−3及び受信制御線1−4に接続さ
れている。一方、予備系通信制御装置14の送信データ
線14−1と受信データ線14−2とは、スイッチ33
−1とスイッチ33−2を介してそれぞれ相互に直接接
続されている。また、送信制御線14−3と受信制御線
14−4とは、スイッチ33−3とスイッチ33−4を
通じてそれぞれ相互に直接接続されている。即ち、この
回線切り換え装置30によれば、運用系通信制御装置1
3が動作している間、予備系通信制御装置14は回線切
り換え装置30に接続された状態で、従来のループコネ
クタに接続されたと同様の状態に置かれる。従って、こ
の状態では、予備系通信制御装置14は任意のタイミン
グで自ら送信制御信号や送信データを送り、その信号を
受信して動作確認を行なうことができる。
【0025】図6に、第2発明の装置の動作説明図を示
す。図に示すように、運用系通信制御装置13が通信回
線1に接続されているときは、予備系通信制御装置14
は折り返し接続手段33によってループコネクタを接続
された状態とされている。逆の場合、即ち予備系通信制
御装置14が動作し、運用系通信制御装置13が動作を
停止している場合には立場が反対になる。従って、例え
ば運用系通信制御装置13に障害が発生し、予備系通信
制御装置14が動作しているとき、運用系通信制御装置
13の修理が完了すれば、運用系通信制御装置13を直
ちに本発明の回線切り換え装置30に接続し、その状態
で折り返し接続手段33を用いた動作テストを実行する
ことができる。そして、動作テスト終了後、直ちに先に
説明した要領で運用系通信制御装置13の側に接続を切
り換え、運用系通信制御装置13の動作を再開させるこ
とが可能となる。
【0026】図7に、本発明の装置の応用例ブロック図
を示す。図に示すように、本発明の回線切り換え装置
は、例えば従来システムで使用したような構成の通信制
御装置3、4等と組み合わせて使用することもできる。
即ち、図に示すように、本発明の回線切り換え装置20
には、従来と同様の構成の運用系通信制御装置3及び予
備系通信制御装置4が接続されている。そして、運用系
通信制御装置3と予備系通信制御装置4には、監視線
6、7を介してシステム制御装置15が接続されてい
る。これらの通信制御装置3、4は、従来どおり、自己
の検出した障害について、システム制御装置15に出力
するような構成とされている。
【0027】このような構成のシステムでは、回線切り
換え装置20は、先に説明した要領で運用系通信制御装
置3や予備系通信制御装置4の動作を直接監視し、必要
に応じて通信回線1との接続の切換えを自動的に行な
う。一方、システム制御装置15は、運用系通信制御装
置3や予備系通信制御装置4を含むシステムを監視し、
何らかの障害発生を検出した場合には、回線切り換え装
置20を制御し、通信回線の切換えを行なう。この場合
に、既に回線切り換え装置20が切り換え動作を完了し
ている場合に、システム制御装置15が無用な切り換え
制御を行なわないようにするため、回線切り換え装置2
0から動作切換えを通知するための出力がシステム制御
装置15に送られる。これには、図1に示した出力端子
52が利用される。逆に、回線切り換え装置20をシス
テム制御装置15が制御するために、図1に示した制御
端子53が利用される。このような構成により、本発明
の装置は、従来システムをより高い信頼性で動作させる
ために利用することもできる。
【0028】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記実施例に示した回線切り換え装置中のスイッチの構成
や、駆動部あるいは切り換え制御部の回路構成等は、同
様の機能を持つ各種の回路に置き換えて差し支えない。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明の回線切り換え装置
は、回線切り換え装置本体の中に通信制御装置側の通信
回線から得られる信号を監視して障害の発生を検出する
切り換え制御部を設けるようにしたので、通信制御装置
側には外部に障害を通知するための特殊な監視線等を必
要としない。しかも、第1発明によれば、障害発生は通
信回線から直接回線切り換え装置に検出されるため、シ
ステム制御装置等を介して障害発生の通知を受ける場合
に比べて信頼性も向上する。また、通信制御装置やシス
テム制御装置をお互いに接続される装置を意識して設計
する必要がなく、汎用性の高い回線切り換え装置とする
ことができる。従って、低コストで高い信頼性のシステ
ムを構築することができる。
【0030】また、第2発明によれば、回線切り換え装
置の内部に折り返し接続手段を設けるようにしたので、
通信制御装置に回線切り換え装置を接続したままの状態
で通信制御装置の動作試験を実行することができる。従
って、復旧後の試験や運用中の定期的な試験等の際に、
効率よく障害の切り分けや動作確認等を行なうことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1発明の装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来の回線切り換え装置を使用したシステムブ
ロック図である。
【図3】切り換え制御部具体例結線図である。
【図4】切り換え制御部動作タイミングチャートであ
る。
【図5】本発明の第2発明の装置実施例を示すブロック
図である。
【図6】第2発明の装置の動作説明図である。
【図7】本発明の装置の応用例ブロック図である。
【符号の説明】
1 通信回線 13 運用系通信制御装置 14 予備系通信制御装置 20 回線切り換え装置 21 切り換え制御部 22 リレー 23 駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 1/22 4101−5K 12/24 12/26

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して行なわれる通信の制御
    をする運用系の通信制御装置と、 この運用系の通信制御装置に障害が発生したとき前記通
    信の制御を代行する予備系の通信制御装置とに接続さ
    れ、 前記運用系の通信制御装置と予備系の通信制御装置の何
    れか一方を、前記通信回線に接続するように切り換え制
    御を行なうものであって、 前記通信制御装置側の通信回線から得られる信号を監視
    して、障害の発生を検出したとき、前記通信回線の接続
    を切り換える切り換え制御部を有することを特徴とする
    回線切り換え装置。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して行なわれる通信の制御
    をする運用系の通信制御装置と、 この運用系の通信制御装置に障害が発生したとき前記通
    信の制御を代行する予備系の通信制御装置とに接続さ
    れ、 前記運用系の通信制御装置と予備系の通信制御装置の何
    れか一方を、前記通信回線に接続するように切り換え制
    御を行なうものであって、 障害の発生した通信制御部の送信線と受信線とを相互に
    接続する折り返し接続手段を有することを特徴とする回
    線切り換え装置。
JP4358360A 1992-12-25 1992-12-25 回線切り換え装置 Pending JPH06197153A (ja)

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JP4358360A JPH06197153A (ja) 1992-12-25 1992-12-25 回線切り換え装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102142978A (zh) * 2010-08-04 2011-08-03 华为技术有限公司 数据备份传输处理方法、装置及系统

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