JPS6292169A - ディジタル磁気記録再生方式 - Google Patents

ディジタル磁気記録再生方式

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JPS6292169A
JPS6292169A JP23197885A JP23197885A JPS6292169A JP S6292169 A JPS6292169 A JP S6292169A JP 23197885 A JP23197885 A JP 23197885A JP 23197885 A JP23197885 A JP 23197885A JP S6292169 A JPS6292169 A JP S6292169A
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小柳 克文
Tetsuo Iwaki
哲男 岩木
Chiaki Yamawaki
千明 山脇
Taizo Sasada
泰三 笹田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ディジタル磁気記録再生方式に係り、特に変
調方式に直流成分が含むものにおける改良方式に関する
ものである。
〈従来の技術〉 近年、音声等のアナログ信号をディジタル信号に変換し
、さらに所定の変調方式で変調してセルフクロック可能
なディジタル信号を生成し、これを磁気テープ等の磁気
記録媒体に記録しまた再生する方式が開発されている。
この再生系において、従来より第12図に示す回路系が
知られている。
第12図において、1は再生ヘッド、2はACカップリ
ング、3はプリアンプ、4はイコライザ、5はコンパレ
ータ、6はPLL回路、7はディジタル信号処理回路で
ある。なお、上記回路系を複数チャンネル分有し、磁気
記録媒体の複数トラックを同時に再生するものもある。
ところで、変調方式によっては、例えば3PM(Thr
ee F’osition Modulation )
やMNRZI(Modified Non−Retur
n to Zero Inverted)等では、変調
信号に直流成分が存在し、磁気記録・再生の過程におけ
る直流カットの影響を受けて、その再生信号の平均レベ
ルが変動することがある。
今、記録信号が第13図の上段に示す■波形のようであ
ったとする。しかしながら、第12図の回路系では、磁
気記録・再生の過程における直流カットの影響を受けて
、イコライザ4の出力端から得られる再生信号aは、第
13図の中段に示す波形■に示すようになる。これをコ
ンパレータ5に通して所定レベルと比較するのであるが
、コンパレータ出力すは第13図の下段に示す波形■の
ようになり、明らかに記録信号と異なったものになる。
つまり、第12図の回路系において、直流成分の再生が
考慮されなければ、第13図の中段に示す点線波形0で
示すように、再生信号aの平均レベルは変動する。一方
、PLL回路6はコンパレータ5の出力すに基づいて、
再生信号に同期したクロック信号を再生する。このため
、位相比較に必要なゼロクロス点として、第13図の中
段に示す波形の点線上の黒丸が検出されなければならな
い。換言すれば、コンパレータ5に入力される再生信号
aに対し、直流再生による補正を行なうことが必要であ
る。
上記の再生信号の直流再生をディジタル的に行なう方法
として、本発明者等は先に特願昭59−234263号
「ディジタル磁気記録再生方式」を提案している。
本発明者等が先に提案した再生信号の直流再生をディジ
タル的に行なう方法は次のようなものである。
第8図は本発明者等が先に提案した直流再生方式の要部
詳細回路図、また第9図にそのタイミングチャートを示
す。
aは第12図のイコライザ4がら出方された再生信号で
ある。この再生信号aはA/D変換器11に人力され、
ここでクロックφにより与えられる周波数fsHzをも
ってサンプリングし、kビットのディジタルデータに変
換する。なお、サンプリング周波数fsHzは、変調に
用いられるチャンネルビットレートの2倍であるが、必
しも整数比である必要はない。
A/D変換器11のディジタルデータhはにビットのレ
ジスタ12に導ひかれ、次段の回路において、現在のデ
ータhと1サンプリング前のデータiとを比較し、再生
信号aのサンプリング点における極性ならびに位相位置
を検出する。
MSB検出回路13及び排他的論理和(Ex−OR)ゲ
ート14により、極性が検出される。なお、前述でA/
D変換されたデータは、2の補数を用い、再生信号の+
、−の極性を、M S B (Most 51gn1f
icant Bit)の”o” nl”で表わしている
ものとする。MSB検出回路I3では、データh、iの
それぞれMSBが検出され、データh側のMSBに対応
する出力データjにょリ、現在の極性が+、−のいずれ
かであるかを示している。排他的論理和ゲー)14は、
両データh、jのMSBを比較し、両データが同極性で
あるか異極性であるかどうかを判定する。出力データk
が0″ならば同極性、1″ならば異極性であり「ゼロレ
ベル交差点あり」と判定する。
演算回路15は、現在のデータhと前のデータiとを比
較して、極性が異なる場合に用いる位相間隔値(1)を
演算する。すなわち、データhおよびはサンプリング点
のデータ)の演算を行なって、5o−1点からゼロレベ
ル交差点までの位相間隔値(tjを算出する。乗算器1
6は演算回路15により算出した位相間隔値(1)を2
倍するもので、係数発生器17は値°1”を出力する。
これらは、加算器18のそれぞれ−、十端子に加えられ
、演算回路15より求めた位相間隔(1)に基づき、1
−2tの値を算出する。値(1−2t)の意味について
は後述する。
一方、排他的論理和ゲート14の出力データには切換ス
イッチ19を制御し、出力データkが0”(データh、
iが同極性)ならば、係数発生器20に接続して出力線
βに値゛1”を出力する。しかし、出力データkが61
”(データh、iが異極性、すなわちゼロレベル交差点
ありと判断)ならば、加算器18に接続して出力線2に
上述した値(+−2t)を出力する。
さて、再生信号aの現在のデータhとその前のデータi
が同じ極性のとき、例えば第10図のサンプリング点S
n+2〜sn+4間では、D、=Sn+ Dsv、−1
−M−=−−(+)DSVn=DSVn−1・L+Si
gn−K・=(2)ここで、Dn:直流再生出力(直流
再生による補正後の出力) Sn:再生信号サンプリングデータ DSvn:直流再生補正に用いるDSV(Digita
l Sum Value )L : DSVnの減衰係
数 K : DSVnの増分パラメータ M:DSvnの混合比 Sign:データの極性 と表わされ得る。
また、極性が異なる場合、例えば第10図のサンプリン
グ点Sn+I Sn+2間あるいはSn+4・S1+5
間においては、DSvnは次のように表わされる。+1
1式については同じである。
DSVn=DSV、−x・L+sign−K・(+−2
t)=i3)ここで、tは先に説明した位相間隔値で、
tに第3図において、イコライザ4からの再生信号aの
他、サンプリングデータの極性d1後述する「ゼロレベ
ル交差点」を考慮した再生信号の極性eSDSvの値f
1直流再生補正波形gも合わせて示している。第1O図
を参照して、上記式を今少し詳しく説明する。
DSV(Digital Sum Value)は、変
調信号の直流成分を評価するときにしばしば用いられる
値である。これは例えば、波形の高レベルを+1点、低
・−・良1点として、所定時間間隔で合計点をつぎつぎ
に求めたものである。本再生系において、同じ極性が続
く場合、その極性が十であればDSVは増加し、−であ
れば減少し続ける。第篤図において、サンプリング点S
n+2−8n+3では、DSVは増加し、 DSV(S1+a  )=DSV(S1+  2 )+
 I   −−(!ンで表わされる。
極性が前のサンプリング点の極性と異なる場合は、単純
に1を減算または加算するのではなくて、上記した「ゼ
ロレベル交差点」を考慮し、この時点で極性が反転した
ものとしてDSVを求める。
「ゼロレベル交差点」は次のようにして求める。
第101Jにおいて1、例えばサンプリング点Sjl+
1−+5 n+2で極性が反転するが、サンプリング時
間間隔を1としてSn+1とSn+2間の傾き具合によ
り、位相間隔値(1)は で求められる。したがって「ゼロレベル交差点」は、S
n千1点と位相間隔値tで算出することができる。また
、サンプリング点Sn+2のDSVは、DSV(Sn+
z)=DSV(Sn+t)+(−t)+(T t)=D
SV(Syl+t)+I 2t −−−(ffりで表わ
される。
直流再生補正波形gは、上述したようなりSVを利用し
て求めたものである。第12図で説明したように、直流
成分が存在する変調方式の再生において、再生波形は指
数関数的に減衰する。この再生補正波形は、DSvを利
用すれば次のように表わすことができる。例えば第10
図のサンプリング点Sn+2−8n+3では、DSVn
+3.DSVn+2を直流再生補正に用いるDSVとす
ると、DSvn+3=DSvn+2・L十K ・・・・
・・・・・・・曲 (iV)と表わされる。一般的には
前述した(2)式のように、DSvo=DSvn−1・
L+Sign−K・・・・・・・・・(2)となる。
今、(2)式におけるSign・Kを新たにKとおくと
、 DSVn=DSVn 1 ・L+K   −・−−−−
−−(y)次に、 DSVn+a=(DSVn−1+a )  L−−−−
(Vl’なる変数を求める。(Vli式より DSVn =psv、 −1・L + a−L  a 
・==−(VIDであるので、(V)式と(vtD式を
比較して、a ・ L −a =瓜 よって1 「 (Viii)式を(Vl1式に代入すれば、であり、 となる。ここでO<L<1として、DSvnのおおよそ
の形を図示すると第11図のようになる。
すなわち、L、Kを適当に設定することにより、種々の
指数関数を表わすことができる。言い換えれば、(2)
式において、LをDSvnの減衰係数、KをDSVnの
増分パラメータとして、適当なり、にの値により、変調
信号の直流成分に正確に近似して、第10図の最下段に
示すような直流再生補正波形gを得ることができる。
極性が反転する場合は(iii)式の考え方を用いて、
DSVn+2=DSV1+t ・L+(1−2t)−に
−−−(X)一般的には(3)式にあるとおり、 DSVn=DSVn1 ・L+S ign−K・(+−
2t ) −−(3)で表わされる。
(2)式および(3)式で求めた直流再生補正波形gと
、再生信号aとを加算すれば、補正した直流再生出力が
得られる。直流再生補正波形gの加算に対する混合比を
Mとすれば、一般的には(1)式にあるとおり、 D、=Sn+DSVo、、−1・M  ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)で表わされ
得る。第1O図では、加算した後の直流再生出力の波形
を点線(最上段)で示している。
第8図において、乗算器21はDSvnの増分パラメー
タKを掛けるものであり、係数器22は現在のデータh
の極性に従って1”か−1”の値を設定する。すなわち
、MSB検出回路13の出力データjを導入する切換ス
イッチ23によって、”I”の値の係数器24か−1″
の値の係数器25の一方に接続して切換える。現在のデ
ータhの極性が正ならば“1″の値、負ならば“−1”
の値である。そして係数器22を通した出力は、加算器
26の一方の入力に加える。加算器26の他方の入力は
DSVnに減衰係数りを掛けた値である。
加算結果はレジスタ27に入力し保持される。
保持される値は、(2)式または(3)式で表わされる
DSVnであり、1つ前のDSVn−、は乗算器28に
入力され、上述したように減衰係数りを掛けて加算器2
6の一方の入力に加えられる。また、DSvn−1は同
時に乗算器29に入力され、DSvnの混合比係数Mが
掛けられる。加算器30にはこの乗算器29の出力と現
在のデータhが加えられ、(1)式で表わされる直流補
正されたデータnを出力する。
直流補正されたデータnは第12図のPLL回路6に入
力される。この場合、PLL回路6はディジタル処理回
路であり、入力されるにビットのディジタルデータに基
づいて再生クロックを生成する。このとき、直流再生に
よる補正が行なわれており、等測的に第13図の中段波
形の黒丸に同期して生成され、これによって記録再生特
性を飛躍的に向上できる。また、第8図の回路やPLL
回路等はディジタル回路であり、IC化が可能である。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記した本発明者等が提案した方式によれば、サンプリ
ングデータSn−1とSnの極性が違う揚錨にゼロクロ
ス点の位相間隔値を求めるようになしている。しかし、
上記した方式によれば、例えば、データSn−1,Sn
が8ビツトであるとするとROMを必要とし、更にSn
−4Xt’の乗算器が必要となり、直流再生回路の大部
分を占め、ディジタル回路のIC化に際して、その小型
化を困難にしていた。
本発明は、上記の点に鑑みて創案したものであり、本発
明者等が先に提案した方式を実施するに際しての回路を
簡略化し、IC化に更に適した方式を提供すると共に、
実際にテープを用いて録音再生を行なう場合に起こり得
るバースト状態(テープ上のゴミ、汚れ等及びヘッドの
目づまりによる無信号状態)にも対応し得る、記録再生
特性を更に向上せしめた再生系を提供することを目的と
している。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するため、本発明のディジタル磁気記
録再生方式は、磁気テープ等の磁気記録媒体に対し、信
号をディジタル化して記録し再生するものにおいて、サ
ンプリングによりA/D変換した再生信号に基づいて、
各サンプリング点のDSV(Digital Sum 
Value)を求める手段と、このDSVを上記の再生
信号の直流成分に対応して指数関数的に変化させる手段
と、上記のA/D変換した再生信号と、上記の指数関数
的に変化させたDSVを所定割合で加算する手段と、サ
ンプリングデータSnと前のデータSn−1との極性を
判定し制御する手段とを備え、上記のA/D変換した再
生信号をディジタル的に直流再生補正するように構成し
ている。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明を実施した一実施例の回路ブロック構成
図であり、第8図と同一部分は同一符号で示している。
第1図において、11はA/D変換器、121はMSB
の1ビツトを記憶するレジスタ、13はMSB検出器、
14は排他的論理和ゲート、19は切換スイッチ、20
は″1″係数器、201は“0”係数器、21は乗算器
、22は係数器、23は切換スイッチ、24は1”係数
器、25は−1”係数器、26は加算器、27はレジス
タ、28.29は乗算器、30は加算器である。
この第1図に示す回路ブロック構成と、本発明者等が先
に提案した方式を実施した第8図に示す回路構成と異な
る点は、第8図に示したものはサンプリングデータSn
 1とSnの極性が違う場合、及びl−2tの演算を行
ない、正確にゼロクロス点の位相間隔値を求めているの
に対して、本発明の一実施例としての第1図に示したも
のは、この位相間隔値は常にt” TNつまりサンプリ
ング間隔の中間点でゼロクロスするものとして近似し、
+−2t:(t−■)=Oとするようにしたものである
即ち、第1図において、サンプリングデータSnと1つ
前のデータSn−iとの極性が異符号の場合、排他的論
理和ゲー)14がHighとなりこの出力kが切換スイ
ッチ19に入力され、切換スイッチ19は係数器201
の値“01を選択する。切換スイッチ19によって値″
0′を選択したため、係数器21及び22は0となりD
SVの加減算は行゛なわれない。
第2図は再生波形a1と直流再生後の再生信号の関係を
示したものである。
ここで再生波形alの例えばサンプリングデータSnか
らsn+tへはMSBが同符号のため、切換スイッチ1
9は係数器20の値“l”を選択し、またサンプリング
データSnのMSBは負のため、切換スイッチ23では
係数器25の値“−1”が選択される。また、例えばS
n+2からSil+3へはMSBが正のため、切換スイ
ッチ23では係数器24の値”+1 ”が選択され、S
H+1からSn+2及びSn+4からSn+5等の変化
は、MSBが異符号であるため、DSvflは変化しな
い。これらは前述の第8図のブロック構成の動作説明に
おける式fi+及び式(2)にしたがって、第2図の直
流再生補正波形g+となり、第2図上の破線の直流再生
後の再生信号となる。
この補正後の信号を第12図のPLL回路6へ入力した
後、データの誤り率を測定したところ、S、E、R,(
シンボルエラーレート)で第8図に示した回路で〜lX
l0−3に対して、第1図に示した本実施例の回路でも
〜1x t o−3とほぼ同じ値が得られ、実際上直流
再生の能力は同じであることが確認された。
また本実施例においては先に述べたようにSnが8ビツ
トと仮定して、第8図における乗算器15を構成する6
4KX8ピツ)ROM並びに8ビツト乗算器及び乗算器
16.加算器18を必要とせず、また第1図中のレジス
タ121がMSB 1ビツトのみで良く、回路規模が第
8図に示すものに比して著しく小型化することが可能に
なった。
第3図は本発明の他の実施例の回路ブロック構成図であ
り、第1図と同一部分は同一符号で示している。
この第3図に示す回路ブロック構成と、第8図に示した
回路構成と異なる点は、サンプリングデータSn−1と
Snの極性が異なる時の信号処理の違いである。
即ち、第3図に示す回路ブロック構成においてはゼロク
ロス交差点を考慮せず、単にサンプリングデータSnの
MSBのみに注目してSnの極性が負の場合、切換スイ
ッチ23によって係数器25の値@−1″を選択し、正
の場合は、切換スイッチ23によって係数器24の値6
+1″を選択するように構成している。
この第3図に示す回路ブロック構成の動作は前述の第8
図のブロック構成の動作説明における式(1)及び式(
2)に従い、第4図に示すような直流再生補正波形g2
を得て、第4図上の破線の直流再生後の再生信号を得る
。この補正した後の信号について、上記と同様にしてデ
ータの誤り率を測定したところ、S、E、R,(シンボ
ルエラーレート、lシンボルが8ビツトからなるデータ
列を録音再生してシンボル単位での誤り率)は先の実施
例とほぼ同じ値の〜lXl0−3が得られ、実用上問題
がないことが確認された。
また、第3図に示した回路は第1図に示した先の実施例
回路と比較しても更に簡略化され、Sn−1とSnとを
比較する必要がないため、第1図におけるレジスタ12
1及び排他的論理和ゲート14並びにSn−1とSnの
異符号時の選択(選択スイッチ19)が不用となり、更
に回路規模は小さくなりIC化が更に容易となる。
第5図は、本発明の更に他の実施例(第3の実施例)の
構成を示すブロック図であり、第3図に示した回路構成
に更にバースト検出回路を付加して、実際にテープを用
いて録音再生を行なった場合に生ずるパース)(Bur
st)対策を行なうようにしたものである。
バーストはテープ上のゴミ及びキズ、汚れ等並びにヘッ
ドの目づまりなどで一時的に無信号状態になることであ
る。この時微小信号とはいえサンプリングデータSnの
MSBを見ると正か、もしくは負に一定となっている場
合が多い。例えば正になっている場合が第6図の上段に
示す波形の実線のSn+8からSn+22までの状態で
ある。この場合前述した回路構成ではDSVf3は加算
され続は発散してしまう。そしてバースト状態が終わり
Sn+23以降信号が再生されても直流再生補正波形g
3の発散により第6図上の破線の直流再生後の再生信号
のように誤りデータとなり容易に復帰しないことになる
このような動作上の不都合を改良するため、本実施例に
おいては、第5図に示すようにバースト検出手段(30
,31,32,33,34)を付加すると共に、AND
ゲート35によってバースト時にDSvf3を零として
加減算しないように構成している。
第5図は、例えば第3図に示した本発明の一実施例回路
にバースト検出手段(30,31,32,33,34)
を付加して構成したものであり、第3図と同一部分は同
一符号で示している。
第5図において、まずA/DコンバータIIの出する。
この絶対値1Snlの値をある値Vthとコンパレータ
31で比較して1snl<Vthなら“ビを、1snl
≧Vthなら“0”をコンパレータ31は出力する。こ
こでlSnl<Vthであればバーストと見るのではな
く第7図の上段に示す波形の実線で示されるように例え
ば実際のバースト状態Sn+8〜Sn+22の他に信号
によってはSn+7及びSn+25もlSnl<Vth
になり得る。このためある複数個連続してIS、l<V
thが続いて始めてバーストと見なすように構成してい
る。即ち加算器32とその加算結果を記憶するRAM3
3を設け1sn1<Vthなるデータがくればコンパレ
ータ31は1′を出力し、加算器32でRAM33の記
憶内容と加算する。例えばRAM33に“2”というデ
ータが記憶されておれば、加算器32により3″となり
RAM33の中身は“3″という数値に書き替えられる
。この結果連続して1snl<Vthが続けばRAM3
3の中身は順次6+ビずつされていく。
そしてlSnl≧Vthなるデータがくればコンパレー
タ31は“0”を出力してRAM33の中身をリセット
してRAM33の記憶内容を0とする。このように1s
nl<Vthが連続した時のみ加算されていくことにな
る。そしてこのRAM33に記憶された加算結果をコン
パレータ34で比較し、ある数値を越えたとき、バース
トと見なしてコンパレータ34の出力はLowとなる。
またRAM33に記憶されている値がある数値以下の場
合には、コンパレータ34の出力はHighであり、ア
ンドゲート35は開成状態にあり、前述の第3図に示し
た実施例と同様の動作を行なう。
一方、コンパレータ34がバーストと見なしてLowを
出力すると、ANDゲート35は閉じられる。第7図に
示すDSV (での図では3個1Snl<Vthが連続
すればバーストと見なすようになっている。なお、何個
1snl<Vthが連続した時バーストと見なすかは変
調方式によって最適なものを選べばよい。
ANDゲート35は一度閉じられると次に1snl≧V
thなるデータが来るまで開くことはない。この時DS
Vf3は加減算はなくなるため一定となり、前述した式
(2)の減衰係数L(OWL<l)が乗算されるため、
直流再生補正波形g3は発散することはなく、第7図の
g4として示すように徐々に0に近づいていく。そして
Sn+23から信号が回復した時直流再生後の再生信号
も容易に回復することになる。このようにバースト検出
手段及びバースト対策を施すことによりバーストに対し
て強い直流再生回路を実現することができる。
なお、上記第5図に示したバースト対策を施した例は第
3図に示した実施例に適用した場合であるが、これに限
定されるものではなく、第1図に示した実施例あるいは
、本発明者等が先に提案した第8図に示した回路構成の
ものにも適用し得るものであることは言うまでもない。
〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、再生信号に対しディジタ
ル的に直流再生による補正を行なうものであり、再生糸
回路を容易にIC化できるとともに、また等測的に記録
再生特性を向上した有用な再生系回路が提供できる。ま
た、本発明者等が先に提案したものに比較しても、著し
く回路構成を簡略化することが出来、その結果、IC化
が更に容易となる。
更に、バースト対策を施した場合には直流再生特性を更
に向上させることが出来、より有用な再生系回路を提供
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部詳細ブロック回路
図、第2図はその動作原理を説明するための等価波形図
、第3図は本発明の他の実施例を示す要部詳細ブロック
回路図、第4図はその動作原理を説明するための等価波
形図、第5図はバースト対策を施した本発明の更に他の
実施例を示す要部詳細ブロック回路図、第6図はバース
ト対策のない場合の動作を説明するための等価波形図、
第7図は第5図に示した本発明の実施例の動作原理を説
明するための等価波形図、第8図は本発明者等が先に提
案した方式を示す要部詳細回路図、第9図はそのタイミ
ングチャート、第10図及び第11図は原理を説明する
ための等価波形図、第12図は再生系回路の基本構成図
、第13図は従来における第1+図各部の波形図である
。 1・・・再生ヘッド、2・・・ACカップリング、3−
・・プリアンプ、4・・・イコライザ、6・・・PLL
回路、7・・・ディジタル信号処理回路、II−A/D
変換器、12.27・・・レジスタ、13・・・MSB
検出回路、14・・排他的論理和ゲート、2]、28.
29・・乗算器、20,24.25  係数器、26.
30・・・加算器、19.23・・・切換スイッチ、2
0+・・・係数器、30・・・絶対値化回路、31.3
4・・・コンパレータ、32・・・加算器、33・・・
RAM、35・ANDゲート。 代理人 弁理士 福 士 愛 彦(他2名)本査朝の−
−1f!艶例のグaワク回 第117I m 僧のや嵜債」の回帰7−Oyり回 、%3[21 /:lSnl<rth ハ゛′−2%iン血回)付きや1姶りU、第5図 第8c21 Snす;z    5’/F、/J   Sny   
   Snf6 Snf7第10図 R// 図 第i図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープ等の磁気記録媒体に対し、信号をディジ
    タル化して記録し再生するものにおいて、サンプリング
    によりA/D変換した再生信号に基づいて、各サンプリ
    ング点のDSV(DigitalSum Value)
    を求める手段と、 該DSVを上記再生信号の直流成分に対応して指数関数
    的に変化させる手段と、 上記A/D変換した再生信号と、 上記指数関数的に変化させたDSVを所定割合で加算す
    る手段と、 サンプリングデータS_nと前のデータS_n_−_1
    との極性を判定し制御する手段と を備え、 上記A/D変換した再生信号をディジタル的に直流再生
    補正することを特徴とするディジタル磁気記録再生方式
    。 2、前記サンプリングデータS_nと前のデータS_n
    _−_1との極性を判定し制御する手段は、サンプリン
    グデータS_nが前のデータS_n_−_1と極性が異
    なる場合にS_n_−_1とS_nとの間のゼロクロス
    交差点の位相間隔値を求めず、前記DSVの加減算を止
    めて零として処理するように構成してなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のディジタル磁気記録再
    生方式。 3、前記サンプリングデータS_nと前のデータS_n
    _−_1との極性を判定し制御する手段は、サンプリン
    グデータS_nが前のデータS_n_−_1と極性が異
    なる場合にS_n_−_1とS_nとの間のゼロクロス
    交差点の位相間隔値を求めず、S_nの極性のDSVを
    加減算するよう構成してなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のディジタル磁気記録再生方式。 4、前記制御手段は、更に再生信号の無信号状態を検出
    する手段を有し、ある一定期間サンプリングデータの絶
    対値|S_n|がある値V_t_hより連続して小さい
    場合に再生信号の無信号状態と見なしてDSVの加減算
    を止めて零として処理するように構成してなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のディジタル磁気記
    録再生方式。
JP23197885A 1984-11-06 1985-10-16 ディジタル磁気記録再生方式 Expired - Lifetime JPH0619905B2 (ja)

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JP23197885A JPH0619905B2 (ja) 1985-10-16 1985-10-16 ディジタル磁気記録再生方式
EP85114095A EP0180971B1 (en) 1984-11-06 1985-11-05 Wave shaping circuit
US06/795,231 US4812987A (en) 1984-11-06 1985-11-05 Wave shaping circuit
DE8585114095T DE3577248D1 (de) 1984-11-06 1985-11-05 Impulsformerschaltung.
CA000494669A CA1262284A (en) 1984-11-06 1985-11-06 Wave shaping circuit

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