JPH01317274A - デジタル信号再生装置 - Google Patents

デジタル信号再生装置

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JPH01317274A
JPH01317274A JP15041588A JP15041588A JPH01317274A JP H01317274 A JPH01317274 A JP H01317274A JP 15041588 A JP15041588 A JP 15041588A JP 15041588 A JP15041588 A JP 15041588A JP H01317274 A JPH01317274 A JP H01317274A
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JP
Japan
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signal
detection clock
data
sampling
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JP15041588A
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Takaaki Mori
森 高朗
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、デジタル信号再生装置に係り、特にマーク間
記録で記録されたデジタル信号の再生に適したデジタル
信号再生装置に関する。
(従来の技術) 光ディスクなどの記録媒体にデジタルデータを記録する
方法として、第8図(A)に示すように、記録媒体のピ
ットを記録データ(例えば、データ値1)に対応させた
マーク間記録がある。
マーク間記録されたデジタルデータを再生するには、同
図(A)に示したピットを読み出して再主波形を得て、
同図(B)に示すように、この再生波形を微分回路で微
分して微分波形とし、さらに、(+)・(−)両方にス
レッショルド電圧(L+、L2)をもつ電圧比較回路に
より、前記微分波形の(+)から(−)への反転を検出
してビットに対応した再生パルスを発生させていた。
そして、この再生パルスをもとにデータ検出用P L 
1回路で検出クロックを生成し、この検出クロックで前
記再生パルスをラッチして再生データを得ていた。
(発明が解決しようとする課題) このように、従来のデジタル信号再生装置では、アナロ
グ部品で構成される電圧比較回路、PLL回路が必要な
ため、IC化、LSI化しても外付部品が多くなり、装
置の小型化・低価格化が容易でない。また、電圧比較回
路のスレッショルド電圧の調整や、PLL回路の調整等
が必要である。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、記録媒体上のデジ
タルデータからの再生信号を前記デジタルデータのビッ
トレートのM倍(M>1)の周波数でサンプリングし、
このサンプリング値と1周期前のサンプリング値とから
差分信号を生成する差分信号生成回路と、前記差分信号
中の正負を示すサインビットを1〜3サンプリング周期
遅延させ、各サンプリング区間の前記差分信号中に零交
差点が存在するか判別する零交差点判別回路と、前記差
分信号と1周期前の差分信号とから前記差分信号の零交
差点の位置を示す値を演算する零交差点演算回路と、前
記零交差点の存在に応じで、前記零交差点の位置を示す
値から検出クロックの位相値を帰遷補正するデジタルP
LL回路と、前記検出クロックの位相値と1周期前の位
相値から検出クロックの存在判定を行うデータイネーブ
ル出力回路と、前記検出クロックの存在に応じて、前記
検出クロックの位相値、前記零交差点の位置を示す値及
び前記サインビットの値から、各サンプリング区間の差
分出力に零交差点が存在するかの判定結果に基づいてデ
ータ判別を行うデータ出力回路からなるデジタル信号再
生装置を提供するものである。
(実施例) 本発明になるデジタル信号再生装置の一実施例を以下図
面とともに詳細に説明する。   ゛第1図はデジタル
信号再生装置の構成図である。
同図により、デジタル信号再生装置の構成と再生信号か
ら生成される差分信号、サインビット、零交差点の位置
を示す値、検出クロックの位相値。
出力データ、データイネーブル(出力)について順次説
明する。
第1に、記録媒体」二のデジタルデータからの再生信号
を前記デジタルデータのピッI〜レートのM倍(M>1
>の周波数でサンプリングし、このサンプリング値と千
サンプリング周期前のサンプリング値とから差分信号を
生成する差分信号生成回路について説明する。
第1図において、1は記録媒体からの再生信号PSを記
録媒体に記録されたデジタルデータのビットレートのM
倍(M>1)の周波数でサンプリングし、サンプリング
された振幅値をデジタル信号に変換するA/D変換器、
2はA/D変換器1で変換した振幅値A1を1サンプリ
ング周期だけ遅延させる遅延器、3は変換した振幅値A
1から遅延器2の出力である1サンプリング前の振幅値
Aoを引算して差分出力を出力する引算器、4は差分出
力のうち所定の振幅以上のもののみを差分信号D1とし
て出力するように(所定振幅値以下のものを振幅値Oに
する)入出力特性に不感帯をもった変換器である。
ここで、第3図(A)〜(C)を参照して前記A/D変
換器1.遅延器2.引算器3により信号処理される再生
信号と差分出力との関係について詳細に説明する。
同図(A>は記録媒体上に記録されたデータ[0]、[
1]からなるデータ群で、データ[1]が再生信号PS
のピーク点として検出される。同図(B)は記録媒体か
らの再生信号PSとこの再生信号PSをA/D変換器1
でサンプリングし変換した振幅値Δ噌〜A1を示し、同
図(C)は引算器3の差分出力D−1〜D1を示す。遅
延器2゜引算器3による差分信号はD+=A+−Ao。
Do=Ao−A−1の関係になっている。
次に、変換器4により差分出力に不感帯を設ける点を説
明する。第3図(A)及び(C)から明らかなように、
データ[0]が連続する区間(第3図[A]中中点点鎖
線示す区間A)では、記録媒体に記録されたデータが[
1]でないにもかかわらず差分出力(信号)には(+)
→(−)へ極性の変化(第3図[C]中中点点鎖線示す
区間C)が認められる。そこで差分出力(値)がある値
(例えば絶対値2)以下の場合、その時の差分信号をO
として出力することにより、」−記の現象による誤動作
(検出クロックの位相補正誤り、データ判別誤り)を防
止している。なお、第4図は所定振幅値以下の差分出力
(値)Oとする変換器4の入出力特性図である。同図で
は、例えば入力が±2以内のものはOに変換して出力し
ている。
また、差分出力値が2の補数表現による4ビツトで表わ
されている時では、入力が(0001) 、  (00
10) 、  (1111)及び(1110)の場合、
出力は(0000)とされる。この変換器4はROM、
あるいは簡単な論理回路で構成されている。
第2に、前記差分信号中の正負を示すサインビットを1
〜3サンプリング周期遅延させ、各ザンプリング区間の
前記差分信号中に零交差点が存在するか判別する零交差
点判別回路について説明する。
前記差分信号D1中の正負を示す1ビツトは勺インピッ
トS1とされる。第1図において、9゜10.11は変
換器4からのサインビット出力S1を1サンプリング周
期〜3サンプリング周期遅延させるための遅延器であり
、遅延したサインビットSO,S−1,8−2が生成さ
れる。
12〜16は差分信号のサインビットS+。
SO,S−1,8−2の値からそれぞれの差分信号を得
た時刻間で差分信号のく」−)極性から(−)極性への
反転の有無、すなわち零交差点の存在を検出するための
ゲート群であり、ゲート12はSlとSo間の反転、ゲ
ート13はSoとS−1間の反転、ゲート14はSsと
S−2間の反転、ゲート1    。
5はSlとS−1間の反転、ゲート16はSoとS−2
間の反転を夫々検出している。
そして、後に詳述するように、ゲート15の出力値$1
・S−1と、ゲート16の出力値So・S−2とはデー
タセレクタ17で選択されて出力データTとなり、また
、ゲート13の出力値So・8.1はデジタルPLL回
路18の位相補正スイッチ21を0N−OFFする。
第3に、前記差分信号と1サンプリング周期前の差分信
−号とから前記差分信号の零交差点の位置を示す値を演
算する零交差点演算回路について説明する。
第1図において、5は変換器4からの出力(差分信号)
D+を14ノ一ンブリング周期遅延する遅延器で、6は
変換器4の出力値(差分信号)D+と遅延器5の出力値
(差分信号)Doから差分信号の零交差点(の位置)を
示す値×1を求める演算器である。7.8は零交差点(
の位置)を示す値×1を1す”ンプリング周期遅延させ
た値Xo及び2サンプリング周期遅延させた値X−1を
得るための遅延器である。後に詳述するように、零交差
点(の位置)を示す値×1により、前記再生信号PSの
ジッタ・ワウフラに追従して検出クロックの位相値が補
正される。
第4に、零交差点が存在する場合、前記零交差点の位置
を示す値から検出クロックの位相値を帰還補正するデジ
タルPLL回路について説明する。
第1図において、18は、1サンプリング周期遅延させ
た零交差点の位置を示す値Xoから検出クロックの位相
値を補正して、検出クロックの位相制御を行うデジタル
P L 1回路である。デジタルPLL回路18中、1
9は零交差点の位置を示す値Xoと検出クロックの予測
位相値(P、1+360°/H)から位相誤差信号を演
算する引算器、20は係数乗算器、21は零交差点によ
って位相補正を行うための位相補正スイッチ、22は補
正した検出クロックの位相値Poを得るための加算器、
22−は検出クロックの位相を360°/Hずつ進める
ための加算器、23は検出クロックの位相値Poを1サ
ンプリング周期遅延させるための遅延器である。
ここで、差分信号の零交差点の位置を示す値から検出ク
ロックの位相値を補正制御する方法について、詳細に説
明する。本デジタル信号再生装置においては、遅延器5
.演算器6.遅延器7により差分信号D+、Doから直
線近似に求めた差分信号の零交差点を示す値X+、Xo
から検出クロックの位相制御を行っている。なお、零交
差点を示す値X+、Xoは差分信号の零交差点の位置か
らサンプリング点までの時間(位相)を検出クロックの
周期に換算した値である。
第5図は差分信号の零交差点の位置を示す値と検出クロ
ックの関係を示す図である。検出クロックの1周期を3
60°と仮想してサンプリング周波数をビットレートの
M倍とすると、一般に、サンプリングごとに検出クロッ
クの位相は360°/Hずつ変化すると考えられる。
同図に示すように、例えば、M=2の場合、検出クロッ
クは180°ずつ変化する。ここで、差分信号D−2が
得られたサンプリング時点での検出クロックの位相値を
P−2−90°とすると、加算器22−により遅延器2
3の出力P−1に360’ /H(=180°)が加算
され、この加算出力がさらに加算器22に入力する。
このサンプリング間隔(スロット)内に零交差点が存在
しないと、ゲート13の出力により、位相補正スイッチ
21がOFFとなるので、前記加算出力が次の位相値P
−1となり、P−1=P−2+180°−90°+18
0°−270°となる(ただし、360″= O’とし
て360″′以下で表現する)。
そして、次の1サンプリング間隔で零交差点が存在した
とすると、この時、検出クロックの位相補正がなされる
。すなわち、検出クロックの予測位相値(P−1+36
0°/H)が第5図に示した位相値Poのように零交差
点の位置を示す値Xoとずれている場合、零交差点と一
致(近接)するように補正が加えられる。
1サンプリング間隔は360°/H(=1806)と表
わされるから、零交差点の位置を示す値Xoは、D o
/ (D o−D−1)に360’ /H(=180 
°)を乗じた値となる。この演算(乗算)は遅延器5゜
演算器6(、遅延器7)でなされ、零交差点の位置を示
す値XoをX0=50° と演算結果が得られたとする
(第5図[A])。そのとき、第5図(B)1に示すに
うに、検出クロックの位相値P。
がPo=P−1+180°−270°+ 180°−9
0°であると、零交差点の位置を示す値Xoと予測位相
値P o (−(P−1+ 360°/H)〕との差分
(X。
−Po)をとる差分器1つ、補正ゲインの係数kを乗算
して補正値k(Xo−Po)を出力する係数乗算器20
.補正値k(Xo−Po)を次段の加算器22に入力さ
せるON状態の位相スイッチ21、補正値k(Xo−P
a)と予測位相値(P −1−1−360°/H)どを
加算する加算器22により、補正ゲインkが例えば1/
2の時では、Po’=Po+k (Xo−Po)=90
°+1/2− (50゜−90°)−70°と補正され
る。補正ゲインには応答速度(再生信号PSのジッタ・
ワウフラに対する追従性)を示す値で、kが大きい方が
応答速度が速く、kが小さい方が応答速度が遅く、再生
装置の特性により適宜設定される。
以上の補正は、位相補正スイッチ21のONにより差分
信号が(+)→〈−)に変化するとぎのみ行われる。差
分信号の変化は差分信号のサインビットSo、S−1に
よりゲート回路13が判別して、位相補正スイッチ21
がON、OFFされている。
なお、検出クロックの位相値は数ビットのデジタル値で
表現され、例えば4ビットで表現すると、0’ −(0
000) 、 22.5°−(0001) 、 45°
−(0010)・・・のように表わされ、その間の値は
丸め、あるいは切捨て等の処理がされIC値で表現され
ている。
第5に、検出クロックの位相値と1周期前の位相値から
検出クロックの存在判定を行うデータイネーブル出力回
路について説明する。
24はデータイネーブル信号Uを得るための比較器であ
る。検出クロックの発生位置はOoであるから、検出ク
ロックの存在判定は位相値がO。
を通過して変化したこと、すなわち検出クロツクの位相
値Paが前サンプリング時の位相値P−1より小さいこ
とを比較器24で検出しくPo<P−1>、その時には
出力データTが有効であることを示す信号(データイネ
ーブル信号)Uが出力される。
第6に、検出クロックが存在すると判定される場合、前
記検出クロックの位相値、前記零交差点の位置を示す値
及び前記勺インピットの値から、各サンプリング区間の
差分出力に零交差点が存在するかの判定結果に基づいて
データ判別を行うデータ出力回路について、第6図(A
)及び(B)。
第7図(A)〜(D)を参照して説明する。
本装置では1、ゲート15.16の出力を制御信号によ
り選択動作をなすデータセレクタ17ににっで、サイン
ビット81〜S−2(すなわち、差分信号D1〜D−2
の極性)からデータ[01゜[1]を判別して、出力デ
ータTが生成される。
ゲート15.16により差分信号のサインビットが(+
)→(−)に変化した時を、記録データ[1]に、他の
場合は[0]とし、その判別に用いる差分信号(一対の
サインビットの値)を検出クロックの位置(位相)Po
、零交差点の位置を示す値×1及びサインビットの値に
より選択している。すなわち、検出クロックを間にはさ
み、かつ、互いに1サンプリング間隔離れた一対のサイ
ンビットの値から出力データTを判別している。
なお、検出クロックが(現行のタイムスロット内に)存
在している時のみ、前記データイネーブル信号Uがイネ
ーブル状態となり、出力データT(データ[0]、[1
])が有効な出力値とされる。
また、第1図において、17は、1サンプリング時刻を
はさんで隣接する時刻間でのく+)極性から(−)極性
への反転を検出した信号(差分信号D1〜D−2の極性
)、すなわち、ゲート15の出力値S1・S−1と、ゲ
ート16の出力値So・S−2のいずれかを後に制御信
号にJ−り選択し、出力データTとして出力するデータ
セレクタである。
このデータセレクタ17にはゲー1−29.30゜31
の出力のオアをとったオア・ゲート28の出力が制御信
号として入力されている。25〜27はデータセレクタ
17の制御信号を得るための比較器、28〜32は同ゲ
ート群である。
以下、(1)(a)、 (IHb)、 (2)■(a)
 、 (2)■(b) 、 (2)■(a) 、 (2
)■(b)にて、各態様に項分けして順次説明する。
(1)検出クロックが存在し、かつ零交差点もその間に
存在するか、もしくは、零交差点がその前後のいずれの
区間にも存在しない場合〔第6図(A)及び(B)図示
〕。
(この場合は、検出クロックの位相値Poと値360°
/2M (=90°)とが入力された比較器27、前記
ゲート12(出力値はSl・So)及びゲート14(出
力値はS−1・5−2)のインバートのアンドをとるオ
ア・ゲート32、前記比較器27の出力と前記オア・ゲ
ート32とのアンドをとるアンド・ゲート31からなる
判別回路で判別される。)(a)検出クロックの位相P
 o /Jt 360°/2M (−90°)より大き
いか、等しい時〔同図(A)図示〕。
この時は同図(A)中の2サンプリング前の差分信号S
−2とSoより出力データを判別し、S−2のサインビ
ットが(十)を、SOのサインビットが(−)を示して
いる時をデータ[1]、そうでない時はデータ[0]と
判別する。
(b)検出クロックの位相Poが360°/2M (=
90°)より小さい時〔同図(B)図示)。
この時は同図(B)中の1サンプリング前の差分信号S
−1と1サンプリング後の差分信号S1より出力データ
を判別し、S21のサインビットが(+)を、Slのサ
インビットが(−)を示している時データ[1コ、そう
でない時はデータ[0]と判別する。
(り 次に、サンプリング点が検出クロック発生位置の
近辺に当たる時、あるいは検出クロックが過渡的に零交
差点から位相ずれを生じている時には、零交差点と検出
クロックは1勺ンブリング区間ずれる場合があるが、そ
の場合の判別法を次に説明する。〔第7図(A)〜(D
)図示)。
■検出クロックが存在し、零交差点が1サンプリング後
の区間に存在する場合〔同図(A>及び(B))。
(この場合は、検出クロックの位相値Paと零交差点の
位置を示す値×1とが入力された比較器26、前記比較
器26の出力と前記ゲート12(出力値はSl・So)
とのアンドをとるアンド・グー1〜30からなる判別回
路で判別される。)(a)検出クロックの位相Paが1
サンプリング後にある零交差点の位置を示す値×1より
小さい時(Pa<X+)(同図(A)図示〕。
この時は同図(A)中、1サンプリング前の差分データ
S−1と1サンプリング後の差分データS1とより判別
し、S−1のサインピッ1〜が(」−)、Slのりイン
ビットが(−)を示す時をデータ[1]、そうでない時
Oと判別する。
(b)検出クロックの位相Poが1ザンプリング後にあ
る零交差点の×1より大きい時(Po>Xl)〔同図(
B)図示〕。
この時は同図(B)中の2サンプリング前の差分値S−
2とSoより判別し、S−2のサインビットが(+)を
、Soのサインピッ1へが(−)を示している時をデー
タ[1]、そうでない時はデータ[Oコと判別する。
■ 検出クロックが存在し、零交差点が1サンプリング
前の区間に存在する場合〔第7図(C)及び(D)図示
〕。
(この場合は、検出クロックの位相値Paど1ザンプリ
ング前にある零交差点の位置を示す値X−1とが入力さ
れた比較器25.前記比較器25の出力と前記グーl〜
14(出力値はS−1・5−2)とのアンドをとるアン
ド・ゲート29からなる判別回路で判別される。) (a)Paが1サンプリング前にある零交差点X−1よ
り小さい時(Pa<X−1)(同図(C)図示〕この時
は同図(C)中の1サンプリング前の差分データ8.1
と1サンプリング後の差分データS1より検出データを
判別し、S−1の→ノーインピットが(」−)を、Sl
のサインビットが(=)を示している時はデータ[1]
、そうでない時はデータ[0]と判別する。
(b)Poが1ザンブリング前にある零交差点Xより大
きい時(Pa>X−1)(同図(D>図示〕。
この時は同図(D>中の2サンプリングの差分信号S−
2とSoより判別し、S /iのサインビットが(+)
を、Soのサインビットが(−)を示している時をデー
タ[1]、そうでない時はデータ[0]と判別する。
最後に、第2図に示すタイミングヂャートを用いて、第
1図に示したデジタル信号再生装置の全体の動作を説明
する。
同図(A>のように記録媒体上に記録されたデジタルデ
ータは、同図(C)に示す再生信号として再生される。
再生信号は同図(B)に示すサンプリングクロックでA
/D変換器1(すでに説明した第1図参照)により振幅
値がA/D変換される。
再生信号(の振幅値)から、遅延器2、引算器3、変換
器4により同図(D)に示す差分信号が生成され、この
差分信号から演算器6、遅延器7ににり同図(E)及び
(F)のように零交差点を示す値が生成される。
差分信号からは遅延器9−11により同図(H)〜(K
)に示すサインビット(S+〜5−2)が生成される。
同図(D)のように差分信号が(+)→(−)に転じる
零交差点が存在すると位相補正スイッチ21がONとさ
れるし同図(L)]。
同図(D)、(E)、(F)のJこうに、零交差点を示
す値がXo−20°と演算され、同図(G)のように1
タイムスロツト前の検出クロックの位相値が40°であ
るとすると、デジタルPLL回路18 (K=1/2)
により検出クロックの位相値はPa+K (Xo−Pa
 ) −40°+1/2x(20°−40゜)−30°
に帰還補正される[同図(M)及び(N)]。
また、差分信号及び検出クロックの位相値に着目すれば
、この零交差点が存在したタイムスロットは前述したデ
ータ判別の(1)(b)(第6図(8)図示)に該当す
るので、データ出力として第2図(P)に示すようにゲ
ート15の出力(So−8−1)が選択される。
この時、同図(M)及び(N>の検出クロックはPo=
30’ 、P−1=220°であり、Pa<P−1の条
件を満たすので、データイネーブル信号がイネーブルと
なり(同図(0))、さらに、データセレクタ17によ
りゲート15の出力[1コが選択されて、同図(Q)に
示すように再生データ[1]として出力される。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によるデジタルデータ再生
装置によれば、データの再生処理をすべてデジタル処理
で行なうので、従来の装置に必要であった電圧比較回路
、PLL回路等の調整が不要で、装置のIC化・LSI
化が可能となり、装置の小型化・低価格化を図ることが
できる。
また、差分信号に基づいて演算を行なっているので、ラ
イトワンス型光ディスクにみられるようにプリフォーマ
ットされたID部と記録したデータ部とで再生信号にオ
フセラ1〜が生じても、良好にデータ検出再生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるデジタル信号再生装置の一実施例
を示す構成図、第2図は装置の動作を説明するタイミン
グチャート、第3図は再生信号と差分信号の関係を説明
する図、第4図は入出力特性に不感帯をもった変換器の
説明図、第5図は差分信号の零交差点の位置を示す値と
検出クロックの関係図、第6図(A>及び(B)は差分
信号の零交差点と検出クロックの位相からデータを判別
づる第1の場合の説明図、第7図は差分信号の零交差点
と検出クロックの位相からデータを判別する第2の場合
の説明図、第8図(A)及び(B)は従来のデジタル信
号再生装置にて処理される処理信号を示す説明図である
。 1・・・A/D変換器、2.5.7,8.9.10゜1
1.23・・・遅延器、3・・・引算器、4・・・変換
器、6.24〜27・・・演算器、12〜16.28〜
32・・・ゲート、17・・・データセレクタ、18・
・・デジタルPLL回路、19.22.22−・・・加
算器、21・・・位相補正スイッチ。 特許出願人 日本ビクター株式会社 代表者  垣木 バタ夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 記録媒体上のデジタルデータからの再生信号を前記デジ
    タルデータのビットレートのM倍(M>1)の周波数で
    サンプリングし、このサンプリング値と1周期前のサン
    プリング値とから差分信号を生成する差分信号生成回路
    と、 前記差分信号中の正負を示すサインビットを1〜3サン
    プリング周期遅延させ、各サンプリング区間の前記差分
    信号中に零交差点が存在するか判別する零交差点判別回
    路と、 前記差分信号と1周期前の差分信号とから前記差分信号
    の零交差点の位置を示す値を演算する零交差点演算回路
    と、 前記零交差点の存在に応じて、前記零交差点の位置を示
    す値から検出クロックの位相値を帰還補正するデジタル
    PLL回路と、 前記検出クロックの位相値と1周期前の位相値から検出
    クロックの存在判定を行うデータイネーブル出力回路と
    、 前記検出クロックの存在に応じて、前記検出クロックの
    位相値、前記零交差点の位置を示す値及び前記サインビ
    ットの値から、各サンプリング区間の差分出力に零交差
    点が存在するかの判定結果に基づいてデータ判別を行う
    データ出力回路からなることを特徴とするデジタル信号
    再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06215487A (ja) * 1992-12-23 1994-08-05 Internatl Business Mach Corp <Ibm> デジタル・データ格納チャネルの非同期デジタルしきい値検出器
KR100468162B1 (ko) * 2001-08-10 2005-01-26 삼성전자주식회사 비대칭에러 보정장치 및 그 방법과, 이를 적용한 광학재생 시스템의 클럭복원장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5992410A (ja) * 1982-11-17 1984-05-28 Sony Corp デ−タ検出装置

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