JPS628861B2 - - Google Patents

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JPS628861B2
JPS628861B2 JP56120358A JP12035881A JPS628861B2 JP S628861 B2 JPS628861 B2 JP S628861B2 JP 56120358 A JP56120358 A JP 56120358A JP 12035881 A JP12035881 A JP 12035881A JP S628861 B2 JPS628861 B2 JP S628861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
sequence
bit
data
Prior art date
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Expired
Application number
JP56120358A
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English (en)
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JPS5823309A (ja
Inventor
Isao Masuda
Yoshiki Iwasaki
Kazunori Nishikawa
Makoto Furumura
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Priority to AU86587/82A priority patent/AU534690B2/en
Priority to FR8213308A priority patent/FR2510797B1/fr
Priority to DE19823228539 priority patent/DE3228539A1/de
Priority to GB08222117A priority patent/GB2104755B/en
Priority to NL8203050A priority patent/NL8203050A/nl
Priority to CA000408446A priority patent/CA1201201A/en
Priority to KR1019820003468A priority patent/KR840001359A/ko
Publication of JPS5823309A publication Critical patent/JPS5823309A/ja
Publication of JPS628861B2 publication Critical patent/JPS628861B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はデスクランブル回路に係り、デイジタ
ル信号系列であるフレーム信号の主要部又は全部
を、或る特定の法則を持つ信号系列によりランダ
ム化(データスクランブル)し、この信号からも
とのフレーム信号に復元するに際し、フレーム同
期が長い期間とれないときには上記或る特定の法
則を持つ信号系列の発生を制御することにより、
永久にフレーム同期がとれなくなる現象を防止
し、もつて安定にもとのフレーム信号に復元し得
るデスクランブル回路を提供することを目的とす
る。
近年、オーデイオ信号やビデオ信号をデイジタ
ル信号系列に変換し、これを記録再生するシステ
ムが盛んに開発されるに到つているが、特にオー
デイオ分野ではパルス符号変調信号(PCM信
号)に変換し、テープやデイスク等の記録媒体に
記録し、これを再生することが従来より行なわれ
ていた。上記のPCM信号は、オーデイオ信号等
のアナログ信号を標本化、量子化して得た例えば
14〜16ビツト/サンプルのデイジタルデータであ
り、1本のトラツクに複数チヤンネルのデイジタ
ルデータを記録する場合は、通常各チヤンネルの
デイジタルデータ(情報データ)の所定区間を1
ブロツクにまとめると同時に、伝送時に発生する
データの誤りを検出、訂正するために原情報デー
タより生成した誤り検出符号及び誤り訂正符号よ
りなる冗長ビツトと、ブロツクの区切りを表わす
ための同期信号ビツトを夫々付加して1ブロツク
を構成し、この1ブロツクの信号(フレーム信
号)を順次時系列的に記録媒体に記録する。
上記の記録時にフレーム信号は記録媒体や伝送
形の性質等を勘案した所定の方式で変調されるの
が一般的である。フレーム信号は通常、NRZ(ノ
ン・リターン・ツウ・ゼロ)信号であり、そのス
ペクトラムに直流成分を含むが、通常の記録媒体
では直流成分まで再生することは不可能なため、
そのまま記録再生したのでは再生信号に波形歪を
生じ、これにより符号間干渉が生じ符号誤りをも
たらしてしまう。そこで、上記記録時の変調方式
としては、直流成分が少なく、最大反転周波数が
低いと同時に、再生時の信号処理の基準となるク
ロツク成分を多く含んだものが望ましい。このた
め、従来より上記の要求を満たすべくMFM(モ
デイフアイド・フリケンシイ・モジユレーシヨ
ン)、ZM(ゼロ・モジユレーシヨン)、3PM(3
ポジシヨン・モジユレーシヨン)等の各種の変調
方式が採用されていた。
しかしながら、これらの変調方式はハード量が
多いと同時に、波形歪やトラツク間のクロストー
クに関して、従来よりビデオ信号等の磁気記録再
生に使用されている周波数変調方式に比し多いと
いう問題があつた。一方、例えば900rpmという
ような高速で同期回転されるデイスクの記録再生
帯域は広いから、デイジタル信号を記録する場合
も周波数変調方式により記録することが有利であ
る。ただし、周波数変調記録は直流成分までの再
生が可能であるが、再生器の安定度からいつて直
流成分の少ない伝送用符号が望ましい。
そこで、上記の周波数変調方式の利点を生かし
つつ、NRZ信号であるフレーム信号を上記の高速
で同期回転されて再生されるデイスクに記録する
には、多量の直流成分を含んでおり、再生用のク
ロツク成分が取りにくく、伝送ビツトレートの高
いシステムでは再生クロツクのジツターにより符
号誤りの原因となるというNRZ信号の欠点をなく
す必要があり、このNRZ信号の欠点をなくすた
め、第1図に示す如くNRZ信号をランダム化して
(データスクランブルして)記録することが考え
られる。
第1図中、入力端子1,2,3及び4には4つ
のチヤンネルのアナログ信号が入来する。ここで
は一例として入力端子1,2及び3には夫々オー
デイオ信号が入来してAD変換器5,6及び7に
供給され、入力端子4には静止画像信号が入来し
てAD変換器8に供給されるものとする。AD変換
器5,6,7及び8より夫々取り出されたPCM
信号は信号処理回路9に供給され、ここで入力
PCM信号に基づいて生成された誤り訂生符号及
び誤り検出符号等が付加された後フレーム生成回
路10において同期信号発生器11よりの同期信
号が付加されてフレーム信号となる。このフレー
ム信号の構成は第2図に示す如くになる。同図
中、SYNCは同期信号ビツト領域、データ1、2
は入力端子1,2よりのアナログ信号がPCM化
された信号データ領域を示す。
上記のフレーム信号は、データスクランブル回
路12に供給され、ここで同期信号ビツトを除く
フレーム信号部分がデータスクランブルされる
(なお、データスクランブルはフレーム信号全体
に行なつてもよい。)。第3図はデータスクランブ
ル回路12の一例の回路図を示す。このデータス
クランブル回路12は、フリツプフロツプ14
〜14及び排他的論理和回路15よりなるM系
列符号発生回路と、フレーム生成回路10よりの
データ(フレーム信号中、同期信号ビツトを除く
部分)とM系列符号との2を法とする加算を行な
う排他的論理和回路16とよりなる。M系列符号
発生回路は1フレームのビツト数のうち同期信号
ビツトを除くビツト数をNとすると、N≦2m
1を満足するm段のシフトレジスタより構成さ
れ、これによりデータを略ランダム化できる。こ
こでは、1フレームが130ビツトで構成され、同
期信号ビツトが10ビツトであるものとし、第3図
に示す如く7段のシフトレジスタ14〜14
からX7+X4+1なる生成多項式によりM系列符
号が発生されるものとしている。
まず、M系列符号発生回路は、同期信号ビツト
の第1ビツトでクリアされ、データの第1ビツト
で各フリツプフロツプ14〜14に“1”が
プリセツトされ、以後は第4図Dに示すクロツク
パルスの入来毎に上記生成多項式で生成された第
4図Cに示す如きM系列符号を発生する。ここ
で、第4図Aはフレーム信号の波形、同図BはM
系列符号発生回路の制御タイミングを夫々示す。
最終段のフリツプフロツプ14のQ出力端子よ
り取り出された第4図Cに示すM系列符号は、同
図Aに示すフレーム信号中のデータと排他的論理
和回路16で2を法とする加算が行なわれて、出
力端子13より第4図Eに示す如きデータスクラ
ンブルされたデータとして取り出される。M系列
符号は“1”、“0”の発生確率が略等しいため、
データ中に“0”、“1”が連続していても、上記
の2を法とする加算を行なうことによりランダム
化され、“0”、“1”の連続する確率は極めて小
さくなる。
出力端子13より取り出されたデータスクラン
ブル化されたデータ系列は、記録媒体の特性に適
した変調をされて記録媒体に記録される。ここで
は、記録媒体は前記高速で回転せしめられるデイ
スクであり、記録再生帯域が広くとれるため、安
定度を考慮して上記のデータスクランブル化され
たデータ系列は周波数変調される。
次に再生側の動作につき説明するに、上記デイ
スクからピツクアツプ再生された信号は第5図に
示す再生装置内のFM復調器17に供給され、こ
こでFM復調された後レベル変換器18により論
理素子のレベルに変換され第6図Aに示す如きデ
ータスクランブル化されたデータ系列が取り出さ
れる。この再生データ系列はエツジ検出回路19
によりエツジが検出され第6図Bに示す信号とさ
れた後タンク回路20に供給されてクロツク成分
を取り出されて同図Cに示す如き波形とされ、更
にフエーズ・ロツクド・ループ(PLL)21によ
りジツターの吸収やドロツプアウトの補償がされ
て同図Dに示す如きパルスとされる。PLL21の
出力パルスはクロツクパルスとしてラツチ22に
印加され、ここでレベル変換器18よりの第6図
Aに示す再生データ系列をラツチする。
ここで、再生データ系列のエツジからクロツク
情報を得るようにしているため、前記のスクラン
ブルを行なわれていることから、NRZ信号に比し
クロツク情報が増え、NRZの場合“0”や“1”
が連続したときのようなレベル変動が極めて少な
く、安定なクロツクが得られ、更にデータのパタ
ーンによるクロツクのジツター(パターンジツタ
ーと呼ぶ)が減少し、パターンジツターによる符
号誤りは大幅に減少する。またデータスクランブ
ルにより再生データ系列の直流成分が少なく、再
生装置の直流再生も不要となり、安定度の向上に
役立つ。
上記ラツチ22の出力データ系列は第6図Eに
示す如くになり、第5図のデスクランブル回路2
3に供給され、ここでフレーム同期が取られた
後、M系列符号と2を法とする加算を行なつてス
クランブルされる前のものとのデータ系列に復元
される(これをデスクランブルという)。
ここで、デスクランブル回路は一般に第7図A
に示す如き構成のフイードバツク型と、同図Bに
示す如き構成のフイードフオワード型とが考えら
れる。第7図Aにおいて、スクランブルされてい
るデータは排他的論理和回路24に供給され、こ
こでM系列符号発生回路26よりのM系列符号と
2を法とする加算が行なわれてもとのデータ系列
に戻された後、同期信号ビツト検出及び保護回路
25に供給され、前記第2図にSYNCで示した同
期信号ビツトパターンが検出され、かつ、データ
中の同期信号ビツトパターンと同じコードを誤ま
つて同期信号ビツトパターンとして検出しないよ
うにされる。またドロツプアウト等で信号が欠落
した場合に備え、同期信号ビツトが連続してある
数以上得られなかつた場合はデータが棄却され
る。
同期信号ビツト検出及び保護回路25からは制
御信号とデータとが出力され、制御信号はM系列
符号発生回路26に供給されてその動作を制御
し、データはシフトレジスタ27に順次に書き込
まれて、ここで直並列変換された後データレジス
タ28に供給され、ラツチされる。
また第7図Bに示すフイードフオワード型のデ
スクランブル回路は、スクランブルされているデ
ータ系列は、排他的論理和回路24′と同期信号
ビツト検出及び保護回路25′と夫々供給され
る。排他的論理和回路24′はM系列符号発生回
路26′よりM系列符号と再生データ系列とが供
給され、その出力データをシフトレジスタ27に
供給する点が第7図Aに示すフイードバツク型と
異なる。
しかして、特にフイードバツク型のデスクラン
ブル回路の場合は、M系列符号発生回路26は同
期信号ビツト検出及び保護回路25の出力制御信
号により制御されているため、特に電源投入時な
どで上記回路25が擬似同期信号ビツト等にロツ
クした場合、制御タイミングにずれが生じ、デス
クランブルのタイミングがずれるため、永久に動
作が復帰しなくなることがあつた。
本発明は上記問題点を解決したものであり、第
8図以下の図面と共にその一実施例について説明
する。
第8図は本発明になるデスクランブル回路の一
実施例の回路系統図を示す。同図中、入力端子2
9に入来したデータがスクランブルされているフ
レーム信号は、排他的論理和回路30に供給さ
れ、ここで後記するフリツプフロツプ33〜3
及び排他的論理和回路34よりなるM系列符
号発生回路より記録時と同じX7+X4+1なる生
成多項式に基づき生成され、更にAND回路35
を経て入来したM系列符号と2を法とする加算が
行なわれてもとのデータ系列に復元された後、同
期信号ビツト検出回路31に供給され、ここで固
定パターンである同期信号ビツトが検出される。
同期信号ビツト検出回路31の出力データ系列は
シフトレジスタ36に順次に書き込まれ、一方同
期信号ビツト検出信号は同期保護回路32に供給
され、本当の同期信号ビツトと疑似同期信号ビツ
トとが分離される。
第9図は同期信号ビツト検出回路31及び同期
保護回路32の一実施例の回路図を示す。同図に
おいて、同期信号ビツト検出回路31は排他的論
理和回路30よりの元に戻されたフレーム信号が
供給されるシフトレジスタ39とAND回路40
とインバータ等よりなる。いま、1フレームが
130ビツトで構成されており、またその同期信号
ビツトが10ビツトで「1010111000」なる値である
ものとすると、正常に再生されたときのフレーム
信号波形は第10図Aに示す如くになる。なお、
第10図Aに示す波形の上方の数字は1フレーム
信号のビツト数を示す。このフレーム信号がシフ
トレジスタ39に供給され、入力端子38よりの
クロツクにより右方向へ順次シフトされていま、
10ビツトの同期信号ビツトがすべてシフトレジス
タ39内に書き込まれた時にAND回路40より
第10図Bに示す如きパルスが取り出され、カウ
ンタ41をクリアすると同時に、AND回路42
の一方の入力端子に供給される。
カウンタ41は入力端子38よりのクロツクを
計数し、クロツクを120個計数した時点で、すな
わち同期信号ビツトに後続する120ビツトのデー
タの最後のビツト入来時点(第10図Aに130で
示す時点)で、パルスを出力端子43よりラツチ
パルスとして第8図に示すデータレジスタ37に
出力すると同時に、フリツプフロツプ44に印加
されこれを例えばリセツト状態とする。カウンタ
41は更に上記クロツクの計数を継続してクロツ
クを130個計数した時点で、すなわち次の同期信
号ビツトの最後のビツト入来時点でパルスを出力
し、この出力パルスをAND回路42の他方の入
力端子に印加する。このとき、AND回路40よ
り同期信号ビツトの検出信号が時間的に一致して
入来するので、AND回路42の出力信号も第1
0図Bに示す如くになる。このAND回路42の
出力パルスはシフトレジスタ45に供給されると
同時に、フリツプフロツプ44に印加され、これ
を例えばセツト状態とする。これにより、フリツ
プフロツプ44のQ出力端子からは第10図Cに
示す如く、同期信号ビツトの略入来期間はローレ
ベルで、データの略入来時間はハイレベルのパル
スが取り出され、このパルスは出力端子48より
第8図に示すフリツプフロツプ33〜33
各プリセツト端子に印加され、これらをそのロー
レベル期間初期状態とする。しかる後に第10図
Cに示すフリツプフロツプ44の出力パルスのハ
イレベル期間にフリツプフロツプ38の出力端
子よりM系列符号が発生される。
一方、フレーム信号が正常に再生されて第8図
示の入力端子29に入来する期間中は、第9図に
示す例えば16ビツトのシフトレジスタ45は入力
端子46よりの1フレーム周期のクロツクパルス
により、AND回路42より1フレーム毎に取り
出されるハイレベルの同期信号ビツト検出信号を
シフトするため、その並列出力端子より夫々ハイ
レベルの信号をOR回路47、出力端子49を
夫々通して第8図に示すAND回路35の一方の
入力端子に印加する。これにより、上記M系列符
号はAND回路35を通して排他的論理和回路3
0に供給される。
次にドロツプアウトあるいはビツトずれ等によ
り数フレーム程度に亘つてフレーム同期がとれな
くなつた場合につき説明するに、この場合は同期
信号ビツトが検出されないからフリツプフロツプ
44のQ出力はローレベルのままであり、よつて
第8図に示すフリツプフロツプ33からはM系
列符号は取り出されずローレベルの初期状態とさ
れる。従つて、AND回路35の出力はローレベ
ルとなり、入力端子29にドロツプアウトが消失
してフレーム信号の入来が再び始まると、このフ
レーム信号が排他的論理和回路30をそのまま通
過して同期信号ビツト検出回路31に供給され
る。ここで、このフレーム信号中のデータはスク
ランブルされているが、同期信号ビツトはスクラ
ンブルされていないから、この同期信号ビツト検
出回路31により同期信号ビツトを検出すること
ができる。以後、上記したフレーム同期が再びと
れることになり、正常に再生できる。
次に電源投入時とか長時間(ここでは16フレー
ム周期以上)のドロツプアウト等によりデータの
ビツト同期がずれ、フレーム同期が正常な状態に
ならない場合につき説明するに、この場合はビツ
トずれが生じた状態でM系列符号が発生するため
問題となる。すなわち、第11図Aは入力端子2
9に入来するフレーム信号を模式的に示し、斜線
部が同期信号ビツトを示すが、これに対しフレー
ム同期が正常な状態にならないときは、AND回
路42より取り出される疑似同期信号ビツト検出
信号により、フリツプフロツプ44の出力は第1
1図Bにb1,b2で示す如くに変化する。ここで、
フリツプフロツプ44のQ出力がハイレベル(第
11図Bにb1で示す)のときは、第11図Dに斜
線で示す如くM系列符号が発生されるが、上記第
11図Bにb1で示すハイレベル期間に発生される
M系列符号はビツトのずれた状態で発生されたも
のであるから、正常なフレーム同期状態に永久に
復帰できなくなる場合がある。
しかし、本実施例によれば、第9図の入力端子
46より1フレーム周期で、かつ、正常なフレー
ム信号の同期信号ビツトに対応して入来するクロ
ツクによりシフト動作を行なうシフトレジスタ4
5の入力は、AND回路42の出力疑似同期信号
ビツト検出信号がビツトのずれた状態で発生され
ておりクロツクと時間的に一致せずローレベルで
ある。従つて、この状態が16フレーム周期継続す
るとシフトレジスタ45の16ビツトの出力はすべ
てローレベルとなるため、OR回路47の出力が
第11図Cにc1で示す如くローレベルとなり第8
図に示すAND回路35を「閉」状態とする。こ
れにより、M系列符号がたとえ発生されていたと
しても、AND回路35により遮断される。AND
回路35の出力がローレベルとなることにより、
入力フレーム信号は排他的論理和回路30をその
まま通過して同期信号ビツト検出回路31に供給
されるから、フレーム信号が正常に復帰していれ
ばそのフレーム信号中より正規の同期信号ビツト
が検出される。これにより、OR回路47の出力
は第11図Cにc2で示す如く再びハイレベルとな
る。このようにして、本実施例では上記の正常な
フレーム同期状態に永久に復帰できない場合を防
止することができる。
上述の如く、本発明になるデスクランブル回路
は、記録媒体より再生されたデイジタルデータ系
列中の同期信号ビツトを検出する検出回路と、上
記ランダム信号系列と同じランダム信号系列を発
生するランダム信号系列発生回路と、再生された
デイジタルデータ系列を上記ランダム信号系列と
2を法とする加算を行なつてもとのフレーム信号
に復元する加算回路と、検出回路の出力によりラ
ンダム信号系列発生回路を初期状態にし、他方、
この検出出力が一定時間以上得られないときには
ランダム信号系列の伝送を遮断し再生デイジタル
データ系列を上記加算回路をそのまま通過させる
保護回路とよりなるため、電源投入時とか長時間
のドロツプアウト等でデータのビツト同期がずれ
フレーム同期が正常な状態にならないときには、
上記の一定時間経過すると、加算回路の出力には
再生デイジタルデータ系列がそのまま出力される
ので、同期信号ビツトをその出力中から検出する
ことができ、従つてデスクランブル回路の動作が
永久に復帰しなくなることを防止でき、以上より
フレーム同期を厳重に行なつたり、ハードウエア
量を減少させたい場合などで使用されるフイード
バツク型のデスクランブル回路に適用して特に好
適である等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路により再生される記録媒体
の記録系の一例を示すブロツク系統図、第2図は
フレーム信号の構成の一例を模式的に示す図、第
3図は第2図の要部の一例を示す回路図、第4図
A〜Eは夫々第3図の動作説明用信号波形図、第
5図は本発明回路により復元すべきデイジタルデ
ータ系列の再生系の一例を示す図、第6図A〜E
は夫々第5図の動作説明用信号波形図、第7図
A,Bは夫々本発明回路の構成の概略の各例を示
すブロツク系統図、第8図は本発明回路の一実施
例を示す回路系統図、第9図は第8図の要部の一
実施例を示す回路図、第10図A〜C及び第11
図A〜Dは夫々第9図の動作説明用タイムチヤー
トである。 12……データスクランブル回路、15,1
6,24,24′,30,34……排他的論理和
回路、26,26′……M系列符号発生回路、3
1……同期信号ビツト検出回路、32……同期保
護回路、35,40,42……AND回路、3
8,46……クロツク入力端子、41……カウン
タ、44……フリツプフロツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アナログ情報信号をデイジタル変調して得た
    信号を所定区間毎に区切り、かつ、各区間信号の
    夫々に同期信号ビツトと冗長ビツトとを付加して
    構成された1フレーム信号の主要部又は全部のビ
    ツト毎に、別途発生したランダム信号系列と2を
    法とする加算を行なつて得た所要のデイジタルデ
    ータ系列が順次に記録された記録媒体を再生し、
    該再生されたデイジタルデータ系列中の同期信号
    ビツトを検出する検出回路と、上記ランダム信号
    系列と同じランダム信号系列を発生するランダム
    信号系列発生回路と、該再生されたデイジタルデ
    ータ系列を該ランダム信号系列と2を法とする加
    算を行なつてもとのフレーム信号に復元する加算
    回路と、該検出回路の検出出力により該ランダム
    信号系列発生回路を初期状態にし、他方、該検出
    出力が一定時間以上得られないときは該ランダム
    信号系列の伝送を遮断し再生デイジタルデータ系
    列を該加算回路をそのまま通過させる保護回路と
    よりなることを特徴とするデスクランブル回路。
JP56120358A 1981-07-31 1981-07-31 デスクランブル回路 Granted JPS5823309A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56120358A JPS5823309A (ja) 1981-07-31 1981-07-31 デスクランブル回路
AU86587/82A AU534690B2 (en) 1981-07-31 1982-07-29 Scrambled digital signal recording system
FR8213308A FR2510797B1 (fr) 1981-07-31 1982-07-30 Dispositif d'enregistrement de signaux numeriques codes et dispositif de reproduction de ces signaux
DE19823228539 DE3228539A1 (de) 1981-07-31 1982-07-30 Aufzeichnungs- und wiedergabesystem fuer zufallsgemischte digitalsignale
GB08222117A GB2104755B (en) 1981-07-31 1982-07-30 System for recording scrambled digital signals and playback system therefor
NL8203050A NL8203050A (nl) 1981-07-31 1982-07-30 Stelsel voor het registreren en/of het weergeven van in digitale vorm gebrachte analoge signalen.
CA000408446A CA1201201A (en) 1981-07-31 1982-07-30 System for recording scrambled digital signals and playback system therefor
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