JP2897679B2 - ディジタル信号記録装置 - Google Patents

ディジタル信号記録装置

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JP2897679B2
JP2897679B2 JP7069141A JP6914195A JP2897679B2 JP 2897679 B2 JP2897679 B2 JP 2897679B2 JP 7069141 A JP7069141 A JP 7069141A JP 6914195 A JP6914195 A JP 6914195A JP 2897679 B2 JP2897679 B2 JP 2897679B2
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
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    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を記録
するディジタル信号記録装置に関し、特にパーシャルレ
スポンス検出のためのプリコード処理を行って記録する
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スクランブル処理を行った後にパーシャ
ルレスポンス検出のためのプリコード処理を行って磁気
テープ上にディジタル信号を記録するディジタル信号記
録装置が、特開平4−216305号に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スクラ
ンブルはブロック単位で固定のパターンを使用している
ため、ディジタル信号が固定、例えば全て0の場合には
スクランブル処理を行ってもブロック単位で固定パター
ンが繰り返すという問題については考慮されていない。
特に、ランレングスの長いパターンが繰り返し発生した
場合には、再生時に誤りが増加してしまう。この問題を
解決する方法としては、ブロックアドレス等を基準とし
てブロック毎に異なるスクランブル処理を行う方法があ
るが、この場合にはブロックアドレスの部分にスクラン
ブルがかけらず、この部分でランレングスの長いパター
ンが発生しやすくなるという問題がある。ブロックアド
レスは、ブロック再生の基準となる信号であり、この情
報に誤りが増加すると、再生時の信頼性が著しく低下す
る。
【0004】本発明の目的は、プリコード処理を行った
後に、ランレングスの長いパターンが発生することの少
ない記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ディジタル
信号を所定のバイト数に分割し、同期信号、ブロックア
ドレス情報を含む制御情報及び誤り検出訂正符号を付加
してブロック形式とし、パーシャルレスポンス検出のた
めのプリコード処理を行って記録媒体上に記録するディ
ジタル信号記録装置において、ディジタル信号及び誤り
検出訂正符号には制御情報を基準としたスクランブル処
理を行い、制御情報は反転させた後にプリコード処理を
行って記録することにより達成できる。
【0006】
【作用】ディジタル信号及び誤り検出訂正符号には前記
制御情報を基準としたスクランブル処理を行うことによ
りブロック単位で固定のパターンが繰り返すことを防止
することができ、制御情報は反転させた後にプリコード
処理を行うことにより、プリコード後にランレングスの
長いパターンが発生する可能性を低減することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0008】図1は、ディジタル信号記録装置の構成で
ある。100は回転ヘッド、101はキャプスタン、1
02は記録時の記録信号の生成を行う記録信号処理回
路、104は記録モード等の制御を行う、例えば、マイ
クロプロセッサのような制御回路、105は回転ヘッド
100の回転等の基準となるタイミング信号を生成する
タイミング生成回路、106は回転ヘッド及びテープの
送り速度を制御するサーボ回路、107は記録信号の入
力を行う入力回路、109は記録時のタイミングを制御
するタイミング制御回路、110は基準クロックを生成
する発振回路、111はテープ、112は記録信号の変
調回路である。
【0009】入出力端子108からパケット形式の記録
データが任意の時間間隔で入力される。入出力端子10
8より入力されたパケットデータの一部は、入出力回路
107を介して制御回路104に入力される。制御回路
104では、パケットデータに付加されている情報ある
いはパケットデータとは別に送られてきた情報によりパ
ケットデータの種類、最大伝送レート等を検出し、検出
結果によって記録モードを判断し、記録信号処理回路1
02及びサーボ回路106の動作モードを設定する。入
力回路107では、記録するパケットデータを検出し、
記録信号処理回路102に出力する。記録信号処理回路
102では、制御回路104で判断された記録モードに
応じて、1トラックに記録するパケット数を判断し、誤
り検出訂正符号等の生成を行い、記録信号を生成し、変
調回路112において変調処理を行って回転ヘッド10
0によりテープ111に記録する。
【0010】図2は、1トラックの記録パターンであ
る。3は音声信号等の付加情報記録領域、7はディジタ
ル圧縮映像信号を記録するデータ記録領域、12は時間
情報、プログラム情報等のサブコードを記録するサブコ
ード記録領域、2、6及び11はそれぞれの記録領域の
プリアンブル、4、8及び13はそれぞれの記録領域の
ポストアンブル、5及び9はそれぞれの記録領域の間の
ギャップ、1及び14はトラック端のマージンである。
このように、各記録領域にポストアンブル、プリアンブ
ル及びギャップを設けておくことにより、それぞれの領
域を独立にアフレコを行うことができる。もちろん、記
録領域3及び7にはディジタル圧縮映像信号、音声信号
以外のディジタル信号を記録してもよい。また、領域7
にディジタル圧縮映像信号と共にディジタル圧縮音声信
号を記録してもよい。
【0011】図3は各領域のブロック構成である。図2
(a)は、付加情報記録領域3及びデータ記録領域7の
ブロック構成である。20は同期信号、21はID情
報、22はデータ、23は第1の誤り検出訂正のための
パリティ(C1パリティ)である。例えば、同期信号2
0は2バイト、ID情報21は3バイト、データ22は
99バイト、パリティ23は8バイトで構成されてお
り、1ブロックは112バイトで構成されている。図2
(b)は、サブコード記録領域12のブロック構成であ
る。サブコード記録領域のブロックでは、同期信号20
及びID情報21は図2(a)と同一にし、データ22
は19バイト、パリティ23は4バイトで構成されてお
り、1ブロックは図2(a)のブロックの1/4の28
バイトで構成されている。このように、1ブロックのバ
イト数も整数比となるようにし、さらに全ての領域で同
期信号11及びID情報12の構成を同一とすることに
より、記録時のブロックの生成及び記録時の同期信号、
ID情報の検出等の処理を同一の回路で処理することが
できる。
【0012】図4は、ID情報21の構成である。31
はシーケンス番号、32はトラックアドレス、33は1
トラック内のブロックアドレス、35はシーケンス番号
31、トラックアドレス32及びブロックアドレス33
の誤りを検出するためのパリティである。ブロックアド
レス33は、各記録領域でのブロックの識別を行うため
のアドレスである。例えば、データ記録領域7では0〜
335、付加情報記録領域3では0〜13、サブコード
記録領域12では0〜15とする。トラックアドレス3
2は、トラックの識別を行うためのアドレスであり、例
えば、1トラックまたは2トラック単位でアドレスを変
化させ、0〜5または0〜2とすることにより、6トラ
ックを識別することができる。シーケンス番号31は、
例えば、トラックアドレス32で識別する6トラック単
位で変化させ、0〜11とすることにより、72トラッ
クを識別することができる。トラックアドレスは、後述
する第2の誤り訂正符号の周期、と同期させておけば、
記録時の処理及び再生時の識別を容易にすることができ
る。
【0013】図5は、データ記録領域7における1トラ
ックのデータの構成である。なお、同期信号20および
ID情報21は省略している。データ記録領域7は、例
えば、336ブロックで構成されており、最初の306
ブロックにデータ41を、次の30ブロックに第2の誤
り訂正符号(C2パリティ)43を記録する。
【0014】C2パリティ43は、例えば、6トラック
単位で、306ブロック×6トラックのデータを18分
割し、それぞれの102ブロックに10ブロックのC2
パリティを付加する。誤り訂正符号は、例えばリードソ
ロモン符号を用いればよい。
【0015】各ブロック99バイトのデータは、3バイ
トのヘッダ44と96バイトのデータ41により構成さ
れている。
【0016】図6は、変調回路112の構成である。3
00はプリコード回路、301は反転回路、302は切
換回路、303はスクランブル回路、304はID信号
生成回路21の、305は同期信号20の生成回路であ
る。入力端子306より入力されたデータ22及びC1
パリティ23は、スクランブル回路303によりスクラ
ンブル処理が行われた後に切換回路302に入力され
る。切換回路302では、入力端子307より入力され
たタイミング生成回路105で生成された所定のタイミ
ングによってスクランブル回路303の出力、ID信号
生成回路304で生成されたID信号及び同期信号生成
回路305で生成された同期信号を切り換えて出力する
ことにより図3のブロック形式の信号を生成する。ブロ
ック形式の信号は、反転回路301において、ID信号
の反転が行われた後にプリコード回路300でプリコー
ド処理が行われ、出力端子308より出力されて回転ヘ
ッド100により記録される。
【0017】図7は、スクランブル回路303の構成で
ある。310は排他的論理和回路、311は例えばM系
列信号のような乱数の発生回路である。スクランブル処
理は、ID信号生成回路21で生成されたブロックアド
レス33やトラックアドレス33を初期値として発生さ
れた乱数をデータ22及びC1パリティ23に加えるこ
とにより、ディジタル信号が固定、例えば全て0の場合
にもブロック単位で固定パターンが繰り返すことを防止
することができる。
【0018】図8は、プリコード回路300の構成であ
る。320は1ビットの遅延回路である。プリコード処
理は、2ビット遅延した信号との排他的論理和をとるこ
とにより行われる。したがって、遅延回路320の値が
両方とも0の時に入力データが0の連続の場合には、出
力も0の連続となる。一方、入力に1があれば、必ず出
力は反転する。例えば、入力が1の連続の場合には、出
力は1100の繰り返しとなる。
【0019】ID信号21はスクランブル処理が行われ
ない。したがって、シーケンスの先頭では、全て0とな
る。パリティ35として単純パリティを用いた場合には
24ビットの0の連続、パリティ35に特殊なものを用
いた場合でも16ビットの0の連続となる。また、シー
ケンス番号31が0でない場合でも、トラックアドレス
32やブロックアドレス33は周期的に0となる。一
方、前述のように、シーケンス番号31、トラックアド
レス32及びブロックアドレス33をフルに使わなけれ
ば、全てのビットが1になることはない。したがって、
ID信号をそのままプリコード処理した場合には、遅延
回路320の値によって最大24ビットのランレングス
が記録信号中に発生する可能性があるが、ID信号を反
転した後にプリコード処理を行えば、このような長いラ
ンレングスが発生することはない。もちろん、ID信号
以外のスクランブル処理された信号もどうように反転し
た後にプリコード処理を行って記録してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、スクランブル処理を行
わない情報は反転させた後にプリコード処理を行うこと
により、記録信号中にランレングスの長いパターンが発
生する可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル信号記録装置の構成図である。
【図2】1トラックの記録パターン図である。
【図3】各領域のブロック構成図である。
【図4】ID情報21の構成図である。
【図5】データ記録領域7における1トラックのデータ
の構成図である。
【図6】変調回路112の構成図である。
【図7】スクランブル回路303の構成図である。
【図8】プリコード回路300の構成図である。
【符号の説明】
7…データ記録領域、20…同期信号、21…ID情
報、22…データ、23…C1パリティ、100…回転
ヘッド、102…記録信号処理回路、104…制御回
路、105…タイミング生成回路、106…サーボ回
路、107…入力回路、109…タイミング制御回路、
110…発振回路、112…変調回路、300…プリコ
ード回路、301…反転回路、302…切換回路、30
3…スクランブル回路、304…ID信号生成回路、3
05…同期信号生成回路、310…排他的論理和回路、
311…乱数発生回路、320遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾鷲 仁朗 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事 業部内 (72)発明者 野口 敬治 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会 社日立製作所パーソナルメディア機器事 業部内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10 G11B 20/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号を所定のバイト数に分割
    し、同期信号、ブロックアドレス情報を含む制御情報
    び誤り検出訂正符号を付加してブロック形式とし、パー
    シャルレスポンス検出のためのプリコード処理を行って
    記録媒体上に記録するディジタル信号記録装置におい
    て、前記制御情報を反転させた後に前記プリコード処理
    を行って記録する記録手段を設けたことを特徴とするデ
    ィジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、前記ディジタル信号及び
    前記誤り検出訂正符号にスクランブル処理を行って記録
    する請求項1記載のディジタル信号記録装置。
  3. 【請求項3】 前記スクランブルのパターンは、前記制御
    情報または制御情報の一部の値が初期値として発生され
    ている請求項2記載のディジタル信号記録装置。
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