JPS6123594B2 - - Google Patents
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- JPS6123594B2 JPS6123594B2 JP737979A JP737979A JPS6123594B2 JP S6123594 B2 JPS6123594 B2 JP S6123594B2 JP 737979 A JP737979 A JP 737979A JP 737979 A JP737979 A JP 737979A JP S6123594 B2 JPS6123594 B2 JP S6123594B2
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- Japan
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- signal
- pcm signal
- pcm
- parity
- recorded
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 25
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 4
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 3
- 235000010044 Hernandia moerenhoutiana Nutrition 0.000 description 2
- 244000084296 Hernandia moerenhoutiana Species 0.000 description 2
- 238000005562 fading Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばオーデイオ信号をPCM変調
することで形成されたPCM信号を再生するのに
適用されるPCM信号再生装置に関する。この種
のPCM信号再生装置としては、回転ヘツドによ
つて磁気テープに傾斜したトラツクとしてPCM
信号を記録するものと、固定ヘツドによつて磁気
テープの長手方向に延長するトラツクとして
PCM信号を記録するものとが知られている。本
発明は、後者の装置に適用されるものであつて、
スプライス編集又は簡易電子編集の編集点の検出
を確実且つ簡単になしうるようにしたものであ
る。
することで形成されたPCM信号を再生するのに
適用されるPCM信号再生装置に関する。この種
のPCM信号再生装置としては、回転ヘツドによ
つて磁気テープに傾斜したトラツクとしてPCM
信号を記録するものと、固定ヘツドによつて磁気
テープの長手方向に延長するトラツクとして
PCM信号を記録するものとが知られている。本
発明は、後者の装置に適用されるものであつて、
スプライス編集又は簡易電子編集の編集点の検出
を確実且つ簡単になしうるようにしたものであ
る。
編集点の検出を行なう方法として、編集点で
は、垂直切りを行なつているために複数トラツク
の垂直方向の同一位置において集中的に誤りが発
生することに着目してこれを編集点とするものが
提案されている。この方法は、数十トラツクが形
成されているような場合に適用するときには、か
なり確実に編集点を検出できる。しかし、テープ
幅が小さい磁気テープを使用し、したがつてトラ
ツク数が2〜4程度に少ない場合には、編集点で
もないのに拘らず磁気テープの垂直方向の同一位
置において全てのトラツクのPCM信号が誤まる
場合を無視できず、上述の方法によると誤検出が
生じるおそれがある。
は、垂直切りを行なつているために複数トラツク
の垂直方向の同一位置において集中的に誤りが発
生することに着目してこれを編集点とするものが
提案されている。この方法は、数十トラツクが形
成されているような場合に適用するときには、か
なり確実に編集点を検出できる。しかし、テープ
幅が小さい磁気テープを使用し、したがつてトラ
ツク数が2〜4程度に少ない場合には、編集点で
もないのに拘らず磁気テープの垂直方向の同一位
置において全てのトラツクのPCM信号が誤まる
場合を無視できず、上述の方法によると誤検出が
生じるおそれがある。
また、PCM信号の誤り検出及び訂正の方式と
して多くのものが提案されている。そのひとつと
して、誤り訂正コードとその対象とするPCM信
号の所定単位とを共通トラツクに記録する場合
に、両者の記録位置が離れるように、配列を変え
る(インターリーブ)処理を行なうものがある。
この際に、記録時の配列に対して誤り検出コード
が付加され、この誤り検出コードと誤り訂正コー
ドとの両者によつて効果的な誤り訂正をなしう
る。
して多くのものが提案されている。そのひとつと
して、誤り訂正コードとその対象とするPCM信
号の所定単位とを共通トラツクに記録する場合
に、両者の記録位置が離れるように、配列を変え
る(インターリーブ)処理を行なうものがある。
この際に、記録時の配列に対して誤り検出コード
が付加され、この誤り検出コードと誤り訂正コー
ドとの両者によつて効果的な誤り訂正をなしう
る。
本発明は、このように少なくとも2種類の誤り
検出(又は訂正)用コードが付加されたPCM信
号を再生するPCM信号再生装置に適用され、少
ないトラツク数の場合でも確実に編集点を検出す
ることができるようにしたものである。
検出(又は訂正)用コードが付加されたPCM信
号を再生するPCM信号再生装置に適用され、少
ないトラツク数の場合でも確実に編集点を検出す
ることができるようにしたものである。
以下、本発明の一実施例について説明する。第
1図Aは、磁気テープに例えば3本のトラツクと
して記録される記録信号のコード構成を説明する
ものである。1チヤンネルのアナログ信号例えば
オーデイオ信号がPCM変調されたPCM信号が2
つのPCM信号系列に分割され、各PCM信号系列
の4ワード毎のデータに対して水平方向のパリテ
イコードQiが付加されてPCM信号系列H1及びH2
が構成されている。Wiは、1サンプルに対応す
る1ワードのPCM信号を示し、パリテイコード
Qiは、(Qi=WiWi+2Wi+4Wi+6)の
(mod.2)の加算によつて形成されたものであ
る。かかる水平方向のパリテイコードを含む
PCM信号系列H1及びH2の夫々が磁気テープの長
手方向に延長するトラツクとして固定ヘツドによ
り記録される。
1図Aは、磁気テープに例えば3本のトラツクと
して記録される記録信号のコード構成を説明する
ものである。1チヤンネルのアナログ信号例えば
オーデイオ信号がPCM変調されたPCM信号が2
つのPCM信号系列に分割され、各PCM信号系列
の4ワード毎のデータに対して水平方向のパリテ
イコードQiが付加されてPCM信号系列H1及びH2
が構成されている。Wiは、1サンプルに対応す
る1ワードのPCM信号を示し、パリテイコード
Qiは、(Qi=WiWi+2Wi+4Wi+6)の
(mod.2)の加算によつて形成されたものであ
る。かかる水平方向のパリテイコードを含む
PCM信号系列H1及びH2の夫々が磁気テープの長
手方向に延長するトラツクとして固定ヘツドによ
り記録される。
また、第1図Bは、パリテイ信号系列H3を示
し、PCM信号系列H1及びH2の夫々から取り出さ
れた1ワードから垂直方向のパリテイコードを形
成するもので、パリテイコードPiは、(Pi=Wi
Wi+1)の(mod.2)の加算によつて形成されたも
のである。また、このパリテイコードPiの4ワー
ド毎(Pi、Pi+2、Pi+4、Pi+6)に対する水平方向の
パリテイコードRiが付加されている。かかるパ
リテイ信号系列H3がPCM信号系列H1及びH2に対
してdワード時間だけ遅延された第1図Cに示す
パリテイ信号系列H4が1本のトラツクとして磁
気テープに記録される。また、第1図に示す
PCM信号系列H1及びH2とパリテイ信号系列H3と
は、(3×5=15)ワードを1ブロツクとするコ
ードを構成する。
し、PCM信号系列H1及びH2の夫々から取り出さ
れた1ワードから垂直方向のパリテイコードを形
成するもので、パリテイコードPiは、(Pi=Wi
Wi+1)の(mod.2)の加算によつて形成されたも
のである。また、このパリテイコードPiの4ワー
ド毎(Pi、Pi+2、Pi+4、Pi+6)に対する水平方向の
パリテイコードRiが付加されている。かかるパ
リテイ信号系列H3がPCM信号系列H1及びH2に対
してdワード時間だけ遅延された第1図Cに示す
パリテイ信号系列H4が1本のトラツクとして磁
気テープに記録される。また、第1図に示す
PCM信号系列H1及びH2とパリテイ信号系列H3と
は、(3×5=15)ワードを1ブロツクとするコ
ードを構成する。
第2図は、上述のような構成の記録信号を形成
するための記録系回路を示す。第2図において、
1で示される入力端子に供給されるオーデイオ信
号がローパスフイルタ2を介してAD変換器3に
供給され、このAD変換器3から発生するPCM信
号が分配回路4に供給される。この分配回路4
は、連続する1チヤンネルのPCM信号を1ワー
ドずつ交互に2つのPCM信号系列H11及びH12に
分配するものである。このPCM信号系列H11及び
H12が垂直パリテイ発生回路5に供給され、第1
図Bに示すパリテイ信号系列H3が形成される。
更に遅延回路6にパリテイ信号系列H3が供給さ
れる。
するための記録系回路を示す。第2図において、
1で示される入力端子に供給されるオーデイオ信
号がローパスフイルタ2を介してAD変換器3に
供給され、このAD変換器3から発生するPCM信
号が分配回路4に供給される。この分配回路4
は、連続する1チヤンネルのPCM信号を1ワー
ドずつ交互に2つのPCM信号系列H11及びH12に
分配するものである。このPCM信号系列H11及び
H12が垂直パリテイ発生回路5に供給され、第1
図Bに示すパリテイ信号系列H3が形成される。
更に遅延回路6にパリテイ信号系列H3が供給さ
れる。
また、分配回路4からのPCM信号系列H11及び
H12の夫々が時間軸圧縮回路7及び8に供給され
ることによつて水平パリテイコードが挿入される
べきデータブランクが形成され、次段の水平パリ
テイ付加回路9及び10を介することにより、第
1図Aに示すPCM信号系列H1及びH2が形成され
る。このPCM信号系列H1及びH2と前述のパリテ
イ信号系列H4との間で、dワード時間に相当す
る時間差が存在するように、前述の遅延回路6の
遅延量が選ばれている。これらの信号系列が変調
回路11に供給され、その出力端子12,13,
14に記録信号が得られ、図示せずも記録アンプ
を夫々介して記録ヘツドに供給されることによ
り、磁気テープに互いに平行する3本のトラツク
として記録される。変調回路11は、デジタル信
号をNRZ、MFM等の方式に変調するものであ
る。
H12の夫々が時間軸圧縮回路7及び8に供給され
ることによつて水平パリテイコードが挿入される
べきデータブランクが形成され、次段の水平パリ
テイ付加回路9及び10を介することにより、第
1図Aに示すPCM信号系列H1及びH2が形成され
る。このPCM信号系列H1及びH2と前述のパリテ
イ信号系列H4との間で、dワード時間に相当す
る時間差が存在するように、前述の遅延回路6の
遅延量が選ばれている。これらの信号系列が変調
回路11に供給され、その出力端子12,13,
14に記録信号が得られ、図示せずも記録アンプ
を夫々介して記録ヘツドに供給されることによ
り、磁気テープに互いに平行する3本のトラツク
として記録される。変調回路11は、デジタル信
号をNRZ、MFM等の方式に変調するものであ
る。
このように記録されたPCM信号系列H1,H2及
びパリテイ信号系列H4が夫々再生ヘツドにより
磁気テープから再生され、図示せずも再生アンプ
を介して第3図において15,16,17で示す
入力端子に供給され、復調回路18に与えられ
る。この復調回路18から得られるPCM信号系
列H1及びH2が夫々遅延回路19,20に供給さ
れ、夫々dワード時間遅延される。したがつて遅
延回路19,20の夫々から得られるPCM信号
系列H21及びH22とパリテイ信号系列H4との時間
関係は、第1図A及びBに示すものとなり、これ
らが垂直パリテイチエツク回路21に供給され
る。垂直パリテイチエツク回路21は、(Wi
Wi+1Pi)の演算を行なつて判別信号S1を発生
すると共に、(PiPi+2Pi+4Pi+6Ri)の演算
を行なつて判別信号S2を発生する構成とされてい
る。
びパリテイ信号系列H4が夫々再生ヘツドにより
磁気テープから再生され、図示せずも再生アンプ
を介して第3図において15,16,17で示す
入力端子に供給され、復調回路18に与えられ
る。この復調回路18から得られるPCM信号系
列H1及びH2が夫々遅延回路19,20に供給さ
れ、夫々dワード時間遅延される。したがつて遅
延回路19,20の夫々から得られるPCM信号
系列H21及びH22とパリテイ信号系列H4との時間
関係は、第1図A及びBに示すものとなり、これ
らが垂直パリテイチエツク回路21に供給され
る。垂直パリテイチエツク回路21は、(Wi
Wi+1Pi)の演算を行なつて判別信号S1を発生
すると共に、(PiPi+2Pi+4Pi+6Ri)の演算
を行なつて判別信号S2を発生する構成とされてい
る。
また、パリテイ信号系列H21及びH22が水平パ
リテイチエツク回路22及び23に供給され、パ
リテイコードQiによる誤り検出がなされる。つ
まり、水平パリテイチエツク回路22及び23
は、(WiWi+2Wi+4Wi+6Qi)の,演算を
行ない、夫々判別信号S3及びS4を発生する。そし
てPCM信号系列H21,H22とパリテイ信号系列H4
と判別信号S1〜S4とが誤り訂正回路25に供給さ
れることで誤りの訂正又は補正がなされる。1ブ
ロツク内で且つ1トラツク以内の誤りは、パリテ
イ信号系列H4が正しい場合には、完全に訂正す
ることができ、2トラツクに及ぶ誤りもその態様
によつては訂正することが可能である。また、こ
の例では、偶数パリテイを採用しているから、誤
りがないと判別されるときの判別信号S1〜S4の全
ビツトは“0”となり、判別信号S1〜S4の1ビツ
トでも“1”となるときが誤りを含むときであ
る。
リテイチエツク回路22及び23に供給され、パ
リテイコードQiによる誤り検出がなされる。つ
まり、水平パリテイチエツク回路22及び23
は、(WiWi+2Wi+4Wi+6Qi)の,演算を
行ない、夫々判別信号S3及びS4を発生する。そし
てPCM信号系列H21,H22とパリテイ信号系列H4
と判別信号S1〜S4とが誤り訂正回路25に供給さ
れることで誤りの訂正又は補正がなされる。1ブ
ロツク内で且つ1トラツク以内の誤りは、パリテ
イ信号系列H4が正しい場合には、完全に訂正す
ることができ、2トラツクに及ぶ誤りもその態様
によつては訂正することが可能である。また、こ
の例では、偶数パリテイを採用しているから、誤
りがないと判別されるときの判別信号S1〜S4の全
ビツトは“0”となり、判別信号S1〜S4の1ビツ
トでも“1”となるときが誤りを含むときであ
る。
かかる誤り訂正回路25の出力に現れるPCM
信号系列H31及びH32が合成回路26によつて1
チヤンネルに戻され、更に編集点処理回路27を
介されてDA変換器28に供給され、このDA変換
器28の出力がローパスフイルタ29を介して出
力端子30に取り出される。第3図において破線
で囲んで示す編集点検出回路31の検出出力S5が
編集点処理回路27に供給される。水平パリテイ
チエツク回路22及び23からの判別信号S3及び
S4を夫々反転するインバータ32及び33と、こ
れらインバータ32,33の出力と垂直パリテイ
チエツク回路21からの判別信号S1とが供給され
るアンドゲート34によつて編集点検出回路31
が構成されている。
信号系列H31及びH32が合成回路26によつて1
チヤンネルに戻され、更に編集点処理回路27を
介されてDA変換器28に供給され、このDA変換
器28の出力がローパスフイルタ29を介して出
力端子30に取り出される。第3図において破線
で囲んで示す編集点検出回路31の検出出力S5が
編集点処理回路27に供給される。水平パリテイ
チエツク回路22及び23からの判別信号S3及び
S4を夫々反転するインバータ32及び33と、こ
れらインバータ32,33の出力と垂直パリテイ
チエツク回路21からの判別信号S1とが供給され
るアンドゲート34によつて編集点検出回路31
が構成されている。
第4図に編集点処理回路27の一例を示す。図
示せずも編集点処理回路27には、遅延用のメモ
リーが設けられており、所定の時間差を有する2
つの再生PCM信号H40及びH41が形成されてい
る。このような時間差を有する2つのPCM信号
は、メモリーによらず、先行再生ヘツドを別個に
設けることでも得ることができる。時間的に先行
する前の再生PCM信号H40が掛算器35に供給さ
れ、他方の後の再生PCM信号H41が掛算器36に
供給され、この掛算器35,36の出力が加算器
37に供給され、その出力端子38に編集点処理
がなされた再生PCM信号が現れる。掛算器3
5,36に対してカウンタ等で構成される係数発
生器39,40が、夫々設けられている。今、第
5図においてt0で示すタイミングでもつて編集点
検出回路31からの検出出力S5が発生したとする
と、係数発生器39,40の動作が開始し、係数
発生器39からの係数αが1から0に徐々に減少
し、係数発生器40からの係数(1−α)が0か
ら1に徐々に増大する。この場合、係数α及び
(1−α)の変化がクロスするタイミングt1が編
集点となるようにタイミングが規定される。この
ような編集点処理は、編集点の前の信号をフエー
ドアウトし、その後の信号をフエードインするも
のでクロスフエードと呼ばれ、編集点でのレベル
飛びを緩和する。これ以外に、編集点の付近の誤
りを大量に含むデータを捨てて且つ以前の正しい
データとレベル差がなるべく少ないレベルのデー
タとを接続するような処理を行なうようにしても
良い。
示せずも編集点処理回路27には、遅延用のメモ
リーが設けられており、所定の時間差を有する2
つの再生PCM信号H40及びH41が形成されてい
る。このような時間差を有する2つのPCM信号
は、メモリーによらず、先行再生ヘツドを別個に
設けることでも得ることができる。時間的に先行
する前の再生PCM信号H40が掛算器35に供給さ
れ、他方の後の再生PCM信号H41が掛算器36に
供給され、この掛算器35,36の出力が加算器
37に供給され、その出力端子38に編集点処理
がなされた再生PCM信号が現れる。掛算器3
5,36に対してカウンタ等で構成される係数発
生器39,40が、夫々設けられている。今、第
5図においてt0で示すタイミングでもつて編集点
検出回路31からの検出出力S5が発生したとする
と、係数発生器39,40の動作が開始し、係数
発生器39からの係数αが1から0に徐々に減少
し、係数発生器40からの係数(1−α)が0か
ら1に徐々に増大する。この場合、係数α及び
(1−α)の変化がクロスするタイミングt1が編
集点となるようにタイミングが規定される。この
ような編集点処理は、編集点の前の信号をフエー
ドアウトし、その後の信号をフエードインするも
のでクロスフエードと呼ばれ、編集点でのレベル
飛びを緩和する。これ以外に、編集点の付近の誤
りを大量に含むデータを捨てて且つ以前の正しい
データとレベル差がなるべく少ないレベルのデー
タとを接続するような処理を行なうようにしても
良い。
第6図Aに示すように元のPCM信号が記録さ
れている磁気テープ41を長手方向を直交する方
向に切断して他の信号が記録された磁気テープ4
2を接続するスプライス編集又はオリジナルの磁
気テープの所定の位置から新たな信号を記録する
簡易電子編集では、編集点43の前後のPCM信
号及びパリテイ信号の連続性が失なわれる。第6
図Aにおいて、斜線で示すトラツクは、元の
PCM信号系列H1,H2及びパリテイ信号系列H4と
は別のPCM信号系列H1′,H2′及びパリテイ信号
系列H4′が記録されたトラツクである。このよう
な磁気テープから再生された信号が再生系におい
て、前述のようにPCM信号系列H1及びH2がdワ
ード時間だけ遅延され、第6図Bに示すように、
PCM信号系列H21及びH22とパリテイ信号系列H4
とが同期した関係となされて誤りの検出、訂正が
なされる。この場合、水平方向のパリテイコード
Qiは、その前に記録されているPCM信号の4ワ
ードから形成されているので、パリテイコード
Qiにもとずいて形成された判別信号S3,S4は、
編集点43が存在するブロツクとその前後のブロ
ツクを除き、編集点43のための信号系列の切
断、ヘツドあたりのムラによるドロツプアウト等
を原因とする誤りが含まれないものと判定して
“0”となる。
れている磁気テープ41を長手方向を直交する方
向に切断して他の信号が記録された磁気テープ4
2を接続するスプライス編集又はオリジナルの磁
気テープの所定の位置から新たな信号を記録する
簡易電子編集では、編集点43の前後のPCM信
号及びパリテイ信号の連続性が失なわれる。第6
図Aにおいて、斜線で示すトラツクは、元の
PCM信号系列H1,H2及びパリテイ信号系列H4と
は別のPCM信号系列H1′,H2′及びパリテイ信号
系列H4′が記録されたトラツクである。このよう
な磁気テープから再生された信号が再生系におい
て、前述のようにPCM信号系列H1及びH2がdワ
ード時間だけ遅延され、第6図Bに示すように、
PCM信号系列H21及びH22とパリテイ信号系列H4
とが同期した関係となされて誤りの検出、訂正が
なされる。この場合、水平方向のパリテイコード
Qiは、その前に記録されているPCM信号の4ワ
ードから形成されているので、パリテイコード
Qiにもとずいて形成された判別信号S3,S4は、
編集点43が存在するブロツクとその前後のブロ
ツクを除き、編集点43のための信号系列の切
断、ヘツドあたりのムラによるドロツプアウト等
を原因とする誤りが含まれないものと判定して
“0”となる。
しかし垂直方向のパリテイコードによる誤り検
出は、第6図Bから明かなように、PCM信号系
列H21及びH22とH21′及びH22′との接続点からdワ
ード時間前からパリテイ信号系列H4′が始まるタ
イミングとなるため、このタイミング以後dワー
ド時間の間では、殆ど誤りであると検出し、判別
信号S4が“1”となる。したがつてパリテイ信号
系列H4及びH4′の接続点或いはそのやや前の点
で、編集点検出回路31から検出出力S5が発生
し、前述のようなクロスフエード等の編集点処理
がなされる。
出は、第6図Bから明かなように、PCM信号系
列H21及びH22とH21′及びH22′との接続点からdワ
ード時間前からパリテイ信号系列H4′が始まるタ
イミングとなるため、このタイミング以後dワー
ド時間の間では、殆ど誤りであると検出し、判別
信号S4が“1”となる。したがつてパリテイ信号
系列H4及びH4′の接続点或いはそのやや前の点
で、編集点検出回路31から検出出力S5が発生
し、前述のようなクロスフエード等の編集点処理
がなされる。
上述の一実施例の説明から理解されるように、
本発明によれば、誤り検出(又は訂正)の対象と
するPCM信号と近い位置(別トラツクで同一位
置に記録されている場合も含む)に記録される誤
り検出(又は訂正)コードと、誤り検出(又は訂
正)の対象とするPCM信号と離れた位置に記録
される誤り検出(又は訂正)コードとの夫々によ
る誤り検出の結果が異なることを利用して編集点
を検出するので、数トラツクのようにトラツク数
が少ない場合にも確実に編集点を検出することが
できる。また、誤り検出回路の判別結果を利用す
れば良いので、回路構成を簡略化することができ
る。更に、第6図Bから理解されるように、
PCM信号(データ)系列)の編集点より前にお
いて編集点の検出を行なうことができるので、ク
ロスフエード等の編集点処理を行ない易い利点が
ある。
本発明によれば、誤り検出(又は訂正)の対象と
するPCM信号と近い位置(別トラツクで同一位
置に記録されている場合も含む)に記録される誤
り検出(又は訂正)コードと、誤り検出(又は訂
正)の対象とするPCM信号と離れた位置に記録
される誤り検出(又は訂正)コードとの夫々によ
る誤り検出の結果が異なることを利用して編集点
を検出するので、数トラツクのようにトラツク数
が少ない場合にも確実に編集点を検出することが
できる。また、誤り検出回路の判別結果を利用す
れば良いので、回路構成を簡略化することができ
る。更に、第6図Bから理解されるように、
PCM信号(データ)系列)の編集点より前にお
いて編集点の検出を行なうことができるので、ク
ロスフエード等の編集点処理を行ない易い利点が
ある。
上述の一実施例では、パリテイ信号系列H4を
PCM信号系列とは別のトラツクとして磁気テー
プに記録したが、PCM信号系列と同一トラツク
に記録するようにしても良い。つまり、第7図に
示すように、1チヤンネルのPCM信号を2トラ
ツクとして記録する場合に、一方のPCM信号系
列に(WiWi+1)の垂直パリテイコードPiをdワ
ード時間遅延してなるPi−2dを挿入し、他方の
PCM信号系列に(Wi+2Wi+3)の垂直パリテイコ
ードPi+2をdワード時間遅延してなるPi+2-2dを
挿入し、更に各トラツクのPCM信号及びパリテ
イコードの所定ワード毎に誤り検出用のCRCコ
ードを挿入するようにした場合に対しても本発明
を適用することができる。また、誤り検出用のコ
ードとしては、2ワードの全加算出力を用いるよ
うにしても良い。
PCM信号系列とは別のトラツクとして磁気テー
プに記録したが、PCM信号系列と同一トラツク
に記録するようにしても良い。つまり、第7図に
示すように、1チヤンネルのPCM信号を2トラ
ツクとして記録する場合に、一方のPCM信号系
列に(WiWi+1)の垂直パリテイコードPiをdワ
ード時間遅延してなるPi−2dを挿入し、他方の
PCM信号系列に(Wi+2Wi+3)の垂直パリテイコ
ードPi+2をdワード時間遅延してなるPi+2-2dを
挿入し、更に各トラツクのPCM信号及びパリテ
イコードの所定ワード毎に誤り検出用のCRCコ
ードを挿入するようにした場合に対しても本発明
を適用することができる。また、誤り検出用のコ
ードとしては、2ワードの全加算出力を用いるよ
うにしても良い。
第1図は本発明の一実施例のコード構成の説明
に用いる略線図、第2図はその記録系の概略を示
すブロツク図、第3図はその再生系の概略を示す
ブロツク図、第4図及び第5図は編集点処理回路
の一例のブロツク図及びその動作説明に用いる略
線図、第6図は本発明の説明に用いる略線図、第
7図は本発明を適用しうるコード構成の他の例の
略線図である。 6,19,20は遅延回路、25は誤り訂正回
路、27は編集点処理回路、31は編集点検出回
路である。
に用いる略線図、第2図はその記録系の概略を示
すブロツク図、第3図はその再生系の概略を示す
ブロツク図、第4図及び第5図は編集点処理回路
の一例のブロツク図及びその動作説明に用いる略
線図、第6図は本発明の説明に用いる略線図、第
7図は本発明を適用しうるコード構成の他の例の
略線図である。 6,19,20は遅延回路、25は誤り訂正回
路、27は編集点処理回路、31は編集点検出回
路である。
Claims (1)
- 1 PCM信号が複数トラツクとして記録される
と共に、このPCM信号に対する少なくとも2種
類の誤り検出(又は訂正)用のコードが記録さ
れ、この誤り検出(又は訂正)用のコードの両者
は、夫々が検出又は訂正の対象とする上記PCM
信号の記録位置に対して互いに異なる距離を離し
て記録されている磁気テープを再生するPCM信
号再生装置において、上記誤り検出(又は訂正)
用のコードの両者により上記PCM信号の誤りを
検出(又は訂正)すると共に、この両者の誤り検
出の結果が異なることを、スプライス編集又は簡
易電子編集の編集点として検出するようにしたこ
とを特徴とするPCM信号再生装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54000073A JPS5846068B2 (ja) | 1978-02-06 | 1979-01-05 | 電荷結合型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55101175A JPS55101175A (en) | 1980-08-01 |
JPS6123594B2 true JPS6123594B2 (ja) | 1986-06-06 |
Family
ID=11463990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP737979A Granted JPS55101175A (en) | 1979-01-05 | 1979-01-24 | Pcm signal reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55101175A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2900022B2 (ja) * | 1995-06-22 | 1999-06-02 | 寛志 佐藤 | 管路開閉装置と管路復旧工法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736476A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-27 | Sony Corp | Pcm signal recorder and reproducer |
-
1979
- 1979-01-24 JP JP737979A patent/JPS55101175A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2900022B2 (ja) * | 1995-06-22 | 1999-06-02 | 寛志 佐藤 | 管路開閉装置と管路復旧工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55101175A (en) | 1980-08-01 |
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