JPH02252334A - 選択的スクランブル回路 - Google Patents

選択的スクランブル回路

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JPH02252334A
JPH02252334A JP7436589A JP7436589A JPH02252334A JP H02252334 A JPH02252334 A JP H02252334A JP 7436589 A JP7436589 A JP 7436589A JP 7436589 A JP7436589 A JP 7436589A JP H02252334 A JPH02252334 A JP H02252334A
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JP
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signal
circuit
encoder
recording
output signal
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JP7436589A
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Keiji Kanota
啓二 叶多
Michio Nagai
道雄 永井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばデジタルVTRのチャンネルコーディ
ング回路等に適用して好適な選択的スクランブル回路に
関する。
〔発明の概要〕
本発明は、例えばデジタルVTRのチャンネルコーディ
ング回路等に適用して好適な選択的スクランプル回路に
おいて、互いに異なる複数の擬似ランダム信号の発生回
路と、入力信号をそれら複数の擬似ランダム信号によっ
て夫々スクランブルする複数の混合回路と、それらスク
ランブルに対応してそれら複数の擬似ランダム信号を示
す情報を夫々付加する複数の付加回路と、その入力信号
に夫々そのスクランブル及びその情報の付加を施して成
る複数の信号を夫々チャンネルコーディングする複数の
プリコーダと、これら複数のプリコーダの夫々の出力信
号の所定区間内の直流成分又はランレングスを計測する
計測回路とを有し、それら複数のプリコーダの夫々の出
力信号の内でその計測された値が最良となる出力信号を
記録信号とするようにしたことにより、プリコーダによ
って記録信号の最高周波数を小さ(して直流成分を少な
くした上に、更に入力信号のパターンがどのように変化
しても記録信号の直流成分が少ない状態に維持できるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
デジタルVTR等のデジタル磁気記録再生装置において
はデジタル(l又は0)の情報列をその7まま記録した
のでは次のような問題が生じる。
−■ 記録信号の最高周波数が高くなり過ぎて記録信号
が読出せない場合がある。
■ 記録信号に直流成分及び低域周波数成分が多くなり
、ロータリトランスを用いて記録再生を行うと再生した
信号に歪みが生じ2.再生した情報が記録した情報と大
きく異なる場合がある。
■ デジタルデータを記録する場合はクロック成分を含
めて所謂セルフクロツタ方式で情報列を記録することが
多いが、長い「l」やrQ、の連続があると再生側での
クロック抽出の誤差が大きくなる場合がある。
これらの問題を解決するため、デジタル磁気記録再生装
置においては、デジタルの入力信号をチャンネルコーデ
ィング(記録符号化)回路によって所定の周波数特性を
有する記録信号に変換し、この記録信号を記録ヘッドを
介して磁気記録媒体に記録すると共に、この磁気記録媒
体がら再生ヘッドを介して読出した信号をそのチャンネ
ルコーディング回路の逆変換に対応する特性を有するデ
コーダに供給して、そのデジタルの入力信号を再生する
ようにしている。チャンネルコーディングの方式として
は例えば、デジタル記録における符号量干渉を積極的に
利用したパーシャルレスポンス方式(PR方式)に基づ
いた次の3つの方式が知られている。
A、  N RZ −1(Non Return to
 Zero−Inverted)方式 これは第7図Aに示すような人力信号を直接2値化して
なるNRZ信号(第7図B)を、°第7図Cに示すよう
なNRZ−I方式の記録信号に変換するものである。こ
のように入・力信号を伝送路の手前で記録信号に変換す
るエンコーダをプリコーダとも称するが、このNRZ−
1方式のプリコーダはパーシャルレスポンスに基づいた
PR(1,−1)伝送路の逆変換に相当するためPR(
1,−1)エンコーダと称する。このP R(1゜l)
エンコーダは第8図Aに示す如く、例えばIIod 2
の加算器(1)及び1ビツトの遅延回路(2)より構成
される。
しかしながら、このNRZ−1方式では信号の反転がな
い場合に直流成分が多くなる不都合があり、近時は次の
ようなI−NRZ−1方式が採用されている。
B、  I−NRZ−1(Interleaved  
NRZ−1)方式これは第7図に示すNRZ信号を第7
図りに示すようなI−NRZ−1方式の記録信号に変換
するものである。このI−NRZ−1方式のプリコーダ
はパーシャルレスポンスに基づいたP R(1,Q、−
1)伝送路の逆変換に相当するためPR(1,0,−1
)エン:x−ダと称し1.:、 (7) P R(1,
0゜−1)エンコーダは第8図Bに示す如り、IIIo
d2の加算器(1)及び2個の夫々1ビツトの遅延回路
(2)、 (2)より構成される。
このI−NRZ−1方式の記録信号を記録再生して得ら
れる識別信号の周波数特性は磁気記録再生系の周波数特
性によく似ており、高周波数成分が少なく直流成分をも
たない上に、記録波長が長くなることに起因するクロス
トークやロークリトランスによる影響も少ないという特
徴を有する。
C,S −1−N RZ −1(Scrambled 
I−NRZ−1)方式1−NRZ−1B式の場合再生し
た識別信号には直流成分はないが、記録信号(第7図り
参照)自体には直流成分が存在するため、入力信号にM
系列(2進数の乱数)をsod 2で加算する(スクラ
ンブルする)ようにして直流成分を減少させるようにし
たのがS−1−NRZ−1B式である。
このS−1−NRZ−1B式のチャンネルコーディング
回路を用いた従来のデジタルVTRを第9図に示す、こ
の第9図において、(3)は入力端子、(4)はスクラ
ンブル回路、(5)はP R(1,0,−1)エンコー
ダ(プリコーダ)を示し、これらスクランブル回路(4
)及びP R(1,Q、−1)エンコーダ(5)がチャ
ンネルコーディング回路を構成する。また、ロータリト
ランスを含む記録ヘッド(6A)、磁気テープ(6B)
及びロータリトランスを含む再生ヘッド(6C)よりパ
ーシャルレスポンス方式のP R(1,−1)伝送路(
7)が構成される。(8)は入力データr 00100
・・・・」をroolloo・・・・」に等化するPR
(1,1)デコーダを示し、そのP R(1,−1)伝
送路(7)及びP R(1,1)デコーダ(8)よりP
 R(1,Q、−1)伝送路(9)が構成される。
また、(lO)は同期パルスSYPを検出する同期パル
ス検出回路、(11)はデスクランブル回路、(12)
は出力端子を示す。
例えば、P R(1,0,−1)エンコーダ(5)より
rooloo・・・・」の記録信号が記録ヘッド(6^
)に供給されると、この記録ヘッド(6^)を含むP 
R(1,−1)伝送路(7)においてその記録信号はr
ool−100・・・・」の再生信号に変換され、この
再生信号はPR(1,1)デコーダにおいてroolo
−100・・・・」の識別信号に変換される。この識別
信号の「−1」をf+1」に変化して成る信号は、P 
R(1,Q、−1)エンコーダ(5)からrooloo
・・・・」の記録信号が生成される場合のスクランブル
信号r0010100・・・・」に合致する。従って、
P R(1,Q、−1)伝送路(9)においてはP R
(1,0、−1)エンコーダ(5)の逆変換が成されて
いる。
また、スクランブル回路(4)において入力信号に成る
M系列の擬似ランダム信号M、をaIod 2で加算し
た場合には、デスクランブル回路(11)においては得
られた識別信号(−1→+1変換後の信号)にその同じ
擬似ランダム信号M0をsod 2で加算する如くなす
、一般に―od 2の加算においては同じ数の加算は「
000・・・・」となるため、その−od 2の加算に
よって擬似ランダム信号M0が除かれて入力信号と同じ
情報が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この5−I−NRZ−1B式のチャンネ
ルコーディング回路を用いた場合であっても、入力信号
が特定のパターンになるとスクランブル回路(4)にお
いて擬似ランダム信号M、を加算しても、P R(1,
0,−1)エンコーダ(5)から出力される記録信号の
直流成分又は低域周波数成分が減少しない不都合があっ
た。
斯かる不都合に関して、パーシャルレスポンスに基づい
たP R(1,0,−1)エンコーダ等のプリコーダを
使用しないチャンネルコーディング回路については、本
出願人が特願昭63−126606号において複数のM
系列信号を選択的にスクランブルする回路を提案してい
る。しかし、そのプリコーダを使用したチャンネルコー
ディング回路については、プリコーダが一般に出力信号
を入力信号側にフィードバックする回路であるという特
殊性を有するため、その特願昭63−126606号の
回路はそのままでは適用できない不都合があった。
本発明は斯かる点に鑑み、パーシャルレスポンスに基づ
いたプリコーダを使用するチャンネルコーディング回路
においても、入力信号がどのようなパターンになっても
得られる記録信号の直流成分を小さく維持したままにす
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による第1の選択的スクランブル回路は、例えば
第2図に示す如く、互いに異なる複数の擬似ランダム信
号(例えばM系列の信号)の発生回路(16^)〜(1
60)と、入力信号をそれら複数の擬似ランダム信号に
よって夫々スクランブルする複数の混合回路(17A)
〜(170)と、それらスクランブルに対応してそれら
複数の擬似ランダム信号を示す情報を夫々付加する複数
の付加回路(18A)〜(180)と、その入力信号に
夫々そのスクランブル及びその情報の付加を施して成る
複数の信号を夫々チャンネルコー・ディングする複数の
プリコーダ(21A)〜(210)と、これら複数のプ
リコーダの夫々の出力信号の所定区間内の直流成分(例
えばDSV(Digital Sum Value))
又はランレングスを計測する計測回路(31A)〜(3
10)とを有し、それら複数のプリコーダ(21A)〜
(210)の夫々の出力信号の内でその計測された値が
最良となる出力信号を記録信号とするようにしたもので
ある。
本発明による第2の選択的スクランブル回路は、その第
1の選択的スクランブル回路において、それら複数のプ
リコーダ(21A)〜(210)を夫々PR(1゜0、
−1)エンコーダより形成し、これら複数のPR(1,
0,−1)コンコーダ(21A)〜(210)の夫々の
出力信号の内の任意の出力信号をそれら複数のP R(
1,0゜−1)エンコーダ(21^)〜(210)の夫
々にフィードバックするスイッチ回路(26)を設け、
その記録信号をそれら複数のP R(1,0,−1)エ
ンコーダの内の一のエンコーダ(例えば(21A))の
出力信号から他のエンコーダ(例えば(21B))の出
力信号に切り替えるときに、初期設定用にその一のエン
コーダ(21A)の出力信号をその他のエンコーダ(2
1B)にフィードバックするようにしたものである。
〔作用〕
斯かる第1の選択的スクランブル回路によれば、複数の
擬似ランダム信号によって入力信号が夫々スクランブル
された後に、これらスクランブルされた信号が夫々複数
のプリコーダ(21A)〜(210)に−よってチャン
ネルコーディングされる。そして、これらチャンネルコ
ーディングされた複数の出力信号の内で例えば最も直流
成分(例えばDSV)が小さい出力信号を記録信号とす
ることによって、その入力信号がどのようなパターンで
あってもその直流成分を小さく維持しておくことができ
る。
また、第2の選択的スクランブル回路によれば、それら
プリコーダとして夫々磁気記録再生系に適したP R(
1,Q、−1)エンコーダが使用されているが、このP
 R(1,0,−1)エンコーダは出力信号を2ビット
分(即ち2クロック分)遅延させた信号を入力側にフィ
ードバックする回路構成を採っており、何ら対策をしな
いときには、例えば記録信号が一のエンコーダ(21A
)の出力信号から他のエンコーダ(21B)の出力信号
に切替わる直前に、その他のエンコーダ(21B)にお
いて記録信号でない自分自身の出力信号がフィードバッ
クされてしまう不都合がある。しかし、本発明において
はスイッチ回路(26)が設けであるので、その出力信
号が切替わる直前にその一のエンコーダ(21A)の出
力信号即ち記録信号をその他のエンコーダ(21B)の
入力側にフィードバックすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による選択的スクランブル回路の一実施例
につき第1図〜第6図を参照して説明しよう0本例はデ
ジタルVTRのチャンネルコーディング回路に本発明を
適用したものであり、この第1図〜第3図において第9
図に対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は
省略する。
第1図は本例のデジタルVTRの記録再生部を示し、こ
の第1図において、入力端子(3)にはエラー訂正符号
(例えばCRCC符号やパリティ符号)を付加したデジ
タルの入力信号x(t)(tは時間を示す)を供給する
。また、(13)は本発明に係る選択的スクランブル回
路を示し、この選択的スクランブル回路(13)は[(
12ランダム信号の付加回路及びチャンネルコーディン
グ用の複数のP R(1,0,−1)エンコーダ(プリ
コーダ)を有している。そして、入力信号x (t)を
この選択的スクランブル回路(13)によって高周波数
成分≠が少なく直流成分も少ない記録信号y (t)に
変換し、この記録信号y (t)を記録ヘッド、!ステ
ープ及び再生ヘッドより成るPR<1.−1)伝送路(
7)を介して再生信号となし、この再生信号に図示省略
した回路によって「−1」を「+1」にする変換を施し
て成る信号をPR(1,1)デコーダ(8)に供給する
。このP R(1,1)デコーダ(8)より生成される
識別信号u d (t)を同期パルス検出回路(10)
に供給して同期パルスSYPを分離する。また、(14
)は選択的スクランブル回路(13)に対応した選択的
デスクランブル回路を示し、この選択的デスクランブル
回路(14)はその同期パルスSYPに同期してその識
別信号ud(t)より擬似ランダム信号を取り除いて出
力端子(12)に出力信号x d (t)を供給する。
第2図は第1図中の選択的スクランブル回路(13)を
示し、この第2図において、入力端子(15)に外部よ
り周期Hのブロック同期パルスBLSYを供給する。ま
た、(16A)〜(160)は夫々擬似ランダム信号と
しての互いに異なるM系列(これらをM1系列〜M4系
列と称する)の信号を生成するM系列発生回路、(17
A)〜(170)は夫々−od 2の加算を行うための
加算器(例えば排他的オアゲートで構成できる) 、(
18A)〜(180)は夫々3人力のマルチプレクサ、
(19^)〜(190)は夫々M、系列〜M4系列に対
応した識別コード(これをコード1〜コード4と称する
)を生成する識別コード発生回路、(20)は同期パル
スSYPを生成する同期パルス生成回路を示す。
M系列発生回路(16A)〜(160)には夫々ブロッ
ク同期パルスBLSYを供給して周期Hで初期設定を行
い、これらM系列発生回路(16^)〜(160)にて
生成されるM、系列〜M4系列の夫々の信号r+(t)
〜r4(t)を加算器(17A) 〜(170)を用い
て入力信号x (t)に−od 2で加算する。これら
加算器(17A) 〜(170)の夫々の出力信号、識
別コード発生回路(19A)〜(190)より夫々生成
される識別コード及び同期パルス生成回路(20)より
生成される同期パルスSYPを夫々マルチプレクサ(1
8A)〜(18D)において時分割的に接続して時系列
的な信号ul(t)〜un(t)を生成する。
これら時系列的な信号ul(t)〜un(t)は夫々周
期Hの周期的信号であり、その単位である周期Hの1シ
ンクブロツクの構成を第4図及び第5図に示す、これら
第4図及び第5図において、5VNCO及び5YNC1
は夫々1バイトの同期パルス、IDO及びIDIは夫々
1バイトのデータ識別符号(プログラム番号など)、M
SIDIは1バイトのM系列識別コード、データはにバ
イトの音声又は映像データ、誤り検出符号はmバイトの
例えばパリティ符号、MSID2はMSID lと同じ
データ構造のM系列識別コードを示す、これらの領域の
内でM系列信号によってスクランブルがかけられている
のはIDO及びIDIより成る領域S1並びにデータ及
び誤り検出符号より成る領域S!である。
また、M系列識別コードがコード1〜コード4であるの
に対応して、第5図に示す如く、MSIDI及びMSI
D2のデータ構造を夫々「00・・・・00」〜「11
・・・・11」となす、この場合、2ビツトのデータ(
roo」、 rOl」、 rlO」又はril」)を夫
々4回繰り返して書き込む如くなしているので、伝送系
で誤りがあっても確実に現在使用されているM系列の識
別コードが読み取れる利益がある。更に、本例ではその
MSfDlと同じ構造のMSID2をMSID1から(
k+m)バイト離して配置しているので、バーストエラ
ーが発生してもMSID l又はMSID2のいずれか
より正確な識別コードが読み取れる利益がある。
第2図において、マルチプレクサ(18A)〜(180
)の夫々の出力信号u+(t)〜u4(t)を夫々プリ
コーダとしてのP R(1,Q、−1)エンコーダ(2
1A)〜(210)によって信号y+(t)〜L4(t
)に変換する。P R(1,0,−1)エンコーダ(2
1A)〜(21D)は同一構造となし、その内のP R
(1,0,−1)エンコーダ(21A)はsod 2加
算用の排他的オアゲート(22)、2人力のスイッチ回
路swz (23)及び2個の1ビツト遅延回路(24
) 。
(25)より構成する。スイッチ回路SW、 (23)
の−方の入力端子には信号y+(t)を供給し、このス
イッチ回路SWx (23)は制御回路(29)よりの
制御信号J1の高低に応じて、その2人力のいずれか一
方を1ビツト遅延回路(24)側に供給する。また、(
26)は4人力のスイッチ回路SW1を示し、このスイ
ッチ回路SVV+ (26)の4個の入力端子に夫々信
号y+(t)〜y4(t)を供給する。このスイッチ回
路sw、 (26)は制御回路(29)よりの制御信号
J5のコードに応じて入力された信号y+(t)〜y4
(t)のいずれか1個の信号(これをy3゜(1)と称
する)を夫々P R(1,Q、−1)エンコーダ(21
A)〜(210)の中のスイッチ回路SW、 (23)
の他方の入力端子に供給する。また、信号y+(t)〜
y4(t)は夫々IHの遅延回路(27A)〜(27D
)を介して信号y 1(t−H)〜)’1(t−H)に
変換してスイッチ回路 sw、 (2B)の4個の入力
端子に夫々供給する。スイッチ回路SW□(28)は制
御回路(29)よりの制御信号J6のコードに応じてそ
れら信号V t (t−)1)〜V n(t−14)の
いずれか1個の信号を選択して記録信号y (t)とな
し、この記録信号y (t)を記録ヘッド(6A)を介
して磁気テープ(6B)に記録する。
(29)は全体として制御回路を示し、この制御回路(
29)において、(30)はシーケンス制御回路であり
、このシーケンス制御回路(30)はブロック同期パル
スBLSYを受けて制御信号J1〜J4及びJ7並びに
制御回路(29)中の他の回路用のタイミング信号を生
成する。制御信号Jl−J4は夫々PR(1,0,−1
)エンコーダ(2LA)〜(210)中のスイッチ回路
SW3 (23)の切替えを行い、制御信号J7はマル
チプレクサ(18^)〜(180)を共通に切替える。
また、(31A) 〜(310)は夫々D S V (
Digital Su−νalue)計測回路を示し、
例えば時点L = L Iから1=1゜までのデジタル
データ列yi(t)のDSVは次式で定義する。尚、本
例ではデジタルデータ列y+(t)は周期Tが単位時間
1のクロックパルスCKに同期して1ビツトずつ生成さ
れるものとする。
但し、y五(t)=1のときat(t)=1.y籠(t
)=0のときa五(t) = −1 本例では、このDSVの値が0に収束するときにそのデ
ジタルデータ列yt(t)の直流成分が0になるとみな
す。それらDSV計測回路(31A)〜(310)に夫
々信号y+(t)〜y4(t)を供給し、それらDSV
計測回路(31A)〜(31D)は所定の測定期間K(
第6図参照)の量大々DSVを計測し、得られたDSV
の値DSV、−DSV、を夫々判定回路(32)に供給
する。この判定回路(32)はそれらDSV、〜DSV
4の内で最も0に近い値を出力したDSV計測回路(3
1A) 〜(310)に対応するM系列信号rl(t)
〜r4(t)の系列番号をスイッチ制御回路(33)に
供給する0本例では時間tがTe1(=0とする)がら
T、、、 (=’rに十H)までに1シングフ゛ワツク
であるブロックにの信号y +(t) 〜y 4(t)
ノD S V ヲ計測して、次の時間tがT、、、がら
T□2までの間にそのブロックにの信号y+(t)〜y
a(t)の内で最もDSVの値がOに近かったものをス
イッチ回路sw!(28)で選択し記録信号y (t)
とする。
第2図例の動作を第6図を参照して説明するに、マルチ
プレクサ(18A)〜(180)の出力信号y+(t)
〜ya(t)は夫々間系列識別コード及び同期パルスS
YPを除いて us(t)=x(t)+rs(t)(sod2);s=
1〜4  ・・・・(2)ト表すレ、P R(1,0,
−1)I ンコータ(21A) 〜(210)の出力信
号ys(t)は夫々 ys(t)=3’s (t  2) +us(t) (
sod 2)  ”(3)で表わされる。データは1=
0がら有効になるものとして、初期設定のためy 5(
−2) = y 5(−1) = 0に設定する。また
、時間tはクロックパルスCK(第6図A)の1周期T
(=単位時間l)ごとに更新されt=2m又はt=2m
+1で表わされるので、式(2)及び式(3)より ys(t=2m)=ys(2m−2)+(x(2m)+
 rs(2m))・・・・・・(4) ・・・・・・(5) が導かれる。DSV計測回路(31A)〜(310)は
夫々時間t=TK+αからt=T舅、1−1の測定期間
にだけDSvを計測する。εの場合、 α―五員≦ α ≦ α、□−2・・ ・・ ・・(6
)が成立し、式(6)においてαSinはDSVの比較
及び最小値の判定に要する時間により定り、α、□は同
期パルスを含む5YNCO及び5YNC1のビット長に
対応し、この5YNCO及び5YNC1の部分にはスク
ランブルは施されない。従って、期間TK≦t〈T、+
αの間のDSVは測定漏れとなるが、これは微少量であ
り本発明の効果をほとんど軽減させない。
DSV計測回路(31A)〜(310)において時点を
−Tx、lに夫々各系列のDSVの値DSV、 〜DS
V。
が求まる。制御回路(29)内の判定回路(32)は3
クロック期間にそれらDSV、〜DVS、の中で値が最
もOに近いものに対応する信号y+(t)〜y4(t)
の系列番号50(1〜4)をスイッチ制御回路(33)
に供給し、このスイッチ制御i1回路(33)はその系
列番号s0に応じてスイッチ回路sw、 (26)の動
作(第6図D)及びスイッチ回路SWz (28)の動
作(第6図E)を制御する。スイッチ回路 5Wt(2
8)は選択された系列番号S、の信号)’ s (t−
H)(s=s−)を期間T□、+αatm+3≦t<T
x−z+α、A。
+3の間だけ記録信号y (t)として出力する。従っ
て、次式が成立しており、 y(t)=ys(t−H)    ・・・・・・(7)
記録信号y (t)として記録ヘッド(6A)に供給さ
れるイ言号はys(Ti+αmtm+3)〜7 s (
’r’t+t+α、五ワ+2)であり、このことはスイ
ッチ回路5Wz(2B)からは時間的にIH即ち1シン
クプロツタの伝送時間だけ遅れたタイミングで、前の測
定期間Kにおいて選択された系列のブロックにの信号が
出力されること五走昧Tろ。
スイッチ回路SW+ (26)はP R(1,0,−1
)エンコーダ(21A)〜(210)が夫々出力信号を
フィードバックするために使用される。このスイッチ回
路5WI(26)はプリコーダであるP R(1,0,
−1)エンコーダ(21A)〜(210)の共通の初期
化期間TKeI+α、五、+l≦t<T+c+++α、
五、+3である2クロック期間だけ、期間TI+α、i
+3≦t<Tx−+十α、i7十3の間に記録信号とし
て選択されていた出力信号y3゜(1)をP R(1,
Q、−1)エンコーダ(21^)〜(210)の夫々の
スイッチ回路sw、 (23)の他方の入力端子に供給
する。その初期化期間においてはそのスイッチ回路SW
、 (23)はその他方の入力端子に供給された信号y
、。(1)を遅延回路(24)側へ通す如くなす。従っ
て、スイッチ回路SVV+ (26)及び複数のプリコ
ーダの夫々の内部にあるスイッチ回路S W x(23
)の連動により、プリコーダの初期化期間Tに、1+α
、五、+1≦t<Tx−++αmin+3内には期間T
ll+αml+%+3≦t<Tw+++α、1+3にお
いて記録信号として選択されていた出力信号y、。(1
)が、P R(1,0,−1)エンコーダ(21A)〜
(210)の夫々の入力信号側に自分自身の出力信号y
+(t)〜y4(t)の代わりにフィードバックされる
一般にP R(1,0,−1)エンコーダ(21A)〜
(210)は出力信号を2ビット分遅延させて入力信号
側へフィードバックしているため、何等対策を施さない
場合には例えば記録信号がP R(1,0,−1)エン
コーダ(21A)の出力信号y+(t)からP R(1
,Q、−1)エンコーダ(21B)の出力信号に切替わ
るときに、PR(1,0,−1)エンコーダ(21B)
の入力信号側へは前の期間の記録信号y+(t)ではな
い自分自身の出力信号yt(t)がフィードバックされ
てしまい、その後の記録信号は本来の信号と異なるもの
になる。しかしながら、本例においてはスイッチ回路5
Wl(26)及び複数のスイッチ回路SW3 (23)
を設けてプリコーダの初期化期間を設けているので、記
録信号が切替わる際にも常に正確な信号な各P R(1
゜0、−1)エンコーダ(21A”)〜(210)の入
力信号側にフィードバックされる利益がある。
スイッチ回路SW+ (26)及び複数のスイッチ回路
SW3 (23)の介在により、P R(1,0,−1
)エンコーダ(21A)〜(210)の出力信号ys(
t)は正確にはys(t)−ys(t−2)+us(t
)(mod2)  ・・・・(8)(旦し、tZTK十
αata+3.t+’r、十α1.+43’5(t)=
)’go(t−2)+us(t)(mod2)  ”(
9)(旦し、t=TK十α、ム、+3.t=T*十α、
五、+4となる。y、。(1)はt<Tw+α、i+3
において記録信号として選択されていた信号である。式
(8)及び(9)において、)’ s (−2) = 
3’ s (−1) = Oと仮定すれば、式(4)及
び(5)に対応させて;  s = 1〜4     
  ・・・・(lO)・・・・(11) となる、この場合、r 5x(2i+1)は現在の時間
りがT工+α17≦t<7’1.+、+α、i、1であ
るとすると、時間(2i+1)≦T区+αst++にお
いてはその期間に選択された系列の擬似ランダム信号r
、。(t)(so=1〜4)を示す。また、期間T、+
αsin < (2i+1)においてはそのrEX(2
i+t%よ各PR<1.帆−1)エンコーダ(21A)
〜(210)に夫々対応する自分自身の擬似ランダム信
号rl(t)〜rn(t)を示す。このことを次式によ
って表現する。
r 5x(t) =r 5o(t) ; t≦T H+
αa ム、 ・・・−(12)r 5X(t)= r 
5(j) i t > T* + αsta  ” ”
 (13)従って、各P R(1,0,−1)エンコー
ダ(21A)〜(210)は夫々過去にシンクプロッタ
毎に選択された擬似ランダム信号を履歴として有する出
力信号を発生する。そして、スイッチ回路SW、 (2
B)から時点tに出力されている信号y (t)は選択
された擬似ランダムパターンによってスクランブルされ
た後にIHだけ遅延された信号であり、その信号y (
t)は次式で表わされる。
y (t) = y s。(t−H) ;  t=2m          ・・・・・・(1
4)y(t)=ys。(t−H) ;  t =2m+ 1       ・・・・・(1
5)次に、第3図を参照して第1図例中の選択的デスク
ランブル回路(14)を含む再生装置側の構成につき説
明する。第3図において、P R(1,1)デコーダ(
8)を1ビツトの遅延回路(34)及びsod 2の加
算器としての排他的オアゲート(35)より形成し、記
録ヘッド(6A)、磁気テープ(6B)及び再生ヘッド
(6C)にそのPR(1,1)デコーダ(8)を接続し
てPR(1,0,−1)伝送路(9)を構成する。この
P R(1,0,−1)伝送路(9)は2個の夫々1ビ
ツトの遅延回路(36) 。
(37)及びsod 2の加算器としての排他的オアゲ
ート(3B)より成る回路と等価であり、このPR(1
,帆1)伝送路(9)が第2図例中のP R(1,0,
−1)エンコーダ(21A)〜(210)によるチャン
ネルコーディングの逆変換を行なって識別信号u d 
(t)を生成する。
この識別信号ud(t)は第2図の信号ul(t)〜u
4(t)に対応する。
この識別信号u d (t)中の同期信号記録部分5Y
NCO。
5YNC1及びM系列識別コード記録部分MSI[) 
l 。
MSID2は第4図に示す如く擬似ランダム信号のスク
ランブルが施されていない。従って、この識別信号u 
d (t)を同期パルス検出回路(10)に供給して所
定パターンの同期パルスSYPを分離することができる
。また、(14)は全体として選択的デスクランブル回
路を示し、この選択的デスクランブル回路(14)にそ
、の同期パルスSYP及びその同期パルス検出回1(1
0)をそのまま通過して来た識別信号ud(t)を供給
する。
その選択的デスクランブル回路(14)において、その
識別信号ud(t)をIHの遅延回路(39)、第ルジ
スタ(40)及び第2レジスタ(41)に供給し、第ル
ジスタ(40)には第4図に示すMSID 1を取込み
、第2レジスタ(41)にはMSID2を取込み、これ
ら取込まれたM系列識別コード?1SID I及び?l
5ID 2を誤り訂正回路(42)に供給する。この誤
り訂正回路(42)は識別コードMSID 1及びMS
ID2 (7) 1バイト毎に多数決を行い、少なくと
も1バイトの多数決の結果が正しければこれを正しい識
別コード(roo。
〜rLIJ)として第3レジスタ(43)に供給する。
また、(44)は制御回路を示し、この制御回路(44
)は同期パルスSYPによって初期化された後に所定の
タイミングで第ルジスタ(40)、第2レジスタ(41
)及び第3レジスタ(43)を駆動する。
(45A)〜(45D)は夫々第2図例のM系列発生回
路(16A)〜(160)と同一構成のM系列発生回路
を示し、これらM系列発生回路(45A)〜(45D)
は夫々同期パルスSYPによって初期化されてM、系列
〜M4系列の擬似ランダム信号を生成して4人カスイン
チ回路SW4 (46)の夫々の入力端子に供給する。
そのスイッチ回路sw、 (46)は第3レジスタ(4
3)より供給される識別コードに対応してそれらM。
系列〜M4系列の内の一つのtM (11ランダム信号
をr3゜d(t−H)をmod 2の加算回路(例えば
排他的オアゲー))(47)の一方の入力端子に供給し
、その加算回路(47)の他方の入力端子にはIHの遅
延回路(39)の出力信号u d (t−H)を供給し
、この加算回路(47)の出力信号xd(t)を出力端
子(12)に供給する。
第3図例の動作を説明するに、第3レジスタ(43)は
識別信号ud(t)の期間T、≦t<Tx++に対応す
るブロックにのM系列識別コードをTI+I≦t<T、
、□の間内部に記憶してスイッチ回路5W4(46)に
供給し、そのスイッチ回路5W4(46)はそのM系列
識別コードに対応した信号r、。d(t−H)を’rx
+、≦t < Tt、zの期間内に加算回路(47)に
供給する。尚、ud(t)、  rsod(L−H)+
  xd(t)において英字rd、を付したのは、これ
らの変数が誤差を含む可能性のあることを示している。
次に、P R(1,Q、−1)伝送路(9)における誤
差発生の影響を検討するため、記録ヘッド(6A)従っ
てP R(1,Q、−1)伝送路(9)に対応する入力
信号yd(t)を第2図例の記録信号y (t)に誤差
信号e (t)が付加されたものであると仮定する。即
ち、 y d (t)= y (t)+ e (t)    
  ・・= ・・(16)が成立しており、P R(1
,Q、−1)伝送路(9)の出力信号としての識別信号
u d (t)は式(10)よりt=2mに対して u  d(t=2m)=u  d(2m)−y  d(
2a+−2)  (s+od  2)= (Y (2m
) + e (2m)) −(>’ (2mg−2) 
+ e (2m−2))=、Σ(x (2i) + r
 5o(2i) ) + e (2m)= x (2m
) + r 56(2#l) + e (2#l) +
 e (2m−2)・・・・・・(17) が成立する。式(17)の導出過程において、sod 
2の加算は減算と等価であるという性質を使用している
や同様に式(11)よりt=2m+1に対してu d 
(t=2ae+1) = x (2m+1) + r 
so(2m+1) + e (2m+1)+ e (2
a++3’) (sod 2 ) ” ” ・・(18
)が成立し、式(17)及び(18)をまとめるとu 
d(t)= x(t)十r 5o(t)+ e(t)+
 e (t−2)  ” =(19)が成立する。
更に、加算回路(47)の出力信号xd(t)を計算す
ると、 x d (t)= u d (t−H) + r 5o
d(t−H)(sod  2 )= x (t−H) 
十r 、、(t−H) + e (t−)1) + (
t−H−2)+ r 、、d(t−H)       
・・・・= (20)が導出される。スイッチ回路SW
4 (46)において正しいM系列信号が選択されてい
るときには、r 5od(t−■) =r 5o(t−
)1)が成立するので式(20)は%式%(21) に帰着して通常のP R(1,0,−1)伝送路の出力
信号と等しくなる。尚、式(20)から式(21)を導
出する過程で、sod 2の加算においては同じ数を加
算すると0になることを利用している。式(21)にお
いてe (t−H) = e (t−H−2) = O
ならば、x d (t) = x (t−14)   
     ” ・・” (22)が成立し、第2図の入
力信号x (t)がIHだけ遅延したものが第3図の出
力信号xd(t)になることが分かる。このように、本
例の選択的デスクランブル回路(14)を用いると、識
別信号u d (t)にスクランブルされているM系列
信号と同じ系列の擬似ランダム信号をその識別信号u 
d (t)にmad 2で加算するようにしているので
、その識別信号ud(t)からそれにスクランブルされ
ているM系列信号が取り除かれて、入力信号x (t)
が正しく復調できる利益がある。
また、上述実施例においては選択的スクランブル回路(
13)の制御回路(29)はP R(1,0,−1)エ
ンコーダ(21A)〜(210)の夫々の出力信号y+
(t)〜y4(t)のDSVの値を計測するようにして
いたが、そのDSVの代わりにそれら出力信号y+(t
)〜yi(t)の夫々の所定期間内における最大ランレ
ングス(ハイレベル「1」又はローレベル「0」の最大
連続回数)RUN、−RUN、を計測して、それら最大
ランレングスRUN、〜RUN、の内で例えば最小の最
大ランレングスを有する出力信号ys(t)を記録信号
となしてもよい。
また、上述実施例ではプリコーダとしてP R(1゜0
、−1)エンコーダを使用しているが、本発明はプリコ
ーダとして例えばP R(1,−1)エンコーダを使用
するチャンネルコーディング回路にも適用できる。更に
、M系列識別コードの付加や同期パルスの付加は例えば
スイッチ回路5WZ(28)と記録ヘッド(6A)との
間で行なってもよい。この場合はM系列識別コードや同
期パルスはチャンネルコーディングされないが、予め高
周波成分が少なく直流分も少ないパターンを選んでおけ
ばよい。従って、この場合も本願の第1の発明及び第2
の発明の夫々の一態#1ヒ考えるものとする。
このように、本発明は上述実施例に限定されず本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採り得ることは勿
論である。
〔発明の効果〕
第1の選択的スクランブル回路によれば、プリコーダを
使用して記録信号の最高周波数を小さくして直流成分を
少なくした上に、プリコーダの出力信号である記録信号
の直流成分又はランレングスが最良の値となるように入
力信号をスクランブルする擬偵ランダム信号を選択する
ことができるので、その入力信号のパターンがどのよう
に変化してもその記録信号の直流成分を少ない状態に維
持できる利益がある。
第2の選択的スクランブル回路によれば、記録信号を一
のP R(1,Q、−1)エンコーダの出力信号から他
のP R(1,Q、−1)エンコーダの出力信号に切替
えるときに、スイッチ回路を介してその一のPR(1,
Q、−1)エンコーダの出力信号即ち記録信号をその他
のP R(1,Q、−1)エンコーダの入力側にフィー
ドバックすることができるので、常に正確な記録信号を
各P R(1,Q、−1)エンコーダの夫々の入力側に
フィードバックできる。従って、生成される記録信号に
変換誤差が混入することがない利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のデジタルVTRの記録再生
部を示す構成図、第2図は第1図例中の選択的スクラン
ブル回路を示す構成図、第3図は第1図例中の選択的デ
スクランブル回路及びその周辺回路を示す構成図、第4
図及び第5図は夫々実施例のデジタル信号のフォーマッ
トを示す線図、第6図は実施例の動作の説明に供するタ
イミングチャート図、第7図は入力信号のチャンネルコ
ーディングの例を示す線図、第8図はチャンネルコーデ
ィング用のプリコーダの例を示す線図、第9図は従来の
デジタルVTRの要部を示す構成図である。 (16A)〜(160)は夫々間系列発生回路、(17
A)〜(170)は夫々sod 2の加算器、(18A
) 〜(18D)は夫々3人力のマルチプレクサ、(2
1A)〜(210)は夫々プリコーダとしてのP R(
1,0,−1)エンコーダ、(26)はスイッチ回路S
W+ 、 (31八)〜(310)は夫々DSV計測回
路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに異なる複数の擬似ランダム信号の発生回路と
    、入力信号を上記複数の擬似ランダム信号によって夫々
    スクランブルする複数の混合回路と、上記スクランブル
    に対応して上記複数の擬似ランダム信号を示す情報を夫
    々付加する複数の付加回路と、上記入力信号に夫々上記
    スクランブル及び上記情報の付加を施して成る複数の信
    号を夫々チャンネルコーディングする複数のプリコーダ
    と、該複数のプリコーダの夫々の出力信号の所定区間内
    の直流成分又はランレングスを計測する計測回路とを有
    し、 上記複数のプリコーダの夫々の出力信号の内で上記計測
    された値が最良となる出力信号を記録信号とするように
    したことを特徴とする選択的スクランブル回路。 2、上記複数のプリコーダを夫々PR(1、0、−1)
    エンコーダより形成し、該複数のPR(1、0、−1)
    エンコーダの夫々の出力信号の内の任意の出力信号を上
    記複数のPR(1、0、−1)エンコーダの夫々にフィ
    ードバックするスイッチ回路を設け、上記記録信号を上
    記複数のPR(1、0、−1)エンコーダの一のPR(
    1、0、−1)エンコーダの出力信号から他のPR(1
    、0、−1)エンコーダの出力信号に切替えるときに、
    初期設定用に上記一のPR(1、0、−1)エンコーダ
    の出力信号を上記他のPR(1、0、−1)エンコーダ
    にフィードバックするようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の選択的スクランブル回路
JP7436589A 1989-03-27 1989-03-27 選択的スクランブル回路 Pending JPH02252334A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996024933A1 (fr) * 1995-02-10 1996-08-15 Sony Corporation Appareil de transfert de donnees numeriques
EP0735536A2 (en) * 1995-03-28 1996-10-02 Hitachi, Ltd. Digital signal recording method and apparatus
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