JPS628832A - 金属・樹脂複層燃料タンク及びその製造方法 - Google Patents

金属・樹脂複層燃料タンク及びその製造方法

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Publication number
JPS628832A
JPS628832A JP14748185A JP14748185A JPS628832A JP S628832 A JPS628832 A JP S628832A JP 14748185 A JP14748185 A JP 14748185A JP 14748185 A JP14748185 A JP 14748185A JP S628832 A JPS628832 A JP S628832A
Authority
JP
Japan
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seam
metal
resin
fuel tank
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP14748185A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Morizumi
森住 光男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP14748185A priority Critical patent/JPS628832A/ja
Publication of JPS628832A publication Critical patent/JPS628832A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、金属・樹脂複層燃料タンク及びその製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 内面を樹脂、外面を金属とする複層構造のタンクは、樹
脂タンク並の防食性と、金属タンク並の強度、剛性とを
兼ね備えるものである。この種の従来技術としては特開
昭57−129130号公報、実開昭57−17783
4号公報等がある。
(従来技術における問題点) しかしながら、このような従来の内面を樹脂、外面を金
属とした複層構造タンクには、次のような問題点があっ
た。即ち。
(1) 金属・樹脂複層タンクを、金属と樹脂とからな
る複層原板を用いて、例えばプレス成形法により成形製
造しようとする場合には、プレス成形の際、同複層原板
の樹脂層に傷付きや剥離等が生ずるばかりでなく、接合
すべき両金属シェルのフランジ接合部間に樹脂層が介在
することになるから、回部の通電性が失なわれ、溶接が
不可能である。
(2) 金属板と樹脂板とをそれぞれ別個に成形後、接
着剤により両者を接合する方式では、それらの接合の際
における金属板と樹脂板との接合不良に基づく両板の剥
離を招くことがあり、また、金属板と樹脂板との寸法誤
差等により、両者を全域にわたって密着させることが困
難であり、両者間の隙間を絶無にすることが容易でない
(3) 上下2個の金属シェルを、それのフランジ部で
突合せ、シーム溶接によりタンクを構成する方式では1
両シェル内側の樹脂層を一体に溶接することが困難であ
る。
この発明は、このような問題点のない金属・樹脂複層燃
料タンク及びその製造方法を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は、前記のような従来の問題点に解消しようと
するもので、周縁部に棚部を介して形成したシームフラ
ンジを有する所定形状の金属シェルの一対が、そのシー
ムフランジにおいてシーム溶接により一体化されると共
に、前記棚部内側を含む前記一対の金属シェル内側に樹
脂層が圧着被覆され、かつ前記両棚部内側の樹脂層が溶
着している金属・樹脂複層燃料タンクとしたものであり
、また周縁部に棚部を介して形成したシームフランジを
有し、所定形状に成形した金属シェルににおける、前記
シームフランジを除く内側に樹脂層を圧着被覆させた後
、該金属シェルの一対を、そのシームフランジを対設し
、シームローラによりシーム溶接すると共に、この溶接
の熱により棚部に位置する樹脂層を溶着するようにした
金属・樹脂複層燃料タンクの製造方法としたものである
(実施例) 以下、この発明を図示の実施例により説明する6まず、
第1図はこの発明にかかる金属・樹脂複層燃料タンクの
一実施例を中央部において、縦断して示す断面図である
。図において、1.1は周縁部に棚部2.2を介してシ
ームフランジ3.3を有し、適宜形状に成形された一対
の金属シェルで、該金属シェル1.1はその周縁のシー
ムフランジ3.3においてシーム溶接により一体に固定
される。5.5は金属シェル1.1の内側に圧着被覆し
た樹脂層、6.6は前記棚部2.2の内側に圧着被覆さ
れた樹脂層で、該樹脂層6.6は前記樹脂層5.5とそ
れぞれ一体であると共に、該両横脂層6.6はその合せ
面7部においてシーム溶接の熱により互いに溶着され、
−棒状をなしている。
この金属・樹脂複層燃料タンクは、金属シェル1.1の
フランジ3.3においてシーム溶接され。
一体化しているので、通常の金属タンクと同様な強度と
、剛性とを備えると共に、その内側に圧着被覆された樹
脂層5.6が、金属シェル1.1の全内側を完全被覆し
ているので、樹脂製タンクと同様な防食性とを兼ね備え
るものである6次に、この発明にかかる金属・樹脂複層
燃料タンクの製造方法の実施例について、第2図ないし
第4図を参照して説明する。
まず、図示しない雌型及び雄型(この実施例の場合には
、その雌雄型は第2図に示す雄型2o及び雌型21と近
似する形状となる)により1周縁部に棚部12を介して
シームフランジ13を有し、適宜形状に形成された金属
タンクシェル11を、第2図に要部を縦断して示すよう
に、雌型21に挿入した後、その内側に加熱軟化した樹
脂シート又は溶融した樹脂シート15(この樹脂シート
15が金属シェル内側に圧着被覆され、同シェル11.
11と一体化した樹脂層を16.17となる)を配し、
次いで、雄型20により、前記金属シェル11の内側に
圧着することにより、金属シェル11の内側及び棚部1
2の内側に樹脂層16及び17が圧着被覆され1周縁部
には樹脂被覆のないシームフランジ13を有し、適宜形
状に形成された金属・樹脂複合板が形成される。
次いで、前記のように成形され、内側に樹脂層16.1
7が圧着被覆された所要形状の一対の金属シェル11.
11を、第3図に要部を縦断して示すように、そのシー
ムフランジ13.13を対向させ、シームローラ23.
23により、シーム溶接し1両金属シェル11.11を
そのシームフランジ13.13において一体に溶接結合
する。
そして、この溶接の熱を利用して棚部12.12に位置
する樹脂層17.17同志を溶着して合せ面18を一体
化している。
なお、このシームローラ23.23によるシームフラン
ジ13.13のシーム溶接と同時に、第4図に要部を縦
断して示すように、前記シームローラ23.23と同軸
22上に配設されて連動する加圧ロー−)24.24に
より、金属シェル11.11の棚部12.12を加圧す
ることによって。
同棚部12.12に圧着被覆された樹脂層17.17が
加圧され、同樹脂層17.17の溶着を一層安定、確実
なものにすることができる。
したがって、金属シェル11.11が、そのシームフラ
ンジ13において一体に溶接され、また同シェル11.
11の内側に圧着被覆された樹脂層16.16及び17
.17により、全内周が一体状に被覆された金属・樹脂
複層燃料タンクが製造される。
(発明の効果) この発明は、前記のような構成からなるので、次のよう
な特有の効果を奏する。
(1) 金属シェルと、樹脂層とが密着一体化し、かつ
樹脂層が棚部内側の広く、肉厚な領域において溶着され
ているから、同溶着部の強度が大きく、一般の樹脂タン
クと同様な対腐食性を有すると共に、シームフランジで
金属材のみがシーム溶接されているので、金属タンクと
同様な強度及び剛性を兼ね備える金属・樹脂複層構造の
燃料タンクを提供できる。
(2) 金属板を所定形状に成形後、その内側に樹脂を
圧着して樹脂被覆層を成形するものであるから、金属板
と樹脂層との密着度が高く1両層間に隙間の生ずること
がなく、両層が剥離することなく、精度の高い金属・樹
脂複層構造の燃料タンクを提供できる。
(3) 金属板に予め樹脂層を被覆した金属・樹脂複層
板を、プレス等により加圧成形することを必要としない
から、加圧成形による被覆樹脂層への傷付けや割れ、剥
離を生じさせることがない。
(4) 金属シェル内側に圧着被覆した樹脂層端部が、
棚部に留まり、シームフランジには達しないから、金属
シェルの通電性を確保でき、シームフランジのシーム溶
接を無理なく行える。
(5) シームフランジの内側に形成した。棚部内側に
圧着被覆した樹脂層の合せ面部を溶接するものであるか
ら、両横脂層の合せ面が広くなり、その溶着接合性が良
好となるから、シール性が高く、内面防食性の優れた金
属・樹脂複層後タンクを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる金属・樹脂複層燃料タンクの
一実施例の縦断面図、第2図は所定形状に成形した金属
板の内側に樹脂層を圧着被覆する工程要部を縦断して示
す説明図、第3図はシームフランジのシーム溶接工程の
要部を縦断して示す説明図、第4図は他の実施例に係る
シームフランジの溶接工程の要部を縦断して示す説明図
である。 1.11・・・・・・金属シェル、 2,12・・・・
・・棚部、3.13・・・・・・シームフランジ、4.
14・・・・・・シーム溶接部、 5.6.16.17・・・・・・樹脂層、7.18・・
・・・・樹脂層合せ面部、15・・・・・・軟化又は溶
融樹脂シート、23・・・・・・シームローラ、  2
4・・・・・・加圧ローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 周縁部に棚部を介して形成したシームフラ ンジを有する金属シェルの一対が、そのシームフランジ
    においてシーム溶接により一体化されると共に、前記棚
    部を含む前記一対の金属シェル内側に樹脂層が圧着被覆
    され、かつ前記両棚部内側の樹脂層が溶着されているこ
    とを特徴とする金属・樹脂複層燃料タンク。 (2)周縁部に棚部を介して形成したシームフランジを
    有し、所定形状に成形した金属シェルにおける、前記シ
    ームフランジを除く内側に樹脂層を圧着被覆させた後、
    該金属シェルの一対を、そのシームフランジを対設し、
    、シームローラによりシーム溶接し、このシーム溶接の
    熱により前記棚部に位置する樹脂層同志を溶着すること
    を特徴とする金属・樹脂複層燃料タンクの製造方法。 (3)棚部を前記シームローラと連動する加圧ローラに
    より加圧被覆した樹脂層を溶接一体化することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の金属・樹脂複層燃料タ
    ンクの製造方法。
JP14748185A 1985-07-04 1985-07-04 金属・樹脂複層燃料タンク及びその製造方法 Pending JPS628832A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6715626B2 (en) * 2000-11-06 2004-04-06 Sig Kautexc Gmbh & Co., Kg Fuel container

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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