JPS61255771A - 抵抗溶接方法 - Google Patents
抵抗溶接方法Info
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- JPS61255771A JPS61255771A JP9663185A JP9663185A JPS61255771A JP S61255771 A JPS61255771 A JP S61255771A JP 9663185 A JP9663185 A JP 9663185A JP 9663185 A JP9663185 A JP 9663185A JP S61255771 A JPS61255771 A JP S61255771A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/16—Resistance welding; Severing by resistance heating taking account of the properties of the material to be welded
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は表皮層間に樹脂製の絶縁層を有する積層板に形
成された孔にパイプを嵌合させて、これら積層板とパイ
プとを接合する抵抗溶接方法に関する。
成された孔にパイプを嵌合させて、これら積層板とパイ
プとを接合する抵抗溶接方法に関する。
(従来の技術)
二枚の鋼板の間に撮動減衰性能と粘着性の高いIBI脂
を挿入した積層板は、制振鋼板とも言われ、騒音や(辰
動の防止効果が高いことから、ロッカーカバーやオイル
パン等のエンジン回りの板金部品のような自動車部品を
始め、騒音や振動を伴う種々のものに用いられている。
を挿入した積層板は、制振鋼板とも言われ、騒音や(辰
動の防止効果が高いことから、ロッカーカバーやオイル
パン等のエンジン回りの板金部品のような自動車部品を
始め、騒音や振動を伴う種々のものに用いられている。
このような制振鋼板を用いたものにあっては、例えば、
燃料タンクとして制振鋼板を用いたものがおり、この燃
料タンクに燃料供給用のパイプを接合する必要がある。
燃料タンクとして制振鋼板を用いたものがおり、この燃
料タンクに燃料供給用のパイプを接合する必要がある。
このような場合にはパイプと積層板相互を気密性ないし
水密性を維持しつつ接合しなければならない。このこと
は、ロッカーカバーとして積層板を用いた場合も同様で
ある。
水密性を維持しつつ接合しなければならない。このこと
は、ロッカーカバーとして積層板を用いた場合も同様で
ある。
燃料タンクと燃料供給用のパイプとの接続は、通常ロウ
材げによって接合される場合が多い。しかしながら、こ
のようにロウ付げによってパイプの接合を行なうと、ロ
ウ付けに時間を要して溶接能率が良くないことと相俟っ
てロウ材を溶かすために酸素、アセチレンガス等を使用
するため、火気の取扱いに厳重なる管理が必要で作業上
問題があった。しかも、ロウ付は部の近傍がガス炎によ
り高温に加熱されるため、タンク内外面にスケールが発
生する。このようにタンク内面に発生したスケールは、
燃料コック等に詰まることとなり、燃料系統内の燃料の
円滑な流通を妨げる。また、タンク外側に発生したスケ
ールは、塗料の密着性を低下させる等の不具合がある。
材げによって接合される場合が多い。しかしながら、こ
のようにロウ付げによってパイプの接合を行なうと、ロ
ウ付けに時間を要して溶接能率が良くないことと相俟っ
てロウ材を溶かすために酸素、アセチレンガス等を使用
するため、火気の取扱いに厳重なる管理が必要で作業上
問題があった。しかも、ロウ付は部の近傍がガス炎によ
り高温に加熱されるため、タンク内外面にスケールが発
生する。このようにタンク内面に発生したスケールは、
燃料コック等に詰まることとなり、燃料系統内の燃料の
円滑な流通を妨げる。また、タンク外側に発生したスケ
ールは、塗料の密着性を低下させる等の不具合がある。
積層板以外の通常の板材とパイプとを溶接する手段とし
ては、特公昭54−1652@公報、及び特開昭55−
136584号公報に示されるように、ジュール熱を利
用した電気抵抗溶接法がある。前者の公報に示されたも
のは、予めパイプにフランジ部、ビードないしつば状の
突起部を形成しておき、このフランジ部と板材の平面と
を接触させた状態の下で、これらの接触部をジュール熱
で@融させて接合するようにした技術である。このよう
な溶接方法にあっては、電極とパイプとの接触部におい
ても通電がなされることから、後述するように高品質の
製品が得られないという問題点があった。
ては、特公昭54−1652@公報、及び特開昭55−
136584号公報に示されるように、ジュール熱を利
用した電気抵抗溶接法がある。前者の公報に示されたも
のは、予めパイプにフランジ部、ビードないしつば状の
突起部を形成しておき、このフランジ部と板材の平面と
を接触させた状態の下で、これらの接触部をジュール熱
で@融させて接合するようにした技術である。このよう
な溶接方法にあっては、電極とパイプとの接触部におい
ても通電がなされることから、後述するように高品質の
製品が得られないという問題点があった。
また、後者の公報に示された溶接方法にあっては、予め
パイプに通電させてパイプを加熱し、パイプに加えた加
圧力によりフランジ部、ビード部ないし突起部を塑性加
工するようにした技術である。ところが、パイプに通電
することによりジュール熱でパイプを加熱した後、パイ
プに加圧力を加えてフランジ部を成形すると、パイプ全
体に均一な加熱がなされないために、パイプの全周に渡
り均一なフランジ部が形成されず、気密性ないし水密性
が維持されなくなる恐れがあるという問題点があった。
パイプに通電させてパイプを加熱し、パイプに加えた加
圧力によりフランジ部、ビード部ないし突起部を塑性加
工するようにした技術である。ところが、パイプに通電
することによりジュール熱でパイプを加熱した後、パイ
プに加圧力を加えてフランジ部を成形すると、パイプ全
体に均一な加熱がなされないために、パイプの全周に渡
り均一なフランジ部が形成されず、気密性ないし水密性
が維持されなくなる恐れがあるという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
特公昭54−1652@公報に記載された技術を利用し
て、前記積層板に形成された孔にパイプを嵌合させこれ
らの接合を行なうようにした場合を示すと、第8図の通
りである。
て、前記積層板に形成された孔にパイプを嵌合させこれ
らの接合を行なうようにした場合を示すと、第8図の通
りである。
パイプWには予めビード部ないしつば状突起部とも指称
されるフランジ部Fを形成しておき、金属製の表皮層1
.2とこれらの間に設けられた熱可塑性樹脂からなる絶
縁層3とからなり前記パイプWが接合される積層板4に
は、予め前記フランジ部Fよりも内径が小さくパイプW
が貫通し得る孔Hを形成しておく。一方、電気抵抗溶接
用の円柱形状の電極10.11には、それぞれパイプW
の外径よりも大きな内径を有するパイプ収容孔12.1
3を形成しておく。
されるフランジ部Fを形成しておき、金属製の表皮層1
.2とこれらの間に設けられた熱可塑性樹脂からなる絶
縁層3とからなり前記パイプWが接合される積層板4に
は、予め前記フランジ部Fよりも内径が小さくパイプW
が貫通し得る孔Hを形成しておく。一方、電気抵抗溶接
用の円柱形状の電極10.11には、それぞれパイプW
の外径よりも大きな内径を有するパイプ収容孔12.1
3を形成しておく。
そして、電極10の収容孔12内にはベークライト等の
電気絶縁物からなるスリーブ20を嵌合させた状態で、
積層板4を電極10の上に載置し、パイプWを貫通孔H
内に嵌合させてフランジ部Fの部分で積層板4の上に載
置し両電極10,11間に通電してパイプWと積層板4
との接合を行なっている。積層板4の表皮層1.2は絶
縁層3により相互に絶縁状態となっていることから、こ
れらの表皮層1.2の間に電流を流すため、表皮層1.
2に短絡回路21を取付ける必要がある。
電気絶縁物からなるスリーブ20を嵌合させた状態で、
積層板4を電極10の上に載置し、パイプWを貫通孔H
内に嵌合させてフランジ部Fの部分で積層板4の上に載
置し両電極10,11間に通電してパイプWと積層板4
との接合を行なっている。積層板4の表皮層1.2は絶
縁層3により相互に絶縁状態となっていることから、こ
れらの表皮層1.2の間に電流を流すため、表皮層1.
2に短絡回路21を取付ける必要がある。
また、スリーブ20は電極10とパイプWとの直接接触
に起因するパイプWの表面金属の溶融飛散を防止するた
めに用いられている。つまり、このスリーブ20を用い
ないと、電極10とパイプWとが接触した部分に、通電
初期時の電流が集中して流れることとなるので、その接
触部のパイプWの金属が溶融し、飛散することとなるか
らである。
に起因するパイプWの表面金属の溶融飛散を防止するた
めに用いられている。つまり、このスリーブ20を用い
ないと、電極10とパイプWとが接触した部分に、通電
初期時の電流が集中して流れることとなるので、その接
触部のパイプWの金属が溶融し、飛散することとなるか
らである。
このように、特公昭54−1652号公報に示された通
常の鋼板にパイプを接合する技術を、積層板4とパイプ
Wとの溶接に利用すると、絶縁状態にある表皮層1.2
間に通電させるために短絡回路21を用いる必要がある
。したがって、通電初期においては、被溶接物の溶融に
は利用されなずに、いわゆる無効電流が生じることとな
り電流効率が良くない。しかも、パイプWと電極10と
の直接接触を避ける必要から、電気絶縁物質からなるス
リーブ20を用いなければならず、このスリーブ20と
してベークライトを用いた場合には、溶接時に発生する
熱を受けてスリーブ20は材質の劣化を生じ、これを一
定の溶接回数毎に交換する必要があった。また、スリー
ブ20としてアルミナセラミックスを用いた場合には、
電極10に溶射されたアルミナセラミックスが割れたり
電極10から剥離を生じ易いので、その度に電極10を
修理或いは再溶射しな(ブればならなかった。
常の鋼板にパイプを接合する技術を、積層板4とパイプ
Wとの溶接に利用すると、絶縁状態にある表皮層1.2
間に通電させるために短絡回路21を用いる必要がある
。したがって、通電初期においては、被溶接物の溶融に
は利用されなずに、いわゆる無効電流が生じることとな
り電流効率が良くない。しかも、パイプWと電極10と
の直接接触を避ける必要から、電気絶縁物質からなるス
リーブ20を用いなければならず、このスリーブ20と
してベークライトを用いた場合には、溶接時に発生する
熱を受けてスリーブ20は材質の劣化を生じ、これを一
定の溶接回数毎に交換する必要があった。また、スリー
ブ20としてアルミナセラミックスを用いた場合には、
電極10に溶射されたアルミナセラミックスが割れたり
電極10から剥離を生じ易いので、その度に電極10を
修理或いは再溶射しな(ブればならなかった。
また、このようなスリーブ20を用いると、これの電気
的絶縁性及び強度を確保するために、スリーブ20を一
定以上の厚みにする必要があり、更に、スリーブ20に
大きな加圧力が加わらないようにするため、スリーブ2
0の内面とパイプWの外表面との間に隙間を設ける必要
があり、成形すべきフランジ部Fの直径を大きくしなけ
ればならず、フランジの成形加工が容易でなかった。ま
た、フランジ部Fと積層板4との溶接部に形成されるナ
ゲッ1−が、スリーブ20を用いるとフランジ部Fの外
周部に形成されることとなり、溶接部の強度及び気密性
等の信頼性が大きく低下することとなった。
的絶縁性及び強度を確保するために、スリーブ20を一
定以上の厚みにする必要があり、更に、スリーブ20に
大きな加圧力が加わらないようにするため、スリーブ2
0の内面とパイプWの外表面との間に隙間を設ける必要
があり、成形すべきフランジ部Fの直径を大きくしなけ
ればならず、フランジの成形加工が容易でなかった。ま
た、フランジ部Fと積層板4との溶接部に形成されるナ
ゲッ1−が、スリーブ20を用いるとフランジ部Fの外
周部に形成されることとなり、溶接部の強度及び気密性
等の信頼性が大きく低下することとなった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、熱可塑性樹脂等
の絶縁層を有する積層板に形成された孔に、パイプを嵌
合ざゼてこのパイプと積層板とを相互に電気抵抗溶接を
行ない得るようにすることを目的とする。
の絶縁層を有する積層板に形成された孔に、パイプを嵌
合ざゼてこのパイプと積層板とを相互に電気抵抗溶接を
行ない得るようにすることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明は、金属製の複数の表
皮層とこれらの表皮層の間に設けられた樹脂製の絶縁層
とを有する積層板に形成された孔にパイプを嵌合して当
該パイプと前記積層板を溶接する抵抗溶接方法において
、前記パイプの一端部と当接する第1加圧部と前記積層
板の表皮層と当接する第1接触面とを有する第1電極に
、前記パイプの他端面と当接する第2加圧部を有する第
2電極を、前記パイプを前記孔に挿入させた状態の下で
前記第1電極に向けて相対接近させて前記パイプにフラ
ンジ部を形成し、前記第2電極に形成された第2接触面
が前記フランジ部に電気的に接触した後に、前記それぞ
れの電極により前記積層板と前記フランジ部に加圧力を
加えながら通電させ、前記絶縁層のうち前記フランジ部
に沿う部分の消失に伴って前記それぞれの表皮層を導通
させて前記それぞれの表皮層と前記フランジ部とを接合
することを特徴とする抵抗溶接方法である。
皮層とこれらの表皮層の間に設けられた樹脂製の絶縁層
とを有する積層板に形成された孔にパイプを嵌合して当
該パイプと前記積層板を溶接する抵抗溶接方法において
、前記パイプの一端部と当接する第1加圧部と前記積層
板の表皮層と当接する第1接触面とを有する第1電極に
、前記パイプの他端面と当接する第2加圧部を有する第
2電極を、前記パイプを前記孔に挿入させた状態の下で
前記第1電極に向けて相対接近させて前記パイプにフラ
ンジ部を形成し、前記第2電極に形成された第2接触面
が前記フランジ部に電気的に接触した後に、前記それぞ
れの電極により前記積層板と前記フランジ部に加圧力を
加えながら通電させ、前記絶縁層のうち前記フランジ部
に沿う部分の消失に伴って前記それぞれの表皮層を導通
させて前記それぞれの表皮層と前記フランジ部とを接合
することを特徴とする抵抗溶接方法である。
(作用)
本発明にあっては、まず始めに2つの電極をこれらに通
電しない状態で相互に接近させて、パイプに対してこれ
の端部から圧縮力を加え冷間の状態でフランジ部を塑性
加工する。このとき、パイプの端部と電極との密着性が
高まる。前記塑性加工により形成されたフランジ部と電
極とが接続状態となった後に、2つの電極間にパイプを
設置させた状態の下でパイプに通電すると、通電当初フ
ランジ部及び孔に密着したパイプの部分に発生したジュ
ール熱により絶縁層のうちフランジ部に沿う部分が消失
し、溶融金属により表皮層相互が電気的に導通状態とな
ると共にフランジ部と積層板の表皮層とが電気的に導通
状態となる。これにより、積層板とパイプとの抵抗溶接
がなされる。
電しない状態で相互に接近させて、パイプに対してこれ
の端部から圧縮力を加え冷間の状態でフランジ部を塑性
加工する。このとき、パイプの端部と電極との密着性が
高まる。前記塑性加工により形成されたフランジ部と電
極とが接続状態となった後に、2つの電極間にパイプを
設置させた状態の下でパイプに通電すると、通電当初フ
ランジ部及び孔に密着したパイプの部分に発生したジュ
ール熱により絶縁層のうちフランジ部に沿う部分が消失
し、溶融金属により表皮層相互が電気的に導通状態とな
ると共にフランジ部と積層板の表皮層とが電気的に導通
状態となる。これにより、積層板とパイプとの抵抗溶接
がなされる。
(実施例)
以下、図示する本発明の実施例について説明する。第1
図(A)〜(C)は一枚の積層板とパイプとを接合する
ために本発明を具体化した場合を示す図である。
図(A)〜(C)は一枚の積層板とパイプとを接合する
ために本発明を具体化した場合を示す図である。
パイプWは予め所定の長さで第1図(△)に示すように
真直ぐに形成しておき、積層板4は鉄板からなる二枚の
表皮層1.2と、これらの間に設けられた熱可塑性樹脂
からなる絶縁層3とにより形成され、予めパイプWの外
径より僅かに大きい孔Hを形成しておく。
真直ぐに形成しておき、積層板4は鉄板からなる二枚の
表皮層1.2と、これらの間に設けられた熱可塑性樹脂
からなる絶縁層3とにより形成され、予めパイプWの外
径より僅かに大きい孔Hを形成しておく。
また、それぞれ円柱形状の第1と第2の2つの電極10
.11にはパイプWの外径よりも僅かに大きい内径を有
するパイプ収容孔12.13がそれぞれ形成されており
、第1電極10の収容孔12の底面はパイプWの一端部
と当接する第1加圧部14をなし、第1電極10の先端
面は積層板4の表皮層1と当接する第1接触面15をな
している。第2電極11の収容孔13の底面はパイプW
の他端部と当接する第2加圧部16をなし、第2電極1
1の先端面は、それぞれの電極10.11を相互に接近
移動させることによりパイプWに形成されたフランジF
と電気的に接触する第2接触面17をなす。 。
.11にはパイプWの外径よりも僅かに大きい内径を有
するパイプ収容孔12.13がそれぞれ形成されており
、第1電極10の収容孔12の底面はパイプWの一端部
と当接する第1加圧部14をなし、第1電極10の先端
面は積層板4の表皮層1と当接する第1接触面15をな
している。第2電極11の収容孔13の底面はパイプW
の他端部と当接する第2加圧部16をなし、第2電極1
1の先端面は、それぞれの電極10.11を相互に接近
移動させることによりパイプWに形成されたフランジF
と電気的に接触する第2接触面17をなす。 。
次に、積層板4とパイプWとを溶接する工程について説
明する。
明する。
まず、第1図(B)に示すように、第1電極10の第1
接触面15の上に積層板4を、これの表皮層1を接触さ
せて積層板4の孔Hの中心と収容孔12の中心とがほぼ
一致するようにして載置すると共に、パイプWの一端部
を第1加圧部14に接触させてパイプ収容孔12内にパ
イプWを嵌合させる。次いで、第2電極11を第1電極
10に接近させてパイプWの他端部側をパイプ収容孔1
3内に嵌合させる。
接触面15の上に積層板4を、これの表皮層1を接触さ
せて積層板4の孔Hの中心と収容孔12の中心とがほぼ
一致するようにして載置すると共に、パイプWの一端部
を第1加圧部14に接触させてパイプ収容孔12内にパ
イプWを嵌合させる。次いで、第2電極11を第1電極
10に接近させてパイプWの他端部側をパイプ収容孔1
3内に嵌合させる。
この状態で第2電極11を第1電極10に向けて接近移
動させることにより、パイプWに軸方向の加圧力を加え
て常温の状態で塑性変形を与え、パイプWにフランジ部
Fが成形される。このとき、図示実施例にあっては同時
にパイプWの外周面は孔Hの内面に密着する。この接近
移動は、第1図(C)に示すように、積層板4の表皮層
2にフランジ部Fの一方側面が接触すると共に第2接触
面17がフランジ部Fの他方側面に接触するまで行なわ
れる。尚、第1電極10を第2電極11に向けて接近移
動させてもフランジ部Fの塑性変形を与えることが可能
である。また、収容孔12.13の孔の深さ及びパイプ
Wの長さは、成形すべきフランジ部Fの寸法に応じて予
め設定しておく。
動させることにより、パイプWに軸方向の加圧力を加え
て常温の状態で塑性変形を与え、パイプWにフランジ部
Fが成形される。このとき、図示実施例にあっては同時
にパイプWの外周面は孔Hの内面に密着する。この接近
移動は、第1図(C)に示すように、積層板4の表皮層
2にフランジ部Fの一方側面が接触すると共に第2接触
面17がフランジ部Fの他方側面に接触するまで行なわ
れる。尚、第1電極10を第2電極11に向けて接近移
動させてもフランジ部Fの塑性変形を与えることが可能
である。また、収容孔12.13の孔の深さ及びパイプ
Wの長さは、成形すべきフランジ部Fの寸法に応じて予
め設定しておく。
第1図(C)に示すように、第2接触面17がフランジ
部Fに接触した後に、前記塑性変形を与えるための加圧
力よりも小さくして溶接に適した加圧力をフランジ部F
と積層板4とに加えながら、両電極10.11間に通電
を行なう。
部Fに接触した後に、前記塑性変形を与えるための加圧
力よりも小さくして溶接に適した加圧力をフランジ部F
と積層板4とに加えながら、両電極10.11間に通電
を行なう。
この通電時の初期には、パイプWと第1電極12間では
、たとえパイプWの外周面とパイプ収容孔12の内周面
とが一部接触していても、塑性変形を加えた時の加圧力
によりパイプWの一端部と第1加圧部14とが密着状態
となっていることから、この密着状態の部分の方が電気
抵抗が小さいため、パイプWの外周面とパイプ収容孔1
2の内周面との接触部を介して電流は流れない・主とし
てパイプWの一端部との密着状態となった第1加圧部1
4の部分と、パイプWの外周面と積層板4の表皮層1の
孔Hの内面とが密着した部分とを介して流れることとな
る。ただし、これらの両方の部分の電気抵抗の差を考慮
すると、パイプWの外周面と積層板4の表面層1の孔H
の内面とが接触した部分の方が通電量は多いと考えられ
る。
、たとえパイプWの外周面とパイプ収容孔12の内周面
とが一部接触していても、塑性変形を加えた時の加圧力
によりパイプWの一端部と第1加圧部14とが密着状態
となっていることから、この密着状態の部分の方が電気
抵抗が小さいため、パイプWの外周面とパイプ収容孔1
2の内周面との接触部を介して電流は流れない・主とし
てパイプWの一端部との密着状態となった第1加圧部1
4の部分と、パイプWの外周面と積層板4の表皮層1の
孔Hの内面とが密着した部分とを介して流れることとな
る。ただし、これらの両方の部分の電気抵抗の差を考慮
すると、パイプWの外周面と積層板4の表面層1の孔H
の内面とが接触した部分の方が通電量は多いと考えられ
る。
同様に、パイプWと第2電極11間では、たとえパイプ
Wの外周面とパイプ収容孔13の内周面とが一部接触し
ていても、パイプWの他端部と第2加圧部16とが密着
状態となっていることから、この密着状態の部分の方が
電気抵抗が小さいため、パイプWの外周面とパイプ収容
孔13の内周面との接触部を介して電流は流れない。主
としてパイプWの他端部に密着状態となった第2加圧部
16の接触部分と、フランジ部Fの部分とを介して流れ
ることとなると考えられる。ただし、これらの両方の部
分の電気抵抗の差を考慮すると、フランジ部Fを介して
流れる通電量の方が多いと考えられる。
Wの外周面とパイプ収容孔13の内周面とが一部接触し
ていても、パイプWの他端部と第2加圧部16とが密着
状態となっていることから、この密着状態の部分の方が
電気抵抗が小さいため、パイプWの外周面とパイプ収容
孔13の内周面との接触部を介して電流は流れない。主
としてパイプWの他端部に密着状態となった第2加圧部
16の接触部分と、フランジ部Fの部分とを介して流れ
ることとなると考えられる。ただし、これらの両方の部
分の電気抵抗の差を考慮すると、フランジ部Fを介して
流れる通電量の方が多いと考えられる。
このような塑性加工後におけるパイプW、積層板4及び
電極10.11相互の接触部分の電気抵抗の差に起因し
て、通電の当初においては、まず、主としてフランジ部
F及び積層板4の孔Hの内面がジュール熱により加熱さ
れる。すると、この熱が積層板4の絶縁層2に伝わり、
絶縁層2のうち孔Hの内面近傍の部分が軟化し、電極1
0.11により加えられている加圧力とも相俟って軟化
した部分は、放射方向に移動することとなる。したがっ
て、絶縁層2のうち孔Hの内面近傍、つまりフランジ部
Fに沿う部分の絶縁層3が消失することから、その部分
において表皮層1.2は相互に接触し導通状態となる。
電極10.11相互の接触部分の電気抵抗の差に起因し
て、通電の当初においては、まず、主としてフランジ部
F及び積層板4の孔Hの内面がジュール熱により加熱さ
れる。すると、この熱が積層板4の絶縁層2に伝わり、
絶縁層2のうち孔Hの内面近傍の部分が軟化し、電極1
0.11により加えられている加圧力とも相俟って軟化
した部分は、放射方向に移動することとなる。したがっ
て、絶縁層2のうち孔Hの内面近傍、つまりフランジ部
Fに沿う部分の絶縁層3が消失することから、その部分
において表皮層1.2は相互に接触し導通状態となる。
これにより、表皮層1.2及びフランジ部Fの間が最も
電気抵抗が少なくなり、これらの間に通電かなされ、第
1図(D)に示すように、ナゲツトNが形成され、パイ
プWと積層板4との接合が達成される。
電気抵抗が少なくなり、これらの間に通電かなされ、第
1図(D)に示すように、ナゲツトNが形成され、パイ
プWと積層板4との接合が達成される。
この通電状態にあっては、塑性加工時における加圧力に
よりパイプWの両端部と電極10.11との密着状態が
得られ、パイプWと積層板4とに加わった所定の加圧力
の下で通電されるため、パイプWの外周面に局所的に電
流密度が高くなることに起因する溶融金属の飛散は生じ
ない。したがって、パイプ収容孔12内に絶縁性の物質
からなるスリーブを嵌合させ、パイプWと電極10.1
1との直接接触を避ける必要がなくなることから、溶接
部のナゲツトNがパイプWの根元部に形成されることと
なり、溶接強度及び気密性ないし水密性の信頼性は充分
に得られる。
よりパイプWの両端部と電極10.11との密着状態が
得られ、パイプWと積層板4とに加わった所定の加圧力
の下で通電されるため、パイプWの外周面に局所的に電
流密度が高くなることに起因する溶融金属の飛散は生じ
ない。したがって、パイプ収容孔12内に絶縁性の物質
からなるスリーブを嵌合させ、パイプWと電極10.1
1との直接接触を避ける必要がなくなることから、溶接
部のナゲツトNがパイプWの根元部に形成されることと
なり、溶接強度及び気密性ないし水密性の信頼性は充分
に得られる。
上述した塑性加工過程と溶接過程とにおける加圧力及び
溶接電流の特性を示すと第2図に示す通りであり、塑性
加工のための加圧力P1としては常温状態でパイプWに
フランジ部Fを成形し得ることができるだけの圧力を加
えるようにする。このような加圧力P1を加えてフラン
ジ部Fと第2接触面17とが電気的に接続状態となるま
でパイプWの一部が塑性変形した後には、この加圧力P
1よりも小さな加圧力P2を加えつつ両電極10.11
間に通電を行なう。この加圧力P2を所望の加圧力より
も小さくすると、溶接電流■を通電中に、ナゲッ1〜N
を形成すべき溶融金属は、積層板4とフランジ部Fとの
間を通って外部に排除されてしまうことになる。その場
合には溶接部の外観が悪く、しかも溶接部の強度と気密
性ないし水密性の信頼性が低い。したがって、本発明の
ように、積層板4の溶接を行なう場合には表皮層1.2
の二枚の金属板同志を接触させるためにも加圧力が必要
となるため、一枚の金属板とパイプとを溶接する場合に
比較して大きなhロ圧力P2が必要である。
溶接電流の特性を示すと第2図に示す通りであり、塑性
加工のための加圧力P1としては常温状態でパイプWに
フランジ部Fを成形し得ることができるだけの圧力を加
えるようにする。このような加圧力P1を加えてフラン
ジ部Fと第2接触面17とが電気的に接続状態となるま
でパイプWの一部が塑性変形した後には、この加圧力P
1よりも小さな加圧力P2を加えつつ両電極10.11
間に通電を行なう。この加圧力P2を所望の加圧力より
も小さくすると、溶接電流■を通電中に、ナゲッ1〜N
を形成すべき溶融金属は、積層板4とフランジ部Fとの
間を通って外部に排除されてしまうことになる。その場
合には溶接部の外観が悪く、しかも溶接部の強度と気密
性ないし水密性の信頼性が低い。したがって、本発明の
ように、積層板4の溶接を行なう場合には表皮層1.2
の二枚の金属板同志を接触させるためにも加圧力が必要
となるため、一枚の金属板とパイプとを溶接する場合に
比較して大きなhロ圧力P2が必要である。
第3図は本発明の他の実施例に係る抵抗溶接方法を示す
図でおり、この場合には二枚の積層板4.4aとパイプ
Wとの溶接を行なうようにしたものである。二枚の積層
板4及び4aはフランジ部Fを介して接合される。
図でおり、この場合には二枚の積層板4.4aとパイプ
Wとの溶接を行なうようにしたものである。二枚の積層
板4及び4aはフランジ部Fを介して接合される。
この場合には、それぞれの電極10.11のパイプ収容
孔12.13内にパイプW@嵌合させると共に、一方の
積層板4の表皮層1を第1電極10の第1接触面15に
接触させ、他方の積層板4aの表皮層2aを第2電極1
1の第2接触面17に接触させた状態で、第1電極1Q
と第2電極11とを相互に接近させてフランジ部Fを塑
性変形して、これをそれぞれの積層板4と4aとの間に
成形する。第3図はこの塑性変形が終了した状態を示す
図であり、第2接触面17は積層板4a及びこれと密着
し合うパイプWの外周面を介してフランジ部Fと電気的
に接触した状態となる。この状態で前記実施例の場合と
同様に両電極10.11間に通電して溶接する。
孔12.13内にパイプW@嵌合させると共に、一方の
積層板4の表皮層1を第1電極10の第1接触面15に
接触させ、他方の積層板4aの表皮層2aを第2電極1
1の第2接触面17に接触させた状態で、第1電極1Q
と第2電極11とを相互に接近させてフランジ部Fを塑
性変形して、これをそれぞれの積層板4と4aとの間に
成形する。第3図はこの塑性変形が終了した状態を示す
図であり、第2接触面17は積層板4a及びこれと密着
し合うパイプWの外周面を介してフランジ部Fと電気的
に接触した状態となる。この状態で前記実施例の場合と
同様に両電極10.11間に通電して溶接する。
第4図は本発明の溶接方法の更に他の実施例を示す図で
あり、この場合は第3図に示す積層板4aを一枚の金属
板4Cに代えたものである。したがって、この場合には
積層板4と金属板4Cとをそれぞれフランジ部Fの表裏
両側に接合することが可能となる。
あり、この場合は第3図に示す積層板4aを一枚の金属
板4Cに代えたものである。したがって、この場合には
積層板4と金属板4Cとをそれぞれフランジ部Fの表裏
両側に接合することが可能となる。
尚、第5図は本発明の溶接方法の更に他の実施例を示す
図で必り、この場合には第1電極10の第1 hOT面
14と第1接触面15とを同一面状とし、パイプWを孔
Hに貫通させないで溶接することも可能でおる。ただし
、その場合には積層板4が厚い場合に限られる。
図で必り、この場合には第1電極10の第1 hOT面
14と第1接触面15とを同一面状とし、パイプWを孔
Hに貫通させないで溶接することも可能でおる。ただし
、その場合には積層板4が厚い場合に限られる。
第6図(△)(B)は本発明の溶接方法の更に他の実施
例を示す図であり、この場合のパイプWは第6図(△)
におけるVI −VI線に沿う方向を示す第6図(B)
に示すように他端部が折れ曲っており、第2電極11は
2つの電極体11a、11bからなる。それぞれの電極
体11a、11bにはそれぞれパイプWの他端部と嵌合
し必う凹溝30a、30bが形成されており、2つの電
極体1’la、llbを合わせることにしており、第2
電極11にはパイプパイプWの他端部を当接する第2加
圧部30が形成されることなる。
例を示す図であり、この場合のパイプWは第6図(△)
におけるVI −VI線に沿う方向を示す第6図(B)
に示すように他端部が折れ曲っており、第2電極11は
2つの電極体11a、11bからなる。それぞれの電極
体11a、11bにはそれぞれパイプWの他端部と嵌合
し必う凹溝30a、30bが形成されており、2つの電
極体1’la、llbを合わせることにしており、第2
電極11にはパイプパイプWの他端部を当接する第2加
圧部30が形成されることなる。
第7図に示す実施例にあっても、パイプWの他端部に大
径部Bが形成さていることから、第2電極11は2つの
電極体11a、1’lbがらなり、それぞれの電極体1
1a、11bにはパイプWの他端部と嵌合し合う凹溝3
0a、30bが形成されている。これらの第6図(A>
(B)及び第7図に示す実施例にあっては、第1〜4図
に示す実施例では第2加圧部16がパイプWの他端面と
接触する平坦面に形成されているが、パイプWの他端部
に対応した形状となっている。
径部Bが形成さていることから、第2電極11は2つの
電極体11a、1’lbがらなり、それぞれの電極体1
1a、11bにはパイプWの他端部と嵌合し合う凹溝3
0a、30bが形成されている。これらの第6図(A>
(B)及び第7図に示す実施例にあっては、第1〜4図
に示す実施例では第2加圧部16がパイプWの他端面と
接触する平坦面に形成されているが、パイプWの他端部
に対応した形状となっている。
尚、上記何れの実施例にあっても、第1電極10に向け
て第2電極11を相対接近させてフランジ部Fを形成さ
せることにより、パイプWの外周面を積層板4に形成さ
れた孔Hの内周面に密着させるようにしているが、必ず
しもこれらの面相互が密着しなくても良い。
て第2電極11を相対接近させてフランジ部Fを形成さ
せることにより、パイプWの外周面を積層板4に形成さ
れた孔Hの内周面に密着させるようにしているが、必ず
しもこれらの面相互が密着しなくても良い。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、積層板に形成された孔
にパイプを嵌合させた状態の下で、2つの電極を用いて
これらの加圧面からパイプの端面を加圧して常温の下で
パイプにフランジ部を塑性変形させ、それぞれの電極の
接触面がフランジ部及び積層板を介して電気的に接触し
た状態の下で、電極間を通電するようにしたので、通電
の当初においては積層板における絶縁層が消失し、次い
で表皮層相互が直接接触することで表皮層の相互間に通
電がなされて積層板とパイプとの接合が達成される。し
たがって、絶縁層を介して積層された積層板の表皮層同
志を短絡させることなく、塑性加工時におけるパイプ及
び積層板の変形により、電気抵抗が小さい部分が定まっ
てジュール熱による所定の個所の絶縁層の消失とナゲツ
トの形成とが達成され、積層板とパイプとの接合を能率
良く、しかも、高品質で行なうことが可能である。
にパイプを嵌合させた状態の下で、2つの電極を用いて
これらの加圧面からパイプの端面を加圧して常温の下で
パイプにフランジ部を塑性変形させ、それぞれの電極の
接触面がフランジ部及び積層板を介して電気的に接触し
た状態の下で、電極間を通電するようにしたので、通電
の当初においては積層板における絶縁層が消失し、次い
で表皮層相互が直接接触することで表皮層の相互間に通
電がなされて積層板とパイプとの接合が達成される。し
たがって、絶縁層を介して積層された積層板の表皮層同
志を短絡させることなく、塑性加工時におけるパイプ及
び積層板の変形により、電気抵抗が小さい部分が定まっ
てジュール熱による所定の個所の絶縁層の消失とナゲツ
トの形成とが達成され、積層板とパイプとの接合を能率
良く、しかも、高品質で行なうことが可能である。
第1図(A)〜(C)は本発明の一実施例に係る抵抗溶
接方法により溶接を行なっている状態を示す断面図、第
1図(D)は第1図(C)の要部拡大断面図、第2図は
溶接時の加圧力と通電特性を示すグラフ、第3図〜第7
図は本発明の他の実施例に係る抵抗溶接方法により溶接
を行なっている状態を示す断面図、第8図は従来の抵抗
溶接方法を示す断面図である。 1.1a、2,2a・・・表皮層、3,3a・・・絶縁
層、4.4a・・・積層板、10・・・第1電極、11
・・・第2電極、14・・・第1加圧部、15・・・第
1接触面、16・・・第2加圧部、17・・・第2接触
面、F・・・フランジ部、W・・・パイプ。 特許出願人 萬自動車工業株式会社(B)14 第1図 イ4 (D) 第2図 第 6 (A) f4 40 W 図 (B)
接方法により溶接を行なっている状態を示す断面図、第
1図(D)は第1図(C)の要部拡大断面図、第2図は
溶接時の加圧力と通電特性を示すグラフ、第3図〜第7
図は本発明の他の実施例に係る抵抗溶接方法により溶接
を行なっている状態を示す断面図、第8図は従来の抵抗
溶接方法を示す断面図である。 1.1a、2,2a・・・表皮層、3,3a・・・絶縁
層、4.4a・・・積層板、10・・・第1電極、11
・・・第2電極、14・・・第1加圧部、15・・・第
1接触面、16・・・第2加圧部、17・・・第2接触
面、F・・・フランジ部、W・・・パイプ。 特許出願人 萬自動車工業株式会社(B)14 第1図 イ4 (D) 第2図 第 6 (A) f4 40 W 図 (B)
Claims (1)
- 金属製の複数の表皮層とこれらの表皮層の間に設けられ
た樹脂製の絶縁層とを有する積層板に形成された孔にパ
イプを嵌合して当該パイプと前記積層板を溶接する抵抗
溶接方法において、前記パイプの一端部と当接する第1
加圧部と前記積層板の表皮層と当接する第1接触面とを
有する第1電極に、前記パイプの他端面と当接する第2
加圧部を有する第2電極を、前記パイプを前記孔に挿入
させた状態の下で前記第1電極に向けて相対接近させて
前記パイプにフランジ部を形成し、前記第2電極に形成
された第2接触面が前記フランジ部に電気的に接触した
後に、前記それぞれの電極により前記積層板と前記フラ
ンジ部に加圧力を加えながら通電させ、前記絶縁層のう
ち前記フランジ部に沿う部分の消失に伴って前記それぞ
れの表皮層を導通させて前記それぞれの表皮層と前記フ
ランジ部とを接合することを特徴とする抵抗溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9663185A JPS61255771A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 抵抗溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9663185A JPS61255771A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 抵抗溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61255771A true JPS61255771A (ja) | 1986-11-13 |
Family
ID=14170180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9663185A Pending JPS61255771A (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 抵抗溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61255771A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184018A (ja) * | 2002-08-22 | 2009-08-20 | Delphi Technologies Inc | 管を部材に冶金的に取り付けるための方法 |
JP2014095558A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Fuji Electric Co Ltd | 接続パーツおよび差圧/圧力発信器 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP9663185A patent/JPS61255771A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009184018A (ja) * | 2002-08-22 | 2009-08-20 | Delphi Technologies Inc | 管を部材に冶金的に取り付けるための方法 |
JP2014095558A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-22 | Fuji Electric Co Ltd | 接続パーツおよび差圧/圧力発信器 |
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