JPH0380592B2 - - Google Patents
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- JPH0380592B2 JPH0380592B2 JP58248992A JP24899283A JPH0380592B2 JP H0380592 B2 JPH0380592 B2 JP H0380592B2 JP 58248992 A JP58248992 A JP 58248992A JP 24899283 A JP24899283 A JP 24899283A JP H0380592 B2 JPH0380592 B2 JP H0380592B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- stud
- pair
- metal plates
- welded
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- Expired - Lifetime
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 58
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 58
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 10
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 10
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K9/00—Arc welding or cutting
- B23K9/20—Stud welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Resistance Welding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、一対の金属板の間に樹脂層を介在さ
せてなる積層板に対してスタツドを溶接する方法
に関するものである。
せてなる積層板に対してスタツドを溶接する方法
に関するものである。
(従来技術)
一般に、自動車においては第1図に示す如くフ
ロントウインドガラスを車体側に装着する場合、
該フロントウインドガラスと車体との接合部分を
かくすために該フロントウインドガラスの周囲に
モールデイング15を取り付けているが、このモ
ールデイング15は、第2図に示す如く例えば車
体側のフロントフエンダパネルに溶接固定したボ
ルト状のスタツド10に係止されたクリツプ17
によつて固定されている。
ロントウインドガラスを車体側に装着する場合、
該フロントウインドガラスと車体との接合部分を
かくすために該フロントウインドガラスの周囲に
モールデイング15を取り付けているが、このモ
ールデイング15は、第2図に示す如く例えば車
体側のフロントフエンダパネルに溶接固定したボ
ルト状のスタツド10に係止されたクリツプ17
によつて固定されている。
ところで、近年、自動車分野においては、車体
の軽量化及び騒音低減を図る意味から車体パネル
を第3図Aに示す如く一対の薄い金属板2,3の
間に樹脂量4を介在させてなる積層板1を多用す
る傾向にあり、従つて、このような積層板1にス
タツドを取り付ける必要性が出てきた。
の軽量化及び騒音低減を図る意味から車体パネル
を第3図Aに示す如く一対の薄い金属板2,3の
間に樹脂量4を介在させてなる積層板1を多用す
る傾向にあり、従つて、このような積層板1にス
タツドを取り付ける必要性が出てきた。
かかる場合における従来のスタツド固定方法
は、第3図Aに示すように、スタツド10をただ
単に積層板1の一方の金属板、例えば上側の金属
板2に対して溶接固定するのが一般的であつた。
は、第3図Aに示すように、スタツド10をただ
単に積層板1の一方の金属板、例えば上側の金属
板2に対して溶接固定するのが一般的であつた。
ところが、このようにスタツド10を積層板1
の一方の金属板2に溶接固定するようにいた場合
には、一対の金属板2,3相互が直接的に連結さ
けていないことから、例えば自動車の走行時にお
いてスタツド10部分にねじり荷重がかかつた場
合には、第3図Bに示すように、スタツド10が
固定された側の金属板2が樹脂層4から剥離し易
く、これによつてスタツド10の接合強度が低下
するということも考えられる。
の一方の金属板2に溶接固定するようにいた場合
には、一対の金属板2,3相互が直接的に連結さ
けていないことから、例えば自動車の走行時にお
いてスタツド10部分にねじり荷重がかかつた場
合には、第3図Bに示すように、スタツド10が
固定された側の金属板2が樹脂層4から剥離し易
く、これによつてスタツド10の接合強度が低下
するということも考えられる。
このような事情から、例えば特開昭57−187185
号公報には、樹脂層を一対の金属板によつて挟ん
でなる積層板の一方側の金属板に鋲体を溶接固定
する場合において、該鋲体の接合面側に該接合面
よりも外方に突出する鋭利な針部を形成し、この
鋲体の接合に際しては該鋲体とこれに対向する反
対側の金属板との間に電極を配置し、先ずこの電
極によつて鋲体の針部を積層板に突き差してその
先端部を上記反対側の金属板に到達させて該針部
によつて両電極間を電通可能とし、この状態でさ
らに両電極間に加圧力をかけながら通電して一対
の金属相互間を溶接接合する技術が提案されてい
る。
号公報には、樹脂層を一対の金属板によつて挟ん
でなる積層板の一方側の金属板に鋲体を溶接固定
する場合において、該鋲体の接合面側に該接合面
よりも外方に突出する鋭利な針部を形成し、この
鋲体の接合に際しては該鋲体とこれに対向する反
対側の金属板との間に電極を配置し、先ずこの電
極によつて鋲体の針部を積層板に突き差してその
先端部を上記反対側の金属板に到達させて該針部
によつて両電極間を電通可能とし、この状態でさ
らに両電極間に加圧力をかけながら通電して一対
の金属相互間を溶接接合する技術が提案されてい
る。
ところが、このような溶接方法によれば、溶接
完了状態においては相互に溶接接合された一対の
金属板に対して鋲体が接合固定されることとなる
ために上述のような金属板の剥離現象は防止でき
るものの、次に述べるような新たな問題があり、
必ずしも好適な方法とは言い難いものである。
完了状態においては相互に溶接接合された一対の
金属板に対して鋲体が接合固定されることとなる
ために上述のような金属板の剥離現象は防止でき
るものの、次に述べるような新たな問題があり、
必ずしも好適な方法とは言い難いものである。
即ち、まず第1に、鋲体に設けた針部を積層板
に突き差す構成であることから、該鋲体の製造に
際しては鋲体そのものの機能上においては必要の
ない針部を予備成形加工によつて予じめ形成にし
ておく必要があり、それだけ作業工数がかさむこ
とになる。
に突き差す構成であることから、該鋲体の製造に
際しては鋲体そのものの機能上においては必要の
ない針部を予備成形加工によつて予じめ形成にし
ておく必要があり、それだけ作業工数がかさむこ
とになる。
第2に、鋲体の針部を金属板に突き差す必要
上、該針部の強度・剛性を十分に確保するととも
に、該鋲体に対する電極による加圧力も本来の溶
接作業に必要な加圧力以上のものが必要であり、
結果的に溶接ガンの大形化を招来することにな
る。
上、該針部の強度・剛性を十分に確保するととも
に、該鋲体に対する電極による加圧力も本来の溶
接作業に必要な加圧力以上のものが必要であり、
結果的に溶接ガンの大形化を招来することにな
る。
第3に、溶接初期における両金属板間の通電
が、通電面積(断面積)の非常に小さい針部のみ
によつて行なわれることから、通電時の発熱によ
り該針部が溶融し、通電の安定性が損なわれて溶
接不良が生じることが懸念される。
が、通電面積(断面積)の非常に小さい針部のみ
によつて行なわれることから、通電時の発熱によ
り該針部が溶融し、通電の安定性が損なわれて溶
接不良が生じることが懸念される。
なお、積層板の一対の金属板同士を短絡回路構
成部材を用いて溶接することは実公昭52−55466
号公報で既に公知である。
成部材を用いて溶接することは実公昭52−55466
号公報で既に公知である。
(発明の目的)
本発明は、上記の如き従来の問題に鑑み、作業
工数の増大と溶接装置の大型化を招くことなく、
しかも積層板へのスタツドの溶接固定をより確実
ならしめてその接合強度の向上を図り得るように
した積層板へのスタツド溶接法を提案することを
目的としてなされたものである。
工数の増大と溶接装置の大型化を招くことなく、
しかも積層板へのスタツドの溶接固定をより確実
ならしめてその接合強度の向上を図り得るように
した積層板へのスタツド溶接法を提案することを
目的としてなされたものである。
(発明の構成)
本発明ではかかる目的を達成するための具体的
手段として、一対の金属板の間に樹脂層を介在さ
せてなる積層板の前記一対の金属板相互間を一対
の電極によつて狭むとともに該一対の金属板相互
間を短絡回路構成部材を用いて電通可能とし、こ
の状態で前記一対の電極により前記一対の金属板
相互間をスポツト溶接し、然る後、前記金属板の
前記スポツト溶接部に対応する位置にスタツドを
溶接固定することを特徴としている。
手段として、一対の金属板の間に樹脂層を介在さ
せてなる積層板の前記一対の金属板相互間を一対
の電極によつて狭むとともに該一対の金属板相互
間を短絡回路構成部材を用いて電通可能とし、こ
の状態で前記一対の電極により前記一対の金属板
相互間をスポツト溶接し、然る後、前記金属板の
前記スポツト溶接部に対応する位置にスタツドを
溶接固定することを特徴としている。
(作用)
かかる構成とすることによつて、
() スタツドの溶接に先立つて、短絡回路に
よつて電通可能とされた一対の電極を用いて金
属板相互間がスポツト溶接されるため、例えば
上掲公知例(特開昭57−187185号公報)のよう
に溶接初期の電通が小断面積の針部によつて行
なわれる場合に比して、その溶接時の通電状態
が非常に安定し、良好な溶接作業が確保され
る、 () この場合、電極は、樹脂層の軟化変形に
追従して金属板を変形させ得るような加圧力さ
えあればよく、上掲公知例のように針部を金属
板に突き差すような場合に比して、該加圧力が
加及的に小ならしめられる、 () スポツト溶接された金属板の溶接部に後
からスタツドを溶接固定する構成であるため、
スタツドには上掲公知例のように予備成形によ
り針部を形成するような必要がなく、該スタツ
ドの成形そのものが容易ならしめられる、 等の作用が得られるものである。
よつて電通可能とされた一対の電極を用いて金
属板相互間がスポツト溶接されるため、例えば
上掲公知例(特開昭57−187185号公報)のよう
に溶接初期の電通が小断面積の針部によつて行
なわれる場合に比して、その溶接時の通電状態
が非常に安定し、良好な溶接作業が確保され
る、 () この場合、電極は、樹脂層の軟化変形に
追従して金属板を変形させ得るような加圧力さ
えあればよく、上掲公知例のように針部を金属
板に突き差すような場合に比して、該加圧力が
加及的に小ならしめられる、 () スポツト溶接された金属板の溶接部に後
からスタツドを溶接固定する構成であるため、
スタツドには上掲公知例のように予備成形によ
り針部を形成するような必要がなく、該スタツ
ドの成形そのものが容易ならしめられる、 等の作用が得られるものである。
(発明の効果)
従つて、本発明の積層板へのスタツド溶接方法
によれば、相互に溶接接合された一対の金属板の
しかもその溶接部に対応する位置にスタツドを溶
接固定するものであるため、該スタツドが前記一
対の金属板と一体化され、これにより、例え該ス
タツド部分にねじり荷重がかかつた場合でも該金
属板が剥離するというようなことがなく、該積層
板に対するスタツドの接合強度が向上することと
なる。
によれば、相互に溶接接合された一対の金属板の
しかもその溶接部に対応する位置にスタツドを溶
接固定するものであるため、該スタツドが前記一
対の金属板と一体化され、これにより、例え該ス
タツド部分にねじり荷重がかかつた場合でも該金
属板が剥離するというようなことがなく、該積層
板に対するスタツドの接合強度が向上することと
なる。
さらに、この場合、スタツド溶接前における金
属板相互のスポツト溶接が安定した通電状態の下
で行なわれることから、該スポツト溶接の信頼性
がより高められ、スタツドの接合強度のより一層
の向上に寄与することとなる。
属板相互のスポツト溶接が安定した通電状態の下
で行なわれることから、該スポツト溶接の信頼性
がより高められ、スタツドの接合強度のより一層
の向上に寄与することとなる。
また、相互に溶接接合された一対の金属板の溶
接部に対して後からスタツドを溶接固定するもの
であることから、上掲公知例の如く予備成形によ
つて針部を形成し且つその溶接に際しては該針部
を大きな加圧力の下で金属板に突き差す必要があ
るものに比してより、該スタツドそのものの構成
及びその成形作業が簡易で、しかも溶接装置自体
の小形化が図れるものである。
接部に対して後からスタツドを溶接固定するもの
であることから、上掲公知例の如く予備成形によ
つて針部を形成し且つその溶接に際しては該針部
を大きな加圧力の下で金属板に突き差す必要があ
るものに比してより、該スタツドそのものの構成
及びその成形作業が簡易で、しかも溶接装置自体
の小形化が図れるものである。
(実施例)
以下、本発明の積層板に対するスタツドの溶接
方法を、第4図Aないし第4図Cに示す作業手順
図に基づき、一対の金属板2,3の間に樹脂層4
を介在させてなる積層板1の一方の金属板例え
ば、下側に位置する第2金属板3側にスタツド1
0を溶接にて固定する場合を例にとつて説明す
る。
方法を、第4図Aないし第4図Cに示す作業手順
図に基づき、一対の金属板2,3の間に樹脂層4
を介在させてなる積層板1の一方の金属板例え
ば、下側に位置する第2金属板3側にスタツド1
0を溶接にて固定する場合を例にとつて説明す
る。
まず、第4図Aに示すように、積層板1の縁部
1aを、短絡回路構成部材として機能するクラン
プ7によつて厚さ方向に挟んでこの両金属板2,
3間に短絡回路を形成する。次に、この積層板1
の前記クランプ取付位置に近接するスタンプ溶接
予定位置に、スポツト溶接用電極5,6を、比較
的小径で且つ尖頭状の一次側電極5を反スタツド
10溶接側の第1金属板2側に、また比較的大径
で且つ平坦面をもつ略槌頭状の二次側電極6スタ
ツド10溶接側の第2金属板3側に位置せしめた
状態で配置する。然る後、この両電極5,6間に
溶接用電圧を印加するとともに、適度の加圧力を
かける。
1aを、短絡回路構成部材として機能するクラン
プ7によつて厚さ方向に挟んでこの両金属板2,
3間に短絡回路を形成する。次に、この積層板1
の前記クランプ取付位置に近接するスタンプ溶接
予定位置に、スポツト溶接用電極5,6を、比較
的小径で且つ尖頭状の一次側電極5を反スタツド
10溶接側の第1金属板2側に、また比較的大径
で且つ平坦面をもつ略槌頭状の二次側電極6スタ
ツド10溶接側の第2金属板3側に位置せしめた
状態で配置する。然る後、この両電極5,6間に
溶接用電圧を印加するとともに、適度の加圧力を
かける。
両電極5,6間に電圧が印加されると、金属板
2,3が次第に加熱され、その間に介在せしめら
れた樹脂層4が軟化し、両電極5,6間に作用す
る加圧力により第1金属板2は該樹脂層4を押し
つぶしながら陥没変形し、該第1金属板2と第2
金属板3が相互に接触することにより該第1金属
板2と第2金属板3の接触部分が積層板1の内部
において相互にスポツト溶接される(第4図B参
照)。尚、この際、第2金属板3の表面は平坦面
に維持されている。
2,3が次第に加熱され、その間に介在せしめら
れた樹脂層4が軟化し、両電極5,6間に作用す
る加圧力により第1金属板2は該樹脂層4を押し
つぶしながら陥没変形し、該第1金属板2と第2
金属板3が相互に接触することにより該第1金属
板2と第2金属板3の接触部分が積層板1の内部
において相互にスポツト溶接される(第4図B参
照)。尚、この際、第2金属板3の表面は平坦面
に維持されている。
前記加圧力は、金属板2を陥没変形させ得るよ
うな大きさであれば十分であつて、例えば上掲公
知例のように針部を金属板に突き差す場合のよう
な大きな力は必要でなく、これにより溶接装置の
必要以上の大型化が未然に防止されるものであ
る。
うな大きさであれば十分であつて、例えば上掲公
知例のように針部を金属板に突き差す場合のよう
な大きな力は必要でなく、これにより溶接装置の
必要以上の大型化が未然に防止されるものであ
る。
また、スポツト溶接初期においてはクランプ7
によつて比較的大きな電通面積が確保され、この
状態下で溶接が行なわれることから、安定した通
電状態の下で信頼性の高い溶接が行える。
によつて比較的大きな電通面積が確保され、この
状態下で溶接が行なわれることから、安定した通
電状態の下で信頼性の高い溶接が行える。
次に、初回のスポツト溶接が完了すると、次に
は第4図Bに示す如く、初回のスポツト溶接部8
から寸法Lだけ離れた別のスタツド溶接予定位置
に前述と同様にして第1、第2電極5,6を配置
してこの部分をスポツト溶接する。この際、初回
のスポツト溶接部8によつて今回のスポツト溶接
に必要な短絡回路が形成されるため、それ以後は
クランプ7の装着は不要である(尚、クランプ7
を取り付けたまま順次スポツト溶接を行つても何
ら支障はない)。
は第4図Bに示す如く、初回のスポツト溶接部8
から寸法Lだけ離れた別のスタツド溶接予定位置
に前述と同様にして第1、第2電極5,6を配置
してこの部分をスポツト溶接する。この際、初回
のスポツト溶接部8によつて今回のスポツト溶接
に必要な短絡回路が形成されるため、それ以後は
クランプ7の装着は不要である(尚、クランプ7
を取り付けたまま順次スポツト溶接を行つても何
ら支障はない)。
このようなスポツト溶接をスタツド溶接予定位
置に対して順次行うことにより、第4図Cに示す
第1金属板2と第2金属板3を、スタツド溶接予
定位置においてそれぞれ接合してなる積層板1を
得ることができる。尚、このスポツト溶接間隔
(換言すれば、スタツド10の取付間隔)Lは、
各スポツト溶接時にはそれぞれ前回のスポツト溶
接部8を短絡回路として作用せしめるところか
ら、溶接電圧の電圧降下等を考慮し、約150mm〜
200mmとするのが望ましい。
置に対して順次行うことにより、第4図Cに示す
第1金属板2と第2金属板3を、スタツド溶接予
定位置においてそれぞれ接合してなる積層板1を
得ることができる。尚、このスポツト溶接間隔
(換言すれば、スタツド10の取付間隔)Lは、
各スポツト溶接時にはそれぞれ前回のスポツト溶
接部8を短絡回路として作用せしめるところか
ら、溶接電圧の電圧降下等を考慮し、約150mm〜
200mmとするのが望ましい。
次に、積層板1の第2金属板3のしかも前記各
スポツト溶接部8,8……に対応する位置に、ス
タツド10,10……を順次溶接(アーク溶接)
して固定する(第4図C)。この場合、第2金属
板3の表面が平坦とされているため、スタツド1
0を積層板1に対してほぼ垂直方向に向けてしか
も確実に取り付けることができる。
スポツト溶接部8,8……に対応する位置に、ス
タツド10,10……を順次溶接(アーク溶接)
して固定する(第4図C)。この場合、第2金属
板3の表面が平坦とされているため、スタツド1
0を積層板1に対してほぼ垂直方向に向けてしか
も確実に取り付けることができる。
以上で積層板1へのスタツド10の溶接固定が
完了する。
完了する。
第1図は自動車の要部外観図、第2図は第1図
の−拡大縦断面図、第3図A及び第3図Bは
従来の溶接方法によりスタツドを取り付けた積層
板の縦断面図、第4図Aないし第4図Cは本発明
実施例にかかるスタツド溶接法によるスタツドの
溶接作業説明図である。 1……積層板、2,3……金属板、4……樹脂
層、5,6……電極、8……スポツト溶接部、1
0……スタツド。
の−拡大縦断面図、第3図A及び第3図Bは
従来の溶接方法によりスタツドを取り付けた積層
板の縦断面図、第4図Aないし第4図Cは本発明
実施例にかかるスタツド溶接法によるスタツドの
溶接作業説明図である。 1……積層板、2,3……金属板、4……樹脂
層、5,6……電極、8……スポツト溶接部、1
0……スタツド。
Claims (1)
- 1 一対の金属板の間に樹脂層を介在させてなる
積層板の前記一対の金属板相互間を一対の電極に
よつて挟むとともに該一対の金属板相互間を短絡
回路構成部材を用いて電通可能とし、この状態で
前記一対の電極により前記一対の金属板相互間を
スポツト溶接し、然る後、前記金属板の前記スポ
ツト溶接部に対応する位置にスタツドを溶接固定
することを特徴とする積層板へのスタツド溶接方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248992A JPS60141372A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 積層板へのスタッド溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58248992A JPS60141372A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 積層板へのスタッド溶接方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141372A JPS60141372A (ja) | 1985-07-26 |
JPH0380592B2 true JPH0380592B2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=17186404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58248992A Granted JPS60141372A (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | 積層板へのスタッド溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60141372A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2711568B1 (fr) * | 1993-10-26 | 1996-01-12 | Lorraine Laminage | Tôle à structure multicouche adaptée au soudage de goujons et procédé de soudage de goujons sur une telle tôle. |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58248992A patent/JPS60141372A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141372A (ja) | 1985-07-26 |
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