JPS61122139A - 屈曲された合せガラスの製造方法 - Google Patents

屈曲された合せガラスの製造方法

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JPS61122139A
JPS61122139A JP24324184A JP24324184A JPS61122139A JP S61122139 A JPS61122139 A JP S61122139A JP 24324184 A JP24324184 A JP 24324184A JP 24324184 A JP24324184 A JP 24324184A JP S61122139 A JPS61122139 A JP S61122139A
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JP
Japan
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glass plate
cut
glass plates
glass
plates
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JP24324184A
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Masayuki Miwa
三輪 雅之
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種用途に用いられる比較的鋭く屈曲された合
せガラスの製法に関する。
合せガラスは破損時に破片が飛び散らないため、安全性
を要求される種々の分野に使用されている。そして1例
えば車両用、ショーケース用、ステレオラック用、レコ
ードプレーヤーのカバーガラス等に用いられる場合は、
デザイン上および設計上の要求から折れ曲げ線に沿って
比較的鋭く屈曲されたものがしばしば要求される。
かかる比較的鋭く屈曲された合せガラスは、例えば二枚
のガラス板を所望の曲げ線に沿ってヒーター等で加熱し
ながら鋭く折り曲げ、この二枚のガラス板〔プラスチッ
ク中間膜で合せ加工して形成している。しかしながら、
二枚のガラス板を屈曲した際に、外側および内側のガラ
ス板の屈曲部における曲率が合す、良好な適合性が得ら
れないことが多かった。また、二枚のガラス板を重ねて
屈曲した場合には、プラスチック中間膜の厚みを考慮し
ていないので、プラスチック中間IIII″r&合せ加
工した際に、はぐり1発泡1割れ、ゆがみ等を生じやす
く、商品価値のある製品がなかなか得られなかった。
したがって、本発明の目的は、外側および内側のガラス
板の適合性を良好にし、はくり1発泡、割れ、ゆがみ等
が生じないようにした屈曲された合せガラスの製法を提
供することにある。
すなわち、本発明は、外側および内側のガラス板を重ね
合せ、これらのガラス板の予定される折り曲げ線に沿っ
て設けられたヒーターを加熱し、これらのガラス板を前
記折り曲げ線に沿って同時に所定角度で屈曲させ、前記
内側のガラス板を取出してIii記折狛掘げ線に沿って
!/J断し、前記外側のガラス板と前記内側のガラス板
との間にプラスチック中間膜を介在させ、前記内側のガ
ラス板を前記切断面を突き合せて前記外側のガラス板の
内面に添設し、次いで合せ加工することを特徴とする屈
曲された合せガラスの製法である。
したがって、内側のガラス板は、屈曲部において切断さ
れた後、外側のガラス板の内面に接合されるので、内側
および外側のガラス板の適合が良好になされ、かつ、プ
ラスチック中間膜を介在させることによるずれやゆがみ
も自在に吸収でき1発泡、割れ、ゆがみ等を防止するこ
とができる。
本発明の実施に際し、内側のガラス板の切断面は接着剤
で接着し、かつ、その接合部の内側をシール剤で被覆す
ることが好ましい、これによって、接合部の強度を高め
、かつ、水分等の侵入を防ぎ、耐久性を向上させること
ができる。
また、外側と内側のガラス板の厚←穆回程度であっても
よいし、あるいは外側のガラス板を、内側のガラス板よ
りも厚くしてもよい、後者の場合、内側のガラス板を切
断したことによる強度的なデメリットをカバーすること
ができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図は本発明をレコードプレーヤーのカバーガラスに適用
した実施例を示すものである。
まず、第1図に示すように、二枚のガラス板1.2を所
定形状に切断する。すなわちガラス板1.2は平面状の
中央部3、正面部4、両側面となる油部5.5からなり
、中央部3と正面部41両側面となる油部5,5との間
には予定される折り曲げ線6が設定されている。また、
中央部3の後方綾部にはヒンジ等の取付孔7が穿設され
ている。なお、外側のガラス板1は内側のガラス板2よ
りも厚くする方が成形加工性および耐衝撃性の点から好
ましい、A体的にL[Jト側のガラス板lの厚さ2.0
〜4.hs 、内側のガラス板2の厚さ1.0〜3.0
1膳が適当である。
次に、二枚のガラス板1.2を重ね合せ、加熱炉中で加
熱により軟化せしめ、自重曲げ成形法またはプレス曲げ
成形法により、折り曲げ線6の部分で屈曲させて第2図
に示すような形状とする。この場合、折り曲げ線6の部
分で鋭く折り曲げるためには、折り曲げ線6の部分を局
部的により高い温度に加熱しなければならない、この゛
折り曲げ線6の加熱の一手段として。
折り曲げ線6に近接して配置したヒーターを使用するこ
とができる。すなわち、ガラス板l。
2を重ね合せて加熱炉に入れ、全体を450〜800℃
、好ましくは500〜550 ’Oに加熱し、その後ヒ
ーターに通電して折り曲げ線6の部分を650〜850
℃、好ましくは750〜800℃に加熱し、折り曲げ線
6の部分で屈曲させればよい。
また、1記ヒーターの代わりに、折り曲げ線6に沿って
添設したリボンヒーターや、折り曲げ線6に沿っ÷榊う
ス板l、2の表面に銀ペースト等の導電性ペーストを線
状にプリントし、これを乾燥して形成したプリントヒー
ター等を用いることもできる。
このようにして、二枚のガラス板l、2が共に屈曲され
た第2図に示す状態でその断面をとると第3図に示すよ
うになっている。すなわち、内側のガラス板2は外側の
ガラス板lの内面にぴったりと適合している。この状態
で内側のガラス板2を下方に平行移動させると、ガラス
板1.2の間に隙間が生じるが、このとき。
中央部の隙間間隔t1 と裾部の隙間間隔t2とは、 
 t2*tl sIn  (90°−α)の関係になっ
ている。なお、αはガラス板1,2の折り曲げ角で、均
一な厚さを有するプラスチック中間膜をガラス板1,2
の間に介在させた場合には、内側のガラス板2は外側の
ガラス板1の内面に適合しなくなる。これによって、は
くり、発泡。
割れ、ゆがみiが発イーくなる。
そこで1本発明では、内側のガラス板2を折り曲げ線6
に沿ってす1断する。それによって。
内側のガラス板2は、平面部3、正面部41両側面部5
,5の4枚に分離される8 次に3第5図に示すように、外側のガラス板lの内面に
プラスチック中間1818を添設する。
かかるプラスチック中間膜8としては、ポリビニルブチ
ラール、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、シリコーン樹脂等公知のものを使用できる。
そして、前記した内側のガラス板2をその切断面を突き
合せながら、プラスチック中間膜8を介して外側のガラ
ス板lの内面に添設する。
この場合、切断面は接着剤で接看することが好ましい、
また、第6図に示すように、プラスチック中間膜8が介
在することにより、ガラス板2の接合部分にずれが生じ
るので、角v&2aを面取りすることが好ましい。
最後に、プラスチック中間115I8を介して、外側お
よび内側のガラス板1.4合せ加工する。具体的には、
ガラス板1,2の間にプラスチック中間膜8を挟んで真
空状還で70〜90℃に加熱し、脱気を行って予備圧着
させ、さらに、110〜130℃、8〜13気圧のオー
トクレーブ中で本圧着を行う、なお1合せ加工をした後
、内側のガラス板2の接合部分内側には、第7図に示す
ようにシール剤9を被覆し、水分の侵入等を防止するよ
うにする。
こうしてできた製品は第7図に示すように。
外側のガラス板1の内面に、プラスチック中間膜8を介
して、内側のガラス板2が切断面を突き合せて接合され
ており、屈曲部においで外側のガラス板1と内側のガラ
ス板2とは良好に適合すると共に、プラスチック中間膜
8が介在することによるずれは、内側のガラス板2の切
断面において吸収される。したがって、はぐり、発泡、
割れ、ゆがみ等は生じない、また、外側のガラス板1が
厚く形成されているので、内側のガラス板2を切断した
ことによる強度不足が補われている。さらに、内側のガ
ラス板2のv11断は接着剤で接合され、その内側をシ
ール剤9が被覆しているので、vJ断部における連続強
度が高められ、かつ、耐水性等の耐久力も付与される。
第8図には、本発明の他の実施例が示されている。この
実施例では、外側のガラス板1が一箇所の折り曲げ線6
に沿ってほぼ直角に屈曲され、その内面にプラスチック
中間膜8を介して、内側のガラス板2が切断面を突き合
せるようにして接合されている。この実施例の場合、内
側のガラス板2は屈曲されることなく所定形状に切断さ
れ、vJ開断面45°の角度に面取りし、互いに突き合
せた状態でさらに角部外側を面取りして丸みをもたせで
ある。このように、外側のガラス板1が直角に近い角度
で鋭く屈曲されている場合には、内側のガラス板2をほ
ぼ直線的に接合することができるため、内側のガラス板
2を屈曲する工程は不要となる。なお。
この実施例の場合も、内側のガラス板の切断面は兼功剤
で接合し、その接合部の内側をシール剤9でシールする
ことが好ましい。
以上説明したように1本発明によれば、外側のガラス板
の、内面に、プラスチック中間膜を介して、内側のガラ
ス板をその切断面を突き合せて接合するようにしたので
、屈曲部においても外側のガラス板と内側のガラス板と
の適合性を良好にし、かつ、プラスチック中間膜を介在
させることによるずれを吸収する−ことができる。
したがって、はくり1発泡1割れ、ゆがみ等を効果的に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明の実施例を示すものであり、第1図
はガラス板を切断した状態を示す平面図、第2図はガラ
ス板を屈曲させた状態を示す斜視図、第3図は第2図に
おけるA−A線に沿った断面図、第4図は第3図におい
て内側のガラス板を平行移動させた状態を示す断面図、
第5図は内側のガラス板を切断し外側のガラス板の内面
に接合する状態を示す断面図、第6図は内側のガラス板
の突き合せ部分を示す拡大断面図、第7図は合せガラス
の断面図、第8図は他の実施例を示す合せガラスの断面
図である。 1・・・外側のガラス板、2・・・内側のガラス板、3
・・・中央部、5・・・油部、6・・・折れ曲げ線、8
・・・プラスチック中間膜、9・・・シール剤。 叛      8

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外側および内側のガラス板を重ね合せ、これらの
    ガラス板の予定される折り曲げ線に 沿って設けられたヒーターを加熱し、これらのガラス板
    を前記折り曲げ線に沿って同時に所定角度で屈曲させ、
    前記内側のガラス板を取出して前記折り曲げ線に沿って
    切断し、前記外側のガラス板と前記内側のガラス板との
    間にプラスチック中間膜を介在させ、前記内側のガラス
    板を前記切断面を突き合せて前記外側のガラス板の内面
    に添設し、次いで合せ加工することを特徴とする屈曲さ
    れた合せガラスの製造方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記内側のガラ
    ス板を前記切断面を突き合せて前記外側のガラス板の内
    面に添設する際、該切断面を接着剤で接合し、さらに合
    せ加工をした 後、該接合部の内側をシール剤で被覆する屈曲された合
    せガラスの製造方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項または第2項において、前
    記外側のガラス板は前記内側のガラス板よりも厚いもの
    を使用する屈曲された合せガラスの製造方法。
JP24324184A 1984-11-20 1984-11-20 屈曲された合せガラスの製造方法 Granted JPS61122139A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200932A (ja) * 1987-04-03 1989-08-14 Asahi Glass Co Ltd 透明合成樹脂シート,およびその製造方法
JPH0375143A (ja) * 1989-08-16 1991-03-29 Teijin Chem Ltd ブラスチック積層ガラス板成形品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200932A (ja) * 1987-04-03 1989-08-14 Asahi Glass Co Ltd 透明合成樹脂シート,およびその製造方法
JPH0375143A (ja) * 1989-08-16 1991-03-29 Teijin Chem Ltd ブラスチック積層ガラス板成形品

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