JPH06321589A - 合わせガラスの製造方法 - Google Patents

合わせガラスの製造方法

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JPH06321589A
JPH06321589A JP5108995A JP10899593A JPH06321589A JP H06321589 A JPH06321589 A JP H06321589A JP 5108995 A JP5108995 A JP 5108995A JP 10899593 A JP10899593 A JP 10899593A JP H06321589 A JPH06321589 A JP H06321589A
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glass
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heat ray
laminated
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JP5108995A
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Yoshihiro Sakai
祥浩 坂井
Osamu Narimatsu
治 成松
Yoichi Hosokawa
羊一 細川
Masaaki Kikkai
正彰 吉開
Akiyoshi Sano
明美 佐野
Katsuhiko Aoki
勝彦 青木
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガラス板間に挿入する接合材と熱線反射フィ
ルムとを予め端部のみをラミネートして、3層構造のフ
ィルムを作製してからガラス板間に挟み込み、熱圧着す
ることにより、熱線反射フィルムを接合材で挟み込む工
程を連続化し、さらに3層のフィルムの前記ガラス板の
周部よりはみ出した部分を該フィルムの熱変形を防止す
る締付手段により固定し、真空脱気後、加熱圧着して合
わせガラスを得る。 【効果】 従来の合わせガラスよりも透明でかつ耐久性
の優れた、皺やエアーの抱き込み、ギラツキが全くない
合わせガラスを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合わせガラスの製造方
法に関し、詳しくは、熱線反射及び熱線吸収機能を有
し、透明性並びに耐久性に優れた合わせガラスの製造方
法に関する。
【0002】本発明にかかる合わせガラスは、自動車の
他、電車などの乗り物、建築物や家庭電化製品の窓ガラ
スとして使用することができる。
【0003】
【従来の技術】熱線反射及び熱線吸収機能を有する合わ
せガラスは、自動車、電車などの乗り物、建築物の窓ガ
ラスとして検討されており、その一部は既に実用化され
ている。また、熱線の入射を防ぐことから、省エネルギ
ーの観点からも近年注目されている材料である。
【0004】このような合わせガラスは、熱線反射膜を
設けたことにより、全光線のうち、可視光線は透過し、
熱線(赤外線)は反射・吸収する機能を有しており、例
えば、太陽光線のうち熱線のみを反射・吸収することが
できる。それゆえ、窓ガラスとして用いた場合、太陽光
の強い時期においては、熱線の入射による室内の温度上
昇を抑え、一方、冬季のように暖房を使用する時期にお
いては、屋外への熱の逃避を抑えることができる。即
ち、この合わせガラスを用いることによってエネルギー
の利用効率が大幅に向上し、省エネルギーに役立たせる
ことができる。
【0005】光線透過率を制御する目的で使用する合わ
せガラスは、光線透過率(可視光線と赤外線)の制御性
が良いだけでなく、先に述べたように、屋外に面した場
所での使用が多いことから、ガラス自身の透明性及び耐
久性が良いことは勿論のこと、しわ、ギラツキ等がない
ことも要求されている。
【0006】合わせガラスの構成としては、直接ガラス
に熱線反射膜を積層した構成のガラスと、熱線反射膜を
積層したプラスチックフィルムをガラス板間に挟み込ん
だ構成のガラスがある。これらの合わせガラスは、可視
光線透過率が高く、かつ熱線透過率が低いことが望まれ
ている。前者の合わせガラスは、連続生産できず、製造
装置も大型化し、コストが高くなるという問題がある。
一方、後者の合わせガラスでは、ガラスとフィルムの接
合材としてポリビニルブチラール膜を用い、熱線反射膜
を積層したプラスチックフィルムを2枚のガラス板間に
挟み込ませて接合したものであり、直接ガラスに熱線反
射膜を積層した前者の合わせガラスに比べて、連続生産
が行えるといった生産性の面以外にも、加工性、耐衝撃
性、均一性などの物性面でも優れており、近年特に注目
されてきた。
【0007】しかし、従来の熱線反射膜を積層したプラ
スチックフィルムを挟み込んだ合わせガラスは、変色や
白化などが起き、耐久性の面でも良いものとは言えず、
長期間使用することは困難であった。
【0008】この問題を解決するために、特開昭54−
119582号公報では、ポリプロピレン(PP)の保
護層で熱線反射膜を保護する方法が提案されている。こ
の方法では、耐久性は改善されるものの、PPと熱線反
射フィルムの基材に使用されるポリエチレンテレフタレ
ート(PET)との線膨張率が異なるため、合わせガラ
ス作製時の熱圧着工程において、フィルムの寸法の差が
生じ、そこで、しわやエアーの混入、ギラツキ等が発生
するという新たな問題を引き起こしている。
【0009】また、特開昭60−103055号公報に
は、PETを保護膜に使用する方法が提案されており、
同じく耐久性は改善されるものの、PETを基材に使用
した熱線反射フィルムと同一の材料を保護層に使用して
も、熱線反射フィルムの表面には金属等の熱線反射作用
のある膜が形成されており、加熱時の寸法変化率は同一
とならず、加熱貼り付け時に発生するしわは解決されて
いない。
【0010】また、従来の合わせガラスの製造工程で
は、合わせガラス作製毎に、接合材のポリビニルブチラ
ール膜と該接合材に挟み込まれる熱線反射フィルムとを
手で取り扱い、重ね合わせてガラス板間に挿入してお
り、手間がかかるとともに、如何に細心の注意を払った
としても、フィルムを均一に貼ることが困難であり、折
れ曲がったり、熱線反射フィルムの表面に凹凸が生じた
りしていた。そのため、細かい筋や小皺が発生し、この
まま熱圧着処理すると、外観の悪い合わせガラスにな
り、また、フィルム間にゴミなどの異物が混入して、作
業性、生産性が悪くなり、生産の向上にならなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、皺や
エアーの抱き込み、ギラツキなどが全くない透明性及び
耐久性に優れた光線透過率を制御する機能を有する合わ
せガラスの製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透明でか
つ耐久性の優れた、しかも、皺やエアー、ギラツキが全
くない熱線反射合わせガラスを製造するため、鋭意検討
を重ねた結果、ガラス板間に挿入する接合材と熱線反射
フィルムとを予め端部のみをラミネートして、3層構造
のフィルムを作製してからガラス板間に挟み込み、熱圧
着することにより、熱線反射フィルムを接合材で挟み込
む工程を連続化し、さらに3層のフィルムの前記ガラス
板の周部よりはみ出した部分を該フィルムの熱変形を防
止する締付手段により固定し、真空脱気後、加熱圧着す
ることによって、皺やエアー、ギラツキが全くなくなる
ことを見出し本発明を完成させた。
【0013】本発明の特徴は、ガラス板間に挿入する接
合材と熱線反射フィルムの端部を前もってラミネートし
ておくことにより、単に接合材と熱線反射フィルムを重
ね合わせてガラス板間に挿入し合わせガラスを製造する
方法に比べて、著しく外観の凹凸や異物の混入がなくな
り、作業性、生産性が向上されること、及び熱線反射フ
ィルムと接合材を締付手段にて固定することにより、エ
アーや皺が全くない合わせガラスを製造できることであ
る。
【0014】即ち、本発明は、複数のガラス板間に熱線
反射フィルムを狭持してなる合わせガラスを製造するに
際して、(1)2枚の接合材の間に熱線反射フィルムを
挿入し、フィルムの端部のみをラミネートする工程、
(2)工程1においてラミネートされた3層のフィルム
をガラス板間に挿入する工程、及び(3)ガラスと3層
のフィルムとを熱圧着法により圧着する工程、よりなる
ことを特徴とする合わせガラスの製造方法であり、ガラ
スと3層のフィルムとを圧着するに際して、ガラス板間
に挿入された3層のフィルムの前記ガラス板の周部より
はみ出した部分または前記ガラス板の周部を該フィルム
の熱変形を防止する締付手段により固定し、該ガラス板
を締付手段ごと仮圧着バッグに挿入して真空脱気しなが
ら加熱し、次に仮圧着した合わせガラスを加熱加圧炉に
挿入して圧着することを特徴とする合わせガラスの製造
方法である。
【0015】本発明で用いられるラミネート法とは、特
に限定されるものではなく、例えば、図2(a)に示す
ような装置で、接合材シート5、5’と熱線反射フィル
ム4とが重なり合う手前で遠赤外線ヒーター8で接合材
シート5,5’を加熱して,その後これらのフィルムを
2本のロール間を通過させて、あるいはミシンなどによ
り、3層のフィルムの端部9のみを仮圧着することを言
い、その後3層フィルムとして巻取るか、あるいはその
ままガラス板間に挿入して合わせガラスの製造に供する
ことができる。
【0016】本発明で使用するガラス板は、特に限定さ
れるものではなく、自動車などの乗り物や建築物の窓ガ
ラスに使用されるガラス板がその用途に応じて適宜選択
して使用される。
【0017】本発明で使用する仮圧着バッグは、特に限
定されるものではなく、真空に耐えることができ、10
0℃でも変質しない、例えば、シリコーンゴム製のバッ
グ等が適宜選択して用いられる。
【0018】図1に示す本発明に用いられる熱線反射フ
ィルム4は、基材となるプラスチックフィルム2上に熱
線反射膜1をスパッタリング、真空蒸着、イオンプレー
ティング、イオン化蒸着等の方法で形成し、さらに熱線
反射膜1上に保護フィルム3を接着剤等を用いて非熱的
にラミネートして積層することにより得られる。
【0019】本発明でいう熱線反射膜は、選択的に光線
並びに熱線の透過率を制御する機能を有する公知の薄膜
で、例えば、金、銀、銅、白金、アルミニウム、ニッケ
ル、パラジウム、インジウム、錫、クロム、亜鉛等の金
属やこれらの金属を主成分とする合金又は混合物、及
び、インジウムと錫の酸化物(ITO)、酸化インジウ
ム、酸化錫、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、
酸化タングズテン等の金属酸化物やこれらの金属酸化物
を主成分とする化合物又は混合物、それに、これら金属
や金属酸化物を2層以上に積層した薄膜等が挙げられ、
適宜選択して使用することができる。通常、金属で層を
形成する場合、厚みは50〜500Å、金属酸化物の場
合は100〜5000Åが好ましい。
【0020】熱線反射膜を積層する基材として用いられ
るプラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエー
テルエーテルケトン、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリアミド、ポリフッ化ビニル、ポリアクリレート、ポ
リカーボネート等のホモポリマー、及びこれら樹脂のモ
ノマーと共重合可能なモノマーとのコポリマー等からな
るフィルムが挙げられ、適宜選択して使用することがで
きる。フィルムの厚みは、加工性から10〜500μm
が好ましい。
【0021】保護フィルムとしては、例えば、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエーテルサルフォン、ポリエ
ーテルエーテルケトン、ポリプロピレン、ポリアクリレ
ート、ポリエステル、ポリカーボネート等のホモポリマ
ー、及びこれら樹脂のモノマーと共重合可能なモノマー
とのコポリマー等からなるフィルムが挙げられ、適宜選
択して使用することができる。保護フィルムの厚みは、
通常10〜500μmが好ましい。
【0022】本発明で用いられる接合材としては、ポリ
ビニルブチラール樹脂等の公知の接合材を適宜選択して
使用することができる。通常、その厚みは0.1〜1.
0mmである。
【0023】本発明の製造方法は、図1に示す熱線反射
フィルム4を図2に示すフィルムラミネート装置を用い
て、接合材5、5’の間に挟み込ませ、3層構造のフィ
ルムの端部のみを熱融着(80〜130℃)等で圧着さ
せ、あらかじめガラス板間に挟み込むフィルムを重ね合
せておき、その後、図3に示すように、2枚のガラス板
6、6’間に挟み込み(工程1)、図4で示す締付枠及
び/又は締付治具などの締付手段によりガラス板周端部
よりはみ出した3層フィルムを固定する(工程2)。次
に締付手段により固定したガラスとフィルムを仮圧着バ
ッグに入れ(工程3)、例えば30分間真空脱気し、さ
らに加熱炉の中で真空脱気しながら、通常100℃で3
0分間加熱する(工程4)。続いて、このバッグから仮
圧着した合わせガラスを取り出し、この合わせガラスを
加熱加圧炉に入れて、通常130℃、13atmで30
分間処理し、ガラスとフィルムを圧着させ(工程5)、
合わせガラスを得る方法である。
【0024】本発明でいう熱圧着法とは、例えば、真空
中で100℃で30分間加熱した後、次に130℃で1
3atmの条件下で30分間、加圧加熱処理することを
言う。
【0025】3層フィルム7を固定する締付手段として
は、図4に示すように1対の枠材(形状は製造される合
わせガラスによる)の一方10に適当な間隔でピン11
が設けられ、もう一方の枠材12にはこれらピンと嵌合
可能な穴13を有しており、図4(c)に示すように3
層フィルムの上下から合わせて固定する締付枠や、図5
に示すようなクランプ14、ステープラー15、クリッ
プ16、ミシン糸、テープ17、シリコン溝ゴム18な
どが例示され、これらによる仮止めの把持部はできる限
りガラスの端部に近い方が好ましい。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。
【0027】実施例1 膜厚50μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(PET、東レ(株)製、ルミラー(商品名))の片面
に、DCマグネトロンスパッタリング法により、熱線反
射膜を28μm積層し、さらにその表面に保護フィルム
として25μm厚のPETフィルム(ユニチカ(株)
製、エンブレット(商品名))を接着剤(ポリエステル
変性のウレタン樹脂)を用い、常温でラミネートし、保
護フィルム付き熱線反射フィルムを作製した。
【0028】次に、この熱線反射フィルムを図2に示す
フィルムラミネート装置により厚さ0.38mmのポリ
ビニルブチラールシート(PVB、積水化学(株)製、
エスレックフィルム(商品名))2枚の間に挟み、フィ
ルムの端部のみを熱融着させ、更にこれを図6に示す、
厚さ2mm、500mm(曲率150R)×400mm
(曲率1500R)のガラス板2枚で挟み、2枚のPV
Bシートで挟み込まれた熱線反射フィルムを図4に示す
ピン付きの締付枠で固定し、この固定したフィルムとガ
ラスを仮圧着バッグ(シリコーンゴム製)に入れ、30
分間真空脱気し、さらに真空脱気しながら、100℃で
30分間加熱した後、バッグから仮圧着した合わせガラ
スを取り出し、この仮圧着合わせガラスを加熱加圧炉に
入れ、130℃、13atmで30分間処理後、圧は維
持したまま温度だけ40℃まで低下させた後、常圧に戻
し、加熱加圧炉から取り出し、ガラス板の周囲にはみで
ている3層フィルムを切り放し、合わせガラスを得た。
【0029】得られた合わせガラスの外観評価(皺の有
無、エアーの抱き込み、ギラツキ)及び可視光線透過
率、ヘーズ(Haze)値の測定を行った。その評価、
測定結果を表1に示す。
【0030】尚、可視光線透過率の測定には、日立製作
所(株)製、U−3500型自記分光光度計(JIS
R3106−1985規格)を、ヘーズ値の測定には、
日本電色(株)製、NDH−300Aを用いた。
【0031】実施例2 3層のフィルムを固定する締付手段を図5(a)に示す
クランプに代えた以外は実施例1と同じ製造工程で合わ
せガラスを作製し、作製した合わせガラスの評価、測定
を実施例1と同様に行い、その結果を表1に示す。
【0032】比較例1 あらかじめ熱線反射フィルムと接合材をラミネートせず
に、2枚のガラス板の間に接合材、熱線反射フィルム、
接合材を挟み込み、また締付手段を使用せずに実施例1
と同様にして加熱加圧処理を施して合わせガラスを作製
した。このようにして得られた合わせガラスは、全体に
小皺が入り、エアーの抱き込みも見られ、外観の悪い合
わせガラスであった。また、可視光線透過率とヘーズ値
を実施例1と同様にして測定した。その結果を表1に示
す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明の合わせガラスの製造方法によれ
ば、従来の合わせガラスよりも透明でかつ耐久性の優れ
た、しかも、皺やエアーの抱き込み、ギラツキが全くな
い合わせガラスを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる熱線反射フィルムの一例を
示す断面図である。
【図2】本発明に用いられるフィルムラミネート法を説
明するためのものであり、(a)は装置の一例を示す概
略図、(b)は端部が熱融着されたフィルムの概略図、
(c)は該フィルムの概略断面図である。
【図3】本発明で言う合わせガラスの一例を示す断面図
である
【図4】締付手段の一例として挙げられる締付枠であ
り、(a)は全体の斜視図、(b)は部分拡大断面図、
(c)は固定時の部分断面図である。
【図5】その他の締付手段の例を示すもので、(a)は
クランプ、(b)はステープラー、(c)はクリップ、
(d)はテープ、(e)シリコン溝ゴムによるものを示
す。
【図6】本発明で使用するガラス板の一例を示すもの
で、(a)は上面からの一断図、(b)は側面からの一
断面を示すものである。
【符号の説明】
1 熱線反射膜 2 基材 3 保護フィルム 4 熱線反射フィルム 5、5’ 接合材 6、6’ ガラス板 7 3層フィルム 8 遠赤外線ヒーター 9 熱融着部 10 上枠 11 ピン 12 下枠 13 穴 14 クランプ 15 ステープラー 16 クリップ 17 テープ 18 シリコン溝ゴム
フロントページの続き (72)発明者 吉開 正彰 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内 (72)発明者 佐野 明美 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内 (72)発明者 青木 勝彦 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のガラス板間に熱線反射フィルムを
    狭持してなる合わせガラスを製造するに際して、(1)
    2枚の接合材の間に熱線反射フィルムを挿入し、フィル
    ムの端部のみをラミネートする工程、(2)工程1にお
    いてラミネートされた3層のフィルムをガラス板間に挿
    入する工程、及び(3)ガラスと3層のフィルムとを熱
    圧着法により圧着する工程、よりなることを特徴とする
    合わせガラスの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の製造方法において、ガラスと
    3層のフィルムとを圧着するに際して、ガラス板間に挿
    入された3層のフィルムの前記ガラス板の周部よりはみ
    出した部分または前記ガラス板の周部を該フィルムの熱
    変形を防止する締付手段により固定し、該ガラス板を締
    付手段ごと仮圧着バッグに挿入して真空脱気しながら加
    熱し、次に仮圧着した合わせガラスを加熱加圧炉に挿入
    して圧着することを特徴とする合わせガラスの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2における締付手段が、締付枠及
    び/または締付治具であることを特徴とする合わせガラ
    スの製造方法。
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