JPS628786A - 布縁倣い縫ミシン - Google Patents

布縁倣い縫ミシン

Info

Publication number
JPS628786A
JPS628786A JP14748485A JP14748485A JPS628786A JP S628786 A JPS628786 A JP S628786A JP 14748485 A JP14748485 A JP 14748485A JP 14748485 A JP14748485 A JP 14748485A JP S628786 A JPS628786 A JP S628786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
sewing machine
feed
seam allowance
needle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14748485A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0142710B2 (ja
Inventor
長沼 伸行
清水 靖宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP14748485A priority Critical patent/JPS628786A/ja
Publication of JPS628786A publication Critical patent/JPS628786A/ja
Publication of JPH0142710B2 publication Critical patent/JPH0142710B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ジグザグミシンに関するものであり、特に加
工布の縁(布縁という)から所定距離だけ隔てて縫目線
(複数の縫目から成る線)を形成し得る布縁倣い縫ミシ
ンに関するものである。
従来の技術 布縁倣い縫の可能なジグザグミシンは、米国特許第4.
248.168号の明細書によってすでに知られている
。これは、加工布の側縁の位置が側縁検出器によって検
出され、その検出信号に基づいて縫針の揺動位置が制御
されることにより、布縁から一定距離隔てて縫目線が形
成されるものである。
縫代が自動的に一定に保たれるのである。
このように縫針の揺動位置、すなわち加工布の送り方向
に直角な方向の位置が変えられるというジグザグミシン
の特徴を利用すれば、側縁検出器を始め簡単な装置の付
加によって布縁倣い縫の可能なミシンを得ることができ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のこの種のミシンにおいては、加工
布の側縁に沿った一定縫代の倣い縫から、その側縁と交
差する端縁に沿った同じ縫代の倣い縫に移行することが
困難であるという問題があった。倣い縫は、例えばワイ
シャツの襟や袖を縫うのに好適なものであるが、これら
の部分においては布の縁が直角あるいは鋭角に交差して
おり、しかもこれら互いに交差する縁の何れに対しても
同じ縫代で倣い縫を行うことが必要である。このような
縫製を行うためには一方の縁(側縁)に沿って倣い縫を
行い、その縫目線の終点が他方の縁(端縁)から縫代だ
け内側の位置に達したとき、ミシンを停止させて加工布
を90度あるいはそれ以上の角度回動させ、それまでの
端縁が側縁となる状態にした後倣い縫を再開することが
必要である。
しかし、オペレータが縫目線の終点、すなわち縫針の落
下点と加工布の端縁との距離を目測し、その距離が縫代
に等しくなったときミシンを停止させることは容易では
なく、縫目線が長過ぎたり短過ぎたりして、加工布の互
いに交差する縁に沿った縫目線の交差部分を美しく仕上
げることが困難であった。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決するために、上下往復運
動及び横方向揺動運動が可能な縫針と、その縫針の上下
往復運動に調時して加工布に送り運動を付与する送り装
置と、縫針の揺動位置を制御して縫目形成位置を変化さ
せる針揺動制御モータとを備えたジグザグミシンにおい
て、ta>加工布の前記送り方向に延びる側縁を検出し
、縫針の揺動方向における側縁の位置に関する側縁位置
信号を発生する側縁検出器と、(bl加工布の前記送り
方向と交差する方向に延びる端縁を検出し、その送り方
向における端縁の位置に関する端縁位置信号を発生する
端縁検出器と、(C)加工布の側縁及び端縁を含む縁部
から縫目形成位置までの縫代を設定し、縫代設定信号を
発生する縫代設定手段と、(d)縫針の揺動位置が加工
布の側縁がら設定された縫代だけ離れた位置になるよう
に側縁位置信号及び縫代設定信号に従って針揺動制御モ
ータを制御する針揺動制御手段と、(e)加工布の端縁
が縫針の落下点から設定された縫代だけ離れた位置に到
達するように端縁位置信号及び縫代設定信号に従って送
り装置の作動を制御する送り制御手段とを設けたもので
ある。
本発明の望ましい態様においては、上記送り制御手段が
、前記端縁位置信号の値が前記縫代設定信号に相当する
値になるまで前記送り装置を駆動する゛ミシンモータを
運転し、その両者の値が一致した時にミシンモータを停
止させるものとされる。
別の望ましい態様においては、送り制御手段が、端縁検
出器が前記加工布の端縁を最初に検出したことに応答し
てミシンモータの速度を低下させるものとされ、それと
ともに、あるいはそれとは別に、送り装置の送り量を減
少させるものとされる。
作用および効果 本発明に係る布縁倣い縫ミシンにおいては、加工布の側
縁に沿って一定の縫代で倣い縫が行われる際、送り制御
手段が端縁検出器からの端縁位置信号と縫代設定手段か
らの縫代設定信号とに従って送り装置の作動を制御し、
加工布の端縁が縫針の落下点から縫代だけ離れた位置に
到達するようにする。したがってオペレータは縫針の落
下点と加工布の端縁との距離を目測することにより、加
工布の側縁に沿った倣い縫を自分で終了させる必要がな
(、側縁に沿った倣い縫と端縁に沿った倣い縫との交差
部分を美しく仕上げることが容易となる。
特に送り制御手段がミシンモータを停止させることによ
って送り装置による加工布の送りを停止させるものであ
る場合には、送りの停止と同時に縫針の上下往復運動も
停止するため、送り停止後、オペレータがミシンモータ
を停止させる必要もな(、ミシンの自動停止後に加工布
を側縁と端縁との成す角度だけ回動させて倣い縫を再開
すればよいため、側縁に沿った倣い縫から端縁にそった
倣い縫への移行が一層容易となる。
また、端縁検出器が加工布の端縁を最初に検出したこと
に応答してミシンモータの速度を低下させられる態様に
おいては、ミシンモータ夕を所望の時期に直ちに停止さ
せることが可能となって側縁に沿った倣い縫の終了点を
正確に定めることができる。
さらに、端縁検出器が加工布の端縁を最初に検出したこ
とに応答して送り装置の送り量が減少させられる態様に
おいては、大きな縫目ピッチで倣い縫が行なわれる場合
でも側縁に沿った倣い縫の終了点を正確に制御すること
ができる。側縁に沿った倣い縫の終了点の位置には、少
なくとも1縫目ピンチに相当する誤差が生ずることを避
は得す、縫目ピッチが大きい場合にはそれだけ誤差が大
きくなるのであるが、側縁に沿った倣い縫の終了点近傍
において送り量が減少させられれば縫目ピッチが小さく
なり、それだけ倣い縫終了点の位置誤差が減少するので
ある。もちろんこの部分においては縫目の長さが不揃い
となるが、この不揃いは余程注意して見ないと判らない
ものであり、差支え、はない。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
本実施例のミシンは、第2図に示すように、上面が平ら
なベッド10とそのベッド10の右端から立ち上がった
脚柱部12と、その脚柱部12の上端から片持ち状にか
つベンド10にほぼ平行に延びる上方アーム14とから
なるミシン機枠16を備えている。上方アーム14の自
由端の頭部18には、ミシンの主駆動源たるミシンモー
タの起動、停止を制御する起動停止スイッチ20が設け
られ、上方アーム14には更にこのミシンによって形成
可能な複数種類の縫目模様を表す形象が表示された表示
ifj、22と、縫目模様を選択するために操作される
模様選択スイッチ24とが設けられている。また、脚柱
部12には布縁倣い縫を行うために操作される倣い縫ス
イッチ26と、縫代を設定するために操作される縫代設
定器28とが設けられている。
第3図は頭部18のカバーを外した状態を示しており、
ミシン機枠16に固定の突起34には針棒台36が軸3
8によって垂直面内において揺動可能に取り付けaれて
いる。この針棒台36に針棒40が上下方向に摺動可能
に取り付けられており、その下端に縫針42が固定され
ている。針棒40が針棒抱き44等を介してミシンモー
タに接続されており、ミシンモータの駆動によって針棒
40および縫針42が上下往復運動をさせられるように
なっている。また、針棒台36にはZ連杆46等を介し
て図示しない針揺動制御モータが接続されており、この
針揺動制御モータによって針棒台36が揺動させられる
ことにより、縫針42の横方向揺動位置が一定の範囲内
において変更されるようになっている。
頭部18の下部には2個のフォトセンサ48および50
が固定されており、ベッドIO上の針板52の各フォト
センサ48および50の真下の位置には反射面54およ
び56が形成されている。
フォトセンサ48は第4図(a)に示すように赤外線を
反射面54に向かって放射する発光素子58と、反射面
54で反射してきた赤外線を受ける受光素子60とを備
えるとともに、それら発光素子58および受光素子60
を保持するホルダ62と、図示を省略する信号処理回路
とを備えている。また、受光素子60の直前には赤外線
の通過は許容するが、他の波長の光は遮断する光学フィ
ルタ64が設けられている。発光素子58と受光素子6
0とは横方向、すなわち縫針42の揺動方向に平行な直
線上に小距離を隔てて配置されており、反射面54は両
者の中点Pを通る円弧面とされている。
したがって、この中点Pと反射面54上の任意の一点Q
とを結ぶ直線は反射面54と直交するとともに、発光素
子58と点Qとを結ぶ直線と受光素子60と点Qとを結
ぶ直線とのなす角θを三等分することとなり、発光素子
58から点Qに向かって放射された光は正確に受光素子
60に向かって反射される。その結果、発光素子58自
体は直線性のある範囲がごく狭い安価なものであるにも
かかわらず、第4図(′b)に示すように、任意の基準
位置から加工布66の側縁までの距離Xとフォトセンサ
48の出力電圧Vとの間に直線関係が成立する有効検出
範囲が広くなっている。フォトセンサ48と反射面54
とは加工布66の側縁位置を検出する側縁検出器を構成
している。
フォトセンサ50と反射面56とは、それぞれ上記フォ
トセンサ48および反射面54と同じ構造のものである
が、これらとは直角な方向性をもって配置されており、
加工布66の端縁位置も検出する端縁検出器を構成して
いる。
前記針板52には横方向に長い針穴68が形成されると
ともに複数のスロットが形成され、これらのスロットか
ら送り歯70が出没可能とされている。送り歯70は縫
針42と共通の駆動源であるミシンモータによって、縫
針42の上下往復運動と調時した送り運動を与えられる
ようになっている。送り歯70、ミシンモータおよび両
者を連結するリンク機構によって、送り装置が構成され
ているのである。
第1図に本ミシンの制御装置を示す。この制御装置はデ
ィスクリート回路として示されているが、主要部をコン
ピュータで構成することも可能である。前記模様選択ス
イッチ24が図の左端に示されている。この模様選択ス
イッチ24には模様選択カウンタ80が接続されており
、模様選択スイッチ24の操作回数をカウントし、その
カウント内容を縫目データ発生装置82に供給する。ま
た、図示はしないが、このカウント内容に応じて前記表
示板22に配設されている複数の発光ダイオードが発光
させられ、選択された縫目模様が示されるようになって
いる。
縫目データ発生装置82は形成可能な縫目模様の各々に
対応した縫目データを記憶しており、それらの縫目デー
タ中から模様選択カウンタ8oのカウント内容に対応し
た縫目データを選択し、そ゛の選択した縫目データに含
まれている送りデータおよび針揺動データを、縫針42
の上下往復運動に調時してタイミングパルス発生器83
からタイミングパルスが供給される毎に、それぞれマル
チプレクサ84および86を経て送り駆動制御回路88
および針揺動制御回路9oに供給する。送り駆動制御回
路88は供給された送りデータに基づいて送り制御モー
タ92を制御する。送り制御モータ92は、前記ミシン
モータと送り歯70とを連結するリンク機構中に設けら
れた送り制御機構を駆動し、送り歯70によって加工布
66に与えられる送り量を関節するものである。一方、
針揺動制御回路90は針揺動データに基づいて針揺動制
御モータ94を制御し、それによって縫針42の揺動位
置を変更する。
以上の構成によって各種の縫目模様が形成されるのであ
るが、前記倣い縫スイッチ26が操作されればその出力
信号ETの立ち上がりに応じて模様選択カウンタ80が
リセフトされ、それまでいかなる縫目模様が選択されて
いても直線縫が選択された状態となるようにされている
。この倣い縫スイッチ26の出力信号ETは模様選択カ
ウンタ80以外にも以下に詳述するように制御装置の各
部に供給され、それによってミシンが倣い縫を行う状態
となる。
前記フォトセンサ48の出力電圧はA/D変換器100
によりデジタル信号である側縁データDdに変換され、
加算器102に供給されるようになっている。この加算
器102には縫代データメモリ104から縫代データD
wも供給されるようになっている。縫代データメモリ1
04には前記縫代設定器28の各出力電圧に対応した縫
代データが記憶されており、縫代設定器28の操作に応
じて種々の縫代データを加算器102に供給する。
加算器102は前記タイミングパルス発生器83゜から
タイミングパルスが供給される毎にA/D変換器100
から供給される側縁データDdと縫代データメモリ10
4から供給される縫代データD賀とを加算して、針位置
データDpを求める。針位置データDpは縫代データD
wだけの差を保って側縁データDdに追従するデータで
あることとなる。マルチプレクサ86は、倣い縫スイッ
チ26の出力信号ETがローレベルの間は前述のように
縫目データ発生装置82から供給される針揺動データを
針揺動制御回路90に供給する状態となっているが、出
力信号ETがハイレベルの間は加算器102から構成さ
れる装置データDpを針揺動制御回路90に供給する状
態となる。
縫代データメモリ104からの縫代データDwは、比較
器106にも供給されるようになっている。この比較器
106には前記フォトセンサ50の出力電圧がA/D変
換器107によってデジタル信号に変換された端縁デー
タDeも供給されるようになっており、比較器106は
倣い縫スイッチ26の出力信号ETがハイレベルの間、
すなわち倣い縫が選択されている間のみ作動し、端縁デ
ータDeが縫代データDwと等しくなったとき停止信号
spを起動停止指令回路108に供給する。
起動停止指令回路108は前記起動停止スイッチ20の
操作に応じてミシンモータ制御装置110に対してミシ
ンモータの起動、停止を指令するものであるが、比較器
106から停止信号が供給された場合には起動停止スイ
ッチ20の操作とは無関係に、ミシンモータ制御装置1
10に停止指令信号を供給する。
上記A/D変換器107からの端縁データDeは別の比
較器112にも供給されるようになっている。この比較
器112には減速開始位置設定器114も接続されてお
り、比較器112は倣い縫スイッチ26の出力信号がハ
イレベルの開作動して端縁データDeが減速開始位置設
定値Dfより大きいとき減速信号GSを出力する。本実
施例においては、減速開始位置設定値Dfが加工布66
の端縁から反射面56がわずかに表れたときの端縁デー
タDeと等しい値に設定されており、比較器112はフ
ォトセンサ50が始めて加工布66の端縁を検出したこ
とに応答して減速信号GSをミシンモータ制御装置11
0に供給することとなる。ミシンモータ制御装置110
は常にはミシンモータ駆動回路11Bに対してミシンモ
ータ120を高速で回転させることを指令する高速指令
信号を出力しているが、上記のように減速信号GSが供
給された場合には低速指令信号を供給する状態に変わる
。ミシンモータ駆動回路118はこの低速指令信号に基
づいてミシンモータ120をいつでも直ちに停止し得る
速度まで減速する。
上記比較器112からの減速信号CSは前記マルチプレ
クサ84にも供給されるようになっている。マルチプレ
クサ84は減速信号GSがローレベルのあいだは前述の
ように縫目データ発生装置82から供給される送りデー
タを送り駆動制御回路88に供給する状態にあるが、減
速信号GSがハイレベルになれば微小送り設定器122
からの微小送りデータを送り駆動制御回路88に供給す
る状態となる。送り駆動制御回路88はこの微小送りデ
ータに基づいて送り制御モータ92を駆動し、送り歯7
0による加工布66の送り量を予め定められた微少量に
低下させる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては縫
代設定器28および縫代データメモリ104が縫代設定
手段を構成し、加算器102.マルチプレクサ86およ
び針揺動制御回路90が針揺動制御手段を構成している
。また、比較器106、起動停止指令回路108.ミシ
ンモータ制御装置110.比較器112.減速開始位置
設定器114、ミシンモータ駆動回路118.微小送り
設定W122.マルチプレクサ84.送り駆動制御回路
88等が送り制御手段を構成している。
本ミシンにおいて、倣い縫スイッチ26が操作されれば
、その出力信号ETが模様選択カウンタ80、マルチプ
レクサ86.比較器106,112等に供給され、ミシ
ンは倣い縫モードに設定される。
したがって、オペレータが縫代設定器28を操作して所
望の縫代を設定するとともに、加工布66をそれの縫目
線を形成すべき位置が針穴68のほぼ中央に位置する状
態でベッド10上に載置し、起動停止スイッチ20を操
作すれば倣い縫が開始される。ミシンモータ制御装置1
10がミシンモータ駆動回路118を介してミシンモー
タ120を高速で回転させ、縫針42が上下往復運動さ
せられるとともに送り歯70に送り運動が付与され、か
つ針揺動制御回路90が加算器102からマルチプレク
サ86を経て供給される針位置データDpに基づいて針
揺動制御モータ94を制御し、縫針42の揺動位置が加
工布66の側縁から縫代だけ隔たった位置に制御される
のである。
このようにして倣い縫が行われている間は反射面56が
加工布66によって完全に覆われているが、第5図に示
すように側縁129に沿った縫目線130が加工布66
の端縁132に近づいたとき、反射面56の一部がその
端縁132から表れる。その結果、フォトセンサ50が
反射面56によって反射された赤外線を受け、A/D変
換器107から比較器112に供給される端縁データD
eが減速開始位置設定器114の減速設定値Dfより大
きくなり、比較器112から減速信号CSがミシンモー
タ制御装置110とマルチプレクサ84とに供給される
この減速信号GSを受けたミシンモータ制御装置110
はミシンモータ駆動回路118を介して、ミシンモータ
120をいつでも停止し得るように予め定められた速度
まで減速し、一方、マルチプレクサ84は微小送り設定
器122からの微小送りデータを送り駆動制御回路88
に供給する。これによって縫製速度が低下させられると
ともに、縫目ピッチが予め定められた微小ピンチに減縮
される。
この状態で、第6図に示すように1ないし数個の縫目が
形成された後、フォトセンサ50およびA/D変換器1
07から供給される端縁データDeが縫代設定器28及
び縫代データメモリ104から供給される縫代データD
−と等しくなり、比較器106が停止信号SPを出力す
る。起動停止指令回路108がこの停止信号に応答して
、ミシンモータ制御装置110に停止指令信号を供給し
、ミシンモータ120が停止させられる。この際ミシン
モータ120は直ちに停止し得る低速で運転されており
、縫目ピンチも微小とされているため、縫目線130が
端縁132から正確に縫代W1に等しい距離W2だけ隔
たった点まで形成された状態で側縁129に沿った倣い
縫が停止される。
そこでオペレータが加工布66を回動させてそれまでほ
ぼ横方向すなわち縫針42の揺動方向に延びていた端縁
132が前後方向、すなわち送り歯70の送り方向に延
びる状態とし、起動停止スイッチ20を操作してミシン
モータ120を起動させれば、それまでの端縁132を
新しい側縁としてそれに沿った倣い縫が行われる。
このように、側縁129に沿った倣い縫が端縁132か
ら正確に縫代W1に等しい距離W2だけ隔たった点にお
いて自動的に停止され、その状態においてオペレータは
加工布66を回動させればよいため、側縁129に沿っ
た倣い縫から端縁132に沿った倣い縫への移行が容易
であり、両倣い縫によって形成される縫目線130の交
差部が美しく仕上げられることとなる。
なお、本実施例においては、起動停止指令回路108か
ら停止指令信号が発せられると同時にミシンモータ12
0が停止させられるようになっているが、縫針42が針
下位置に達したとき針下位置信号を発する針位置検出器
をミシンモータ制御回路110に接続し、起動停止指令
回路108から停止指令信号が発せられた後針下位置信
号が始めて発せられたとき、ミシンモータ120が停止
させられるようにすることも可能である。このようにす
れば、側縁に沿った倣い縫から端縁に沿った倣い縫に移
行する際、加工布66を貫通している縫針42を中心と
して加工布を回動させることができるため、両縁に沿っ
た縫目線の交差部を一層美しく仕上げることが可能とな
る。
また、前記実施例においては、フォトセンサ50が始め
て端縁を検出したことに応答して、ミシンモータ120
の減速と縫目ピッチの縮小とが行われるようにされてい
たが、縫代設定器28によって設定される縫代より一定
値だけ大きい距離の位置に端縁が達したとき、ミシンモ
ータ120の減速等が行われるようにすることも可能で
あり、このようにすれば、他の縫目より短い縫目の数を
縫代の変更とは無関係に必要最小限度の数とすることが
できる。ただし、ミシンモータの減速および/または縫
目ピッチの縮小自体を省略することも可能である。
さらに、側縁検出器および端縁検出器として、透過型フ
ォトセンサ等別の形態の検出器を使用することも可能で
あり、縫代設定器28は必ずしもオペレータの操作によ
り縫代の設定値を変え得るものとする必要はない。
その化ミシンの機構部ならびに制御装置の構成を変更す
るなど、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施
した態様で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である布縁倣い縫ミシンの制
御装置を示すブロック図である。第2図は上記布縁倣い
縫ミシンの外観を示す斜視図であり、第3図はそのミシ
ンの頭部のカバーを外した状態を示す斜視図である。第
4図は上記ミシンにおける側縁検出器としてのフォトセ
ンサおよび反射面を概念的に示す説明図である。第5図
および第6図は上記ミシンによる布縁倣い縫の実行状況
を示す説明図である。 42:a針 70:送り歯(送り装置) 94:針揺動制御モータ 第3図 第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下往復運動及び横方向揺動運動が可能な縫針と
    、その縫針の上下往復運動に調時して加工布に送り運動
    を付与する送り装置と、前記縫針の揺動位置を制御して
    縫目形成位置を変化させる針揺動制御モータとを備えた
    ジグザグミシンにおいて、加工布の前記送り方向に延び
    る側縁を検出し、前記縫針の揺動方向における側縁の位
    置に関する側縁位置信号を発生する側縁検出器と、 前記加工布の前記送り方向と交差する方向に延びる端縁
    を検出し、その送り方向における端縁の位置に関する端
    縁位置信号を発生する端縁検出器と、 前記加工布の側縁及び端縁を含む縁部から縫目形成位置
    までの縫代を設定し、縫代設定信号を発生する縫代設定
    手段と、 前記縫針の揺動位置が前記加工布の側縁から前記設定さ
    れた縫代だけ離れた位置になるように前記側縁位置信号
    及び縫代設定信号に従って前記針揺動制御モータを制御
    する針揺動制御手段と、前記加工布の端縁が前記縫針の
    落下点から前記設定された縫代だけ離れた位置に到達す
    るように前記端縁位置信号及び縫代設定信号に従って前
    記送り装置の作動を制御する送り制御手段と を設けたことを特徴とする布縁倣い縫ミシン。
  2. (2)前記送り制御手段が、前記端縁位置信号の値が前
    記縫代設定信号に相当する値になるまで前記送り装置を
    駆動するミシンモータを運転し、その両者の値が一致し
    た時にミシンモータを停止させるものである特許請求の
    範囲第1項記載の布縁倣い縫ミシン。
  3. (3)前記送り制御手段が、前記端縁検出器が前記加工
    布の端縁を最初に検出したことに応答して前記ミシンモ
    ータの速度を低下させるものである特許請求の範囲第2
    項記載の布縁倣い縫ミシン。
  4. (4)前記送り制御手段が、前記端縁検出器が前記加工
    布の端縁を最初に検出したことに応答して前記送り装置
    の送り量を減少させるものである特許請求の範囲第1項
    記載の布縁倣い縫ミシン。
JP14748485A 1985-07-04 1985-07-04 布縁倣い縫ミシン Granted JPS628786A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14748485A JPS628786A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 布縁倣い縫ミシン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14748485A JPS628786A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 布縁倣い縫ミシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS628786A true JPS628786A (ja) 1987-01-16
JPH0142710B2 JPH0142710B2 (ja) 1989-09-14

Family

ID=15431434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14748485A Granted JPS628786A (ja) 1985-07-04 1985-07-04 布縁倣い縫ミシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS628786A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0142710B2 (ja) 1989-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61257675A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS63281683A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS628786A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS628787A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS6268482A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0142708B2 (ja)
JPH0148785B2 (ja)
JPS61257677A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS61257676A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0123429Y2 (ja)
JPS63277090A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0142707B2 (ja)
JP2595627B2 (ja) 布角部検出装置
JPS62233195A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0354596B2 (ja)
JPH0353959B2 (ja)
JPS6260584A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS63275366A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH01227792A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0268092A (ja) 自動倣い縫ミシン
JPS61257681A (ja) 布縁倣い縫可能なミシン
JPS61257679A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPS61257678A (ja) 布縁倣い縫ミシン
JPH0236118B2 (ja)
JPH01204692A (ja) 布縁倣い縫ミシン

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees