JPS63277090A - 布縁倣い縫ミシン - Google Patents

布縁倣い縫ミシン

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JPS63277090A
JPS63277090A JP11315887A JP11315887A JPS63277090A JP S63277090 A JPS63277090 A JP S63277090A JP 11315887 A JP11315887 A JP 11315887A JP 11315887 A JP11315887 A JP 11315887A JP S63277090 A JPS63277090 A JP S63277090A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇栗上皇剋亙立互 本発明は、布縁倣い縫ミシンに関するものであり、特に
、布検出器の検出器信号に基づいて縫目形成位置を決定
するミシンに関するものである。
従来立1避 布縁倣い縫ミシンは特開昭61−257678号公報で
既に知られている。これは、ミシンベッド面上に載置さ
れた加工布の布端の位置を検出し、その布端との相対位
置に対応する検出器信号を発生する布検出器と、上下動
可能な縫針と加工布の布端との相対位置が所定の位置関
係になるように検出器信号に基づきかつ縫針の上下動に
調時して相対位置を制御する位置制御装置とを備え、加
工布の布端に沿って連続した縫目を形成するものである
布検出器としては、例えば、加工布の上下に発光部と受
光部とを備え、発光部の光が加工布によって遮られるこ
となく受光部に入光した量に応じて検出器信号を出力す
る透過型のものや、加工布の上方に発光部および受光部
を備える一方、下方に反射面を備え、発光部の光の反射
面からの反射光が加工布によって遮られることなく受光
部に入光した量に応じて検出器信号を出力する反射型の
ものが知られている。
日が”しようとする。 占 直線縫いゃ模様縫いは滑らかな線に沿って形成されるこ
とが望ましいが、加工布の布端に小さいが急激な蛇行2
段差あるいは糸のほつれ等が存在する場合があり、従来
はこのように場合にも縫針が布端の形状に忠実に倣って
位置決めされるため、縫目の乱れが目立つこととなる。
したがって、縫目の乱れの目立たない滑らかな倣い縫を
行うためには布端を予め滑らかに切り揃えなければなら
ないという問題があった。
5 占を2するための 本発明は、この問題を解決すべく、第1図に示すように
、前述の布検出器、縫針および位置制御装置を含むミシ
ンにおいて、記憶内容の更新が可能な所定数の記憶部を
存し、縫針の各上下動に調時してその所定数の記憶部の
各々に検出器信号を順次記憶するメモリ手段と、所定数
の記憶部の各々に記憶された検出器信号の値を平均化す
るための演算動作を縫針の各上下動に調時して行い、そ
の演算された平均化検出器信号を位置制御装置に供給す
る平均化演算手段とを設け、かつ、位置制御装置を平均
化検出器信号に基づいて相対位置を制御するものとした
ものである。
さらに、加工布を押圧するための布押さえ装置が上昇し
たことに関連して所定数の記憶部の記憶内容をクリアす
るクリア手段を設けることも可能である。
昨月− 布検出器が加工布の布端との相対位置に応じた検出器信
号を発生し、その検出器信号がメモリ手段に供給され、
メモリ手段はそれら検出器信号を縫針の上下動毎に順次
所定数の記憶部に記憶する。
それら記憶部のすべてに検出器信号が記憶された後には
、新しい検出器信号が供給される毎に最も古い検出器信
号がクリアされることが繰り返されることにより、記憶
部に常に新しい所定数の検出器信号が記憶される。そし
て、それら所定数の検出器信号が平均化演算手段によっ
て平均化され、その平均化検出器信号が位置制御装置に
供給される。位置制御は縫針が加工布に刺さる前の、縫
針が上昇位置にあるときに、平均化された検出器信号に
基づいて行われる。その結果、前記相対位置が急激に変
えられることがなくなり、倣い縫が滑らかな線に沿って
行われる。
1来 このように、本発明に従えば、急激な蛇行等がある場合
においても、加工布の布端をあえて切り揃えることなく
、滑らかな線に沿った縫目を得ることができることとな
り、布端の切り揃えの時間やコストを節減しつつ外観の
良好な倣い縫を行い得るという効果が得られる。
また、前述のクリア手段を備えた望ましい態様において
は、布押さえ装置を上昇させて加工布の交換や縫目形成
位置の変更が行われる度に記憶部のクリアが行われ、オ
ペレータが意識的に記憶部の内容をクリアする操作が不
要となって、ミシンの操作性が向上するとともに、不注
意によるクリア忘れに起因して縫目位置が不良になる事
態が回避されるという効果が得られる。
叉旌班 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
本実施例のミシンは、第2図に示すように、上面が平ら
なベッド10と、そのベッド10の右端から立ち上がっ
た脚柱部12と、その脚柱部12の上端から片持ち状に
かつベッド10にほぼ平行に延びる上方アーム14とか
ら成るミシン機枠16を備えている。上方アーム14の
自由端側の頭部18にはミシンの起動、停止を制御する
メインスイッチ20が設けられ、上方アーム14には更
にこのミシンによって形成可能な複数種類の縫目模様を
表す形象が表示された表示板22と、縫目模様を選択す
るために操作される模様選択スイッチ24とが設けられ
ている。また、脚柱部12には布端から一定の距離を隔
てて縫目線を形成する倣い縫を行うための倣い縫スイッ
チ26と、布端と縫目線との距離(以下、縫代という)
を設定するために操作される縫代設定操作部材28.針
揺動調節操作部材30および送り量調節操作部材32と
が設けられている。
第3図は頭部18のカバーを外した状態を示しており、
ミシン機枠16に固定の突起34には、針棒台36が軸
38によって垂直面内において揺動可能に取り付けられ
ている。この針棒台36に針棒40が上下方向に摺動可
能に取り付けられており、その下端に縫針42が固定さ
れている。針棒40は針捧抱き44等を介して図示しな
いミシンモータに接続されており、ミシンモータの駆動
によって針棒40および縫針42が上下往復運動をさせ
られるようになっている。また、針棒台36にはZ連杆
46等を介して図示しない針揺動制御モータが接続され
ており、この針揺動制御モータの駆動によって針棒台3
6が揺動させられることにより、縫針42の横方向の位
置が一定の範囲内において変更されるようになっている
ミシン頭部18の下面にはブラケット52を介して布検
出器54が固定されている。布検出器54は赤外線を放
射する発光素子56と、その赤外線の反射して来たもの
を受光する受光素子58とを備えるとともに、それら発
光素子56および受光素子58を保持するホルダ59と
、図示を省略する信号処理回路とを備えている。また、
受光素子58の近傍には、赤外線の通過は許容するが他
の波長の光は遮断する光学フィルタ60が設けられてい
る。
前記ベッド10の上面には開口が形成されており、この
開口が針板66によって塞がれている。
この針板66には複数のスロットが形成され、このスロ
ットから送り歯68が上方へ突出可能とされている。こ
の送り歯68は図示しない送り制御モータによって送り
運動を与えられ、図示を省略する布押さえ装置の一構成
部材たる布押さえ足と共同して加工布70を前後方向に
送るものである。
針板66には更に左右方向に長い針孔72が形成されて
いるが、この針孔72に近接しかつこれと平行に反射面
74が形成されている。この反射面74は、前記布検出
器54の発光素子56から放射された赤外線を受光素子
58に向かって反射するものである。布検出器54の検
出領域(本実施例においては、反射面74が検出領域と
されている。)の多くが加工布70によって覆われれば
、受光素子58の受光量が減少するわけであり、布検出
器54はこの受光量の変動に対応して変動する検出器信
号を出力するのである。
第4図に本ミシンの制御装置を示す。前記模様選択スイ
ッチ24が図の左端に示されている。この模様選択スイ
ッチ24には模様選択カウンタ80が接続されており、
模様選択スイッチ24の操作回数をカウントし、そのカ
ウント内容を縫目データ発生装置82に供給する。また
、図示はしないが、このカウント内容に応じて、前記表
示板22に配設されている複数の発光ダイオードが発光
させられ、選択された縫目模様が示されるようになって
いる。
縫目データ発生装置82は形成可能な縫目模様の各々に
対応した縫目データを記憶しており、それらの縫目デー
タ中から模様選択カウンタ80のカウント内容に対応し
た縫目データを選択して送り演算装置84と針揺動演算
装置86とに供給するようになっている。すなわち、縫
目データ発生装置82には前記針棒40が1往復上下運
動する毎に1個のパルス信号を発生するタイミングパル
ス発生器88が接続されており、このタイミングパルス
TPが供給される毎に縫目データ発生装置82は縫目デ
ータ中の送りデータおよび針揺動データをそれぞれ送り
演算装置84および針揺動演算装置86に供給するので
ある。
上記送り演算装置84には送り量調節装置89が、また
、針揺動演算装置86には針揺動調節装置90がそれぞ
れ接続されている。送りN調節装置89は、前記送り量
調節操作部材32の操作に応じて変化する送り調節デー
タを送り演算装置84に供給する。送り演算装置84は
、この送り調節データと前記縫目データ発生装置82か
ら供給される送りデータとの掛算を行って、縫目データ
発生装置82から供給された送りデータに送り量調節操
作部材32の操作位置に対応した変更を加えた上で、送
り駆動制御回路92に供給する。針揺動演算装置86も
同様にして縫目データ発生装置82から供給される針揺
動データに針揺動調節操作部材30の位置に対応した変
更を加えた上、マルチプレクサ94を経て針揺動制御回
路96に供給する。その結果、送り駆動制御回路92が
送り制御モータ98を、また、針揺動制御回路96が針
揺動制御モータ100をそれぞれ制御し、縫針42の揺
動および送り歯68による布送り量が適宜制御されて、
模様選択スイッチ24の操作によって選択された縫目模
様が形成されることとなる。
前記倣い縫スイッチ26は模様選択カラ/り80および
マルチプレクサ94に接続されており、このスイッチ2
6がオン状態とされることにより模様選択カウンタ80
がリセットされて縫目データ発生装置82からは直線縫
いの縫目データが出力されるとともに、マルチプレクサ
94は針揺動演算装置86の出力信号ではなく倣い縫制
御装置1)0の出力信号(以下、針位置指令信号という
)を針揺動制御回路96に供給する状態に切り換えられ
る。
倣い縫制御装置1)0は前記布検出器54と、前記布押
さえ足がベッド10の上方に位置し、加工布70の押圧
状態を解除された状態で押さえ解除信号を発生する解除
信号発生装置1)2とを備えている。これら布検出器5
4の検出器信号および押さえ解除信号は、前記倣い縫ス
イッチ26のオン信号およびオア回路1)4を経て供給
されるタイミングパルス発生器88からのタイミングパ
ルスTPと共に平均値算出装置1)6(以下、算出装置
という)に供給されるようになっている。
この算出装置1)6は図示を省略するCPU、RAM、
ROMおよびバスを含むマイクロコンピュータから成っ
ており、ROMには第5図のフローチャートで表される
プログラムが記憶されている。
そして、算出装置1)6は検出器信号、押さえ解除信号
、オン信号およびタイミングパルスTPに応じてこのプ
ログラムを実行し、検出器信号の平均値を出力信号とし
て出力する。また、倣い縫制御装置1)0は前記縫代設
定操作部材28の操作によって抵抗値が変えられる可変
抵抗器130を備えており、その可変抵抗器130の出
力信号である縫代設定信号はA/D変換器132によっ
てデジタル信号に変換され、算出装置1)6の出力信号
と共に加算器134に供給されるようになっている。そ
して、加算器134は、タイミングパルス発生器88か
らのタイミングパルスTPがオア回路1)4および遅延
回路136を経て供給される毎に算出装置1)6の出力
信号と可変抵抗器130の縫代設定信号との和を演算す
るようになっている。加算器134からの出力信号は針
位置指令信号として前記マルチプレクサ94を経て針揺
動制御回路96に供給される。本実施例においては、加
算器134.マルチプレクサ94.針揺動制御回路96
.針揺動制御モータ100等が位置制御装置として機能
するのである。
なお、タイミングパルス発生器88がタイミングパルス
TPを発するのは、ミシンモータが回転して針棒40が
上下往復運動している場合のみであるため、ミシンが停
止している状態においてもタイミングパルスTPに類似
のクロックパルスが算出装置1)6および加算器134
に供給されるように、クロックパルス発生器138が設
けられている。ただし、クロックパルス発生器138か
ら出力されたクロ・ツクパルスは、針上信号およびミシ
ン停止信号が入力されている状態においてのみアンド回
路140およびオア回路1)4を経て供給されるように
なっている。
上記のように構成されたミシンによって倣い縫を行う場
合には、オペレータはまず加工布70を縫目線形成希望
位置が針孔72のほぼ中央となるようにセットする。そ
して、倣い縫スイッチ26を操作すれば模様選択カウン
タ80がリセットされ、それまでいかなる縫目模様が選
択されていた場合でも直線縫いが選択された状態となる
。また、マルチプレクサ94が倣い縫制御装置1)0の
針位置指令信号を針揺動制御回路96に供給する状態に
切り換えられる。
上記のように加工布70がセントされた状態において、
布検出器54は検出領域の加工布70に覆われていない
部分の面積に対応する検出器信号を算出装置1)6へ供
給する。この状態においてはミシンはまだ起動されてお
らず、縫針42は上昇位置にあるため、クロックパルス
発生器138からのクロックパルスがアンド回路140
およびオア回路1)4を経て算出装置1)6に供給され
、算出装置1)6によって検出器信号の平均値が算出さ
れる。
この平均値の算出は第5図に示されるフローチャートの
実行によって行われる。まず、ステップSt(以下、単
に31で表す。他のステップについても同じとする。)
が実行されて、レジスタR+、Rz、RzおよびR4(
以下、R+ 、Rz 。
R3およびR4のみで表す)の値およびカウンタ(第5
図においてはカウンタ自体およびそのカウント内容を共
にCNTで表す)の値がクリアされる。そして、S2に
おいて押さえ解除信号が入力されているか否かが判定さ
れ、判定結果がYESの場合にはSlが再び実行される
。布押さえ足が上昇位置にあり、押さえ解除信号が発せ
られている状態では、加工布70の交換や縫目形成位置
の変更が行われることが多く、R8−R4およびカウン
タをクリアすることによって新たな平均値設定に備える
のである。そして、S3において倣い縫の実行が指示さ
れているか否かを判定する状態となり、倣い縫スイッチ
26が操作されてオン状態となったならば、判定結果が
YESとなり、S4においてタイミングパルスTPが供
給されているか否かが判定される。この状態においては
ミシンは作動していないが、クロックパルス発生器13
8からクロックパルスがアンド回路140およびオア回
路1)4を経て供給される。このクロックパルスはタイ
ミングパルスTPに代わるものであるため、S4の判定
結果がYESとなり、S5の実行が行われる。なお、S
3およびS4の判定結果がNoの場合には、再びS2の
実行が行われる。
S5においては、布検出器54の検出器信号が読み込ま
れ、S6においてR1の値がR4に、R2の値がR1に
、R,の値がR2にそれぞれ格納されるとともに、検出
器信号の値がR1に格納される。その後、S7において
カウンタの値が3より小さいか否かが判定され、3以上
で判定結果がNoの場合にはS8においてR+ 、Rz
 、R3およびR4の値の平均値が演算されるとともに
、その平均値が出力信号とされる。一方、カウンタの値
が3より小さく判定結果がYESの場合には、S9にお
いてR4の値、すなわち検出器信号自体が出力信号とさ
れ、S10においてカウンタの値が1だけ増加させられ
る。S7における判定結果がYESの場合に検出器信号
がそのまま出力信号とされるのは、まだ、R4−R4の
すべてに検出器信号が記憶されていないからである。そ
して、Sllにおいて出力信号が出力された後、再びS
2以降の実行が行われる。
なお、S7におけるカウンタの値がOの場合には上述と
同様に実行させるが、カウンタの値が1の場合、すなわ
ちR1およびRアに検出器信号が記憶されている場合に
は出力信号をR8およびR2の平均値とし、また、カウ
ンタの値が2の場合、すなわちR+、RzおよびR3に
検出器信号が記憶されている場合には出力信号をR+ 
、RzおよびR1の平均値としてもよい。
上記のようにして設定された出力信号は可変抵抗器13
0の縫代設定信号がデジタル化されたものと共に加算器
134に供給される。加算器134には遅延回路136
によってクロックパルスが算出装置1)6に供給される
より僅かに遅れて供給されるようになっており、算出装
置1)6の処理時間が考慮されている。このクロックパ
ルスを受けた加算器134は算出装置1)6の出力信号
と縫代設定信号との和に対応する大きさの加算信号をマ
ルチプレクサ94に供給する。
マルチプレクサ94はこのデジタル信号を針位置指令信
号として針揺動制御回路96に供給し、針揺動制御回路
96はこの針位置指令信号に基いて針揺動制御モータ1
00を駆動する。その結果、針棒台36が揺動させられ
、それに針棒40を介して支持されている縫針42の位
置が変えられる。
この縫針42の位置が希望通りであればオペレータはメ
インスイッチ20を操作してミシンを起動させるのであ
るが、そうでなければ縫代設定操作部材28を操作する
。この操作によって可変抵抗器130からの縫代設定信
号の大きさが変化し、この変化した縫代設定信号に基づ
いて上記と同じ制御が行われて縫針42の位置が縫代設
定操作部材28の操作に応じて変えられる。そして、縫
針42の位置が希望通りの位置になったならば、オペレ
ータはメインスイッチ2oを操作してミシンを起動させ
る。これによって所望の位置に縫目線が形成され、所望
の縫代で縫製が行われることとなるが、この際形成され
る縫目の大きさは縫目データ発生装置82から供給され
る送りデータと送りllil節装置89から供給される
送り調節データとによって決まることは通常の縫製作業
におけると同様である。
縫目線の形成に伴って加工布70が送られ、この過程に
おいてオペレータは布端の位置をほぼ一定に保つのであ
るが、これがある程度は変動することを避は得ない。こ
のように布端位置が変動した場合には布検出器54から
の検出器信号が変動する。ミシンの作動中においてはタ
イミングパルス発生器88からのタイミングパルスTP
がオア回路1)4および遅延回路136を経て加算器1
34に供給されるため、このタイミングパルスTPO入
力に応じて加算器134が加算信号を出力し、これがマ
ルチプレクサ94に供給される。以後はミシンの停止状
態におけると同様にして縫針42の位置が変えられる。
加工布70の布端の位置が変動した場合には縫針42の
位置がそれに追従するように自動的に変更されるのであ
り、それによって縫代は常に一定に保たれる。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
算出装置1)6のS4〜S6を実行する部分がメモリ手
段を構成し、Rt 、Rt 、Ra 。
R4がその記憶部を構成している。また、算出装置1)
6の88を実行する部分が平均化演算手段を構成し、算
出装置1)6のSlおよびS2.解除信号発生装置1)
2等がクリア手段を構成している。
なお、付言すれば、本実施例においては、算出装置1)
6のR1−R4およびカウンタが布押さえ足の上昇に関
連してクリアされるようになっているから、布押さえ足
を上げて加工布70の交換あるいは縫目形成位置の変更
を行ったにもかかわらず、RI−Raおよびカウンタに
残っている前回のデータに基づいて検出器信号の平均値
が算出される結果、縫針が不適当な位置に位置決めされ
ることか防止される効果が得られる。
以上詳記した実施例においては算出手段1)6の出力信
号が4個の検出器信号の平均値に基づいて決定されるよ
うになっているが、検出器信号の個数を増減することも
、また、その個数をオペレータの操作によって適宜変更
可能とすることもできる。また、平均値の演算を重みつ
き平均、幾何平均、調和平均環に変えることも可能であ
る。
また、上記実施例においては可変抵抗器130から縫代
設定信号が出力されるようになっており、縫代設定操作
部材28の操作に基づいてこの縫代設定信号が変えられ
ることによって縫代が変更可能となっているが、この変
更の必要がない場合には縫代設定操作部材28および可
変抵抗器130を省略することができる。
また、上記実施例においては倣い縫が行われる場合には
自動的に直線縫いが選択されるようになっているが、こ
れは倣い縫には一般に直線縫いが使用されるためであっ
て、任意の縫目模様で倣い縫を行い得るようにすること
も可能である。例えば、加算器134に縫目データ発生
装置82の出力信号を供給し、あるいはマルチプレクサ
94に代えて加算器134の出力信号と針揺動演算装置
86の出力信号とを加算する加算器を設けるのである。
また、上記実施例においては針棒台36の横方向位置を
針揺動制御モータ100の駆動によって変更することに
より、縫針42と加工布70との相対位置が変更される
ようになっているが、加工布70自体を横方向に移動さ
せることによってその相対位置を変更してもよい。
また、上記実施例においては算出装置1)6を除く制御
回路が個別の電子回路によって構成されているが、これ
らをマイクロコンピュータによって構成することも、ま
た、算出袋W1)6を複数の個別電子回路によって構成
することも可能である。
その他、布検出器54や倣い縫制御装置1)0の構成を
変更し、あるいは針棒台36をほぼ垂直な軸線のまわり
の揺動運動によって縫針42の横方向位置を変えるもの
とし、あるいはジグザグミシン全体の構成を変更するな
ど、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した
態様で本発明を実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を概念的に示すブロック図である
。第2図は本発明の一実施例である布緑倣い縫ミシンの
外観を概略的に示す斜視図である。 第3図は同ミシンの頭部をそのカバーを外した状態で示
す正面図である。第4図は同ミシンの制御回路を示すブ
ロック図であり、第5図は同ミシンの倣い縫制御装置に
設けられた平均値算出装置のプログラムメモリに記憶さ
れた制御プログラムを示すフローチャートである。 10:ベッド     14:上方アーム28:縫代設
定操作部材36:針棒台 40:針棒      42:縫針 54:布検出器    70:加工布 1)0:倣い縫制御装置1)6:平均値算出鱗置fl1
図 第3図 IFl

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ミシンベッド面上に載置された加工布の布端の位
    置を検出し、その布端との相対位置に対応する検出器信
    号を発生する布検出器と、上下動可能な縫針と加工布の
    布端との相対位置が所定の位置関係になるように前記検
    出器信号に基づきかつ縫針の上下動に調時して前記相対
    位置を制御する位置制御装置とを備え、加工布の布端に
    沿って連続した縫目を形成するミシンにおいて、 記憶内容の更新が可能な所定数の記憶部を有し、前記縫
    針の各上下動に調時してその所定数の記憶部の各々に前
    記検出器信号を順次記憶するメモリ手段と、 前記所定数の記憶部の各々に記憶された検出器信号の値
    を平均化するための演算動作を前記縫針の各上下動に調
    時して行い、その演算された平均化検出器信号を前記位
    置制御装置に供給する平均化演算手段とを設け、かつ、
    前記位置制御装置を平均化検出器信号に基づいて前記相
    対位置を制御するものとしたことを特徴とする布縁倣い
    縫ミシン。
  2. (2)加工布を押圧するための布押さえ装置が上昇した
    ことに関連して前記所定数の記憶部の記憶内容をクリア
    するクリア手段をさらに含むことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の布縁倣い縫ミシン。
JP62113158A 1987-05-09 1987-05-09 布縁倣い縫ミシン Expired - Fee Related JPH0673583B2 (ja)

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