JPS6279250A - カチオン型電着塗料を塗布した鋼板に対するシーリング材又はアンダーコート材 - Google Patents

カチオン型電着塗料を塗布した鋼板に対するシーリング材又はアンダーコート材

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JPS6279250A
JPS6279250A JP21985685A JP21985685A JPS6279250A JP S6279250 A JPS6279250 A JP S6279250A JP 21985685 A JP21985685 A JP 21985685A JP 21985685 A JP21985685 A JP 21985685A JP S6279250 A JPS6279250 A JP S6279250A
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acid
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Akio Ogawa
小川 明夫
Kenichi Nakamune
憲一 中宗
Akira Baba
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Sunstar Giken KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩化ビニルプラスチゾル組成物に関する。更
に詳しくは、金属のカチオン型電着塗装面に比較的低温
、短時間の熱処理で良く接着し、貯蔵安定性が良く、貯
蔵後もすぐれた接着性を有する塩化ビニル重合体あるい
は共重合体のプラスチゾル組成物に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
近年、自動車業界では、車輛の耐食性を増すために、ア
ニオン型を着塗装から耐食性の良いカチオン型電着塗装
に変っている。更に、自動車組立てラインでは省エネル
ギーの観点から塗料等の焼付は炉の温度及び時間が従来
の150℃、30分程度から140℃、30分以下の条
件に移行する方向にある。
ところが、従来使用されている塩化ビニル系プラスチゾ
ルでは、アニオン型電着塗装面には接着するが、カチオ
ン型電着塗装面には十分な接着性、物性が得られないし
、更に150℃以下の低温度では接着性の発現が悪くな
る傾向にあった。よって、塩化ビニルプラスチゾルがカ
チオン型電着塗装面に対して前記低温度焼付条件下でも
十分に接着し、十分な物性を持ち、且つ貯蔵安定性の良
いものが強く望まれている。
従来、塩化ビニルプラスチゾルの接着性、物性を改良す
べく、種々の検討がされてきたが例を挙げると、(1)
アクリルモノマー、(2)液状エポキシ樹脂と硬化剤、
(3)ポリアミドとブロック化ウレタンプレポリマー(
特公昭59−52901号)、(4)ポリアミド及び/
又はポリアミンとカルボン酸(特開昭59−12045
1号)等を配合する方法が知られているが、カチオン型
電着塗装に対し、十分な接着力が得られず、また塩化ビ
ニルプラスチゾルの貯蔵安定性が悪いなどの欠点があり
、上記の要望を満足させられるものではなかった。
本発明者らはこれらの欠点を改良すべく鋭意検討を重ね
た結果、ジエン系ゴム付加ポリアミドアミンからなる接
着付与剤を配合した塩化ビニルプラスチゾルが比較的低
温短時間の熱処理でカチオン電着塗装面に非常に強く接
着し、また耐温水性、耐熱性がよく、貯蔵安定性もよい
ことを見い出し本発明に至った。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物は、必須
の構成成分として、塩化ビニル重合体及び/又は共重合
体(X)、可塑剤(II) 、ジエン系ゴム付加ポリア
ミドアミンからなる接着付与剤(III)を含有するこ
とを特徴とする。
本発明の接着付与剤(III)は、例えば、平均1分子
当だジアミド基を1個以上有するポリアミドアミン類(
III−1)とジエン系液状ゴム変性物(Ill−2)
とを反応させて得ることができる。
本発明に使用する塩化ビニル重合体及び/又は共重合体
(1)は、通常使用されているものを使用できる。例え
ば、塩化ビニルとこれと共重合しうる他のビニル単量体
、例えば酢酸ビニル無水マレイン酸もしくはマレイン酸
エステル、ビニルエーテルなどとの共重合体が挙げられ
る。
塩化ビニル重合体あるいは共重合体の重合度は通常10
00〜1700である。塩化ビニル重合体あるいは共重
合体の市販品としては、ゼオン121及びゼオン135
J(以上日本ゼオン製)、デンカビニルPA−100,
デンカビニルME180(以上電気化学工業製)、カネ
ビニルP S L−10、カネビニルP8H−10、カ
ネビニルPSM−50、およびカネビニルPOH−11
2(以上鐘渕化学工莱製)が挙げられる。これらは2種
以上混合して使用することもできる。
本発明において可塑剤(If)は、塩化ビニルプラスチ
ゾルに通常使用されているものを使用できる。例えば、
ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジオクチル
フタレート、シラウリ゛ ル7タレート、ジステアリル
フタレートなどのフタル酸エステル、ジオクチルアジペ
ートなどのアジピン酸エステル、ジオクチルセバケート
などのセパチン酸エステル、トリクレジルフォスフェー
トナトのリン酸エステルなどのエステル型可塑剤、およ
びこれらの二基以上の混合物が挙げられる。
これらのうち好ましいものは、フタル酸エステル類、特
にジオクチルフタレートである。
本発明の接着付与剤(Il+)の製造に用いられる平均
1分子当ジアミド基を1個以上有するポリアミドアミン
類(III−1)として好ましいものは、ポリアミンと
脂肪酸、2塩基酸或はこれらの誘導体とから得られるも
のである。
また、ポリアミンとしてイミダシリン項形成能のあるも
のを用いイミダシリン環が形成される反応条件で反応さ
せて得られるイミダシリン環含有アミドアミン化合物も
本発明のポリアミドアミン類(ト1)に含まれる。
ここでポリアミドアミン類(III−1)の製造に使用
されるポリアミンとしては、ジエチンントリアミン、ト
リエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペ
ンタエチレンへキサミン、ヘキサエチレンへプタミ/、
ヘグタエチレンオクタミン、ノナエチレンデカミン、ジ
ー1.2−プロパントリアミンなどが挙げられ、その他
アミノエチルエタノールアミン、アミノエチルグロバノ
ールアミンの如きジアミンも本発明の目的の範囲内で使
用することができる。また上記のものの他にエチレンジ
アミン、N−アミノエチルピペラジン等が用い得る。
また、芳香族ポリアミン(フェニレンジアミン、トリレ
ンジアミン、キシリレンジアミンなど)、脂環式ポリア
ミン(シクロヘキシレンジアミン、インホロンジアミン
など)も使用することができる。およびこれらの二種以
上の混合物が挙げられる。
一方、脂肪酸又はその誘導体としては酪酸、吉草酸、カ
ブロン酸、カグリル酸、カプリン酸、ラフリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸、などの炭素数4以上の飽和脂肪酸及びこれら
のエステル、トクハク酸、リンデル酸、ラクロレイン酸
、ツズ酸、フイセトレイン酸、ミリストレイン酸、シー
マリン酸、ペトロセリン酸、オレイン酸、エライジン酸
、リノール酸、リノエライジン酸、エレオステアリン酸
、リルイン酸、バリナリン酸、アラキドン酸及びこれら
のエステル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及
びこれらのエステル、パルプ製造廃液から得られるトー
ル油脂肪酸及びこのエステル、乾性油、半乾性油、又は
これらの遊離脂肪酸の重合によシ得られるダイマー酸、
トリマー酸などの重合脂肪酸及びこれらのエステルが挙
げられる。ここで上記の乾性油又は半乾性油としては、
リノール酸、リルン酸などの不飽和度の高い脂肪酸を含
む大豆油、アマニ油、桐油、エノ油、綿実油、ヒマワリ
油、ベニバナ油、及び脱水ヒマシ油などが挙げられる。
更にアクリル酸とリルイン酸との重合物、アジピン酸、
セバシン酸、アゼライン酸等の飽和二塩基酸、これらの
エステル、不飽和直鎖二塩基酸、不飽和分岐二塩基酸、
これらのエステルも用い得、商品名としては例えばDA
工0ID−550(種層化成工業(株)製、商品名)、
osx−D*aL−16(間材製油(株)裂開品名)、
08に−DA UB−20(同)なども用いることがで
きる。
これらのポリアミンと脂肪酸とを公知のモル比で公知の
方法、例えばイミダシリン環を形成させる場合は常圧下
170〜520℃、好ましくは250〜290℃で、ま
た特にイミダシリン環の生成を意図しない場合は常圧下
120〜200℃、好ましくは140〜180℃で反応
させればよく、いずれの反応も減圧下とする事により反
応温度を低くして行なうこともできる。
また脂肪酸及び/又はその誘導体としては重合脂肪酸或
いは二塩基酸単独又はこれと飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸
との混合物を用いるのが好ましく、上記のポリアミンと
の反応においては、反応温度、反応時間を適当に調整す
ることによって、所望のアミド結合を含有する化合物を
得ることができる。
本発明の接着付与剤(III)の製造に用いられるジエ
ン系液状ゴム変性物(ト2)としては、液状のポリブタ
ジェン、ポリインブレ/、もしくはポリペンタジェンを
エポキシ化して得られるエポキシ化ポリブタジェン、エ
ポキシ化ポリイソプレン、もしくはエポキシ化ポリペン
タジェン等のエポキシ化ジエン類、あるいはカルボ午シ
ル基含有の液状ポリブタジェン、もしくはブタジエン−
アクリロニトリル共重合体、ニトリル−ブタジェン共重
合体等のカルボキシル基含有ジエン類を用いることがで
きる。
上記エポキシ化ジエン類の平均分子量は500−100
00、とりわけsoo −5oooが好ましく。
500未満では接着性が不十分になp 、  1000
0を越えると粘度が高くなるので好ましくない。これら
のジエン類のミクロ構造は特に限定されるものではない
前記の液状ポリブタジェン又は液状ポリイソプレン又は
液状ポリペンタジェンは、プタジエ  ・ン又はイソプ
レン又はペンタジェンのホモ重合体のみならず、全単量
体の単位に対して、ブタジェン又はイソプレン又はペン
タジェン単位70%以上を有するブタジェン又はイソプ
レン又はペンタジェンとアクリロニトリル、スチレン、
(メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニル、無水マレイ
ン酸などとの共重合体を含む0又、ブタジェンに対し、
イソプレン又はペンタジェンの共重合体、イソプレンに
対し、ブタジェン又はペンタジェンの共重合体、ペンタ
ジェンに対し、ブタジェン又はイソグレンの共重合体も
含む0 また、液状ポリブタジェン、ポリイソプレンもしくはポ
リペンタジェンは末端にヒドロキシル基、カルボキシル
基その他の官能基を有するものでも良い。
前記本発明のエポキシ化ジエン類、即ちエポキシ化ポリ
ブタジェン、エポキシ化ポリイソプレンもしくはエポキ
シ化ポリペンタジェン等は、前記液状ポリブタジェン又
は液状ポリイソプレン又は液状ポリペンタジェン等と過
酸化水素水および蟻酸、酢酸のような脂肪族低級カルボ
ン酸とを、有機溶媒中又は溶解せずに、30〜80℃で
数時間エポキシ化反応させることによシ製造される。
この反応において、過酸化水素の使用量は該液状ポリブ
タジェン又は液状ポリイソプレン又は液状ポリペンタジ
ェン等の中に含まれる二重結合1個に対し過酸化水素0
.05〜3分子、特に、0.5〜0.7分子となるよう
な量が好ましく、また、低級カルボン酸の使用量は、該
液状ポリブタジェン又は液状ポリイソプレン又は液状ポ
リペンタジェン等の中に含まれる二重結合−個に対し、
低級カルボン酸0.05〜1.5分子、特に0.1〜0
.8分子となるような量が好ましい。
また上記の反応で使用しうる溶媒としては、例えばクロ
ロホルム、四塩化炭素などの塩素化炭化水素系溶媒、ま
た例えばベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素系溶媒が好ましく、その添加量は80重量%以下
、好ましくは50〜70flt%である。
上記の反応においては触媒の使用は必ずしも必要ではな
いが、例えば硫酸、リン酸、バラトルニレスルホン酸、
カチオン型イオン交換樹脂等の酸触媒を使用することに
よって反応を促進することができる。
本発明は上に詳述した方法に限定されるものではなく、 (1)前もって、過酸化水素と蟻酸、酢酸等の低級カル
ボン酸とを反応せしめて過カルボン酸を製造し、このカ
ルボン酸を本発明の反応系に加え、前記の如き溶剤の存
在下又は不存在下に液状ポリブタジェン、又は液状ポリ
イソプレン又は液状ポリペンタジェン等と反応せしめる
方法 (2)  アセトアルデヒドをオゾン又はその他の触媒
の存在下に、低温で自動酸化せしめて製造されたアセト
アルデヒド−モノパーオキシアセテートを、例えばアセ
トン、エチルアセテートの如き溶媒の存在下で、生成す
るアセトアルデヒドを蒸発せしめながら、液状ポリブタ
ジェン又は液状ポリイングレン又は液状ポリペンタジェ
ン等と反応せしめる方法 (3)過酸化水素を、例えばオスミウム酸、タングステ
ン酸の如き触媒および不溶性溶媒の存在下に液状ポリブ
タジェン又は液状ポリイソプレン又は液状ポリペンタジ
ェン等と反応せしめる方法 (4)  例えば過安息香酸、モノバーオキシフタール
酸の如き芳香族過カルボン酸をクロロホルム、エーテル
、ベンゼン等の不活性溶媒の存在下に液状ポリブタジェ
ン又は液状ポリイングレン又は液状ポリペンタジェン等
と反応せしめる方法 等によって液状ポリブタジェン又は液状ポリイソプレン
又は液状ポリペンタジェン等とエポキシ化剤との反応を
行うことができる。
本発明のエポキシ化ポリブタジェン又はエポキシ化ポリ
イソプレン又はエポキシ化ペンタジェン等中のエポキシ
化度、ヒドロキシル化度はエポキシ化剤の種類、反応割
合等を適宜変えることにより、調節することも可能であ
る。
本発明のエポキシ化ポリブタジェン、エポキシ化ポリイ
ソプレン若しくはエポキシ化ポリペンタジェンのエポキ
シ当量は150〜1500 、水酸基当量400〜15
00になるよう反応条件を設定することが好ましい。
本発明のカルボキシル基含有の液状ポリブタジェン又は
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体又はニトリル・
ブタジェン共重合体としては、分子量1000〜400
0 で1分子中に平均2個以上のカルボキシル基を分子
両末端又は分子内に有するものが好ましい。
市販品としては、分子両末端にカルボキシル基を有する
日本曹達社製のN工5SOPB、 0−1000、C−
2000十B、 ?、グッドリンチ社製Hycar C
TBN1300X8 、 CTBN1300X9、0T
BN1300X 13.0TBN1300X15、分子
内にカルボキシル基を有する日本ゼオン製D N −6
01などが挙げられる。
本発明の組成物の必須成分である、接着付与剤(fil
)は、前記の平均1分子当ジアミド基を1個以上有する
ポリアミドアミン類(ト1)と、ジエン系液状ゴム変性
物(1[[−2)とを50〜200℃で数時間、アダク
ト反応することにより得ることができる。 。
上記反応において、ポリアミドアミン類(In−1)と
ジエン系液状ゴム変性物(III〜2)は、ポリアミド
アミン類(III−1) 99−65’重量%(好まし
くは95−70重量%)に対して、ジエン系液状ゴム変
成物(I[l−2) 1〜35重量%(特に好ましくは
5〜30重量%)を反応させるのが好ましい。
また、これらの接着付与剤(III)を本発明に使用す
る可塑剤(II)で予め希釈して使用することもできる
本発明のジエン系ゴム付加ポリアミドポリアミンは好ま
しくはアミン価100〜450を有する。
また、本発明の接着付与剤(I[I)の他の製造法とし
てポリアミド類を生成する前のポリアミンとエポキシ化
ポリブタジェン又はエポキシ化ポリインプレン又はエポ
キシ化ポリベンタジエ/との前記の反応条件と同じアダ
クト反応でアダクト生成物を生成した後脂肪酸等を反応
せしめてポリアミド化反応を行うこともできる。
また、脂肪酸とポリアミンからのポリアミドアミンの製
造時に、カルボキシル基含有の液状ポリブタジェン又は
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体を同時に反応せ
しめて、接着付与剤(III)を製造することもできる
本発明の組成物において、更にブロック化ポリウレタン
プレポリマー(R’)を含有せしめる接着性付与及び焼
は着色防止効果がある。
上記ブロック化ウレタンプレポリマーC■)の製造に用
いられるポリオール類としてはポリエーテルポリオール
、ポリエステルポリオール、水酸基末端ジエン系液状ゴ
ムまたはこれらと有機ジイソシアネートとからの水酸基
末端ウレタンプレポリマーが挙げられる。ポリエーテル
ポリオールとしては多官能低分子活性水素含有化合物、
例えば官能基数2〜5の低分子ポリオール、低分子アミ
ン類もしくはフェノール類にアルキレンオキシドを付加
させて得られるものが挙げられる。
上記官能基数2〜3の低分子ポリオールとしてはエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1.6−ヘキサンジオ
ール、トリメチロールプロパン、グリセリン、とマシ油
及びこれらの混合物が挙げられる。これらのうち好まし
いもノハエチンングリコール、プロピレングリコール、
グリセリン、トリメチロールグロノ(ンである0 官能基数2〜3の低分子アミン類としてはアルカノール
アミン(モノ、ジまたはトリエタノールアミンなど);
脂肪族もしくは芳香族ポリアミン(エチレンジアミン、
トリレンジアミンなど)のN−アルキル又はアリール置
換体で官能基数2〜3のもの;ピペラジン、N−アミノ
エチルピペラジンなどの官能基数2〜3の複素環式ポリ
アミンおよびこれらの混合物が挙げられる。
官能基数2〜3のフェノール類としてはカテコール、レ
ゾルシン、ヒドロキノン及ヒビスフエノール(ビスフェ
ノールAなど)がl’ られる0 上記の低分子活性水素含有化合物のうち好ましいのが低
分子ポリオールである。
またアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド(
20)、プロピレンオキシド(po)、ブチレンオキシ
ド、スチレンオキシド及びこれらの1種及び2種以上の
ものが挙げられる。好ましいものはグロビレンオキシド
、グロビレンオキシドとエチレンオキシドとの併用(プ
ロピレンオキシドの含有量はエチレンオキシドとの合計
量に対して通常50重1i%以上)である。
2種以上のアルキレンオキシドを使用する場合はこれら
はランダムまたはブロック的に低分子ポリオールなどに
付加させることができる0また、テトラヒドロフランを
開環重合して得られるポリテトラメチレンエーテルグリ
コールが挙げられる。
またポリエステルポリオールとしては、ジカルボン酸、
そのエステルもしくはハライドと低分子ポリオールとを
重縮合させることにより得られるポリエステルポリオー
ルまたはラクトン類(ε−カプロラクト7など)を低分
子ポリオール(エチレングリコールなど)の存在下開環
重合させて得られるポリラクトンポリオールエステルが
挙げられる。
上記のジカルボン酸としては脂肪族ジカルボン酸(アジ
ピン酸、セバシン酸、マレイン酸、ダイマー酸など)、
芳香族ジカルボン酸(テレフタール酸、イン7タール酸
など)及びそれらの無水物が挙げられる。これらのうち
で好ましいものは脂肪族ジカルボン酸、特に好ましいも
のはアジピン酸である。
また上記の低分子ポリオールとしては、ポリエーテルポ
リオールの項で説明した官能基数2〜3の低分子ポリオ
ール及びそのアルキレンオキシド付加物(低分子量のも
の)が挙げられる。
これらのうちで好ましいものはエチレングリコール、ジ
エチレングリコール−する。
また、水酸基末端ジエン液状ゴムとしては、特に好まし
くは水酸基末端液状ポリブタジェンである。そのミクロ
構造については特に限定されない。市販品としては出光
石油化手製のR−45HT、日本曹達製のN工SSOP
B G−1000〜2000などが挙げられる。
本発明のポリウレタンブレポリマーに使用されるポリオ
ール類の分子量は100〜4000 、好ましくは20
0〜3000である。
有機ジイソシアネートとしては従来公知のものが用いら
れ、特に限定されるものではない。
例えば脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジイソ
シアネート、リジンジイソシアネートなど)、脂環式ジ
インシアネート(水添ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、インホロ/ジインシアネート、水添トリンンジイソ
シアネートなど)、芳香族ジイソシアネート〔(トリレ
ンジイソシアネ−ト(TDI)S ジフェニルメタンジ
インシアネート(MDI)、ナフチレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネートなど)〕が挙げられる
。これらのうち好ましいものは芳香族ジイソシアネート
であシ、特に好ましくは水添ジフェニルメタンジイソシ
アネート、インホロンジイソシアネートである。
ブロック化りVタンブレポリマー(N)を得るために使
用されるブロック化剤としては活性メf77化合物例り
ばマロン酸ジエステル(マロン酸ジエチルなど)、アセ
チルアセトン、アセト酢酸エステル(アセト酢酸エチル
など);オキシム化合物例えばアセトオキシム、メチル
エチルケトオキシム(MKKオキシム)、メチルイソブ
チルケトオキシム(MよりKオキシム)、フェノール類
例エバフェノール、m−クレゾール;ラクタム類例えば
ε−カグロラクタムが挙げられる。
この中で好適なブロック化剤はインシアネートの種類、
またプラスチゾル適用時の色付温度により異なるが一般
にインシアネート基を再生する解磁温度が100乃至1
60℃の範囲にあるものである。
特に好ましいブロック化剤はオキシ化合物(特にケトオ
キシム)である。ケトオキシムはインシアネートとの反
応が容易であり、更にブロック体の解PIi温度が他の
もの罠比べ比較的低温であるため特に有利である。
ウレタンプレポリマーを得るに際し、インシアネート基
の水酸基に対するモル比は通常1.2〜2.0、好まし
くは1.3〜1.8である。該グレボリマーのインシア
ネート基当量は通常200乃至2000 、好ましくは
300乃至1500である。
イソシアネート当量が200未満の場合は樹脂が硬くて
もろくなるためプラスチゾルの焼成物の物理的性質に好
ましくない影響を与え、2000を越えた場合は良好な
接着性が得られない。
また該グレボリマーのN00%は通常1〜20%、好ま
しくは2〜15%である。
ウレタンプレポリマーは通常の方法により得ることがで
きる。ウレタンプレポリマー生成反応を行なう場合、反
応温度は通常40〜110℃、好ましくは50〜100
℃である。ウレタンプレポリマー生成反応を行なうに際
し、反応を促進するために公知のウレタン重合用触媒例
えばジブチルスズジラウレート、第一スズオクトエート
、スタナスオクトエートなどの有機金属化合物、トリエ
チレンジアミン、トリエチルアミンなどの第3級アミン
ジ傘≠系化合物を使用することも可能である。
ブロック化剤は上記反応の任意の段階で添加し反応させ
、ブロック化つレタングレボリマー(■)を得ることが
できる。その添加量は遊離のインシアネート基に対して
通常1当量以上、2当量未満、好ましくは1.05〜1
.5当址である〇また添加方法は所定の重を終了時に添
加するか、あるいは重合初期に添加するかまたは重合初
期に一部添加し重合終了時に残部を添加するなどの方法
が可能である。好ましくは重合終了時に添加する方法で
ある。この場合所定の重合終了時の目安としてはインシ
アネート%(例えば「ポリウレタン」槙書店 昭和35
年発行第21頁記載の方法により測定できる)を基準と
すればよい。ブロック化剤を添加する場合の反応温度は
通常60〜100℃である。反応に際し公知のウレタン
重合用触媒を添加して反応を促進することも可能である
。また、本発明の可塑剤を任意の量加えてもよい。
本発明の組成物には前記(I) 、 (n) 、 (I
ll)又は(R’)成分の他の種々の添加剤、例えば充
填剤おるいは安定剤も配合できる。充填剤としては、無
機系充填剤(炭酸カルシウム、メルク、ケイ礫土、カオ
リンなど)及び有機系充填剤(セルロース粉、粉末ゴム
、再生ゴムなど)を挙げることができる。また安定剤と
しては、金属石けん類(ステアリン酸カルシウム、ステ
アリン酸アルミニウムなど)、無機酸塩類(二塩基性亜
リン酸塩、二塩基硫酸塩など)、及び有機金属化合物(
ジブチルチンシラクレート、ジブチルチンマレートなど
)が挙げられる。又、顔料などの着色剤も任意に添加で
きる。
本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物において各成分
の比、率は特に限定されないが、例えば、下記のような
配合が使用される。
通常の範囲    好ましい範囲 (1)     10〜50重量%  (20〜40重
量%)(II)    10〜50重f%  (20〜
40重量%)(4)   0.05〜10重量%  (
0,2〜 5重量%)充填剤    O〜70重t% 
 (10〜60重量%)安定剤    0〜3重量% 
 (0,1〜 2重f%)また、ブロック化ポリウレタ
ンプレポリマー<y>を加えるときは通常0.01〜4
0重量%、好ましくは0.1〜20重量%がよい。
本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物は通常の方法で
混練して製造することができる。
本発明の組成物において接着付与剤(El)は0.05
重量%未満では効果が得られず、また10重量%を越え
るとプラスチゾルの増粘現象が起こるので好ましくない
本発明の組成物は、各種金属面及び金属の各種下塗シ塗
装面に適用できるが、特にカチオン型電着塗装面に有用
である。カチオン型電着塗装としては通常の電着塗装、
例えばエポキシ樹脂と第1または第2アミンとの付加物
を酸で中和することによって水可溶化し、ブロックイソ
シアネートと共に、陰極の金属面に直流通電によシ塗装
する方法が挙げられる。
本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物の塗装面に対す
る塗布量は、通常1000〜s o o o t7台で
あシ、膜厚は0.3〜2m肩である。塗布後、120〜
150℃、20〜40分加熱硬化される。
塗布方法は、通常の方法でよく、例えば圧送ポンプよシ
供給し、フローガン、エアレススプレー等で吐出、塗布
する方法をとることができる。
〔発明の効果〕
本発明の塩化ビニルプラスチゾル組成物は、以上詳述し
たとおυ、カチオン型電着塗装面に対し、120〜14
0℃の温度で30分以下の焼付条件下で強固に接着し且
つ温水浸漬後、加熱処理後の接着にも優れ、また塩化ビ
ニルプラスチゾル組成物の貯蔵安定性にも優れておシ、
自動車車体のボデーシーラーまたはアンダーコート用塗
料として使用でき、特に低温度、短時間の硬化条件から
省エネルギー面でも優れている。
〔実施例〕
以下本発明の効果を実施例、比較例にて具体的に示すが
、これらは本発明を限定するものではない。
参考例−1 ポリアミドアミンの製造 攪拌機、温度計及び窒素導入管を付けた2!の4つロフ
ラスコでダイマー酸580fとトール油脂肪酸580t
とトリエチレンテトラミン584fを200℃、5時間
、脱水しながら反応してアミン価340のポリアミドア
はン(A)を得た。
参考例−2 エポキシ化ポリブタジェンの製造 1.4− cia 60%、1.4− trans 2
0%、1゜2− vinyl 20%の構造を持つ分子
量2800、OH当量1200の液状ポリブタジェン5
00部をベンゼン1300部に添加し30部濃度の過酸
化水素水溶液を1500部添加し、得られた懸濁液に攪
拌下に蟻酸132部を20℃で約30分間滴下した。そ
の後約35℃で5時間反応させ反応終了後反応液を水洗
し、ベンゼンを減圧蒸留によって除去し、エポキシ当量
200、粘度360P745℃のエポキシ化ポリブタジ
ェン(B)を得た0参〜考例−3 エポキシ化ポリイソプレンの製造 分子量228G 、水酸基当量960.6の液状ポリイ
ソプレ767部をクロロホルム134部に溶解し、80
%蟻酸5.75部、リン酸0.067部を加え、60℃
に昇温した後%60%過酸化水素水59.7部を50分
間滴下した。滴下終了後、同温度で1時間反応を続け、
その後水層な分層し、油層を水で洗浄し、脱溶媒を行っ
て、生成物たるエポキシ当量550のエポキシ化ポリイ
ソプレン(C)を得た。
参考例−4 エポキシ化ポリペンタジェンの製造 分子12300の液状ポリペンタジェンを67部、クロ
ロホルム134部、80%蟻酸5.75部、リン酸0.
067部、過酸化水素水59.7部を参考例−6と同様
の方法で反応し、エポキシ当量340のエポキシ化ポリ
ペンタジェン(D)を得た0参考例−5 ブロック化ウレタンプレポリマーの製造(1)攪拌機、
温度計及び窒素ガス導入管を付した4つ口のフラスコに
グリセリンペースのポリグロビレントリオール(分子1
k1000 )1000部及び水添ジフェニルメタンジ
インシアネート(分子量262 ) 865部、ジオク
チルフタレート1652部、ジブチルチンシラクレート
0.21部を仕込み、窒素ガス吹込下60℃、12時間
反応させ、NOO含量3.4%のウレタンプレポリマー
(Wo。
当−jt1255)を得た。更にMEKオキシム310
部(MKKオキシム/NCo当量比=1、z s )を
徐々に加え、60℃、2時間反応し、NO○基が完全に
ブロック化されたブロック化ウレタンプレポリマ−(■
−1)を得た。
(2)  R−45HT (分子量2800 ) 12
05部及びインホロンジイソシアネート(分子量222
 ) 222部、ジブチルチンジラウレート0.05部
、DOP85.7部、MKKオキシム29.2部を(1
)と同様に反応してブロック化ウレタンプレポリマー(
■−2)を得た0実施例−1 参考例−1のポリアミドアミン(A) 100部と参考
例−2のエポキシ化ポリブタジェン(B)15部とを1
00℃、3時間反応して、アミン価290、粘度50,
000cps  (30℃)のエポキシ化ポリブタジェ
ン付加ポリアミドアミン(1)を得た。
これを添加した塩化ビニルプラスチゾル組成物を下記の
様に得た。
ポリ塩化ビニル粉末(a)(日本ゼオン(株)製ゼオン
121 ) b o部、ポリ塩化ビニル共重合粉末(b
)(日本ゼオン(株)ゼオン105zx)20部、ジオ
クチルフタレート(DOP)100部、炭酸カルシウム
(、) (白石カルシウム(株)、白艷華cc)ao部
、炭酸カルシウム(1)) (白石カルシウム(株)製
、ホワイトン5B)zo部、酸化チタン(チタン工業(
株)製、K R−3ao ) s部、老化防止剤1.5
部、流動調整剤0.5部、エポキシ化ポリブタジェン付
加ポリアミドアミン2部を混練して塩化ビニルプラスチ
ゾル組成物を作った。この組成物について、接着性を評
価した。その結果を表−1に示す。
実施例−2 参考例−1のポリアミドアミン(A) 100部と参考
例−2のエポキシ化ポリブタジェン(B) 20部とを
100℃、3時間反応′してエポキシ化ポリブタジェン
付加ポリアミドアミンを得て、そのエポキシ化ポリブタ
ジェン付加ポリアミドアミン70部をDOP30部で希
釈して、DOP希釈エポキシ化ポリブタジェン付加ポリ
アミドアミン(アミン価190 ) (2)を得た。
実施例−1と同様に塩化ビニルプラスチゾル組成物を作
シ、その試験結果を表−1に示す。
実施例−3 参考例−1のポリアミドアミン(A) 100部と参考
例−5のエポキシ化ポリインプレン(c)1部部とを実
施例−1と同様に反応し、エポキシ化ポリインプレン付
加ポリアミドアミン(3)を得た0 後は実施例−1と同様の配合で塩化ビニルプラスチゾル
組成物を作シ、その試験結果を表−1に示す。
実施例−4 参考例−1のポリアミドアミン(A) 100部と参考
例−4のエポキシ化ポリペンタジェン(D)15部とを
実施例−1と同様に反応しエポキシ化ポリペンタジェン
付加ポリアミドアミン(4)を得た。
実施例−1と同様に塩ビグラスチゾル組成物を作シ、そ
の試験結果を表−1に示す。
比較例−1 実施例−1と同様の塩ビグラスチゾル組成物において、
エポキシ化ポリブタジェン付加ポリアミドアミン(1)
の代わシに、参考例−1のポリアミドアミン(A)を使
用した。その試験結果を表−1に示す。
実施例−5 参考例−1のポリアミドアミン(A) 100部とN工
5SOPB C−1000(日本d達(株)製)1゜部
とを200℃、3時間脱水反応しながらアミン価300
、粘度40000 cps / 25℃のポリブタジェ
ン付加ポリアミドアミン(5)を得た。コレを添加した
塩化ビニルプラスチゾル組成物を下記の様に製造した。
ポリ塩化ビニル粉末(a) too部、DOP 150
部、炭酸カルシウム(a) 100部、炭酸力ルシクム
(b) 200部、酸化チタン30部、ポリブタジェン
付加ポリアミドアミン(5)6部を混練して塩化ビニル
プラスチゾル組成物を製造した。その試験結果を表−2
に示す。
実施例−6 バーサダイム216 (ヘンケル白水(株)製、ダイマ
ー酸)50部とトール油脂肪酸35部とHycar C
TBN 1500X9 15部とインホロンジアミン5
2部とを200℃、5時間脱水しながら反応してアミン
価180のポリアミドアミン(6)を得た。これを、実
施例−5と同様に塩化ビニルプラスチゾル組成物を作り
、その試験結果を表−2に示す。
比較例−2 実施例−5のポリブタジェン付加ポリアミドアミン(5
)の代わりにACRハードナーH−270(ニーシーア
ール製重合脂肪酸系ポリアミド−アミン価300)を添
加作成し、比較試験を行い、その結果を表−2に示す。
表  −2 ψ試験方法 1、被着体  カチオン電着板 Z 塗布方法 スペーサーにて2 +nの厚さ3、焼付
方法 140℃×20分間 4、 接着力評価方法 爪は〈シ 完全CF、プラスチゾル凝集破壊 ○ 完全A ?、接着面破壊      ×へ 5、焼は評価方法 表面が白色          0 表面が白色〜クリーム色    0 表面が茶色          × 6、 発泡状態評価方法 内部の気泡がほとんどない   ○ 内部の気泡が多い       × 内部の気泡が少ない      Δ 実施例−7〜11.比較例−3〜5 ポリ塩化ビニル粉末(a) (ゼオン121 ) 60
部、ポリ塩化ビニル共重合粉末(b)(ゼオン103 
Z X ) 20部、D OP 100部、炭酸カルシ
ウム(a)(8艷CC!R)80部、炭酸カルシウム(
b)(ホワイトン8B)20部、表5に示すポリアミド
アミン又はトーマイド215X、AC!RハードナーH
−2603部、ブロック化ウレタンプレポリマー9部を
実施例−1と同様に混練して試験した結果を表−5に示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 必須の構成成分として、塩化ビニル重合体及び/又
    は共重合体( I )、可塑剤(II)、ジエン系ゴム付加
    ポリアミドアミンからなる接着付与剤(III)を含有す
    ることを特徴とする塩化ビニルプラスチゾル組成物。 2 ジエン系ゴム付加ポリアミドアミンが、平均1分子
    当たりアミド基を1個以上有するポリアミドアミン類(
    III−1)と、ジエン系液状ゴム変性物(III−2)との
    反応生成物である特許請求の範囲第1項記載の塩化ビニ
    ルプラスチゾル組成物。 3 ジエン系液状ゴム変性物(III−2)が、液状のポ
    リブタジエン、ポリイソプレン、もしくはポリペンタジ
    エンをエポキシ化して得られるエポキシ化ポリブタジエ
    ン、エポキシ化ポリイソプレン、もしくはエポキシ化ポ
    リペンタジエンである特許請求の範囲第2項記載の塩化
    ビニルプラスチゾル組成物。 4 エポキシ化ポリブタジエン、エポキシ化ポリイソプ
    レン、もしくはエポキシ化ポリペンタジエンが、分子量
    500〜10000、エポキシ当量150〜1500を
    有するものである特許請求の範囲第3項記載の塩化ビニ
    ルプラスチゾル組成物。 5 ジエン系液状ゴム変性物(III−2)が、カルボキ
    シル基含有の液状ポリブタジエンもしくはブタジエン−
    アクリロニトリル共重合体である特許請求の範囲第2項
    記載の塩化ビニルプラスチゾル組成物。 6 カルボキシル基含有の液状ポリブタジエンもしくは
    ブタジエン−アクリロニトリル共重合体が、カルボキシ
    ル基を2個以上有し、分子量1000〜4000を有す
    るものである特許請求の範囲第5項記載の塩化ビニルプ
    ラスチゾル組成物。 7 接着付与剤(III)の含有量が、組成物中0.05
    〜10重量%である特許請求の範囲第1項〜第6項のい
    ずれか1項に記載の塩化ビニルプラスチゾル組成物。 8 必須の構成成分として、塩化ビニル重合体及び/又
    は共重合体( I )、可塑剤(II)、ジエン系ゴム付加
    ポリアミドアミンからなる接着付与剤(III)及びブロ
    ック化ポリウレタンプレポリマー(IV)を含有すること
    を特徴とする塩化ビニルプラスチゾル組成物。
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