JPS6278224A - 梳綿機と練条機を連結したスライバ形成装置 - Google Patents

梳綿機と練条機を連結したスライバ形成装置

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JPS6278224A
JPS6278224A JP21961985A JP21961985A JPS6278224A JP S6278224 A JPS6278224 A JP S6278224A JP 21961985 A JP21961985 A JP 21961985A JP 21961985 A JP21961985 A JP 21961985A JP S6278224 A JPS6278224 A JP S6278224A
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    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数の梳綿機と1台の練条機を連結したスラ
イバ形成装置に関する。
従来の技術 前記のようなスライバ形成装置は、梳綿機前側に設けた
スライバ貯留装置内の検出スイッチにより貯留装置内の
スライバ貯留量を検出し、その増減変動に応じて練条機
の運転速度を緩急制御して梳綿機の運転速度と平衡させ
るようにしたもの(実公昭41−10171号)、多数
の梳綿機のドツファ駆動装置を1本の連続したアンダー
シャフトをもって動力的に結合すると共に、このアンダ
ーシャフトを練条機のドラフトゾーンに歯車を介して連
結し、各ドツファとドラフトゾーンのバックローラとの
回転速度を機械的に同調させるようにしたもの、ドツフ
ァを独立して回転させるドツファ用モータの回転速度を
、練条機の予備ドラフト部のバックローラの回転速度を
検出してその信号により同調させるようにしたもの(特
開昭60−155730号)などがある。
発明が解決しようとする問題点 前記従来の技術によれば、梳綿機と練条機とを連結、運
転制御するに際し、一方の運転状態を他方の運転状態に
反映させるために、梳綿機と練条機間で動力伝達や(i
号のやりとりがあり、従って、既設の梳綿機を用いてこ
のような連結を実施しようとする際には、梳綿機、練条
機の両方を改造する必要があり、改造に費用がかかると
いう問題があった。また、練条機は一般にメインドラフ
トゾーン上流のバックローラや、あるいはメインドラフ
トゾーンの他にその上流に配設した調整ドラフト部の後
側ローラ対を変速して一定ゲレンを得るようにしたスラ
イバ環(重量むら)修正装置を備えており、従来このス
ライバ斑修正装置のコントロール範囲は平均的ドラフト
に対し例えば±25%程度であって、こうした練条機に
接続される梳綿機の平均紡出量(平均生産足=重景)は
、スライバ斑修正装置のコン1へロール範囲のプラス側
(+25%)をカバーしてもその最高紡出量(100%
)を越えないような低い値(75%あるいはそれ以下)
に設定されていて(つまり、紡出量の余裕を25%以上
児込んでいた)、従って練条機からのスライバ生産量も
それに応じた値となっていた。
問題六Rを解決するための手段 梳綿機はスライバ貯留装置を備え、このスライバ貯留装
置内のスライバの増減により梳綿機を制御し、一方、練
条機はインバータ制御によりその運転速度を制御するよ
うにすると共に、練条機のメインドラフトゾーン上流の
送込みローラを太さ斑検出器の信号により変速するよう
にした太さ斑修正装置を具備し、この送込みローラの回
転速度を検出してその回転速度が通常速度より設定値だ
け高速となった時に通常速度又はそれ以下に減じ。
その後通常速度より設定値だけ低速となった時に通常速
度へ戻すようにしたことを特徴とする。
作   用 前記構成によれば多数の梳綿機から紡出されたスライバ
の、練条機のメインドラフトゾーンへ供給されるスライ
バ供給量を、スライバ太さ斑検出器の送込みローラの回
転速度により検出して、梳綿機からの供給量が減った時
(スライバ環によるゲレン変動)に上昇する送込みロー
ラの回転速度が通常速度より設定値上まわった時には練
条機全体の運転速度を減じて送込みローラの回転速度を
通常速度に減じ、また、その後送込みローラの回転速度
が設定値下まわった時には、練条機全体の運転速度を上
昇させるようにして梳綿機と練条機間で信号等のやりと
りがなくても両者を接続してスライバー形成を行うとと
もに、練条機の紡出速度を多段に分けて、その各段にお
いてスライバ太さ斑の修正を分割して行うことで、梳綿
機の紡出量の余裕を小さくし得て、その平均紡出量を従
来の、一定紡出速度の練条機とスライバ斑修正装置の場
合の梳綿機の平均紡出量よりも上げるようにして、スラ
イバ形成装置全体としての生産量を上げるものである。
実施例 次に本願の実施例を図面に基いて説明する。第1図〜第
2図は複数の梳綿機A1、A2・・・A n (総合し
て梳綿機Aとも記す)と1台の練条機Bとを連結したス
ライバ形成装置1を示している。この梳綿機Aの台数の
一般に6〜8台程度であるが、これらの台数に限定され
るものではない。上記各梳綿機A1〜Anの駆動系は第
1図に示すように総て同じ構成になっているので1次に
その1台の梳綿機A1についてのみ説明し、他の梳綿機
Aについては対応する部分に同一の符合を付して重複説
明を省略する。なお、梳綿機Aの具体的構成はどのよう
なものでも良く、従来提案されている種々の梳綿機を利
用すれば良い。この梳綿機A1において、2はフィード
ローラ、3はテーカインローラ、4はシリンダ、5はド
ラ2ア、6はカレンダローラで、これらは周知の如く構
成されて駆動用モータCMにより駆動されるようにしで
ある。
梳綿機Alのカレンダローラ6の前方には例えば実公昭
48−39051号に開示されているようなスライバ貯
留装置7が配設され、このスライバ貯、留装駈7には光
電スイッチSW1、SW2が取付けられ、光電スイッチ
SWIが遮られた時、つまりスライバ貯留量が多い時に
は駆動用モータCMを減速又は停止させ、光電スイッチ
SW2の遮光が解除さ九た時、つまりスライバ貯留量が
少なくなった時には駆動用モータCMを増速又は起動す
るようにして、練条機へ供給量をほぼ一定に保つように
しである。
次に練条機Bにおいて、8はフレーム本体、9はフレー
ム本体の後方に連設されたクリールである。このフレー
ム本体8内において、10はコイラー、11はカレンダ
ローラ、12はトランペット、13はドラフトゾーンで
、このドラフトゾーン13はフロントローラ14とセカ
ンドローラ15間のメインドラフトゾーンMBとこのメ
インドラフトゾーンMB上流の送込みローラを構成する
セカンドローラ15とバックローラ16間のブレーキド
ラフトゾーンBI)とから構成されている。
上記コイラー10、カレンダ口〜う11.フロントロー
ラ14はブレーキ付の練条機用モータMによって回転駆
動されるように伝動機4917を介してその練条機用モ
ータMの駆動軸に連結されている。また、セカンドロー
ラ15とバンクローラ16及び後述のリフティングロー
ラとは上記フロントローラ14とセカンドローラ15間
に介在された差動歯車利用の変速装置18に伝動機構1
9を介して連結されている。上記変速装置18はスライ
バの太さ斑を検出してその斑を少くするように修正する
太さ斑修正装置20の一部を構成している。この太さ斑
修正装置20は周知のように長期斑を検出するためにト
ランペット12に設けられた空気マイクロメータ21、
短期斑を検出するためにバックローラ16の後方に配設
された静電容量型検出器22、フロントロー514の回
転速度を検出するタコセンサ23、セカンドローラ15
の回転速度を検出するタコセンサ24、変速装置18の
制御軸を回転させるサーボモータ25及び上記空気マイ
クロメータ21.検出器22、タコセンサ23.24の
信号に基いてサーボモータ25の回転を制御する制御ユ
ニット26等から構成され、周知如く、メインドラフト
ゾーンMDのドラフト率を変化させてスライバのゲレン
を均一化するようにしである。尚、上記太さ炎検出装置
20は、前側ローラ対と後側ローラ対とから成る調整ド
ラフトゾーンを前記上記ドラフトゾーンとは別にこのド
ラフトゾーンの後方に配設し、この調整ドラフトゾーン
でのドラフト率を変更して太さ斑修正するようにしたり
、セカンドローラ15とバックローラ16間、又はバッ
クローラ16とは別にその上流に付設したバックローラ
間でドラフト調整するようにしてもよい。次に上記伝動
機構19には回転センサとして例示するバックローラ1
6の回転速度(回転数)を検出し、バックローラ16が
1回転すると1パルス信号を生ずるパルサー27が付設
されている。また、上記練条機用モータMにはその練条
機用モータMの回転速度を周波数変更によって制御し得
るようにしたインバータ装置28が電気的に接続されて
いる。このインバータ装置28は「市販の汎用インバー
タ」が用いられる。次に前記クリール9は床面上に図示
しない支柱により支持されたクリールビーム29とこの
クリールビーム29に回転自在に軸支しである多数のり
フロントローラ30とで構成される。これらのリフティ
ングローラ30はバックローラ16と同期回転して梳綿
機Aのスライバ貯留装置7内のスライバをドラフトゾー
ン13へ移送するようにしである。そして、これらの梳
綿機Aがスライバ環のほとんどない状態で平均紡出量(
例えば最大紡出量の85%)を紡出する時には、練条機
Bのバックローラ16はこの梳綿機Aからの平均紡出量
を過不足なく練条機Bへ送込むfI常回転速度Sでほぼ
一定に回゛転されるようにしである。
次にインバータ装[28を制御する制御装置31につい
て説明する。第3図はインバータ装置28の外部結線を
示し、制御装置31の一部31aを示す。また第4図は
インバータ装置28の残りの制御装置31bを示す。制
御装置31aにおいて、VRHは練条機用モータMの高
速運転時の回転速度(紡出速度D Hi )を設定する
高速用ボリュ、−ム、VRCは高速運転途中におけるス
ライバ斑発生による減速時の回転速度(制御速度DLo
)を設定する制御回転用ボリューム(第5図参照)で、
これらのボリュームVRH,VRCのうちの何れかの設
定値がリレー接点RR1a、RR1b。
RR3の働きでインバータ装置28に向けて出力される
ようになっている。RUNl及びMSIは線条搬用モー
タMの作動時に作動するリレー接点である。前記制御速
度DLoは高速運転されていた練条機Bが、梳綿機Aか
らのスライバ環(重量むら)によりそのバックローラ1
6がスライバ斑修正のために高速の通常回転速度Sから
設定値S1の増速か生じたとき、この増速分をうち消し
てバックローラ16の回転を元の高速の通常回転速度S
に戻すような値に設定しである。また、前記増速の設定
値S1、例えばスライバ環の修正範囲が±25%の場合
には、梳綿機Aからの供給量(紡出量)が減少してスラ
イバ切れが生じる場合について考慮して、前記高速通常
回転時に12.5%、従って制御回転時にも12.5%
のスライバ環の修正を行うような値に設定されている。
制御回路31bにおいて、回路1はメインモータMの起
動と停止回路、回路2はインバータ装置の起動・停止回
路、回路3.4は線条搬用モータの高速通常回転用回路
、回路5は制御回転用回路、回路6はメインモータ○F
F回路1回路7はバックローラ回転速度検出回路、回路
8は第1カウンタAC1のリセット回路、回路9は回路
7のリレーCRPSのON信号で第1カウンタACIを
カラン1〜アツプする回路で、この第1カウンタACI
は前記バックローラ16の増速の設定値Sがパルス数換
算して設定され、例えばタイマTR2で設定される所定
時間内にカウントされたパルスが前記設定値よりも多く
なるとそのリレー接点ACI (回路12)を閉じるよ
うになっている。回路10は第1カウンタACIの測定
時間設定回路、回路11はタイマTR2のリセット回路
、回路12は制御速度への切換回路、回路13は第2カ
ウンタAC2のリセット回路、回路14は第2カウンタ
AC2のカウント回路、回路15は高速切換回路、回路
16は第2カウンタAC2のリセット信号出力とリレー
CR3のOFF回路で第2カウンタAC2の設定値S2
は、練条機B全体が制御回転の時に、梳綿機Aからのス
ライバ供給量で12.5%増に対するバックローラの回
転速度の減少分がパルス換算して設定されタイマTR2
で設定される時間内に前記パルス数を越えない時に線条
搬用モータMを制御回転から高速通常回転に戻るように
しである。
このような構成によれば制御回路31bの回路1の起動
釦PBHをONとするとリレ・−MSがON、リレーC
RHが自己保持されて回路2のリレー接点MSが閉じ、
リレーRUNがONとなる。
すると制御回路31aでリレー接点MSI、RUNlが
閉じ、メインモータMが起動、インバータ装置28も起
動される。リレーCRHがONされて回路4のリレー接
点CRHが閉じ、リレーRR1がON従って第3図のリ
レー接点RR1aが閉じ、高速設定ボリュームVRHに
よりインバータ装置28に印加される端子間電圧が変化
し、メインモータMは高速回転される。梳綿機Aからの
スライバはクリール9を介して練条機Bのバックローラ
16へ供給され、そのスライバ供給量に応じて太さ斑修
正装置20が周知の如く作動してセカンドローラ15、
バックローラ16及びリフティングローラ30の回転速
度を変化させてフロントローラ14間とのメインドラフ
ト量を常時変化させる。梳綿機Aは練条機Bでのバック
ローラ16増速による送込i(+12.5%)を考慮し
てその平均紡出量が87.5%となるようにON、OF
F制御をくり返す。バックローラ16が1回転すると回
路7のパルサー27が1開閉じその都度リレーCRPS
がON、従って第1カウンタAC1がカウントアツプさ
れる。このカウント値が第1カウンタACIの設定値を
越えない間は、タイマTR2の設定時間が過ぎるたびに
回路9の接点TR2が開き第1カウンタACIのカウン
トを止め、回路8.11の接点TR2が閉じて第1カウ
ンタACIをリセットし、タイマTR3の設定時間後回
路10の接点TR3がOFFとなってタイマTR2がリ
セットされ、従って回路9の接点TR2が閉じて再び第
1カウンタACIがカウントを開始する。梳綿機Aから
のスライバ塩(重量むら=紡出量)が−12,5%とな
ると、これに応じて第1カウンタACIはONになり回
路12のカウンタ接点AC1が閉じ、リレーCRIが自
己保持されると共にタイマTR4がカウントし始める。
すると、回路9.10の常閉接点CRIが開き、第1カ
ウンタACIのカウントアツプを止めると共にタイマT
R2がタイムカウントを中止する。そしてタイマ(この
タイマTR4は減速後のカウント開始タイマ)TR4が
タイムアツプすると回路10の接点TR4がONしてタ
イマTR2がONして、タイマTR2はリセットされて
最初からタイムカウントを始める。リレーCRIが閉じ
ると回路4の常閉接点CRIが開き、回路5のリレー接
点CRIが閉じ、リレーRRIがOFF、かわってリレ
ーRR3がONとなり、第3図に示す制御回転用ボリュ
ームVRCを介してインバータ装置28に電圧が印加さ
れてメインモータMの回転が、前記バックローラ16の
回転速度が通常回転速度S(その付近を含む)になるよ
うに減速される。従って、練条機Bのバックローラ16
によるスライバ送込量は平均送込量87.5%からスラ
イバ斑修正を加えて最大100%までの間であって、梳
綿機も平均紡出量が87.5%、最大100%であって
、両者間でスライバ切れを生じることはない。タイマT
R4のタイムアツプで回路13のタイマ接点TR4が開
き回路14のタイマ接点が閉じてパルス信号がリレーC
RPSに入るたびに接点CRPSが閉じ、第2カウンタ
AC2がカウントアツプする。そして、タイマTR2が
タイムアツプし、この時までに測定時間内に第2カウン
タAC2で設定した設定値よりも第2カウンタAC2の
カウント値が大きい時には第2カウンタAC2がONで
回路16が閉じてリレーCR3がON、従って回路13
が閉じ、第2カウンタAC2がリセットされ、タイマT
R3のタイムアツプでタイマTR2がリセットされ、回
路16のタイマTR6がONしてタイムアツプ後リレー
CR3がOFFとなり、回路14で第2カウンタAC2
が再びカウントしはじめる。この第2カウンタAC2の
カウント値が設定値を下まわると、タイマTR2がカウ
ントアツプするときまでに第2カウンタAC2がONと
ならないので、回路15でリレーCR2がONとなり自
己保持されてタイマTR5がカウントしはじめる。する
と回路12で接点CR2が開き、リレーCRIがOFF
、タイマTR4がリセットされ第2カウンタAC2はカ
ウントを止め、回路4のリレー接点CRIが閉じ1回路
5の常閉接点CR1が開いてリレーRR1がON、リレ
ーRR3がOFFとなり、インバータ装置28は再び高
速用ボリュームVRHの元でメインモータMを高速通常
運転する。タイマTR5のタイムアツプでリレーCR2
がOFFとなり、再び第1カウンタACIがリセット、
カウントしはじめる。
本実施例では練条機Bの紡出速度を二段に切換え、夫々
の紡出速度に対して梳綿機Aからのスライバ塩の制御範
囲を分割したが、更に多段に分割してもよく、例えばス
ライバ塩の制御範囲を25%としたとき、練条機の紡出
速度を三段階にした場合(第6図)には各速度段階にお
いてバックローラ16によるスライバ塩の修正のための
増速設定値を8%、8%、9%として、梳綿機Aの平均
紡出量を90%に設定し、また、練条機Bのパックロー
916回転もこれに対応してそのスライバ平均送込量を
90%とし、梳綿機Aからのスライバ塩が8%出たとき
にはバックローラ16はこれを補正しようとするが、梳
綿機Aの紡出量に10%の余裕が生じているためにスラ
イバ切れを生じず、高い平均紡出量とすることができる
。従って練条機Bの多段に亘る各速度段階でのバックロ
ーラの増速設定値は、梳綿機の平均紡出量と最大紡出量
との差(紡出量の余裕)よりも小さくなるようにしてあ
ればよい、また、バックローラの増速により機台全体を
減速させるが、その減速の程度はバックローラ16の回
転が通常回転速度Sよりも下まbるようにしてもよい。
また、太さ斑修正装置は長期斑をとる構成のものであっ
てもよい。
発明の効果 以上のように本発明では、梳綿機と練条機を接続したス
ライバ形成装置において、梳綿機にはスライバ貯留装置
を設けて、このスライバ貯留量で梳綿機の紡出量を制御
し、一方、練条機にはスライバ斑修正装置を設け、この
スライバ斑修正装置の送込みローラの回転速度を検出し
てこの検出値により練条機の紡出速度を多段に分けて、
その各段においてスライバ太さ斑の修正を行うようにし
たので、梳綿機の紡出量の余裕を小さくし得るもので、
その結果、梳綿機及び練条機の平均紡出量を従来よりも
上げることができ、生産量を上げ得るものである。しか
も、梳綿機と練条機間にはそれらの紡出状態に関する何
らの信号のやりとりがなく、既設の梳綿機と練条機を改
造する際にも安価に実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体を示す図、第2図は斜視図、第3
図はインバータ装置の外部結線(制御装置の一部)を示
す図、第4図はインバータ装置の他の部分を示す図、第
5図は作動説明図、第6図は他の実施例である。 A・・・梳綿機、 B・・・練条機、 7・・・スライ
バ貯留装置、 16・・・バックローラ(送込みローラ
)、20・・・太さ斑修正装駈、  21・・・太さ斑
検出器、27・・・パルサー(回転センサ)、  28
・・・インバータ装置、 31a、31b・・・制御装
置、 M・・・練条機用モータ、 MD・・・メインド
ラフトゾーン特許出願人   豊和工業株式会社 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の梳綿機と1台の練条機を連結し、各梳綿機は
    夫々スライバ貯留装置を備えると共にこのスライバ貯留
    装置のスライバ貯留量に応じて各梳綿機の運転制御を行
    い、このスライバ貯留装置を介してスライバを練条機へ
    送込むようにしてあるスライバ形成装置において、前記
    練条機は練条機用モータとこの練条機用モータの回転速
    度を制御するインバータ装置を備え、更に練条機のメイ
    ンドラフトゾーン上流の送込みローラを太さ斑検出器の
    信号により変速するようにした太さ斑修正装置を具備し
    、この送込みローラの回転速度を検出する回転センサを
    配設し、更にこの回転センサの信号により送込みローラ
    の回転速度が通常速度より設定値だけ高速となった時、
    この送込みローラの回転速度を通常速度に減じ、その後
    、設定値だけ低速となった時、この送込みローラの回転
    速度を通常速度に戻すようにインバータ装置が練条機用
    モータを制御する制御装置を備えたことを特徴とする梳
    綿機と練条機を連結したスライバ形成装置。
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