JPH08311731A - スピンドルの回転を阻止するための装置を備えたリング精紡機 - Google Patents

スピンドルの回転を阻止するための装置を備えたリング精紡機

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JPH08311731A
JPH08311731A JP8116753A JP11675396A JPH08311731A JP H08311731 A JPH08311731 A JP H08311731A JP 8116753 A JP8116753 A JP 8116753A JP 11675396 A JP11675396 A JP 11675396A JP H08311731 A JPH08311731 A JP H08311731A
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JP
Japan
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spindle
spinning machine
control unit
ring spinning
spindles
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JP8116753A
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Guenter Neuburger
ギュンター・ノイブルガー
Roland Werner
ローラント・ヴエルナー
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
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Zinser Textilmaschinen GmbH
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/20Driving or stopping arrangements
    • D01H1/24Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P3/00Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters
    • H02P3/06Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter
    • H02P3/18Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing an ac motor
    • H02P3/24Arrangements for stopping or slowing electric motors, generators, or dynamo-electric converters for stopping or slowing an individual dynamo-electric motor or dynamo-electric converter for stopping or slowing an ac motor by applying dc to the motor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の機械停止中にスピンドルが回転するの
を阻止するための装置とを備えたリング精紡機を提供す
ること 【手段】 スピンドル3の或いはスピンドルのための駆
動機構の回転運動を検出するための一つ或いは多数のセ
ンサ11が設けられている、一つ或いは多数のセンサ信
号が評価兼制御ユニット17に与えられるように構成さ
れている、評価兼制御ユニットが一つ或いは多数の一定
の或いはすべてのスピンドルの停止している状態にあっ
て、センサ信号により、回転運動に関してこれらのスピ
ンドルを監視し、一つ或いは多数の或いはすべてのスピ
ンドルの回転運動が検出された場合スピンドルの回転を
阻止する装置19を作動させる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のスピンドル
と機械停止中にスピンドルが回転するのを阻止するため
の装置とを備えたリング精紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなリング精紡機はドイツ連邦共
和国公開特許公報第38 39 026号から公知であ
る。この装置にあっては、移動可能な制動ブロックが設
けられており、この制動ブロックは機械が停止している
間スピンドルのワーブに当接可能であり、スピンドルが
不所望に突然回転するのを阻止する。
【0003】スピンドルの不所望な回転は、例えば満ボ
ビンをスピンドルから玉揚げする際、このボビンからス
ピンドル上を走って糸尻を形成する糸に引張り力が及ぼ
された場合に生じる。この引張り力は糸を糸尻から引出
し、その際スピンドルを回転させる。しかし、糸が引っ
張られることにより行なわれるスピンドルのこの回転に
より、ボビンと糸尻との間で行なわれる糸切れが遅延さ
れるか或いは妨げられる。これにより或いは、その後の
機械の作動に障害を招くような所望の位置での糸切れが
行なわれない。
【0004】しかし上記のことにより、特に引続き必要
な精紡作業を開始する際に問題が生じる。上記のドイツ
連邦共和国公開特許公報第38 39 026号から公
知の装置−この装置にあってはスピンドルは単独電動モ
ータにより駆動される−は構造上極めて経費を要し、か
つ機械を構成する構造部分も大多数にのぼる。
【0005】更に、ドイツ連邦共和国特許公報第38
05 662号から、玉揚げ工程を行い、引続いて精紡
作業を開始するまでの間のスピンドルの不所望な回転
は、個々の駆動モータを特別に制御することにより回避
される、単独駆動機構を備えたリング精紡機が知られて
いる。この作業の際、チューブの持上げを開始するにあ
たって、駆動作用を行う非同期モータのコイルが直流電
源と接続され、このようにして保持モーメントが生起さ
れる。上記の特許公報は他の可能性として、玉揚げ工程
を行い、引続いて精紡作業を開始するまでの間モータを
交流電源に接続し、この交流電源がスピンドルの不所望
な回転運動に拮抗する僅かな回転方向を有する回転磁界
を発生させ、このようにして外的な回転モーメントを補
正することが記載されている。
【0006】特に、例えば自動玉揚げ装置により、機械
においてすべてのボビンが一斉に玉揚げされる場合、ス
ピンドルの不所望な回転運動を阻止するためのこの公知
の構成は、モータに付加的に給電するために比較的高い
エネルギー消費を伴うと言う欠点を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、機械の停止時、特に玉揚げ工程を行い、引続いて
精紡作業を開始するまでの間におけるスピンドルの不所
望な回転運動を阻止するための、構造が単純な、同時に
エネルギーが節約される装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、 a)スピンドルの或いはスピンドルのための駆動機構の
回転運動を検出するための一つ或いは多数のセンサが設
けられていること、 b)一つ或いは多数のセンサ信号が評価兼制御ユニット
に与えられるように構成されていることを、 c)上記の評価兼制御ユニットが一つ或いは多数の一定
の或いはすべてのスピンドルが停止している状態にあっ
て、センサ信号により、回転運動に関してこれらのスピ
ンドルを監視し、一つ或いは多数の或いはすべてのスピ
ンドルの回転運動が検出された場合スピンドルの回転を
阻止する装置を作動させるように構成されていることに
よって解決される。
【0009】本発明は、保持モーメント或いは外的な回
転モーメントを補正するため反対方向を指向している回
転モーメントを本質的に、スピンドルの不所望な回転運
動を生起させる外的な回転モーメントがスピンドルに作
用した場合しか、生起させるに過ぎず、それだけで上記
の課題を解決するのに十分であると言う認識を基礎とし
ている。何故なら、スピンドルの停止状態が、ボビン交
換のために機械が停止状態にある間のほんの短い時間の
間、即ちスピンドルからのボビンの引抜きの開始からボ
ビンを或る距離−この距離だけの運動が行なわれた後す
べてのスピンドルの糸が糸切れされた状態におかれる−
だけ持上げるまでの間必要であるに過ぎないからであ
る。この短い時間外では、スピンドルは回転することは
なく、従ってスピンドルを固持する必要がない。
【0010】このことは、スピンドルの不所望な回転運
動を検出するのに一つ或いは多数のセンサを使用し、こ
れらのセンサの信号を評価し、その結果をスピンドルの
回転を阻止するための装置の始動と制御に使用すること
によって可能である。これにより、特にエネルギーの消
費が僅かであると言う利点が得られる。センサを使用に
は一連の実施形態が存在している。例えばスピンドル上
にマークを付し、スピンドルが回転した際、固定されて
いてかつこのマーク方向に指向されている光学スキャナ
中で、回転方向に関して、場合によっては回転速度或い
は回転角度に関する少なくとも一つの情報を含んでいる
信号を、このマークにより読取ることが可能である。
【0011】現代の駆動モータの回転数制御は、スピン
ドルの群駆動機構に関してであれ、単独駆動機構に関し
てであれ、しばしばその時々の位置に関する或いはロー
タの運動に関する固有の情報が使用され、この情報は適
当な評価兼制御ユニットを作動させるための信号として
使用される。本発明による特別優れた実施の形態にあっ
ては、リング精紡機はスピンドルの群駆動機構、例えば
接線ベルト駆動機構を備えている。この場合、それぞれ
一つの駆動モータに所属しているただ一つのみのセンサ
或いは僅かなセンサが必要であるに過ぎないので、ータ
経費が極めて僅かであると言う利点が得られる。
【0012】駆動モータの回転を阻止するための装置
が、センサ信号を評価する評価兼制御ユニットにより、
モータコイルを適切に制御して、モータユニットを適当
に制御するように構成されるが、もちろんスピンドルの
不所望な回転運動は、保持モーメント或いは回転運動に
拮抗する回転モーメントを生起させるための評価兼制御
ユニットにより制御可能な任意な装置の各々により阻止
される。
【0013】スピンドルが群駆動される場合、特に駆動
モータの各々におよびセンサの各々にそれぞれ別個の評
価兼制御ユニットが所属しているしている。この構成
は、多数の或いはすべての駆動モータもしくはセンサの
それぞれに一つの共通の評価兼制御ユニットが所属して
いるしている構成に比して、給電のためのケーブルを長
く敷設する必要がなくなると言う利点が得られる。多数
のスピンドル群の多くが、これらのスピンドルが別個の
電動モータにより駆動されている場合でも、一般に互い
に駆動結合状態にあるので、しばしば唯一のセンサと唯
一の評価兼制御ユニットを使用することで十分ですらあ
る。更に、例えば多数のセンサ信号のマルチプレックス
−処理および多数のモータの制御にあって必要であるよ
うな、評価兼制御ユニットの構成に多額の費用を必要と
しない。しかし、後者の構成はスピンドルの単独駆動機
構による駆動様式にあって有利であることが分かった。
何故なら、この場合多数のスピンドルが比較的狭い空域
に設けられており、従ってこの構成の場合給電のための
ケーブルの不利な長い距離にわたる敷設を必要としない
からである。
【0014】本発明による優れた実施の形態にあって
は、評価兼制御ユニットは、この評価兼制御ユニットに
よって生起される保持モーメント或いは反対方向の回転
モーメントが常に実際に、外部の回転モーメントよるス
ピンドルの回転を阻止するのに十分であるように、スピ
ンドルの不都合な回転を阻止するための装置を制御す
る。これにより、必要な場合回転運動の阻止に必要な十
分なモーメントを生起させる構成に比して、エネルギー
の消費が更に僅少となる。更に、少なくとも一つのモー
タへの給電による反対方向の回転モーメントを生起させ
るための上記した構成の場合、低周波数の交流を少なく
とも一つのモータに供給することにより、玉揚げ作業が
更に確実に行なわれると言う利点が得られる。交流の供
給により生起される(反対方向での)回転モーメントは
場合によっては、玉揚げの際糸に作用する、時には高い
引張り力が補正される程度に大きくなければならない。
糸に対して引張り力が作用していない場合、この回転モ
ーメントは、糸尻と給糸ローラ対間に存在している未だ
完全な回転に至っていない糸片に、糸切れを容易に招く
引張り力を誘起する。
【0015】本発明による優れたこの実施の形態によ
り、玉揚げ工程により糸に作用する引張り力を補正する
のに必要な回転モーメントのみが常に生起されるように
構成した場合、上記の糸切れの危険は完全に排除され
る。本発明による他の実施の形態により、既に行なわれ
ている不所望な回転運動を減衰させることが可能であ
る。
【0016】本発明による他の有利な発明の実施の形態
は特許請求の範囲の請求項2から14に記載した。以下
に添付図面に図示した実施の形態につき本発明を詳細に
説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】詳細に図示していないリング精紡
機は多数のスピンドル3のための作業領域駆動機構とし
ての接線ベルト駆動機構1を備えている。作業領域の各
々のためには通常の様式で別個の接線ベルト駆動機構5
が設けられており、この接線ベルト駆動機構はこの作業
領域のための駆動モータ7により駆動される。均一な駆
動を得るために、図面に示したように、接線ベルト駆動
機構5の各々は転向ローラ9を経ても案内され、この転
向ローラはそれぞれ隣接している作業領域の同じ様式の
転向ローラ9と共に共通の軸上に設けられている。この
ようにして個々の作業領域の連動が形成される。即ち、
モータ7の駆動出力は当該および隣接している作業領域
の接線ベルト駆動機構5に分配される。
【0018】しかし、このような作業領域駆動機構にあ
っても、玉揚げ工程の間にスピンドルの不所望な回転運
動の危険が生じる。特に、全てのボビン(コップ)のた
めの−通常全てのボビンが一斉玉揚げされる−自動玉揚
げ装置を使用した際、この玉揚げ作業により生起される
高い回転モーメントはスピンドルの不所望な回転運動が
生じさせる。
【0019】これを阻止するために、センサ11が設け
られている。このセンサは、図面に示すように例えば駆
動プーリ13の回転運動或いはモータ7により駆動され
る軸の回転運動を検出する。センサ11は例えば軸上に
設けられているか或いは軸と結合されている増分シャフ
トエンコーダとして形成されている。しかし、本発明に
よる優れた実施の形態にあっては、ロータの回転運動を
検出する内蔵されたセンサを備えている駆動モータ7が
使用される。
【0020】センサの出力信号はセンサ信号導線15を
介して評価兼制御ユニット17に与えられる。この評価
兼制御ユニットには同様に図示していない中央機械制御
部から信号Dが与えられ、これにより評価兼制御ユニッ
ト17は玉揚げ作業の開始を指示する。このようにし
て、評価兼制御ユニットはスピンドルの回転が(場合に
よっては回転が不都合であっても)許容されるか或いは
許容されない停止相間で判別を行う。
【0021】評価兼制御ユニット17の出力はモータ−
制御ユニット19の制御入力と結合されている。このモ
ータ−制御ユニットは、機械が正常に作動している際
は、モータ7が接続されている多相交流給電ネットワー
ク21に給電する。モータは例えば通常のエネルギー供
給ネットワークにより給電される非同期モータとして形
成されており、その際回転数は電圧および場合によって
は周波数を適当に選択することによりモータ−制御ユニ
ット19によって制御される。
【0022】しかし、モータ7は同期モータとして形成
することも可能であり、その際モータ−制御ユニット1
9は周波数変換器を備えており、これにより多相交流給
電ネットワーク21内の電圧および周波数を所望の回転
数に相応して調整可能である。評価兼制御ユニット17
が(信号Dが与えられた際)接線ベルト駆動機構1の回
転運動を検出した際、この評価兼制御ユニット17はモ
ータ7により十分な保持モーメントもしくは駆動機構の
不所望な回転運動に拮抗する回転モーメントが発生され
るようにモータ−制御ユニット19を制御する。その
際、評価兼制御ユニット17による信号の処理およびモ
ータ−制御ユニット19の適切な制御はもちろん、接線
ベルト駆動機構1およびスピンドルのの不所望な回転運
動が許容範囲内にとどまるのに十分なだけ迅速に行なわ
れるのでなければならない。
【0023】このために、適当に微細に働くセンサ11
も必要である。例えば増分シャフトエンコーダが使用さ
れている場合、一回転あたり1024のパルスの発生で
十分である。保持モーメントの生起は、公知の方法によ
り、給電ネットワーク21に直流を給電することによっ
て行なわれる。回転運動に拮抗する回転モーメントは同
様に公知の方法により給電ネットワーク21に周波数の
僅かな多相交流を給電することにより、外力が作用する
ことにより生起される回転運動に対して拮抗する回転磁
界がモータ7内に生起されるように行なわれる。
【0024】本発明の実施の形態にあっては、評価兼制
御ユニット17はモータ−制御ユニット19を、外部の
回転モーメントが本質的に十分に補正されるように制御
する。このようにして、停止中のモータ7による不必要
に高いエネルギーの消費が回避される。上記のことに加
えて、評価兼制御ユニット17はセンサ信号を例えば回
転運動の加速或いは速度を評価し、特に回転運動の加速
或いは速度とこれに必要な回転モーメント間の所定の、
記憶されている関係に依存してモータ−制御ユニット1
9を十分な保持モーメントもしくは回転運動に拮抗する
回転モーメントが生起されるように制御する。
【0025】評価兼制御ユニット17が、接線ベルト駆
動機構1の不所望な回転運動の値と方向をセンサ信号に
より検出し、それに依存してモータ−制御ユニットを、
駆動機構が不所望な回転運動が行なわれる以前の状態に
戻されるように制御する。次いで、この状態に、十分な
保持モーメントもしくは回転運動に拮抗する回転モーメ
ントが維持されなければならない。
【0026】最後に、センサ11、評価兼制御ユニット
17とモータ−制御ユニット19とから成る、スピンド
ルのもしくは駆動機構の回転を阻止するための装置が閉
鎖された制御ループの様式で作業することが可能であ
る。その際、モータの制御は、回転運動が検出された
際、保持モーメントもしくは回転モーメントが出発値か
ら出発して、回転運動が阻止されるまで高められるよう
に行なわれる。
【0027】もちろん、所定の極めて高い保持モーメン
トもしくは回転モーメントで作業が開始され、これらの
モーメントが殆ど停止状態に達するまでに逓減すること
も可能である。このやり方はスピンドルの糸切れによる
不所望な回転運動を阻止するのに適している。何故な
ら、極めて迅速に高い外的な回転モーメントが生起さ
れ、糸切れ後ほんの僅かな保持モーメントを必要とする
に過ぎないからである。この方法により、スピンドルも
しくは駆動機構の更なる回転が中断されるか、或いは本
来の停止状態に維持される。
【0028】
【発明の効果】本発明による優れた実施の形態により、
玉揚げ工程により糸に作用する引張り力を補正するのに
必要な回転モーメントのみが生起されるように構成され
ていることにより、糸切れの危険は完全に排除される。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング精紡機の本発明を理解にとって重要な部
分の概略図である。
【符号の説明】
1 接線ベルト駆動機構 3 スピンドル 5 接線ベルト駆動機構 7 駆動モータ 9 転向ローラ 11 センサ 13 駆動プーリ 15 センサ信号導線 17 評価兼制御ユニット 19 モータ−制御ユニット 21 多相交流給電ネットワーク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 多数のスピンドルと機械停止中にスピ
    ンドルが回転するのを阻止するための装置とを備えたリ
    ング精紡機において、 a)スピンドル(3)の或いはスピンドルのための駆動
    機構(7,13)の回転運動を検出するための一つ或い
    は多数のセンサ(11)が設けられていること、 b)一つ或いは多数のセンサ信号が評価兼制御ユニット
    (17)に与えられるように構成されていることを、 c)上記の評価兼制御ユニットが一つ或いは多数の一定
    の或いはすべてのスピンドル(3)が停止している状態
    にあって、センサ信号により、回転運動に関してこれら
    のスピンドルを監視し、一つ或いは多数の或いはすべて
    のスピンドルの回転運動が検出された場合スピンドルの
    回転を阻止する装置(19)を作動させるように構成さ
    れていることを特徴とするリング精紡機。
  2. 【請求項02】 スピンドル(3)の少なくとも一部分
    の数が共通の駆動手段(5)を介して互いに、かつ共通
    の駆動モータ(7)と駆動回転されるように結合されて
    いること、およびスピンドル(3)の一部分の数の各々
    に共通のセンサ(11)が所属していることを特徴とす
    る請求項1に記載のリング精紡機。
  3. 【請求項03】 スピンドル(3)の数の各々が共通の
    評価兼制御ユニット(17)を備えていることを特徴と
    する請求項2に記載のリング精紡機。
  4. 【請求項04】 共通の駆動手段が接線ベルト(5)で
    あることを特徴とする請求項2或いは3に記載のリング
    精紡機。
  5. 【請求項05】 少なくとも一つのセンサ(11)が接
    線ベルト駆動機構(11)の駆動プーリ(13)上に設
    けられている増分シャフトエンコーダとして形成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載のリング精紡機。
  6. 【請求項06】 各々のスピンドル(3)が独自の駆動
    モータを備えていること、および各々のスピンドル
    (3)にセンサ(11)が所属していることを特徴とす
    る請求項1に記載のリング精紡機。
  7. 【請求項07】 各々のスピンドル(3)或いはスピン
    ドル群に別個の評価兼制御ユニット(17)が所属して
    いることを特徴とする請求項6に記載のリング精紡機。
  8. 【請求項08】 スピンドルの回転を阻止するための装
    置(19)が一つ或いは多数のモータ−制御ユニットに
    よって形成されており、このモータ−制御ユニットがス
    ピンドル(3)の不都合な回転運動を検出した際、それ
    ぞれ所属している評価兼制御ユニット(17)により当
    該モータ(7)の制御が行なわれ、これによりこのモー
    タが保持モーメント或いは検出された回転運動に拮抗す
    る回転モーメントの作用を受けるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つに
    記載のリング精紡機。
  9. 【請求項09】 保持モーメント或いは拮抗モーメント
    がスピンドル(3)の回転運動が十分に小さくなった後
    回転運動を開始させる回転モーメントを十分に補整する
    ように構成されていることを特徴とする請求項8に記載
    のリング精紡機。
  10. 【請求項10】 モータ−制御ユニット(19)が保持
    モーメント或いは拮抗モーメントを、一つ或いは多数の
    モータ(7)に直流が通電されることにより、生起させ
    るように構成されていることを特徴とする請求項8或い
    は9に記載のリング精紡機。
  11. 【請求項11】 評価兼制御ユニット(17)が、既に
    行われている回転運動が逓減されるように、モータ−制
    御ユニットを制御するように構成されていることを特徴
    とする請求項8から10までのいずれか一つに記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 評価兼制御ユニット(17)が、スピ
    ンドルの回転を阻止するための装置(19)を制御し
    て、この装置により生起されるされる保持モーメント或
    いは拮抗モーメントが、外部回転モーメントによるスピ
    ンドル(3)の回転が阻止されるのに十分であるように
    構成されていることを特徴とする請求項1から11まで
    のいずれか一つに記載のリング精紡機。
  13. 【請求項13】 多数のボビンの少なくとも一つを同時
    にスピンドル(3)から玉揚げする自動ボビン交換装置
    を備えていることを特徴とする請求項1から12までの
    いずれか一つに記載のリング精紡機。
  14. 【請求項14】 スピンドル(3)にボビン交換以前に
    糸尻が形成されるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1から12までのいずれか一つに記載のリング
    精紡機。
JP8116753A 1995-05-15 1996-05-10 スピンドルの回転を阻止するための装置を備えたリング精紡機 Withdrawn JPH08311731A (ja)

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DE19517757:6 1995-05-15
DE19517757A DE19517757A1 (de) 1995-05-15 1995-05-15 Ringspinnmaschine mit einer Einrichtung zum Verhindern des Drehens der Spindeln

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ITMI960777A0 (ja) 1996-04-22
ITMI960777A1 (it) 1997-10-22
IT1283757B1 (it) 1998-04-30
DE19517757A1 (de) 1996-11-21

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