JPS6270595A - ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたＮｉめつきのめつき方法 - Google Patents
ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたＮｉめつきのめつき方法Info
- Publication number
- JPS6270595A JPS6270595A JP21076285A JP21076285A JPS6270595A JP S6270595 A JPS6270595 A JP S6270595A JP 21076285 A JP21076285 A JP 21076285A JP 21076285 A JP21076285 A JP 21076285A JP S6270595 A JPS6270595 A JP S6270595A
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- JP
- Japan
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- plating
- layer
- current
- plating layer
- steel sheet
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はパルス電流によりＮｉめっきを施した後直流電
流でＮｉめっきを施すことによりピンホールが少なく、
加工性に優れたＮｉめっきを安価に施す方法に関する。
流でＮｉめっきを施すことによりピンホールが少なく、
加工性に優れたＮｉめっきを安価に施す方法に関する。
（従来技術）
従来、普通鋼冷延鋼板のＮｉめっき製品を製造する場合
、鋼板に予めＮｉめっきを施した後加工することは少な
く、鋼板を目的の形状に加工した後に旧めっきを施すの
が一般的で、Ｎｉめつき後に加工を加える場合でもその
加工は軽度であった。
、鋼板に予めＮｉめっきを施した後加工することは少な
く、鋼板を目的の形状に加工した後に旧めっきを施すの
が一般的で、Ｎｉめつき後に加工を加える場合でもその
加工は軽度であった。
このため従来旧めっき鋼板はめつき付着量の多少に関係
な（Ｎｉめっき層の加工性が問題になるようなことはあ
まりなかった。またピンホールが問題になる場合には、
めっき付着量を多くしても加工性の問題がないので、め
っき付着量を多くすれば容易に解決できるものであった
。
な（Ｎｉめっき層の加工性が問題になるようなことはあ
まりなかった。またピンホールが問題になる場合には、
めっき付着量を多くしても加工性の問題がないので、め
っき付着量を多くすれば容易に解決できるものであった
。
しかし加工後にめっきを施す場合、内外面を均一にめっ
トするのは難しいため、最近Ｎｉめつき製品の製造は予
め鋼板にＮｉめつきを施してから加工する方法が多く採
用されるようになってきでいる。
トするのは難しいため、最近Ｎｉめつき製品の製造は予
め鋼板にＮｉめつきを施してから加工する方法が多く採
用されるようになってきでいる。
この場合、鋼板への旧めっきは直流電流により行なって
いたが、直流電流でめっきを施した場合、薄めっ軽にす
るとピンホールの発生が多くなり、めっき層も硬くなっ
て、耐食性、加工性が低下してしまうものであった。
いたが、直流電流でめっきを施した場合、薄めっ軽にす
るとピンホールの発生が多くなり、めっき層も硬くなっ
て、耐食性、加工性が低下してしまうものであった。
そこで最近パルス電流で旧めっきを施す方法が検討され
ている。この方法によれば、薄めつきにしてもピンホー
ルの発生が少なく、めっき層も加工性に冨んだものが得
られる。
ている。この方法によれば、薄めつきにしてもピンホー
ルの発生が少なく、めっき層も加工性に冨んだものが得
られる。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしパルス電流によるめっきはめつき速度が遅（、生
産性が低いため、直流電流によるめっきよりめっきに時
間がかかり、めっきコストが高くなることは避けられな
いものであった。
産性が低いため、直流電流によるめっきよりめっきに時
間がかかり、めっきコストが高くなることは避けられな
いものであった。
（問題、αを解決するための手段）
そこで本発明者らはピンホールの発生が少なく、しかも
加工性に富んだＮｉめっきを安価に施すことができるめ
っき方法を開発すべく、種々検討を重ねた結果、まずパ
ルス電流によりめっきを施し、その後直流電流によりめ
っきを施せばよし１ことを見出だしたのである。
加工性に富んだＮｉめっきを安価に施すことができるめ
っき方法を開発すべく、種々検討を重ねた結果、まずパ
ルス電流によりめっきを施し、その後直流電流によりめ
っきを施せばよし１ことを見出だしたのである。
すなわち本発明者らは鋼板にＮｉめつきを施すに当り、
まず第１層として、デユーティサイクルが０．０５〜０
．２で、周期が１０〜３０ｍ５であるパルス電流をパル
ス電流密度１５〜１００ Ａ／ｄ論２の範囲で通電して
旧めっきを施し、しかる後に第２層として、直流電流で
旧めっきを施せば、ピンホールの発生が少なく、加工性
に優れたＮｉめっきを安価にめっきできることを見出だ
したのである。
まず第１層として、デユーティサイクルが０．０５〜０
．２で、周期が１０〜３０ｍ５であるパルス電流をパル
ス電流密度１５〜１００ Ａ／ｄ論２の範囲で通電して
旧めっきを施し、しかる後に第２層として、直流電流で
旧めっきを施せば、ピンホールの発生が少なく、加工性
に優れたＮｉめっきを安価にめっきできることを見出だ
したのである。
ここでパルス電流として、デユーティサイクルが０．０
５〜０．２で、周期が１０〜３０ｍ５であるものを用い
て、パルス電流密度１５〜１００ Ａ／ｄｍ２の範囲で
通電するようにしたのは、これらの条件が下限未満であ
ると、ピンホールがなく、加工性に優れためっき層は得
られるものの、めっき速度が従来の直流電流による場合
の１７２未満と着しく遅くなって、生産性が低下し、め
りきコストが安価にならないからである。また上限を越
えると、ピンホールの発生が増加し、加工性も損なわれ
て、第２層めっ訃後のめっき層全体の加工性を良好にす
ることができなくなるからである。
５〜０．２で、周期が１０〜３０ｍ５であるものを用い
て、パルス電流密度１５〜１００ Ａ／ｄｍ２の範囲で
通電するようにしたのは、これらの条件が下限未満であ
ると、ピンホールがなく、加工性に優れためっき層は得
られるものの、めっき速度が従来の直流電流による場合
の１７２未満と着しく遅くなって、生産性が低下し、め
りきコストが安価にならないからである。また上限を越
えると、ピンホールの発生が増加し、加工性も損なわれ
て、第２層めっ訃後のめっき層全体の加工性を良好にす
ることができなくなるからである。
本発明の場合、第２層は直流電流による加工性の劣るも
のであるが、第１層にパルス電流によるめっきを施すと
、加工性が者しく向上するのである。しかしめっき層は
第２層の厚みが第１層に対して厚くなり過ぎると、加工
の種類によってはクラックが生じ易くなる。このためク
ラックが生じないようにするにはめっき層の第１層と第
２層とのめっき付着量比率を調整するのが好ましい。こ
のめっき付着量比率は本発明者らの調査によれば、めっ
き付着量が片面当り３５ｇ／ｍ２以下と比較的少ない場
合は第１層による加工性向上効果が大きく、第２層のめ
っき付着量を金めつぎ付着量の最＋１７９−＋１−Ｓ＋
招ｐ振ス １ｈ１１め一振ｌ汁薯量が片面当り３５９／
ω２超９０９／＋２以下と多くなると、第１層による加
工性向上効果は低下し、第２層のめっき付着量を全めっ
き付着量の最大１１５にしかすることができない。第２
層によるめっきがこれらの範囲であれば、めっき層の加
工性は本発明の第１層のパルス電流めっき条件で全めっ
き付着量をめっきした場合と大きな差はない。
のであるが、第１層にパルス電流によるめっきを施すと
、加工性が者しく向上するのである。しかしめっき層は
第２層の厚みが第１層に対して厚くなり過ぎると、加工
の種類によってはクラックが生じ易くなる。このためク
ラックが生じないようにするにはめっき層の第１層と第
２層とのめっき付着量比率を調整するのが好ましい。こ
のめっき付着量比率は本発明者らの調査によれば、めっ
き付着量が片面当り３５ｇ／ｍ２以下と比較的少ない場
合は第１層による加工性向上効果が大きく、第２層のめ
っき付着量を金めつぎ付着量の最＋１７９−＋１−Ｓ＋
招ｐ振ス １ｈ１１め一振ｌ汁薯量が片面当り３５９／
ω２超９０９／＋２以下と多くなると、第１層による加
工性向上効果は低下し、第２層のめっき付着量を全めっ
き付着量の最大１１５にしかすることができない。第２
層によるめっきがこれらの範囲であれば、めっき層の加
工性は本発明の第１層のパルス電流めっき条件で全めっ
き付着量をめっきした場合と大きな差はない。
なお第１層のめつき付着量は片面当Ｑ２９／ｍ２未満で
あると、鋼板を完全に被覆することができず、ピンホー
ルも多数存在するので、２９／＋２以上にする。
あると、鋼板を完全に被覆することができず、ピンホー
ルも多数存在するので、２９／＋２以上にする。
また全めっき付着量が９０ｇ／ｍ”を越えるようなめっ
きを施す場合には、全めっきをパルス電流により行うの
が好ましい。
きを施す場合には、全めっきをパルス電流により行うの
が好ましい。
以下実施例により本発明を説明する。
（実施例）
板厚０．５ｍｍの＾ｌキルド鋼板を常法により脱脂、
・酸洗した後、ｐｔＳ１表に示す条件で旧めっきを施
し、旧めっき鋼板とした。次にこの旧めっき鋼板より塩
水噴霧試験用試料と円筒深絞り加工用試料とを採取して
、前者はＪＩＳ Ｚ ２３７１による塩水噴霧試験を行
なって赤錆が５％発生するまでの時間を調査した。また
後者には第２表に示す条件で円筒深絞り加工を施した後
、側壁部のしごきを受けた部分を２００倍顕微鏡で観察
し、めっき層のクラック発生状況を調査した。第３表に
これらの結果を示す。
・酸洗した後、ｐｔＳ１表に示す条件で旧めっきを施
し、旧めっき鋼板とした。次にこの旧めっき鋼板より塩
水噴霧試験用試料と円筒深絞り加工用試料とを採取して
、前者はＪＩＳ Ｚ ２３７１による塩水噴霧試験を行
なって赤錆が５％発生するまでの時間を調査した。また
後者には第２表に示す条件で円筒深絞り加工を施した後
、側壁部のしごきを受けた部分を２００倍顕微鏡で観察
し、めっき層のクラック発生状況を調査した。第３表に
これらの結果を示す。
第３表
ｆＩＳ３表より本発明によるＮｉめっきの耐食性、加工
性は全めっきをパルス電流でめっきしたものに匹敵して
おり、優れていることがわかる。
性は全めっきをパルス電流でめっきしたものに匹敵して
おり、優れていることがわかる。
（効果）
以上のごとく本発明は全めっきをめっき速度の遅いパル
ス電流でめっきするのでなく、一部をめっ終速度の速い
従来の直流電流でめっきするのであるので、全体のめっ
き速度はパルス電流でめっきする場合より速くなり、生
産性は向上する。従ってめっきコストは低下させること
ができる。また本発明によれば、ピンホールが少なく、
加工性に優れたＮｉめっきを施すことができるので、め
っき後加工を行なうＮｉめっき製品の品質を向上させる
ことができる。
ス電流でめっきするのでなく、一部をめっ終速度の速い
従来の直流電流でめっきするのであるので、全体のめっ
き速度はパルス電流でめっきする場合より速くなり、生
産性は向上する。従ってめっきコストは低下させること
ができる。また本発明によれば、ピンホールが少なく、
加工性に優れたＮｉめっきを施すことができるので、め
っき後加工を行なうＮｉめっき製品の品質を向上させる
ことができる。
Claims (3)
- （１）鋼板にＮｉめっきを施すに当り、まず第１層とし
て、デューティサイクルが０．０５〜０．２で、周期が
１０〜３０ｍｓであるパルス電流をパルス電流密度１５
〜１００Ａ／ｄｍ＾２の範囲で通電してＮｉめっきを施
し、しかる後に第２層として、直流電流でＮｉめっきを
施すことを特徴とするピンホールが少なく、加工性に優
れたＮｉめっきのめっき方法。 - （２）第１層と第２層の合計めっき付着量を片面当り２
〜３５ｇ／ｍ＾２にする場合、その合計めっき付着量の
最大１／２を直流電流でめっきすることを特徴とする特
許請求の範囲第１項に記載のピンホールが少なく、加工
性に優れたＮｉめっきのめっき方法。 - （３）第１層と第２層の合計めっき付着量を片面当り３
５ｇ／ｍ＾２を越え、９０ｇ／ｍ＾２以下にする場合、
その合計めっき付着量の最大１／５を直流電流でめっき
することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載のピ
ンホールが少なく、加工性に優れたＮｉめっきのめっき
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21076285A JPS6270595A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたＮｉめつきのめつき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21076285A JPS6270595A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたＮｉめつきのめつき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6270595A true JPS6270595A (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=16594707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21076285A Pending JPS6270595A (ja) | 1985-09-24 | 1985-09-24 | ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたＮｉめつきのめつき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6270595A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108998817A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-12-14 | 鹤山市精工制版有限公司 | 一种打底镀镍液用添加剂及其应用 |
| WO2020137874A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 日本製鉄株式会社 | 加工後耐食性に優れたＮｉめっき鋼板、及びＮｉめっき鋼板の製造方法 |
-
1985
- 1985-09-24 JP JP21076285A patent/JPS6270595A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108998817A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-12-14 | 鹤山市精工制版有限公司 | 一种打底镀镍液用添加剂及其应用 |
| WO2020137874A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 日本製鉄株式会社 | 加工後耐食性に優れたＮｉめっき鋼板、及びＮｉめっき鋼板の製造方法 |
| JPWO2020137874A1 (ja) * | 2018-12-27 | 2021-02-18 | 日本製鉄株式会社 | 加工後耐食性に優れたＮｉめっき鋼板、及びＮｉめっき鋼板の製造方法 |
| KR20210087073A (ko) * | 2018-12-27 | 2021-07-09 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 가공 후 내식성이 우수한 Ni 도금 강판, 및 Ni 도금 강판의 제조 방법 |
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