JPS63282293A - ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法 - Google Patents

ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法

Info

Publication number
JPS63282293A
JPS63282293A JP11449987A JP11449987A JPS63282293A JP S63282293 A JPS63282293 A JP S63282293A JP 11449987 A JP11449987 A JP 11449987A JP 11449987 A JP11449987 A JP 11449987A JP S63282293 A JPS63282293 A JP S63282293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
plating
steel sheet
strike
electroplating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11449987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasusuke Irie
入江 泰佑
Masayoshi Tadano
政義 多々納
Eiji Watanabe
栄次 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP11449987A priority Critical patent/JPS63282293A/ja
Publication of JPS63282293A publication Critical patent/JPS63282293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は冷延のままの冷延ステンレス鋼板に極薄のNi
ストライクめっきを施し、その後に目的金を 属を電気めっきし、板表面の改質したステンレス鋼板を
得る方法に関する。
(従来技術とその問題点) ステンレス鋼板の用途拡大に伴ない、最近ステンレス鋼
板に電気めっきすることが増えてきた。
しかし、ステンレス鋼板表面は不動態化しているために
、直接に目的金属を電気めっきすることは難しく、一般
にNiストライクめっきを予め行う。
このNiストライクめっきの厚みは0.2〜1.0μm
の範囲で行われている。これは、Niストライクめっき
工程がNiめっきと同時に水素ガスによるステンレス表
面の不動態化皮膜の還元を併せて行っており、この還元
に十分な時間を要するため結果的にNiストライクめっ
き厚みが0.2〜1.0μmとなっている。
云いかえれば、まず、ステンレス表面が還元され、この
還元された部位にNiめっきが行われ、次第に還元され
た面積が広がって同時にNiめっきも進行していくので
ある。このために、Niストライクめっきの密着性は良
好で、この上に目的金属を電気めっきすると優れためっ
き密着性を有するのである。
しかしながら、Niストライクめっき時間が長く、これ
が律速しで、全体の電気めっき速度を低下させるため、
コスト上昇の要因となっている。
(問題解決の手段) 本発明者らは冷延のままの焼鈍しないステンレス鋼板に
ついてNiストライクめっき条件を検討したところ、従
来よりも短時間でNiストライクめっきができることを
見出した。
(発明の構成) 本発明によれば、冷延のままのステンレス鋼板に電流密
度を1〜40A/d耐で0.01〜0.1μlのNiス
トライクめっきを施し、その後に目的金属を電気めっき
することを特徴とするステンレス鋼板にZn系。
Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法が提供
される。
冷延後軟化焼鈍したものと比べ不動態化皮膜が薄いせい
か比較的短時間のNiストライクめっき処理で十分であ
る。また、その処理時間はNxストライクめっき厚みで
管理できることも見出された。
このことから、不動態化皮膜がほぼ完全に還元された面
に初めてNiめっきが行われていることを裏付けている
ものと思われる。
本発明によるNiストライクめっき厚みは0.01〜0
.1μmで十分であるが、従来の方法では0.2〜1μ
mを必要としている。これは本発明の場合、不動態化皮
膜が薄く全体的に還元され易いために、全面均一にNi
ストライクめっきされるのに対し、従来のものは不動態
化皮膜が厚く、かつ還元され易い部位とされ難い部位が
存在し、このために還元された部位に集中してNiスト
ライクめっきが行われることが考えられ、長時間のスト
ライクめっきを行うことでどうにか全面にNiめっきさ
れる結果として、Niストライクめっき厚みに変化がみ
られるのではないかと推定される。
このように、本発明に必要なNiストライクめっき厚み
は0.01〜0.1μmである。 0.01μm未満で
は還元が不十分なためと思われるが、その後に電気めっ
きしたものの密着性は不十分である。また、0.1μm
をこえるとめっき密着性は良好ではあるが、0.01〜
0.1μmの場合と同等であり、これ以上のNiストラ
イクめっきは不要である。
また、l該ストライクめっきの電流密度は40A/d♂
以下であることが必要でこれをこえるとめっき密着性が
劣る。一般に、電流密度が高くなると不動態化皮膜の還
元速度は速くなるが、おそらく電流密度に対し直線的に
還元時間が短くなるのではなく、電流密度が高くなるほ
ど還元速度は速くなるものの、その還元効率は低下する
ためと思われる。また、LA/dm未満になると、Ni
ストライクめっき時間が長くなりすぎ効率的でない。
目的とする電気めっきであるが、Zn、 Nl) Cu
のいずれかおよびこれらにFe、 Co、 Sn、 M
o、 Cr、 W。
Ni (Zn、 Cuめっきに対して)、Zn(Niめ
っきに対して)等の1種または2種以上を微量含む複合
めっき、さらにはZn合金めっき、Ni合金めっき、C
u合金めっきに対し有効である。
以下、実施例により説明する。
実施例 第1表に示す板厚0.251の冷延のままのステンレス
鋼板に通常の脱脂、酸洗を行い、次いで第2表に示す条
件でNiストライクめっきを施し、しかるのちに第3表
に示す条件で目的金属の電気めっきを行った。
これらの試料を密着折曲げ試験し、曲げ部におけるめっ
き層の剥離状況を20倍の顕微鏡でwi察した。結果を
第4表に示す。
第4表から、本発明によるめっきはいずれも優れためっ
き密着性を示した。
第1表 第2表 但し、めっき厚みは化学分析値から換算した。
第3表 但し、めっき厚みは片面当り2μm一定とした。
第4表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、冷延のままのステンレス鋼板に電流密度を1〜40
    A/dm^2で0.01〜0.1μmのNiストライク
    めっきを施し、その後に目的金属を電気めっきすること
    を特徴とするステンレス鋼板にZn系、Ni系、または
    Cu系の電気めっきを行なう方法。
JP11449987A 1987-05-13 1987-05-13 ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法 Pending JPS63282293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11449987A JPS63282293A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11449987A JPS63282293A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63282293A true JPS63282293A (ja) 1988-11-18

Family

ID=14639284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11449987A Pending JPS63282293A (ja) 1987-05-13 1987-05-13 ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63282293A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7514153B1 (en) * 2005-03-03 2009-04-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method for deposition of steel protective coating
JP2010225360A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータの製造方法
JP2013084332A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Dainippon Printing Co Ltd サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、ハードディスクドライブ、およびサスペンション用基板の製造方法
CN109112582A (zh) * 2017-06-26 2019-01-01 宝山钢铁股份有限公司 一种超级马氏体不锈钢油套管螺纹接头防粘扣镀层及其制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7514153B1 (en) * 2005-03-03 2009-04-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method for deposition of steel protective coating
JP2010225360A (ja) * 2009-03-23 2010-10-07 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用セパレータの製造方法
JP2013084332A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Dainippon Printing Co Ltd サスペンション用基板、サスペンション、素子付サスペンション、ハードディスクドライブ、およびサスペンション用基板の製造方法
CN109112582A (zh) * 2017-06-26 2019-01-01 宝山钢铁股份有限公司 一种超级马氏体不锈钢油套管螺纹接头防粘扣镀层及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2517169B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH0127147B2 (ja)
JPS63282293A (ja) ステンレス鋼板にZn系、Ni系、またはCu系の電気めっきを行なう方法
JPS58130299A (ja) 加工部の耐食性にすぐれたZn−Ni合金電気めつき鋼板の製造法
JPH0328359A (ja) 溶融アルミニウムめっきクロム含有鋼板の製造方法
JPS61235594A (ja) 優れた加工性、耐食性を有するNiめつき鋼板およびその製造法
JP2769350B2 (ja) 溶融めっき鋼板の製造方法
JP3057372B2 (ja) 耐蝕性と耐疲労性に優れたZn―Al合金めっき鋼線の製造方法
JPS58204196A (ja) 加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法
JPS63192892A (ja) ステンレス鋼板にZn系金属およびZn合金を直接めつきする方法
JPS6123789A (ja) ステンレス鋼の貴金属メツキ方法
JPH07303977A (ja) 耐高温剥離性に優れたステンレス鋼・アルミニウムクラッド材料の製造法
JP3309234B2 (ja) 耐食性と加工性に優れたCu基合金めっきステンレス鋼板およびその製造方法
JP3092930B2 (ja) Ni,Cu被覆冷延鋼板およびその製造方法
JP2713091B2 (ja) 電気メッキ鋼板の製造方法
JPH05230609A (ja) 溶融アルミニウム系めっきクロム含有鋼板の製造方法
JPH0971851A (ja) 亜鉛−錫合金めっき鋼板の製造法
JPS63282292A (ja) ステンレス鋼板に直接めっきする方法
JP2541380B2 (ja) 電着塗装性に優れた、複数の鉄−亜鉛合金めっき層を有する鉄−亜鉛合金めっき鋼板の製造方法
JPH04221098A (ja) 亜鉛めっきステンレス鋼材の製造方法
JP2946154B2 (ja) メッキ密着性に優れたZn系合金メッキ鋼板
JP2021116469A (ja) 溶融Zn系めっき鋼板および電気機器
KR870001106B1 (ko) 가공성 및 내식성이 우수한 알루미늄 도금강판 및 그 제조방법
JPH01165791A (ja) 耐錆性,耐食性に優れた表面処理鋼板とその製造方法
JPS6270595A (ja) ピンホ−ルが少なく、加工性に優れたNiめつきのめつき方法