JPS58204196A - 加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法 - Google Patents
加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法Info
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- JPS58204196A JPS58204196A JP8844682A JP8844682A JPS58204196A JP S58204196 A JPS58204196 A JP S58204196A JP 8844682 A JP8844682 A JP 8844682A JP 8844682 A JP8844682 A JP 8844682A JP S58204196 A JPS58204196 A JP S58204196A
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- corrosion resistance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板
の製造法に関する。
の製造法に関する。
近年電気亜鉛めっき鋼板は自動車用鋼板を中心に高耐食
性が求められるようになり、その−環とＬ テＺｎ −
Ｎｉ合金めつぎやＺｎ −Ｎｉ −Ｃｏ合金など種々の
Ｚｎ −Ｎｉ系合金をめっきしたＺｎ −Ｎｉ系電気合
金めつぎ鋼板が開発されている。
性が求められるようになり、その−環とＬ テＺｎ −
Ｎｉ合金めつぎやＺｎ −Ｎｉ −Ｃｏ合金など種々の
Ｚｎ −Ｎｉ系合金をめっきしたＺｎ −Ｎｉ系電気合
金めつぎ鋼板が開発されている。
しかしＺｎ −Ｎｉ系合金は硬（て脆（・ため、耐食上
必要とする厚さ〔通常付着量で２０ ｆ／／ｒ？ （片
面）以上〕までめつぎすると、軽度の加工で微細なりラ
ックが無数発生するという欠点を有している。
必要とする厚さ〔通常付着量で２０ ｆ／／ｒ？ （片
面）以上〕までめつぎすると、軽度の加工で微細なりラ
ックが無数発生するという欠点を有している。
しかもＺｎ −Ｎｉ系合金はＺｎより犠牲防食作用が小
さいので、そのクランク部分より鋼素地からの赤錆が短
時間に発生してしまう。このためＺｎ −Ｎｉ系電気合
金めつぎ鋼板は未加工の場合高耐食性ン発揮するが、加
工を施した場合、加工部の耐食性は著しく低下し、加工
前の１／４にもなってしまうことから従来加工部の耐食
性が問題となっていた。
さいので、そのクランク部分より鋼素地からの赤錆が短
時間に発生してしまう。このためＺｎ −Ｎｉ系電気合
金めつぎ鋼板は未加工の場合高耐食性ン発揮するが、加
工を施した場合、加工部の耐食性は著しく低下し、加工
前の１／４にもなってしまうことから従来加工部の耐食
性が問題となっていた。
このような加工部の耐食性を向上させるのに表面めっき
層と鋼素地との間に耐食性に優れたＮｉン極薄めつざす
る方法も提案されているが、この方法の場合Ｎｉによる
短期間の防食効果はあるが、Ｎｉが鋼素地より電気化学
的に責になるため鋼素地に対する犠牲防食作用かな（、
鋼素地か露出すると急激に赤錆が発生してしまう。
層と鋼素地との間に耐食性に優れたＮｉン極薄めつざす
る方法も提案されているが、この方法の場合Ｎｉによる
短期間の防食効果はあるが、Ｎｉが鋼素地より電気化学
的に責になるため鋼素地に対する犠牲防食作用かな（、
鋼素地か露出すると急激に赤錆が発生してしまう。
本発明者らはこの加工部耐食性低下乞改善丁べ（種々検
討を行った結果、表面めっき層のムーＮｉ系合金よりＮ
ｉ含有量の高（・Ｚｎ −Ｎｉ系合金ＺＯ８０５〜０．
８μの厚みでめっき前に予め鋼板上にめっきしておくと
、加工部の耐食性が著しく改善されることＺ見出した。
討を行った結果、表面めっき層のムーＮｉ系合金よりＮ
ｉ含有量の高（・Ｚｎ −Ｎｉ系合金ＺＯ８０５〜０．
８μの厚みでめっき前に予め鋼板上にめっきしておくと
、加工部の耐食性が著しく改善されることＺ見出した。
丁なわち本発明の特徴はＺｎ−Ｎｉ系電気合金めつき鋼
板の製造においてＺｎ−Ｎｉ系合金浴を用いて鋼板に所
定Ｎｉ含有量のＺｎ −Ｎｉ系合金を電気めつさするに
あたり、予め鋼板上に前記所定Ｎｉ含有量のＺｎ −Ｎ
ｉ系合金よりＮｉ含有量の高いＺｎ −Ｎｉ系合金’Ｙ
０．０５〜０．８μ電気めっさすることＫより加工部
耐食性に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板を得ることにあ
る。
板の製造においてＺｎ−Ｎｉ系合金浴を用いて鋼板に所
定Ｎｉ含有量のＺｎ −Ｎｉ系合金を電気めつさするに
あたり、予め鋼板上に前記所定Ｎｉ含有量のＺｎ −Ｎ
ｉ系合金よりＮｉ含有量の高いＺｎ −Ｎｉ系合金’Ｙ
０．０５〜０．８μ電気めっさすることＫより加工部
耐食性に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板を得ることにあ
る。
以下本発明の詳細な説明する
前述の如＜、 Ｚｎ −Ｎｉ系合金は硬くて脆（・。し
かしその厚さが極めて薄い場合は加工性はよい。従って
製品の厚いＺｎ −Ｎｉ系合金表面めっき層と鋼素地と
の間に極薄Ｚｎ −Ｎｉ系合金めっぎ層乞形成しておけ
ば加工により表面めっき層の上層に微細なりランクが発
生しても、下層の極薄Ｚｎ −Ｎｉ系合金めっき層には
到達せずクラックの鋼素地への到達は防止される。
かしその厚さが極めて薄い場合は加工性はよい。従って
製品の厚いＺｎ −Ｎｉ系合金表面めっき層と鋼素地と
の間に極薄Ｚｎ −Ｎｉ系合金めっぎ層乞形成しておけ
ば加工により表面めっき層の上層に微細なりランクが発
生しても、下層の極薄Ｚｎ −Ｎｉ系合金めっき層には
到達せずクラックの鋼素地への到達は防止される。
しかし下層にこのような機能ビもたせるためには下層の
厚さの調整か必要である。丁なわち０．０５μ未満と落
丁ぎるとピンホールが多（鋼索地全体乞覆うことができ
ず、逆に０．８μを越える厚みでは加工によりクランク
か発生して、上層のクランクが鋼素地に達してしまう。
厚さの調整か必要である。丁なわち０．０５μ未満と落
丁ぎるとピンホールが多（鋼索地全体乞覆うことができ
ず、逆に０．８μを越える厚みでは加工によりクランク
か発生して、上層のクランクが鋼素地に達してしまう。
このように本発明者らはこの下層の適正厚さについて検
討を行った結果０．０５〜０，８μに丁ればよいことン
知見した。
討を行った結果０．０５〜０，８μに丁ればよいことン
知見した。
一方下層のＺｎ −Ｎｉ系合金めつぎ層を前記厚きに調
整しても薄（・ので上層のＺｎ −Ｎｉ系合金表面めっ
き層にクランクが発生した場合高耐食性を長期間維持で
きない。このため本発明においては下層のＮｉ含有量を
上層より高（して、上層に対して電気化学的に貴にする
とともに鋼素地に対して卑にする。これによりクランク
部分では、下層の腐食は抑制きれて上層が優先的に腐食
され、やがて耐食性を発揮する腐食生成物が蓄積される
ので、 □クラックは封孔され、めっき層は優れ
た加工部耐食性を示す。また、鋼素地は下層で保護され
ているため、腐食の進行により鋼素地が局部的に露出し
ても、下層の犠牲防食効果により鋼素地の赤錆は容易に
発生しない。このような下層薄めつキｔＮｉのみで行っ
た場合、下層めっきは鋼素地より責となるため、短時間
の防食効果はあるものの、鋼素地が局部的に露出すると
急激に赤錆が発生する。
整しても薄（・ので上層のＺｎ −Ｎｉ系合金表面めっ
き層にクランクが発生した場合高耐食性を長期間維持で
きない。このため本発明においては下層のＮｉ含有量を
上層より高（して、上層に対して電気化学的に貴にする
とともに鋼素地に対して卑にする。これによりクランク
部分では、下層の腐食は抑制きれて上層が優先的に腐食
され、やがて耐食性を発揮する腐食生成物が蓄積される
ので、 □クラックは封孔され、めっき層は優れ
た加工部耐食性を示す。また、鋼素地は下層で保護され
ているため、腐食の進行により鋼素地が局部的に露出し
ても、下層の犠牲防食効果により鋼素地の赤錆は容易に
発生しない。このような下層薄めつキｔＮｉのみで行っ
た場合、下層めっきは鋼素地より責となるため、短時間
の防食効果はあるものの、鋼素地が局部的に露出すると
急激に赤錆が発生する。
本発明の場合上層に対する下層のＮｉ含有量は１〜３０
重量％高（するのが好ましく、この程度の差を設けると
加工部の耐赤錆は従来のＺｎ −Ｎｉ系合金めっき鋼板
の２〜３倍向上する。
重量％高（するのが好ましく、この程度の差を設けると
加工部の耐赤錆は従来のＺｎ −Ｎｉ系合金めっき鋼板
の２〜３倍向上する。
上述のような下層の鋼板へのめつぎは上層と同じ組成の
Ｚｎ −Ｎｉ系合金浴で行うことができる。
Ｚｎ −Ｎｉ系合金浴で行うことができる。
しかしこの方法の場合浴温を６０〜７０Ｃにして電流密
度を２０ Ａ／ｄ−未満と低電流密度にしなければなら
ないので作業能率が劣る。このため作業能率ン向上させ
るのには上層の浴組成よりＮｉイオン濃度の高いＺｎ
−Ｎｉ系合金浴ン用いる。この場合上層の浴に対するＮ
ｉイオン濃度はＮｉ”／ （Ｚｎ”十Ｎｉ２＋）で０．
０５〜０．２高くすることが好ましく、このＮｉイオン
濃度下でめつさ丁れば電流密度を４０ Ａ／ｄｍ” ま
で増加させることができ、高速めつきが可能である。
度を２０ Ａ／ｄ−未満と低電流密度にしなければなら
ないので作業能率が劣る。このため作業能率ン向上させ
るのには上層の浴組成よりＮｉイオン濃度の高いＺｎ
−Ｎｉ系合金浴ン用いる。この場合上層の浴に対するＮ
ｉイオン濃度はＮｉ”／ （Ｚｎ”十Ｎｉ２＋）で０．
０５〜０．２高くすることが好ましく、このＮｉイオン
濃度下でめつさ丁れば電流密度を４０ Ａ／ｄｍ” ま
で増加させることができ、高速めつきが可能である。
以上のようにして下層の極薄Ｚｎ −Ｎｉ系合金めつき
をした後上層のＺｎ −Ｎｉ系合金めっきン行う。
をした後上層のＺｎ −Ｎｉ系合金めっきン行う。
本発明により得られる製品は以上のように加工部耐食性
が向上するが、２層めっきとなっているのでピンホール
の発生も少い。従ってピンホール１基点とする鋼素地と
めつぎ層の界面腐食は抑制され、界面腐食によるめっき
層の剥離も防止される。また２層めっきの結果、めっき
層の密着性も向上し、デュボ／衝撃テストの如き衝撃加
工テストにも耐えるようになる。
が向上するが、２層めっきとなっているのでピンホール
の発生も少い。従ってピンホール１基点とする鋼素地と
めつぎ層の界面腐食は抑制され、界面腐食によるめっき
層の剥離も防止される。また２層めっきの結果、めっき
層の密着性も向上し、デュボ／衝撃テストの如き衝撃加
工テストにも耐えるようになる。
次に笑施例により本発明馨説明する。
板厚０．６簡の冷延鋼板を常法により脱脂、酸洗した後
第１表に示す組成のめつぎ浴を用いて下層めっき、上層
めっきを行い、Ｚｎ−Ｎｉ系電気合金めつぎ鋼板を製造
した。第２表は得られた製品に２を折曲げ加エン施し、
それ−＠ＪＩＳＺ２３７１による塩水噴霧試験で耐食性
試験し、赤錆の発生するまでの時間を調べたものである
。
第１表に示す組成のめつぎ浴を用いて下層めっき、上層
めっきを行い、Ｚｎ−Ｎｉ系電気合金めつぎ鋼板を製造
した。第２表は得られた製品に２を折曲げ加エン施し、
それ−＠ＪＩＳＺ２３７１による塩水噴霧試験で耐食性
試験し、赤錆の発生するまでの時間を調べたものである
。
第２表より明らかな如く、本発明により得られた製品の
赤錆発生までの時間は従来品の２〜３倍長（なっている
。
赤錆発生までの時間は従来品の２〜３倍長（なっている
。
以上の如く本発明によれば加工部耐食性に優れたＺｎ−
Ｎｉ系電気合金めつぎ鋼板を得ることかでさ、従って従
来加工による耐食性低下のため使用できなかった用途に
使用でざるので、本発明は用途の拡大に著しく寄与する
ものである。
Ｎｉ系電気合金めつぎ鋼板を得ることかでさ、従って従
来加工による耐食性低下のため使用できなかった用途に
使用でざるので、本発明は用途の拡大に著しく寄与する
ものである。
特許出願人
日新製鋼株式会社
代理人
進藤 満
Claims (1)
- Ｚｎ −Ｎｉ系電気合金めつぎ鋼板の製造においてＺｎ
−Ｎｉ系系合金浴用用て鋼板に所定Ｎｉ含有量のＺｎ
−Ｎｉ系合金を電気めつきするにあたり、予め鋼板上
に前記所定Ｎｉ含有量のＺｎ −Ｎｉ系合金よりＮｉ含
有量か高イＺｎ −Ｎｉ系合金Ｙ ０．０５〜０．８ｔ
ｔ電気めつぎすること′（ｌ−特徴とする加工部耐食性
に優れた電気亜鉛合金めっき鋼板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8844682A JPS58204196A (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | 加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8844682A JPS58204196A (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | 加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204196A true JPS58204196A (ja) | 1983-11-28 |
| JPS61439B2 JPS61439B2 (ja) | 1986-01-08 |
Family
ID=13943024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8844682A Granted JPS58204196A (ja) | 1982-05-25 | 1982-05-25 | 加工部耐食性に優れた電気亜鉛合金めつき鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204196A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616290A (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-11 | Kawasaki Steel Corp | 高耐食性表面処理鋼板の製造方法 |
| JPS62290895A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 電気亜鉛合金めつき鋼板 |
| JPS6335793A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 衝撃密着性に優れた亜鉛―ニッケル合金電気めっき鋼板の製造方法 |
| JPS6345393A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-26 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 衝撃密着性に優れた亜鉛−ニツケル合金電気めつき鋼板 |
| JPS6376892A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-07 | Kawasaki Steel Corp | 自動車車体外面用Ｚｎ−Ｎｉめつき鋼板の製造方法 |
| JPH01176091A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | Kawasaki Steel Corp | 耐チッピング性に優れたＺｎ−Ｎｉ合金電気めっき鋼板の製造方法 |
| US4940639A (en) * | 1988-07-07 | 1990-07-10 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Zn-Ni alloy-plated steel sheet with improved impact adhesion |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5389835A (en) * | 1977-01-13 | 1978-08-08 | Oxy Metal Industries Corp | Multilayer coating containing zinc and its preparation |
| JPS5635790A (en) * | 1979-08-29 | 1981-04-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Surface treated steel sheet |
| JPS5638494A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-13 | Kobe Steel Ltd | Surface-treated steel material with high corrosion resistance |
-
1982
- 1982-05-25 JP JP8844682A patent/JPS58204196A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5389835A (en) * | 1977-01-13 | 1978-08-08 | Oxy Metal Industries Corp | Multilayer coating containing zinc and its preparation |
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| JPH0532478B2 (ja) * | 1984-06-21 | 1993-05-17 | Kawasaki Steel Co | |
| JPS62290895A (ja) * | 1986-06-11 | 1987-12-17 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 電気亜鉛合金めつき鋼板 |
| JPH0256438B2 (ja) * | 1986-06-11 | 1990-11-30 | Sumitomo Metal Ind | |
| JPS6335793A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 衝撃密着性に優れた亜鉛―ニッケル合金電気めっき鋼板の製造方法 |
| JPH0411637B2 (ja) * | 1986-07-31 | 1992-03-02 | Nippon Kokan Kk | |
| JPS6345393A (ja) * | 1986-08-11 | 1988-02-26 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 衝撃密着性に優れた亜鉛−ニツケル合金電気めつき鋼板 |
| JPS6376892A (ja) * | 1986-09-18 | 1988-04-07 | Kawasaki Steel Corp | 自動車車体外面用Ｚｎ−Ｎｉめつき鋼板の製造方法 |
| JPH01176091A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-12 | Kawasaki Steel Corp | 耐チッピング性に優れたＺｎ−Ｎｉ合金電気めっき鋼板の製造方法 |
| US4940639A (en) * | 1988-07-07 | 1990-07-10 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Zn-Ni alloy-plated steel sheet with improved impact adhesion |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61439B2 (ja) | 1986-01-08 |
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