JPS6268435A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気掃除機、さらに詳細には、集塵フィルター
をフィルター装着部に対して着脱自在に取り付ける場合
に、上記集塵フィルターの口部周縁を気密的に保持する
気密パツキンの改良に関するものである。

〔発明の背景〕

電気掃除機の集塵方式は、現在１手を汚さないなど取扱
性にすぐれた集塵フィルタ一方式が主流を占めており、
集塵フィルターには１紙、布、プ掃除機の場合、定期的
に集塵フィルターを交換する必要があるが、従来提案さ
れているこの種掃除機にあっては、成る型式の掃除機に
対して口径が特定（専用サイズ）の集塵フィルターしか
使用できないものがその殆どである。

なお、口径が異なる２種類の集塵フィルターを互換性を
もって使用できる構造を備えた電気掃除機としては、本
出願人が先に提案した実開昭５９−１１７４６６号公報
に記載の掃除機を挙げることができるが、実開昭５９−
１１７４６６号公報に記載されている考案の要旨とする
ところは、「集塵フィルターの取付に専用の係止具を必
要とすることなく、少ない構成部品で上記フィルターを
集塵ケースに取り付けるようにした」点にあり、同号公
報に記載の電気掃除機において１口径の異なる集塵フィ
ルターを取り付ける場合は、掃除機本体内のフィルタ−
取付位置が異なるため、作業者は、口径の異なる幾集塵
フィルターを取り付ける都度、それぞれのフィルター口
径に合ったフィルター装着部を選択して集塵フィルター
を取り付ける必要があり。

フィルターの装着動作を簡便におこなわしめるという点
で改良の余地が残されている。

〔発明の目的〕

本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、
その目的とするところは、口径の異なる複数種類の集塵
フィルターを互換性をもって使用する場合に、全てのフ
ィルターの装着動作を簡便におこなわしめ、しかも小口
径の集塵フィルター当 を装着する場合は、鴇該フィルターの口部周縁を２重に
シールしてゴミ漏れを確実に防止することの 婆できる、改良された電気掃除機を提供しようとするも
のである。

〔発明の概要〕

上記目的を達成するため、本発明は、塵埃を吸引する電
動送風機と、上記電動送風機により吸引された塵埃を集
塵する集塵フィルターとを備え、集塵フィルターの口部
周縁を気密パツキンを介してフィルター装着部に着脱自
在に取り付ける構造の電気掃除機において、上記気密パ
ツキンの集塵フィルター当接面を、環状平面部とその外
周に連設する環状リップ部とにより構成してなることを
特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を、図面の一実施例にもとづいて説明する
。

第１図は本発明の要部である改良形気密パツキン２７を
備えた掃除機の内部構造を示す縦断面図、第２図は第１
図に示す掃除機の外観斜視図、第３図は第１図に示す掃
除機から気密パツキン２７のみを取り出して示す正面図
、第４図は第３図の縦断側面図、第５図は第１図に符号
２９で示す小口径の集塵フィルターに代って大口径の集
塵フィルター２９′を取り付けた掃除機の一部縦断側面
図である。

第１図および第２図において、１は吸口ケースを示し、
吸口ケース１は、じゅうたん上の塵埃をかき上げるため
のロータリーブラシ２を内蔵している。また、吸口ケー
ス１は、掃除機の吸込口高さをじゅうたんの毛足の高さ
に応じて調節するツマミ３を有するとともに、耐衝撃性
のバンパー４を備えている。吸口ケース１の上方には、
操作ハンドル５を備えた掃除機本体６が取り付けられて
おり、掃除機本体６の下方には、電動送風機７を内蔵し
た電動送風機部８が位置している。９は掃除機本体６の
中央に位置する集塵部、１０は掃除機本体６の上方に位
置するコードリール部で、コードリール部１０には、電
源コード１１を巻き取るためのコードリール１２が内蔵
されている。

１３は掃除機の前面を覆う前蓋、１４は同じく掃除機の
前面を覆う電動送風１機蓋であり、掃除機の後面は、本
体ケース１５で覆われている。本体ケース１５の上面に
は、コードリール１２を操作するリールボタン１６、さ
らには電源スィッチ１７が設けられている。コードリー
ル部１０を保護するため、前蓋１３の内側に位置して、
リール蓋１８が設けられており、前蓋１３は、クランプ
１９によって本体ケース１５に開閉自在に係止されてい
る。２０は電動送風機７の回転シャフトを示し、この回
転シャフト２０とロータリーブラシ２との間に伝動ベル
ト２１が掛けられており、電動送風機７の運転により、
ロータリーブラシ２が回転駆動する。２２は掃除機本体
６を傾動自在に回転・停止させるペダル、２３は吸口ダ
クトであって、吸口ダクト２３は、ロータリーブラシ２
ががき上げた塵埃を集塵部９側へ送り込む。２４．２５
は掃除機走行用の車輪を示している。２６は掃除機本体
６内に位置する本体ダクトで、本体ダクト２に位置して
、気密パツキン２７を装着したフィルター装着部材２８
が本体ケース１５にネジ止めされている。２９は集塵フ
ィルター、３０は集塵フィルター２９の開口部２９ａに
取り付けた当て板で、この当て板３０は、気密パツキン
２７に当接している。すなわち、集塵フィルター２９は
、その開口部当て板３０の上端３０ａと下端３０ｂとを
フィルターホルダー３１に係止させて取り付け、さらに
フィルターホルダー３１は、掃除機本体６のリール蓋１
８に設けた突起１８ａとフィルター装着部材２８に設け
た受部２８ａとによって係止されている。軟質材で形成
された気密パツキン２゜７は、第３図および第４図に示
すように、その円錐状部分２７ａに連続して、環状平面
部２７ｂが設けられており、この環状平面部２７ｂに連
続して、さらに環状リップ部２７ｃが設けられている。

なお、図示実施例において、気密パツキン２７には、環
状スリット３２が設けられており、気密パツキン２７に
環状スリット３２を設けることにより、当該パツキン２
７の弾性効果を高める工夫がネに なされている。図中、符号３３は電動漁送鳥芦１−４に
設けた排気口を示している。

以上の構成において、電動送風機７の運転開始にともな
い、ロータリーブラシ２によってかき上げられた塵埃と
吸込気流とは、吸口ダクト２３内を通って本体ダクト２
６に至り、その後、集塵フィルター２９内に入るもので
あって、塵埃のみが集塵フィルター２９内に止どまり、
集塵フィルター２９を出た気流は、電動送風機蓋１４に
設けた排気口３３から機外に排出される。

しかして、本発明においては、図示実施例に示すごとく
、気密パツキン２７の集塵フィルター当接面を、環状平
面部２７ｂとその外周に連設する環状リップ部２７ｃと
によって構成したから、第１図に示すように、気密パツ
キン２７に取り付けようとする集塵フィルター２９の開
口部２９ａの口径が気密パツキン２７の円錐状部分２７
ａ（さらに正確には、円錐状部分２７ａの根元部分）と
同一径かそれ以上で、しかも環状平面部２７ｂの外径よ
りも小さい場合は、当該フィルター２９の当て板３０と
気密パツキン２７の環状平面部２７ｂ、さらには集塵フ
ィルター２９の当て板３０と気密パツキン２７の環状リ
ップ部２７ｃとで集塵フィルター２９のシール取りを２
重におこなうことができ、小口径の集塵フィルター２９
を装着する場合のゴミ漏れを確実に防止することができ
る。

また、本発明においては、第５図に示すように、気密パ
ツキン２７に取り付けようとする集塵フィルター２９′
の開口部２９′ａの口径が気密パツキン２７の環状平面
部２７ｂより大きい場合であッテモ、その集塵フィルタ
ー２９′の開口部２９′　ａが環状リップ部２７ｃより
も小さければ。

当該フィルター２９′の当て板３０’　と気密パツキン
２７の環状リップ部２７ｃとでこれまた集塵フィルター
２９′のシール取りをおこなうことができるものであり
、上記記載からも明らかなように、本発明によれば、大
口径・小口径からなる複数種類の集塵フィルターのいず
れかを互換性をもって使用する場合であっても、作業者
は、口径の異なる集塵フィルターを取り付ける都度、そ
れぞれのフィルター口径に合ったフィルター装着部を選
択して集塵フィルターを取り付けなければならないとい
った煩わしさから解放され、全ての集塵フィルターの装
着動作を簡便におこなわしめることができるものであっ
て、しかも小口径の集塵フィルターを装着する場合は、
先に述べたように、当該フィルターの口部周縁を２重に
シールしたゴミ漏れを確実に防止することができる。

〔発明の効果〕

本発明は以上のごときであり、図示実施例の説明からも
明らかなように１本発明は、集塵フィルターと当接する
気密パツキンのフィルター当接面を、環状平面部とその
外周に連設する環状リップ部とにより構成したことを要
旨とするものであって１本発明によれば１口径の異なる
複数種類の集塵フィルターを互換性をもって使用する場
合に、全てのフィルターの装着動作を簡便におこなわし
め、しかも小口径の集塵フィルターを装着する場合は、
当該フィルターの口部周縁を２重にシールしてゴミ漏れ
を確実に防止することのできる、改良された電気掃除機
を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る電気掃除機の一実施例を示し、第１
図は本発明の要部である改良形気密パツキン２７を備え
た掃除機の内部構造を示す縦断面図、第２図は第１図に
示す掃除機の外観斜視図、第３図は第１図に示す掃除機
から気密パッキン２７のみを取り出して示す正面図、第
４図は第３図の縦断側面図、第５図は第１図に符号２９
で示す小口径の集塵フィルターに代って大口径の集塵フ
ィルター２９′を取り付けた掃除機の一部縦断側面図で
ある。 １・・・吸口ケース、２・・・ロータリーブラシ、６・
・・掃除機本体、７・・・電動送風機、８・・・電動送
風機部、９・・・集塵部、１０・・・コードリール部、
１８・・・リール蓋、１８ａ・・・突起、２３・・・吸
口ダクト、２６・・・本体ダクト、２７・・・気密パツ
キン、２７ａ・・・円錐状部分、２７ｂ・・・環状平面
部、２ｃ・・・環状リップ部、２８・・・フィルター装
着部材、２８ａ・・・受部、２９および２９′・・・集
塵フィルター、２９ａおよび２９′ａ・・・開口部、３
０および３０’・・・当て板、（ほか１名） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、塵埃を吸引する電動送風機と、上記電動送風機によ
   り吸引された塵埃を集塵する集塵フィルターとを備え、
   集塵フィルターの口部周縁を気密パッキンを介してフィ
   ルター装着部に着脱自在に取り付ける構造の電気掃除機
   において、上記気密パッキンの集塵フィルター当接面を
   、環状平面部とその外周に連設する環状リップ部とによ
   り構成してなることを特徴とする電気掃除機。