JPS6265370A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

Info

Publication number
JPS6265370A
JPS6265370A JP60204217A JP20421785A JPS6265370A JP S6265370 A JPS6265370 A JP S6265370A JP 60204217 A JP60204217 A JP 60204217A JP 20421785 A JP20421785 A JP 20421785A JP S6265370 A JPS6265370 A JP S6265370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
emitter
film
collector
emitter region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60204217A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0652736B2 (ja
Inventor
Yasushi Sekine
康 関根
Hirotaka Nishizawa
裕孝 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60204217A priority Critical patent/JPH0652736B2/ja
Publication of JPS6265370A publication Critical patent/JPS6265370A/ja
Publication of JPH0652736B2 publication Critical patent/JPH0652736B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、半導体集積回路装置に関するものであり、特
に、バイポーラトランジスタに関するものである。
[背景技術] バイポーラ型半導体集積回路装置では1通常縦型NPN
トランジスタが用いられ、縦型PNPトランジスタはあ
まり用いられない、PNP)−ランマスクの性能はNP
Nトランジスタに劣り、特に高速にしたい部分には使用
できない。しかし、縦型NPNトランジスタの製造プロ
セスを用いて形成できる横型(ラテラル)PNPトラン
ジスタは、NPNトランジスタの負荷として用いられる
ことがある。また、PNPトランジスタを高速回路に用
いることができれば1回路を単純化、低消費電力化する
ことができる。
しかしながら、ラテラルバイポーラトランジスタの電流
増幅率及びしゃ新局波数を向上することは極めて難かし
い。
なお、ラテラルPNP)−ランマスクについては、例え
ば、日経マグロウヒル社発行、日経エレクトロニクス、
1981年9月28日号、p127〜128に記載され
ている。
[発明の目的] 本発明の目的は、トランジスタの電流増幅率の向上を図
る技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、PNP)−ランマスクとNPNト
ランジスタを同一工程で形成する技術を提供することに
ある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
[発明の概要] 本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、半導体基板上のマスクのエツチングしやすい
第1の部分と、この第1の部分の両側部のエツチングさ
れにくい第2の部分とのそれぞれの境界部をエツチング
して2つの開口を形成する。
この2つの開口を通して半導体基板内に不純物を導入し
てエミッタ領域及びコレクタ領域を形成する。
以下1本発明の構成について、実施例とともに説明する
[実施例I] 第1図乃至第19図は1本実施例のバイポーラトランジ
スタの製造方法を説明するための図であり、第1図乃至
第17図及び第19図は製造工程におけるバイポーラト
ランジスタの断面図、第18図は製造工程におけるバイ
ポーラトランジスタの平面図である。なお、第1図乃至
第19図における領域Aは、PNP型バイポーラトラン
ジスタを示し、領域BはNPN型バイポーラトランジス
タを示している。
まず、第1図に示すように、p型車結晶シリコンからな
る半導体基板1にn+型埋込み層2を形成した後、半導
体基板1上の全面にn型エピタキシャル層3を形成する
。さらに、酸化シリコン膜からなるフィールド絶縁膜4
とP型チャネルストッパ領域5を形成する。なお、符号
Iで示した部分は、エピタキシャル層3の一部にリン(
P)。
ヒ素(A s )等のn型不純物をイオン打込み等によ
って導入し、さらにアニールを施してn+とじたもので
ある。このため、図面では前記符号■を付した部分と埋
込み層2との境界を示していない。
前記符号Iを付した部分は、領域Aにおいてはベース領
域の一部となり、領域Bにおいてはコレクタ領域の一部
となる。なお、以後の工程の説明では、必要のない限り
アニール工程の説明を省略する。次に、フィールド絶縁
膜4から露出しているエピタキシャル層3の表面を酸化
して薄い酸化シリコン膜6を形成する。この酸化シリコ
ン膜6は、イオン打込みの際の緩衝膜となる。また、半
導体基板1上に窒化シリコン膜等を形成した際に、その
窒化シリコン膜と半導体基板1との間の熱膨張差を緩和
するための緩衝膜となる。
次に、第2図に示すように、半導体基板1上にレジスト
マスク8を形成し、このレジストマスク8の領域Aにお
けるエピタキシャル層3の上の部分を除去して開ロアを
形成する。次に、イオン打込みによって開ロアを通して
、リン又はヒ素等のn型不純物を領域Aのエピタキシャ
ル層3内に導入してn+型半導体領域9を形成する。こ
のn+型半導体領域9は、後に形成するエミッタ領域1
4とコレクタ領域15の間のパンチスルー耐圧を調整し
、またPNP型バイポーラトランジスタの電流増幅率を
調整する。なお、エミッタ領域14とコレクタ領域15
の平面パターンは、第18図を参照すると理解できる。
エミッタ領域14とコレクタ領域15の間のパンチスル
ー及び電流増幅率は、エピタキシャル層3の不純物濃度
によって異る。ところが、エピタキシャル層3の不純物
濃度を均一にすることは極めて廻しい。そこで、本実施
例では、前記のように、エピタキシャル層3のエミッタ
領域14とコレクタ領域15との間となる部分にn+型
半導体領域9を形成している。しかし、必ずしも前記n
+型半導体領域9を形成する必要はない。
次に、第3図に示すように、第1図の工程で形成した酸
化シリコン膜6を除去し、この後、半導体基板l上の全
面にマスクlOを形成する。このマスク10は複数層の
積層膜からなるが、その構成は後述する。またマスク1
0は、後の工程で、領域Aにおいてはエミッタ領域14
及びコレクタ領域15を規定するパターンに、領域Bに
おいてはグラフトベース領域16G、エミッタ領域25
を規定するパターンにパターニングされる。なお、領域
Bに形成されるグラフトベース領域16G及びエミッタ
領域25の平面パターンは、第18図を参照すると理解
できる0次に、領域Aにおいては、n“型半導体領域9
の上に、領域Bにおいては真性ベース領域16Iとなる
エピタキシャル層3の上にレジストマスク11を形成す
る。なお、レジストマスク11は、その平面パターンが
リング状をしている。領域A及び領域Bの点線で囲んだ
部分を第4図に示す。すなわち、第4図は第3図の前記
点線で囲んだ領域の拡大図である。
第3図に示したマスク10は、下から酸化シリコン膜1
0A、窒化シリコン膜10B、多結晶シリコン膜10C
1酸化シリコン膜lOD、窒化シリコン膜10Eとの積
層膜からなる。最下層の酸化シリコン膜10Aは、エピ
タキシャル層3の表面の酸化からなる。その他の窒化シ
リコン膜10B、10E、多結晶シリコン膜10Cは、
例えばCVDによって形成している。また、多結晶シリ
コン膜10Cは、この時点では不純物が導入されていな
い。なお、最下層の酸化シリコン膜10Aには、第1図
の工程で形成した酸化シリコン膜6をそのまま用いても
よい。
以下の製造工程を説明するための第5図乃至第10図は
、第4図と同一部分を示している。
前記レジストマスク11を形成した後に、第5図に示す
ように、最上層の窒化シリコン膜10Eのレジストマス
ク11から露出している部分をエツチングによって除去
する。エツチングには熱リン酸を用いる。さらに、多結
晶シリコンsi oc中にボロン等のP型不純物をイオ
ン打込みによって導入する。レジストマスク11がイオ
ン打込みのマスクとなる。なお、以下の説明では、多結
晶シリコン膜10CのP型不純物が導入された部分を多
結晶シリコン膜10CPと云う。前記イオン打込みの後
、レジストマスク11を除去する。
次に、第6図に示すように、残存する窒化シリコン膜1
0Eから露出している酸化シリコン膜10Dを等方性ド
ライエツチング又は等方性ウェットエツチングによって
除去する。窒化シリコン膜10Eがエツチングのマスク
となる。前記エツチングが等方性のため、窒化シリコン
膜10Eの下の酸化シリコン膜10Dが食込まれる。こ
のため、不純物が導入されていない多結晶シリコン膜1
0Cの一部が露出する。このエツチングの後、窒化シリ
コン膜10Eを除去する5熱リン酸を用いて行えばよい
次に、第7図に示したように、等方性のドライエツチン
グによってp型不純物を含有している多結晶シリコン膜
10Cpと、P型不純物を含有しτいかい名#JLシ+
+−トノ喧1nrシ小倖A如ん以主に、不純物を含有し
ていない多結晶シリコン膜10Cの方をエツチングして
開口12を形成する・エツチングのマスクは、残存して
いる酸化シリコン膜10Dである。なお、第7図では領
域Aに前記開口12が4つ現れている。これは、前記開
口12のうち、内側の2つがリング状のエミッタ領域1
4を形成するためのものであり、外側の2つがエミッタ
領域14を囲むコレクタ領域15を形成するためのもの
だからである。したがって、内側の2つの開口12は平
面的にはリング状をしており、同様に外側の2つの開口
12もリング状をしている。一方、領域Bにおいては、
開口12が2つしか現れていない。これは、開口12が
、第18図に示したグラフトベース領域16G、すなわ
ち、後に形成される多結晶シリコンからなる電極20が
接続される高濃度領域をリング状に形成するためのもの
だからである。
多結晶シリコン膜10Cは、それが含有するP型不純物
の濃度によってエツチング速度が異る。
すなわち、p型不純物が導入されていない多結晶シリコ
ン膜10Cよりp型不純物が導入されている多結晶シリ
コン膜10CPの方が、エツチングされにくい。このた
め、前記のように、p型不純物を含有していない多結晶
シリコン膜10Cが主にエツチングされるものである。
また、前記エツチングは、多結晶シリコン膜10Cの下
の窒化シリコン膜10Bが露出するまで行なう。窒化シ
リコン膜10Bを露出させる程度はその幅が0.5[μ
ml程度になるようにすればよい。次に、多結晶シリコ
ン膜10Cと10Cpの間から露出している窒化シリコ
ン膜10Bをエツチングして、開口13(第8図参照)
を形成する。この開口13の平面パターンは、第3図に
示したレジストマスク11の平面パターンがリング状で
あるため、リング状に形成される。開口13の幅は、前
記窒化シリコン膜ROBを、露出させたときの幅が、0
.5[μml程度であることから、これと同様に、0.
5[μml程度となる。このエツチングの後、残存して
いた酸化シリコン膜100を除去し、この後、不純物が
導入されていない多結晶シリコン膜10Cを除去する。
多結晶シリコン膜10Cを除去するエツチングは、不純
物が導入されている多結晶シリコン膜10Cpとのエツ
チングレートの差を利用して行うことができる。すなわ
ち、マスクが不要である。
次に、第8図に示すように、領域A及び領域Bのそれぞ
れの開口13を通してp型不純物、例えばボロン、2フ
ツ化ボロン(BF2)をイオン打込みによって導入し、
さらにアニールを施して領域Aにp゛型エミッタ領域1
4及びP+型コレクタ領域15を形成し、また、領域B
にグラフトベース領域16Gを形成する。酸化シリコン
膜10Aがイオン打込みの緩衝膜となる。酸化シリコン
膜10Aがイオン打込みの緩衝膜となる。PNPトラン
ジスタのベース領域は、半導体基板1の一部である埋込
み層2と、エピタキシャル層3のエミッタ領域14とコ
レクタ領域15とを除いた部分からなる。すなわち、エ
ミッタ領域14とコレクタ領域15の間のn“型半導体
領域9もベース領域の一部である。開口13の幅が0.
5[μml程度と極めて微細なため、リング状に形成さ
れたエミッタ領域14及びコレクタ領域15のそれぞれ
の幅、すなわちリングの太さも微細になる。したがって
、エミッタ領域14及びコレクタ領域ISの微細化が図
れる。
領域Aにおけるエミッタ領域14とコレクタ領域15と
の間隔は、第3図に示したレジストマスク11によって
規定している。したがって、レジストマスク11の幅を
最小加工寸法にすれば、エミッタ領域14とコレクタ領
域15との間隔は、最小加工寸法以下にできる。このこ
とは、PNPトランジスタの微細化を図る上で極めて有
効である。なお、PNPトランジスタは、ここまでの工
程で実質的に完成する。
次に、第9図に示すように、開口13から露出している
酸化シリコン膜10Aをエツチングして。
開口13をエピタキシャル層3の表面にまで至らせる。
エツチングにはフッ酸化係のエツチング液を用いればよ
い。露出している窒化シリコン膜10B及び多結晶シリ
コンm 10 Cpがエツチングのマスクとなる1次に
、開口13から露出している酸化シリコン膜10Aをエ
ツチングして開口13をエピタキシャル層3の表面にま
で至らせる。
エツチングにはフッ酸係のエツチング液を用いればよい
。露出している窒化シリコン膜10B及び多結晶シリコ
ン膜10Cpが、エツチングのマスクとなる。次に、半
導体基板1上にCVD等によって多結晶シリコン@17
を形成する。この多結晶シリコン膜17には不純物を導
入しない。これは、後述するように、多結晶シリコン膜
17中に、領域Aにおいては、エミッタ領域14、コレ
クタ領域15及び既に形成され不純物が導入されている
多結晶シリコン膜10CPから不純物を拡散するからで
ある。同様に、領域Bにおいては、多結晶シリコン膜1
7中に、グラフトベート領域16G及び不純物が導入さ
れている多結晶シリコン膜10CPから不純物を拡散す
るからである。
次に、第10図に示すように、領域Aに多結晶シリコン
膜からなるエミッタ電極18及びコレクタ電極19を形
成し、同様に、領域Bに多結晶シリコン膜からなるベー
ス電極20を形成する。これらは、次のようにして形成
する。半導体基板1にアニールを施すことによって、領
域Aにおいてはエミッタ領域14、コレクタ領域15及
び多結晶シリコン膜10Cpから、領域Bにおいてはグ
ラフトベース領域16G及び多結晶シリコン膜10Cp
から第9図にした多結晶シリコン膜17中にP型不純物
を拡散させる。次に、多結晶シリコン膜17のP型不純
物が拡散されなかった部分を除去する。このエツチング
はマスクが不要である。
多結晶シリコン膜17のp型不純物が拡散された部分が
エツチングされにくいからである。
すなわち、領域Aのエミッタ電極18、コレクタ電極1
9及び領域Bのベース電極20は、第9図の工程で形成
した不純物を導入していない多結晶シリコン膜17の一
部と、それ以前に形成され不純物が導入されている多結
晶シリコン膜10CPとからなる。
以上の説明かられかるように、エミッタ電極18はエミ
ッタ領域14にセルファラインで形成している。同様に
、コレクタ電極19はコレクタ領域15にセルファライ
ンで形成している。すなわち、エミッタ電極18とエミ
ッタ領域14との間にはマスク合せ余裕が要らず、また
コレクタ電極19とコレクタ領域15との間にはマスク
合せ余裕が要らない、すなわち、エミッタ電極1Bとコ
レクタ電極19との間隔は、エミッタ領域14とコレク
タ領域15との間隔と同程度である。このことは、トラ
ンジスタの微細化を図る上で有効である。一方、領域B
においても、グラフトベース領域16Gとベース電極2
0とは、セルファラインの関係にある。なお、エミッタ
電極18及びコレクタ電極19の平面パターンの説明は
、後に第18を用いてNPNトランジスタのベース電極
20及びエミッタ電極26の平面パターンの説明をする
際に行う。
ここで、領域AのPNPトランジスタの全体の断面およ
び領域BのNPNトランジスタの全体の断面を第11図
に示す、なお、第11図では、フィールド絶縁膜4上の
酸化シリコン膜10Aを図示していない。実質的にフィ
ールド絶縁膜4と酸化シリコン膜10Aとが一体となる
からである。
次に、第12図に示すように、半導体基板1上に絶縁膜
21を形成する。この絶縁膜21は、例えばCVDによ
る酸化シリコン膜(HL D)を形成し、さらに前記酸
化シリコン膜の上にリンシリケートガラス(PSG)を
塗布して形成する。
次に、第13図に示すように、絶縁膜21の上に、例え
ばCVDによって窒化シリコン膜からなるマスク22を
形成する。このマスク22は、後に領域已における絶縁
膜21を選択的に除去する際のエツチングマスクとなり
、またベース電極20を選択的に熱酸化する際の熱酸化
マスクとなる。
次に、第14図に示すように、領域Bのエミッタ領域2
5(第18図参照)が形成されるエピタキシャル層3の
上のマスク22を選択的に除去する。このエツチングは
、レジストをマスクとして用い、例えば熱リン酸によっ
て行う。この後、前記レジストからなるマスクを除去す
る。次に、残存しているマスク22、すなわち窒化シリ
コン膜から露出している絶縁膜21をエツチングする。
前記エツチングは、ベース電極20の一部を露出させる
。また、ベース電極20の間の窒化シリコン膜10Bが
露出するまで行う。なお、領域Aはマスク22で覆れて
いるので、絶縁膜21は除去されない。
次に、第15図に示すように、領域Bのベース電極20
の露出した部分を熱酸化して絶縁膜23を形成する。し
たがって、絶縁膜23は酸化シリコン膜からなる。窒化
シリコン膜22が熱酸化マスクとなる。また、エピタキ
シャル層3上には、窒化シリコン膜10Bが残存してい
るため、エピタキシャル層3の表面が酸化されることは
ない。
この熱酸化工程の後に、窒化シリコン膜からなるマスク
22を除去する。例えば熱リン酸を用いて行う。マスク
22を除去する際に、エピタキシャルrS3上の露出し
ている窒化シリコンIIIIOBも除去する。
次に、第16図に示すように、後に領域Bのエミッタ電
極26となる多結晶シリコン11に24を、例えばCV
Dによって半導体基板l上の全面に形成する。この多結
晶シリコン膜24に1例えばイオン打込みによってP型
不純物、例えばボロンを導入し、さらにアニールを施し
て前記多結晶シリコン膜24からエピタキシャル層3中
へP型不純物を拡散させて、NPNトランジスタのp型
真性ベース領域16Iを形成する。前記アニールは。
真性ベース領域16Iがグラフトベース領域16Gに達
するまで不純物を拡散させる。
次に、第17図に示すように、第16図の工程で形成し
た多結晶シリコン膜24に、新にn型不純物、例えばヒ
素(As)をイオン打込みによって導入し、さらにアニ
ールを施してエピタキシャル層3中にn型不純物を拡散
させて 、7型エミツタ領域25を形成する。したがっ
て、前記イオン打込みは、p型となっていた多結晶シリ
コン膜24がn型となるまでその多結シリコンl[24
中にn型不純物を導入する。さらに、前記アニールは。
真性ベース領域16Iのエミッタ領域26となる部分が
n型となるまで、多結晶シリコン膜24からエピタキシ
ャル層3中へn型不純物を拡散させる。
領域BのNPNトランジスタにおいて、エミッタ領域2
5は方形状をしており、このエミッタ領域25の周囲を
グラフトベース領域16Gが囲んでいる。真性ベース領
域161は、エピタキシャル層3の表面におけるグラフ
トベース領域16の内側の領域である。なお、第19図
では、エミッタ領域2Sの下の真性ベース領域16Iを
図示していない、エミッタ領域25の構成を見易すくす
るためである。NPNトランジスタのコレクタ領域半導
体基板lの一部である埋込層2と、エピタキシャル層3
のエミッタ領域25.グラフトベース領域16G及び真
性ベース領域161を除いた部分からなる。
以下の工程は、PNP及びNPNトランジスタの完成図
である第18図及び第19図を用いて行う、すなわち、
第181gの領域AはPNPトランジスタの平面図であ
り、領域BはNPNトランジスタの平面図である。第1
9図の領域Aは第18図のA−A切断線における断面図
であり、第19図の領域Bは第18図の領域BのB−B
切断線における断面図である。なお、第18図はトラン
ジスタの構成を見易くするためにフィールド絶縁膜4以
外の絶縁膜を図示していない。
第17図に示した工程によってエミッタ領域25を形成
した後に、多結晶シリコン膜24の不要な部分を選択的
にエツチングして、第18図及び第19図に示すように
、エミッタ電極26を形成する。エツチングのマスクに
は、レジストを用いる。このレジストマスクは、エツチ
ング後除去する。
領域Aにおいて、エミッタ電極1Bは、方形状をしてお
りエミッタ領域14の全表面に接続している。コレクタ
電極19はエミッタ電極18を囲んでいるため、リング
状をしている。また、コレクタ電極19はコレクタ領域
15の全表面に接続している。
領域Bにおいて、エミッタ電極26は、方形状をしてお
[−エミー7JJ偏搏9虱の酩全面に11゜ている。ベ
ース電極20は、グラフトベース領域16Gの全表面に
接続している。また、ベース電極20はエミッタ電極2
6を囲んでいるので、リング状をしている。エミッタ電
極26とベース電極20とは、第15図の工程でベース
電極20を選択的に酸化して形成した絶縁膜23、すな
わち酸化シリコン膜によって絶縁されている。
次に、半導体基板1上に絶縁膜27を形成する。
この絶縁膜27は、例えばCVDによるPSG膜を形成
し、この上に窒化シリコン膜を形成して構成する。次に
、領域A及び領域Bの絶縁膜27゜21を選択的に除去
して接続孔28を形成する。
なお、領域Aのベース領域及び領域Bのコレクタ領域の
接続孔28は、絶縁膜27.21を除去するとともに、
窒化シリコン膜10B、酸化シリコン膜10Aを除去し
て形成する。レジストをマスクとしたドライエツチング
によって行う。なお、第18図は、構成を見易くするた
め、接続孔28を図示していない。次に、例えばスパッ
タによってアルミニウムからなる導電層29を形成する
第18図はエミッタ領域14及びコレクタ領域15の構
成を見易くするため、アルミニウム層からなる導電層2
9を図示していない、導電層29において、領域Aの導
電層29Aはコレクタ電極19に接続している。導電層
29Bはエミッタ電極18に接続している。導電層29
Cはエピタキシャル層3のベース領域となる部分に接続
している。
領域Bの導電層29Dはベース電極20に接続している
。導電層29Eはエミッタ電極26に接続している。導
電層29Fはコレクタ領域であるエピタキシャル層3の
n+型の部分に接続している。なお、導電層29を覆う
最終保護膜は1図示していないが、例えばCVDによる
酸化シリコン膜、PSG膜、窒化シリコン膜を順次積層
して構成する。
以上の説明かられかるように、本実施例のPNPトラン
ジスタは、NPNトランジスタと同一工程で形成できる
第18図の領域Aに示したように、PNPトランジスタ
のエミッタ領域14の平面パターンがリング状をしてい
るため、エミッタ領域14の低面積はその中央部がない
だけ低減される。
一方、エミッタ領域14の周囲をコレクタ領域15が囲
んでいるため、エミッタ領域14とコレクタ領域15と
の対向する面積が大きくなる。このため、PNPトラン
ジスタの電流増幅率を高めることができる。これは、以
下の理由による0本実施例のPNPトランジスタがラテ
ラルトランジスタであり、エミッタ領域14から供給さ
れるキャリア、すなわちホールの有効なものはエミッタ
領域14の側面からエピタキシャル層2、すなわちベー
ス領域の表面を通ってコレクタ領域15に流れる。した
がって、エミッタ領域14とコレクタ領域15との対向
面積が大きいため、エミッタ領域14からコレクタ領域
15に注入されるキャリアは増大する。一方、エミッタ
領域14の低面からベース領域中へ流れるキャリアはベ
ース電流となり、電流増幅率を低下させるが、前記のよ
うにエミッタ領域14の低面積が小さいためベース電流
が小さくなるからである。
一方、前記のように、エミッタ領域14の低面積を低減
したことによって、エミツタ領域14エピタキシヤル層
3の間の容量が低減されている。
このため、PNPトランジスタの動作速度の高速化が図
れる。
一方、n+型半導体領域9はその不純物濃度をイオン打
込みによって容易に制御し得る。すなわち、ベース領域
の一部、つまりエミッタ領域14とコレクタ領域15と
の間のベース領域の不純物濃度を制御し得る。すなわち
、エミッタ領域14とコレクタ領域15との間のパンチ
スルー耐圧を制御できる。また、n+型半導体領域9は
、PNPトランジスタの電流増幅率を制御する上でも有
効である。ベース電流はベース領域の不純物濃度によっ
て変るが、このベース領域の一部である半導体領域9の
不純物濃度の制御性が良いからである。すなわち、PN
Pトランジスタの電気的特性を向上できる。
[実施例■] 第20図は実施例■のPNPトランジスタの平面図であ
り、第21図は第20図のA−A切断線における断面図
である。なお、第20図及び第21図は、PNPトラン
ジスタの多結晶シリコン膜からなるエミッタ電極18及
びコレクタ電極19を形成した時点での平面図及び断面
を示したものである。したがって、前記電極18.19
を形成した以後に形成される眉間絶縁膜、接続孔、アル
ミニウム層からなる導電層等は図示していない。
また、第20図はトランジスタの構成を見易すくするた
めに、フィールド絶縁膜以外の絶縁膜を図示していない
第20図及び第21−において、P+型エミッタ領域1
4は、エピタキシャル層3の表面に設けてあり、平面パ
ターンは長方形をしている。P0型コレクタ領域15も
同様に、エピタキシャル層3の表面に設けてあり、平面
パターンは長方形をしている。これらエミッタ領域14
とコレクタ領域15の間にn+型半導体領域9を設けて
いる。してかって、n+型半導体領域9もその平面パタ
ーンは長方形をしている。ベース領域として使用される
のは、n9型埋込み層2と、エピタキシャル層3のエミ
ッタ領域14とコレクタ領域15とを除いた部分である
。したがって、前記n+型半導体領域9もベース領域の
一部として使用される。
なお、エピタキシャル層3において、符号■で示した領
域は、実施例Iと同様に、アルミニウム層からなる導電
層29Gとの接続抵抗を低減させるため、イオン打込み
によってn+型にしたものである。P+型チャネルスト
ッパ領域5は、埋込み層2及びエピタキシャル層3を囲
んでいる。
本実施例■のエミッタ領域14及びコレクタ領域15は
、実施例Iの第3図における工程でのレジストからなる
マスク11を長方形状にしておけばよい。このマスク1
1は、その両端部がフィールド絶縁膜4にかかるように
する。前記マスク11の幅を最小加工寸法にすることに
よって、エミッタ領域14とコレクタ領域15との距離
を最小加工寸法以下にすることができる。また、エミッ
タ領域14及びコレクタ領域15は、前記のように長方
形をしているが、その短径方向における幅は開口13に
よって規定されている。開口13は、実施例Iと同様に
、多結晶シリコン膜10Cをエツチングして、その多結
晶シリコン膜10Cに開口12を形成する際に決定する
ことがきる。開口13の前記幅は、0.5[μm]程度
と極めて小さい、したがって、エミッタ領域14及びコ
レクタ領域15の幅は極めて小さくなる。これは、PN
Pトランジスタを微細化を図る上で極めて有効である。
[効果] 本願によって開示された新規な技術によれば、次の効果
を得ることができる。
(1)、バイポーラトランジスタのエミッタ領域をリン
グ状にし、このエミッタ領域を囲んでコレクタ領域を設
けたことにより、エミッタ領域の低面積が低減され、か
つエミッタ領域とコレクタ領域との対向面積が増大する
ので、バイポーラトランジスタの電流増幅率の向上を図
ることができる。
(2)、エミッタ領域をリング状にしてこの低面積を低
減したことにより、エミッタ領域の容量が低減されるの
で、トランジスタの動作速度の高速化を図ることができ
る。
(3)、エミッタ領域とこれを囲むコレクタ領域との間
に、それらエミッタ領域及びコレクタ領域と反対導電型
の半導体領域を設けたことにより。
前記半導体領域の不純物濃度が調整可能であるので、エ
ミッタ領域とコレクタ領域のパンチスルー耐圧を向上で
きる。
(4)、前記(3)により、エミッタ領域とコレクタ領
域との間のベース領域の不純物濃度を前記反対導電型の
半導体領域によって制御し得るので、電流増幅率を制御
することが可能となり、したがってトランジスタの電気
的特性を向上することができる。
(5)、半導体基板上に形成した多結晶シリコン膜の第
1の部分をエツチングし易くし、その第1の部分の周囲
の第2の部分をエツチングしにくくし、前記第1の部分
と第2の部分との境界部をエツチングしてエミッタ領域
及びコレクタ領域を規定する開口を形成し、この開口を
通してイオン打込みしてPNPトランジスタのエミッタ
領域とコレクタ領域とを形成したことにより、前記開口
の幅が極めて小さいのでエミッタ領域及びコレクタ領域
の微細化を図ることができる。
(6)、前記(4)における多結晶シリコン膜のエツチ
ングし易い第1の部分の幅が微細なことにより、エミッ
タ領域とコレクタ領域との間隔が縮小されるので、トラ
ンジスタのvtI繕化を図ることができる。
(7)、エミッタ電極をエミッタ領域のセルファライン
で形成し、コレクタ電極をコレクタ領域のセルファライ
ンで形成したことにより、エミッタ領域とエミッタ電極
及びコレクタ領域とコレクタ電極とのマスク合せ余裕が
不要になるので、トランジスタの微細化を図ることがで
きる。
(8)、PNPトランジスタをNPNトランジスタと同
一工程で形成できるので、製造工程の短縮を図ることが
できる。
以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが、
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要
旨を逸脱しない範囲において種々変形可能であることは
いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第19図は、実施例■のトランジスタの製造
工程を説明するための図であり、第1図乃至第17図及
び第19図は製造工程におけるトランジスタの断面図、
第18図は製造工程におけるトランジスタの平面図であ
る。 第20図及び第21図は実施例■のトランジスタを説明
するための図であり、第20図はトランジスタの平面図
、第21図は第20図に示したトランジスタの断面図で
ある。 1・・・半導体基板、2・・・埋込み層、3・・・エピ
タキシャル層、4・・・フィールド絶縁膜、5・・・チ
ャネルストッパ領域、6・・・酸化シリコン膜、10、
IOA、10B、l0C1100、IOE、22・・・
マスク、7.12.13・・・開口、9.14.15.
16G、16I、25・・・半導体領域、11・・・レ
ジストマスク、1B、19.20.26・・・電極、1
7.24・・・多結晶シリコン膜、21.23.27・
・・絶縁膜、28・・・接続孔、29A、29B、29
C129D、29E、29F・・・アルミニウム層から
なる導電層、!・・・実施例Iのエピタキシャル層のn
1型化した領域、■・・・実施例■のエピタキシャル層
のn+型化した領域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に、同一層からなり第1の部分と該第
    1の部分の側部の第2の部分とでエッチング速度が異る
    マスクを形成し、前記マスクの第1の部分と第2の部分
    との境界部分をエッチングして開口を形成し、該開口を
    通して半導体基板内に不純物を導入してバイポーラトラ
    ンジスタのエミッタ領域を形成することを特徴とする半
    導体集積回路装置の製造方法。 2、前記マスクは多結晶シリコン層からなり、該多結晶
    シリコン層の第1の部分には不純物を導入し、第2の部
    分には不純物を導入しないことによって第1の部分と第
    2の部分とでエッチング速度を異ならせることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置の
    製造方法。 3、前記バイポーラトランジスタはPNP型であり、N
    PN型バイポーラトランジスタと同一製造工程で形成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
    集積回路装置の製造方法。
JP60204217A 1985-09-18 1985-09-18 半導体集積回路装置の製造方法 Expired - Lifetime JPH0652736B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60204217A JPH0652736B2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18 半導体集積回路装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60204217A JPH0652736B2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18 半導体集積回路装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265370A true JPS6265370A (ja) 1987-03-24
JPH0652736B2 JPH0652736B2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=16486773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60204217A Expired - Lifetime JPH0652736B2 (ja) 1985-09-18 1985-09-18 半導体集積回路装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0652736B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9085324B2 (en) 2012-09-27 2015-07-21 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Front pillar structure for vehicle
US9096270B2 (en) 2012-09-27 2015-08-04 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Pillar structure for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9085324B2 (en) 2012-09-27 2015-07-21 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Front pillar structure for vehicle
US9096270B2 (en) 2012-09-27 2015-08-04 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Pillar structure for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0652736B2 (ja) 1994-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4508579A (en) Lateral device structures using self-aligned fabrication techniques
US5034336A (en) Method of producing insulated gate bipolar tranistor
US4743565A (en) Lateral device structures using self-aligned fabrication techniques
JPS6265370A (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
US5747374A (en) Methods of fabricating bipolar transistors having separately formed intrinsic base and link-up regions
JPS6298663A (ja) 半導体集積回路装置
EP0036620B1 (en) Semiconductor device and method for fabricating the same
JPH07245294A (ja) 半導体装置の製造方法
KR0149317B1 (ko) 수평형 바이폴라 트랜지스터의 제조 방법
JP3309606B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR100273120B1 (ko) 바이폴라 트랜지스터의 제조방법
JP2511318B2 (ja) バイポ―ラトランジスタ
JPH02153534A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS61214569A (ja) 半導体装置
KR100255127B1 (ko) 횡형 구조의 바이폴라 트랜지스터의 제조방법
JP2633374B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS627704B2 (ja)
JPS61218169A (ja) 半導体装置とその製造法
JPH07245313A (ja) バイポーラトランジスタの製造方法
JPH04291926A (ja) 半導体装置とその製造方法
JPS62123762A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH01181465A (ja) 超高速半導体装置の製造方法
JPS61214568A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS6346769A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02337A (ja) 半導体集積回路装置の製造法