JPS6264591A - ゴム印字体の製造方法 - Google Patents

ゴム印字体の製造方法

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JPS6264591A
JPS6264591A JP18169286A JP18169286A JPS6264591A JP S6264591 A JPS6264591 A JP S6264591A JP 18169286 A JP18169286 A JP 18169286A JP 18169286 A JP18169286 A JP 18169286A JP S6264591 A JPS6264591 A JP S6264591A
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JP
Japan
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rubber
porous
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thickness
coating layer
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Kenji Fukutake
福武 健治
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Sanby Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、第3図に示すごときゴム印判の分野において
1台木1の下端面に貼着されるべきゴム印字体2.すな
わち表面に印字部5が突出形成されたゴム印字体2の製
造方法に関する。
より詳しくは、印字面へのインクの付着性を改善して紙
面へのインクの転写性を良好に確保するために、非多孔
性ゴムベース層3の表面に極薄の多孔性ゴム被膜層4を
一体に積層形成した断面構造のゴム印字体2を製造する
方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のゴム印字体2に関する従来技術として。
実開昭55−63763号公報がある。これを第4図で
説明すると2台木1の下端に貼着されるゴム印字体2が
、気泡の殆ど存在しないゴムベースrrI3の表面に多
孔性ゴム被膜層4を一体に積層形成してなり2台木1に
ゴムベース層3を接着して使用に供したとき、多孔性ゴ
ム被膜層4に含ませたインクで連続捺印できるものとな
っている。
そこでは、未加硫のゴム物質に食塩などの易溶性物質を
均一に混合して、成形金型で加硫成形したのち、中間成
形品を液の中に入れて易溶性物質を抽出することにより
、多孔性のゴム印字体2を得ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前出の実開昭55−63763号公報に示す従
来例では、10回以上の鮮明な連続捺印を可能にするこ
とを眼目とする。そのために、ゴム印字体2の全厚を略
3.Oflとしたうえで、多孔性ゴム被膜層4を略1.
Ofi厚に設定している。これでは表面の多孔性ゴム被
膜層4が厚くなり過ぎ。
突出形成される印字部5の全体が多孔性ゴム被膜層4で
構成された断面構造を採る。
かかる従来例では第1に、前記印字部5が元々微細な凹
凸レリーフに仕上げられているところへ多孔化で材質的
に脆弱になっているので、該印字部5が使用中に簡単に
欠落しやすい。
第2に、押捺時に印字部5が過剰に圧縮変形して、印影
の型崩れやインクのベタつきが生じることを避けられず
、過剰圧縮を接当規制するストッパ手段を持たない2本
発明が対象とするゴム印判には現実の使用に供すること
が困難である。
第3に、多孔性ゴム被膜層4が分厚<、シかもゴムベー
ス層3も基本的には多孔性に形成するものであるから、
中間成形品から易溶性物質を抽出するのに元々時間を要
するところ、この抽出作業に手間取り、形成サイクルす
なわち生産性が悪い。
第4に、未加硫ゴム物質に易溶性物質を均一に混合した
のち加硫成形しその中間成形品を液中に入れて易溶性物
質を抽出したとき、ゴム印字体2の全体が易溶性物質の
混合量に見合う同一の気孔率を持つものとなる筈である
。これを従来例のようにゴム被II!i!層4の気孔率
は大に設定して、ゴムベース層3の気孔率を無きに均し
い数値に形成することは、特殊な処理を要して製造工程
が面倒になると想像できる。
第5に2本発明が対象とするゴム印判においては、ゴム
印字体2の表面レリーフにもよるが、その大小(紙面へ
の接触面積の大小)と、ゴムベース層3の硬度と、ゴム
印字体2の全厚つまりゴムベース層3に対するゴム被膜
層4の厚みとの相互関係が問題になる。例えば、ゴムベ
ース層3の硬度が大でゴム被膜層4の厚みが小だと、ゴ
ム印字体2の面積が大きい場合に印影の一部が掠れがち
になるであろうし、逆にゴムベース層3の硬度が小さ過
ぎるどゴム印字体2の面積が小さい場合に印影がベタつ
いて型崩れを起こしやすくなるからである。しかし、ゴ
ム印字体2の大小に合わせてゴムベース層3の硬度およ
びゴム被膜層4の厚みをその都度、変更することは多品
種のゴム印字体2を用意しなければならなくなり、製作
コストを考えると得策ではない。従来例にはこの点に関
する認識が欠けている。因に、従来例にもゴム硬度を5
0〜60’に設定する旨の記載が認められるが、それが
二層構造を採るゴム印字体2の全体の硬度を意味するの
か、多孔性ゴム被i[ii4これ単独の硬度を意味する
のか不明であり、そこに意義を見い出し難い。
〔発明の目的〕
本発明の目的は1表面へのインクの乗りが易くて紙面へ
のインクの転写性が良好に確保できるゴム印字体を得る
にある。
本発明の目的は2表面に突出形成される印字部が欠落し
難く、耐久性に優れたゴム印字体を得るにある。
本発明の目的は、ゴム印字体が簡単かつ高精度に成形で
き、生産性の向上に資する製造方法を提供するにある。
本発明の最も1要な目的は、ゴム印字体の断面形態が単
一仕様でも、これの大小にかかわらず対応できるものと
するにある。すなわち、ゴム印字体の面積が2例えばl
QcmX3c121程度の大判のものから711角の小
型のものまで単一仕様で対応できるようにすることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、まず第2図に示すごとく未加硫のシート状第
1ゴム物質3aの表面に、゛塩類やtinなどの易溶性
物質を含む未加硫の第2ゴム物質4aを塗布する工程と
、この第1・第2ゴム物質3a・4aを金型に入れて加
硫するとともに2表面に印字部5を突出成形する工程と
、成形後の中間成形品を液のなかに入れて第2ゴム物質
4aから易溶性物質を抽出する工程とを経る。
かくして、第1図に示すごとく第1ゴム物質3aでゴム
硬度が55〜65°、更に好ましくは62〜64°に設
定された非多孔性ゴムベース層3を形成するとともに、
該ゴムベースrg3の表面に第2ゴム物質4aで平均厚
さが0.1〜0.35m+i。
更に好ましくは0.25〜0.35mに設定された多孔
性ゴム被膜層4を一体に積層形成し、前記印字部5の突
出部分における全高Hが2.0〜3.0 mに設定され
たゴム印字体2を製造するものである。
ここで、ゴムベース層3のゴム硬度を55〜65°に設
定したのは、55°より下の軟らかなものになると、ゴ
ム被膜層3の厚みを極力小さくしてもゴム印字体2の面
積が小さいときに印影が形部れする。一方、65°を越
えて硬くなると、ゴム印字体20面積が大きいときに凹
凸を有する紙面への密着性が悪くなって印影が部分的に
掠れがちになるからである。
また、ゴム被膜層4の平均厚さを0.1〜0.35關に
設定したのは、0.35flを越えるとこれ自体の圧縮
変形性が高くなり過ぎてゴム印字体2の面積の大小にか
かわらず(特に小さい場合に顕著であるが)、インクを
保有し過ぎて印影の型崩れとインク過多によるベタつき
を招く。逆に厚みが0゜1Bより下回ると、ゴムベース
Ff3の一部が外部に露出するおそれがあり、かつゴム
被膜層4がインクを吸着するという元来の機能が十二分
に発揮されず1 とくにゴム印字体2の面積が大きい場
合に僅かでも紙面に片当り状態になると転写不良を招く
ことになるからである。
〔発明の効果〕
以上のようにした本発明によれば1台木1の下端面に貼
着されるゴム印字体2が非多孔性のゴムベース層3を主
体として構成され、このゴムベース層3が55°〜65
°のゴム硬度を有するものとしたから、全体的に適度の
弾性を有して押し心地が良い。また1紙面への密着性、
つまり吸い付き(当り)がよくてゴム印字体2の表面が
片当り状態になることをよく防止でき、とくに大型のゴ
ム印判に有効である。
そのうえで、ゴムベースI’it3の表面に平均厚さが
0.1〜0.3511の多孔性ゴム被膜層4を一体に積
層形成した。従って、ゴム印字体2をインクスタンプ台
に押圧接触させたとき、インクがゴム被膜層4の微細な
気孔中によく吸着捕捉され、ゴム印字体2の表面へのイ
ンク付着性が良好になり。
ゴム被膜層4を紙面に押圧したとき2紙面へのインクの
転写性も良好に確保できる。
とくに1本発明ではゴム印字体2の印字部5における全
高I(を2.0〜3.ORに設定したうえで。
ゴム被膜rfi4の平均厚さを0.1〜0.35mとい
う極薄に設定してこれ自体の圧縮変形量を抑え、かつゴ
ムベース層3の硬度を55〜65°に設定した。したが
って、まず第1にゴムベース層3の一部がゴム被膜層4
を突き破って印字表面に露出するといった成形不良をよ
く防止できる。第2に。
ゴム印字体2の面積が大きいときにも、ゴムベース層3
の適度の弾性と厚さにより1紙面への密着性を良好に確
保できる。第3に、ゴム印字体2の面積が小さいときに
も、ゴム被膜層4は厚さの上■が0.35n+に抑えら
れているので、ストッパ手段なしでこれの過剰な圧縮変
形をよく防止できる。
第4に、ゴム印字体2の印字部5における全高Hが2.
0〜3.Onであるに対し、ゴム被膜層4の平均厚さは
0.1〜0.35 mmあるから、突出印字部5の全体
が多孔質に構成されることはなく、この点でも印字部5
の過剰な圧縮変形を抑えて印影をシャープなものに保証
する。これら相俟って単一仕様のゴム印字体2でありな
がら、大小に違いのあるゴム印にもよく対応でき、常に
印影の型崩れやインクのベタつきを確実に防止できると
ころに最大の利点を有する。
また、ゴム印字体2の断面構造を単一仕様にできるので
、ゴムベース層3や特にゴム被膜層4の厚さにバラつき
がなく、これらを構成するゴム物質3a・4aも同じも
のを使えることになり、高品質のゴム印字体2を安価に
大量生産するに向いている。
更に、ゴム被膜層4を多孔質にするために、その製造に
際し、中間成形品を液中に入れてゴム物質4aから易溶
性物質を抽出する工程に最も時間を要するが1本発明で
はゴム被膜Fi14をその仕上がり平均厚さが0.1〜
0.35flとなるように極めて薄く設定し、かつ表面
のゴム物質4aからのみ易溶性物質を抽出すればよいも
のとしたので、この抽出工程を短時間で行え、この点で
も成形サイクルを高めて生産性の向上を期すことができ
る。
その他、ゴム印字体2は台木1の下端に非多孔性コムベ
ースIW3を介して貼着するので、インクが該ゴムベー
ス層3を通して接着材にまでに浸透せず、従って台木1
に対するゴム印字体2の接着力も長期にわたってよく確
保できることになる。
〔実施例〕
第2図において、1,5〜2.31の厚さを有する未加
硫のシート状第1ゴム物質3aの表面に、塩類・糖類等
の易溶性物質を混合した未加硫の第2ゴム物質4aをハ
ケ又はヘラなどで薄く塗布する。
次に、この第1・第2ゴム物質3a・4aを金型内に入
れて加熱加圧下で両ゴム物質3a・4aを加硫するとと
もに2表面に印字部5を突出状に成形したのち、その中
間成形品を液の中に入れて第2ゴム物質4aから易溶性
物質を抽出し、最後に所望の幅員に切断してゴム印字体
2をつくった。
しかるときは、第1に示すごとく第1ゴム物質3aで非
多孔性のゴムベース層3が形成され、該ゴムベース層3
の表面に第2ゴム物質4aで多孔性のゴム被膜層4が一
体に積層形成される。
第2ゴム物質4aの塗布厚を0.5 vmにしたときの
ゴム被11!Jit4の成形後の平均厚さは約0.3 
*x程度になった。ゴム被膜層4の空隙率は60〜90
%、好ましくは68〜70%に設定した。ゴム印字体2
の大小にもよるが、これの突出印字部5における全高H
は2.0〜3. ONNの値に設定した。
ゴムベース層3とゴム被膜層4とを構成するゴム物質3
a・4aは互いに相溶性を有する。好ましくは同一物質
、一般にNBR(アクニロニトリル・ブタジェン・ゴム
)からなる。天然ゴム(NR)やポリ塩化ビニル、塩化
ビニル・塩化ビニリデン共重合体などを用いることもで
きる。
かくして得たゴム印字体2を台木1の下端面にゴムベー
ス層3を介して直接に貼着し、第主図に示すゴム印判を
得た。ゴム印字体2は弾性マット部材などを介して台木
1に貼着してもよい。台本1は木製に限られず、とくに
小型のゴム印においではプラスチック材で成形されるこ
ともある。
因に1本発明者の試作したところによれば、ゴムベース
層3のゴム硬度が63°で、ゴム被HEN4の厚みが0
.3 u+のゴム印字体2によるときは。
大半のゴム印判、すなわちlQcmX3cmの大判のも
のから7鶴角の小型のものまで同一仕様でよく対応でき
た。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例を示しており、第
1図は要部の縦断面図、第2図はゴム印字体の製造途中
の状態を示す断面図、第3図は本発明が対象とするゴム
印判の外観斜視図である。 第4図は従来のゴム印字体を示す要部の縦断面図である
。 1・・・・台本。 2・・・・ゴム印字体。 3・・・・非多孔性ゴムベース層。 3a・・・ゴムベース層を構成するゴム物質。 4・・・・多孔性ゴム被膜層。 4a・・・ゴム被膜層を構成するゴム物質。 5・・・・印字部。 第3図 ゴム印字体      多孔性ゴム被膜層第4図 第1図 第2図 ja刀lコム吻買

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)台木1の下端に貼着されるゴム印字体2の製造方
    法において、 未加硫のシート状第1ゴム物質3aの表面に、塩類や糖
    類などの易溶性物質を含む未加硫の第2ゴム物質4aを
    塗布する工程と、 この第1・第2ゴム物質3a・4aを金型に入れて加硫
    するとともに、表面に印字部5を突出成形する工程と、 成形後の中間成形品を液のなかに入れて第2ゴム物質4
    aから前記易溶性物質を抽出する工程と、第1ゴム物質
    3aでゴム硬度が55〜65°に設定された非多孔性ゴ
    ムベース層3を形成するとともに、該ゴムベース層3の
    表面に第2ゴム物質4aで平均厚さが0.1〜0.35
    mmに設定された多孔性ゴム被膜層4を一体に積層形成
    し、前記印字部5の突出部分における全高Hが2.0〜
    3.0mmに設定されたゴム印字体の製造方法。
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