JPS6264436A

JPS6264436A - プレス型具の移動装置

Info

Publication number: JPS6264436A
Application number: JP20589285A
Authority: JP
Inventors: Toshifumi Anayama; 穴山　敏文
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1985-09-18
Filing date: 1985-09-18
Publication date: 1987-03-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、プレス型具の移動装置に関し、リン木を介し
て積み上げられたプレス型具を搬送・移動するプレス型
の移動装置に関する。

（従来の技術）従来、プレス型具は型具載置台、すなわちペース上に一
つ一つ配送されており、必要なたびにクレーンを、用い
て搬送していた。ところが、型具をこのように保管・搬
送する場合には、型具の保管スペースを広く必要とする
という欠点がある。型具の保管スペースを小さくするに
は、型具を債み上げればよいが、このように積み上げら
れた型具を移動するための装置はなく、その開発が望ま
れていた。

（発明の目的）そこで本発明の目的は、積み上げられた型具搬送・移動
に適したプレス型具の移動装置を提供することにある。

（発明の構成）本発明は、リン木を介して積み上げられたプレス型具を
搬送・移動するプレス型具の移動装置であって、走行可
能な移動台車、この移動台車上に上下位置調整可能に支
持された昇降テーブル、この昇降テーブル上に移動可能
に支持され、該昇降テーブルの表面から水平方向に突出
することのできるスライドレール、およびこのスライド
レール上を走行することができるキャリヤ、およびこの
キャリヤを昇降させるためのリフトシリンダ装置を備え
ていることを特徴とするものである。

（発明の作用・効果）上記構成の本発明のプレス型具の移動装置においては、
昇降テーブルが昇降することによって、リン木を介して
積み上げられたプレス型具のうち必要な型具の高さ位置
に上記スライドレールを位置付けることができ、次いで
、スライドレールを水平方向に移動させて昇降テーブル
から突出させ、上記必要な型具の下部にもぐり込ませ、
この後キャリヤを」１記スライド上に移動させて上記型
具の下部にもぐり込ませ、次いで、上記リフトシリンダ
装置を作動させ、キャリヤをして型具を支持させる。こ
のようにキャリヤによって型具を支持させた後、キャリ
ヤをスライドレール上に後退させ、更にスライドレール
を後退させ、型具を走行台車上の昇降テーブル上に支持
する。この後、走行台車を走行させることにより、型具
を移動・搬送する。以上のように、本発明のプレス型具
の移動装置によれば、リン木を介して積み上げられた型
具を望ましい状態で容易に取扱い、搬送することができ
る。

（実施例）以下、添付図面を参照して本発明の望ましい実施例によ
りプレス型具の移動装置について説明する。

第１図に、本発明の実施例によるプレス型具の移動装置
を正面図で示し、また、第２図に、上記移動装置によっ
て移動される複数のプレス型具１がリン木２を介して積
み上げられしいる様子を示す。なお、第２図において、
符号３は、プレス型具１の載置台すなわちベースを示す
。また、上記リン木２は、後に説明する目的のため鉄等
の磁石で吸着できる金属で形成されているものとする。

第１図に示されているように、プレス型具１の移動装置
１０は、走行可能な移動台車１１を有しており、この移
動台車１１上には、リフタ機構１２によって所定高さ位
置に昇降可能な昇降テーブル１３が設けられている。こ
の昇降テーブル１３上には、ジヤツキ１４により昇降の
みが可能な２本のリフトレール１５と、この２本のリフ
トレール１５の外側に配され、下部に設けられたラック
１６ａに係合するビニオン１７によって水平方向にのみ
移動可能な２本のスライドレール１６が設けられている
。

上記スライドレール１６は、上記ラック１６ａとピニオ
ン１７の作用によりプレス型具１の方向に移動し、リン
木２によって形成された２つのプレス型具１の間の空間
に滑り込むことができるようになっている。また、上記
リフトレール１５とスライドレール１６の上部には、は
ぼプレート状のキャリヤ１８が設けられ、このキャリヤ
１８の下面には、第４図に明瞭に示したように、上記リ
フトレール１５上に接触し、この上を移動する車輪１９
、および上記スライドレール１６に接触し、この上を移
動する車輪２０を備えたキャリヤリフタ２１が取り付け
られている。これらの車輪１９およびキャリヤリフタ２
１は、第３図とみてキャリヤ１８の左右端部近傍にそれ
ぞれ設けられている。上記ギヤリヤリフタ２１は、上記
スライドレール１６に対してキャリヤ１８を上昇させる
ものである。

上記テーブル１３上には、第５図に示されているように
、上記キャリヤ１８を矢印へ方向に駆動する駆動機構２
２が設けられている。この駆動機構２２は、減速機付き
モータ２３、キャリヤ１８の左右端部下方の一方に設け
られ、上記モータ２３によって駆動される駆動ホイール
２４、キャリヤ１８の下方の他方に設けられた従動ホイ
ール２５、これら２つのホイール２４．２５にかげわた
されたチェーン２６、およびこのチェーン２６の上側で
あって、不作動状態において、キャリヤ１８の左右端部
近傍にそれぞれ設けられた第１および第２ビン２７．２
８を備えている。キャリヤｊ８の左右端部の下面図には
、第１、第２ピン２７．２８に対して係合する第１位置
と、それらから外れる第２位置との間で枢動できるよう
に第１および第２フツク２９．３０が取り付けられてい
る。これらフック２９．３０は、シリンダ装置３１．３
２によって上記第１または第２位置へ移動させられるよ
うになっており、キャリヤ１８を図において右方に移動
させるとき、第１７ツク２９を第１ピン２７に係合させ
、キャリヤ１８を図において左方に移動させるときは、
第２フツク３０を第２ピン２８に係合させればよい。

上記スライドレール１６の外側面からは支持体４３１が
外方に延びており、この支持体３１の外側面には電磁石
３２が設けられており、この電磁石３２の作用により上
記リン木２を回収するようになっている。

以下、以上説明した移動装置１０を用いての第２図のよ
うに積み上げられたプレス型具１の搬出の態様について
説明する。

まずリフト機構１２を作動させ、昇降テーブル１３を指
定の型具１の高さ位置まで上昇させ、次いでピニオン１
７を作動して、スライドレール１６を上記型具１の下方
にすべり込ませる。この後キャリヤ１８を駆動機構２２
をして、このスライドレール１６上を移動させ、上記型
具１の下郎にすべり込ませる。次いで、リフタ２１を作
動させて、キャリヤ１８を上昇させ、これとともに型具
ｌを上昇させる。この間に、電磁石３２を励磁してリン
木２を吸引するとともに、ジヤツキ１４によって、リフ
トレール１５をその上面が上昇した車輪１９の下面に合
うように上昇させる。この後、駆動機構２２によってキ
ャリヤ１８をテーブル１３上の元の位置に後退させ、次
いでスライドレール１６を元の位置に後退させる。この
とき、同時にリン木２が回収される。この後、ジヤツキ
Ｉ４を作動させてリフトレール１５を下降させるととも
に、リフタ２１を作動させて、キャリヤ１８を下降させ
る。最後に、テーブル１３を下降させた後、移動台車１
１を移動させて、型具２を所定の位置に搬送する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例によるプレス型具の移動装置
の正面図、第２図は、リン木を介して積み上げられたプレス型具を
示す図、第３図は、上記プレス型具の移動装置の主要部の横方向
断面図、第４図は、第３図に示した主要部の縦方向断面図、第５図は、キャリヤの駆動機構を示す断面図、第６図は
、キャリヤを中心として示した平面図である。１・・・・・・プレス型具、　　　　２・・・・・・リ
ン木、１０・・・・・・移動装置、　　　１１・・・・
・・移動台車、１３・・・・・・昇降テーブル、　　１
５・・・・・・リフトレール、１６・・・・・・スライ
ドレール、　　１８・・・・・・キャリヤ、２１・・・
・・・キャリヤリフタ。

Claims

【特許請求の範囲】

リン木を介して積み上げられたプレス型具を搬送・移動
するプレス型具の移動装置であって、走行可能な移動台
車、この移動台車上に上下位置調整可能に支持された昇
降テーブル、この昇降テーブル上に移動可能に支持され
、該昇降テーブルの表面から水平方向に突出することの
できるスライドレール、およびこのスライドレール上を
走行することができるキャリヤ、およびこのキャリヤを
昇降させるためのリフトシリンダ装置を備えたプレス型
具の移動装置。