JPH032520Y2 - - Google Patents

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JPH032520Y2
JPH032520Y2 JP14353684U JP14353684U JPH032520Y2 JP H032520 Y2 JPH032520 Y2 JP H032520Y2 JP 14353684 U JP14353684 U JP 14353684U JP 14353684 U JP14353684 U JP 14353684U JP H032520 Y2 JPH032520 Y2 JP H032520Y2
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trolley
cam
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車工場等において完成自動車
を台車に載せて搬送するコンベヤの載、脱荷場に
おいて、台車上に自動車を載脱荷するために台車
を所望の高さに安定正確に昇降させるリフターの
構造に関する。
従来の技術 自動車工場において完成自動車を台車に載せて
搬送するコンベヤにおいては、台車に自動車を載
せ、或は卸すための載、脱荷場に台車リフターを
設けるが、このリフターは台車を支持する昇降フ
レームの前後に各1台設置されて、昇降フレーム
を、台車が床面の如き走行面に円滑出入可能な上
昇位置と、台車が該走行面下に没した低位におい
て昇降フレーム上に出入する下降位置と、上昇位
置より少し低い位置で台車上の車体受具を所定の
支持幅又は格納幅に変えるために停止する中間位
置とに停止する。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、各停止位置を正確ならしめるた
め、従来はストツパを用い、従つて昇降駆動源と
して油圧シリンダ、空気シリンダ等を用いていた
ので、前後のリフターを同期作動させるために圧
力回路が複雑となり、また中間位置停止精度が低
く、起動停止時の衝撃が大である一方、停電時に
油圧回路や空気圧回路のリークにより昇降フレー
ムが徐々に下降して危険である等の問題があつ
た。
本案は、リフターの昇降駆動源としてシリンダ
を用いたことによる上記諸問題を解決したもので
ある。
問題点を解決するための手段 本案は、上記リフターとして、被搬送自動車の
車体下面を支承して走行する台車の支持用昇降フ
レームと、昇降フレームの昇降案内装置と、昇降
フレームの前後に取付けた従動カムローラに夫々
接する前後の斜面カムを具えて前後に案内移動す
るカムフレームと、カムフレームを前後動させる
駆動装置とを有し、斜面カムは、昇降フレーム
を、その上面が台車搬送走行面と一致する上昇位
置と、昇降フレーム上に支持した台車が台車搬送
走行面下に没する下降位置と、台車に設けた車体
受具が台車搬送走行面上の自動車の前記車体下面
より低位において拡幅する中間位置とに夫々停止
させる水平カム面を有する自動車搬送コンベヤの
載脱荷用リフターの構成を要旨とする。
作 用 台車搬送走行面を床面とすると、リフターは載
脱荷場のピツト内に設けられ、昇降フレームが下
降位置にあるときに空台車が昇降フレーム上に押
送される。ついで駆動装置が起動してカムフレー
ムを前進させると、前後の斜面カムが従動カムロ
ーラを押上げ、昇降案内装置と協同して昇降フレ
ームを上昇させる。台車上には車体下面を支持す
る受具が設けられており、該受具はピツト幅を小
にするためピツト内を昇降する間は台車の幅内に
格納されており、受具がピツト外に出た中間位置
に達すると、昇降フレームは一旦停止し、その間
に受具は車体下面を支持し得る拡幅位置へ移動す
る。このとき、被搬送自動車は片側車輪をスラツ
トコンベヤに、また他側車輪を床上にのせて載荷
場に搬入されており、昇降フレームが再度上昇す
ると、受具が車体下面に当接して自動車を持ち上
げる。そして昇降フレームが上昇位置に達する
と、昇降フレームの上面が床面と一致し、昇降フ
レーム上に設けたフイーダが起動して台車を載荷
場外に押出す。押出された台車は、自走台車の場
合は台車に設けた集電子が床面下の給電トロリー
と接触して自走を開始し、また床面下に設けたコ
ンベヤチエーンのプツシヤにより押送される他走
台車の場合は、該プツシヤと係合して搬送され
る。
脱荷場においては、上記とほぼ反対の動作によ
り、台車上に支持された自動車を床面とスラツト
コンベヤ上に卸したのち昇降フレームは下降位置
へ達して停止する。しかるのち台車は昇降フレー
ム外へ押し出され、脱荷場へ移送される。
昇降フレームに従動斜面カムを設け、カムフレ
ームにカムローラを設けても上記と同一作用を行
わせることができる。
実施例 第1図は本案を適用した自動車搬送コンベヤの
レイアウトを示し、自動車Mは片側車輪をスラツ
トコンベヤ1上に、また他側車輪を床上に載せて
載荷場2に搬入される。載荷場2のピツト内には
昇降装置があり、該昇降装置上に設けたレール
は、上昇位置においては台車搬送走行面である床
面レール3と一致し、下降位置においては床下レ
ール4と一致する。床下レール4は空台車供給用
レールである。空台車5がレール4から載荷場2
の昇降装置上に進入すると、昇降装置が上昇して
自動車Mを台車5上に支持し、上昇位置に達する
と台車5は内蔵モータにより、或はフイーダとコ
ンベヤチエーンとによりレール3上へ送出され
る。
脱荷場6にも載荷場2と同様の昇降装置があ
り、台車5が自動車Mを支持してレール7から脱
荷場6の昇降装置上に進入すると、昇降装置が下
降して自動車Mの片側車輪をスラツトコンベヤ8
上に、また他側車輪を床上にのせて自動車Mを脱
荷させると共に、空台車5はレール4へ走行して
いく。
第2図は載荷場2の詳細を示し、ピツト9内に
設けたリフター10は、上面に台車5の支持レー
ル11を有する昇降フレーム12と、その昇降案
内装置13と、駆動装置により前後動してカムに
より昇降フレーム12を昇降させるカムフレーム
14とを有する。
昇降フレーム12は、後部両側に軸支した各1
対の横方向軸ローラ15が固定垂直支柱16の前
後側面17に接し、また同じく前後方向軸ローラ
18が支柱16の内面に接してなる昇降案内装置
13を具え、また台車5を駆動するチエーンフイ
ーダ19を有する。
昇降フレーム12は下部の前後両側に軸支した
従動カムローラ20がカムフレーム14上の斜面
カム21上に支持されて昇降する。カムフレーム
14はピツト9の下部に設けた水平レール22を
ローラ23により前後に案内移動する1対のフレ
ームを連結具24により連結してなり、一方のフ
レームの下面に形成したラツク25に駆動ギヤ2
6で回転されるピニオン27が噛合して前後駆動
される。
斜面カム21は、昇降フレーム12を前記した
上昇位置、下限位置及び中間位置に夫々支持する
水平カム面28,29,30と、それらの間に形
成された斜面カム面31,32を有する。
台車5は自在車輪33にて走行し、前後にコン
ベヤチエーンやチエーンフイーダ19から駆動力
を受ける垂直ピン34を有し、また上面の前後左
右に、車体シル35を支持する受具36が回動可
能に取付けられている。受具36は図示の格納位
置では台車5の幅内に入つており、昇降フレーム
12が中間位置に停止したとき受具36は回動し
て外側方に突出し、シル35を支持しうる幅に拡
幅される。この状態で昇降フレーム12が上昇す
ると、受具36が自動車Mを持ち上げて台車5上
に支持する。
台車5をレール4から支持レール11上に移載
し、移載された台車5を支持レール11上の所定
停止位置まで移動させ、更に自動車Mを支持した
台車5をレール3に送出する等の動作は、レール
4の端部に設けたシリンダ37、チエーンフイー
ダ19等により行うことができるが、これらの詳
細は本案とは直接の関係がないので省略する。台
車5は集電子とモータを内蔵した自走形でもよ
く、また台車を床面直下のレールを走行する複数
のキヤリヤの連結材の一部に用いてキヤリヤ連結
体を構成し、その先頭キヤリヤをコンベヤチエー
ンで牽引するチエーン駆動式台車としてもよい。
後者の場合、キヤリヤ連結体は通常自動車全長よ
りも長いから、昇降フレーム12も長くなり、こ
れを水平に保持して昇降し、且つ所定位置に正確
に保持するには本案のカム式昇降装置が最適であ
る。
なお、ローラ23の荷重が少ければ、連結具2
4を排してカムフレーム14を前後一体構造と
し、ローラ23を前後にのみ設けることができ
る。
上記実施例では、昇降フレーム12に従動カム
ローラ20を設け、カムフレーム14に斜面カム
21を設けたが、これと反対に、昇降フレーム1
2側に斜面カムを設け、カムフレーム14側にカ
ムローラを設けてもよい。
考案の効果 本案は上記の構成を有し、昇降フレームを上
昇、下降、中間の各位置に正確且つ安定に停止さ
せることができ、昇降位置ぎめにストツパが不要
であるため、カムフレームの駆動源にモータを用
いても、ストツパにより過負荷となるおそれがな
く、更に昇降フレームが上昇位置、中間位置に停
止しているときに停電しても、昇降フレームは上
記各位置に引続き安定に保持される等の効果があ
る。また本案によれば、昇降フレームが長くても
昇降精度は不変であり、また水平カム面と斜面カ
ム面との間の移行形状を適当に選定することによ
つて昇降フレームの起動、停止時の衝撃を緩和す
ることも容易である効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案を含む自動車搬送コンベヤのレイ
アウト図、第2図は第1図のA−A線縦断面立面
図である。 2……載荷場、3……台車搬送走行面、5……
台車、6……脱荷場、10……リフター、12…
…昇降フレーム、13……昇降案内装置、14…
…カムフレーム、20……従動カムローラ、21
……斜面カム、25〜27……駆動装置、28〜
29……水平カム面、36……車体受具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 完成自動車を台車上に載荷して搬送するコンベ
    ヤの載、脱荷場に設けた載脱荷用リフターであつ
    て、被搬送自動車の車体下面を支承して走行する
    台車の支持用昇降フレームと、昇降フレームの昇
    降案内装置と、昇降フレームの前後に取付けた従
    動カムローラに夫々接する前後の斜面カムもしく
    は昇降フレームの前後に取付けた従動斜面カムに
    夫々接する前後のカムローラとを具えて前後に案
    内移動可能のカムフレームと、カムフレームを前
    後動させる駆動装置とを有し、斜面カムもしくは
    従動斜面カムは、昇降フレームを、その上面が台
    車搬送走行面と一致する上昇位置と、昇降フレー
    ム上に支持した台車が台車搬送走行面下に没する
    下降位置と、台車に設けた車体受具が台車搬送走
    行面上の自動車の前記車体下面より低位において
    拡幅可能な中間位置とに夫々停止させる水平カム
    面を有する自動車搬送コンベヤの載脱荷用リフタ
    ー。
JP14353684U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH032520Y2 (ja)

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JP14353684U JPH032520Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JPS6158165U JPS6158165U (ja) 1986-04-18
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