JPS6260974A - 排気ガス再循環用診断方法および装置 - Google Patents

排気ガス再循環用診断方法および装置

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JPS6260974A
JPS6260974A JP61210822A JP21082286A JPS6260974A JP S6260974 A JPS6260974 A JP S6260974A JP 61210822 A JP61210822 A JP 61210822A JP 21082286 A JP21082286 A JP 21082286A JP S6260974 A JPS6260974 A JP S6260974A
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fuel
gas recirculation
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internal combustion
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アラン エフ.チェサ
レロイ イー.メデンドープ
エドワード シー.ペリー
ジョン エフ.シュヴァイカート
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Motors Liquidation Co
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、内燃機関の排気ガス再循環(EGR)装置を
診断する方法及び装置に関する。
〔従来技術〕
自動車の内燃機関はそれが動作するために数多くの副次
的装置及び関連センサを使用する。副次的装置には、た
とえば、スパークタイミング装置、燃料制御装置及び排
気ガス再循環装置が含まれる。副次的装置又は関連セン
サのいずれが故障しても、内燃機関の動作に性能又は排
気放出に関して悪影響が出る。
従って、内燃機関の副次的装置又はセンサが正常に動作
しているか否かを評価するように様々な副次的装置及び
センサを診断できることが望ましい。本発明は内燃機関
の排気ガス再循環装置の動作を診断する方法及び装置を
目的とする。
内燃機関における排気ガスの再循環は内燃機関の燃焼プ
ロセスの中での窒素酸化物の形成を阻止する方法として
開発された。その目的を達成するために、排気ガス再循
環装置は、通常、吸込空気流量にほぼ比例する排気ガス
再循環を行なうために排気背圧によって再循環される排
気ガスの量を変化させるEGR弁を含む。そのような装
置の1つは米国特許子4.364,368号に図示され
且つ記載されている。
排気ガス再循環装置は多様な形態の燃料供給装置と共に
利用される。たとえば、そのような燃料供給装置の1つ
は内燃機関の機関回転数及び吸気マニホルドの圧力によ
り測定される空気流量に基づいて燃料を計測する。この
空気流量測定方法は一般に速度−密度方法と呼ばれる。
速度−密度式の燃料供給装置においては、吸気マニホル
ド内へ再循環される排気ガスのパーセンテージの変化に
よって、内燃機関に供給される可燃性混合気の空燃比が
変化する。
燃料供給装置が排気流の中に配置される酸素センサに応
答して空燃比の閉ループ調整(たとえば、米国特許子4
.130.09’5号に示される)を行なう場合、供給
される燃料は空燃比を通常は理論混合比である所望の空
燃比に戻すために閉ループ調整の積分項及び比例項を介
して調整される。
EGR装置のための誤動作警報装置は米国特許子3,8
50,151号に記載されている。この装置は、空燃比
の閉ループ調整を利用する内燃機関であっても、EGR
動作を監視するために継電器と、ヒユーズと、圧力セン
サ及び温度センサなどのセンサとから構成される特別の
回路を設けなければならないという欠点を有する。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、燃料供給装置が速度−密度式であり且
つ燃料供給装置が空燃比の閉ループ調整を含むような内
燃機関のEGR装置の動作を診断することである。
この目的を達成するために、本発明による方法及び装置
は特許請求の範囲子1項及び矛2項の特徴環にそれぞれ
記載される特徴を有する。
公知の閉ループ制御システムは、通常、比例項と積分項
の合計である閉ループ調整値を提供する。比例項及び積
分項のそれぞれの値は制御パラメータの検出誤差に基づ
いている。
比例項は誤差の大きさに比例し、積分項は誤差の積分値
である。従って、積分項は、検出誤差がゼロになるまで
、誤差の大きさを減少する方向に変化し続け、誤差がゼ
ロになった時点で比例項も必然的にゼロになる。この時
点の積分項の量は制御パラメータを誤差をゼロにする所
望の値に戻すために必要な縮閉ループ調整値を表わす。
このような公知の閉ループ制御システムにおいては、定
常状態の下にある時間の後、閉ループ調整値と積分値は
前述のように同等である。しかしながら、上述の問題は
、スイッチとして作用し、リッチ又はリーン誤差のみを
検出し、誤差の大きさは検出しない酸素センサの使用を
考えると、空燃比の閉ループ調整に関して多少複雑にな
る。しかし、原理は同じである。この特殊な場合、比例
項は検出されるリッチ誤差又はリーン誤差に応答してプ
ラス又はマイナスの一定値となり、積分項は、酸素セン
サがリッチを指示する時間の平均が酸素センサがリーン
な指示する時間と等しいときの検出リッチ又はリーン誤
差状態に応答する値をとる。これは上述のゼロ誤差状態
と同等であり、検出リッチ又はリーン誤差に応答する比
例項の平均はゼロであるので、積分項は有効に閉ループ
調整値となる。この時点で比例項の平均がゼロであって
も、比例項はプラスとマイナスの間で上下に変化する。
従って、本発明においては、積分項の変化は空燃比を所
望の空燃比に戻す゛ために必要な閉ループ調整値を示す
ために使用される。
本発明は、燃料供給装置が速度−密度形式の空気流量測
定を採用し且つ燃料供給装置が内燃機関に供給される可
燃性混合気の空燃比の閉ループ調整を含むような内燃機
関において排気ガス再循環装置の動作の診断を実施する
。詳細にいえば、本発明はEGR装置の動作を検出する
ために内燃機関へのEGR流れの瞬間的変化に対する閉
ループ調整の積分項の反応を利用する。従って、前述の
米国特許矛3.850,151号の場合のような特別の
回路は不要である。
本発明によれば、内燃機関が安定化された一連の制約の
中で動作しており、その間、排気ガスが内燃機関の吸気
マニホルドに通常は再循環されるとき、内燃機関に供給
される燃料の閉ループ調整の積分項は記憶装置に記憶さ
れる。この積分項は所望の空燃比を得るために必要な閉
ループ調整の量を表わす。次に、排気ガス再循環装置は
ディスエーブルされ、その結果、吸気マニホルドから内
燃機関のシリンダ内に取入れられる可燃性混合気の空燃
比はEGR装置がディスエーブルされる前に再循環され
る排気ガスの量に従って決まる量だけ変化する。機関制
御モジュールは空燃比の変化を検出し、内燃機関に供給
される燃料を空燃比を所望の空燃比に戻すように調整す
る。
時間の経過に伴なって機関動作条件が著しく変化しなか
った場合、積分項の値は再び所望の空燃比を得るために
必要な縮閉ループ調整値を表わす。従って、空燃比を所
望の空燃比に戻すために必要な積分項の変化はEGR装
置のディスエーブルの結果としての空燃比の変化を表わ
し、従って、そのディスエーブルの前にEGR装置によ
り再循環されている排気ガスの量を表わす。積分項の変
化が校正値を越えると、それはEGR装置がディスエー
ブル以前に正常に動作していたことを示す。しかしなが
ら、変化が校正値を越えなければ、排気ガス再循環装置
が正常に動作していなかったことを示す。
〔実施例〕
以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
矛1図に関して説明すると、内燃機関10は電磁燃料噴
射器12の形態をとる燃料供給装置により燃料を供給さ
れる。電磁燃料噴射器12は従来の絞り弁16の上方の
位置で内燃機関10の絞り孔の中に燃料を噴射するよう
に機関制御モジュール14により制御される。電磁燃料
噴射器12により噴射された燃料は絞り孔を介して内燃
機関10のシリンダ内に引込まれる空気と混合されて、
可燃性混合気を形成する。シリンダからの排気ガスは内
燃機関10の排気マニホルド及び排気導管18を介して
大気中に排出される。
電磁燃料噴射器12は、内燃機関10の吸気マニホルド
内の従来の圧力センサにより測定されるマニホルド絶対
圧力(MAP)及び従来の点火配電器により供給される
パルスから測定される機関回転数を含む機関動作パラメ
ータに応答して理論混合比のような所望の空燃比を維持
するために機関制御モジュール14により制御される。
機関回転数値及びMAP値は内燃機関10への空気の流
れの質量流量を求めるために利用され、その質量流量か
ら、所望の空燃比を得るための必要燃料量が決定される
。この空気流量測定方式は一般に速度−密度方式と呼ば
れ、燃料供給装置は速度−密度式燃料供給装置と呼ばれ
ることが多い。
機関制御モジュール14は所望の空燃比を厳密に維持す
るために内燃機関10に供給される可燃性混合気の空燃
比の閉ループ調整を実行する。これは内燃機関10の排
気流れの中に配置される従来の酸素センサにより行なわ
れる。この酸素センサは排気ガスの酸素減少(リッチ/
リーン〕状態を検出し、内燃機関に供給される可燃性混
合気の空燃比の所望の空燃比の値に対するリッチ又はリ
ーン状態を示す信号を機関制御モジュール14に供給す
る。
機関制御モジュール14により実行される閉ループ調整
は従来の比例項及び積分項から成る(先に簡単に説明し
た通り)。この形態の閉ループ制御システムは従来より
知られているので、ここでは詳細に説明しない。
内燃機関10は排気ガス放出を制御するための排気ガス
再循環(EGR)装置をさらに含む。排気ガス再循環は
前述の米国特許矛4.364,368号に記載されるも
ののように背圧制御される従来のEGR弁20により得
られる。
一般に、EGR弁20は吸気マニホルドから空気圧導管
22を介して真空制御信号を受取り、排気ガスは導管2
4を介してEGR弁に送られる。再循環される排気ガス
はEGR弁20から導管26を介して吸気マニホルドに
供給される。ノーマリオープン弁である電磁弁28は空
気圧導管22に配置され、機関制御モジュール14によ
り励磁されたとき、EGR弁20への真空制御信号入力
を阻止するように動作する。電磁弁32(ノーマリクロ
ーズ弁)を含む導管30は、電磁弁32が機関制御モジ
ュール14により励磁されたとき、EGR弁20への真
空制御信号入力を大気に結合する。電磁弁28及び32
を励磁することにより、機関制御モジュール14は導管
24及び26を介する排気ガス再循環を阻止するように
EGR弁20をディスエーブルする。EGR弁20、空
気圧導管22、導管24.26.30及び電磁弁28.
32は排気ガス再循環装置を規定する。
機関制御モジュール14は従来の機関冷却液温度センサ
及び従来の絞り位置センサからの入力をさらに受取る。
牙2図に関して説明する。この場合、機関制御モジュー
ル14はデジタルコンピュータの形態をとっている。デ
ジタルコンピュータは標準的な形態であり、読出し専用
記憶装置(ROM)に永久的に記憶された動作プログラ
ムを実行する中央処理装置(CPU)を含む。
ROMは、内燃機関10の必要燃料量を決定するとき及
び本発明の排気ガス再循環診断ルーチン(矛4図)を実
行するために利用されるテーブル及び定数をさらに記憶
している。CPUの内部には従来のカウンタ、レジスタ
、アキュムレータ、フラグフリップフロップなどが高周
波クロック信号を供給するクロックと共に含まれる。
デジタルコンピュータは、データをROMに記憶されて
いるプログラムに従って決定される様々なアドレス場所
に一時的に記憶し、そこからデータを読出すことができ
るランダムアクセス記憶装置(RAM)をさらに含む。
電源制御装置(PCU)は自動車のバッテリーから点火
スイッチを介して電圧を受取り、機関制御モジュール1
4内の様々な演算回路に調整電力を供給する。
入出力回路(110)は、従来の方法でスパークタイミ
ングを限定するように電子スパークタイミング(EST
)信号を点火配電器に供給するため及び電磁燃料噴射器
12の開放時間を制御するための時限制御パルスをドラ
イバ回路34に供給するためにCPUにより独立して制
御される複数の出力カウンタ部を含む。
Iloは、矛1図の電磁弁2B及び32を制御するドラ
イバ回路36へ指令パルスを発生する両安定回路からの
出力ポートと、点火配電器からのパルス出力を受取り、
各機関サイクルの中でシリンダごとに1つのパルスを発
生する入力カウンタ部とをさらに含む。点火配電器から
のパルスは機関回転数を求めるために使用される他に、
電磁燃料噴射器12の動作を開始するために使用されて
も良い。
機関制御モジュール14は、アナログ信号の測定を実行
するアナログ/デジタル装置(ADU)をさらに含む。
この実施例においては、アナログ信号をiマニホルド絶
対圧力(MAP)信号と、絞り位置信号と、機関冷却液
温度信号と、酸素センサからの空燃比信号とを含む。ア
ナログ信号はそれぞれサンプリングされ、CPHの制御
の下に変換され、RAMのROM指定記憶場所に記憶さ
れる。
自動車の点火スイッチの操作などにより機関制御モジュ
ール14に最初に電力が印加されたとき、デジタルコン
ピュータ内のプログラムは開始され、その後、システム
を初期設定する。このシステム初期設定ステップの間、
ROMに記憶されている初期値はRAM +7’) R
OM指定記憶場所に入力され、カウンタ、フラグ及びタ
イマは初期設定される。その後、プログラムはたとえば
100ミリ秒の間隔で連続して実行される背景ループに
進み、その間に本発明のEGR診断ルーチンを含む診断
ルーチンが実行される。この背景ループはたとえば10
ミリ秒の間隔で周期的に中断され、中断後、燃料制御ル
ーチンなどの機能制御のために何らかのプログラムが実
行される。
牙3図のフローチャートは、所望の空燃比、好ましい実
施例においては、排気流れの中に通常は配置される三方
触媒コンバータの転化効率を最大にする理論混合比を得
るために電磁燃料噴射器12に印加されるべき必要パル
ス幅を決定する際のデジタルコンピュータの全般的動作
を示す。この動作は燃料制御ルーチンとして知られてい
る。
背景ループが中断されるたびにそれに絖いて実行される
矛3図の燃料制御ルーチンはポイント38から入り、ス
テップ40へ進む。
ステップ40においてはマニホルド絶対圧力、空燃比、
絞り位置、機関冷却液温度及び機関回転数がADU及び
Iloを介して決定され、RA M (h ROM指定
記憶場所に記憶される。その後、プログラムはステップ
42へ進み、所望の空燃比を得るための基本燃料パルス
幅が計算される。この計算は空気流量測定の速度−密度
方法により求められた内燃機関10への空気流量に基づ
いている。
プログラムは次に判定ポイント44へ進み、RAMのR
OM指定記憶場所におけるフリーズビットの状態が検出
される。フリーズビットについては才4図の排気ガス再
循環診断ルーチンに1関して以下に説明する。このフリ
ーズビットはEGR診断ルーチンの中の、排気ガス再循
環がディスエーブルされる期間にセットされる。フリー
ズビットがセットされておらず、排気ガス再循環装置の
イネーブル状態が指示されると、プログラムはステップ
46へ進ミ。
ステップ42で決定された基本燃料パルス幅はEGR弁
20を介して内燃機関10に再循環される排気ガスに関
して開ループ補償される。
しかしながら、フリーズビットがセットされており、排
気ガス再循環装置がEGR診断ルーチンを介してディス
エーブルされたことが指示されれば、プログラムはステ
ップ46をバイパスする。
ステップ46から、又はステップ46をバイパスすべき
場合は判定ポイント44から、プログラムはステップ4
8へ進み、閉ループ調整が決定される。この閉ループ調
整は酸素センサからの検出空燃比に応答して所望の空燃
比を達成する方向に燃料パルス幅(ステップ42又は4
6で決定された)に対して行なわれるべき調整である。
この閉ループ調整は積分項を含み、その値はステップ4
2及び46の演算により設定された空燃比の誤差に基づ
いている。
次にプログラムはステップ5oへ進み、ステップ48で
決定された閉ループ調整量がステップ46(又はステッ
プ46をバイパスすべき場合はステップ42)で決定さ
れた燃料パルス幅と合計されて、所望の空燃比を得るた
めの結果燃料パルス幅が決定される。プログラムはステ
ップ50の後にポイント52でこのルーチンを終了する
。決定された燃料パルス幅は従来のように内燃機関10
に燃料を供給するためにパルスが点火配電器から受信さ
れたときに電磁燃料噴射器12に送られる。
矛4図には、機関制御モジュール14のデジタルコンピ
ュータの背景ループの間に100ミリ秒の間隔で実行さ
れるFiGR診断ルーチンが示されている。EGR診断
ルーチンはポイント54から開始され、次に判定ポイン
ト56へ進み、EGR診断ルーチンが先にEGR装置を
試験したか否か及び機関制御モジュール14のデジタル
コンピュータが電力印加時に最終的に効期設定されたた
めにEGR装置の動作を正常であると判定したか否かが
決定される。
これは、システム効期設定時にリセットされ、EGR装
置が必要な動作基準をパスしたことをEGR診断ルーチ
ンが指示した場合にはセットされるRAM記憶場所にあ
る試験パスビットをサンプリングすることにより実行さ
れる。この試験パスビットがリセット状態にあり、EG
R装置がEGR試験基準をまだパスしていないことが指
示されれば、プログラムは判定ポイント58へ進み、い
(つかの機関動作条件がEGR装置が内燃機関10の吸
気マニホルドへ排気ガスを再循環すべきであることを表
わすそれぞれの範囲値の中にあるか否かを判定する。そ
れらの動作条件は機関冷却液温度、絞り位置、マニホル
ド絶対圧力及び機関回転数を含んでいても良い。
全ての条件がそれぞれの範囲値の中にあれば、プログラ
ムは判定ポイント60へ進み、燃料が内燃機関10の排
気系統の酸素センサに応答して閉ループ調整されている
か否かを判定する。たとえば、公知の閉ループ制御シス
テムにおいては、機関起動を含むいくつかの機関動作状
態の間は燃料の閉ループ調整をディスエーブルするのが
普通である。
燃料が閉ループ調整されている場合、プログラムは判定
ポイント62へ進み、RAMのタイミングレジスタAの
値が校正定数T1と比較される。校正定数で1は内燃機
関10がEGR装置の試験前の定常状態機関動作を表わ
す同じ動作点で動作し続けるために必要な時間を表わす
。定常状態動作時間がT、と等しくなければ、プログラ
ムは判定ポイント64へ進み、タイミングレジスタAの
時間がゼロであるか否かが判定される。タイミングレジ
スタAの時間がゼロであれば、プログラムはステップ6
6へ進み、内燃機関10の動作点力RAMに記憶される
。動作点はマニホルド絶対圧力又は絞り角度のいずれか
一方により表わされるような機関回転数及び機関負荷の
値により表わされても良い。
ステップ66の後、又はタイミングレジスタAの時間が
ゼロより大きい場合はステップ64の後、プログラムは
ステップ68へ進み、タイミングレジスタAは増分され
る。その後、プログラムは牙4図のEGR診断ルーチン
を終了する。判定ポイント56から60の条件が変化し
ないとすれば、判定ポイント62における検出の結果、
タイミングレジスタ人の時間がT1と等しくなるまで、
上述のステップが繰返される。その後、プログラムは判
定ポイント62から判定ポイント70へ進み、矛3図の
ステップ40において最後に検出された機関回転数及び
機関負荷の値により表わされる現在機関動作点がステッ
プ66で記憶された動作点と比較される。動作点が同じ
であれば、内燃機関10はその機関動作点において積分
項が空燃比を所望の空燃比に調整するのて十分であり且
つそのような条件が依然として存在するのに十分な期間
だけ安定状態で動作していたことになる。従って、T、
はステップ66と判定ポイント70との間に遅延を生じ
させる機能を有する。
機関動作点が同じままであったとすれば、プログラムは
判定ポイントγ2へ進み、RAMのタイミングレジスタ
Bの時間がゼロと比較される。時間がゼロであれば、プ
ログラムはEGR装置の試験を開始するためにステップ
74へ進む。このステップ74において、牙3図のステ
ップ48で利用された積分項の利得は値に1から値に2
に増加され(それにより、空燃比を所望の空燃比に調整
する際の機関制御モジュール14の時間応答を短縮する
);現在積分項の値はRAMのROM指定記憶場所に記
憶され;矛1図の電磁弁28及び32は排気ガス再循環
装置をディスエーブルするために励磁され;牙3図の判
定ポイント44における前述のフリーズビットは″試験
が進行中であることを指示するためにセットされ;且つ
点火配電器に供給される電子スパークタイミング信号は
、排気ガス再循環装置がディスエーブルされることによ
り起こると考えられるノッキングを阻止するためにスパ
ークを遅延させるように調整される。
ステップ74からプログラムはステップ76へ進み、タ
イミングレジスタBが増分される。その後、タイミング
レジスタBがリセットされるまで、プログラムは判定ポ
イント72からステップ74をバイパスしてステップ7
6へ直接進む。
ステップ76からプログラムは判定ポイントγ8へ進み
、タイミングレジスタBの時間が校正定数T2と比較さ
れる。校正定数T2は、ステップ74において吸気マニ
ホルドに再循環された排気ガスの終了後に積分項が空燃
比を所望の空燃比に再び調整するのに十分な時間間隔で
ある。タイミングレジスタBに記憶された時間がT2の
値に達していなければ、プログラムはEGR診断ルーチ
ンを終了する。
タイミングレジスタBが1’ 4図のEGR診断ルーチ
ンの反復実行によりT2の値まで増分されたとき、プロ
グラムは判定ポイント78から判定ポイント80へ進み
、積分項の値(排気ガス再循環の休止だ応答して空燃比
を所望の空燃比に調整するために必要な値)かで2の開
始時にステップγ4で記憶された積分項の値と比較され
る。その差はステップ74でディスエーブルされる以前
に内燃機関10に再循環されている排気ガスの量を表わ
す。差が校正値Eと等しいか又はEより太きいとき、そ
れはステップ74の前に内燃機関10に排気ガスが正常
に再循環されたことを表わす。差が校正値E以上である
場合、プログラムはステップ86へ進み、排気ガス再循
環装置が診断試験にパスしたことを指示する試験パスビ
ットがセットされる。このステップ86においては、誤
動作コードビットもリセットされる。
プログラムは次にステップ84へ進ミ、機関制御モジュ
ール14は内燃機関10の通常動作のためにスパーク遅
延要求をクリアし;フリーズピットをリセットし;矛1
図の電磁弁28及び32を非作動状態とすることにより
再びEGRをイネーブルし;積分項をステップ74で記
憶された値にセットし;積分項の利得を値に、に戻すこ
とにより初期状態に戻される。次にプログラムはEGR
診断ルーチンを終了する。
判定ポイント80において、積分項の値の差が校正値E
より小さいことが判定されると、ステップ74の前にE
GR装置により内燃機関10に再循環された排気ガスは
不適切であったことになり、これはEGR装置の誤動作
を表わす。プログラムは次にステップ82へ進み、RA
Mの誤動作コードピットがセットされ、試験パスピット
は試験不合格を指示するためにリセットされる。このス
テップで自動車の運転者に対してIloを介して警報が
与えられても良い。次に、プログラムは機関制御モジュ
ール14を前述のように通常動作状態のための初期状態
に戻すためにステップ84へ進ム。
EGR診断ルーチンの反復実行中、判定ポイント62で
決定される校正定数T1又は判定ポイントT8で決定さ
れる校正定数T2が経過し終わる前の任意の時点で、判
定ポイント58.60及び70の基準のいずれかに適合
しない場合には、ステップ88においてタイミングレジ
スタA及びBをリセットすることによりEGR装置の試
験が再開される。タイミングレジスタA及びBがステッ
プ88でリセットされると、プログラムはステップ90
へ進み、RAMのスリーズビットがサンプリングされる
。試験は開始されたが、試験を終了させるい(つかの基
準が発生したことを指示するセット状態にあれば、プロ
グラムは前述のように機関制御モジュール14を再び初
期設定するためにステップ84へ進む。しかしながら、
フリーズピットがリセットされてぃれば、プログラムは
ルーチンを終了する。
【図面の簡単な説明】
矛1図は、排気ガス再循環装置を含む内燃機関及び関連
装置を示す図、 牙2図は、本発明の原理に従って排気ガス再循環装置の
動作を診断するように動作する矛1図の機関制御モジュ
ールの図、及び牙3図及び矛4図は、排気ガス再循環装
置の動作を診断する際の機関制御モジュールの動作を示
す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、燃料供給装置(12)を有する内燃機関(10)の
    排気ガス再循環装置(20〜32)の動作を内燃機関に
    供給される可燃性混合気の空燃比の閉ループ調整によつ
    て診断する方法において、 排気ガス再循環装置をデイスエーブルする過程と;排気
    ガス再循環装置がデイスエーブルされた後、所定の期間
    にわたり空燃比の閉ループ調整の積分項の変化を決定す
    る過程と;積分項の変化が校正値(E)より小さい場合
    に排気ガス再循環装置の誤動作を指示する過程とを特徴
    とする方法。 2、空気と燃料の可燃性混合気を燃焼のために内燃機関
    のシリンダの中に取入れる吸気マニホルドと、シリンダ
    から排気ガスが排出される排気マニホルドとを有する内
    燃機関(10)の排気ガス再循環装置(20〜32)の
    動作を診断する装置であつて、排気ガスの一部を排気マ
    ニホルドから吸気マニホルドへ再循環する排気ガス再循
    環装置と;内燃機関の回転数及び吸気マニホルドの圧力
    に応答して、シリンダに取入れられる可燃性混合気の所
    望の空燃比を得るように決定された量の燃料を吸気マニ
    ホルドに供給する燃料供給装置(12)と;所望の空燃
    比を設定するように燃料供給装置により吸気マニホルド
    に供給される燃料に対して閉ループ調整を実行する機関
    制御モジユール(14)とを有する装置において、 機関制御モジユールは排気ガス再循環装置の動作を試験
    し、排気ガス再循環装置をデイスエーブルするステツプ
    (74)と;排気ガス再循環装置がデイスエーブルされ
    た後、所定の期間にわたり吸気マニホルドに供給される
    燃料に対する閉ループ調整の積分項の変化を決定する判
    定ポイント(80)と;測定された積分項の変化が校正
    値(E)より小さいときに排気ガス再循環装置の誤動作
    を指示するステツプ(82)とを含むことを特徴とする
    装置。 3、特許請求の範囲第2項記載の装置において、 機関制御モジユール(14)は排気ガスの酸化−還元状
    態に応答して閉ループ調整を実行し;ステツプ(74)
    は時間Tの積分項の値を記憶し、時間Tで排気ガス再循
    環装置(20〜32)をデイスエーブルし;判定ポイン
    ト(80)は時間Tから、機関制御モジユールが空燃比
    の所望の空燃比に戻すために燃料供給装置により吸気マ
    ニホルドに供給される燃料を調整できる期間だけ離れた
    時間に積分項の値と、記憶されている積分項の値との差
    を決定することを特徴とする装置。
JP61210822A 1985-09-09 1986-09-09 排気ガス再循環用診断方法および装置 Pending JPS6260974A (ja)

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